JP2017175855A - 旋回駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で高速駆動が可能な旋回駆動装置を提供する。
【解決手段】旋回駆動装置の一例である監視カメラ10Aは、撮像装置510aと、撮像装置510aをチルト回転軸Tまわりに回転可能に軸支する支持体304aと、基台301aに配置され、パン回転軸Pまわりに回転する被駆動体120aを有するパン駆動用モータ100aと、基台301aに配置され、パン回転軸Pまわりに回転する被駆動体220aを有するチルト駆動用モータ200aと、被駆動体220aの回転駆動力をチルト回転軸Tまわりの回転出力に変換する回転筒402a及び転動体403aとを備える。被駆動体120aの回転駆動力によって撮像装置510aと支持体304aを一体的にパン回転軸Pまわりに回転させ、転動体403aの出力によって撮像装置510aをチルト回転軸Tまわりに回転させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動体と被駆動体とを加圧接触させ、振動体に励起させた振動によって振動体と被駆動体とを相対的に移動させる振動型アクチュエータを用いた旋回駆動装置に関する。
監視カメラ等では、撮像装置を互いに直交する2軸方向に回転させることができるように構成された旋回駆動装置(所謂、雲台装置)が用いられており、近年、雲台装置に対して、小型化と、撮像装置を駆動する際の駆動速度の高速化が強く求められている。このような要求に応えるために、撮像装置を水平方向(パン方向)と鉛直方向(チルト方向)の各方向に駆動するための2つの駆動源に振動型アクチュエータを使用した雲台装置が提案されている(特許文献1,2参照)。
特許第4058392号公報 特開2005−37724号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に記載された雲台装置では、パン方向駆動用の振動型アクチュエータによって駆動される回転ステージ上に、撮像装置とチルト方向駆動用の振動型アクチュエータが搭載された構造となっている。そのため、チルト方向駆動用モータの慣性がパン方向駆動用モータの回転負荷となることで、駆動性能が損なわれる。また、チルト用モータへの給電のための配線に、スリップリングが必要となることや配線が複雑化することから、雲台装置の小型化は容易ではない。
本発明は、小型で、高速駆動が可能な旋回駆動装置を提供することを目的とする。
本発明に係る旋回駆動装置は、基台と、第1の回転体と、前記第1の回転体を第1の軸の軸まわりに回転可能に軸支する第2の回転体と、前記基台に配置された第1の振動体および前記第1の振動体に励起した振動により前記第1の軸と直交する第2の軸の軸まわりに回転する第1の被駆動体を有する第1の振動型アクチュエータと、前記基台に配置された第2の振動体および前記第2の振動体に励起した振動により前記第2の軸の軸まわりに回転する第2の被駆動体を有する第2の振動型アクチュエータと、前記第2の被駆動体の回転駆動力を前記第1の軸の軸まわりの回転出力に変換する出力変換手段と、を備え、前記第1の被駆動体の回転駆動力によって前記第1の回転体と前記第2の回転体とを一体的に前記第2の軸の軸まわりに回転させ、前記出力変換手段の出力によって前記第1の回転体を前記第1の軸の軸まわりに回転させることを特徴とする。
本発明によれば、小型で高速駆動が可能な旋回駆動装置を実現することができる。
本発明の第1実施形態に係る監視カメラの全体構成を示す斜視図と、概略構造をその断面を表して示す斜視図である。 図1の監視カメラを構成するパン駆動用モータとチルト駆動用モータのそれぞれの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る監視カメラの全体構成を示す斜視図と、監視カメラの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る監視カメラの全体構成を示す斜視図と、監視カメラの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る監視カメラの全体構成を示す斜視図と、監視カメラの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る監視カメラの全体構成を示す斜視図と、監視カメラの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る旋回ステージの全体構成を示す斜視図と、旋回ステージの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明に係る旋回駆動装置として監視カメラを取り上げることとする。
