JP6051418B2 - 分電盤 - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に流れる電流を測定する機能を備えたブレーカを用いた分電盤に関するものである。
分電盤に組み込まれるブレーカには、各種の負荷が接続されるが、電力使用量を合理的に管理するために、各ブレーカに接続された負荷に流れる電流を測定したい場合がある。そのために例えば特許文献1に示されるように、端子部の電路にCTを組み込むとともに、その信号線をブレーカの筐体の負荷側に設けたコネクタから引き出した構造が提案されている。
しかしこのような構造のものは、負荷側に負荷配線や信号線が輻輳して邪魔であるという問題があり、また、各々のブレーカにコネクタを接続しなければならず、分電盤の組み立て作業性が悪いという問題があった。
特開2008−288100号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、各ブレーカを通じて負荷に流れる電流を測定することができ、しかも信号線が負荷配線の邪魔にならず、コネクタの接続作業も容易な電流測定機能を備えた分電盤を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の分電盤は、積層された主幹バーに電流測定機能を備えたブレーカを接続した分電盤であって、前記ブレーカは、筐体の前面に主幹バーが接続されるプラグイン端子を備え、筐体の内部に電流測定部を備えるとともに、該電流測定部からの電流信号を出力するコネクタを、筐体底面から突出した位置に配置した構造のものであり、分電盤には前記電流信号を取り出すコネクタ接続部を、前記ブレーカのコネクタ及び電流測定部よりも前側位置に設けたことを特徴とするものである。
なお請求項2のように、前記コネクタを、筐体の底面と平行に配置することができる。また請求項3のように、前記コネクタを、筐体の前面に向けて配置することができる。
また請求項4のように、主幹バーへのプラグイン動作によりコネクタが接続される位置に、コネクタ接続部を設けることができる。
なお請求項5のように、ブレーカの筐体が取り付けられる機器取付板にコネクタを通過させる開口部を形成し、前記コネクタ接続部を該機器取付板の下側に設けた構造とすることができる。
請求項1の分電盤は、電流測定部からの信号を出力するコネクタを、筐体底面から突出した位置に配置したので、コネクタや信号線がブレーカの底面よりも下側に位置し、負荷配線の邪魔にならず、コネクタの接続作業も容易である。
請求項2の分電盤は、コネクタをブレーカの筐体の底面と平行に配置したので、コネクタ接続部を筐体の底面と平行に配置することができ、構造が簡単であり、コネクタ接続の作業性もよい。
請求項3の分電盤は、コネクタをブレーカの筐体の前面に向けて配置したので、構造が簡単であることに加えて、ブレーカ取付方向とコネクタ接続方向が同方向となり、コネクタ接続作業が容易になる。
請求項4の分電盤は、主幹バーへのプラグイン動作によりコネクタが接続される位置にコネクタ接続部を設けたので、ブレーカを電源バーに装着する動作だけでコネクタの接続を行なうことができ、作業性がよい。
請求項5の分電盤は、構成が簡単であるうえ、コネクタや信号線が機器取付板の下側に位置するので負荷配線の邪魔にならず、コネクタの接続作業も容易である。
本発明の実施形態の分電盤の全体図である。 コネクタ接続前の斜視図である。 コネクタ接続前の断面図である。 電流測定部の分解斜視図である。 コネクタ接続後の斜視図である。 コネクタ接続後の断面図である。 コネクタ接続後の部分拡大斜視図である。 コネクタ接続前の部分拡大斜視図である。 コネクタを電線で接続した実施形態を示す断面図である。 コネクタを電線で接続した他の実施形態を示す断面図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態の分電盤の全体図である。1は主幹ブレーカであり、その二次側には3相の主幹バー(図1では保護板2に隠れて図示されていない)が、所定間隔で積層配置されている。この主幹バーの両側から本多数の分岐ブレーカ3がプラグイン接続されている。これらの分岐ブレーカ3が本発明の「電流測定機能を備えたブレーカ」であり、以下にその構造を詳細に説明する。
図2、図3に示すように、ブレーカの筐体10の前面には、従来のプラグイン型ブレーカと同様に、主幹バー4が挿入される溝部11と、主幹バー4が接続されるプラグイン端子12とが設けられている。
ブレーカの筐体10の内部には、電流測定部13が設けられている。電流測定部13は図4に示すように、基板14の一端から一対の腕部15を突出させてその内側を端部が開放された配線挿通部16とするとともに、これらの一対の腕部15にホール素子等の磁気検出素子17を搭載したもので、その全体は馬蹄型の保護ケース18に収納されている。この電流測定部13はブレーカの開閉機構部の側方に設けられ、この実施形態では負荷側端子19への電路が配線挿通部16の内部を通るように配置されている。
このため、ブレーカの電路に電流が流れると電流値に応じた磁界が発生し、磁気検出素子17には磁界に応じた起電力が生じる。各磁気検出素子17から出力された起電力は集積回路20において合成・増幅され、電流値を示す信号としてコネクタ21を通じて外部に出力される。
