JP6050933B2 - 投写型映像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投写型映像表示装置に関する。
表示画面を大きくした大型の投写型映像表示装置として、透過型の液晶パネルや反射型の液晶パネルなどの映像表示素子に映し出された映像を、投写レンズにより、投写面であるスクリーンに投写する投写型映像表示装置が知られている。
近年、スクリーンから投写型映像表示装置までの距離が短い、所謂短投写距離の投写レンズを用いた投写型映像表示装置が普及してきた。例えば、透過型屈折素子を含む第一光学系と反射型屈折素子を含む第二光学系からなる投写レンズからなり、第一光学系の一部のレンズが第二光学系の下端を下限とする下方スペース内に収納される装置が開示されている(特許文献1参照)。又、レンズ系と凹面鏡との組み合わせで短い全長でありながら大画面で良質な投写画像を投射しうる投写光学系が開示されている(特許文献2参照)。
特開2009−86315号公報 特開2008−250296号公報
上記特許文献1及び2によれば、レンズの光軸に対称な形状のプラスチックレンズを念頭にしているため、プラスチックレンズを成形する場合に生じる残留応力やプラスチック材料が固有にもつ光弾性係数の大小により偏光が乱れ投射映像の品位が乱れることについて、考慮されていない。
特に、特許文献2におけるプラスチックレンズ材料は、吸湿による形状変化や屈折率変化による結像性能低下を軽減し、成形精度向上のため流動性に優れ、吸湿しない(吸水率が0%)日本ゼオン(株)のZEONEX48Rであるが、従来のプラスチックレンズの形状がレンズ光軸に対称な円形状であるため比較的流動性が良く残留応力が少ない成形条件が得られやすかったため図12に示す材料に起因する複屈折について、考慮されていない。
そこで、本発明の目的は、光軸に対して非対称な形状のプラスチックレンズを用いた投写レンズを使用しても表示画面像の品位に優れた投写型映像表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の望ましい態様の一つは次の通りである。
当該投写型映像表示装置は、スクリーンに投影する映像を生成する映像表示素子と、映像をスクリーンに拡大投射する光学系を備え、光学系は、スクリーンに近い方から順に、第1のレンズ、第2のレンズを備え、第1のレンズのゲートの位置と、第2のレンズのゲートの位置は、各々、一定角度ずらして配置される。
本発明によれば、光軸に対して非対称な形状のプラスチックレンズを用いた投写レンズを使用しても表示画面像の品位に優れた投写型映像表示装置を提供することができる。
投写型映像表示装外観を示した全体の斜視図。 斜投写光学系における投写レンズの原理を説明するレンズ配置図。 斜投写光学系における投写レンズ構造物の配置を示す断面図。 自由曲面レンズL15を示す図。 自由曲面レンズL16を示す図。 自由曲面レンズL15のプラスチックの流動性と歪みの関係を説明するための図。 自由曲面レンズL16のプラスチックの流動性と歪みの関係を説明するための図。 光軸に対して対称な円形なプラスチックレンズL13を示す図。 レンズL13のプラスチックの流動性と歪みの関係を説明するための図。 プラスチックレンズの形状評価について説明するための図。 プラスチックレンズの形状評価について説明するための図。 プラスチックレンズ材料の物性を纏めた図。 各々のプラスチックレンズのゲート方向をずらした様子を示す図。 投写型映像表示装置の全体構成の一例を示すブロック図。
以下、実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、投写型映像表示装置の外観を示した全体の斜視図である。符号100は、当該投写型映像表示装置を、符号101は、セット前面に設けられセット内部に取り込む冷却用の外気から塵埃を取り除く防塵フィルタを保護するフィルタカバーを、そして、符号102は、セット上面に取り付けられたランプ交換部分を保護する保護カバーを、それぞれ示している。そして、傾斜投写光学系を形成する投写レンズの一部として、これらの上端部には、符号L16で示される自由曲面のプラスチックレンズと、符号M17で示される自由曲面ミラーがある。