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る監視カメラ10Aの全体構成を示す斜視図であり、図1(b)は監視カメラ10Aの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。監視カメラ10Aは、レンズ515aを通して被写体を撮像する撮像装置510a(第1の回転体)と、撮像装置510aを保持すると共に撮像装置510aの光軸の向きを変える雲台装置520aを備える。雲台装置520aは、撮像装置510aを互いに略直交する第1の軸と第2の軸のそれぞれの軸まわり(第1の軸と第2の軸のそれぞれの軸を中心軸として)に独立して回転させることが可能な構成となっている。以下、説明の便宜上、第1の軸をチルト方向(鉛直方向)の回転軸である「チルト回転軸T」と称呼し、第2の軸をパン方向(水平方向)の回転軸である「パン回転軸P」と称呼する。但し、チルト回転軸T及びパン回転軸Pの定義は、監視カメラ10Aが、パン回転軸Pが水平方向と略直交すると共にチルト回転軸Tが鉛直方向と略直交するように配置されることを必要とするものではない。また、パン回転軸Pとチルト回転軸Tとは略直交するが、これは、パン回転軸Pとチルト回転軸Tとが厳密に直交していることを必要としないことを指す。つまり、雲台装置520aを構成する各種部品の寸法精度や組み付け精度を考慮して、パン回転軸Pとチルト回転軸Tとは、直交しているとみなすことができればよい。
雲台装置520aは、第1の振動型アクチュエータ(以下「パン駆動用モータ」という)100a、第2の振動型アクチュエータ(以下「チルト駆動用モータ」という)200a、パン回転機構300a及びチルト回転機構400aを備える。パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aの構成の詳細については後述する。
パン回転機構300aは、基台301a、パン軸受302a、パン出力軸部材303a及び支持体304a(第2の回転体)を有する。基台301aは、パン駆動用モータ100aを固定(保持)するための部材であるが、雲台装置520aでは、チルト駆動用モータ200aを固定するための部材としても用いられている。パン出力軸部材303aは、基台301aにパン軸受302aによって軸支され、パン回転軸Pまわりに回転可能に配置されている。なお、パン軸受302aは、具体的には、玉軸受である。支持体304aはパン出力軸部材303aに固定されており、詳細は後述するが、パン駆動用モータ100aの駆動によってパン出力軸部材303aがパン回転軸Pまわりに回転することで、支持体304aをパン回転軸Pまわりに回転させることができる。
チルト回転機構400aは、回転筒軸受401a、回転筒402a、転動体403a、チルト出力軸部材404a及びチルト軸受405aを有する。回転筒402aは、リング状に形成されており、支持体304aの外周に設けられた回転筒軸受401aに軸支されている。よって、回転筒402aは、パン回転軸Pまわりに支持体304aに対する相対的な位置が変わるように回転可能となっている。チルト出力軸部材404aは、支持体304aの立壁部に設けられたチルト軸受405aに、チルト回転軸Tまわりに回転可能に軸支されている。撮像装置510aは、チルト出力軸部材404aに保持されている。転動体403aは、円板状の部材であり、チルト出力軸部材404aに固定されており、転動体403aの外周曲面は、回転筒402aの一方の長手方向端面である上端面に加圧接触している。なお、回転筒軸受401aとチルト軸受405aはそれぞれ、具体的には、玉軸受である。
詳細は後述するが、チルト駆動用モータ200aを駆動すると、回転筒402aがパン回転軸Pまわりに回転することにより、回転筒402aと摩擦接触している転動体403aがチルト回転軸Tまわりに回転する。これにより、撮像装置510aが、チルト回転軸Tまわりに回転する。つまり、チルト回転機構400aは、チルト駆動用モータ200aからのパン回転軸Pまわりの回転出力をチルト回転軸Tまわりの回転出力に変換することによって撮像装置510aをチルト回転軸Tまわりに回転させる出力変換手段である。なお、転動体403aと回転筒402aとの摩擦接触部は、潤滑油を用いたトラクションドライブ方式としてもよいし、潤滑油を用いない方式としてもよい。
図2(a)は、パン駆動用モータ100aの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。パン駆動用モータ100aは、振動体110a、被駆動体120a及び加圧ばね130aを有する。振動体110aは、弾性体111a、圧電素子112a及びフレキシブルプリント基板(不図示)を有する。被駆動体120aは、弾性体121a、制振ゴム122a及び加圧ばね受け部材123aを有する。
