JP2012070547A - 回転駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】小形軽量で大きなトルクが得られるとともに耐久性に優れた回転駆動装置を提供する。
【解決手段】表面の一部に一対の第1対向面18を有しかつ回転軸線回りに回転可能な第1部材4と、一対の第1対向面に夫々離間して対向する一対の第2対向面28を有する第2部材6と、一対の第1対向面及び一対の第2対向面の中の一方の一対の対向面に夫々立設され、第1部材の回転方向に対し同方向に傾斜して一対の第1対向面及び一対の第2対向面の中の他方の一対の対向面の圧接しかつ弾性を有する複数の圧接弾性部材8と、第1部材を回転軸線回りに回転可能に支承し、第2部材の回転を規制して支持する基台10と、第2部材と基台との間に配置され、一対の第2対向面を互いに接近及び離間するように加振して互いに対向する第1対向面と第2対向面との離間距離を繰り返し微小変動させる加振手段12を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】表面の一部に一対の第1対向面18を有しかつ回転軸線回りに回転可能な第1部材4と、一対の第1対向面に夫々離間して対向する一対の第2対向面28を有する第2部材6と、一対の第1対向面及び一対の第2対向面の中の一方の一対の対向面に夫々立設され、第1部材の回転方向に対し同方向に傾斜して一対の第1対向面及び一対の第2対向面の中の他方の一対の対向面の圧接しかつ弾性を有する複数の圧接弾性部材8と、第1部材を回転軸線回りに回転可能に支承し、第2部材の回転を規制して支持する基台10と、第2部材と基台との間に配置され、一対の第2対向面を互いに接近及び離間するように加振して互いに対向する第1対向面と第2対向面との離間距離を繰り返し微小変動させる加振手段12を備えた。
【選択図】図1
Description
本発明はトルクを出力する回転駆動装置に関し、より詳細には、圧電体などの加振手段が発生する振動を利用してロータを回転させる回転駆動装置に関する。
電力を機械的動力に変換して出力する駆動装置として電磁力を利用するモータが一般的に用いられるが、電子機器や精密機械などに内蔵する駆動装置には特に小形化や位置制御の高精度化が必要とされる。このような小形化、高精度化への要求に応えて、電磁力によらず、超音波振動などを利用した別の駆動方式の駆動装置が実用化されている。
例えば、特許文献1に開示される超音波モータは、圧電体によって励振されて表面に進行波を発生する固定子と、固定子に当接されて相対的に可動する回転子とを有し、固定子及び回転子の少なくとも一方を弾性変形する薄板円板で支持している。そして、圧電体に高周波電圧を印加すると固定子には屈曲振動によって進行波が発生し、加圧接触している回転子が回転するようになっている。
また、特許文献2の超音波リードスクリューモータを含む機構には、ねじ付きシャフト及びねじ付きナットを含み、ねじ付きナットを超音波振動に供し、それによってねじ付きシャフト回転させながら軸方向に移動させる光学アセンブリが開示されている。また、超音波振動を発生させる手段として圧電管が開示されている。この発明の目的は、従来技術よりも実質的に高い効率を有し、かつ高い精度、大きな力及び速度を提供することとされている。
ところで、上記の2つの特許文献に開示された技術は、駆動力・推進力に制約が生じる点、及び、摩擦面の摩耗による耐久性の低下の点で問題点があった。特許文献1では、固定子と回転子とが対向する面で加圧接触しているが、加圧方向における圧電体の変形力は小さく、したがって小さな駆動力しか得られない。また、加圧接触している面が荒れると、性能が低下してしまう。特許文献2では、ねじ付きシャフト及びねじ付きナットが螺合面で擦れ合い摩擦力によりシャフトが回転するので、摩擦力以上の推進力は得られない。