JP6053059B2 - 操作力検出装置および当該操作力検出装置を備える歩行補助装置 - Google Patents

操作力検出装置および当該操作力検出装置を備える歩行補助装置 Download PDF

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Description

本開示は操作力を検出する技術に関し、より特定的には、歩行補助装置に作用する操作力を検出する技術に関する。
電動車両その他の歩行を補助する器具(以下「歩行補助装置」ともいう。)が知られている。たとえば、特開平10−118125号公報(特許文献1)は、「構成要素の単品精度や組立精度を特に高いレベルに維持することを必要とせず、かつ、電動車両として組み立てた後の電気的調整工程が不要な電動車両の操作装置」を開示している。この操作装置の構成は、「可動グリップ2とばね押しピストン19との接続部において、ばね押しピストン19の雄ねじ部19nと、可動グリップ2に接続されたキャップナット31とを互いに螺合させることにより相対的な位置調整を可能とし、ロックナット33で固定する。」というものである([要約]参照)。
また、特開2014−65354号公報(特許文献2)は、「簡易かつコンパクトな構造であるとともに、操作者からの操作力を的確に検出することができる手押しハンディカート」を開示している。特開2014−65354号公報に開示された手押しハンディカートは、「車体フレーム10と、車体フレーム10に配置された制御装置4とバッテリ5と、電動機7と、車輪20と、車体フレーム10に設けられている操作桿2と、操縦桿2の端部に設けられ、操作者Hが把持する把持部9aを有する操作装置9と、備える。そして、操作装置9は、把持部9aが一体的に接続され、把持部9aとともに所定の回転軸周りに操作桿9に回動可能に配置された回動部9cと、回動部9cの回動により伸縮し、この伸縮により操作力を検出する力検出部9bと、を備える。」というものである([要約]参照)。
特開平10−118125号公報 特開2014−65354号公報
特開平10−118125号公報に開示された技術によると、スライド可能な可動グリップ2のスライド量は、ポテンショメータによって圧力に換算される。しかしながら、可動グリップ2を用いると、ハンドル部分の構造が複雑となり、小型化が難しくなる。また、可動グリップ2がスライドするため、使用者は、操作時に違和感を覚える可能性がある。したがって、違和感を覚えないような技術が必要とされている。
また、特開2014−65354号公報に開示された技術に関し、歪の検出に関し、ひずみゲージ、静電容量検出、ピエゾ素子、およびそれらをパッケージ化した力覚センサやロードセルと呼ばれるユニットを用いた力の検出方式が知られている。いずれの方式でも、微弱な信号を読み取るための、信号増幅回路が必要になるため構成が複雑になる。精密部品を使用するため、高コストにもなり得る。また、電磁波ノイズに弱いという問題もある。さらに、ひずみゲージを貼り付ける起歪体を介してハンドルと車体本体とを固定する必要があるが、起歪体が衝撃荷重で故障し易く、当該手押しハンディーカートの信頼性が低下し得る。衝撃荷重で壊れやすいという問題もある。したがって、コストの増加を抑制しつつ、電磁波の影響を受けることなく、電動車両の信頼性の低下を抑制できる技術が必要とされている。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、違和感を覚えさせることなく操作力を検出できる操作力検出装置を提供することである。他の局面における目的は、コストの増加を抑制できる操作力検出装置を提供することである。他の局面における目的は、電磁波の影響を受けることなく操作力を検出できる操作力検出装置を提供することである。他の局面における目的は、信頼性の低下が抑制される操作力検出装置を提供することである。
他の局面における目的は、操作力の違和感をもたらさない歩行補助装置を提供することである。他の局面における目的は、コストの増加が抑制される歩行補助装置を提供することである。他の局面における目的は、操作力の検出精度の低下が抑制される歩行補助装置を提供することである。さらに他の局面における目的は、信頼性の低下が抑制される歩行補助装置を提供することである。
一実施の形態に従うと、器具に対する操作力を検出するための操作力検出装置が提供される。この操作力検出装置は、器具の操作に応じて摺動可能な第1の中空軸部材と、第1の中空軸部材の内部に配置された第2の中空軸部材と、第1の中空軸部材の軸方向に作用する操作力を検出するように第2の中空軸部材に対して固定された圧力検知部と、第1の中空軸部材に固定され、第1の中空軸部材の軸方向に作用する力を圧力検知部に伝達するように圧力検知部に対向して配置される押圧部材とを備える。
