JP6050358B2 - ベンゾオキサジノンをアミンと反応させることによるテトラゾール置換アントラニル酸ジアミド誘導体の製造方法 - Google Patents

ベンゾオキサジノンをアミンと反応させることによるテトラゾール置換アントラニル酸ジアミド誘導体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、式(I)
Figure 0006050358

で表されるテトラゾール置換アントラニル酸ジアミド誘導体を調製する方法に関し、ここで、該方法は、ベンゾオキサジノンをアミンと反応させることによる。
テトラゾール置換N−アリール置換ピラゾール酸及びテトラゾール置換N−ヘタリール置換ピラゾール酸をアントラニルアミドと反応させることによってテトラゾール置換アントラニル酸ジアミド誘導体を調製することができるということは、文献中に既に記載されている(cf. WO 2010/069502)。テトラゾール置換ベンゾオキサジノンをアミンと反応させることによってテトラゾール置換アントラニル酸ジアミド誘導体を得ることも可能である(WO 2010/069502)。ベンゾオキサジノンとアミンの反応は、90〜95%が変換されるまでは選択的に進行するが、その反応の終わりにおいて、式(I)で表されるテトラゾール置換アントラニル酸ジアミドは塩基性条件下で反応して、式(X)で表される4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリンを形成する。このことは、生成物の純度と当該調製方法の効率に対して悪影響を及ぼす。
Figure 0006050358
国際特許出願公開第2010/069502号
従って、本発明の目的は、式(I)で表されるテトラゾール置換アントラニル酸ジアミド誘導体を高純度で調製するための新規で経済的な方法を提供することである。
この目的は、本発明に従って、一般式(I)
Figure 0006050358

〔式中、
、Rは、互いに独立して、水素を表すか、又は、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルケニル、C−C−アルキニル若しくはC−C−シクロアルキル(ここで、これらは、それぞれ、同一であるか又は異なっているハロゲン置換基又はニトロ置換基で1置換又は多置換されていてもよい)を表し、好ましくは、(C−C)−アルキルを表し、特に好ましくは、メチル、エチル又はtert−ブチルを表し、極めて特に好ましくは、メチルを表し;
は、C−C−アルキル、C−C−シクロアルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロシクロアルキル、C−C−アルケニル、C−C−ハロアルケニル、C−C−アルキニル、C−C−ハロアルキニル、C−C−アルコキシ、C−C−ハロアルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−ハロアルキルチオ、C−C−ハロアルキルスルフィニル、C−C−ハロアルキルスルホニル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、シクロアルキルアミノ又はC−C−トリアルキルシリルを表し、好ましくは、ハロゲン又はC−C−アルキルを表し、特に好ましくは、フッ素又は塩素を表し、極めて特に、塩素を表し;
は、水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルケニル、C−C−ハロアルケニル、C−C−アルキニル、C−C−アルコキシ、C−C−ハロアルコキシ、SF、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルスルフィニル、C−C−アルキルスルホニル、C−C−ハロアルキルチオ、C−C−ハロアルキルスルフィニル、C−C−ハロアルキルスルホニル、C−C−アルキルアミノ、ジ−(C−C−アルキル)アミノ、C−C−シクロアルキルアミノ、(C−C−アルコキシ)イミノ、(C−C−アルキル)(C−C−アルコキシ)イミノ、(C−C−ハロアルキル)(C−C−シアノ、ニトロ、アルコキシ)イミノ又はC−C−トリアルキルシリルを表し、好ましくは、水素、塩素又はシアノを表し、特に好ましくは、塩素又はシアノを表し、極めて特に好ましくは、シアノを表し;
Qは、Rで1置換されているテトラゾール環を表し、好ましくは、Rで1置換されていて
Figure 0006050358

からなる群から選択されるテトラゾール環を表し、特に好ましくは、Q−1を表し、さらにまた、特に好ましくは、Q−2を表し;
は、ハロゲンで1〜3置換されていてもよいC−C−アルキルを表し、好ましくは、C−C−ペルフルオロアルキルを表し、特に好ましくは、CF又はCを表し、極めて特に好ましくは、CFを表し;
Zは、CH又はNを表し、好ましくは、Nを表す〕
で表されるアントラニル酸ジアミド誘導体(ここで、一般式(I)で表される化合物には、さらに、N−オキシド及び塩も包含される)を調製する方法によって達成され、ここで、該調製方法は、式(II)
Figure 0006050358

