JP6053304B2 - 光電センサ - Google Patents
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Description
その他、広光芒の光学系を実現する方法として、例えばプリント配線板7を投光素子3と受光素子4とで別々に用意し、各素子をプリント配線板7上に実装して耐振性を高めつつ、各素子を広光芒になる位置に最適に配置する方法がある。
しかし、いずれの場合にも、プリント配線板7の設置スペースが大きくなる等、設計の自由度が低くなり、他の機種との部品の共用化の弊害となる。
図1は、本実施の形態1に係る光電センサ1の構成を示す断面図である。なお、図1において、先立って説明した図8と同一または相当の部分については同一の符号を付す。
以下では、説明の簡便化のため、図1に示す部品配置を例としたとき、投光素子3および受光素子4に対して検出領域Cの方向を前、プリント配線板7の方向を後ろ、受光素子4側を上、投光素子3側を下、図1の紙面奥行き方向を左右と称するが、本発明はこのような部品配置に限定されるものではなく、実際の構成に応じてこれらの方向も適宜変更しうることはいうまでも無い。
プリズム10が無い場合、投光素子3の投光領域Aは一点鎖線で囲まれた領域のみであり、検出領域Cでカバーできない領域が広い。これに対して、プリズム10を投光素子3の前方に設けた場合は、投光がプリズム10で反射することによって光芒が上側に大きく広がるため、図1に矢印で示すように投光領域Aが上側に拡大し、検出領域Cも検出領域C+Dへ拡大する。また、投光素子3の光芒は下側にはほとんど広がらないので、検出対象物が存在しない領域への無駄な投光を軽減でき、光を有効に利用できる。
プリズム11の、受光素子4を取り囲む複数の反射面11cのうち、筐体2外部側に位置する反射面11c−1を広く形成することにより、受光素子4の受光視野Bが下方向に広がり投光領域Aとの重複領域を拡大できる。なお、ここで言う筐体2外部側に位置するプリズム11の反射面11c−1とは、投光素子3と受光素子4とを一直線上に見たときに、受光素子4の奥側に位置する反射面11cのことである。
このように、筒状部10aのどの面を反射面10cとするかによって、検出領域Cを容易に所望の範囲に調節することが可能である。
図5(a)に示す変形例では、筒状部10aを、投光素子3から検出領域Cへ向かうにつれて広がるよう形成して、反射面10cを投光素子3から検出領域Cへ向かって広がるテーパ形状にしている。この場合は投光素子3の投光領域Aが拡大するので、検出領域Cも拡大する。反対に、図5(b)のように筒状部10aを投光素子3から検出領域Cに向くにつれて狭まるよう形成して、反射面10cを投光素子3側から検出領域C側へ向かって狭まるテーパ形状にしてもよい。この場合、投光素子3の投光領域Aが狭まるので、検出領域Cも狭まる。
このように、投光素子3の光軸に対する反射面10cの傾斜角度を変更することにより、検出領域Cを容易に所望の範囲に調節することが可能である。
また、筒状部10aの4面のうちの任意の面の形状のみを、図5または図6に示すように変形してもよい。また、受光素子4前方のプリズム11も同様に変更することにより、検出領域Cの範囲を調節可能である。
図7において、樹脂などで構成された反射部材20は、投光素子3の近傍に筒状部20aが形成され、この筒状部20aから検出領域側に向けて開口する漏斗状部20bが形成されている。そして、筒状部20aの内面に金属ミラーの反射面20cを形成し、鏡面反射を利用して投光素子3の光芒を調節する。この反射部材20は、筐体2または遮光部材5と一体に構成してもよい。同様に、受光素子4の前方に反射部材20を設置して、受光素子4の光芒を調節する。
あるいは、プリズム10,11の反射面10c,11cを、投光素子3と受光素子4が並ぶ仮想平面の表側(反射面10c−3,11c−3)、および裏側(反射面10c−4,11c−4)の少なくとも一方に形成してもよい。この場合にも、投光素子3の投光または検出領域Cで反射した光を有効に導くことができ、光の利用効率を高めることが可能となる。
あるいは、筒状部10a,11aの壁面を平面、テーパ面または曲面にすることでも、投光領域Aまたは受光視野Bを容易に調節でき、検出領域Cの範囲を容易に調節できる。
上記説明では反射部材を拡散反射型の光電センサに適用した例を示したが、リフレクタ型など他の光電センサに適用してもよい。
2 筐体
3 投光素子(出力部)
4 受光素子(入力部)
5 遮光部材
6 カバー
7 プリント配線板
8 出射口
9 入射口
10 プリズム(反射部材)
10a,11a,20a 筒状部
10b,11b,20b 漏斗状部
10c,11c,20c 反射面
11 プリズム(反射部材)
20 反射部材
A 投光領域
B 受光視野
C,D 検出領域
Claims (5)
- 検出領域に向けて光を発する出力部と、
前記出力部に並べて配置され、前記検出領域で反射した前記光を受光する入力部と、
前記出力部および前記入力部の前記検出領域対向側にそれぞれ配置された反射部材とを備え、
前記反射部材は、前記出力部または前記入力部から前記検出領域に向かう方向に形成された筒状部を有し、前記筒状部の内壁の全周は反射面で形成され、前記反射面により前記出力部の投光領域および前記入力部の受光視野が拡大されることを特徴とする光電センサ。 - 前記反射部材は、前記筒状部から前記検出領域側に向けて広がる漏斗状部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の光電センサ。
- 前記筒状部の前記壁面は、平面、テーパ面および曲面のうちのいずれかの形状であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光電センサ。
- 前記筒状部は角筒形状であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光電センサ。
- 前記出力部は投光素子を有し、
前記入力部は受光素子を有し、
前記反射部材はプリズムとしたことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の光電センサ。
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JP2012080169A JP6053304B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 光電センサ |
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JP2012080169A Active JP6053304B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | 光電センサ |
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