他の実施の形態に従うと、歩行補助装置が提供される。この歩行補助装置は、上記の操作力検出装置と、駆動部と、操作力検出装置において検出される操作力に基づいて駆動部の動作を制御するための制御部とを備える。
ある局面において、歩行補助装置に作用する操作力を簡易に検出することができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
操作力検出装置の外観を表す図である。 操作力検出装置を備えた歩行補助装置1の外観を表す図である。 第1の実施の形態に従う操作力検出装置300の断面を表す図である。 操作力検出装置を拡大した状態を表す図である。 第2の実施の形態に係る操作力検出装置500の断面を表す図である。 第3の実施の形態に係る操作力検出装置600の断面を表す図である。 ある局面に従う操作力検出装置700の断面を表す図である。 第4の実施の形態に係る操作力検出装置800の断面を表す図である。 歩行補助装置1の外観を表す図である。 歩行補助装置1を実現する機能を表すブロック図である。 歩行補助装置1が備えるCPU21が実行する複数の演算の一部を表すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、第1の実施の形態に係る操作力検出装置について説明する。図1は、操作力検出装置の外観を表す図である。操作力検出装置は、グリップ2に覆われている。グリップ2は、ハンドル110の外側に装着されている。
図2を参照して、操作力検出装置の使用態様について説明する。図2は、操作力検出装置を備えた歩行補助装置1の外観を表す図である。歩行補助装置1は、ハンドル110のように通常の歩行補助車が備える構成とモータ5とを備える。モータ5は歩行補助装置1を駆動する。本実施の形態に係る操作力検出装置は、歩行補助装置1のハンドル110のグリップ2の近傍に内蔵される。歩行補助装置1の使用者が、グリップ2を握って歩行しようとすると、操作力検出装置は、グリップ2に作用する力(以下「操作力」ともいう。)を検出し、その操作力の大きさおよび作用する方向に応じてモータ5の駆動を制御する。
歩行補助装置1は、たとえば、高齢者または被介護者のための歩行補助器、ベビーカー、荷物運搬台車、その他の歩行補助車として実現されるが、本開示に係る技術思想の適用対象はこれらに限られない。少なくとも、モータにより駆動されて歩行または運搬を補助するための器具は、当該技術思想を適用することができる。
図3および図4を参照して、操作力検出装置の構造について説明する。図3は、第1の実施の形態に従う操作力検出装置300の断面を表す図である。
操作力検出装置300は、固定パイプ510と、センサホルダー520,521と、センサ当接部330,331と、押圧部材540と、感圧抵抗センサ550,551と、摺動パイプ560と、パッキン部材310とを備える。センサホルダー520,521の出力は、ハーネスコネクタ410に入力される。ハーネスコネクタ410の出力は、歩行補助装置1の制御部に入力される。
摺動パイプ560は、固定パイプ510の外側に配置されている。摺動パイプ560の内周面は、固定パイプ510の外周面を摺動可能な材質によって構成されている。
感圧抵抗センサ550,551は、圧力を電気的に検出する素子である。感圧抵抗センサ550,551は、たとえば、電極層と感圧抵抗層からなる感圧抵抗フィルムによって構成される。操作力が検出されていない時、電極層と感圧抵抗層とは接触していないので、絶縁状態となり、抵抗値は大きくなる(たとえば、数MΩ以上)。一方、操作力が検出されている時、電極層と感圧抵抗層とは接触状態にあり、圧力に応じた電気抵抗が検出される。圧力が大きいほど抵抗値は小さくなる(〜数kΩ程度)。
感圧抵抗センサ550と感圧抵抗センサ551との間には、押圧部材540が配置されている。押圧部材540は、操作力によって変形しない程度に予め規定された値以上の剛性を備える樹脂その他の素材によって実現される。押圧部材540の両端部には、センサ当接部330,331が形成されている。
より具体的には、感圧抵抗センサ550は、センサホルダー520によって保持されている。感圧抵抗センサ550の表面とセンサ当接部330の面とは、対向している。たとえば、使用者が前進するために歩行補助装置1を押す場合がある。このような場合において、感圧抵抗センサ550に向かう力が押圧部材540に作用したとき、センサ当接部330が感圧抵抗センサ550に接すると、その時の力に応じた信号がハーネスコネクタ410に出力される。