〔式中、R、Q及びZは、上記で与えられている意味を有する〕
で表されるテトラゾール置換ピラゾール酸を、式(III)
Figure 0006050358

〔式中、R、Rは、上記で与えられている意味を有する〕
で表されるイサト酸無水物と反応させて、式(IV)
Figure 0006050358

〔式中、R、R、R、Q及びZは、上記で与えられている意味を有する〕
で表される化合物を生成させ、及び、一般式(IV)で表される上記化合物を、酸の存在下で、一般式(V)
Figure 0006050358

〔式中、Rは、上記で与えられている意味を有する〕
で表されるアミンと反応させて、式(I)
Figure 0006050358

〔式中、R、R、R、R、Q及びZは、上記で与えられている意味を有する〕
で表されるアントラニル酸ジアミド誘導体を生成させることを特徴とする。
本発明による調製方法は、式(I)で表される化合物を、93%を超える純度(好ましくは、94%〜98%の純度、特に好ましくは、95%〜97%の純度)で提供し、ここで、2種類の可能な位置異性体の異性体比は、90:10〜96:4で依然として変わらないままである〔主要な異性体A(式中、AはQ−1を表す):少量の異性体B(式中、QはQ−2を表す)〕。
主要な異性体A
Figure 0006050358

少量の異性体B
Figure 0006050358

本発明による調製方法は、下記スキーム(I)によって例証することができる:
スキーム(I)
Figure 0006050358

ここで、R、R、R、R、Q及びZは、上記で示されている一般的な意味を有する。
一般的な定義
本発明に関連して、用語「ハロゲン(X)」には、特に別途定義されていない限り、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素からなる群から選択される元素が包含され、ここで、フッ素、塩素及び臭素が好ましく、フッ素及び塩素が特に好ましい。置換されている基は、1置換又は多置換されていてよく、その際、多置換の場合には、その置換基は、同一であることも又は異なっていることも可能である。
1個以上のハロゲン原子(−X)で置換されているアルキル基(=ハロアルキル基)は、例えば、トリフルオロメチル(CF)、ジフルオロメチル(CHF)、CCl、CFCl、CFCH、ClCH、CFCClから選択される。
本発明に関連して、アルキル基は、特に別途定義されていない限り、直鎖又は分枝鎖の炭化水素基である。
定義「アルキル」及び「C−C12−アルキル」には、例えば、以下の意味が包含される:メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、1,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチル、n−ヘプチル、n−ノニル、n−デシル、n−ウンデシル、n−ドデシル。
本発明に関連して、シクロアルキル基は、特に別途定義されていない限り、環状の飽和炭化水素基である。
本発明に関連して、アリールラジカルは、特に別途定義されていない限り、芳香族炭化水素ラジカル(ここで、該芳香族炭化水素ラジカルは、O、N、P及びSから選択される1個又は2個以上のヘテロ原子を有することができ、並びに、さらなる基で置換されていてもよい)である。
本発明に関連して、アリールアルキル基及びアリールアルコキシ基は、特に別途定義されていない限り、それぞれ、アリール基で置換されているアルキル基及びアルコキシ基(ここで、これらは、アルキレン鎖を有し得る)である。特に、定義アリールアルキルには、例えば、意味ベンジル及びフェニルエチルが包含され; 定義アリールアルコキシには、例えば、意味ベンジルオキシが包含される。
本発明に関連して、アルキルアリール基(アルカリール基)及びアルキルアリールオキシ基は、特に別途定義されていない限り、それぞれ、アルキル基で置換されているアリール基及びアリールオキシ基(ここで、これらは、C1−8−アルキレン鎖を有することができ、並びに、アリール骨格又はアリールオキシ骨格の中にO、N、P及びSから選択される1個以上のヘテロ原子を有することができる)である。
適切な場合には、本発明による化合物は、さまざまな可能な異性体形態の混合物として、特に、立体異性体(例えば、E及びZ、トレオ及びエリトロ)及びさらに光学異性体の混合物として、並びに、適切な場合には、互変異性体の混合物として、存在し得る。開示されているのは、E異性体とZ異性体の両方、及び、さらに、トレオとエリトロ、並びに、光学異性体、これらの異性体の任意の混合物、並びに、可能な互変異性体形態である。
段階1
式(III)で表される2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾオキサジン類(イサト酸無水物)は知られている(WO 2006/068669)。
式(IV)で表される化合物(ベンゾオキサジノン)は、式(II)で表されるテトラゾール置換ピラゾール酸を式(III)で表されるアントラニル酸誘導体と反応させることによって得られる。
Figure 0006050358