図2は、斜投写光学系における投写レンズの原理を説明するレンズ配置図である。符号L1からL16までで示す16枚のレンズと符号M17で示す1枚のミラーから構成されている。ミラーM17のミラー反射面及び符号L15とL16で示されたレンズは自由曲面形状を成している。このため、斜投写光学系であっても設計自由度が非球面の約5倍程度と大きく、良好な収差補正が可能となる。
又、符号Pで示した映像表示素子からの映像光束(全体をφ1で図示する)は投影面の結像位置に対して投写レンズ内ではそれぞれのレンズの異なった場所を通過する。自由曲面ミラーM17と自由曲面レンズL15とL16は、その他殆どのレンズが共有する光軸より上部に位置し、不要なレンズ有効領域を無く小型化出来るのでコスト低減が可能となる。又、符号L3及びL8で示されたレンズは非球面形状とすることでコマ収差と球面収差の補正を行っている。更に、符号L13で示されたレンズは光束が偏って通過する位置に配置されているので、非球面形状とすることでコマ収差の補正を行っている。
図3は、斜投写光学系における投写レンズの構造物の配置を示す断面図である。符号PLは映像表示素子を、符号P1はクロスプリズムを示している。説明の都合上、投影面の上端部分で結像する光束φ3と投影面のほぼ中央部分で結像する光束φ2が投写レンズを構成する個々のレンズ(図中L1からL16で表示)のどの部分を通過するかを示している。投影面の上端部分で結像する光束φ3の上限光と投影面のほぼ中央部分で結像する光束φ2の下限光線は、非球面レンズL13及び自由曲面レンズL15及びL16で重なり合わないので単独で収差補正が可能となり補正能力が大幅に向上する。
自由曲面ミラーM17ではその傾向が更に顕著となる。比較的光軸に近い領域での収差補正に寄与するレンズ(L1からL14)は鏡筒B3に組み込まれ、光軸から離れた領域での収差補正に寄与するレンズ(L15,L16)はフォーカス調整のため別体をなす鏡筒B2に組み込まれL13とL14及びL16とM17の間隔を調整すると共に、L15とL16の間隔も同時に調整可能な構造としている。
一方、自由曲面ミラーM17はミラーベースMB1に取り付けられ、電動モータ(図示せず)により開閉可能な構造となっている。更に、これら全てが投写レンズベースに高精度に固定されることで所定のフォーカス性能が得られるようになっている。
図4は、自由曲面レンズL15を示す図である。(A)はL15の斜視図、(B)はL15の正面図、(C)はL15の側面図、そして、(D)はL15の一部断面を含む側面図である。図4では、L15がプラスチック製のレンズであるため、レンズ有効領域L15−aの外側に鏡筒B1に組み込む時の位置だしと保持のためレンズコバ部L15−bを設けている。
図5は、自由曲面レンズL16を示す図である。(A)はL16の斜視図、(B)はL16の正面図、(C)はL16の側面図、(D)はL16の一部断面を含む側面図である。図4と同様、L16はプラスチック製のレンズであるため、レンズ有効領域L16−aの外側に鏡筒B1に組み込む時の位置だしと保持のためレンズコバ部L16−bを設けている。
自由曲面レンズL15及びL16や自由曲面ミラーM17は金型を製作し、プラスチックの収縮や反りを考慮しながら成形レンズ面形状は設計形状に対して最小誤差になるように数回にわたって金型の形状補正を繰り返す。当該補正により得られた形状の金型を使用し射出成形によりレンズを成形する。
射出成形機ではペレット又はパウダー状の樹脂を金型内で熱溶解しスクリューを回転させ加圧しながら金型のスプールとランナーを介してゲートから可動及び固定駒により形成された空間に樹脂が押し出され金型内に充填される。
光軸に対して非対称な形状であるL15において、図6に示すようにゲートL15−cとゲートL15−cに対向した面により形成される軸(流動方向の軸でA2及びA3で示す)と、この軸に直交する軸では、金型内部での樹脂の冷却時間の遅れから冷却により収縮率が異なるため形状精度が均一とならない。
又、ゲートL15−c付近はレンズの肉厚が厚く、反対に反ゲート付近(図中bの領域)はレンズの肉厚が薄くなり易いので最適形状が得られるように成形条件を制御することが成形メーカのノウハウとなっている。
更に、レンズ形状がレンズ光軸に対して非軸対称となっているためにレンズ有効領域内の反ゲート付近(図中b)とゲートの両側のレンズ領域(図中a)では樹脂の冷却時間の遅れと樹脂の流動方向の違いにより成形時に大きな残留応力が残る。この時のレンズ表面の樹脂の流動方向を図4(D)のA1に示す。