同様に、感圧抵抗センサ551は、センサホルダー521によって保持されている。感圧抵抗センサ551の表面とセンサ当接部331の面とは、対向している。たとえば、使用者が停止のために駆動していた歩行補助装置1のハンドル110を手前に(使用者に向かって)引く場合がある。このような場合において、感圧抵抗センサ551に向かう力が押圧部材540に作用したとき、センサ当接部331が感圧抵抗センサ551に接すると、その時の力に応じた信号がハーネスコネクタ410に出力される。
パッキン部材310は、固定パイプ510の開口端に設けられる。パッキン部材310は、固定パイプ510と摺動パイプ560との間の摺動面に、砂、埃、水その他の異物が混入することを防止する。パッキン部材310は、たとえば、樹脂製のシール材として実現される。パッキン部材310は、たとえば、摺動パイプ560の内周面にはめあわされるような外径を有する。別の局面において、パッキン部材310の外周部にねじ山が形成されていてもよい。この場合、摺動パイプ560の内周面にもねじ山を形成することにより、パッキン部材310と摺動パイプ560とを締結することができるので、パッキン部材310を堅固に保持することができる。
図4は、操作力検出装置300を拡大した状態を表す図である。図4に示されるように、固定パイプ510は、歩行補助装置1に結合されている。
より詳しくは、固定パイプ510は、グリップ構造の骨格となる。固定パイプ510は、たとえば、中空円筒状の金属パイプ材、樹脂パイプ材等によって実現される。固定パイプ510は、歩行補助装置1の車体本体、たとえばメインフレームに固定される。
センサホルダー520,521には、感圧抵抗センサ550,551が配置される。たとえば、感圧抵抗センサ550,551は、接着テープによって、センサホルダー520,521の所定の位置(たとえば、センサホルダー520,521の中央の領域)に貼り付けられる。別の局面において、感圧抵抗センサ550,551は、センサホルダー520,521の所定の位置(たとえば、センサホルダー520,521の中央の領域)に形成された窪みにはめ合わされてもよい。
感圧抵抗センサ550は、歩行補助装置1の前方への操作力を検出するためのセンサとして用いられる。感圧抵抗センサ551は、歩行補助装置1の後方への操作力を検出するためのセンサとして用いられる。ある局面において、感圧抵抗センサ550と感圧抵抗センサ551とは、各々の検出面が互いに対向するようにセンサホルダー520,521にそれぞれ貼り付けられる。なお、歩行補助装置1の仕様その他の必要性に応じて、感圧抵抗センサ550,551のいずれかのみが用いられてもよい。
固定パイプ510の内部に、感圧抵抗センサ550,551が貼り付けられたセンサホルダー520,521が挿入される。センサホルダー520,521は、たとえばスプリングピン(図示しない)によって、固定パイプ510に固定される。
押圧部材540は、感圧抵抗センサ550,551に接するように配置される。
摺動パイプ560には、固定パイプ510が挿入されている。固定パイプ510の外周は、摺動パイプ560の内周に接している。摺動パイプ560は、その内面が摺動可能な構成を有するため、摺動パイプ560に作用する力(たとえば、操作力)に応じて、固定パイプ510の軸方向に摺動し得る。摺動パイプ560の少なくとも内周面は、自己潤滑性のあるポリアセタールやナイロンなどによって構成されることが好ましい。別の局面において、摺動パイプ560の内周面には、摺動性を向上させるためのグリスその他の潤滑剤が塗布されていてもよい。さらに別の局面には、摺動パイプ560の内周面には、当該潤滑剤を保持するための溝が形成されていてもよい。
押圧部材540と摺動パイプ560とは、スプリングピン、ネジその他の締結手段によって締結され、互いに固定される。
感圧抵抗センサ550,551の各端子にはリード線がそれぞれ接続され得る。各リード線は、ハーネスコネクタ410に接続される。
摺動パイプ560は、グリップ2に圧入される。グリップ2は、使用者が直接握る部材となる。グリップ2は例えばゴム製であるが、グリップ2の素材はゴムに限られない。使用者が把持可能であって滑りにくい形状、素材であればよい。たとえば、摺動パイプ560の外径を約22.2mmとすると、広く市販されている自転車用のゴムグリップなどをグリップ2としてそのまま摺動パイプ560に装着することができる。したがって、使用者の好みに合わせて多様なデザインがグリップ2によって実現され得る。
別の局面において、摺動パイプ560と固定パイプ510との間の摺動面にパッキン部材310を設けてもよい。パッキン部材310は、固定パイプ510の開口端から砂その他の異物や水が浸入することを防止できる。
