JP5236169B2 - レンズユニットおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子を用いたデジタルスチルカメラや携帯電話搭載カメラ、携帯情報端末搭載カメラといった公差感度の厳しいイメージセンシング分野の撮像装置に適用可能なレンズユニットに係り、特に、携帯電話機等にも搭載可能な高い光学性能を有するデジタル入力機器(カメラモジュール)に適した撮像光学系の組み込み構造に関するものである。
近年、携帯電話の普及に伴い携帯端末に搭載するカメラモジュールの需要が高くなってきている。そして、この傾向はますます強くなると予想される。
また、撮像素子も進展して、より小型化し高画素化になってきている。このため、サイズについてもよりコンパクトにすることができるようになり、それに伴いデジタルスチルカメラに比べて光学系の性能保持に対し求められるレンズの許容製造誤差も極めて小さくなっている。
しかし、ミクロン、サブミクロンオーダーの外形形状による評価は測定自体が困難であり、また、評価が可能であったとしても、公差の積み上げによる性能保持は困難なほど、公差感度が厳しくなってしまう。
さらに、携帯電話の生産台数がデジタルスチルカメラに比べて多いため、歩留まり向上が重要な課題となっている。
製造手法に言及を行うのであれば、微小な製造誤差が許容できない製造誤差として積み上がる製造手法では、安定した量産が行う事が困難であり、量産性に乏しくなる。
従来技術では、撮像光学系はレンズや鏡枠をはじめとする各部品の精度をあげ、その積み上げ公差内において、一定以上の性能が保持できるように組み込むことで行っていた。
そして、昨今のカメラモジュールにおいては低価格競争が激しいため、撮像レンズも低コストに抑える必要がある。そのために、樹脂レンズを積極的に使い、金型のキャビティを増やすことでコストダウンを図っている。
ただし、樹脂レンズの特徴として、キャビティ毎に特性は違うものの各キャビティで成形されるレンズについてはガラスレンズと比べてバラツキが少なく安定した生産が見込める。よって、公差を打ち消すようなレンズの組み合わせを見つけることができれば安定した量産を見込めることができる。
組込み方法については、レンズ固定部にレンズ成形時のゲート跡を設けた樹脂モールドレンズが、たとえば特許文献1に開示されている。
特開平3−33801号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術では、鏡枠内のレンズの公差を打ち消すことを考慮したものではない。
本発明の目的は、光学系のトータル性能を確保し、公差感度の厳しいレンズ系の量産性をあげることが可能なレンズユニットおよびその製造方法を提供することにある。
本発明の第1の観点のレンズユニットは、光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダと、前記レンズホルダに保持固定された複数のレンズと、を有し、前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズが前記レンズホルダに組み込まれている。
本発明の第2の観点のレンズユニットの製造方法は、複数のレンズを、光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダに保持固定してレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズを前記レンズホルダに組み込む。
好適には、前記複数のレンズの少なくとも一つに所定のゲートを形成し、前記複数のレンズを、当該レンズのゲート位置を偏心の倒れ方向の基準位置として、前記レンズホルダに組み込む。
好適には、前記複数のレンズの少なくとも一つに、光軸を中心とする回転位置を把握するための印を形成し、前記複数のレンズを偏心の倒れ方向の基準位置として前記レンズホルダに組み込む。
好適には、前記レンズホルダに光軸を中心とするレンズの回転方向を把握するための印を形成し、前記複数のレンズを、前記印に応じて的確な角度で前記レンズホルダに組み込まれている。
好適には、各レンズの焦点距離をfi 、光学系全体の焦点距離をf、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき下記の条件式(1)もしくは(2)を満たす。
Figure 0005236169
もしくは
Figure 0005236169
ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。
好適には、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2・・・、第iレンズまでの群透過偏心量σiとし、さらに第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズの各レンズ単体偏心量をα、α、α・・・αiとするとき、下記の条件式(3)(4)を満たす。
Figure 0005236169
もしくは
Figure 0005236169
ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。偏心量は分表示とする。
好適には、前記レンズホルダはレンズ落とし込みの構造を有し、当該レンズホルダにレンズを組み込んだ状態での群透過偏心量が下記の条件式(5)を満たす。
[数5]
σi < 10´00″ (i=1,2,3・・・) (5)
ただし、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・とし、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2、第3レンズまでの群透過偏心量σ3・・・とする。
