JP6050079B2 - 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置 - Google Patents

電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6050079B2
JP6050079B2 JP2012221263A JP2012221263A JP6050079B2 JP 6050079 B2 JP6050079 B2 JP 6050079B2 JP 2012221263 A JP2012221263 A JP 2012221263A JP 2012221263 A JP2012221263 A JP 2012221263A JP 6050079 B2 JP6050079 B2 JP 6050079B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
fireproof
wiring box
conduit
processing tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012221263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014075886A (ja
Inventor
渡辺 佳樹
佳樹 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Kogyo KK
Original Assignee
Mirai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Kogyo KK filed Critical Mirai Kogyo KK
Priority to JP2012221263A priority Critical patent/JP6050079B2/ja
Publication of JP2014075886A publication Critical patent/JP2014075886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6050079B2 publication Critical patent/JP6050079B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

本発明は、耐火性配線ボックスの周壁に電線管を接続するために用いられる合成樹脂製のコネクタの外周を覆う電線管用コネクタ耐火部材に関する。
建築物の壁に器具を設置するために、壁裏には配線ボックスが取り付けられている。さらに、壁を構築する壁材には、器具を設置するための貫通孔が形成されている。そして、例えば、壁表側で火災等が発生したとき、貫通孔を経由して火炎が壁裏に流入することを抑制するために、配線ボックスを金属材料で形成して耐火性を持たせたものがある。
また、配線ボックスの側壁には、合成樹脂よりなるコネクタを介して電線管が取り付けられる。コネクタは、その突出部を配線ボックスの側壁に形成された開口に挿通し、配線ボックスの内部に露出した突出部にナットを螺合することで、配線ボックスの側壁に取着される。そして、コネクタに電線管を差し込むことで、電線管が配線ボックスの側壁に取り付けられる。
ところで、火災等が発生してコネクタが焼失してしまうと、配線ボックスの側壁の開口を経由して火炎が壁裏に流入してしまう虞がある。
そこで、コネクタの取着部に耐火機能を持たせたものとして、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1では、配線ボックス内において、コネクタの突出部及びナットの全体を、耐火材により隙間なく密着して覆っている。より詳しくは、耐火材は、配線ボックスの側壁の幅全体に広がるように展延された状態で、突出部及びナットを覆っている。これにより、火災等が発生したときにおいて、火炎が配線ボックスの内部に流入したとしても、火炎により耐火材が発泡・膨張して、火炎が貫通孔から壁裏に及ばないようになっている。
特開2007−14045号公報
ところが、特許文献1では、コネクタに耐火機能を持たせるには、コネクタを配線ボックスに取着した後、配線ボックス内部に耐火材を付着させなければならなかった。これにより、作業者は、配線ボックスへのコネクタの取着作業と耐火材の付着作業の両方を行わなければならない。特に耐火材の付着作業では、作業者は、耐火機能を発揮することのできる量の耐火材を付着したか、又は隙間が耐火材によって充填されているかなどに細心の注意を払わなければならず、作業が煩雑であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、コネクタに対して簡単に耐火機能を付与することができる電線管用のコネクタの耐火処理具を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、耐火性配線ボックスの周壁に電線管を接続するために用いられる合成樹脂製のコネクタの外周を覆う不燃性を有する電線管コネクタ用耐火部材であって、少なくとも前記周壁との隣接部分の外周を覆う被覆部を有し、前記周壁に前記コネクタが取着されたときに、前記コネクタと前記周壁とによって前記被覆部が挟み付けられることで、前記隣接部分の外周を覆った前記被覆部が前記周壁と隙間なく連続する状態に維持されることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