次に、歩行補助装置1の動作について説明する。使用者がグリップ2を握り、ハンドルを軸方向に押す。使用者の操作力がグリップ2から摺動パイプ560に作用すると、摺動パイプ560に結合している押圧部材540の端部に形成されているセンサ当接部330が感圧抵抗センサ550を押す。感圧抵抗センサ550から電気信号が出力される。歩行補助装置1の制御部は、この電気信号を用いて、ハンドルに作用している力(操作力)を検出し、検出結果(操作力の大きさ、作用する方向)に応じて歩行補助装置1の駆動(前進、加速、減速、停止、後退など)を制御する。
以上のようにして、本実施の形態に係る操作力検出装置300の構成によれば、ハンドルのスライド量を大きくすることなく、既存のハンドル構成によって操作力が検出できる。したがって、使用者は、違和感を抱くことなく、歩行補助装置1を使用することができる。結果として、操作性の低下が防止される。
また、操作力を電気的に検出するための構成として、たとえば、歪検出回路や増幅回路のような構成を必要としない。したがって、ハンドル部分の構成が複雑にならず、衝撃荷重その他に起因する故障が発生しにくくなる。結果として、歩行補助装置1の信頼性が向上し得る。
<第2の実施の形態>
以下、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る操作力検出装置は、押圧部材における感圧抵抗センサとの当接部が、ゴム、エラストマその他の弾性体からなる点で、第1の実施の形態と異なる。
図5を参照して、第2の実施の形態に係る操作力検出装置500の構成について説明する。図5は、操作力検出装置500の断面を表す図である。操作力検出装置500は、センサ当接部330,331の代わりに、センサ当接部530,531を備える。センサ当接部530,531は、たとえば、ゴム、エラストマ等の弾性体によって構成される。係る構成により、衝撃荷重などで感圧抵抗センサが破損することが予防される。
さらに、操作力検出装置500は、補助突起部610,611,620,621を備える。たとえば、ある局面において、補助突起部610,611,620,621は、押圧部材540に一体的に形成されている。別の局面において、補助突起部610,611,620,621は、専用の部材としてセンサホルダー520,521と押圧部材540との間に配置されてもよい。この場合、補助突起部610,611,620,621は、たとえば、リング状の部材として実現される。センサホルダー520に向かう力が押圧部材540に作用すると、補助突起部610,620は、センサホルダー520に接触し得る。逆に、センサホルダー521に向かう力が押圧部材540に作用すると、補助突起部611,621は、センサホルダー520に接触し得る。係る構成により、操作力の一部のみが、補助突起部610,620または補助突起部611,621を介して、感圧抵抗センサ550または感圧抵抗センサ551に作用する。感圧抵抗センサ551に作用する当該操作力の割合は、例えば、補助突起部610,611,620,621および感圧抵抗センサ551との当接部の断面形状を変えることにより、任意に調整可能である。
したがって、本実施の形態に係る操作力検出装置500によれば、感圧抵抗センサ551に作用する力の割合を調整可能とすることができるので、歩行補助装置の駆動制御を細かくすることができる。また、無操作時の復元力を得ることができるので、操作力がゼロである場合に確実に感圧抵抗センサ550,551に作用する力をゼロにできる。したがって、感圧抵抗センサ550,551からの出力に基づく制御の精度が低下しにくくなる。
<第3の実施の形態>
以下、第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る操作力検出装置は、押圧部材540が固定パイプ510と干渉することで、押圧部材540が一定以上変位せず、一定以上の操作力が感圧抵抗センサ550または感圧抵抗センサ551に伝わらない構造を備える点で、前述の各実施の形態と異なる。本実施の形態では、干渉を実現する構成として、押圧部材540と固定パイプ510との組み合わせが例示されているが、当該構成は図示された態様に限られない。少なくとも、摺動側の部材と固定側の部材とが一定変位で干渉する構成が用いられ得る。
図6を参照して、第3の実施の形態に係る操作力検出装置600について説明する。図6は、操作力検出装置600の断面を表す図である。より詳しくは、図6は、押圧部材540がセンサ当接部530および補助突起部610,620を押している状態を示している。