振動体110aは、全体的にリング状に形成されている。弾性体111aは、リング状の形状を有し、ステンレス鋼等の鉄系材料からなり、窒化処理等により耐摩耗性が高められている。電気−機械エネルギ変換素子である圧電素子112aは、リング状の形状を有し、弾性体111aの下面(基台301a側の面)に接合されている。フレキシブルプリント基板(不図示)は、圧電素子112aに駆動電圧である交流電圧を印加するために、圧電素子112aに接合されている。振動体110aは、弾性体111aの内径側に延出する延出部が基台301aに固定されることによって、基台301aに保持されている。
被駆動体120aは、全体的にリング状に形成されている。弾性体121aは、ステンレス鋼等の鉄系材料からなり、リング状の形状を有する。加圧ばね受け部材123aは、リング状の形状を有し、鉄系の金属材料からなる。リング状の制振ゴム122aは、弾性体121aと加圧ばね受け部材123aとの間に配置されている。加圧ばね130aは、平板リング状の形状を有する板ばねであり、その外周部は加圧ばね受け部材123aに接合されており、その内周部はパン出力軸部材303aに接合されている。加圧ばね130aが加圧ばね受け部材123aを弾性体121a側へ押圧することにより、弾性体121aと加圧ばね受け部材123aとが制振ゴム122aを介して連結されると共に、弾性体121aは弾性体111aの上面に加圧接触する。弾性体121aは、弾性体111aとの接触部に接触ばね部を備えており、弾性体111aに対して安定して接触することができる構造となっている。
圧電素子112aに交流信号を印加すると、振動体110aに予め設定されたm次の曲げモードでの振動の進行波が駆動振動として周方向に励起され、弾性体111aの上面に楕円運動が生じて弾性体121aが摩擦駆動される。これにより、弾性体121aは円周方向に回転し、制振ゴム122aを介して弾性体121aと連結された加圧ばね受け部材123aと加圧ばね130aが弾性体121aと一体的に回転することで、パン出力軸部材303aがパン回転軸Pまわりに回転する。つまり、パン駆動用モータ100aの出力は、パン出力軸部材303aの回転駆動力として外部に取り出される。
図2(b)は、チルト駆動用モータ200aの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。チルト駆動用モータ200aは、振動体210a、被駆動体220a及び加圧ばね230aを有する。振動体210aは、弾性体211a、圧電素子212a及びフレキシブルプリント基板(不図示)を有する。被駆動体220aは、弾性体221a、制振ゴム222a及び連結部材223aを有する。
チルト駆動用モータ200aは、全体的にリング状に形成されている。弾性体211aは、リング状の形状を有し、ステンレス鋼等の鉄系材料からなり、窒化処理等により耐摩耗性が高められている。電気−機械エネルギ変換素子である圧電素子212aは、リング状の形状を有し、弾性体211aの下面(基台301a(図1(b)参照)側の面)に接合されている。フレキシブルプリント基板(不図示)は、圧電素子212aに駆動電圧である交流電圧を印加するために、圧電素子212aに接合されている。振動体210aは、皿ばねである加圧ばね230aを介して基台301aに取り付けられている。
被駆動体220aは、全体的にリング状に形成されている。弾性体221aは、ステンレス鋼等の鉄系材料からなり、リング状の形状を有する。連結部材223aは、回転筒402aと接合されている。ここで、回転筒402aは、回転筒軸受401aを介して支持体304aと連結されて、パン回転軸P方向において所定位置に保持されているため、連結部材223aもパン回転軸P方向において所定位置に保持される。したがって、振動体210a(弾性体211a)は、皿ばねである加圧ばね230aによって弾性体221aに対して押圧される。こうして、加圧ばね230aによる付勢力によって、弾性体211aと弾性体221aとが加圧接触すると共に、制振ゴム222aが弾性体221aと連結部材223aとを連結する。弾性体221aには弾性体211aとの接触部に接触ばね部が設けられており、弾性体211aに対して安定して接触することができる構造となっている。
圧電素子212aに交流信号を印加すると、振動体210aに予め設定されたn次の曲げモードでの振動の進行波が駆動振動として周方向に励起され、弾性体211aの上面に楕円運動が生じて、弾性体221aが摩擦駆動される。これにより、弾性体221aが円周方向に回転し、制振ゴム222aを介して弾性体221aと連結された連結部材223aが弾性体221aと一体的に回転することで、連結部材223aと接合された回転筒402a(図1参照)がパン回転軸Pまわりに回転する。つまり、チルト駆動用モータ200aの出力は、回転筒402aの回転駆動力として外部に取り出される。