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、小形軽量で大きなトルクが得られるとともに耐久性に優れた回転駆動装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係る発明の構造上の特徴は、表面の一部に一対の第1対向面を有しかつ回転軸線回りに回転可能な第1部材と、前記一対の第1対向面に夫々離間して対向する一対の第2対向面を有する第2部材と、前記一対の第1対向面及び前記一対の第2対向面の中の一方の一対の対向面に夫々立設され、前記第1部材を回転される方向に傾斜して前記一対の第1対向面及び前記一対の第2対向面の中の他方の一対の対向面に圧接しかつ弾性を有する複数の圧接弾性部材と、前記第1部材を前記回転軸線回りに回転可能に支承し、前記第2部材の回転を規制して支持する基台と、前記第2部材と前記基台との間に配置され、前記一対の第2対向面を互いに接近及び離間するように加振して互いに対向する前記第1対向面と前記第2対向面との離間距離を繰り返し微小変動させる加振手段と、を備えたことである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記第1部材は、前記回転軸線と同軸の円筒外周面を有し、前記第1部材の前記一対の第1対向面は、前記加振手段による加振方向に直角な面によって、前記円筒外周面が2分割された一方側の円筒外周面及び他方側の円筒外周面であり、前記第2部材は、板状部材を円筒状に屈曲して形成され、前記回転軸線と同軸の円筒外周面を有するものであり、前記第2部材の前記一対の第2対向面は、前記加振手段による加振方向に直角な面によって、前記円筒内周面が2分割された一方側の円筒内周面及び他方側の円筒内周面であり、前記基台は、前記第2部材の前記板状部材を両端部で支持するものであり、前記加振手段は、前記板状部材の前記両端部に連結されるとともに前記回転軸線に対して直角な方向に加振することである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記第1部材の前記一対の第1対向面は、前記回転軸線に直交配置される円形平面又は環状平面であり、前記第2部材の前記一対の第2対向面は、前記回転軸線に直交配置される円形平面又は環状平面であり、前記加振手段は、前記基台と前記一対の第2対向面の間に配置されて前記一対の第2対向面を互いに接近及び離間するようにして前記第1部材の前記回転軸線方向に加振することである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記加振手段は圧電体であることである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至4のいずれか1項において、前記圧接弾性部材は、前記回転軸線方向又は半径方向に幅を有する板ばねであることである。
請求項6に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至5のいずれか1項において、前記圧接弾性部材は、弾性を有する細線からなる線状ばねであることである。
請求項7に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至6のいずれか1項において、前記圧接弾性部材が前記他方面に圧接する傾斜角度は、前記他方面上の圧接位置における接線に対して45°であることである。
請求項1に係る発明によると、基台に回転可能に支承され一対の第1対向面を有する第1部材が、第1の対向面に夫々対向する第2対向面を有する一対の第2部材の間に設けられ、第1対向面と第2対向面との間には、第1部材が回転される方向に傾斜する圧接弾性部材が配置されている。そのため、加振手段により一対の第2対向面を互いに接近及び離間するように加振すると、第2部材と第1部材の相対位置関係が繰り返して微小変動し、複数の圧接弾性部材も繰り返して微小弾性変形し、他方の対向面を傾斜角度の方向に押圧する駆動力が発生する。
このように、第2部材の間に配された第1部材を互いに接近離間する第2部材より圧接弾性部材を介して第2対向面の両側から圧接するので、第1部材には加振手段による押圧力が均等に負荷される。そのため、第1部材に偏った力が加わることなく高い回転精度で第1部材を回転させることができる。また、両側から押圧することで、片側から加振する場合と比較して2倍のトルクを生じることができる。