具体的には、操作力が摺動パイプ560に作用すると、摺動パイプ560に固定された押圧部材540は、操作力が作用する方向(図中の矢印の方向)に移動しようとする。このとき、当該操作力に基づく力が、押圧部材540とセンサホルダー520との間に設けられている補助突起部610,620に作用する。その結果、当該作用する力によっては、補助突起部610,620は圧縮されて変位し、固定パイプ510の端部に接触する場合もある。この場合、押圧部材540の移動は、固定パイプ510によって妨げられるので、予め規定された大きさ以上の力が、感圧抵抗センサ550に作用することを防止できる。その結果、過荷重による感圧抵抗センサ550の破損を予防でき、操作力検出装置600の信頼性を向上させることができる。
<第4の実施の形態>
図7および図8を参照して、第4の実施の形態について説明する。図7は、ある局面に従う操作力検出装置700の断面を表す図である。図8は、第4の実施の形態に係る操作力検出装置800の断面を表す図である。
本実施の形態に係る操作力検出装置は、曲げられた感圧抵抗センサを用いることにより生じ得るプリロード(与圧)の発生を抑制する構成を備える点で前述の各実施の形態と異なる。本実施の形態において、曲げられた感圧抵抗センサとは、たとえば、当該感圧抵抗センサの内部の配線が断線しない程度に湾曲している感圧抵抗センサをいう。曲げられる程度は、たとえば、感圧抵抗センサを構成する素材の硬さ、当該感圧抵抗センサが配置される部位のスペースに応じて決定され得る。
図7の状態(A)に示されるように、操作力検出装置700は、感圧抵抗センサ550を備える。感圧抵抗センサ550は、フレキシブル基板810と、基板820と、スペーサ830と、感圧抵抗体840と、プラス電極850と、マイナス電極860とを含む。プラス電極850とマイナス電極860とは、フレキシブル基板810の面のうちの押圧部材540が接触する面とは反対の面に形成されている。感圧抵抗体840の端部を除く部分は、圧力検知エリア870を構成する。感圧抵抗体840は、基板820に設けられている。基板820は、接着剤880によってセンサホルダー520に結合され得る。
状態(A)では、感圧抵抗体840と、プラス電極850およびマイナス電極860とが隔離され、絶縁状態となる。しかしながら、フレキシブル基板810にプリロードが作用すると、曲げによる内部応力がフレキシブル基板810に伝わる。その結果、フレキシブル基板810が湾曲し、フレキシブル基板810に形成されているプラス電極850およびマイナス電極860と感圧抵抗体840とが接触する可能性がある。
状態(B)に示されるように、より具体的には、たとえば、感圧抵抗センサ550は、固定パイプ510の内部に挿入されるために、フレキシブル基板810の端部が曲げられる。この場合、曲げ部分の反発力による応力は、フレキシブル基板810のうちの、スペーサ830によって支持されていない部分(たとえば、プラス電極850とマイナス電極860とが形成されている領域)に作用する。その結果、当該応力の大きさによっては、プラス電極850およびマイナス電極860が感圧抵抗体840に接する場合があり得る。この場合、操作力検出装置700は、プリロードを受けている状態となり、正確な操作力が検出されなくなる。
そこで、図8に示されるように、本実施の形態に従う800は、フレキシブル基板810をセンサホルダー520に抑え込むための曲げ抑え部材910を備える。曲げ抑え部材910は、たとえば、センサホルダー520と同様の素材によって実現される。別の局面において、曲げ抑え部材910の素材はセンサホルダー520の素材と同じでなくてもよい。少なくとも、曲げ抑え部材910の素材は、フレキシブル基板810を曲げることにより生じる反発力による変形がない程度の剛性を備える素材であればよい。
係る構成により、曲げ抑え部材910は、センサホルダー520と共にフレキシブル基板810を挟み込むことができる。したがって、フレキシブル基板810を曲げることにより形成される曲げ部の反発力による応力が圧力検知エリア870に伝わらないように、フレキシブル基板810が保持される。その結果、プラス電極850およびマイナス電極860による感圧抵抗体840に対する意図しない接触が防止されるので、操作力の検出精度の低下が防止され得る。
<第5の実施の形態>
以下、第5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る歩行補助装置1は、前述の第1〜第4の実施の形態のいずれかに係る操作力検出装置を備える。
図9および図10を参照して、歩行補助装置1の構成について説明する。図9は、歩行補助装置1の外観を表す図である。図10は、歩行補助装置1を実現する機能を表すブロック図である。