雲台装置520aでは、パン回転軸Pと、パン駆動用モータ100aの回転軸と、チルト駆動用モータ200aの回転軸とが略一致して、同一軸とみなせることが最も望ましい。これら3つの回転軸が略一致しているとは、3つの回転軸が、後述するように回転筒402a上を転動体403aが転動するときに転動体403aが回転筒402aから離れない範囲(位置関係)にあることを指す。
雲台装置520aでは、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aのそれぞれの振動体110a,210aは、基台301aに対して相対的に移動も回転もしない。そのため、振動体110a,210aのそれぞれのフレキシブルプリント基板も、基台301aに対して相対的に移動も回転もしない。よって、スリップリングを使用せずに振動体110a,210a(圧電素子112a,212a)への給電が可能になることで、給電のための配線を簡素化することができ、これにより雲台装置520aの小型化が可能となる。また、チルト駆動用モータ200aの内径側に同心円状にパン駆動用モータ100aが配置された構成とすることで、雲台装置520aの小型化が実現されている。なお、パン駆動用モータ100aでは、弾性体111aのそれぞれの上面(弾性体121aと接触する面)に、周方向に所定の間隔で凹凸が設けられている。これにより、弾性体111aの上面に、被駆動体120aを摩擦駆動するための楕円運動を効率的に励起することが可能になると共に、振動体110aの軽量化を図ることができる。このような効果は、弾性体111aと同様の構造を有する弾性体211aについても得ることができる。
次に、雲台装置520aを用いて、撮像装置510aを2軸回転させるための、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aの駆動方法について説明する。図1に示すパン回転軸Pとチルト回転軸Tについて示されている矢印方向を正方向とし、パン駆動用モータ100aの回転速度をNp[rpm]、チルト駆動用モータ200aの回転速度をNt[rpm]とする。
撮像装置510aを、パン回転軸Pまわりにのみ回転させるためには、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aを同じ方向に同じ回転速度で駆動させる(Np=Nt≠0[rpm])。これは、以下の理由による。すなわち、パン駆動用モータ100aを駆動すると、パン出力軸部材303aが回転し、パン出力軸部材303aに接合された支持体304aがパン回転軸Pまわりに回転する。このとき、チルト出力軸部材404aに転動体403aが固定されており、転動体403aは回転筒402aと加圧接触している。そのため、回転筒402aが不動であると、転動体403aと回転筒402aの接触部の摩擦力によって、例えば、支持体304aに対して転動体403aが回転し、あるいは転動体403aが回転筒402aに対して摩擦摺動しながら滑る等の問題が生じる。そこで、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aを同じ方向に同じ回転速度で駆動して、撮像装置510a、チルト回転機構400a及び支持体304aを一体的にパン回転軸Pまわりに回転させる。これにより、転動体403aと回転筒402aとの間に摩擦摺動を発生させることなく、また、転動体403aをチルト回転軸Tまわりに回転させることもなく、撮像装置510aをパン回転軸Pまわりにのみ回転させることができる。
このように、雲台装置520aでは、パン回転軸Pまわりに撮像装置510aを回転させる際に、チルト駆動用モータ200aの慣性がパン駆動用モータ100aの回転負荷にならない。また、雲台装置520aが撮像装置510aをパン回転軸Pまわりに回転させるために必要なトルクは、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aの出力トルクの和とすることができる。よって、1つのモータ(振動型アクチュエータ)でパン回転軸まわりの回転動作を実現する従来構造と比べて、大きなトルクを得ることができる。これらの理由から、雲台装置520aは、小型であっても撮像装置510aを高速で駆動することができる。
撮像装置510aを、チルト回転軸Tまわりにのみ回転させるためには、パン駆動用モータ100aを駆動せず(Np=0)、チルト駆動用モータ200aのみを駆動させる(Nt≠0)。パン駆動用モータ100aを駆動しないことで、支持体304aは回転せず、チルト駆動用モータ200aの出力により、上述の通り、回転筒402aがパン回転軸Pまわりに回転する。転動体403aは回転筒402aと加圧接触(摩擦接触)しているため、回転筒402aの回転にしたがって転動体403aが回転し、転動体403aの回転に伴ってチルト出力軸部材404aが回転する。こうして、チルト出力軸部材404aに保持された撮像装置510aを、転動体403a及びチルト出力軸部材404aと一体的にチルト回転軸Tまわりに回転させることができる。
