JP2016181372A - 車両用灯具 - Google Patents

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Takahiro Suzuki
崇弘 鈴木
陽介 伏屋
Yosuke Fushiya
陽介 伏屋
貴之 白井
Takayuki Shirai
貴之 白井
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Abstract

【課題】従来に比べて部品点数を低減させつつ、ハーフミラーによる点灯フィーリングを得る。【解決手段】車両用灯具1は、LED31と、LED31の前方に配置され、当該LED31から出射された光を前後方向と直交する方向へ広げつつ前方へ出射させる光学レンズ4と、光学レンズ4の前方に配置され、当該光学レンズ4から出射された光の一部を前方へ透過させつつ残りを後方へ反射させるハーフミラーレンズ5と、ハーフミラーレンズ5のレンズ部51の後方に配置され、当該レンズ部51で反射された光を当該レンズ部51に向けて前方へ反射させるリフレクタ2の反射面22aとを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、車両に搭載される車両用灯具に関し、特に、ハーフミラーを備える車両用灯具に関する。
従来、車両に搭載される車両用灯具として、いわゆるハーフミラーを備えるものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
この種の車両用灯具では、発光ダイオードなどの光源から前方へ出射された光が、ハーフミラーによってその一部が透過されつつ残りが後方へ反射され、このうち反射された光が反射部材によって再び前方のハーフミラーに向けて反射される。そして、これらが連続的に繰り返されることにより、光源からの直射光による実像とともに複数の虚像が形成された発光態様(点灯フィーリング)を得ることができる。
特開2005−142132号公報 特開2008−108729号公報
しかしながら、上記従来の車両用灯具では、光源に対応した点像しか得られないため、光源の点光りを抑えつつ当該灯具を広く面発光させるには多くの光源を配列させる必要が生じ、部品点数が増えてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、従来に比べて部品点数を低減させつつ、ハーフミラーによる点灯フィーリングを得ることができる車両用灯具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両用灯具であって、
光源と、
前記光源の前方に配置され、当該光源から出射された光を前後方向と直交する方向へ広げつつ前方へ出射させる光学レンズと、
前記光学レンズの前方に配置され、前記光学レンズから出射された光の一部を前方へ透過させつつ残りを後方へ反射させるハーフミラーレンズと、
前記ハーフミラーレンズの後方に配置され、当該ハーフミラーレンズで反射された光を当該ハーフミラーレンズに向けて前方へ反射させる反射面と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用灯具において、
前記光学レンズは、前記光源から出射された光を拡散させつつ前方へ出射させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の車両用灯具において、
前記光源は、正面視円形状に複数配列され、
前記光学レンズは、正面視円形状に形成され、複数の前記光源からの光をそれぞれ周方向に広げつつ前方へ出射させ、
前記反射面は、前記光学レンズの正面視内周側に設けられ、
前記ハーフミラーレンズは、前記光学レンズと前記反射面との前方に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車両用灯具において、
前記光学レンズは、
複数の前記光源に対応する複数の導光ブロックが周方向に連結された形状に形成され、
前記複数の導光ブロックの各々が、対応する前記光源からの光を周方向に広げつつ前方へ出射させることを特徴とする。
本発明によれば、光源から出射された光が、光学レンズによって前後方向と直交する方向へ広げられつつ前方へ出射された後に、ハーフミラーレンズによって一部が前方へ透過されつつ残りが後方へ反射され、このうち後方へ反射された光が、反射面によって再びハーフミラーレンズに向けて前方へ反射される。そして、これらが連続的に繰り返されることによって、光学レンズからの直射光による実像とともに複数の虚像が形成された点灯フィーリングを得ることができる。