図9に示されるように、歩行補助装置1は、基体フレーム(以下、単に「基体」ともいう)40と、グリップ2と、手動操作用のブレーキレバー7と、スタート/停止スイッチ2Aと、物を収容するためのバッグ26と、前輪3と、後輪4と、モータ5と、左右のフレーム(図示しない)と、歩行補助装置1の駆動を制御するための制御部10とを含む。基体40を構成するフレームの一部は、着座可能な座部を構成する。グリップ2は、たとえば、歩行補助装置1の進行方向に平行となるように左右のフレームにそれぞれ取り付けられる。
後輪4は、モータ5により駆動される。グリップ2は、支持部として、歩行補助装置1の使用者の身体の少なくとも一部を支持するように構成されている。
バッグ26には、歩行補助装置1の各部に電力を供給するための電池部25が配置される。電池部25は、たとえば、リチウムイオン電池その他の充電可能な電池を含む。なお、制御部10および電池部25の取り付け位置は、図示される位置に限られず、歩行時の妨げにならない位置であればよい。
図10を参照して、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)21と、メモリ22と、入力部23と、出力部24とを含む。メモリ22は、たとえば、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とにより実現される。制御部10は、操作力検出部900に電気的に接続されている。操作力検出部900は、前述の実施の形態における操作力検出装置によって実現される。
入力部23は、各種センサから出力される信号の入力を受け付ける。出力部24は、信号をモータ5その他の各部に出力する。
制御部10は、歩行補助装置1の作動を制御する。たとえば、制御部10は、モータ5の回転を制御する。モータ5は、たとえば、DC(Direct Current)モータによって実現される。後輪4は、モータ5の回転軸(図示しない)に結合されており、モータ5の回転運動に連動して回転する。本実施の形態では、モータ5が後輪4に設けられており、歩行補助装置1は、後輪駆動である。しかしながら、歩行補助装置1の駆動形式は、これに限定されず、前輪3が駆動する前輪駆動、または前輪3および後輪4がいずれも駆動する4輪駆動であってもよい。
なお、本実施の形態では、モータ5のショートブレーキ(短絡制動)を用いることにより、制動力が基体40に作用し得る。ショートブレーキは、モータ5のコイル間をスイッチのON/OFFにより短絡させて制動力を得るものである。
ブレーキは、使用者のブレーキレバー7の操作に応答して、自転車のブレーキのように車輪の回転を止める。本実施の形態では、ブレーキレバー7が操作された時には、CPU21は、モータ5への電流供給を停止することで、モータ5に電流が供給された状態でブレーキによる制動力がモータ5に作用して前輪3や後輪4がロックする状態になることを防止する。他の局面において、電池部25のバッテリ切れ等により歩行補助装置1の運転制御ができない場合には、歩行補助装置1は、モータ5によるアシスト力および抑速力が作用しない通常の歩行補助車として使用され得る。
ある局面において、歩行補助装置1の使用者(たとえば、単独での二足歩行が困難な人)が、グリップ2を前方に押すと、グリップ2に対する力は操作力として操作力検出装置によって検出される。検出された操作力は、電気信号として、制御部10のCPU21に入力される。CPU21は、その操作力が作用している方向および当該操作力の大きさに応じて、歩行補助装置1を前進させるように駆動の制御信号をモータ5に送る。モータ5がその制御信号に応じて正転すると、歩行補助装置1は前進する。
一方、別の局面において、当該使用者がグリップ2を引く動作を行なうと、グリップ2に対する操作力は、グリップ2を前方に押した場合に作用する操作力とは反対方向に作用する操作力として検出される。この場合、検出された操作力に応じた信号が制御部10に送られると、CPU21は、歩行補助装置1を停止させようとする意志が働いていると判断し、モータ5の回転を徐々に遅くする。歩行補助装置1は減速する。
[制御構造]
図11を参照して、本実施の形態に係る歩行補助装置1の制御構造について説明する。図11は、歩行補助装置1が備えるCPU21が実行する複数の演算の一部を表すフローチャートである。なお、図11に示される制御は、別の局面において、各演算の全部または一部は当該演算を実行するように構成された回路素子その他のハードウェアによっても実現され得る。
ステップS1210にて、CPU21は、歩行補助装置1に設けられたスイッチ(図示しない)がオン(ON)に設定されたことに基づいて、歩行補助装置1の電源をONにする。