光軸に対して非対称な形状であるL16も、L15と同様である(流動方向の軸は図7のB2及びB3、レンズ表面の樹脂の流動方向は図5(D)で示す)。
図8は、光軸に対して対称な円形なプラスチックレンズL13を示す図である。L15、L16と同様、レンズ有効領域L13−aの外側に鏡筒B3に組み込む時の位置だしと保持のためレンズコバ部L13−bを設けている。レンズ形状が光軸に対して対称な形状であるL13では、図9に示すようにゲートL13−cとゲートL13−cに対向した面により形成される軸(流動方向の軸でC2及びC3で示す)と、この軸に直交する軸では、金型内部での樹脂の冷却時間の遅れから冷却により収縮率が異なるため形状精度が均一とならない。
図10及び図11は、投写レンズを構成するプラスチックレンズの形状評価について説明するための説明図である。図10及び図11において、図9に示すようにゲートとゲートに対向した面により形成される軸をY軸、この軸に直交する軸をX軸と定義すれば、ゲートL13−c付近(−Y)はレンズの肉厚が厚く、反対に反ゲート付近(図9中cの領域で図10中では+Y)はレンズの肉厚が薄くなり易い。又、X軸は、射出成形時にプラスチック樹脂が最後に充填されるので収縮が遅く左右(図10の−X及び+X)で肉厚が均等に成り易く、結果+Y軸方向がレンズの肉厚薄く成り易い。そこで、最適形状が得られるように成形条件を制御することが成形メーカのノウハウとなっている。一方、レンズ形状がレンズ光軸に対して軸対称となっているためにレンズ有効領域内の反ゲート付近(図9中のc領域)とゲートの両側のレンズ領域では樹脂の流動方向が優れているため成形時に残留応力が残りにくい。
以上述べたように、光軸に対称なプラスチックレンズの形状精度は、図10に示したようにゲートとゲートに対向した面で形成される軸をY軸にこれと直交する軸をX軸として評価し光軸からの距離に対するサグ量を設計形状と比較することで得られるが、上述した理由によりY軸とX軸の誤差が等しくならず対称性が損なわれる。このため、対称性が最も悪い軸(領域)を映像光線が通過しない領域と合わせて鏡筒内に組み込むことで結像性能の低下を軽減する手法が従来から行われていたが、従来の光軸に対称な非球面プラスチックレンズでは成形時に発生した残留応力が少なく画質に対する影響が少ないことからこの軽減技術について検討されていなかった。
発明者らは開発の初期段階で本実施形態の傾斜投写光学系を実現する投写レンズとして図2及び図3に示した投写レンズをベースに、使用するプラスチックレンズ材料の検討を行った。図12はこの時検討したプラスチックレンズ材料の物性を纏めたものである。アクリルはプラスチック材料の内最も一般的な材料であり、透過率が高く複屈折量が少ない(図中は同一成形条件で距離10mmにおいて発生する複屈折量)。
一方、吸水率(飽和吸水率)が重量比で1.2%と大きく、試作した投写レンズによって40℃95%RH雰囲気中で2000時間放置したあとフォーカス性能を評価した結果、プラスチックレンズの吸湿による形状変化と屈折率変化によりフォーカス性能が変動し、高解像度が必要な投写レンズには採用できないことが判明した。
次に、アクリル材に対して吸湿による形状変化や屈折率変化が小さく結像性能低下を軽減可能で、成形精度向上のため流動性に優れた材料として吸湿しない(吸水率が0%)日本ゼオン(株)のZEONEX480の使用を検討した。光線が斜めからプラスチックレンズを通過するため傾斜投写光学系に適した投写レンズで採用するプラスチックレンズでは光軸に対して軸対称で局部的に急激な厚さ変化が少ない非球面レンズが適している。又、光軸に対して軸対称な非球面レンズは残留応力が少なく、透過型液晶パネルや反射型液晶パネルを映像表示素子とした偏光を使用する投射型映像表示装置でも偏光が乱れた事に起因する表示画面の品位低下が少なかった。
一方、上述した光軸に対して非軸対称で斜めから入射した光線にとっては局部的に急激な厚さ変化が存在する自由曲面形状を有するL15及びL16をZEONEX480で成形し、透過型液晶パネルや反射型液晶パネルを映像表示素子とした偏光を使用する投射型映像表示装置に使用すると偏光が乱れた事に起因する表示画面の品位低下(画面の色付き)が著しく、実証検討の結果、使用できないことが判った。