、耐火性配線ボックスの周壁に電線管を接続するために用いられる合成樹脂製のコネクタの外周を覆う不燃性を有する電線管コネクタ用耐火部材であって、少なくとも前記周壁との隣接部分の外周を覆う被覆部を有し、前記周壁に前記コネクタが取着されることで、前記隣接部分の外周を覆った前記被覆部が前記周壁と隙間なく連続する状態に維持され、前記コネクタは、前記電線管が接続されるコネクタ本体と、該コネクタ本体から突出して前記周壁に取着される取着部と、によって形成される一方、前記被覆部は、前記コネクタ本体と前記周壁とによって挟みつけられる底板を有するとともに、該底板には、前記取着部が挿通される開口が設けられ、前記被覆部は、金属によって形成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項に記載の電線管コネクタ用耐火部材において、前記被覆部は、リング状に形成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、周壁を備える耐火性配線ボックスと、前記周壁に取着されているとともに前記周壁に電線管を接続する合成樹脂製のコネクタと、前記コネクタの外周を覆っている、請求項1からのいずれか一項に記載の電線管コネクタ用耐火部材とからなることを要旨とする。
本発明によれば、コネクタに対して簡単に耐火機能を付与することができる。
耐火性配線ボックスに耐火処理を施したコネクタを取り付けた様子を示す斜視図。 (a)は、コネクタを示す正面図、(b)は、コネクタを示す平面図。 (a)は、耐火処理具を示す斜視図、(b)は、耐火処理具を示す断面図。 (a)は、耐火処理具を装着したコネクタを示す正面図、(b)は、耐火処理具を装着したコネクタを示す平面図。 耐火性配線ボックスに耐火処理を施したコネクタを取り付けた様子を示す断面図。 (a)は、第2の実施形態における耐火処理具を示す平面図、(b)は、第2の実施形態における耐火処理具を示す側面図。 第2の実施形態の耐火処理具を装着したコネクタを示す平面図。 第3の実施形態において、シート材が貼着されたコネクタを示す正面図。 耐火処理具の別例を示す斜視図。 耐火処理具の別例を示す平面図。 耐火処理具の別例を示す平面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示すように、耐火性配線ボックス1は、壁W裏に設置される配線ボックス10と、この配線ボックス10を覆う耐火カバー20とから構成されている。
まず、耐火性配線ボックス1が設置される壁Wについて説明する。
図5に示すように、壁Wは、柱Hと、柱Hの前後両面に立設される一対の壁材W1とによって構成されている。壁材W1は、石膏ボード製である。
次に、配線ボックス10について説明する。
図1に示すように、配線ボックス10は、矩形板状の底壁11と、この底壁11の周縁から立設された四つの側壁12a〜12dとから前面(一面)に開口13を有する有底四角箱状に形成されている。そして、底壁11及び側壁12a〜12dにより配線ボックス10の周壁が形成されている。なお、以下の説明において、図1の上下に対向する側壁を上側壁12a及び下側壁12bとし、図1の左右に対向する側壁を右側壁12c及び左側壁12dとする。配線ボックス10は、合成樹脂製である。
上側壁12a及び下側壁12bには、ケーブル挿通孔14が二つ形成されている。上側壁12a及び下側壁12bの内面には、内方に突出したボス部15が設けられている。各ボス部15は、図示しない配線器具を配線ボックス10に取り付けるために用いられる。
左側壁12dには、固定ビスBが挿通される挿通孔16が複数(実施形態では三つ)形成されている。各挿通孔16は、配線ボックス10の深さ方向に細長に延びる長孔状に形成されている。固定ビスBは、配線ボックス10を柱Hに固定するために用いられる。
次に、耐火カバー20について説明する。
図1に示すように、耐火カバー20は、前面(一面)に開口21aを有する有底四角箱状に形成されたカバー本体21を備えている。カバー本体21は、金属材料製である。また、カバー本体21は、矩形板状の底壁22と、この底壁22の周縁から立設された四つの側壁22a〜22dとから形成されてなる。そして、底壁22及び側壁22a〜22dによりカバー本体21の周壁が形成されている。さらに、カバー本体21は、底壁22及び側壁22a〜22dによって囲み形成されて配線ボックス10を収容可能とする収容空間23を有する。なお、以下の説明において、図1の上下に対向する側壁を上側壁22a及び下側壁22bとし、図1の左右に対向する側壁を右側壁22c及び左側壁22dとする。
カバー本体21における開口21aの周縁全周には、四角環状をなすフランジ24が一体形成されている。このフランジ24は、開口21aの周縁全周からカバー本体21の外方に向けて延びるように形成されている。
また、左側壁22dの外面は、柱Hに耐火カバー20を設置する際に、柱Hの側面に当接可能な当接部になっている。さらに、左側壁22dには、固定ビスBが貫挿される貫挿孔25が複数(本実施形態では三つ)形成されている。各貫挿孔25は、カバー本体21の深さ方向に細長に延びる長孔状に形成されている。
上側壁22a及び下側壁22bには、ケーブル貫挿孔26を二つ形成することができるようになっている。このケーブル貫挿孔26は、ケーブルCを貫挿する場合に初めて開口され、ケーブルCが貫挿されない場合はノック部26aにより閉鎖されている。
図1及び図5に示すように、耐火性配線ボックス1には、コネクタ30を用いて電線管Dが取着可能になっている。