式(II)で表されるピラゾール酸は、知られている(cf. WO 2007/144100)。式(II)で表されるピラゾール酸は、例えば、式(VI)で表されるハロメチルピラゾールエステルと式(VII)で表されるペルフルオロアルキルテトラゾールから2段階a及びbで調製することができる(cf. スキーム(II)及び調製実施例)。ここで、形成された式(VIII)で表される化合物は、塩基性加水分解(段階b)によって、式(II)で表されるピラゾール酸に変換される。
Figure 0006050358

式(VI)で表されるハロメチルピラゾールエステルも同様に知られており、そして、WO 2011/7073101に記載されているようにして調製することができる。式(VII)で表されるペルフルオロアルキルテトラゾールは、知られている; それらの内の一部は、市販もされており、又は、それらは、既知調製方法によって得ることができる(cf. 例えば、WO 2004/020445; William P. Norris, J. Org. Chem., 1962, 27(9), 3248−3251; Henry C. Brown, Robert J. Kassal, J. Org. Chem., 1967, 32(6), 1871−1873; Dennis P. Curran, Sabine Hadida, Sun−Young Kim, Tetrahedron, 1999, 55(29), 8997−9006; L.D. Hansen, E.J. Baca, P. Scheiner, Journal of Heterocyclic Chemistry, 1970, 7, 991−996, JACS V.27, p. 3248)。
段階1
基本的な原理として、段階1は、塩基の存在下で実施する。適切な塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸セシウム、ナトリウムメトキシドなどである。好ましいのは、有機塩基、例えば、トリアルキルアミン類、ピリジン類、アルキルピリジン類、ホスファゼン類及び1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン(DBU)などである。特に好ましいのは、ピリジン類、アルキルピリジン類、例えば、β−ピコリン、2,6−ジメチルピリジン、2−メチル−5−エチルピリジン、2,3−ジメチルピリジンなどである。本発明による調製方法の段階1を実施する場合、式(II)で表されるピラゾール1モル当たり、好ましくは、1.5mol〜4mol(特に好ましくは、1.5〜3当量)の塩基を使用する。段階1は、縮合剤の存在下で実施する。この目的に適しているのは、そのようなカップリング反応に関して慣習的な全ての作用剤である。挙げることができる例は、以下のものである:酸ハロゲン化物形成物質、例えば、ホスゲン、三臭化リン、三塩化リン、五塩化リン、オキシ塩化リン又は塩化チオニル; 無水物形成物質、例えば、クロロギ酸エチル、クロロギ酸メチル、クロロギ酸イソプロピル、クロロギ酸イソブチル、メタンスルホニルクロリド又はp−トルエンスルホニルクロリド; カルボジイミド類、例えば、N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC);又は、別の慣習的な縮合剤、例えば、五酸化リン、ポリリン酸、1,1’−カルボニルジイミダゾール、2−エトキシ−N−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン(EEDQ)、トリフェニルホスフィン/四塩化炭素、ブロモトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート、ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニル)ホスフィン酸クロリド若しくはベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート。ポリマー担持試薬(例えば、ポリマー結合シクロヘキシルカルボジイミド)も使用し得る。特に適しているのは、メタンスルホニルクロリド(塩化メシル)及びホスゲンである。本発明による調製方法の段階1を実施する場合、式(II)で表されるピラゾール1モル当たり、好ましくは、1mol〜3mol(特に好ましくは、1.5mol〜2.5mol)の縮合剤を使用する。
本発明による調製方法の上記段階は、好ましくは、0℃〜+80℃の温度範囲内で実施し、特に好ましくは、10℃〜+50℃の温度で実施する。
本発明による調製方法の上記段階を実施する場合、式(II)で表されるピラゾール酸1モル当たり、等モル量の式(III)で表される化合物を使用する。
本発明による調製方法の段階1は、一般に、大気圧下で実施する。しかしながら、代替的に、減圧下又は高圧下で実施することも可能である。
反応時間は重要ではなく、バッチ寸法、置換基R及び温度に応じて、1時間と多時間の間の範囲内で選択することができる。
適切な溶媒は、例えば、以下のものである:脂肪族、脂環式又は芳香族の炭化水素類、例えば、石油エーテル、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン又はデカリン、及び、ハロゲン化炭化水素類、例えば、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン又はトリクロロエタン;エーテル類、例えば、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、メチルtert−アミルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン又はアニソール;ニトリル類、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、n−ブチロニトリル、イソブチロニトリル又はベンゾニトリル;アミド類、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルピロリドン又はヘキサメチルリン酸トリアミド;スルホキシド類、例えば、ジメチルスルホキシド、又は、スルホン類、例えば、スルホラン;アルコール類、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール。アセトン、アセトニトリル、トルエン、メチルtert−ブチルエーテル、THFを使用するのが特に好ましい。特に適しているのは、アセトニトリル、THF、DMF及びNMPである。
段階2
段階1で形成された式(IV)で表される化合物を、式(I)で表されるアントラニル酸ジアミド誘導体に変換させる。
Figure 0006050358