これにより、光学レンズによって広げられた領域に亘ってハーフミラーレンズが面発光することとなるため、光源に対応した点像しか得られなかった従来に比べ、少ない光源数で広い領域を面発光させることができる。
したがって、従来に比べて部品点数を低減させつつ、ハーフミラーによる点灯フィーリングを得ることができる。
実施形態における車両用灯具の斜視図である。 実施形態における車両用灯具の分解斜視図である。 図1のIII−III線での車両用灯具の断面図である。 図1のIV−IV線での車両用灯具の断面図である。 実施形態における車両用灯具の発光態様を説明するための図である。 実施形態における車両用灯具の発光態様を説明するための図である。 実施形態の第一の変形例における車両用灯具の斜視図である。 図7のVIII−VIII線での車両用灯具の断面図である。 実施形態の第二の変形例における車両用灯具の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における車両用灯具1の斜視図であり、図2は、車両用灯具1の分解斜視図であり、図3及び図4は、図1のIII−III線及びIV−IV線での車両用灯具1の断面図である。
なお、以下の説明において、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、車両用灯具1から見た方向を意味するものとする。
車両用灯具1は、図示しない車両に搭載されるものであり、本実施形態では、車両後部に搭載されるテール&ストップランプである。
具体的には、図1〜図3に示すように、車両用灯具1は、リフレクタ2と、LED(発光ダイオード)ユニット3と、光学レンズ4と、ハーフミラーレンズ5とを備えており、これらが後方からこの順に組み合わされて構成されている。
このうち、リフレクタ2は、正面視矩形状の平板部21と、平板部21の中央から前方へ突出しつつ前面が閉塞された円筒状の突設部22とを有する形状に形成されている。
突設部22の前面は、後述するように、ハーフミラーレンズ5で反射された光をさらに反射させる反射面22aとなっている。この反射面22aは、中央に向かって前方へ緩やかに膨出する面状に形成されており、本実施形態では、最外周部での最大の傾斜角度(前後方向と直交する面に対する角度)αが約6°となっている。但し、この傾斜角度αは0°〜10°の範囲であればよく、つまり、反射面22aは平坦面であってもよい。
また、リフレクタ2は、LEDユニット3を支持する支持部材でもあり、そのための短筒状の外側支持部23及び内側支持部24が、平板部21の前面に突設されている。これら外側支持部23及び内側支持部24は、いずれも突設部22と同心状に設けられており、このうち外周側の外側支持部23の方が内周側の内側支持部24よりも高く形成されている。
LEDユニット3は、複数(本実施形態では8つ)のLED31が円環板状のLED基板32の前面内周側に実装されて構成されている。複数のLED31は、各発光面を前方に向けた状態で、LED基板32と同心の円周上に均等間隔で配列されている。LED基板32は、リフレクタ2の突設部22の外径よりもやや大きい内径と、リフレクタ2の外側支持部23の内径よりもやや小さい外径とを有する形状に形成されている。これにより、LEDユニット3は、LED基板32が突設部22と外側支持部23との間に嵌合しつつ当該LED基板32の後面が内側支持部24に当接した状態で、リフレクタ2に支持されている。
光学レンズ4は、略円筒状の導光部41と、この導光部41を支持する脚部42とを有している。
このうち、導光部41は、複数のLED31の配列円と略同径に形成され、突設部22よりも外周側であって当該突設部22の前半部よりもやや前側の位置に配置されている。具体的には、図4に示すように、導光部41は、複数のLED31に対応する複数の導光ブロック410が周方向に沿って一体的に連結された形状に形成されている。
各導光ブロック410は、径方向の厚さが略一定に形成されて、対応するLED31の前方に位置しており、その後部が、当該LED31からの光を内部に入射させる入光部となっている。当該後部は、後方へ突出する略裁頭円錐状に形成されており、その後端には、後方へ開口する凹部410aが設けられている。
凹部410aの底部には、後方へ膨出する凸面状(非球面)の第一入射面411が、LED31と対向する位置に設けられている。この第一入射面411は、その焦点付近にLED31が位置するように設けられており、LED31から前方へ出射されて当該第一入射面411に入射した光を、前後方向に略沿った平行光としつつ導光ブロック410内に入射させる。