撮像装置510aをチルト回転軸Tまわりにのみ回転させる際に支持体304aをパン回転軸Pまわりに回転させない方法の1つとして、パン駆動用モータ100aを駆動して、支持体304aの回転を制御する方法がある。また、別の方法として、パン駆動用モータ100aの無通電時の保持トルクを利用する方法が考えられ、この場合には、パン駆動用モータ100aにおいて振動体110aと被駆動体120aとの摩擦接触部が滑らないようにする必要がある。つまり、パン駆動用モータ100aの保持トルクは、チルト駆動用モータ200aの出力トルクよりも大きい必要があり、更に、チルト駆動用モータ200aの保持トルクよりも大きいことがより望ましい。
撮像装置510aをパン回転軸Pとチルト回転軸Tの2つの回転軸の軸まわりに同時に回転させるように雲台装置520aの駆動を制御することも可能である。この場合、撮像装置510aのパン回転軸Pまわりの回転をパン駆動用モータ100aの駆動によって行い、チルト回転軸Tまわりの回転をパン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aの回転速度の差分で行う。例えば、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aを共に正方向に駆動する場合に、“Np>Nt”であれば、転動体403aはチルト回転軸Tまわりの負の方向に回転する。一方、“Np<Nt”であれば転動体403aはチルト回転軸Tまわりの正の方向に回転する。撮像装置510aのチルト回転軸Tまわりの回転は、転動体403aのチルト回転軸Tまわりの回転に従う。
図3(a)は、本発明の第2実施形態に係る監視カメラ10Bの全体構成を示す斜視図であり、図3(b)は監視カメラ10Bの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。監視カメラ10Bにおいて、第1実施形態に係る監視カメラ10Aの構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。監視カメラ10Bは、第1実施形態に係る監視カメラ10Aが円板状の転動体403aを有するのに対して、扇形平板状の転動体403bを有する点で、監視カメラ10Aと相違する。チルト回転機構400bは、転動体403aに代えて転動体403bを有する点で、監視カメラ10Aを構成するチルト回転機構400aと異なる。
チルト回転機構400bにおいて、転動体403bは弧状の曲面で回転筒402aに対して加圧接触している。チルト駆動用モータ200aを駆動により、転動体403bは、チルト回転軸Tまわりに回転する。雲台装置520bでは、転動体403bが回転筒402aに対して転動可能な範囲(つまり、チルト回転軸Tまわりの回転角度の範囲)が制限される。しかし、転動体403aよりも転動体403bは小型化されているため、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aの駆動時における転動体403bに起因する慣性負荷を小さくすることができる。こうして、雲台装置520bでは、雲台装置520aに対して、更なる小型化と撮像装置510aの高速駆動が可能になる。
図4(a)は、本発明の第3実施形態に係る監視カメラ10Cの全体構成を示す斜視図であり、図4(b)は監視カメラ10Cの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。監視カメラ10Cにおいて、第1実施形態に係る監視カメラ10Aの構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。監視カメラ10Cは、監視カメラ10Aが1つの転動体403aを有するのに対して、複数の転動体(ここでは、第1の転動体403c−1及び第2の転動体403c−2)を有する点で、監視カメラ10Aと相違する。
監視カメラ10Cを構成する雲台装置520cは、パン駆動用モータ100a、チルト駆動用モータ200a、パン回転機構300c及びチルト回転機構400cを有する。チルト回転機構400cは、回転筒軸受401a、回転筒402a、第1の転動体403c−1、第2の転動体403c−2、チルト出力軸部材404c−1,404c−2及びチルト軸受405c−1,405c−2を有する。パン回転機構300cは、基台301a、パン軸受302a、パン出力軸部材303a及び支持体304cを有する。