本発明は、駆動側と従動側とが面同士で摩擦接触する従来の駆動方式とは異なり、複数の圧接弾性部材の微小変位の繰り返しによりトルクを得る駆動方式を用いている。したがって、圧接弾性部材の数量や弾性強度を増加させることにより、小形軽量であっても大きなトルクを得ることができる。また、装置構成が簡単であること、常時摩擦接触する面がなく荒れなどの影響を受けにくいこと、などから耐久性に優れている。さらに、加振手段の加振周波数の制御により出力回転速度を自在に調整できて制御性が良好である。また、圧接弾性部材の数量や弾性強度を増減することによりトルクの大きさを調整でき、トルクの設計が簡易である。
請求項2に係る発明によると、回転軸線と同軸の円筒外周面を有する第1部材が、板状部材を円筒状に形成し円筒外周面に対向する一対の円筒内周面を有する第2部材の間に配置されている。そして、第1部材の円筒外周面と第2部材の円筒内周面の間には第1部材を回転させる方向に傾斜した圧接弾性部材が配されている。そのため、第2部材の両端部に連結した加振手段で板状部材の両端部を回転軸線に対して直角な方向に互いに接近及び離間するように加振すると、第2部材の円筒内周面と第1部材の円筒外周面の相対位置関係が繰り返して微小変動し、複数の圧接弾性部材も繰り返して微小変位し、第1部材の円筒外周面を回転する方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、複数の圧接弾性部材で同じ回転方向に揃っているので、第1部材は回転駆動されてトルクを出力する。
本発明は、円筒外周面を有する第1部材を、板状部材により円筒状に形成され円筒内周面を有する第2部材が囲むように配され、圧接弾性部材が円筒外周面と円筒内周面との間に配されるという簡素な構造で、板状部材の両端部を接近及び離間させるように加振するだけで確実に回転駆動するトルクを発生させることができる。そのため、回転駆動装置の小形軽量化をよりいっそう図ることができる。
請求項3に係る発明によると、回転軸線に直交配置される円形平面又は環状平面を有する第1部材が、回転軸線に直交配置され一対の円形平面又は環状平面を有する第2部材の間に配され、第1部材の円形平面又は環状平面と第2部材の円形平面又は環状平面との間には第1部材を回転させる方向に傾斜する圧接弾性部材が配置されている。そのため、前記第2部材を前記回転軸線方向に加振すると、第2部材の円形平面又は環状平面と第1部材の円形平面又は環状平面との相対位置関係が繰り返して微小変動し、複数の圧接弾性部材も繰り返して微小変位し、第1部材の円形平面又は環状平面を回転する方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、複数の圧接弾性部材で同じ回転方向に揃っているので、第1部材は回転駆動されてトルクを出力する。
本発明は、一対の第1対向面である円形平面又は環状平面を有する第1部材が、一対の第2対向面である円形平面又は環状平面を有する第2部材で挟まれるように配され、圧接弾性部材が第1対向面と第2対向面との間に配されるという簡素な構造で、第2部材を第1部材の回転軸方向に接近及び離間させるように加振するだけで確実に回転駆動するトルクを発生させることができる。そのため、回転駆動装置の小形軽量化をよりいっそう図ることができる。
請求項4に係る発明では、加振手段を圧電体としている。圧電体では、比較的周波数の低い領域から高い超音波領域までの振動を発生でき、回転速度の制御範囲が広い。
請求項5に係る発明では、圧接弾性部材を板ばねとしている。また、請求項6に係る発明では、圧接弾性部材を線状ばねとしている。板ばねや線状ばねを用いることで数量や弾性強度の設計変更が容易となってトルクの大きさを自在に調整でき、また、一般的な汎用の部材であるためコストも低廉になる。
請求項7に係る発明では、圧接弾性部材が円筒内周面及び円筒外周面の中の他方面に圧接する傾斜角度を45°としている。45°とすることにより、圧接弾性部材が加振の力・変位を回転方向に変換する効率が良く、回転トルク・回転数を最適に出力できる。