好適には、前記複数のレンズを、前記レンズホルダにレンズを組み込んだ状態でレンズ系の残存偏心が撮像素子の短辺方向となる角度で組み込む。
好適には、各レンズの焦点距離をfiとし光学系全体の焦点距離をf、各レンズの透過偏心量をσiとしたときに、以下の条件式(6)を満たす。
Figure 0005236169
好適には、最も焦点距離の短いレンズ、もしくは、群の透過偏心量をσ1、同2番目に焦点距離の短いレンズ、もしくは群の透過偏心量をσ2としたときに、以下の条件式(7)を満たす。
Figure 0005236169
本発明によれば、光学系のトータル性能を確保し、公差感度の厳しいレンズ系の量産性をあげることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本実施形態の撮像レンズユニットの基本構成を示す簡略断面図である。
図1は、たとえば3枚構成で物体側落とし込み構造とした場合における本実施形態に係る撮像レンズユニットの基本構成を示す図である。
本実施形態の撮像レンズユニット100は、図1に示すように、一つの鏡枠(レンズホルダ)110、第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、および像面IPを有する。
レンズホルダ110は、円筒状をなし、中心部に光の通路(光路)となる貫通孔111が形成され、この貫通孔111を形成するホルダ内壁部112には、物体側OBJSから順に、第1レンズ120を保持固定するための第1ホルダ部113、第2レンズ130を保持固定するための第2ホルダ部114、および第3レンズ140を保持固定するための第3ホルダ部115が形成されている。
そして、レンズホルダ110は、貫通孔111の中心部が光軸AXとなるように形成されている。後で詳述するように、第1レンズ120、第2レンズ130、および第3レンズ140は、各ホルダ部113,114,115の保持固定するにあたって、各レンズの偏心を把握し、光軸を中心とする回転角度を制御して、一つのレンズホルダ(鏡枠)110に組み込まれる。
像面IPは、CCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の固体撮像素子の感光面が配置される。
なお、本実施形態では、図において、上側が物体側(前方)OBJSであり、下側が像側(後方)である。
本実施形態においては、レンズホルダ110に第1レンズ120、第2レンズ130、および第3レンズ140を保持固定するにあたって、製造誤差として発生するレンズの偏心を積極的に利用し、各レンズの偏心を把握し、光軸を中心とする回転角度を制御し、レンズホルダ(鏡枠)110に組み込むことで、光学系のトータル性能を確保し、安定した量産性を実現している。
以下に、この撮像レンズユニット100の製造方法(組み立て方法)について基本的な概念を説明した後、具体的な例について説明する。
本実施形態のレンズのレンズホルダ110への組み込み構造は、上述したように、各レンズ120〜140で発生する偏心を回転によって相殺する方向に組み込むことでレンズの許容製造誤差を超えるレンズを利用するようにしている。
偏心方向は各レンズ、各キャビティ毎にある程度安定して発生するため、これにより積み上げ公差では実現できなかったレンズ系を回転と組み合わせにより組むことができるような方法を採用している。
すなわち、本実施形態の製造方法は、各レンズで発生する偏心を回転によって相殺する方向に組み込むことでレンズの許容製造誤差を超えるレンズを利用することができる。偏心方向は各レンズ、各キャビティ毎にある程度安定し発生するため、これにより積み上げ公差では実現できなかったレンズ系を回転と組み合わせにより組むことができる。
図2は、透過偏心の基本構成を示す図である。
図2に示すように、レンズ系に平行光を入射し、対物レンズ210を通してCCD等の撮像装置220で撮像することにより、透過偏心σを測定することが可能である。
この原理を用いて本実施形態の構成における透過偏心σを測定することできる。
図3は、たとえばレンズホルダ(鏡枠)に第1レンズ120を組み込んで透過偏心を測定する場合を示す図である。
図3に示すように、第1ホルダ113に第1レンズ120を保持させた状態で、レンズホルダ110の貫通孔111の開口部側、すなわち物体側OBJSから図示しない光源による光を平行光として入射し、第1レンズ120を通過した光を対物レンズ210を通してCCD等の撮像装置220で撮像することにより、透過偏心σ1を測定することが可能である。
図4は、たとえばレンズホルダ(鏡枠)に第1レンズ120に加えて第2レンズ130まで組み込んで一体の透過偏心を測定する場合を示す図である。
図4に示すように、第1ホルダ113に第1レンズ120を保持させ、第2ホルダ114に第2レンズ130を保持させた状態で、レンズホルダ110の貫通孔111の開口部側、すなわち物体側OBJSから図示しない光源による光を平行光として入射し、第1レンズ120、さらには第2レンズ130を通過した光を対物レンズ210を通してCCD等の撮像装置220で撮像することにより、透過偏心σ2を測定することが可能である。
以下、本製造方法の基本原理について説明する。
本実施形態の製造方法においては、各レンズの偏心の光軸AXに対する倒れ方向を、光軸AXに近づけるように組み合わせる。以下、本製造方法の基本原理について説明する。
換言すれば、各レンズで発生した偏心を打ち消す方向に回転方向を調整する。
この場合、本実施形態においては、回転調整するための目印として、ゲート位置を利用する。
図5は、たとえば樹脂レンズのゲート、Dカットガラスにおける印と角度の関係を示す図である。
たとえば、樹脂製レンズのゲート位置を偏心の倒れ方向の基準位置として、レンズホルダ(鏡枠)110内に組み込む。