チルト軸受405c−1,405c−2はそれぞれ、支持体304cに設けられており、チルト出力軸部材404c−1,404c−2を回転可能に支持している。第1の転動体403c−1及び第2の転動体403c−2はそれぞれ、チルト出力軸部材404c−1,404c−2に固定されている。よって、チルト駆動用モータ200aの駆動によって回転筒402aが回転すると、第1の転動体403c−1が回転筒402aと接触しながら転動する。第2の転動体403c−2は、第1の転動体403c−1と接触しており、第1の転動体403c−1の回転にしたがって回転する。撮像装置510aは、第2の転動体403c−2を支持するチルト出力軸部材404c−2に取り付けられているため、第2の転動体403c−2と一体的にチルト回転軸Tまわりに回転する。なお、チルト駆動用モータ200aの回転方向と撮像装置510aの回転方向との関係は、監視カメラ10Cでは、上述した監視カメラ10A,10Bとは逆になる。
雲台装置520cでは、第1の転動体403c−1及び第2の転動体403c−2の径の比を変更することにより、撮像装置510aをチルト回転軸Tまわりに回転させる際の駆動トルクと回転速度を変更することができる。つまり、チルト回転機構400cは、第1の転動体403c−1及び第2の転動体403c−2を有することにより、変速機構として機能する。また、雲台装置520cでは、撮像装置510aをパン回転軸Pまわりに360度回転させることを可能にしながら、第1の転動体403c−1及び第2の転動体403c−2を小型化することができる。よって、雲台装置520cでも、第2実施形態に係る雲台装置520bと同等の効果を得ることができる。なお、監視カメラ10Cでは、第1の転動体403c−1と第2の転動体403c−2の間の摩擦力を用いて動力を伝達する構成としたが、これに限定されず、歯車を用いた動力を伝達する構成又はベルトとプーリーを用いて動力を伝達する構成としてもよい。
図5(a)は、本発明の第4実施形態に係る監視カメラ10Dの全体構成を示す斜視図であり、図5(b)は監視カメラ10Dの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。監視カメラ10Dにおいて、第1実施形態に係る監視カメラ10Aの構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。監視カメラ10Dを構成する雲台装置520dは、パン駆動用モータ100a、チルト駆動用モータ200a、パン回転機構300a及びチルト回転機構400dを備える。チルト回転機構400dは、回転筒軸受401a、回転筒402a、転動体403a、チルト出力軸部材404d、第1のチルト軸受405d、空転体406d及び第2のチルト軸受407dを有する。
第1のチルト軸受405dは、監視カメラ10A〜10Cを構成するチルト軸受405aと実質的に同じである。円板状の空転体406dは、転動体403aとは形状や質量等が同等となるように構成されている。円板状の空転体406dは、パン回転軸Pに対して転動体403dと略対称となる位置に配置され、回転筒402aと接触しながら回転する。チルト駆動用モータ200aを駆動して回転筒402aをパン回転軸Pまわりに回転させると、空転体406dと転動体403aとでは、チルト回転軸Tまわりの回転方向は逆になる。よって、空転体406dのチルト回転軸Tまわりの回転が撮像装置510aに伝達されない構成となっている必要がある。そのために、空転体406dは、第2のチルト軸受407dを介してチルト出力軸部材404dに取り付けられており、これにより、空転体406dは、撮像装置510aとは、チルト回転軸Tまわりに独立して回転することができる。空転体406dを設けることによって、回転筒402aが転動体403a及び空転体406dから受ける加圧力が撮像装置510aに対して略対称となることで、転動体403dの動作を安定させることができる。
なお、空転体406dを設ける場合、空転体406dのチルト回転軸Tまわりの回転が撮像装置510aに伝達されない構成であればよいため、空転体406dが支持体304aに軸支される構成となっていてもよい。また、空転体406dが回転筒402aの上をチルト回転軸Tまわりに回転しながら転動する構成に限定されず、空転体406dがチルト回転軸Tに平行な軸の軸まわりに回転しながら回転筒402aの上を転動する構成となっていてもよい。
図6(a)は、本発明の第5実施形態に係る監視カメラ10Eの全体構成を示す斜視図であり、図6(b)は監視カメラ10Eの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。監視カメラ10Eにおいて、第4実施形態に係る監視カメラ10Dの構成要素と同じ構成要素については、同じ符号を付して説明を省略する。監視カメラ10Eは、監視カメラ10Dの回転筒軸受401a(玉軸受)を滑り軸受に変更したものである。したがって、監視カメラ10Eを構成する雲台装置520eは、パン駆動用モータ100a、チルト駆動用モータ200a、パン回転機構300e及びチルト回転機構400eを備える。パン回転機構300eは、基台301a、パン軸受302a、パン出力軸部材303a及び支持体304eを有する。チルト回転機構400eは、回転筒402e、転動体403a、チルト出力軸部材404d、第1のチルト軸受405d、空転体406d及び第2のチルト軸受407dを有する。
