JP2009086475A - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロジェクタ等のレンズ鏡筒において、投射距離が変化してもフォーカスレンズ群とズームレンズ群との相対的な倒れに変化が生じないようにする。
【解決手段】フォーカスレンズ群である1群鏡筒21はラジアル方向120°毎の3方向から1群用カムフォロア33が取り付けられている。1群用カムフォロア33は、固定筒28のレンズ鏡筒用直線案内溝28a及びフォーカス環29に設けられたカム面によりそれぞれ案内されている。また、ズームレンズ群を保持する鏡筒の一部である2群鏡筒22はラジアル方向120°毎の3方向から2、3、4、5群用カムフォロア34が取り付けられている。2群鏡筒22に取り付けられた2、3、4、5群用カムフォロア34は、固定筒28のレンズ鏡筒用直線案内溝28a及びカム環27の外周に設けられた2群鏡筒用カム溝27aによりそれぞれ案内される。
【選択図】図3
【解決手段】フォーカスレンズ群である1群鏡筒21はラジアル方向120°毎の3方向から1群用カムフォロア33が取り付けられている。1群用カムフォロア33は、固定筒28のレンズ鏡筒用直線案内溝28a及びフォーカス環29に設けられたカム面によりそれぞれ案内されている。また、ズームレンズ群を保持する鏡筒の一部である2群鏡筒22はラジアル方向120°毎の3方向から2、3、4、5群用カムフォロア34が取り付けられている。2群鏡筒22に取り付けられた2、3、4、5群用カムフォロア34は、固定筒28のレンズ鏡筒用直線案内溝28a及びカム環27の外周に設けられた2群鏡筒用カム溝27aによりそれぞれ案内される。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えばプロジェクタ(画像投射装置)等に用いられるレンズ鏡筒に関するものである。
プロジェクタ等の投射タイプのレンズ鏡筒では、シフト光学系を用いることでレンズ鏡筒の光軸からシフトした位置に画像の中心を投射する技術が広く使用されている。また、投射タイプのレンズ鏡筒は、最近の高倍化・広角化によりフォーカスレンズ群にレンズ面を非球面で構成したプラスチックレンズを使用する技術も適用されている。
例えば特許文献1では、レンズ面を非球面で構成したプラスチックレンズを用いることでレンズ鏡筒を小型化し、球面収差の補正及び結像性能を良くする技術が開示されている。
更に、プラスチックレンズのゲート周辺部を光線が通る際には複屈折が発生し易く、ゲート部の近傍を通った光線は画質劣化の原因となる。この問題を回避するために、特許文献2ではプロジェクタ等の投射タイプのレンズ鏡筒において、プラスチックレンズを用いても画質劣化が生じないゲート部の配置についての技術が開示されている。
投射タイプのレンズ鏡筒は、最近の高倍化・広角化によりフォーカシングとズーミングに関係するレンズ群との相対的な倒れに対する要求精度が高くなっている。しかし、一般的なフォーカスレンズ群にヘリコイドを用いる構成では、フォーカスレンズ群は回転しながらフォーカシングを行うことになる。このため、ヘリコイドの中心軸が光軸に対して倒れて成型されると、投射距離が変化した際には、フォーカシングとズーミングに関係するレンズ群との相対的な倒れも変化してしまう。
また、プラスチックレンズを大量にかつ安価に生産するためには、金型を用いた射出成型が有効であるが、この際にプラスチックレンズはゲートを有する形状になる。しかし、プラスチックレンズのゲート周辺部は成型時に樹脂が均一に流れず、分子の密度が不均一となる。このため、プラスチックレンズをレンズ鏡筒に用いた際には、ゲート周辺部を光線が通る際に複屈折等が生じてしまい、イメージサークル内の部分的な性能劣化の原因となっている。更に、フォーカスレンズ群にヘリコイドを用いる構成のレンズ鏡筒において、フォーカスレンズ群にプラスチックレンズを用いた際には、上述の問題と併せて投射距離が変化すると、イメージサークル内の部分的な性能劣化の様子及び生ずる場所も変化する。
本発明の目的は、フォーカシングとズーミングに関係するレンズ群との相対的な倒れの要求精度を満たすプロジェクタ等のレンズ鏡筒を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、フォーカスレンズ群にプラスチックレンズを用いてもイメージサークル内の部分的な性能劣化が生じないレンズ鏡筒を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る請求項1のレンズ鏡筒の技術的特徴は、フォーカシング時に光軸方向に移動するフォーカスレンズ群と、ズーミング時に光軸方向に移動するズームレンズ群とを有するズームレンズ鏡筒であって、前記フォーカシングに関係する少なくとも1つのフォーカスレンズ群と前記ズーミングに関係する少なくとも1つのズームレンズ群とはそれぞれカムフォロアを付設し、前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群は、前記カムフォロアを介して固定筒に設けた同一の直進溝に沿って案内されることにある。