図2(a),(b)に示すように、コネクタ30は、合成樹脂により略円筒状に形成されるとともに電線管Dが接続されるコネクタ本体31と、該コネクタ本体31からその軸方向へ延設され、耐火性配線ボックス1に対して取着される取着部32によって形成される。
コネクタ本体31の内周面からは、コネクタ本体31の開口端部から取着部32側に延び、かつ、その端部が合成樹脂製の電線管D周りに係止可能な第1係止爪31aが突設されている。なお、第1係止爪31aは、該第1係止爪31aの基端がコネクタ本体31から延設されるが、先端は自由端となっている。このため、第1係止爪31aは、その基端を中心として、コネクタ30の外側及び内側に向けて弾性変形可能となっている。また、コネクタ本体31の開口端部と反対側であって、コネクタ本体31と取着部32との境目は、コネクタ本体31の基端部33となる。
一方、取着部32の先端には、上側壁12aの内側からケーブル挿通孔14周りに係止可能な第2係止爪32aが突設されている。なお、第2係止爪32aが形成される取着部32は、その基端がコネクタ本体31の基端部33から延設されるが、第2係止爪32aが形成されている側である先端は自由端となっている。このため、取着部32は、その基端を中心として、コネクタ30の外側及び内側に向けて弾性変形可能となっている。また、取着部32は、ケーブル挿通孔14に挿通される挿通部としても機能する。
また、図2(a)及び図5に示すように、コネクタ本体31の開口の内径N1は、ケーブル貫挿孔26の内径N2及び対向する第2係止爪32aの外周面同士間の長さN3よりも大きく形成されている。また、基端部33の外径N4は、ケーブル貫挿孔26の内径N2及び対向する第2係止爪32aの外周面同士間の長さN3よりも大きい。一方、対向する第2係止爪32aの外周面同士間の長さN3は、ケーブル貫挿孔26の内径N2よりも大きく形成されているが、取着部32は弾性変形可能となっており、弾性変形させた後の状態では、ケーブル貫挿孔26を通過可能となる。
これにより、コネクタ30の第2係止爪32a(取着部32)は、ケーブル貫挿孔26に挿通可能となり、第2係止爪32aは、上側壁12aの内側からケーブル挿通孔14周りに係止する。一方、基端部33は、ケーブル貫挿孔26を通過せずに上側壁22aの外面に当接する。
図5に示すように、電線管Dは、合成樹脂材料により可撓性を有するパイプ状に形成され、その周方向に突出する同一径のリング状をなす凸条部Daと、同一径のリング状をなす凹条部Dbとが繰り返し連続形成されて凹凸状に形成されている。そして、電線管Dがコネクタ本体31に挿通されると、第1係止爪31aが凹条部Dbに係止して、コネクタ30に電線管Dが接続されるようになっている。
また、合成樹脂材料製のコネクタ30には、耐火処理が施されるようになっている。該耐火処理は、電線管コネクタ用耐火部材としての金属製の耐火処理具40をコネクタ30に装着させて行われるようになっている。これにより、コネクタ30において耐火処理具40で覆われた箇所が、耐火機能を有することになる。
以下、耐火処理具40について説明する。
図3(a),(b)に示すように、耐火処理具40は、リング状に形成されている。より詳しくは、耐火処理具40は、取着部32が挿通される開口40aを有し、該開口40aを囲む底板41と、該底板41の外側端部から立設されて開口40aを囲む被覆部としての周壁42とによって一体成形される。また、耐火処理具40は、建築基準法施行令第108条の二で定める技術的基準に適合する不燃材料である鋼材により形成されている。
なお、取着部32の長さは、コネクタ30に耐火処理具40を装着して第2係止爪32aを耐火カバー20の上側壁22aの内面に係止させたときに、耐火処理具40をがたつくことなく耐火カバー20に取り付けることができるような長さとなっている。また、耐火カバー20を用いずに配線ボックス10にコネクタ30を直接取り付ける場合、取着部32の長さを、第2係止爪32aを配線ボックス10の上側壁12aの内面に係止させたときに、コネクタ30がたつくことなく配線ボックス10に取り付けることができるような長さとしても良い。
図2及び図3に示すように、対向する第2係止爪32aの外周面同士間の長さN3及び基端部33の外径N4は、耐火処理具40の開口40aの内径N5よりも大きいが、取着部32は弾性変形可能となっており、弾性変形させた後の状態では、開口40aを通過可能となる。これにより、コネクタ30に耐火処理具40を仮保持させることが可能となる。また、耐火処理具40の底板41と対向する側の開口の内径N7は、基端部33の外径N4よりも僅かに大きいため、基端部33が耐火処理具40の内側に嵌まり込むことが可能となっている。
一方、対向する第1係止爪31aの外周面同士間の長さN6は、耐火処理具40の底板41と対向する側の開口の内径N7よりも大きい。また、耐火処理具40の高さ方向への長さN8は、第1係止爪31aの下端面から第2係止爪32aの上端面までの長さN8aよりも短い。
したがって、図4に示すように、コネクタ30の取着部32を耐火処理具40に挿通させて、コネクタ30に耐火処理具40を取り付けると、耐火処理具40は、第1係止爪31aと第2係止爪32aとの間に位置することになる。これにより、コネクタ30の外周のうち第1係止爪31aと第2係止爪32aとの間に位置する箇所が、耐火処理具40によって覆われることになる。
次に、耐火カバー20への配線ボックス10の収容方法について説明する。