あるいは、ガラス製レンズに光軸を中心とする回転位置を把握するための印を持たせ、偏心の倒れ方向の基準位置としてレンズホルダ(鏡枠)110内に組み込む。
たとえばガラス製レンズにDカット等の印を設けることにより回転基準を設ける。
あるいは、レンズホルダ(鏡枠)110に光軸AXを中心とするレンズの回転方向を把握するための印を配置(形成)し、各レンズを適確な角度でレンズホルダ(鏡枠)110内に組み込む。
たとえば、図6に示すように、レンズホルダ(鏡枠)110に適確な角度で各レンズを組み込むことができるような印110aを形成する。
各レンズの焦点距離をfi 、光学系全体の焦点距離をf、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとする。本実施形態においては第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140の3つのレンズを用いて、落とし込む側から第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140としている。
そして、上述したレンズあるいはレンズホルダに形成した印を3種類、もしくは2種類、ないし1種類適用し、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき下記の(条件式1)もしくは(条件式2)を満足することが望ましい。
Figure 0005236169
もしくは、
Figure 0005236169
ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。
この場合、パワーの強いレンズ程組み込み時における角度依存性が顕著に現れることから、前記条件式1または2を満足することが望ましい。
また、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとする。本実施形態にいては第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140の3つのレンズを用いて、落とし込む側から第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140としている。
そして、上述したレンズあるいはレンズホルダに形成した印を3種類、もしくは2種類、ないし1種類適用し、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき、第1レンズ120までの群透過偏心量σ1、第2レンズ130までの群透過偏心量σ2・・・、第iレンズまでの群透過偏心量σiとする。さらに第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズの各レンズ単体偏心量をα、α、α・・・αiとする。このとき下記の(条件式3)、(条件式4)を満たすことが望ましい。
Figure 0005236169
もしくは、
Figure 0005236169
ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。偏心量は分表示とする。
この場合、偏心の強いレンズ程組み込み時における角度依存性が顕著に現れることから前記条件式3または4を満足することが望ましい。
さらに、本実施形態においては、前述したように、レンズホルダ(鏡枠)110は、レンズ落とし込みの構造を有し、レンズホルダ(鏡枠)110にレンズを組み込んだ状態での群透過偏心量が下記の(条件式5)を満足することが望ましい。
[数12]
σi < 10´00″ (i=1,2,3・・・) (5)
ただし、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・とし、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2、第3レンズまでの群透過偏心量σ3・・・とする。
条件式5を満足する構成を採用することにより、第1レンズ120までの群偏心、第2レンズ130までの群偏心といったようにそれぞれの箇所で偏心量を10´00″以内に抑えることが可能である。
図7は、偏心相殺の関係を示す図である。
たとえば、第3レンズ140が強い偏心で相殺が困難なとき、第1レンズ120に対して第2レンズ130を偏心打消し方向に調整するのではなく、偏心の相乗効果となる方向に角度調整を行う。
ただし、その際に注意することとして、10´00″以上の偏心を無理やり相殺しようとすると像性能に影響を与えるため、偏心の操作は10´00″以内の領域で行う必要がある。現実問題、全てのキャビティにおいて偏心を抑えられるとは限らない。そこで偏心の強いレンズを活用するためには必ずしも組み込むごとに偏心を打ち消す方向に組む必要はない。
また、レンズホルダ(鏡枠)110にレンズを全て組み込んだ状態でレンズ系の残存偏心が撮像素子の短辺方向となる角度で組み込まれていることが望ましい。
全レンズを組み込んだ状態でどうしても相殺できない偏心をセンサの短辺側に逃がすことで方ボケの影響を少なくすることが可能となる。
また、本実施形態においては、各レンズの焦点距離をfiとし光学系全体の焦点距離をf、各レンズの透過偏心量をσiとしたときに、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
Figure 0005236169
また、本実施形態においては、撮像レンズユニット100の最も焦点距離の短いレンズ、もしくは、群の透過偏心量をσ1、同2番目に焦点距離の短いレンズ、もしくは群の透過偏心量をσ2としたときに、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
Figure 0005236169
以下に、本実施形態に係る製造方法をより具体的に説明する。
まず、レンズ回転の調整工程について説明する。