驚くべきことに、式(IV)で表される化合物は、酸の存在下において、選択的に且つ極めて穏やかな条件下で反応して、式(I)で表されるアントラニル酸ジアミド誘導体を生成し、その際、少量成分の形成(特に、式(X)で表される4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−6−カルボニトリルの形成)が実質的に抑制される、ということが分かった。当該生成物の純度は、それによって、有意に改善される。
極めて穏やかな条件とは、例えば、以下に示されているような条件を意味するものと理解されるが、それらに限定されるものではない。
該反応は、一般に、大気圧下で実施する。しかしながら、代替的に、高圧下で実施することも可能である(例えば、オートクレーブ内でMeNHと反応させる)。
バッチ寸法及び温度に応じて、反応時間は、1時間と多時間の間の範囲内でで選択することができる。
本発明による調製方法の段階2は、好ましくは、0℃〜+100℃の温度範囲内で実施し、特に好ましくは、10℃〜+80℃の温度で実施し、極めて特に好ましくは、10℃〜60℃で実施する。
該反応段階は、好ましくは、溶媒の中で実施する。適切な溶媒は、例えば、以下のものからなる群から選択される:水;アルコール類、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール又はブタノール;脂肪族及び芳香族の炭化水素類、例えば、n−ヘキサン、ベンゼン又はトルエン、これらは、フッ素原子及び塩素原子で置換されていてもよい、例えば、塩化メチレン、ジクロロエタン、クロロベンゼン又はジクロロベンゼン;エーテル類、例えば、ジエチルエーテル、ジフェニルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、イソプロピルエチルエーテル、ジオキサン、ジグリム、ジメチルグリコール、ジメトキシエタン(DME)又はTHF;ニトリル類、例えば、メチルニトリル、ブチルニトリル又はフェニルニトリル;アミド類、例えば、ジメチルホルムアミド(DMF)又はN−メチルピロリドン(NMP);又は、上記溶媒の混合物。水、アセトニトリル、ジクロロメタン及びアルコール類(エタノール)が特に適している。特に好ましいのは、THF、アセトニトリル、アルコール類である。
式(V)で表されるアミンは、何も混ぜずにそのままで使用することが可能であり、又は、水、THF、アセトニトリル若しくはアルコール類の中の溶液又は別の溶媒の中の溶液として使用することができる。
使用するのは、式(V)〔式中、Rは、好ましくは、(C−C)−アルキルを表す〕で表される化合物である。
適している酸は、HCOOH、CHCOOH、CFCOOH、p−TSA、CHSOH、HCl、HSO、HF、HBr、HBFなどの有機酸及び無機酸である。特に好ましいのは、CHCOOH及びCHSOHである。本発明による調製方法の段階2を実施する場合、式(IV)で表されるベンゾオキサジノンの1mol当たり、好ましくは、0.001mol〜1.5mol(さらに好ましくは、0.01mol〜1mol、特に好ましくは、0.01mol〜0.5mol、極めて特に好ましくは、0.01mol〜0.3mol、とりわけ好ましくは、0.1mol〜0.3mol)の当該酸を使用する。
本発明による調製方法の段階2は、一般に、大気圧下で実施する。しかしながら、代替的に、減圧下で実施することも可能であるか、又は、オートクレーブ内で高圧下で実施することも可能である。
バッチ寸法及び温度に応じて、反応時間は、1時間と多時間の間で選択することができる。
段階1及び段階2は、ベンゾオキサジノンを中間的に単離して実施することも可能である。
調製実施例
以下の調製実施例によって、本発明について例証するが、下記実施例は、本発明を限定するものではない。
実施例1
1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(主要な異性体)と1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1H−テトラゾール−1−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル(少量成分)の異性体混合物
50mLのアセトンの中の2.86g(0.01mol)の3−(クロロメチル)−1−(3−クロロピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−5−カルボン酸メチル及び1.6g(0.01mol)のナトリウム5−(トリフルオロメチル)テトラゾール−2−イド及び0.15gのKIを56℃で12時間加熱した。その塩を濾過し、アセトンを減圧下で除去した。これにより、3.59gの当該生成物が、当該2種類の異性体の9:1の混合物として得られた。
分析的キャラクタリゼーション
主要な異性体
H NMR(CDCN)δ:8.52(1H,d);7.95(1H,d),7.45(1H,dd);7.10(1H,s);6.05(2H,s);3,75(3H,s)ppm;