図1に示すように、配線ボックス10を収容空間23に向けて強制的に押し込むようにして挿入する。すると、配線ボックス10が収容空間23に収容される。また、配線ボックス10が収容空間23に収容された状態では、各貫挿孔25と各挿通孔16とが互いに対向している。
また、収容空間23の深さは、配線ボックス10が収容空間23に収容されたとき、配線ボックス10の開口13がカバー本体21の開口21aと同一平面上に位置するように設定されている。よって、収容空間23は、開口21aから収容空間23内に配線ボックス10を収容可能とし、収容空間23に収容された配線ボックス10の外面全体を覆う大きさに形成されている。つまり、耐火カバー20によって、配線ボックス10を構成する全ての周壁(底壁11及び側壁12a〜12d)の外面が覆われることになる。
このようにして耐火カバー20に配線ボックス10が収容されることで、耐火カバー20と配線ボックス10とからなる耐火性配線ボックス1が構成される。
次に、耐火性配線ボックス1の壁Wに対する設置方法を説明する。
まず、ノック部26aを除去して、上側壁22aにケーブル貫挿孔26を一つ開口させる。
続いて、カバー本体21の左側壁22dの外面を柱Hの側面に当接させるとともに、フランジ24の左側後面が柱Hの前面に当接するように耐火性配線ボックス1を配置する。続いて、配線ボックス10の挿通孔16及びカバー本体21の貫挿孔25に固定ビスBを挿通する。その固定ビスBを柱Hに強制的に螺入すると、耐火性配線ボックス1が柱Hに直接固定される。なお、耐火性配線ボックス1は、柱Hに固定されたボックス固定具(図示せず)やその他の支持具等を介して柱Hに取り付けられていても良い。
次に、コネクタ30の取着部32を耐火処理具40の開口40aに挿通して、コネクタ30に耐火処理具40を取り付けておく。そして、上側壁22aに開放されたケーブル貫挿孔26に、コネクタ30の取着部32を挿通するとともに、第2係止爪32aを上側壁12aの内面に係止させると、コネクタ30の耐火性配線ボックス1外に向けた移動が規制される。
また、第2係止爪32aを上側壁12aの内面に係止させたことで、耐火カバー20の上側壁22aの外面には、耐火処理具40の底板41が当接した状態となる。これにより、耐火処理具40の底板41は、コネクタ本体31(特に、基端部33)と耐火カバー20の上側壁22aとによって挟み付けられることになる。また、底板41は、耐火カバー20の上側壁22aと面接触することになる。よって、耐火カバー20の上側壁22aのケーブル貫挿孔26にコネクタ30を挿通することで、耐火カバー20にコネクタ30を取着した際、耐火性配線ボックス1と隣接するコネクタ30の隣接部分の外周が、耐火処理具40の周壁42によって覆われることになる。
また、耐火処理具40が装着されたコネクタ30を金属製の耐火カバー20の上側壁22aに取着することで、耐火処理具40によって、コネクタ30が上側壁22aと隙間なく連続する状態が維持されることになる。また、耐火処理具40は、第1係止爪31aと第2係止爪32aとの間に位置するため、耐火処理具40自体も、コネクタ30の耐火カバー20への接続によって、耐火性配線ボックス1との接続状態が維持される。
次に、コネクタ30の接続部30aに電線管Dを接続する。その後、電線管Dの内部にケーブルCを挿通し、さらに耐火性配線ボックス1の内部にケーブルCを引き込む。
続いて、図5に示すように、柱Hの前面側に壁材W1を立設する。すると、壁材W1の後面と柱Hの前面との間にフランジ24の左側が挟持された状態で、耐火性配線ボックス1が壁W裏に設置される。このようにして、耐火性配線ボックス1の設置構造が形成される。このとき、フランジ24の前面全体は壁材W1の後面と面接触している。そして、壁Wの表側に位置する壁材W1において耐火性配線ボックス1と対向する位置に、穿孔工具(図示せず)を用いて壁材W1を切除して貫通孔W2を形成する。すると、配線ボックス10の開口13が貫通孔W2を介して壁W表に臨まされる。
次に、耐火性配線ボックス1及び耐火処理具40の作用について説明する。
火災等の発生時、合成樹脂製の配線ボックス10は耐火性を有していないため、火災により燃焼し易い。しかしながら、金属製の耐火カバー20は耐火性を有しているため燃焼し難く、火災により配線ボックス10が燃焼したとしても、この耐火カバー20により、壁W裏に火炎、煙、有毒ガス等が流入してしまうことが阻止される。
また、耐火カバー20の上側壁22aには、合成樹脂製のコネクタ30が接続されている。コネクタ30は耐火性を有していないため、火災により燃焼し易い。しかしながら、コネクタ30に耐火処理具40を装着したことで、耐火カバー20の上側壁22aにコネクタ30を取着すると、上側壁22aの外面に耐火処理具40の底板41が当接するようになる。これにより、金属製の耐火カバー20と金属製の耐火処理具40が隙間なく接続されることになる。よって、コネクタ30において耐火処理具40で覆われている箇所は、耐火機能を有することになる。そして、火災によってコネクタ30が焼失し、ケーブル貫挿孔26から炎が上がったとしても、耐火処理具40は焼失しないことで、炎が容易に飛び出さないようにすることができる。つまり、ケーブル貫挿孔26周りには耐火処理具40が取り付けられているため、耐火カバー20の直近で炎が見えることがない。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)耐火処理具40を、耐火性配線ボックス1と隣接するコネクタ30の隣接部分の外周に取着することで、コネクタ30に耐火機能を付与する。そして、耐火機能が付与されたコネクタ30が耐火性配線ボックス1の周壁(耐火カバー20の上側壁22a)に取着されることで、コネクタ30の外周を覆った耐火処理具40の周壁42が、耐火性配線ボックス1の周壁と隙間なく連続する状態に維持される。これによれば、コネクタ30が耐火性配線ボックス1に接続されている限り、耐火処理具40と耐火性配線ボックス1との間に隙間が形成されない。つまり、耐火処理具40で覆ったコネクタ30を耐火性配線ボックス1に取着するだけで、コネクタ30に対して簡単に耐火機能を付与することができる。