そこで発明者らは、自由曲面形状を有するL15及びL16をZEONEX330とZENEX48Rに設計変更し、実際に成形したレンズを使用して、透過型液晶パネルや反射型液晶パネルを映像表示素子とした偏光を使用する投射型映像表示装置に使用した。結果はZEONEX330では表示画面の品位低下は問題のないレベルに低減できることが判った。一方、ZEONEX330はレンズ面の形状精度と、外観(マイクロクラック)の両面において要求仕様を満足する成形条件を見つけることが比較的困難であることから、新たにZEONEX48Rでも同様の検討を行った。
ZEONEX48Rは流動性が悪いので成形時の樹脂温度と金型温度をZEONEX330に比べて高くする必要があるが、レンズ面の形状精度と外観(マイクロクラック)の両面において要求仕様を満足する成形条件は比較的見出し易いことが検討の結果判明した。そこで、ZEONEX48Rを使用して設計変更し、実際に成形したレンズを、透過型液晶パネルや反射型液晶パネルを映像表示素子とした偏光を使用する投射型映像表示装置に使用して、投影画像の品位低下(画面の色付き)を検討した。結果はZEONEX330での結果よりは劣るレベルであることが判った。
そこで、成形時発生する残留応力を複数枚のプラスチックレンズを組合せることで軽減する新たな使いこなし方法により投影画像の品位低下(画面の色付き)を軽減する方法について実証検討を行った。この結果、投写レンズを構成する複数枚のプラスチックレンズにおいて、各々のプラスチックレンズのゲート方向を互いに約(360/プラスチックレンズの枚数)度ずらした位置でレンズを組立てることで残留応力の一部がキャンセルされ、投影画像の品位が向上することが判明した。
又、これらプラスチックレンズの内で最も映像表示面に近い位置に配置されたプラスチックレンズ(L16)のゲート方向が拡大投影画面の上下方向に略揃えてレンズを組立てることで残留応力が残った領域を通過する映像光線が少なくなるため更に優れた品位の投影画像を得ることが可能となる。同様に、最も映像表示面に近い位置に配置されたプラスチックレンズ(L16)のゲート方向が、拡大投影画面の画面短辺方向に略揃えてレンズを組立てても同様の効果が得られることは言うまでもない。
更に、プラスチックレンズの枚数が奇数枚の場合には、各々のプラスチックレンズのゲート方向を互いに約180度ずらした位置でレンズを組立て、かつこれらプラスチックレンズのうちで最も映像表示面に近い位置に配置されたプラスチックレンズ(L16)のゲート方向が拡大投影画面の上下方向に略揃えてレンズを組立てても同様の効果が得られた。これらプラスチックレンズのうちで最も映像表示面に近い位置に配置されたプラスチックレンズのゲート方向が拡大投影画面の画面短辺方向に略揃えてレンズを組立てても同様の効果が得られた。
図13は、各々のプラスチックレンズのゲート(L−c)方向をずらした様子を示す図である。ここでは、説明を簡単にするため、最も映像表示面に近い位置に配置されたプラスチックレンズ(L16)から連続して3枚のレンズを示している。図13では、L16のゲートは拡大投影画面(スクリーン)の上下方向と平行な線上に位置している。L15のゲートは、L16のゲートとは上下反対方向(約180度ずらした方向)に位置している。L14のゲートは、L16と同じ方向に位置している。
尚、図13では、各々のプラスチックレンズのゲート方向が180度ずれている状態を示したが、各々のプラスチックレンズのゲート方向を互いに約(360/プラスチックレンズの枚数)度ずらす形態など、状況に応じて、様々な形態があることは言うまでもない。
以上述べたようにZEONEX48Rを使用してもプラスチックレンズの組立方法によりそれぞれのプラスチックレンズに存在する残留応力で発生する投影画面品位の低下(画面の色付き)が軽減できることが検討の結果明らかとなった。
続いて、投写型映像表示装置を構成するために必要な映像投写ユニットを、図14を参照して説明する。図14において、光源199は、ランプ管球200と、リフレクタ201とからなる。このランプ199は、高圧水銀ランプの白色ランプである。又、リフレクタ201は、ランプ200を背後側から覆うように配置された、例えば、回転放物面形状の反射面を有するものであり、円形又は多角形の出射開口を有している。そして、このランプ管球200から射出された光は、回転放物面形状の反射面を有するリフレクタ201によって反射され、光軸215に略平行な光束となり射出される。光源199から射出された光は、マルチレンズ方式のインテグレータに入射する。