19F NMR −64.05ppm;
少量成分
19F NMR −61.46ppm;
H NMR(CDCN)δ:8.50(1H,d);7.90(1H,d),7.45(1H,dd);6.95(1H,s);5.80(2H,s);3.70(3H,s)ppm。
実施例2
1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(主要な異性体)と1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−[5−(トリフルオロメチル)−1H−テトラゾール−1−イル]−1H−ピラゾール−5−カルボン酸(少量成分)の異性体混合物
実施例1から得た3.59gの混合物を40mLのメタノールに溶解させ、2gのNaOHを10%強度水溶液をして添加した。その混合物を室温で3時間撹拌した。
10%強度HClを添加して、当該溶液のpHを3に調節し、その生成物をメチルtert−ブチルエーテルで抽出した。溶媒を除去した後、99%の純度を有する3gの当該生成物が得られた。
分析的キャラクタリゼーション(主要な異性体 92%)
H NMR(CDCN)δ:13.5(bs),8.52(1H,d);8.2(1H,d),7.6(1H,dd);7.2(1H,s);6.25(2H,s)ppm;
19F NMR −64.25ppm。
実施例3
メチル2−[1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4−オキソ−4H−3,1−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリルと2−[1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−1H−テトラゾール−1−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4−オキソ−4H−3,1−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリルの異性体混合物
60mLのアセトニトリルの中に、18.83g(50mmol)の1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−カルボン酸を最初に装入して、その混合物を0℃に冷却した。
16.3gのb−ピコリン及び8.16gのメタンスルホニルクロリドを順次添加し、その混合物を0℃で1時間撹拌した。次いで、10.1gの8−メチル−2,4−ジオキソ−1,4−ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリルを添加し、その反応混合物を50℃で10時間撹拌し、10℃まで冷却した。その懸濁液に50mLの水を添加し、沈澱物を濾過し、水で洗浄した。これにより、23.9g(収率 93%)のベンゾオキサジノンが異性体比91:9で得られた.
H NMR(DMF d)主要な異性体 δ:8.71(1H,dd),8.41(1H,d);8.40(1H,dd),8.11(1H,m);7.84(1H,dd),7.68(1H,s),6.48(2H,s),1.83(3H,s)ppm。
実施例4
1−(3−クロロピリジン−2−イル)−N−[4−シアノ−2−メチル−6−(メチルカルバモイル)−フェニル]−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(主要な異性体)と1−(3−クロロピリジン−2−イル)−N−[4−シアノ−2−メチル−6−(メチルカルバモイル)フェニル]−3−[5−(トリフルオロメチル)−1H−テトラゾール−1−イル]−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド(少量成分)の92:8の比における異性体混合物
実施例3から得た2−({[1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−イル]−8−メチル−4−オキソ−4H−3,1−ベンゾオキサジン−6−カルボニトリルの異性体混合物51.3gを30℃で200mLのアセトニトリルに懸濁させた。次いで、1.5mLのCHCOOHを添加た後、20℃で1.2当量のメチルアミン(THF注の溶液として)を滴下して加えた。その混合物を30℃で4時間撹拌し、100mLの水で希釈し、得られた懸濁液を50℃で3時間撹拌した。その沈澱物を濾過し、乾燥させた。これにより、52g(収率 93%)の当該生成物が、92:8の異性体比と97%(w/w)の純度を有する白色の固体として得られた。2−[1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]−メチル}−1H−ピラゾール−5−イル]−3,8−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−6−カルボニトリルの含有量は、0.1%であった。
分析的キャラクタリゼーション
主要な異性体
Figure 0006050358