(2)コネクタ本体31と耐火性配線ボックス1の周壁(耐火カバー20の上側壁22a)とによって耐火処理具40の底板41を挟みつけることで、底板41が耐火カバー20の上側壁22aと面接触することになるため、コネクタ30と耐火性配線ボックス1との間を、コネクタ30ががたつくことなく、より確実に閉塞することができる。
(3)U字状に開口するとともに、周壁側に開口しつつ対向する2辺の先端から耐火処理具の高さ方向に向かってそれぞれ爪片を延設した耐火処理具を用いたとする。このような耐火処理具は、爪片を壁材W1と柱Hとの間に差し込むことで耐火性配線ボックスに耐火処理具が装着されるようになっている。しかしながら、このような装着状態では、耐火性配線ボックと確実に接続状態にあるのは「爪片」だけとなるため、爪片を中心に耐火処理具が位置ずれしたり揺動したりすることが考えられる。一方、コネクタ30に耐火処理具40を装着すると、耐火処理具40は、第1係止爪31aと第2係止爪32aとの間に位置するため、耐火処理具40自体も、コネクタ30の耐火カバー20への接続によって耐火性配線ボックス1との接続状態が維持されることになる。よって、前述したU字状の耐火処理具を用いる場合よりも、耐火性配線ボックス1に対して耐火処理具40をより確実に接続することが可能となる。
(4)耐火性配線ボックス1における露出部分であるコネクタ30が火災によって焼失したとしても、耐火カバー20の外面には耐火処理具40が残ることになる。このため、火災によってコネクタ30が焼失し、ケーブル貫挿孔26から炎が上がったとしても、ケーブル貫挿孔26周りには耐火処理具40が取り付けられているため、耐火カバー20の直近で炎が見えることがない。
(5)耐火処理具40をリング状とすることで、コネクタ30における全周方向の周壁を覆うことができる。これにより、よりコネクタ30の耐火機能を高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図6及び図7にしたがって説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
図6(a),(b)に示すように、耐火処理具50は、U字状に形成されている。より詳しくは、耐火処理具50は、取着部32が挿通される開口50aを有し、該開口50aの一部を除いて囲む底板51と、該底板51の外側端部から立設されて開口50aの一部を除いて囲む周壁52とによって一体成形される。また、開口50aは周壁52の側方にも開口しており、周壁52の側方に開口した開口50a側に位置する周壁52の先端は、開口端50bとなる。また、耐火処理具50の内側には、一つのコネクタ30が収容可能となっている。耐火処理具50は、建築基準法施行令第108条の二で定める技術的基準に適合する不燃材料である鋼材により形成されている。
図2及び図6に示すように、対向する第2係止爪32aの外周面同士間の長さN3は、開口50aの開口幅N9よりも小さい一方で、基端部33の外径N4は、開口50aの開口幅N9よりも大きい。また、耐火処理具50の高さ方向への長さN10は、第1係止爪31aの下端面から第2係止爪32aの上端面までの長さN8aよりも短い。さらに、図6及び図7に示すように、耐火処理具50における長さ方向への内径N11は、耐火カバー20におけるケーブル貫挿孔26からフランジ24までの長さN11と略同一となっている。
以下、コネクタ30への耐火処理具50の装着方法の一例について図7に従って説明する。
図7に示すように、耐火性配線ボックス1を柱Hに取り付けた後、上側壁22aに開放されたケーブル貫挿孔26にコネクタ30を接続する。その後、耐火カバー20の右側壁22c側から、すなわち、柱Hと対向する側から耐火処理具50をコネクタ30に対して挿入し、コネクタ30に耐火処理具50を装着する。次に、耐火処理具50を回動させ、開口端50bをフランジ24の外面に当接させる。
これにより、コネクタ30の外周のうち第1係止爪31aと第2係止爪32aとの間に位置する箇所が、耐火処理具50によって覆われることになる。また、第2係止爪32aを上側壁12aの内面に係止させたことで、耐火カバー20の上側壁22aの外面には、耐火処理具50の底板51が当接した状態となり、底板51が、耐火カバー20の上側壁22aと面接触する。さらに、開口端50bをフランジ24の外面に当接させることで、コネクタ30の全周が耐火処理具50とフランジ24とによって覆われることになる。
上記第2の実施形態によれば、第1の実施形態の(1)〜(4)と同様の記載に加え、以下のような効果を得ることができる。
(6)開口50aが周壁52の側方に開口しているため、コネクタ30を耐火性配線ボックス1に取着した後であっても、コネクタ30に耐火処理具50を取り付けることが可能となる。これにより、耐火性配線ボックス1にコネクタ30を取着するタイミングに関わらず、コネクタ30に耐火処理具50を取り付けることが可能となり、作業の汎用性が向上する。