本発明の第1実施形態の回転駆動装置について、図を参考にして説明する。図1は、本発明の第1実施形態の回転駆動装置2を模式的に説明する正面図である。図示されるように、回転駆動装置2は、ロータ4、ステータ6、ゴム板ばね8、基台10、及び加振手段としての積層圧電体12などにより構成されている。
本実施形態のロータ4は、ゴム製で図2及び図3に示すように、後述するゴム板ばねと一体に形成されている。ロータ4は、例えばゴム製で第1部材に相当する内周側の部材であり、表面に対となる一方側の半円筒外周面14と他方側の半円筒外周面16とにより第1対向面としての円筒外周面18を備えるとともに、複数のゴム板ばね8が円筒外周面18に一体に突設されている。円筒外周面18は回転軸線TLと同軸に設けられている。ロータ4の中心部には軸孔20が形成され、軸孔20には出力軸22が相対移動不能に嵌合している。ロータ4と一体に回転する出力軸22には、図略の負荷を結合できる。ロータ4は後述するステータ6の円筒内周面に配置される。
ゴム板ばね8は、図3に示すように、回転軸線TL方向(図1の紙面表裏方向)に幅を有し、ロータ4の円筒外周面18から半径方向外向きに垂直に(図2において36枚)立設されている。ゴム板ばね8の半径方向の長さは、後述するステータ6の円筒内周面28の半径の長さからロータの円筒外周面の半径の長さを引き算した差分の長さよりも長く設けられている。これによって、ステータ2に組み込まれた場合に、ゴム板ばね8の先端部が、ステータ6の円筒内周面28に周方向に同方向に傾斜して圧接する。詳しくは円筒内周面28の圧接位置における接線に対して45°傾斜して圧接するようになっている。これらのゴム板ばね8は圧接弾性部材に相当する。
ステータ6は、第2部材に相当する外周側の部材であり、かつ回転駆動装置2の外枠になっている。ステータ6は板状部材を円筒状に屈曲して形成され、対となる一方側の半円筒内周面24と他方側の半円筒外内周面26とにより第2対向面としての円筒内周面28が設けられている。板状部材の円筒状に屈曲して接近した両端部には夫々ブラケット30が組み付けられている。これらのブラケット30は対向して設けられ、ブラケット30の間には加振手段としての積層圧電体12が回転軸線TLに対して直角な方向に加振可能に設けられている。
積層圧電体12は、PZT等の圧電材料により矩形薄板状に形成された圧電板が複数枚積層された構造となっている。積層圧電体12は電圧を印加することによって積層方向に伸長するようになっている。ステータ6の板状部材の両端部を水平方向に加振するようになっている。また、積層圧電体12は下部中央において基台10により加振可能に支持されている。
基台10は板状の剛体で構成され、積層圧電体を前述のように支持するとともに、ステータ6を振動可能にかつ回転を規制して支持する。基台10には図略の軸受が設けられており、軸受はロータ4の出力軸を回転自在に支承することで、ロータ4を回転軸線TL回りに回転可能に支承している。
次に、第1実施形態の回転駆動装置1の動作及び作用について説明する。図1の第1実施形態において、加振手段としての積層圧電体12に電圧を印加することにより積層圧電体12は変形し、ステータ2の両端部が広狭となるよう水平方向に加振する。すると、ステータ2の円筒内周面28が形成する円の内径が大小に繰り返し微小変形し、内径が小さくなったときにゴム板ばね8の先端を傾斜する方向に向かって押圧する。押圧されたゴム板ばね8は屈曲されて微小弾性変形し、ゴム板ばね8の先端は微小弾性変形の弾発力により瞬間的に円筒内周面28から跳ね上がり、微小変位して再度円筒内周面28を圧接する。この跳ね上がりと圧接の際に、円筒内周面28を傾斜方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、すべてのゴム板ばね8で同じ回転方向に揃っているので、その反力によりロータ4は図1の反時計回りに回転駆動される。これにより、ロータ4と一体の出力軸22が回転して負荷にトルクを出力する。また ゴム板ばね8が円筒内周面28に圧接する傾斜角度は45°であるので、大きな駆動力が得られ、効率的にトルクを出力できる。
積層圧電体12に印加する電圧を大きくすれば積層圧電体12の変形量も大きくなり、ステータ6の変形量も大きくなってロータ4の回転速度やトルクが大きくなる。また電圧の周波数を大きくすれば積層圧電体12の変形回数が増加し、ステータ6やゴム板ばね8の振動回数も増加して、ロータ4の回転速度が大きくなる。