請求項2のレンズ鏡筒の技術的特徴は、請求項1において、前記フォーカスレンズ群とズームレンズ群に付設する前記カムフォロアは、それぞれ異なる回転部材のカム面に案内され、前記カム面を有するそれぞれの回転部材が同一方向に回転した際には、前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群との進退方向が同一であることにある。
請求項3のレンズ鏡筒の技術的特徴は、請求項1又は2において、シフト光学系を用いると共に、前記フォーカスレンズ群はプラスチックレンズを有し、光軸を中心とした前記プラスチックレンズのゲート位置を光軸からシフトした光線が通る領域の反対側に配置したことにある。
本発明に係るレンズ鏡筒によれば、フォーカスレンズ群はフォーカシング時に回転することなく光軸方向に進退する構成であるため、投射距離が変化してもフォーカシングとズーミングに関係するレンズ群との相対的な倒れに変化が生ずることはない。
また、フォーカスレンズ群とズームレンズ群は進退方向が同一であるので、フォーカスレンズ群とズームレンズ群がそれぞれが案内されているカムフォロアと直進溝又はカム溝との間に嵌合がたがあっても、同一方向に倒れるようになる。この結果、フォーカシング又はズーミング時に嵌合がたにより、フォーカスレンズ群とズームレンズ群との相対的な倒れに変化が生じても必要精度を満たすことができる。
フォーカスレンズ群はフォーカシング時に回転することなく光軸方向に進退する構成のため、投射保証範囲全域においてフォーカスレンズ群の同一領域を光線が通ることが可能となり、イメージサークル内の部分的な性能劣化及び変化が生じない。
更にシフト光学系を用いて、レンズ鏡筒の光軸を中心とした時のフォーカスレンズ群のプラスチックレンズのゲート位置を、レンズ鏡筒の光軸からシフトして光線の通る領域の反対側に配置すると、光線がゲート周辺部を通らなくなる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1のプロジェクタ1の外観図である。プロジェクタ1の筐体内には、光源ランプ、照明光学系、色分解合成光学系及び液晶パネル等の光変調素子を内蔵した光学ボックスが収納されている。光学ボックスの光射出部には、投射レンズ2が取り付けられている。投射レンズ2は筐体の前面に形成された開口を通して、図示しないスクリーンや壁等の被投射面に画像を投射する。
図2はプロジェクタ1の光学構成図であり、光源ランプ11の前方には照明光学系12が配置されている。照明光学系12は光源ランプ11からの照明光を複数の光束に分割した後に、液晶パネル上で重ね合わせるための操作を行うレンズ素子や、照明光を所定の偏光方向を有する偏光光とするための偏光変換素子等、光路を折り曲げるミラーを含んでいる。照明光学系12の出射方向にはダイクロイックミラー13、偏光ビームスプリッタ14a、反射型液晶パネル15Bが配置されている。また、ダイクロイックミラー13の反射方向には偏光ビームスプリッタ14b、反射型液晶パネル15Gが配置されている。
一方、偏光ビームスプリッタ14aの反射型液晶パネル15Bと異なる面には反射型液晶パネル15Rが配置され、偏光ビームスプリッタ14aの投射方向には偏光ビームスプリッタ14c、投射レンズ2が配置されている。また、ダイクロイックミラー13と偏光ビームスプリッタ14a、14b、14c同士間、反射型液晶パネル15B、15G、15Rと偏光ビームスプリッタ14a、14bの間には、偏光板、1/4波長板、色選択性偏光変換素子等の光学素子が配置されている。なお、光源ランプ11、照明光学系12及びダイクロイックミラー13は、実際には図1の紙面に垂直な水平面内に配置されている。
投射レンズ2の光軸O1は、偏光ビームスプリッタ14cの出射光軸、つまり色分解合成光学系の射出光軸O2に対して上方にシフトしている。これは、プロジェクタ1はテーブル上に設置されて使用される場合が多いため、投射光の下部がテーブルによって蹴られないようにするためである。なお、図示は省略しているが、プロジェクタ1を上方から見たとき、つまり水平方向では投射レンズ2の光軸O1と射出光軸O2とは一致している。