パン回転軸P方向において、振動体210aと被駆動体220aとを加圧接触させる加圧力と、回転筒402eと転動体403a及び空転体406dとを加圧接触させる加圧力とは、直列の関係で大きさが略等しく、第1のチルト軸受405dがこの加圧力を受ける。よって、雲台装置520eでは、各種部品の加圧構造と軸受構造を簡素化することができる。
図7(a)は、本発明の第6実施形態に係る旋回ステージ10Fの全体構成を示す斜視図であり、図7(b)は旋回ステージ10Fの概略構造をその断面を表して示す斜視図である。旋回ステージ10Fは、監視カメラ10Aの撮像装置510aをステージ610fに変更したものである。よって、旋回ステージ10Fの構成要素であって、第1実施形態に係る監視カメラ10Aの構成要素と同じものについては、同じ符号を付して説明を省略する。ステージ610fには、使用目的に応じて種々の部材や装置を取り付けることができる。また、旋回ステージ10Fは、顕微鏡等の観察装置において被観察物を載置するためのステージとして用いることができ、ロボットアームの関節ユニットとして用いることもできる。なお、チルト出力軸部材404aは、チルト回転軸T方向につながった1本の軸部材であってもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。更に、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aのそれぞれの振動体110a,210aをリング形状とし、所定の次数での曲げモードでの振動によって進行波を励起する構成について説明した。しかし、パン駆動用モータ100a及びチルト駆動用モータ200aとして用いられる振動型アクチュエータは、被駆動体120a,220aを回転駆動させることができれば、その構造に制限はない。例えば、平板状の弾性体の一方の面に2つの突起部が設けられ、他方の面に圧電素子が設けられた振動体をリング状の土台部材に、2つの突起部を結ぶ方向が接線方向となるように、所定数、配置したものを用いることができる。この振動体では、圧電素子に所定の交流電圧を印加することにより、2つの突起部を結ぶ方向と突起方向とを含む面内で突起部の先端に楕円運動を生じさせて、被駆動体を回転駆動することができる。
監視カメラ10Aでは、回転筒402aが回転筒軸受401aによって支持体304aに軸支される構成を示したが、この構成に限られず、回転筒402aが軸受により基台301aに軸支された構成となっていてもよい。また、回転筒軸受401a等の各種の軸受として玉軸受を用いた構成を示したが、これに限定されず、荷重の向きや大きさに応じて、適切な軸受を用いればよい。更に、チルト駆動用モータ200aからのパン回転軸Pまわりの回転出力を回転筒402a及び転動体403aによってチルト回転軸Tまわりの回転に変換する構成について説明した。しかし、このような構成に限定されず、回転軸を直交方向に変換する出力変換手段としては、例えば、傘歯車を用いたものやクラウン歯車とピニオンを用いたものの適用が可能である。
上記実施形態では、支持体304aをパン出力軸部材303aに直接に連結した構成としたが、これに限られず、支持体304aは弾性体221aと一体的に回転する構造となっていればよい。よって、例えば、支持体304aは、加圧ばね受け部材123aと連結されていてもよい。また、チルト駆動用モータ200aの内径側のスペースにパン駆動用モータ100aを同心円状に配置したが、これとは逆に配置となっていてもよい。すなわち、外径側の振動型アクチュエータをパン駆動用モータとし、内径側の振動型アクチュエータをチルト駆動用モータとしてもよい。また、パン駆動用モータ100aとチルト駆動用モータ200aの回転軸が略一致していれば、チルト駆動用モータ200aの内径側のスペースにパン駆動用モータ100aの全体が収まっていなくともよい。更に、パン駆動用モータ100aが、撮像装置510aを挟んで、チルト駆動用モータ200aの反対側に配置されていてもよい。
10A〜10E 監視カメラ
10F 旋回ステージ
100a パン駆動用モータ
110a,210a 振動体
120a,220a 被駆動体
200a チルト駆動用モータ
300a パン回転機構
301a 基台
304a 支持体
400a チルト回転機構
402a 回転筒
403a 転動体
510a 撮像装置
520a〜520e 雲台装置
610f ステージ

Claims (11)

  1. 基台と、
    第1の回転体と、
    前記第1の回転体を第1の軸の軸まわりに回転可能に軸支する第2の回転体と、