上記のように構成された回転駆動装置2によると、ロータ4は一対の第1対向面としての円筒外周面18を有し、基台10に回転可能に支承され、ステータ6は円筒外周面18に対向する一対の円筒内周面を有し回転を規制して基台10に支持されるとともに基台10との間に積層圧電体12が配置される。また、複数のゴム板ばね8は、対向するロータ4の一対の円筒外周面18に立設されてステータ6の円筒内周面28に対し周方向に同方向に傾斜して圧接し、かつ弾性を有している。このため、積層圧電体12が一対のステータ6を互いに接近及び離間するように回転軸線TLに直角な方向から加振すると、ステータ6とロータ4の相対位置関係が繰り返して微小変動し、複数のゴム板ばね8も繰り返して微小変位し、ステータ6の円筒内周面28を傾斜角度の方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、複数のゴム板ばね8で同じ回転方向に揃っているので、ロータ4は回転駆動されてトルクを出力する。
このように、ステータ6の間に配されたロータ4を互いに接近及び離間する一対のステータ6の円筒外周面18によりゴム板ばね8を介して両側から圧接するので、ロータ4には積層圧電体12による押圧力が均等に負荷される。そのため、ロータ4に偏った力が加わることなく高い回転精度でロータ4を回転させることができる。また、両側から押圧するので、片側から加振する場合と比較して2倍のトルクを生じることができる。
本発明は、駆動側と従動側とが面同士で摩擦接触する従来の駆動方式とは異なり、複数のゴム板ばね8の微小変位の繰り返しによりトルクを得る駆動方式を用いている。したがって、ゴム板ばね8の数量や弾性強度を増加させることにより、小形軽量であっても大きなトルクを得ることができる。また、装置構成が簡単であること、常時摩擦接触する面がなく荒れなどの影響を受けにくいこと、などから耐久性に優れている。さらに、積層圧電体12の加振周波数の制御により出力回転速度を自在に調整できて制御性が良好である。また、ゴム板ばね8の数量や弾性強度を増減することによりトルクの大きさを調整でき、トルクの設計が簡易である。
次に、本発明の第2実施形態の回転駆動装置について、図を参考にして以下に説明する。
本実施形態の回転駆動装置42は、図4に示すように、加振手段が積層圧電体でなくバイモルフ44である点において第1の実施形態と相違する。
本実施形態の回転駆動装置42は、図4に示すように、加振手段が積層圧電体でなくバイモルフ44である点において第1の実施形態と相違する。
バイモルフ44は、例えば長さ方向に伸縮する圧電セラミックスの板を2枚接合し、一方が伸張すると他方が収縮するよう構成された短冊状の板部材としたもので、電圧を印加することにより収縮する側へ湾曲する。ステータ6の板状部材の両端部にはバイモルフ44の板部材の先端部が夫々湾曲する方向が対向するように設けられ、バイモルフ44板部材の基端部は基台10に相対移動を規制して固定されている。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態の回転駆動装置42は、バイモルフ44により大きな幅の加振を容易に行うことができ、低電圧下での制御が可能になるので、設備コストの低減や装置の小型軽量化を図ることができる。その他の作用効果は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態の回転駆動装置について、図を参考にして以下に説明する。
本実施形態の回転駆動装置52は、図5に示すように、ステータとして一対の平面(第2対向面)53を有する短冊状板材54が対向して立設されている。短冊状板材54の先端は自由端となっており、短冊状板材54の基端は積層圧電体12を挟持する状態で積層圧電体12に相対移動不能かつ加振自在に組み付けられている。対向する短冊状板材54の間には円筒外周面(一方側の半円筒外周面と他方側の半円筒外周面とを合わせたもの)58を有するロータ56が回転軸線TLを短冊状板材54と平行する方向に配置されている。この円筒外周面58が第1対向面に相当する。