凹部410aの内周面は、第二入射面412となっている。この第二入射面412は、LED31の前方周囲を覆うように第一入射面411の周縁部から後方へ立設された略裁頭円錐面であり、LED31から出射された光のうち第一入射面411よりも側方へ向かうものを導光ブロック410内に入射させる。
各導光ブロック410の後部(入光部)の外周面は、反射面413となっている。この反射面413は、第二入射面412の先端(後端)から前方へ向かって外側へ広がるように傾斜した略裁頭円錐面であり、第二入射面412から導光ブロック410内に入射した光を、前後方向に略沿うように内部反射させて前方への平行光とする。
また、各導光ブロック410の前面は、前方へ光を出射させる出射面414となっている。出射面414は、前後方向と直交する平面上に魚眼カット状の複数のレンズカットが形成されたレンズカット面となっており、隣接する他の導光ブロック410の出射面414と境目なく連なっている。この出射面414は、第一入射面411または反射面413から前方への光を、複数のレンズカットで拡散させつつ前方へ出射させる。
光学レンズ4の脚部42は、図2及び図3に示すように、前端に内周側への鍔を有する円筒状に形成されており、当該前端の鍔が導光部41の外周面と連結されている。この脚部42は、後端面がLED基板32の前面と当接しており、当該脚部42とリフレクタ2の内側支持部24とでLED基板32を前後方向に挟持することでLEDユニット3を固定している。
また、脚部42は、導光部41よりも後側まで延出しており、この延出長さ(前後方向の高さ)が導光部41(各導光ブロック410の入光部)とLED31との前後方向の距離や、リフレクタ2の反射面22aと導光部41の出射面414との前後方向の距離を規定するようになっている。
ハーフミラーレンズ5は、前後方向に略直交する板状のレンズ部51と、このレンズ部51の周縁から後方へ延出する略円筒状の側板部52とを有する形状に形成されている。
このうち、レンズ部51は、略均一肉厚の湾曲円板状に形成されて、リフレクタ2の反射面22a及び光学レンズ4の導光部41の前方に配置されている。このレンズ部51は、透過率と反射率とが略等しいビームスプリッタ―であり、後述するように、光学レンズ4の導光部41から前方へ出射された光の一部を透過させつつ残りを後方へ反射させる。
より詳しくは、レンズ部51は、反射光を内周側(正面視中央側)へ向けるように、中央に向かって前方へ緩やかに膨出する形状に形成されており、本実施形態では、最外周部での最大の傾斜角度(前後方向と直交する面に対する角度)βが約6°となっている。但し、この傾斜角度βは−10°〜10°の範囲であればよく、つまり、レンズ部51の前面が平坦面や凹面であってもよい。
側板部52は、後端面が光学レンズ4の脚部42の前面に当接しており、その前後方向の長さ(高さ)によりレンズ部51の前後方向の位置を規定しつつ、当該レンズ部51を支持している。具体的には、側板部52の前後方向の長さ等により、光学レンズ4の導光部41の出射面414とレンズ部51との前後方向の距離L1と、最外周部でのリフレクタ2の反射面22aとレンズ部51との前後方向の距離L2とが所定値に規定されるようになっている。
これら距離L1及び距離L2は、いずれも2mm〜30mmの範囲で設定されることが好ましく、約10mmであることがより好ましい。但し、距離L1が距離L2よりも長くなると、光学レンズ4の出射面414からの光がリフレクタ2(突設部22)の側面に遮られて光像の形成に支障をきたし得る。そのため、距離L1は距離L2と同等以下,すなわち、光学レンズ4の出射面414の前後方向位置がリフレクタ2の反射面22aの最外周部と同じか、それよりも前方であることが好ましく、本実施形態では、距離L1が距離L2よりも短く設定されている。
以上の構成を具備する車両用灯具1では、複数のLED31から前方へ出射された光が、光学レンズ4の導光部41(複数の導光ブロック410)によって周方向に広げられつつ前後方向に略沿った平行光とされて、当該導光部41の出射面414全面から拡散されつつ前方へ出射される。
光学レンズ4(導光部41)の出射面414から出射した光は、図5に示すように、ハーフミラーレンズ5のレンズ部51により、その一部が当該レンズ部51を透過して前方へ照射されるとともに、残りが後方へ反射される。このとき、レンズ部51で後方へ反射される光は、当該レンズ部51の傾斜角度(曲率)に応じて、内周側に向けて反射される。
