JP2011081072A - 小型プロジェクタ用投射レンズ - Google Patents

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裕二 亀井
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Abstract

【課題】携帯電話やモバイルPCなどに内蔵される小型プロジェクタに用いられるような、小型プロジェクタ用投射レンズを提供する。
【解決手段】映像表示素子の像をスクリーンに拡大投影する小型プロジェクタ用投射レンズである。スクリーンから順に正の第1レンズ、正の第2レンズ、負の第3レンズ、正の第4レンズの4枚のレンズからなる。これらの4枚のレンズのうち、少なくとも1枚のレンズが正の樹脂レンズであり、かつ少なくとも1枚のレンズが負の樹脂レンズである。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば携帯電話やモバイルPCなどに内蔵される小型プロジェクタ用の投射レンズに関する。
古くから、4枚のテレビジョン用投写レンズや5枚の投射レンズなどが知られている。
特公平6−38133号公報 特公平5−78010号公報 特開2003−98431号公報
しかしながら、上記特許文献1や特許文献2のテレビジョン用投影レンズは、各レンズ間隔が狭く、DLP(Digital Light Processing)プロジェクタにおける折り返しミラーやLCOS(Liquid Crystal On Silicon)プロジェクタにおけるPBS(Polarization Beam Splitter,偏光ビームスプリッター)を配置するスペースが無いため、前記のようなDPLあるいはLCOSを利用した小型プロジェクタに用いることができない。
特許文献3は、三板式のLCD(Liquid Crystal Display)プロジェクタ用投射レンズであり、像側に略テレセントリックかつバックフォーカスを長くとっているため、投射レンズ系が大きくなり、小型プロジェクタ用の投影レンズには不向きである。
また、5枚のレンズではレンズの枚数が多く、例えば携帯電話やモバイルPCなどに内蔵される小型プロジェクタに用いることができない。
そこで本発明は、例えば携帯電話やモバイルPCなどに内蔵される小型プロジェクタに用いられるような、小型プロジェクタ用投射レンズを提供することを目的とする。
本発明の解決手段を例示すると、つぎのとおりである。
(1)映像表示素子の像をスクリーンに拡大投影する投射レンズであって、スクリーンから順に正の第1レンズ、正の第2レンズ、負の第3レンズ、正の第4レンズの4枚のレンズからなり、これらの4枚のレンズのうち、少なくとも1枚のレンズが正の樹脂レンズであり、かつ少なくとも1枚のレンズが負の樹脂レンズであることを特徴とする小型プロジェクタ用投射レンズ。
(2)可視域における色消しのため、負のレンズが以下の条件を満たすことを特徴とする先述の投射レンズ:
nd>1.57、
νd<35、
但し、ndは屈折率、νdはアッベ数。
(3)第3レンズと第4レンズの中心間隔dが、照明系へ折り返すためのスペースとして、以下の条件を満たすことを特徴とする先述の投射レンズ:
2.0×ymax > d> 1.0×ymax、
但し、ymaxは像高の最大値。
(4)第1レンズと第3レンズが樹脂レンズであることを特徴とする先述の投射レンズ。
(5)第1レンズと第3レンズと第4レンズが樹脂レンズであることを特徴とする先述の投射レンズ。
以上の投射レンズのレンズ系の構成により、例えば携帯電話やモバイルPCなどに内蔵される小型プロジェクタに用いことができる。
実施例1の投射レンズの光路図を示す。 実施例1の投射レンズの球面収差と非点収差と歪曲を示す。 実施例1の投射レンズの横収差を示す。 実施例2の投射レンズの光路図を示す。 実施例2の投射レンズの球面収差と非点収差と歪曲を示す。 実施例2の投射レンズの横収差を示す。 実施例3の投射レンズの光路図を示す。 実施例3の投射レンズの球面収差と非点収差と歪曲を示す。 実施例3の投射レンズの横収差を示す。
本発明の投射レンズは、映像表示素子の像をスクリーンに拡大投影する投射レンズであって、スクリーンから順に正の第1レンズ、正の第2レンズ、負の第3レンズ、正の第4レンズの4枚のレンズからなり、これらの4枚のレンズのうち、少なくとも1枚のレンズが正の樹脂レンズであり、かつ少なくとも1枚のレンズが負の樹脂レンズである。投射レンズにおいて2枚のレンズが樹脂レンズであるときは、第1レンズと第3レンズが樹脂レンズで形成される。投射レンズにおいて3枚のレンズが樹脂レンズであるときは、第1レンズと第3レンズと第4レンズが樹脂レンズで形成される。
投射レンズとして各収差の悪化を防ぎ良好な結像性能を得るために最低限2枚の樹脂レンズを要する。さらに、3枚の樹脂レンズを配置したときは、光学性能の劣化・サイズの増大を回避しつつ量産時のコストを抑える効果がある。
負レンズの屈折率ndは1.57より大きく、負レンズのアッベ数νdは35未満であると、可視域での色消しの効果が得られるため好ましい。
なお、屈折率、アッベ数ともに、ポリカーボネイトを含めるために境界値を決めている。
具体的には、nd>1.57は、ペッツバール和を小さく保ち良好な結像性能を得るため、数値を決めている。
また、νd<35は、色収差を良好に補正するため、数値を決めている。
ymaxとdの数値は、パネル(DMDやLCOS)サイズとシフト量によって変わるため幅が大きいものの、像高の最大値(ymax)は好ましくは1mm〜10mmであり、第3レンズと第4レンズの中心間隔dは好ましくは1mm〜20mmである。
後述する実施例の場合は、0.22インチのDMDでシフト100%を想定すると、ymax=3.64mmである。