短冊状板材54の対向する平面53には夫々複数枚(図5において4枚)の板ばね部材60が同方向に傾斜して突設されている。対向する板ばね部材60間では、それぞれ上下逆向きに傾斜させて設けられ、板ばね部材60の先端はロータ56の円筒外周面58に周方向に同方向に傾斜して圧接するようになっている。詳しくは円筒外周面58の圧接位置における接線に対して45°傾斜して圧接するようになっている。その他の構成は第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
本実施形態の回転駆動装置52は、図5に示すように、ステータとして一対の平面(第2対向面)53を有する短冊状板材54が対向して立設されている。短冊状板材54の先端は自由端となっており、短冊状板材54の基端は積層圧電体12を挟持する状態で積層圧電体12に相対移動不能かつ加振自在に組み付けられている。対向する短冊状板材54の間には円筒外周面(一方側の半円筒外周面と他方側の半円筒外周面とを合わせたもの)58を有するロータ56が回転軸線TLを短冊状板材54と平行する方向に配置されている。この円筒外周面58が第1対向面に相当する。
短冊状板材54の対向する平面53には夫々複数枚(図5において4枚)の板ばね部材60が同方向に傾斜して突設されている。対向する板ばね部材60間では、それぞれ上下逆向きに傾斜させて設けられ、板ばね部材60の先端はロータ56の円筒外周面58に周方向に同方向に傾斜して圧接するようになっている。詳しくは円筒外周面58の圧接位置における接線に対して45°傾斜して圧接するようになっている。その他の構成は第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
本実施形態の回転駆動装置は、短冊状板材(ステータ)54に突設された板ばね部材60の先端でロータ56の円筒外周面58を傾斜角度の方向に押圧する。このため、積層圧電体12が一対の短冊状板材54を互いに接近及び離間するように加振すると、ステータ54とロータ56の相対位置関係が繰り返して微小変動し、複数の板ばね部材60も繰り返して微小変位し、ロータ54の円筒外周面58を傾斜角度の方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、複数の板ばね部材60で同じ回転方向に揃っているので、ロータ56は回転駆動されてトルクを出力する。
その他の作用効果は第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
その他の作用効果は第1の実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本発明の第4実施形態の回転駆動装置について、図を参考にして以下に説明する。
本実施形態の回転駆動装置62は、図6及び図7に示すように、加振方向と回転軸線方向が一致している。
本実施形態の回転駆動装置62は、図6及び図7に示すように、加振方向と回転軸線方向が一致している。
ロータ64は円筒形外周面66とその両端に形成された円形平面68を有し、この両端の一対の円形平面68が第1対向面に相当する。ロータ64には円形平面68の中心を夫々貫通する回転軸69が設けられている。回転軸69は円形平面68と相対移動不能に規制されている。ステータ70は板状部材72が対向して設けられ、板状部材72はロータ64の回転軸線TLに直交配置されている。板状部材72には図略の軸受が対向して設けられ、軸受にはロータ64の回転軸69が回転自在かつ回転軸線方向の相対移動可能に支承されている。板状部材72はロータ64の第1対向面に対向する円形平面(第2対向面)74を夫々備えている。板状部材72の先端は自由端となっており、基端は図略のブラケットを介して積層圧電体12に相対移動不能かつ加振可能に組み付けられている。
積層圧電体12は中央下部において基台76に相対移動不能かつ加振自在に組み付けられている。また、この基台76によりステータ70は回転を規制されかつ加振可能に支持されている。