ステップS1220にて、CPU21は、操作力検出部900からの信号に基づいて、歩行補助装置1に対する作用力(すなわち、グリップ2に働いた操作力)を検出する。
ステップS1230にて、CPU21は、当該作用力が予め規定された閾値以上であるか否かを判断する。当該閾値は、歩行補助装置1の製造事業者によって予め設定されている。別の局面において、当該閾値は、歩行補助装置1の使用者あるいは管理者によって変更されてもよい。この場合、当該閾値は、たとえば、使用者の年齢その他体力に応じて設定され得る。CPU21は、当該作用力が予め規定された閾値以上であると判断すると(ステップS1230にてYES)、制御をステップS1240に切り替える。そうでない場合には(ステップS1230にてNO)、CPU21は、制御をステップS1220に戻す。
ステップS1240にて、CPU21は、ブレーキを解除するための信号を当該ブレーキに送信する。ブレーキがこの信号を受信すると、たとえば、電磁ロックを解除する。
ステップS1250にて、CPU21は、モータ5に信号を送信し、モータ5を駆動させる。たとえば、ステップS1220において検出された作用力が歩行補助装置1を押す方向への操作力である場合には、CPU21は、モータ5を正転させる信号をモータ5に送る。モータ5が正転を開始すると、歩行補助装置1は前進し始める。一方、検出された作用力が歩行補助装置1を手前に引く方向への操作力である場合には、CPU21は、モータ5を反転させる信号をモータ5に送信する。モータ5が反転を開始すると、歩行補助装置1は、後退し始める。
ステップS1260にて、CPU21は、運転スイッチが遮断(OFF)されたか否かを判断する。この判断は、CPU21に入力される信号の種類に基づいて行なわれる。CPU21は、運転スイッチがOFFされたと判断すると(ステップS1260にてYES)、制御をステップS1270に切り替える。そうでない場合には(ステップS1260にてNO)、CPU21は、制御をステップS1220に戻す。
ステップS1270にて、CPU21は、ショートブレーキをONに設定する。制動力が後輪4に作用すると、歩行補助装置1は徐々に減速し、停止する。
ステップS1280にて、CPU21は、電源をOFFに設定する。これにより、不用意にスイッチが操作されても、歩行補助装置1は、駆動しなくなる。
以上のようにして、本実施の形態に係る歩行補助装置1によれば、低コストでシンプルな構造で軸方向の操作力を検出できる。また、グリップ2を操作したときのストロークがなく、ハーネスがフレームの外に表れないため、アシスト機能なしの既存の歩行車と外見上区別がつかない。したがって、新しい種類の機器や機械類を苦手と感じることの多い使用者でも抵抗感がなく歩行補助装置1を使用できるため、より積極的な外出や運動が促進されることで、使用者の運動機能の維持に効果があり、その結果、将来の介護予防に有効である。
(まとめ)
以上より、本開示に係る操作力検出装置および歩行補助装置は、以下のように要約される。
[構成1]
一実施の形態に従うと、把持に基づいて作用する操作力を検出するための操作力検出装置が提供される。この操作力検出装置は、把持に応じて軸方向に摺動可能な第1の中空軸部材(たとえば、摺動パイプ560)と、当該第1の中空軸部材の内部に配置された第2の中空軸部材(たとえば、固定パイプ510)と、当該第2の中空軸部材の軸方向に作用する操作力を検出するように当該第2の中空軸部材に対して固定された圧力検知部(たとえば、感圧抵抗センサ550,551)と、当該第1の中空軸部材に固定され、当該第1の中空軸部材の軸方向に作用する力を当該圧力検知部に伝達するように当該圧力検知部に接して配置される押圧部材(たとえば、押圧部材540)とを備える。
[構成2]
好ましくは、当該押圧部材のうちの圧力検知部に接する部分は、弾性体である。当該弾性体は、たとえば、ゴム、エラストマ等であるが、これらに限られない。
[構成3]
好ましくは、操作力検出装置は、圧力検知部を保持するための保持部材(たとえば、センサホルダー520,521)をさらに備える。当該保持部材は、当該押圧部材に接している。
[構成4]
好ましくは、操作力検出装置は、圧力検知部(たとえば、感圧抵抗センサ550,551)を保持するための保持部材(たとえば、センサホルダー520,521)をさらに備える。当該圧力検知部は当該保持部材に接している。当該圧力検知部の端部は、第2の中空軸部材の内周に応じて曲げられた湾曲部を含む。操作力検出装置は、湾曲部を保持部材で挟み込むための曲げ抑え部材(たとえば、曲げ抑え部材910)をさらに備える。
[構成5]
好ましくは、当該操作力が作用した場合に、当該押圧部材は、当該第2の中空軸部材の端部に接触するように構成されている。