図8(A)〜(C)はレンズ回転調整工程を説明するための図である。
たとえば、図8(A)に示すように、ゲートカットしたレンズ120a,130a,140aが3つあるとする。
次に、図8(B)に示すように、第1レンズ120aのゲート位置を基準とし角度を指定する。
次に、たとえば図8(C)に示すように、第2レンズ130aを225°位置に固定する。
次に図8(C)に示すようにして、偏心が打ち消される方向にレンズを組み込んでいく。
以下に実際のデータを例に説明する。
図9は、レンズ単体透過偏心結果を示す図である。
まず、レンズ単体透過偏心の結果を参考に、次に図4に示すようにして、第1レンズ120と第2レンズ130との組み合わせ偏心を測定する。
この際、基準となるのは絞り直後からも感度が厳しいところは、第1レンズ120と考えられるので、まずは第1レンズ120で偏心の少ないものを基準とする。
組み合わせの対象である第2レンズ130には偏心の少ないものを選ぶ。
図10は、第1レンズ(レンズ1)に対して第2レンズ(レンズ2)を回転した場合の結果を示す図である。図11は、第1レンズ(レンズ1)の偏心を第2レンズ(レンズ2)が補正しきれない場合を示す図である。
第1レンズ120に対して第2レンズ130を180°回転すると偏心が相殺される。
以上のことから、Cav6とペアになりうる可能性があるのはCav5の180°方向、Cav8の180°方向になる。
次に注目したのは第1レンズ120にCav3を使う組み合わせとなる。
図10(A)の状態からさらに偏心を補正するために第2レンズ130単体で偏心が大きいものを選ぶ。同様に、図10(B)の状態からさらに偏心を補正するために第2レンズ130単体で偏心が大きいものを選ぶ。このようにして、少しずつ偏心を打ち消す。
ただし、強引な相殺は偏心のレンジを広げることにつながり性能を出す第1レンズ120と第2レンズ130の角度関係がシビアになる。
図12は、第1レンズ(レンズ1)に対して第2レンズ(レンズ2)を回転した場合の他の結果を示す図である。
図12のように、次に、同等の偏心を持つCav2で同様の測定を行う。
本実施形態によれば、製造誤差として発生するレンズの偏心を積極的に利用し、複数枚のレンズで構成される撮像レンズユニット100において、各レンズの偏心を把握し、光軸を中心とする回転角度を制御し、レンズホルダ(鏡枠)110に組み込むことで、光学系のトータル性能を確保し、安定した量産性を実現することができる。
たとえば、樹脂レンズで残存するゲートを位置決めの基準とすることで機構を複雑にすることなく、撮像レンズユニット(光学系)の組み込みにおいて、各レンズの光軸を中心とする回転角度を制御し、レンズホルダ(鏡枠)110に組み込むことで、光学系のトータル性能を確保するレンズホルダ(鏡枠)内組み込み構造を実現することができる。
本実施形態では、レンズホルダ110を回転調整のためには増やさず、さらに樹脂レンズではゲート位置を利用することで特別な処置を加えることなく回転調整を可能としている。
図13は、設計値に対応した3枚構成のレンズユニットの光学系の構成と特性値を示す図である。
図14は、第1レンズに偏心が生じた場合のレンズユニットの光学系の構成と特性値を示す図である。
図15は、第1レンズの偏心を打ち消すように相殺する偏心量をもった第2レンズを配置した場合のレンズユニットの光学系の構成と特性値を示す図である。
これらの図おける光学的特性は、相対的な視野高を示している。
これらの図からわかるように、第1レンズ120に偏心が生じた場合には光学的特性が設計値よる光学的特性から大きくずれが、第1レンズ120に偏心が生じた場合に第1レンズの偏心を打ち消すように相殺する偏心量をもった第2レンズを配置することにより設計値に近い良好な光学的特性を得ることができる。
すなわち、本製造方法に従って撮像レンズユニットを製造することにより、レンズホルダの数を増やすことなく、良好な光学特性を得ることできる。
本実施形態の撮像レンズユニットの基本構成を示す簡略断面図である。 透過偏心の基本構成を示す図である。 レンズホルダ(鏡枠)に第1レンズを組み込んで透過偏心を測定する場合を示す図である。 レンズホルダ(鏡枠)に第1レンズに加えて第2レンズまで組み込んで一体の透過偏心を測定する場合を示す図である。 樹脂レンズのゲート、Dカットガラスにおける印と角度の関係を示す図である。 レンズホルダ(鏡枠)に光軸AXを中心とするレンズの回転方向を把握するための印を配置した例を示す図である。 偏心相殺の関係を示す図である。 レンズ回転調整工程を説明するための図である。 レンズ単体透過偏心結果を示す図である。 第1レンズ(レンズ1)に対して第2レンズ(レンズ2)を回転した場合の結果を示す図である。 第1レンズ(レンズ1)の偏心を第2レンズ(レンズ2)が補正しきれない場合を示す図である。 第1レンズ(レンズ1)に対して第2レンズ(レンズ2)を回転した場合の他の結果を示す図である。 設計値に対応した3枚構成のレンズユニットの光学系の構成と特性値を示す図である。 第1レンズに偏心が生じた場合のレンズユニットの光学系の構成と特性値を示す図である。 第1レンズの偏心を打ち消すように相殺する偏心量をもった第2レンズを配置した場合のレンズユニットの光学系の構成と特性値を示す図である。
符号の説明
100・・・撮像レンズユニット、110・・・レンズホルダ、120・・・第1レンズ、130・・・第2レンズ、140・・・第3レンズ。

Claims (20)

  1. 光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダと、
    前記レンズホルダに保持固定された複数のレンズと、を有し、
    前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズが前記レンズホルダに組み込まれており、