なお、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)の場合、第3レンズと第4レンズの間に反射ミラー(光線折り曲げミラー)を配置し、LCOS(Liquid Crystal On Silicon)の場合、第3レンズと第4レンズの間にPBS(Polarization Beam Splitter,偏光ビームスプリッター)を配置し、第4レンズをフィールドレンズのように用い、反射ミラーあるいはPBSを介して図1の紙面の縦方向に画像投影のための光線を向かわせると良い。
本発明の実施例1における小型プロジェクタ用投射レンズ1の光路図は、図1のとおりである。詳細には図示されていないが、図1の右端には、カバーガラスEが配置され、その後ろの厚みのない縦線の位置に、DMD、LCOSなどの画像形成素子(映像表示素子ともいう)が配置されている。図2は、実施例1の投射レンズ1の球面収差と非点収差と歪曲を示す。図3は、実施例1の投射レンズ1の横収差を示す。
投射レンズ1は、スクリーン(図示せず)から順に、正の第1レンズL1、正の第2レンズL2、負の第3レンズL3、及び正の第4レンズL4からなる。
第1レンズL1は、プラスチック製の正レンズであり、画像形成素子(縮小)側に凸なメニスカスの両面非球面レンズである。第2レンズL2は、ガラス製の正レンズである。第3レンズL3は、プラスチック製の負レンズであり、両面が非球面の凹レンズである。第4レンズL4は、プラスチック製の正レンズであり、両面が非球面である。
投射レンズ1のレンズデータは、表1及び2の通りである。
なお、RDYは曲率半径(単位mm)を示し、THIは次の面との間のレンズ厚みあるいは空気空間を示す。Ndは、各レンズの屈折率(d線)を示す。νdは、各レンズのアッベ数(d線)を示す。K,A,B,C,Dは、非球面係数である。
Fナンバーは、2.6であり、明るいレンズである。
Figure 2011081072
Figure 2011081072
実施例2は、実施例1の第3レンズの屈折率と分散を変更した場合の例である。
本発明の実施例2における小型プロジェクタ用投射レンズ11の光路図は、図4のとおりである。詳細には図示されていないが、図4の右端には、カバーガラスEが配置され、その後ろの厚みのない縦線の位置に、DMD、LCOSなどの画像形成素子(映像表示素子ともいう)が配置されている。図5は、実施例2の投射レンズ11の球面収差と非点収差と歪曲を示す。図6は、実施例2の投射レンズ11の横収差を示す。
投射レンズ11は、スクリーン(図示せず)から順に、正の第1レンズL11、正の第2レンズL12、負の第3レンズL13、及び正の第4レンズL14からなる。
第1レンズL11は、プラスチック製の正レンズであり、画像形成素子(縮小)側に凸なメニスカスの両面非球面レンズである。第2レンズL12は、ガラス製の正レンズである。第3レンズL13は、プラスチック製の負レンズであり、両面が非球面の凹レンズである。第4レンズL14は、プラスチック製の正レンズであり、両面が非球面である。
投射レンズ11のレンズデータは、表3及び4の通りである。
Figure 2011081072
Figure 2011081072
実施例3は、第1レンズと第3レンズが樹脂レンズである場合の例である。
本発明の実施例3における小型プロジェクタ用投射レンズ21の光路図は、図7のとおりである。詳細には図示されていないが、図7の右端には、カバーガラスEが配置され、その後ろの厚みのない縦線の位置に、DMD、LCOSなどの画像形成素子(映像表示素子ともいう)が配置されている。図8は、実施例3の投射レンズ21の球面収差と非点収差と歪曲を示す。図9は、実施例3の投射レンズ21の横収差を示す。
投射レンズ21は、スクリーン(図示せず)から順に、正の第1レンズL21、正の第2レンズL22、負の第3レンズL23、及び正の第4レンズL24からなる。
第1レンズL21は、プラスチック製の正レンズであり、画像形成素子(縮小)側に凸なメニスカスの両面非球面レンズである。第2レンズL22は、ガラス製の正レンズである。第3レンズL23は、プラスチック製の負レンズであり、両面が非球面の凹レンズである。第4レンズL24は、ガラス製の正レンズである。
投射レンズ21のレンズデータは、表5及び6の通りである。
Figure 2011081072
Figure 2011081072
1、11、21 投射レンズ
L1、L11、L21 第1レンズ
L2、L12、L22 第2レンズ
L3、L13、L23 第3レンズ
L4、L14、L24 第4レンズ
E カバーガラス

Claims (5)

  1. 映像表示素子の像をスクリーンに拡大投影する投射レンズであって、スクリーンから順に正の第1レンズ、正の第2レンズ、負の第3レンズ、正の第4レンズの4枚のレンズからなり、これらの4枚のレンズのうち、少なくとも1枚のレンズが正の樹脂レンズであり、かつ少なくとも1枚のレンズが負の樹脂レンズであることを特徴とする小型プロジェクタ用投射レンズ。
  2. 可視域における色消しのため、負のレンズが以下の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の投射レンズ:
    nd>1.57、
    νd<35、
    但し、ndは屈折率、νdはアッベ数。
  3. 第3レンズと第4レンズの中心間隔dが、照明系へ折り返すためのスペースとして、以下の条件を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の投射レンズ:
    2.0×ymax > d> 1.0×ymax、
    但し、ymaxは像高の最大値。
  4. 第1レンズと第3レンズが樹脂レンズであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の投射レンズ。
  5. 第1レンズと第3レンズと第4レンズが樹脂レンズであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の投射レンズ。
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