[構成6]
好ましくは、当該圧力検知部は、当該第1の中空軸部材の軸方向のうちの第1の方向に作用する力を検出するための第1の感圧抵抗センサ(たとえば、感圧抵抗センサ550)と、第1の方向と反対の第2の方向に作用する力を検出するための第2の感圧抵抗センサ(たとえば、感圧抵抗センサ551)との少なくともいずれかを含む。
[構成7]
好ましくは、当該圧力検知部は、感圧抵抗検出部を含む。
[構成8]
好ましくは、操作力検出装置は、第1の中空軸部材の内周と、第2の中空軸部材の外周との間に配置された防水部材(たとえば、パッキン部材)をさらに備える。
[構成9]
他の実施の形態に従うと、歩行補助装置が提供される。この歩行補助装置は、上記の操作力検出装置と、駆動部(たとえば、モータ5)と、操作力検出装置において検出される操作力に基づいて駆動部の動作を制御するための制御部(たとえば、制御部10)とを備える。
<実施の形態のまとめ>
以上のようにして、各実施の形態によれば、違和感を覚えないような操作力検出装置が提供される。また、構造が複雑にならないため操作力検出装置のコストの増加が抑制される。また、操作力検出装置は、電磁波の影響を受けにくいので、操作力の検出精度の低下が抑制される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 歩行補助装置、2 グリップ、2A 停止スイッチ、3 前輪、4 後輪、5 モータ、7 ブレーキレバー、10 制御部、22 メモリ、23 入力部、24 出力部、25 電池部、26 バッグ、40 基体、110 ハンドル、300,500,600,700,800 操作力検出装置、330,331,530,531 当接部、410 ハーネスコネクタ、510 固定パイプ、520,521 センサホルダー、540 押圧部材、550,551 抗センサ、560 摺動パイプ、610,611,620,621 補助突起部、810 フレキシブル基板、820 基板、830 スペーサ、840 感圧抵抗体、850 プラス電極、860 マイナス電極、870 圧力検知エリア、880 接着剤、900 操作力検出部、910 抑え部材。

Claims (8)

  1. 器具に対する操作力を検出するための操作力検出装置であって、
    器具の操作に応じて摺動可能な第1の中空軸部材と、
    前記第1の中空軸部材の内部に配置された第2の中空軸部材と、
    前記第1の中空軸部材の軸方向に作用する操作力を検出するように前記第2の中空軸部材に対して固定された圧力検知部と、
    前記圧力検知部を保持するとともに、当該圧力検知部に作用する力を低減するための保持部材と、
    前記第1の中空軸部材に固定され、前記第1の中空軸部材の軸方向に作用する力を前記圧力検知部に伝達するように前記圧力検知部に対向して配置される押圧部材とを備え、
    前記押圧部材は、突起部を含み、前記操作力が作用した場合に前記突起部が前記保持部材に接触するように構成される、操作力検出装置。
  2. 前記押圧部材のうちの前記圧力検知部に接する部分は、弾性体を含む、請求項1に記載の操作力検出装置。
  3. 記圧力検知部の端部は、前記第2の中空軸部材の内周に応じて曲げられた湾曲部を含み、
    前記操作力検出装置は、前記湾曲部を前記保持部材で挟み込むための曲げ抑え部材をさらに備える、請求項1または2に記載の操作力検出装置。
  4. 前記操作力が作用した場合に、前記押圧部材は、前記第2の中空軸部材の端部に接触するように構成されている、請求項1〜のいずれかに記載の操作力検出装置。
  5. 前記圧力検知部は、前記第1の中空軸部材の軸方向のうちの第1の方向に作用する力を検出するための第1の感圧抵抗センサと、
    前記第1の方向と反対の第2の方向に作用する力を検出するための第2の感圧抵抗センサとの少なくともいずれかを含む、請求項1〜のいずれかに記載の操作力検出装置。
  6. 前記第1の中空軸部材の内周と、前記第2の中空軸部材の外周との間に配置された防水部材をさらに備える、請求項1〜のいずれかに記載の操作力検出装置。
  7. 前記圧力検知部は、感圧抵抗検出部を含む、請求項1〜のいずれかに記載の操作力検出装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の操作力検出装置と、
    駆動部と、
    前記操作力検出装置において検出される操作力に基づいて前記駆動部の動作を制御するための制御部とを備える、歩行補助装置。
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