(7)耐火処理具50における長さ方向への内径N11を、耐火カバー20におけるケーブル貫挿孔26からフランジ24までの長さN11と略同一とした。これにより、コネクタ30に耐火処理具50を装着した際、開口端50bをフランジ24の外面に当接させることが可能となるため、コネクタ30の全周が耐火処理具50とフランジ24とによって覆われることになる。よって、周方向の一部を切欠形成した耐火処理具50であっても、コネクタ30の全周を覆うことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化した第3の実施形態を図8にしたがって説明する。なお、以下の説明では、既に説明した実施形態と同一構成について同一符号を付すなどし、その重複する説明を省略又は簡略する。
図8に示すように、本実施形態では、コネクタ30の外周に耐火処理具としてのシート材60を貼着することで、コネクタ30に耐火処理が施されるようになっている。
以下、シート材60について説明する。
図8に示すように、シート材60は、金属層60aと、粘着層60bとを積層して形成されている。なお、金属層60aは、建築基準法施行令第108条の二で定める技術的基準に適合する不燃材料であるアルミニウムにより形成されている。また、粘着層60bは、金属層60aに糊を塗布することで形成される。
そして、シート材60は、第1係止爪31aの下端から基端部33の下端までの全周を覆うように、コネクタ30の外周に貼着されている。つまり、シート材60は、コネクタ30が耐火カバー20の上側壁22aから露出する面に貼着されており、耐火カバー20の内側に挿入される箇所には貼着されていない。これにより、耐火性配線ボックス1と隣接するコネクタ30の隣接部分の外周が、シート材60によって覆われることになる。このとき、本実施形態における取着部32の長さは、コネクタ30にシート材60を貼着して第2係止爪32aを耐火カバー20の上側壁22aの内面に係止させたときに、コネクタ30をがたつくことなく耐火カバー20に取り付けることができるような長さが好ましい。
上記第3の実施形態によれば、第1の実施形態の(1),(4)と同様の記載に加え、以下のような効果を得ることができる。
(8)コネクタ30がどのような形状をしている場合であっても、シート材60を貼着するだけで、コネクタ30に耐火機能を付与することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更しても良い。
○第3の実施形態において、コネクタ30の耐火性配線ボックス1と隣接する隣接部分だけでなくコネクタ本体31の外周を高さ方向全体に亘ってシート材60によって覆っても良い。このとき、第1係止爪31aの、電線管Dへの係止を解除する操作が妨げられることがないように、シート材60をコネクタ30に貼着するようにしても良い。具体的には、シート材60にスリットや貫通孔などを形成し、当該スリットや貫通孔から、電線管Dへの係止を解除する際にペンチや指で把持して操作する部分(コネクタ本体31の外周面より外側に突出した部分)を突出させつつコネクタ本体31の外周を高さ方向全体に亘ってシート材60によって覆う。このようにすることで、コネクタ本体31を高さ方向全体に亘ってシート材60で覆いながらも、容易に第1係止爪31aの電線管Dへの係合を解除し、電線管Dをコネクタ本体31から外すことができる。また、第1係止爪31aの電線管Dへの係止を解除する際の操作性を考慮することなく、前記ペンチや指で把持して操作する部分ごとコネクタ本体31の外周を高さ方向全体に亘ってシート材60によって覆っても良い。
○第3の実施形態では、シート材60が、耐火カバー20の上側壁22aから露出する面を越えても良い。この際、シート材60を、コネクタ30において耐火カバー20の内側に挿入される箇所に貼着させても良いし、第2係止爪32aにはシート材60を貼着させず、第2係止爪32aから浮くようにシート材60を配置しても良い。なお、第2係止爪32aから浮くようにシート材60を配置した場合、コネクタ30をケーブル貫挿孔26に挿入した際にシート材60同士が接触し、シート材60が上側壁22aの外面において密集した状態となり得る。このような場合、耐火カバー20に隣接するコネクタ30の隣接部分が、密集したシート材60によって覆われることになる。よって、密集したシート材60によって、耐火機能が付与されることになる。
○第1の実施形態における耐火処理具40又は第2の実施形態における耐火処理具50を、シート材60と組み合わせて用いても良い。例えば、シート材60でコネクタ30の周壁を覆った後に耐火処理具40又は耐火処理具50を装着させるようにしても良い。また、コネクタ30において第1係止爪31aよりも上部はシート材60で覆う一方で、第1係止爪31aと第2係止爪32aの間を耐火処理具40又は耐火処理具50で覆うようにしても良い。
○第1の実施形態において、図9に示すように、耐火処理具40を周壁42の高さ方向全体に亘って切断して二分し、その一端同士を蝶番などの接続部材Sを用いて接続するようにしても良い。このようにすれば、コネクタ30を耐火性配線ボックス1に取着した後であっても、接続部材Sによって接続されていない側を開口させてコネクタ30に耐火処理具40を装着し、その後、接続部材Sによって接続されていない側同士を当接させることで、コネクタ30の全周を耐火処理具40によって覆うことが可能となる。これにより、リング形状の耐火処理具40であっても、耐火性配線ボックス1にコネクタ30を取着するタイミングに関わらず、取り付けることが可能となり、作業の汎用性が向上する。