少量成分
Figure 0006050358


実施例5
実施例4の手順に従ったが、1mLのHCl(37%)を使用した。これにより、96%の純度を有する51.2gの当該生成物が得られた。2−[1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−イル]−3,8−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−6−カルボニトリルの割合は、0.3%であった。
実施例6
実施例5の手順に従ったが、CHCOOHを使用しなかった。これにより、92%の純度を有する50gの当該生成物が得られた。2−[1−(3−クロロピリジン−2−イル)−3−{[5−(トリフルオロメチル)−2H−テトラゾール−2−イル]メチル}−1H−ピラゾール−5−イル]−3,8−ジメチル−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−6−カルボニトリルの割合は、3%であった。

Claims (7)

  1. 一般式(I)
    Figure 0006050358

    〔式中、
    、Rは、互いに独立して、(C −C )−アルキルを表し;
    は、ハロゲン又はC −C −アルキルを表し;
    は、水素、塩素又はシアノを表し;
    Qは、R で1置換されていて
    Figure 0006050358

    からなる群から選択されるテトラゾール環を表し;
    は、(C −C )−ペルフルオロアルキルを表し;
    Zは、Nを表す〕
    で表される化合物(ここで、一般式(I)で表される化合物には、さらにN−オキシド及び塩も包含される)を調製する方法であって、式(II)
    Figure 0006050358

    〔式中、R、Q及びZは、上記で与えられている意味を有する〕
    で表されるテトラゾール置換ピラゾール酸を、式(III)
    Figure 0006050358

    〔式中、R、Rは、上記で与えられている意味を有する〕
    で表されるイサト酸無水物と反応させて、式(IV)
    Figure 0006050358

    〔式中、R、R、R、Q及びZは、上記で与えられている意味を有する〕
    で表される化合物を生成させ、及び、一般式(IV)で表される上記化合物を、酸の存在下で、一般式(V)
    Figure 0006050358

    〔式中、Rは、上記で与えられている意味を有する〕
    で表されるアミンと反応させて、式(I)で表される化合物を生成させる、前記方法であって、
    式(I)〔式中、Qは、Q−1を表す〕で表される化合物と式(I)〔式中、Qは、Q−2を表す〕で表される化合物の比率が、90:10〜96:4であることを特徴とする、前記方法。
  2. 、Rが、互いに独立して、メチル、エチル又はtert−ブチルを表し;
    が、フッ素又は塩素を表し;
    が、塩素又はシアノを表し;
    Qが、Q−1又はQ−2を表し;
    が、CF又はCを表し;
    Zが、Nを表す;
    ことを特徴とする、請求項1に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  3. がCFを表すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  4. が塩素を表し、Rがメチルを表し、及び、Rがシアノを表すことを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  5. 式(IV)で表される化合物を式(V)で表される化合物と反応させるときに、式(IV)で表される化合物1mol当たり0.001〜1.5molの有機酸又は無機酸を添加することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  6. 式(IV)で表される化合物を式(V)で表される化合物と反応させるときに、式(IV)で表される化合物1mol当たり0.01〜0.3molのCFCOOHを添加することを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
  7. 式(IV)で表される化合物を0℃〜+100℃の反応温度で式(V)で表される化合物と反応させて式(I)で表されるアントラニル酸ジアミド誘導体を生成させることを特徴とする、請求項1〜のいずれかに記載の式(I)で表される化合物を調製する方法。
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