照明光学系12から射出された照明光は、ダイクロイックミラー13によって色分解される。ダイクロイックミラー13で反射した波長505〜580nmの緑色光は、偏光ビームスプリッタ14bを透過して、緑色光用の光変調素子である反射型液晶パネル15Gを照明する。また、ダイクロイックミラー13を透過した波長590〜650nmの赤色光と波長430〜495nmの青色光は、偏光ビームスプリッタ14aに入射する。偏光ビームスプリッタ14aで反射した赤色光は、赤色光用の反射型液晶パネル15Rを照明し、偏光ビームスプリッタ14aを透過した青色光は、青色光用の反射型液晶パネル15Bを照明する。
プロジェクタ1の液晶駆動回路には、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、テレビチューナ等の画像供給装置が接続されている。液晶駆動回路は画像供給装置から入力された画像(映像)情報に基づいて、反射型液晶パネル15G、15R、15Bを駆動し、これらに各色用の原画を形成させる。これにより、各反射型液晶パネル15G、15R、15Bに入射した光は、反射されると共に原画に応じて画像変調される。
反射型液晶パネル15Gで反射及び画像変調された緑色画像は、偏光ビームスプリッタ14bに再び入射し、偏光ビームスプリッタ14bで反射されて偏光ビームスプリッタ14cに入射する。そして、偏光ビームスプリッタ14cで反射されて投射レンズ2に入射する。一方、反射型液晶パネル15Rで反射及び画像変調された赤色画像は、偏光ビームスプリッタ14aに再び入射し、偏光ビームスプリッタ14aを透過して偏光ビームスプリッタ14cに入射する。そして、偏光ビームスプリッタ14cを透過して投射レンズ2に入射する。
更に、反射型液晶パネル15Bで反射及び画像変調された青色画像は、偏光ビームスプリッタ14aに再び入射し、偏光ビームスプリッタ14aで反射されて偏光ビームスプリッタ14cに入射する。そして、偏光ビームスプリッタ14cを透過して投射レンズ2に入射する。偏光ビームスプリッタ14cによって色合成された3色のカラー画像は、投射レンズ2によって図示しないスクリーン等の被投射面に拡大投射される。
図3は投射レンズ2の分解斜視図を示している。ズームレンズ鏡筒を有する投射レンズ2の光軸O1に沿って、1群鏡筒21、2群鏡筒22、3群鏡筒23、4群鏡筒24、5群鏡筒25、6群鏡筒26が配列されている。1群鏡筒21〜5群鏡筒25の外側には、カム環27、固定筒28が配置され、固定筒28の外側には回転部材としてフォーカス環29、ズーム環30が回転自在に配置されている。また、固定筒28にはリレーレンズ群を有する6群鏡筒26がビスにより固定され、固定筒28にはモータ保持部材31を介してモータ32が取り付けられている。
1群鏡筒21には、第1レンズ群のフォーカスレンズ群が保持され、ラジアル方向120°毎の3方向から1群用カムフォロア33が付設されている。1群用カムフォロア33は固定筒28に設けられた直線案内溝28a及びフォーカス環29に設けられたカムによりそれぞれ案内されている。
また、1群用カムフォロア33は図示しないばね等により、フォーカス環29のカムに付勢されている。フォーカス環29はバヨネット等により回転方向にのみ摺動可能となるように固定筒28に取り付けられている。モータ32によりフォーカス環29が回動されると、1群用カムフォロア33を介してフォーカスレンズ群を保持した1群鏡筒21が、フォーカス環29に設けたカム面に沿って光軸方向に移動し、フォーカシングを行う。
2群鏡筒22、3群鏡筒23、4群鏡筒24、5群鏡筒25はそれぞれズームレンズ群を保持する鏡筒であり、それらは光軸方向へそれぞれ所定の量だけ移動しズーミングを行う。これらの鏡筒22〜25には、それぞれラジアル方向120°毎の3方向から2、3、4、5群用カムフォロア34が取り付けられている。2群鏡筒22に取り付けられた2群用カムフォロア34は、固定筒28に設けたレンズ鏡筒用直線案内溝28a及びカム環27の外周に設けられた2群鏡筒用カム溝27aによりそれぞれ案内されている。3群鏡筒23〜5群鏡筒25に取り付けられたカムフォロア34は、固定筒28のレンズ鏡筒用案内溝28b及びカム環27に設けられた3群鏡筒用カム溝27b、4群鏡筒用カム溝27c、5群鏡筒用カム溝27dによりそれぞれ案内されるようになっている。
また、カム環27は固定筒28に対してバヨネット構造等により光軸方向への移動を規制されて取り付けられており、更にカム環27にはズーム環用カムフォロア35が取り付けられている。ズーム環用カムフォロア35は固定筒28に設けたズーム環用案内溝28c及び固定筒の外周に取り付けられたズーム環30により案内されている。