    各レンズの焦点距離をf i 、光学系全体の焦点距離をf、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθ i とするとき下記の条件式(1)もしくは(2)を満たすレンズユニット。
    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。
  2. 光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダと、
    前記レンズホルダに保持固定された複数のレンズと、を有し、
    前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズが前記レンズホルダに組み込まれており、
    レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2・・・、第iレンズまでの群透過偏心量σiとし、さらに第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズの各レンズ単体偏心量をα、α、α・・・αiとするとき、下記の条件式(3)(4)を満たすレンズユニット。
    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。偏心量は分表示とする。
  3. 光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダと、
    前記レンズホルダに保持固定された複数のレンズと、を有し、
    前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズが前記レンズホルダに組み込まれており、
    各レンズの焦点距離をfi 、光学系全体の焦点距離をf、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき下記の条件式(1)もしくは(2)を満たし、
    第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2・・・、第iレンズまでの群透過偏心量σiとし、さらに第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズの各レンズ単体偏心量をα、α、α・・・αiとするとき、下記の条件式(3)(4)を満たすレンズユニット。
    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。

    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。偏心量は分表示とする。
  4. 前記複数のレンズの少なくとも一つは所定のゲートが形成され、前記複数のレンズは、当該レンズのゲート位置を偏心の倒れ方向の基準位置として、前記レンズホルダに組み込まれている
    請求項1から3のいずれか一に記載のレンズユニット。
  5. 前記複数のレンズの少なくとも一つは、光軸を中心とする回転位置を把握するための印を有し、前記複数のレンズは偏心の倒れ方向の基準位置として前記レンズホルダに組み込まれている
    請求項1から3のいずれか一に記載のレンズユニット。
  6. 前記レンズホルダは光軸を中心とするレンズの回転方向を把握するための印が形成され、前記複数のレンズは、前記印に応じて的確な角度で前記レンズホルダに組み込まれている
    請求項1から3のいずれか一に記載のレンズユニット。
  7. 前記レンズホルダはレンズ落とし込みの構造を有し、当該レンズホルダにレンズを組み込んだ状態での群透過偏心量が下記の条件式(5)を満たす
    請求項1から6のいずれか一に記載のレンズユニット。
    [数9]
    σi < 10´00″ (i=1,2,3・・・) (5)
    ただし、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・とし、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2、第3レンズまでの群透過偏心量σ3・・・とする。
  8. 前記複数のレンズは、前記レンズホルダにレンズを組み込んだ状態でレンズ系の残存偏心が撮像素子の短辺方向となる角度で組み込まれている
    請求項1から7のいずれか一に記載のレンズユニット。
  9. 各レンズの焦点距離をfiとし光学系全体の焦点距離をf、各レンズの透過偏心量をσiとしたときに、以下の条件式(6)を満たす
    請求項1から8のいずれか一に記載のレンズユニット。
    Figure 0005236169
  10. 最も焦点距離の短いレンズ、もしくは、群の透過偏心量をσ1、同2番目に焦点距離の短いレンズ、もしくは群の透過偏心量をσ2としたときに、以下の条件式(7)を満たす
    請求項1から8のいずれか一に記載のレンズユニット。
    Figure 0005236169
  11. 複数のレンズを、光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダに保持固定してレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、
    前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズを前記レンズホルダに組み込む工程を含み、
    各レンズの焦点距離をf i 、光学系全体の焦点距離をf、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθ i とするとき下記の条件式(1)もしくは(2)を満たすレンズユニットの製造方法。