ロータ64の両端の円形平面68には、図6及び図7に示すように、複数(12枚)の板ばね部材78がロータ64の両端の円形平面68に回転方向に対し回転軸線方向に同方向に傾斜させて設けられている。板ばね部材78の先端はステータ70の円形平面74に45°で圧接している。この板ばね部材78は、例えば高弾性の金属製であり、ロータ64の円形平面68に同方向に傾斜した取付溝(図略)を複数設け、各取付溝に板ばね部材78を差し込んで接着剤等で固定することでロータ64に組み付ける。なお、本実施形態では円形平面としたが、環状平面でも良い。
次に、第4実施形態の回転駆動装置1の動作及び作用について説明する。図6の第4の実施形態において、加振手段としての積層圧電体12に電圧を印加することにより積層圧電体12は変形し、ステータ70の基端部が広狭となるよう水平方向に加振する。すると、ステータ70の対向する円形平面74の間が接近及び離間するように繰り返し変形し、間が接近したときにステータ70の円形平面74はロータ64の板ばね部材78の先端を傾斜する方向に向かって押圧する。押圧された板ばね部材78は屈曲されて微小弾性変形し、板ばね部材78の先端は微小弾性変形の弾発力により瞬間的に円形平面74から跳ね上がり、微小変位して再度円形平面74を圧接する。この跳ね上がりと圧接の際に、円形平面74を傾斜方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、すべての板ばね部材78で同じ回転方向に揃っているので、その反力によりロータ64は回転駆動される。これにより、ロータ64と一体の回転軸69が回転して負荷にトルクを出力する。他の作用効果は第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
上記のように構成された回転駆動装置62によると、ロータ64は回転軸線TLに直交配置される一対の円形平面68を有し、ステータ70は回転軸線TLに直交配置され円形平面68に対向する一対の円形平面74を有し、ロータ64の前記一対の円形平面68に立設された複数の板ばね部材78は、前記ロータ64の回転方向に対し回転軸線方向に同方向に傾斜してステータ70の一対の円形平面74に圧接する。そして、基台76によりロータ64は回転軸線回りに回転可能にかつ回転軸線方向に振動可能に支承され、基台76によりステータ70は回転を規制して支持され、積層圧電体12は基台76とステータ70の間に配置されている。そのため、前記ステータ70を回転軸線方向に加振すると、ステータ70の円形平面74とロータ64の円形平面68との相対位置関係が繰り返して微小変動し、複数の板ばね部材78も繰り返して微小変位し、ステータ70の円形平面74を傾斜角度の方向に押圧する駆動力が発生する。この駆動力は、複数の板ばね部材78で同じ回転方向に揃っているので、ロータ64は回転駆動されてトルクを出力する。
本発明は、一対の円形平面を有するロータ64が、一対の円形平面を有するステータ70で挟まれるように配され、板ばね部材78がロータ64の円形平面68とステータ70の円形平面74との間に配されるという簡素な構造とでき、対向する板状部材72をロータ64の回転軸方向に接近及び離間させるように加振するだけで確実に回転駆動するトルクを発生させることができる。そのため、回転駆動装置の小形軽量化をよりいっそう図ることができる。
なお、上記実施形態では圧接弾性部材を、板ばね部材、ゴム板ばね等の板状のものとしたが、これに限定されず、例えば図8に示すように、弾性を有する細線からなる金属製や樹脂製の線状ばね80でもよい。線状ばね80を用いることで数量や弾性強度の設計変更が容易となってトルクの大きさを自在に調整でき、また、一般的な汎用の部材であるためコストも低廉である。
また、外周側の第1部材と内周側の第2部材とは、ロータ及びステータの役割を交換することができる。つまり、実施形態とは逆に、外周側の第1部材をロータとして回転可能に支承し、内周側の第2部材をステータとして振動可能に回転を規制して支持し、内周側の第2部材を加振して外周側の第1部材からトルクを出力するように構成できる。