上述したように、マルチレンズ方式インテグレータ203は、第1のマルチレンズ素子203aと第2のマルチレンズ素子203bとから構成されている。尚、第1のマルチレンズ203aのレンズセル形状は、光軸215方向から見て液晶パネル222a、222b、222cとほぼ相似な矩形形状を有し、複数のレンズセルがマトリックス状に配設されて形成されたものであり、光源から入射した光を複数のレンズセルで複数の光に分割し、もって、効率よく第2のマルチレンズ素子203bと偏光変換素子204を通過するように導く。即ち、第1のマルチレンズ素子203aは、ランプ管球200と第2のマルチレンズ素子203bの各レンズセルとが光学的に共役な関係になるように設計されている。
第2のマルチレンズ素子203bのレンズセル形状は、第1のマルチレンズ素子203aと同様に、光軸215方向から見て矩形形状であり、かつ、複数のレンズセルがマトリクス状に配設された構成を有しており、当該レンズ素子を構成するレンズセルは、それぞれ、対応する第1のマルチレンズ素子203aのレンズセル形状を、フィールドレンズ205及び重畳レンズ208a,208b,208cと共に液晶パネル222a,222b,222c上に投影(写像)する。
そして、この過程で、偏光変換素子204の働きによって、第2のマルチレンズ素子203bからの光は所定の偏光方向に揃えられる。同時に、第1のマルチレンズ素子203aの各レンズセルによる投影像は、それぞれ、重畳レンズ208a,208b,208cの働きにより重畳され、もって、それぞれに対応した液晶パネル222a、222b、222c上の光量分布が一様となる。
以上より、本実施例をまとめると、以下のようになる。
当該投写型映像表示装置は、スクリーンに斜め方向から映像光を投影する投写レンズと、光源からの光の偏光方向を揃えるインテグレータと、偏光方向の揃った光を映像信号により変調する映像表示素子と、を備え、投写レンズは、複数のプラスチックレンズを含み、複数のプラスチックレンズの各々は、それぞれ、互いのゲート方向を180度ずらして配置される。
プラスチックレンズが偶数枚の場合、複数のプラスチックレンズの各々は、ゲート方向を拡大投影画面の上下方向に揃えて配置されてもよい。又、複数のプラスチックレンズの各々は、ゲート方向を拡大投影画面の短辺方向に揃えて配置されてもよい。
プラスチックレンズが奇数枚の場合、複数のプラスチックレンズのうち、スクリーンに最も近い位置に配置されたプラスチックレンズのゲート方向が、拡大投影画面の上下方向に揃えて配置されてもよい。又、スクリーンに最も近い位置に配置されたプラスチックレンズのゲート方向が、拡大投影画面の画面短辺方向に揃えて配置されてもよい。
更に、投写レンズがn枚(nは自然数)のプラスチックレンズを含む場合、複数のプラスチックの各々は、それぞれ、互いのゲート方向を(360/n)度ずらして配置される。
この時、複数のプラスチックレンズのうち、スクリーンに最も近い位置に配置されたプラスチックレンズのゲート方向が、拡大投影画面の上下方向に揃えて配置されてもよい。
又、複数のプラスチックレンズのうち、スクリーンに最も近い位置に配置されたプラスチックレンズのゲート方向が、拡大投影画面の画面短辺方向に揃えて配置されてもよい。
更に、スクリーンに拡大投写された投影像は、投写レンズを構成する所定数のレンズが共有する光軸とスクリーン表示の下端が前記光軸を延長して当該スクリーンと結んだ軸より上部に表示されてもよく、プラスチックレンズは所望のレンズ面を持つ金型へ、プラスチックをゲートから射出する射出成型により成形されてもよい。
以上、本実施例によれば、光軸に対して対称な形状のプラスチックレンズや非対称な形状で残留応力が大きくても、互いに発生する複屈折をキャンセルするように各々のプラスチックレンズを鏡筒に組み込むことで、複数枚のプラスチックレンズを使用した投写レンズを使用しても表示画面像の品位に優れた投写型映像表示装置を提供することができる。