モータ32によりズーム環30を介して、カム環27が固定筒28に対して光軸周りに定位置回転することによって、各群はそれぞれのカム軌跡に従い所定の距離を移動しズーミングを行う。なお、フォーカス環29に設けたカム面とズーム環30に設けたカム面は、フォーカス環29とズーム環30が同一方向に回転した際には、1群鏡筒21と2群鏡筒22の進退方向が同一となるように構成されている。従って、フォーカスレンズ群とズームレンズ群の相対的な倒れに変化が生ずることはない。
図4は投射レンズ2のフォーカスレンズ群の分解斜視図である。光軸O1に沿って、1群鏡筒21内には、ガラスレンズ41、プラスチックレンズ42、ガラスレンズ43、ガラスレンズ44が配置され、プラスチックレンズ42にはゲート42aが設けられている。なお、O2は色分解合成光学系の射出光軸、O3は投射される画像光の中心軸である。
上述したように、投射レンズ2の光軸O1は、色分解合成光学系の射出光軸O2に対して上方にシフトしている。このため、射出光軸O2を中心とするカラー画像は、投射レンズ2の6群鏡筒26側の下方から入射し、1群鏡筒21の上方より投射される画像光の中心軸O3に沿って出射する。プラスチックレンズ42のゲート42aは光軸O1に関して、中心軸O3と反対の位置に配置されているので、このゲート42aの近傍を通る光線は少なく画質を劣化させることがある。
図5は実施例2の投射レンズ2を有するプロジェクタ1の構成図であり、投射レンズ2は、基本的に実施例1と同様の構成を有している。光源ランプ51の前方には、照明光学系52が配置されている。照明光学系52は光源ランプ51からの照明光を複数の光束に分割した後に、液晶パネル上で重ね合わせるための操作を行うレンズ素子や、照明光を所定の偏光方向を有する偏光光とするための偏光変換素子、光路を折り曲げるミラーを含んでいる。照明光学系52の出射方向には、ダイクロイックミラー53、ミラー54が配列され、ダイクロイックミラー53の反射方向にはダイクロイックミラー55、ミラー56が配列されている。
ミラー54の反射方向には、フィールドレンズ57B、透過型液晶パネル58B、色合成プリズム59が配列されている。また、ダイクロイックミラー55の反射方向には、フィールドレンズ57G、透過型液晶パネル58G、色合成プリズム59が配列されている。ミラー56の反射方向には、フィールドレンズ60を介してミラー61が設けられ、ミラー61の反射方向にはフィールドレンズ57R、透過型液晶パネル58R、色合成プリズム59が配置されている。そして、3方向からのカラー画像が入射した色合成プリズム59の出射方向に、投射レンズ2が配置されている。
本実施例2においても、液晶駆動回路は画像供給装置から入力された画像情報に応じて透過型液晶パネル58R、58G、58Bを駆動する。照明光学系52から射出した光は、ダイクロイックミラー53によって色分解される。ダイクロイックミラー53を透過した青色光は、ミラー54で反射され、フィールドレンズ57Bを透過して透過型液晶パネル58Bを照明する。透過型液晶パネル58Bで画像変調された青色画像は、色合成プリズム59で反射し投射レンズ2に入射する。
ダイクロイックミラー53で反射した赤色光及び緑色光は、ダイクロイックミラー55で更に色分解される。ダイクロイックミラー55で反射された緑色光は、フィールドレンズ57Gを透過して透過型液晶パネル58Gを照明する。透過型液晶パネル58Gで画像変調された緑色画像は、色合成プリズム59を透過し投射レンズ2に入射する。
ダイクロイックミラー55を透過した赤色光は、ミラー56で反射され、フィールドレンズ57Rを透過して第1の透過型液晶パネル58Rを照明する。透過型液晶パネル58Rで画像変調された赤色画像は、色合成プリズム59で反射して投射レンズ2に入射する。色合成プリズム59で合成された3つの液晶パネル58R、58G、58Bからのカラー画像は、投射レンズ2によって被投射面に拡大投射される。
上記各実施例では、光変調素子として、反射型液晶パネルや透過型液晶パネルを用いたが、これらに代えて、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を用いてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことは云うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
2 投射レンズ
11、51 光源ランプ
12、52 照明光学系
13、53、55 ダイクロイックミラー
14a、14b、14c 偏光ビームスプリッタ
15R、15G、15B 反射型液晶パネル
21〜26 第1〜第6鏡筒
27 カム環
28 固定筒
29 フォーカス環
30 ズーム環
41、43、44 ガラスレンズ
42 プラスチックレンズ
42a ゲート