さらに、加振手段6の駆動源として積層圧電体やバイモルフ(圧電セラミックス)の他に、電流を流すことで歪みが生じる磁歪体や、電圧を印加すると内部電子が移動して歪みが発生する高分子樹脂などを用いることができる。本発明は、その他様々な応用が可能である。
2…回転駆動装置、4…第1部材(ロータ)、6…第2部材(ステータ)、8…圧接弾性部材(ゴム板ばね)、10…基台、12…加振手段(積層圧電体)、14…半円外周面、16…半円筒外周面、18…第1対向面(円筒外周面)、24…半円筒内周面、26…半円筒内周面、28…第2対向面(円筒内周面)、42…回転駆動装置、44…加振手段(バイモルフ)、52…回転駆動装置、53…第2対向面(平面)、54…第2部材(ステータ・短冊状板材)、56…第1部材(ロータ)、58…第1対向面(円筒外周面)、60…圧接弾性部材(板ばね部材)、62…回転駆動装置、64…第1部材(ロータ)、66…円筒外周面、68…第1対向面(円形平面)、70…第2部材(ステータ)、72…第2部材(板状部材)、74…第2対向面(円形平面)、76…基台、78…圧接弾性部材(板ばね部材)、80…圧接弾性部材(線状ばね)、TL…回転軸線。
Claims (7)
- 表面の一部に一対の第1対向面を有しかつ回転軸線回りに回転可能な第1部材と、
前記一対の第1対向面に夫々離間して対向する一対の第2対向面を有する第2部材と、
前記一対の第1対向面及び前記一対の第2対向面の中の一方の一対の対向面に夫々立設され、前記第1部材を回転される方向に傾斜して前記一対の第1対向面及び前記一対の第2対向面の中の他方の一対の対向面に圧接しかつ弾性を有する複数の圧接弾性部材と、
前記第1部材を前記回転軸線回りに回転可能に支承し、前記第2部材の回転を規制して支持する基台と、
前記第2部材と前記基台との間に配置され、前記一対の第2対向面を互いに接近及び離間するように加振して互いに対向する前記第1対向面と前記第2対向面との離間距離を繰り返し微小変動させる加振手段と、を備えたことを特徴とする回転駆動装置。 - 請求項1において、前記第1部材は、前記回転軸線と同軸の円筒外周面を有し、
前記第1部材の前記一対の第1対向面は、前記加振手段による加振方向に直角な面によって、前記円筒外周面が2分割された一方側の円筒外周面及び他方側の円筒外周面であり、
前記第2部材は、板状部材を円筒状に屈曲して形成され、前記回転軸線と同軸の円筒外周面を有するものであり、
前記第2部材の前記一対の第2対向面は、前記加振手段による加振方向に直角な面によって、前記円筒内周面が2分割された一方側の円筒内周面及び他方側の円筒内周面であり、
前記基台は、前記第2部材の前記板状部材を両端部で支持するものであり、
前記加振手段は、前記板状部材の前記両端部に連結されるとともに前記回転軸線に対して直角な方向に加振することを特徴とする回転駆動装置。 - 請求項1において、前記第1部材の前記一対の第1対向面は、前記回転軸線に直交配置される円形平面又は環状平面であり、
前記第2部材の前記一対の第2対向面は、前記回転軸線に直交配置される円形平面又は環状平面であり、
前記加振手段は、前記基台と前記一対の第2対向面の間に配置されて前記一対の第2対向面を互いに接近及び離間するようにして前記第1部材の前記回転軸線方向に加振することを特徴とする回転駆動装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、前記加振手段は圧電体であることを特徴とする回転駆動装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項において、前記圧接弾性部材は、前記回転軸線方向又は半径方向に幅を有する板ばねであることを特徴とする回転駆動装置。
- 請求項1乃至5のいずれか1項において、前記圧接弾性部材は、弾性を有する細線からなる線状ばねであることを特徴とする回転駆動装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項において、前記圧接弾性部材が前記他方面に圧接する傾斜角度は、前記他方面上の圧接位置における接線に対して45°であることを特徴とする回転駆動装置。
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