JP2014229413A - 回路遮断器、又は分電盤 - Google Patents

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Koji Konishi
功次 小西
太 須佐
Futoshi Susa
太 須佐
秀浩 伊藤
Hidehiro Ito
秀浩 伊藤
成実 浅井
Shigemi Asai
成実 浅井
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Abstract

【課題】小型で高精度な電流計測が可能な回路遮断器、又は分電盤を提供する。【解決手段】電路を配置する複数の電路配置部と、電路配置部の近傍に設置される基板に搭載されると共に電路を流れる電流を計測する複数の磁気センサと、複数の磁気センサによる計測値を演算するオペアンプとを備え、オペアンプを電路配置部ごとに設けた基板を備えた。磁気センサは、一方向の磁場にのみ反応するように形成し、電路配置部を中心とする点対称に配置して閉じた磁路を形成し、複数の磁気センサによる計測値を演算するオペアンプを基板に備え、オペアンプを電路配置部ごとに設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、電路を流れる電流の高精度な計測が可能な回路遮断器、又は分電盤に関するものである。
従来、電路を流れる電流を計測する回路遮断器12には、特許文献1に記載されているような、本体ケース13の内部にCT(カレントトランス)14を内蔵し、その貫通孔15の方向を本体ケース13の長手方向に対して垂直に配置したものがある。
また、電路を流れる電流を計測する分電盤には、特許文献2に記載されているような、電路を貫通させる挿通孔16と、プリント基板17の表面と裏面の挿通孔16周囲に設けられた金属箔パターンと、プリント基板17を貫通して金属箔パターンを接続するスルーホールとを有する空芯コイルから成る電流センサ18と、空芯コイルの出力に基づいて信号処理を行なう信号処理回路と、信号処理回路の出力を伝送路に接続する接続導体とを備えたプリント基板17を分岐ブレーカ40の一次側に備えたものがある。
また、電路を流れる電流の計測には、特許文献3に記載されているような、負荷電流を開閉する回路遮断器41本体と、この回路遮断器41本体の端子部に締付部材により締付け固定された導体と、負荷電流により発生した磁束を検出し電気信号に変換するホール素子19とこのホール素子19の電気信号を演算処理する電子回路部と演算結果を出力する出力手段とを収納するケース部を有する通電情報計測装置とを備え、通電情報計測装置を回路遮断器41本体の近傍に、着脱可能に配置又は構成したものであって、負荷電流により発生した磁束をホール素子19に導く第一のコア20と、この第一のコア20と共働して磁束を導く第二のコア21とを備えたものがある。
特開2008−288101号公報 特開2008−136279号公報 国際公開番号WO00/079554
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、CT(カレントトランス)を配線用遮断器の本体ケースに内蔵しているため配線用遮断器自体が大きくなるという欠点がある。
また、特許文献2に記載の発明では、各電路に空芯コイルを備えており、隣接する電路間の距離が近い場合は隣り合う磁場の影響を受け、計測精度が低くなる可能性があるという欠点がある。
また、特許文献3に記載の発明では、磁界を捉えるためにホール素子の他にコアを設ける必要があり、コアを取り付けるスペースが必要となるという欠点がある。
上記した課題を解決するためになされた本発明の電流計測装置は、電路を配置する複数の電路配置部と、この電路配置部の近傍に搭載されると共に電路を流れる電流を計測する複数の磁気センサと、この複数の磁気センサによる計測値を演算するオペアンプとを備えた基板であって、オペアンプを電路配置部ごとに設けた。
また、複数の磁気センサを、一方向の磁場にのみ反応するように形成すると共に、基板上において閉じた磁路を構成するよう搭載した。
本発明による回路遮断器、又は分電盤は、電路配置部の近傍に複数の磁気センサを搭載することにより、CT(カレントトランス)やコアを用いずに高精度な計測が可能となる。又、CT(カレントトランス)やコアを用いないため小型に構成することが可能となり、回路遮断器、又は分電盤に採用した場合であっても小型化することが可能となる。
又、同一基板上に複数設けられる電路配置部のそれぞれに対して複数の磁気センサによって閉じた磁路を形成することにより、アンペールの周回積分の法則により隣接する磁界の影響を受けることがなく、高精度な計測が可能である。
図1は本願発明の実施例における基板である。 図2は図1における電路配置部の変形例である。 図3は図1における電路配置部の変形例である。 図4は図1における電路配置部の変形例である。 図5は閉じた磁路を構成する磁気センサの配置を示す構成図である。 図6は図4における磁気センサの別の配置を示す構成である。 図7は本願発明における基板を含む、一部機器を取り付けた分電盤を天面から見た斜視図である。 図8は図7における、要部を拡大した分解斜視図である。 図9は従来技術における、CT(カレントトランス)を内蔵したブレーカの分解斜視図である。 図10は従来技術における、分岐ブレーカの一次側にセンサ基板を設けた分電盤の分解斜視図である。 図11は従来技術における、ホール素子とコアとを設けた回路遮断器である。
本発明では、複数の磁気センサを設けた基板により小型で高精度の電流計測を可能にした。
以下、本発明の一実施形態となる分電盤について説明する。
電路を配置する複数の電路配置部2、23、27、31、35、43と、各電路配置部2、23、27、31、35、43の近傍に設置される基板1、22、26、30、34、39、42、46に搭載されると共に電路を流れる電流を計測する複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44と、複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44による計測値を演算するオペアンプ4、25、29、33、37、45とを備え、オペアンプ4、25、29、33、37、45を電路配置部2、23、27、31、35、43ごとに設けた基板1、22、26、30、34、39、42、46を分電盤6に備えた。