レンズ部51で反射された光は、リフレクタ2の反射面22aによって再びレンズ部51に向けて前方へ反射される。このとき、反射面22aで前方へ反射される光は、当該反射面22aの傾斜角度(曲率)や入射角に応じて、さらに内周側に向けて反射される。この光は、ハーフミラーレンズ5のレンズ部51により、その一部が当該レンズ部51を透過して前方へ照射されるとともに、残りが後方へ反射される。
そして、同様にしてレンズ部51での透過・反射と反射面22aでの反射とが連続的に繰り返されることにより、図6に示すように、光学レンズ4(導光部41)の出射面414からの直射光によるリング状の実像の内周側に、同じくリング状の複数の虚像が奥行きをもって現れることとなる。こうして、ハーフミラーレンズ5のレンズ部51は、光学レンズ4からの直射光による発光部だけでなく、その内周側にまで亘って多重リング状に発光する。
また、複数の光像間のピッチや深さ(奥行き感)は、上述した傾斜角度α,βや距離L1,L2等を調整することにより変更可能となっている。
以上のように、本実施形態の車両用灯具1によれば、各LED31から出射された光が、光学レンズ4の導光部41によって前後方向と直交する周方向へ広げられつつ前方へ出射された後に、ハーフミラーレンズ5のレンズ部51によって一部が前方へ透過されつつ残りが後方へ反射され、このうち後方へ反射された光が、リフレクタ2の反射面22aによって再びハーフミラーレンズ5(レンズ部51)に向けて前方へ反射される。そして、これらが連続的に繰り返されることによって、光学レンズ4(導光部41)からの直射光による実像とともに複数の虚像が形成された発光態様(点灯フィーリング)を得ることができる。
これにより、光学レンズ4によって広げられた領域に亘ってハーフミラーレンズ5のレンズ部51が面発光することとなるため、光源に対応した点像しか得られなかった従来に比べ、少ない光源(LED31)数で広い領域を面発光させることができる。
したがって、従来に比べて部品点数を低減させつつ、ハーフミラーによる点灯フィーリングを得ることができる。
[第一の変形例]
続いて、上記実施形態の第一の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図7は、本変形例における車両用灯具1Aの斜視図であり、図8は、図7のVIII−VIII線での車両用灯具1Aの断面図である。
図7及び図8に示すように、車両用灯具1Aは、上記実施形態よりも少ない数(本変形例では4つ)のLED31によってリング状の面発光を実現する点において、上記実施形態における車両用灯具1と異なっている。
具体的に、車両用灯具1Aは、上記実施形態における光学レンズ4に代えて、複数のLED31の配列円と略同径に形成された正面視円形状の光学レンズ7を備えている。この光学レンズ7は、複数のLED31に対応する複数の導光ブロック70が周方向に沿って一体的に連結された形状に形成されており、上記実施形態における光学レンズ4の導光部41と同様に配置されている。
各導光ブロック70は、対応するLED31と対向する位置に設けられた入射面71と、入射面71の前方に設けられた一対の第一反射面72と、一対の第一反射面72の反射方向(光学レンズ7の周方向)にそれぞれ設けられた複数の第二反射面73と、複数の第二反射面73の前方に設けられた出射面74とを有している。
そして、当該各導光ブロック70では、LED31からの光が、入射面71によって前後方向に略沿った平行光とされつつ当該導光ブロック70内に入射した後に、一対の第一反射面72によって周方向の両側へ分岐されつつ反射され、複数の第二反射面73によって前方へさらに反射されて、出射面74から拡散されつつ前方へ出射される。
また、光学レンズ7の隣り合う2つの出射面74の間、つまり、一対の第一反射面72の前方と導光ブロック70間の連結部の前方には、目隠し用のブラケット8が配置されている。
以上の車両用灯具1Aによれば、上記実施形態における車両用灯具1よりもさらに少ない光源(LED31)数でリング状の面発光を実現することができる。
[第二の変形例]
続いて、上記実施形態の第二の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図9は、本変形例における車両用灯具1Bの断面図であって、上記第一の変形例の図8と同様の断面方向のものである。
図9に示すように、車両用灯具1Bは、上記第一の変形例よりもさら少ない数(本変形例では2つ)のLED31によってリング状の面発光を実現する点において、上記第一の変形例における車両用灯具1Aと異なっている。