57R、57G、57B フィールドレンズ
58R、58G、58B 透過型液晶パネル
59 色合成プリズム
11、51 光源ランプ
12、52 照明光学系
13、53、55 ダイクロイックミラー
14a、14b、14c 偏光ビームスプリッタ
15R、15G、15B 反射型液晶パネル
21〜26 第1〜第6鏡筒
27 カム環
28 固定筒
29 フォーカス環
30 ズーム環
41、43、44 ガラスレンズ
42 プラスチックレンズ
42a ゲート
57R、57G、57B フィールドレンズ
58R、58G、58B 透過型液晶パネル
59 色合成プリズム
Claims (4)
- フォーカシング時に光軸方向に移動するフォーカスレンズ群と、ズーミング時に光軸方向に移動するズームレンズ群とを有するズームレンズ鏡筒であって、前記フォーカシングに関係する少なくとも1つのフォーカスレンズ群と前記ズーミングに関係する少なくとも1つのズームレンズ群とはそれぞれカムフォロアを付設し、前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群は、前記カムフォロアを介して固定筒に設けた同一の直進溝に沿って案内されることを特徴とするレンズ鏡筒。
- 前記フォーカスレンズ群とズームレンズ群に付設する前記カムフォロアは、それぞれ異なる回転部材のカム面に案内され、前記カム面を有するそれぞれの回転部材が同一方向に回転した際には、前記フォーカスレンズ群と前記ズームレンズ群との進退方向が同一であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
- シフト光学系を用いると共に、前記フォーカスレンズ群はプラスチックレンズを有し、光軸を中心とした前記プラスチックレンズのゲート位置を光軸からシフトした光線が通る領域の反対側に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
- 請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載のレンズ鏡筒と、光源からの光を光変調素子を介して前記レンズ鏡筒に導く光学系とを有することを特徴とする画像投射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007258292A JP2009086475A (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007258292A JP2009086475A (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009086475A true JP2009086475A (ja) | 2009-04-23 |
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ID=40659939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007258292A Pending JP2009086475A (ja) | 2007-10-02 | 2007-10-02 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009086475A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103105661A (zh) * | 2011-11-14 | 2013-05-15 | 中强光电股份有限公司 | 镜头组件及投影装置 |
CN104111512A (zh) * | 2013-04-17 | 2014-10-22 | 佳能株式会社 | 具有可退避透镜的镜筒和摄像设备 |
CN106547098A (zh) * | 2015-09-16 | 2017-03-29 | 无锡镭豪光电技术有限公司 | 一种变倍激光扩束装置 |
-
2007
- 2007-10-02 JP JP2007258292A patent/JP2009086475A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9411126B2 (en) | 2013-04-17 | 2016-08-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens barrel having retractable lens, and image pickup apparatus |
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