○第2の実施形態において、図10に示すように、ノック部26aを除去して、上側壁22aにケーブル貫挿孔26を二つ開口させた場合、耐火処理具50を各ケーブル貫挿孔26に接続されたコネクタ30に装着し、互いに対向する開口端50b同士を当接させるようにしても良い。このようにすることで、二つの耐火処理具50によってコネクタ30の全周が覆われることになる。
○第2の実施形態において、図11に示すように、ノック部26aを除去して、上側壁22aにケーブル貫挿孔26を二つ開口させた場合、耐火処理具50の内部に二つのコネクタ30を収容できる大きさの耐火処理具50を形成しても良い。そして、耐火処理具50の開口端50bを、金属製の蓋部材Fによって覆うようにしても良い。
○第2の実施形態において、耐火処理具50の開口幅がコネクタ30の外径よりも小さくても良い。つまり、耐火処理具50の一部を高さ方向に切り欠いたことで、耐火処理具50を弾性変形させることが可能となる。よって、耐火処理具50の開口部を広げてコネクタ30に圧入すれば、コネクタ30に耐火処理具50を装着することが可能となる。
○第1,2の実施形態において、底板を形成しなくても良い。
○コネクタ30の挿通部を雄ネジとし、配線ボックス10内部にナットを挿入し、ネジ締めによってコネクタ30を耐火カバー20に取り付けても良い。このようにすると、第2係止爪32aなどを形成しなくても、挿入部の螺入によって挿通部がケーブル貫挿孔26内に入るため、より一層、強固に取り付けることができる。
○耐火処理具によってコネクタ30の高さ方向全体が覆われるようにしても良い。
○貫挿孔25をシート材60で覆うようにしても良い。これによれば、より一層、耐火性配線ボックス1の耐火機能を向上させることができる。
○配線ボックス10を金属で形成しても良い。この場合、耐火カバー20を使用しなくても良くなる。
○第1,第2の実施形態において、耐火処理具を鋼材で形成したが、その他の金属材料によって形成しても良い。また、耐火処理具を不燃性を有するその他の不燃材料、又は不燃性を有する準不燃材料で形成しても良い。なお、ここで言う「準不燃材料」とは、特に、建築基準法施行令第1条の五で定める技術的基準に適合する準不燃材料を指す。
○対向する第2係止爪32aの外周面同士間の長さN3を、開口40aの内径N5より僅かに小さくしても良い。これによれば、弾性変形前の第2係止爪32aが開口40aを通過することが可能となる。
○フランジ24を削除しても良い。
○各実施形態における電線管Dは、凹凸状に形成されていなくても良く、面一であっても良い。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記電線管コネクタ用耐火部材は、周方向の一部を高さ方向に切欠形成されてなる請求項1又は請求項2に記載の電線管コネクタ用耐火部材。
D…電線管、1…耐火性配線ボックス、10…配線ボックス、20…耐火カバー、22a…耐火カバーの上側壁、30…コネクタ、31…コネクタ本体、32…取着部、40,50…電線管コネクタ用耐火部材としての耐火処理具、40a,50a…耐火処理具の開口、41,51…耐火処理具の底板、42,52…被覆部としての周壁、60…電線管コネクタ用耐火部材としてのシート材。

Claims (4)

  1. 耐火性配線ボックスの周壁に電線管を接続するために用いられる合成樹脂製のコネクタの外周を覆う不燃性を有する電線管コネクタ用耐火部材であって、
    少なくとも前記周壁との隣接部分の外周を覆う被覆部を有し、前記周壁に前記コネクタが取着されたときに、前記コネクタと前記周壁とによって前記被覆部が挟み付けられることで、前記隣接部分の外周を覆った前記被覆部が前記周壁と隙間なく連続する状態に維持される電線管コネクタ用耐火部材。
  2. 耐火性配線ボックスの周壁に電線管を接続するために用いられる合成樹脂製のコネクタの外周を覆う不燃性を有する電線管コネクタ用耐火部材であって、
    少なくとも前記周壁との隣接部分の外周を覆う被覆部を有し、前記周壁に前記コネクタが取着されることで、前記隣接部分の外周を覆った前記被覆部が前記周壁と隙間なく連続する状態に維持され、
    前記コネクタは、前記電線管が接続されるコネクタ本体と、該コネクタ本体から突出して前記周壁に取着される取着部と、によって形成される一方、
    前記被覆部は、前記コネクタ本体と前記周壁とによって挟みつけられる底板を有するとともに、該底板には、前記取着部が挿通される開口が設けられ、
    前記被覆部は、金属によって形成されている電線管コネクタ用耐火部材。
  3. 前記被覆部は、リング状に形成されている請求項1又は請求項に記載の電線管コネクタ用耐火部材。
  4. 周壁を備える耐火性配線ボックスと、
    前記周壁に取着されているとともに前記周壁に電線管を接続する合成樹脂製のコネクタと、
    前記コネクタの外周を覆っている、請求項1からのいずれか一項に記載の電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置。
JP2012221263A 2012-10-03 2012-10-03 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置 Active JP6050079B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012221263A JP6050079B2 (ja) 2012-10-03 2012-10-03 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012221263A JP6050079B2 (ja) 2012-10-03 2012-10-03 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016196474A Division JP6240287B2 (ja) 2016-10-04 2016-10-04 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014075886A JP2014075886A (ja) 2014-04-24