具体的に、車両用灯具1Bは、上記実施形態における光学レンズ4に代えて、複数のLED31の配列円と略同径に形成された正面視円形状の光学レンズ9を備えている。この光学レンズ9は、複数のLED31に対応する複数の導光ブロック90が周方向に沿って一体的に連結された形状に形成されており、上記実施形態における光学レンズ4の導光部41と同様に配置されている。
各導光ブロック90は、対応するLED31と対向する位置に設けられた入射面91と、入射面91の前方に設けられた一対の第一反射面92と、一対の第一反射面92のうちの後半部の反射方向(光学レンズ9の周方向)にそれぞれ設けられた複数の第二反射面93と、一対の第一反射面92のうちの前半部の反射方向(光学レンズ9の周方向)であって複数の第二反射面93よりも一対の第一反射面92から遠い位置にそれぞれ設けられた複数の第三反射面94と、複数の第二反射面93及び複数の第三反射面94の前方に設けられた第一出射面95及び第二出射面96とを有している。
そして、当該各導光ブロック90では、LED31からの光が、入射面91によって前後方向に略沿った平行光とされつつ当該導光ブロック90内に入射した後に、一対の第一反射面92によって周方向の両側へ分岐されつつ反射され、複数の第二反射面93及び複数の第三反射面94によって前方へさらに反射されて、第一出射面95及び第二出射面96から拡散されつつ前方へ出射される。
以上の車両用灯具1Bによれば、上記第一の変形例における車両用灯具1Aよりもさらに少ない光源(LED31)数でリング状の面発光を実現することができる。
[他の変形例]
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態その変形例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、導光部41の出射面414に魚眼カット状の複数のレンズカットが形成されていることとしたが、当該出射面414は出射光を拡散可能であればよく、他種のレンズカットが形成されたレンズカット面であってもよいし、シボ加工が施されたシボ面などであってもよい。
また、ハーフミラーレンズ5の透過率と反射率とは等しくなくともよく、所望の発光態様(点灯フィーリング)に応じてこの透過率と反射率との割合を調整してもよい。
また、車両用灯具1を他の灯具と組み合わせてもよい。例えば、車両用灯具1の外周側に円環状に発光する他の灯具を配置し、当該他の灯具と協働してテール&ストップランプとして機能するように構成してもよい。
さらに、本発明に係る車両用灯具は、テール&ストップランプ以外の車両用灯具にも広く適用可能である。
1,1A,1B 車両用灯具
2 リフレクタ
22a 反射面
3 LEDユニット
31 LED(光源)
4,7,9 光学レンズ
41 導光部
410,70,90 導光ブロック
5 ハーフミラーレンズ
51 レンズ部
L1 距離
L2 距離
α 傾斜角度
β 傾斜角度

Claims (4)

  1. 光源と、
    前記光源の前方に配置され、当該光源から出射された光を前後方向と直交する方向へ広げつつ前方へ出射させる光学レンズと、
    前記光学レンズの前方に配置され、前記光学レンズから出射された光の一部を前方へ透過させつつ残りを後方へ反射させるハーフミラーレンズと、
    前記ハーフミラーレンズの後方に配置され、当該ハーフミラーレンズで反射された光を当該ハーフミラーレンズに向けて前方へ反射させる反射面と、
    を備えることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光学レンズは、前記光源から出射された光を拡散させつつ前方へ出射させることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記光源は、正面視円形状に複数配列され、
    前記光学レンズは、正面視円形状に形成され、複数の前記光源からの光をそれぞれ周方向に広げつつ前方へ出射させ、
    前記反射面は、前記光学レンズの正面視内周側に設けられ、
    前記ハーフミラーレンズは、前記光学レンズと前記反射面との前方に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用灯具。
  4. 前記光学レンズは、
    複数の前記光源に対応する複数の導光ブロックが周方向に連結された形状に形成され、
    前記複数の導光ブロックの各々が、対応する前記光源からの光を周方向に広げつつ前方へ出射させることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
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