100…投写型映像表示装置、M17…反射ミラー、L16…レンズ素子、102…ランプ交換部、101…フィルタカバー、P1…プリズム(硝子材)、L1〜L16:レンズ素子、φ1…光束、PL…液晶パネル、MB1…ミラーベース、BS1…投写レンズベース、B1…レンズベース1、B2…レンズベース2、B3…レンズベース3、φ2…光束、φ3…光束3、L15−a…レンズ有効領域、L15−b…レンズコバ部、L15−c…レンズゲート部、A1、A2、A3…樹脂の流れ、L16−a…レンズ有効領域、L16−b…レンズコバ部、L16−c…レンズゲート部、B1、B2、B3…樹脂の流れ、L16−a…レンズ有効領域、L16−b…レンズコバ部、L16−c…レンズゲート部、B1、B2、B3…樹脂の流れ、a…内部歪み、b…内部歪み、C…内部歪み、L13−a…レンズ有効領域、L13−b…レンズコバ部、L13−c…レンズゲート部、C1、C2、C3…樹脂の流れ、199…光源、200…水銀ランプ、201…リフレクタ、202…防爆硝子、203…インテグレータ、204…偏光変換素子、205…フィールドレンズ、206a、206b、206c、206d…反射ミラー、207a、207b…ダイクロイックミラー、208a、208b、208c…重畳レンズ、222a、222b、222c…液晶パネル、220…投写レンズ、211…クロスプリズム。

Claims (10)

  1. スクリーンに投影する映像を生成する映像表示素子と、
    前記映像を前記スクリーンに拡大投射する光学系を備え、
    前記光学系は、光軸に対して非対称でレンズ有効領域が非円形の形状を有するプラスチック製の第1のレンズと第2のレンズを備え、前記第2のレンズは前記第1のレンズと前記スクリーンの間に配置されるものであって、
    前記第1のレンズのゲートは、前記第2のレンズのゲートに対し、互いのゲート方向を180度ずらして配置することで、前記第1及び第2のレンズの前記非対称な形状に起因する成形時に発生する残留応力の影響を軽減するとともに、
    前記第1のレンズと前記第2のレンズは、鏡筒に組み込むときの位置決めと保持のために、前記レンズ有効領域の外側にレンズコバ部を有し、該レンズコバ部はその一部に切欠きが設けられていることを特徴とする投写型映像表示装置。
  2. 光源からの光の偏光方向を揃える偏光変換素子及びインテグレータを備え、
    前記映像表示素子は、前記偏光方向の揃った光を映像信号により変調する、請求項1記載の投写型映像表示装置。
  3. 前記光学系が二枚以上のレンズを偶数含む場合、当該複数のレンズの各々のゲート方向は前記スクリーンの上下方向に揃えて配置される、請求項1又は2に記載の投写型映像表示装置。
  4. 前記光学系が二枚以上のレンズを偶数含む場合、当該複数のレンズの各々のゲート方向は前記スクリーンの短辺方向に揃えて配置される、請求項1又は2に記載の投写型映像表示装置。
  5. 前記光学系が三枚以上のレンズを奇数含む場合、前記第1のレンズのゲート方向が、前記スクリーンの上下方向に揃えて配置される、請求項1又は2に記載の投写型映像表示装置。
  6. 前記光学系が三枚以上のレンズを奇数含む場合、前記第1のレンズのゲート方向が、前記スクリーンの画面短辺方向に揃えて配置される、請求項1又は2に記載の投写型映像表示装置。
  7. スクリーンに投影する映像を生成する映像表示素子と、
    前記映像を前記スクリーンに拡大投射する光学系を備え、
    前記光学系は、光軸に対して非対称でレンズ有効領域が非円形の形状を有するプラスチック製のn枚(nは2以上の自然数)のレンズを含み、
    前記複数のレンズの各々は、前記複数のレンズの他のレンズに対して、隣接するレンズのゲート方向を互いに(360/n)度ずらして配置することで、前記複数のレンズの前記非対称な形状に起因する成形時に発生する残留応力の影響を軽減するとともに、
    前記複数のレンズの各々は、鏡筒に組み込むときの位置決めと保持のために、前記レンズ有効領域の外側にレンズコバ部を有し、該レンズコバ部はその一部に切欠きが設けられていることを特徴とする投写型映像表示装置。
  8. 光源からの光の偏光方向を揃える偏光変換素子及びインテグレータを備え、
    前記映像表示素子は、前記偏光方向の揃った光を映像信号により変調する、請求項7記載の投写型映像表示装置。
  9. 前記光学系が二枚以上のレンズを偶数含む場合、当該複数のレンズの各々のゲート方向は前記スクリーンの上下方向に揃えて配置される、請求項7又は8に記載の投写型映像表示装置。
  10. 前記光学系が二枚以上のレンズを偶数含む場合、当該複数のレンズの各々のゲート方向は前記スクリーンの短辺方向に揃えて配置される、請求項7又は8に記載の投写型映像表示装置。
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