本発明では、このコネクタ21は筐体10の底面から下方に突出した位置に配置されている。また、コネクタ21は筐体10の前面に向けて、すなわち主幹バー4の方向に向けて配置されている。この実施形態ではコネクタ21は電流測定部13と一体に形成されている。
また、ブレーカの下側には鋼材からなる機器取付板22が設けられており、筐体10の後側の取付部材23が係合される取付孔24が形成されている。この取付孔24の前側にコネクタ21が入る開口部25を設け、この開口部25に電流測定部13の先端部及びコネクタ21を通過させている。
一方、分電盤の機器取付板22には図2、図3に示すように、コネクタ21の前側位置にコネクタ接続部26が後向きに設けられている。このコネクタ接続部26には電源線と信号線とが配線されており、図5、図6に示すようにコネクタ21と接続されたとき、各電流測定部13に作動用の電源を供給するとともに、電流信号を取り出す。なおコネクタ接続部26はブレーカと同数設けられているので、各コネクタ接続部26、26間はいわゆる渡り配線とすることが好ましい。この渡り配線は機器取付板22の下側に位置することとなるので美観に優れ、またブレーカの負荷配線の邪魔になることもない。
従来と同様、主幹バー4に対してブレーカをスライドさせてプラグイン端子12を主幹バー4に接続するが、上記のようにコネクタ接続部26を配置しておけば、主幹バー4へのプラグイン動作により図5、図6に示すようにコネクタ21がコネクタ接続部26に接続される。よって主幹バー4に対するプラグイン端子12の接続と、コネクタ接続部26に対するコネクタ21の接続とを一度に行うことができ、作業性が向上する。なお、図7と図8に要部の拡大図を示す。図7はコネクタ21の接続状態、図8は接続前の状態である。
図9と図10に示す実施形態では、電流測定部13とコネクタ21との接続は電線27によって行われている。この構造ではブレーカ内部の電路に対する電流測定部13の位置を固定し易いので電流測定精度を高めることができる。なおコネクタ21の形状は特に限定されるものではなく、プラグ端子状とすることもできる。なお、この実施形態も前記実施形態と同様にコネクタ21は筐体10の底面から下方に突出した位置に固定されているので、主幹バー4へのプラグイン動作によりコネクタ21がコネクタ接続部26に接続されるものである。また、電線27によって接続する場合には、筐体10の開口部をコーティングによりシールしておくことが好ましい。
図9に示すように、電流測定部13はブレーカの開閉機構部よりも負荷側に設置されているが、図10に示すようにブレーカの開閉機構部よりも電源側に配置することもできる。
また、コネクタ接続部26をコネクタ21の後側に設け、コネクタ接続部26を備えた基板を前側にスライドさせて接続することもできる。なお、コネクタ21は信号線とともに電源線とを備え、接続される図示しない中央制御機器が信号の制御と電源の供給も行っており、電源が各々のブレーカになくてもよいので好ましいが、電流測定部13に電源回路を付加させて各々のブレーカ内で電源を得ることもできる。
以上に説明したように、本発明によれば、各ブレーカを通じて負荷に流れる電流を個別に測定することができるうえ、信号線や電源線が負荷配線の邪魔にならず、コネクタ21の接続作業も容易に行える等の利点がある。また、実施形態のような端部が開放された配線挿通部16を持つ電流測定部13を用いれば、CTのように内部に電路を貫通させる必要がなく、既設の電路に被せるように装着できるため、既設のブレーカにも電流測定機能を持たせることが容易である。
1 主幹ブレーカ
2 保護板
3 分岐ブレーカ
4 主幹バー
10 筐体
11 溝部
12 プラグイン端子
13 電流測定部
14 基板
15 腕部
16 配線挿通部
17 磁気検出素子
18 保護ケース
19 負荷側端子
20 集積回路
21 コネクタ
22 機器取付板
23 取付部材
24 取付孔
25 開口部
26 コネクタ接続部
27 電線

Claims (5)

  1. 積層された主幹バーに電流測定機能を備えたブレーカを接続した分電盤であって、
    前記ブレーカは、筐体の前面に主幹バーが接続されるプラグイン端子を備え、筐体の内部に電流測定部を備えるとともに、該電流測定部からの電流信号を出力するコネクタを、筐体底面から突出した位置に配置した構造のものであり、
    分電盤には前記電流信号を取り出すコネクタ接続部を、前記ブレーカのコネクタ及び電流測定部よりも前側位置に設けたことを特徴とする分電盤。
  2. 前記コネクタを、筐体の底面と平行に配置したことを特徴とする請求項1記載の分電盤。
  3. 前記コネクタを、筐体の前面に向けて配置したことを特徴とする請求項2記載の分電盤。
  4. 主幹バーへのプラグイン動作によりコネクタが接続される位置に、コネクタ接続部を設けたことを特徴とする請求項1記載の分電盤。
  5. ブレーカの筐体が取り付けられる機器取付板にコネクタを通過させる開口部を形成し、前記コネクタ接続部を該機器取付板の下側に設けたことを特徴とする請求項4に記載の分電盤。
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