    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。
  12. 複数のレンズを、光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダに保持固定してレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、
    前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズを前記レンズホルダに組み込む工程を含み、
    レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2・・・、第iレンズまでの群透過偏心量σiとし、さらに第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズの各レンズ単体偏心量をα、α、α・・・αiとするとき、下記の条件式(3)(4)を満たすレンズユニットの製造方法。
    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。偏心量は分表示とする。
  13. 複数のレンズを、光の通路となる貫通孔が形成された一つのレンズホルダに保持固定してレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、
    前記レンズホルダの貫通孔の中心軸に対する前記複数のレンズの各光軸の透過偏心を相殺するように、各レンズの光軸を中心とする回転調整をして、前記複数のレンズを前記レンズホルダに組み込む工程を含み、
    各レンズの焦点距離をfi 、光学系全体の焦点距離をf、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズとし、第(i-1)レンズ、第iレンズの光軸倒れ方向のセンサ面への射影角が成す角度差をθi とするとき下記の条件式(1)もしくは(2)を満たし、
    第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2・・・、第iレンズまでの群透過偏心量σiとし、さらに第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・第iレンズの各レンズ単体偏心量をα、α、α・・・αiとするとき、下記の条件式(3)(4)を満たすレンズユニットの製造方法。
    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。

    Figure 0005236169
    もしくは
    Figure 0005236169
    ただし、i≧2、0°≦θ<360°とする。偏心量は分表示とする。
  14. 前記複数のレンズの少なくとも一つに所定のゲートを形成し、
    前記複数のレンズを、当該レンズのゲート位置を偏心の倒れ方向の基準位置として、前記レンズホルダに組み込む
    請求項11から13のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
  15. 前記複数のレンズの少なくとも一つに、光軸を中心とする回転位置を把握するための印を形成し、
    前記複数のレンズを偏心の倒れ方向の基準位置として前記レンズホルダに組み込む
    請求項11から13のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
  16. 前記レンズホルダに光軸を中心とするレンズの回転方向を把握するための印を形成し、
    前記複数のレンズを、前記印に応じて的確な角度で前記レンズホルダに組み込まれている
    請求項11から13のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
  17. 前記レンズホルダはレンズ落とし込みの構造を有し、当該レンズホルダにレンズを組み込んだ状態での群透過偏心量が下記の条件式(5)を満たす
    請求項11から16のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
    [数20]
    σi < 10´00″ (i=1,2,3・・・) (5)
    ただし、レンズ番号は落とし込む側から、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ・・・とし、第1レンズまでの群透過偏心量σ1、第2レンズまでの群透過偏心量σ2、第3レンズまでの群透過偏心量σ3・・・とする。
  18. 前記複数のレンズを、前記レンズホルダにレンズを組み込んだ状態でレンズ系の残存偏心が撮像素子の短辺方向となる角度で組み込む
    請求項11から17のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
  19. 各レンズの焦点距離をfiとし光学系全体の焦点距離をf、各レンズの透過偏心量をσiとしたときに、以下の条件式(6)を満たす
    請求項11から18のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
    Figure 0005236169
  20. 最も焦点距離の短いレンズ、もしくは、群の透過偏心量をσ1、同2番目に焦点距離の短いレンズ、もしくは群の透過偏心量をσ2としたときに、以下の条件式(7)を満たす
    請求項11から18のいずれか一に記載のレンズユニットの製造方法。
    Figure 0005236169
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