分電盤6の略中央には、自身の厚み方向である上下方向に並設された3枚の主幹バー8、48が左右方向へ配設されており、主幹ブレーカ9の二次側に接続されている。そして、主幹バー8、48の長手方向での前後両側に、複数の分岐ブレーカ10が左右方向に列設され、各分岐ブレーカ10の一次側が主幹バー8、48に接続されている。さらに、主幹バー8、48のうち、上下で隣り合い、L1相及びL2相となる主幹バー8、48と分岐ブレーカ10との接続部11、49に、基板1、22、26、30、34、39、42、46が取り付けられる。基板1、22、26、30、34、39、42、46は電路配置部2、23、27、31、35、43を略コ字状に形成し、取り付けられた基板1、22、26、30、34、39、42、46の電路配置部2、23、27、31、35、43のそれぞれには主幹バー8、48から分岐ブレーカ10への電路が配置される。
また、各電路配置部2、23、27、31、35、43の近傍に搭載される複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44を、閉じた磁路が形成されるように電路配置部2、23、27、31、35、43を中心とする点対称に搭載した。
これにより、CT(カレントトランス)やコアを用いることがないため小型に構成することが可能になると共に、磁界の影響を受けることがないため高精度の電流計測が可能となる。
電路を配置する複数の電路配置部2、23、27、31、35、43と、各電路配置部2、23、27、31、35、43の近傍に設置される基板1、22、26、30、34、39、42、46に搭載されると共に電路を流れる電流を計測する複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44と、複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44による計測値を演算するオペアンプ4、25、29、33、37、45とを備え、オペアンプ4、25、29、33、37、45を電路配置部2、23、27、31、35、43ごとに設けた基板1、22、26、30、34、39、42、46を回路遮断器に備えた。
また、各電路配置部2、23、27、31、35、43の近傍に搭載される複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44を、閉じた磁路が形成されるように電路配置部2、23、27、31、35、43を中心とする点対称に搭載した。
これにより、CT(カレントトランス)やコアを用いることがないため小型に構成することが可能になると共に、磁界の影響を受けることがないため高精度の電流計測が可能となる。
電路を配置する複数の電路配置部2、23、27、31、35、43と、各電路配置部2、23、27、31、35、43の近傍に設置される基板1、22、26、30、34、39、42、46に搭載されると共に電路を流れる電流を計測する複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44と、複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44による計測値を演算するオペアンプ4、25、29、33、37、45とを備え、オペアンプ4、25、29、33、37、45を電路配置部2、23、27、31、35、43ごとに基板1、22、26、30、34、39、42、46に設けた。
また、各電路配置部2、23、27、31、35、43の近傍に搭載される複数のGMR(巨大磁気抵抗)素子3、24、28、32、36、44を、電路配置部2、23、27、31、35、43の左右どちらか一方において一列に配置した。
これにより、CT(カレントトランス)やコアを用いることがないため小型に構成することが可能になると共に、磁界の影響を受けにくくなるため高精度の電流計測が可能となる。
なお、電路配置部近傍の基板の形状は本実施例における略コ字状に限定されるものではなく、略U字状や電路を挿通させる円形に形成するなど、本発明の趣旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
また、磁気センサはGMR(巨大磁気抵抗)素子に限定されるものではなく、本発明の趣旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
また、磁気センサの配置は本実施例における一列での配置に限定されるものではなく、円弧状に配置するなど、本発明の趣旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
同一基板上に複数設けられる電路配置部のそれぞれの近傍に複数の磁気センサを搭載することにより、小型に構成することが可能となり、複数の磁気センサによって閉じた磁路を形成することにより、隣接する磁界の影響を受けない電流計測が可能となる。
1、22、26、30、34、39、42、46 基板
2、23、27、31、35、43 電路配置部
3、24、28、32、36、44 磁気センサ
4、25、29、33、37、45 オペアンプ
5、38 磁路
6 分電盤
7、47 電路
8、48 主幹バー
9 主幹ブレーカ
10、40 分岐ブレーカ
11、49 接続部
12、41 回路遮断器
13 本体ケース
14 CT
15 貫通孔
16 挿通孔
17 プリント基板
18 電流センサ
19 ホール素子
20 第一のコア
21 第二のコア

Claims (2)

  1. 電路を配置する複数の電路配置部と、該電路配置部の近傍に設置される基板に搭載されると共に前記電路を流れる電流を計測する複数の磁気センサとを備えたことを特徴とする回路遮断器、または分電盤。
  2. 前記複数の磁気センサを、一方向の磁場にのみ反応するように形成し、前記電路配置部を中心とする点対称に配置して閉じた磁路を形成し、前記複数の磁気センサによる計測値を演算するオペアンプを前記基板に備え、前記オペアンプを前記電路配置部ごとに設けたことを特徴とする請求1に記載の回路遮断器、または分電盤。
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