JP6050079B2 true JP6050079B2 (ja) 2016-12-21

Family

ID=50749670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012221263A Active JP6050079B2 (ja) 2012-10-03 2012-10-03 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6050079B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100479271C (zh) * 2002-04-04 2009-04-15 株式会社藤仓 电缆、电缆的连接方法和电缆的焊接装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4927797B2 (ja) * 2008-08-12 2012-05-09 株式会社古河テクノマテリアル 配線ボックス用耐火処理部材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100479271C (zh) * 2002-04-04 2009-04-15 株式会社藤仓 电缆、电缆的连接方法和电缆的焊接装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014075886A (ja) 2014-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7596914B2 (en) Universal firestopping collar assembly
JP4869814B2 (ja) ドアライニングの固定構造および固定方法
US7771094B2 (en) Mounting bracket for electrical junction box, luminaire or the like
US5902960A (en) Electrical wire junction box cover
US7038129B1 (en) Electrical outlet safety cover
JP6050079B2 (ja) 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置
JP4420865B2 (ja) 耐火壁へのボックス類の配設構造及び耐火壁へのボックス類の配設構造に使用する耐火材シート
JP6240287B2 (ja) 電線管コネクタ用耐火部材、及び、耐火性配線ボックスとコネクタと電線管コネクタ用耐火部材とからなる装置
JP4369913B2 (ja) 壁貫通配管の壁貫通構造及び壁貫通配管の壁通し具
JP5813579B2 (ja) 耐火ボックス体及び耐火ボックス体の配置構造
JP2020014131A (ja) 撮像装置
JP5354813B2 (ja) 耐火壁へのボックス類の配設構造及び耐火壁へのボックス類の配設構造に使用する耐火材シート
US6283690B1 (en) Electrical box locating device
GB2457520A (en) Safety shield for electrical back box
KR101110964B1 (ko) 케이블 설치 부속품
JP2010045910A (ja) 配線ボックス用耐火処理部材
EP2851623B1 (en) A mounting plate for an indoor unit of an air conditioner and a method of mouting an indoor unit
JP2013027108A (ja) 耐火遮煙ボックス及び耐火遮煙構造
JP5036073B2 (ja) 耐火壁へのボックス類の配設構造及び耐火壁へのボックス類の配設構造に使用する耐火材シート
JP2002033586A (ja) 機器の壁掛け設置構造
GB2444782A (en) Plaster trim for recessed electrical fittings
JP3443738B2 (ja) Vvfケーブル配線システム
JP2006125505A (ja) ガス栓の取付金具
JP2012244816A (ja) 耐火性配線ボックス及びシート材
JP2501174Y2 (ja) 埋め込み型スピ―カ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161004

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20161011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6050079

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250