    前記基台に配置された第1の振動体および前記第1の振動体に励起した振動により前記第1の軸と直交する第2の軸の軸まわりに回転する第1の被駆動体を有する第1の振動型アクチュエータと、
    前記基台に配置された第2の振動体および前記第2の振動体に励起した振動により前記第2の軸の軸まわりに回転する第2の被駆動体を有する第2の振動型アクチュエータと、
    前記第2の被駆動体の回転駆動力を前記第1の軸の軸まわりの回転出力に変換する出力変換手段と、を備え、
    前記第1の被駆動体の回転駆動力によって前記第1の回転体と前記第2の回転体とを一体的に前記第2の軸の軸まわりに回転させ、前記出力変換手段の出力によって前記第1の回転体を前記第1の軸の軸まわりに回転させることを特徴とする旋回駆動装置。
  2. 前記第1の被駆動体と前記第2の被駆動体はそれぞれリング状の形状を有し、
    前記第1の振動体と前記第2の振動体はそれぞれリング状の形状を有し、
    前記第2の振動型アクチュエータの内径側のスペースに前記第1の振動型アクチュエータが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回駆動装置。
  3. 前記第1の被駆動体の回転駆動力を外部に取り出すための出力軸部材と、
    前記出力軸部材を前記第2の軸の軸まわりに回転可能に軸支するように前記基台に設けられた軸受と、を備え、
    前記第2の回転体は前記軸受に固定され、
    前記軸受が前記第1の被駆動体と連結されて前記第1の被駆動体の回転にしたがって前記第2の軸の軸まわりに回転することで、前記第2の回転体が前記第2の軸の軸まわりに回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回駆動装置。
  4. 前記出力変換手段は、
    前記第2の軸の軸まわりに回転可能に配置され、前記第2の被駆動体と連結されて前記第2の被駆動体の回転に伴って回転する回転筒と、
    前記第1の回転体と連結され、前記第1の軸の軸まわりに回転可能な転動体とを備え、
    前記転動体は、円板状あるいは扇形平板状の形状を有し、その外周曲面で前記回転筒の長手方向端面と摩擦接触し、前記回転筒の回転にしたがって前記第1の軸の軸まわりに回転することで前記第1の回転体を前記第1の軸の軸まわりに回転させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  5. 前記出力変換手段は、
    転動体と、
    前記第2の軸の軸まわりに回転可能に配置され、前記第2の被駆動体と連結されて前記第2の被駆動体の回転に伴って回転する回転筒と、を備え、
    前記転動体は、
    前記第1の軸と平行な軸の軸まわりに回転可能であり、前記回転筒の長手方向端面と摩擦接触する第1の転動体と、
    前記第1の回転体と連結され、前記第1の転動体の回転にしたがって前記第1の軸の軸まわりに回転する第2の転動体と、を有し、
    前記回転筒の回転にしたがって前記第1の転動体が回転することで前記第2の転動体が回転することにより、前記第1の回転体を前記第1の軸の軸まわりに回転させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  6. 前記第2の軸に対して前記転動体と対称となる位置に、前記回転筒の長手方向端面と摩擦接触するように配置され、前記回転筒の回転にしたがって前記第1の軸の軸まわりに空転する空転体を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の旋回駆動装置。
  7. 前記第2の軸の軸方向において、前記第2の振動体と前記第2の被駆動体とを加圧接触させる加圧力と、前記回転筒と前記転動体および前記空転体とを加圧接触させる加圧力とは、直列の関係にあることを特徴とする請求項6に記載の旋回駆動装置。
  8. 前記回転筒と前記第2の回転体とを独立して前記第2の軸の軸まわりに回転可能に連結する軸受を備えることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  9. 前記第1の振動型アクチュエータの無通電時の保持トルクは、前記第2の振動型アクチュエータの出力トルクよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  10. 前記第1の回転体は撮像装置であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
  11. 前記第1の回転体はステージであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の旋回駆動装置。
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