JP6049587B2 - ノッチフィルタ、制御装置および産業機械 - Google Patents
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Description
ノッチフィルタは、制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、第1の周波数において減衰すべきゲイン特性の第1の減衰量と、特定の周波数帯域において第1の周波数と異なる第2の周波数と、第2の周波数において減衰すべきゲイン特性の第2の減衰量と、に基づいて演算部により算出されたフィルタパラメータを用いて設計される。
ノッチフィルタは、制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、第1の周波数において減衰すべきゲイン特性の第1の減衰量と、第1の周波数と異なる第2の周波数と、第2の周波数における位相裕度量と、に基づいて演算部により算出されたフィルタパラメータを用いて設計される。
制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、第1の周波数において減衰すべきゲイン特性の第1の減衰量と、特定の周波数帯域において第1の周波数と異なる第2の周波数と、第2の周波数において減衰すべきゲイン特性の第2の減衰量と、に基づいて、ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えている。
制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、第1の周波数において減衰すべきゲイン特性の第1の減衰量と、第1の周波数と異なる第2の周波数と、第2の周波数における位相裕度量と、に基づいて、ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えている。
制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、第1の周波数において減衰すべきゲイン特性の第1の減衰量と、特定の周波数帯域において第1の周波数と異なる第2の周波数と、第2の周波数において減衰すべきゲイン特性の第2の減衰量と、に基づいて、ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えている。
制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、第1の周波数において減衰すべきゲイン特性の第1の減衰量と、第1の周波数と異なる第2の周波数と、第2の周波数における位相裕度量と、に基づいて、ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えている。
図1は、第1の実施形態に従った産業機械の制御装置100の構成例を示すブロック図である。産業機械は、例えば、工作機械、射出成形機、ダイカストマシン、押出成形機等の電動機械である。制御装置100は、位置指令部10と、位置制御部20と、速度制御系30と、電流制御部40と、エンコーダ60と、入力部70と、減算器(演算器)15、32とを備えている。制御装置100は、トルク指令をサーボモータ50に出力し、サーボモータ50を制御する。
第1の実施形態は、中心周波数および任意周波数におけるそれぞれの振幅の減衰量に基づいてフィルタパラメータを決定している。これに対し、第2の実施形態は、中心周波数における振幅の減衰量と、任意周波数における位相遅れ量に基づいてフィルタパラメータを決定している。第2の実施形態による制御装置の構成は、図1に示す制御装置100の構成と同じでよい。
第2の実施形態は、図6(A)および図6(B)に示すボード線図から第1および第2の周波数ωn、ωG、並びに、第1の減衰量Anおよび位相遅れ量Paを自動的に決定してもよい。例えば、第1の周波数ωnは、共振周波数帯域におけるピーク周波数(中心周波数)であるので自動検出可能である。第1の減衰量Anは、中心周波数における振幅値A1_1と直線Lとの振幅差であるので自動検出可能である。第2の周波数ωGは、ゲイン特性(振幅)がゲイン余裕限界値AGを横切るときの周波数である。従って、ゲイン余裕限界値AGが設定されていれば、第2の周波数ωGは自動検出可能である。さらに、位相遅れ量Paは、第2の周波数ωGにおける位相特性値(速度測定値の位相遅れ)と−180(deg)との位相差である。従って、位相遅れ量Paも自動検出可能である。このように、第1および第2の周波数ωn、ωG、第1の減衰量Anおよび位相遅れ量Paは、自動的に決定することが可能である。
10…位置指令部
20…位置制御部
30…速度制御系
40…電流制御部
50…サーボモータ
60…エンコーダ
70…入力部
80…ディスプレイ
15、32…減算器(演算器)
34…速度制御部
35…演算部
36…ノッチフィルタ
37…メモリ
38…速度測定値演算部
Claims (12)
- 制御対象のゲイン特性の一部を減衰させるように設計されるノッチフィルタであって、 前記制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、前記第1の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第1の減衰量と、前記特定の周波数帯域において前記第1の周波数と異なる第2の周波数と、前記第2の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第2の減衰量と、に基づいて演算部により算出されたフィルタパラメータを用いて設計されることを特徴とするノッチフィルタ。
- 制御対象のゲイン特性の一部を減衰させるように設計されるノッチフィルタであって、 前記制御対象の特定の周波数帯域における第1の周波数と、前記第1の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第1の減衰量と、前記第1の周波数と異なる第2の周波数と、前記第2の周波数における位相裕度量と、に基づいて演算部により算出されたフィルタパラメータを用いて設計されることを特徴とするノッチフィルタ。
- 制御対象を制御する制御装置であって、
前記制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
前記制御対象の前記特定の周波数帯域における第1の周波数と、前記第1の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第1の減衰量と、前記特定の周波数帯域において前記第1の周波数と異なる第2の周波数と、前記第2の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第2の減衰量と、に基づいて、前記ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えた制御装置。 - 制御対象を制御する制御装置であって、
前記制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
前記制御対象の前記特定の周波数帯域における第1の周波数と、前記第1の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第1の減衰量と、前記第1の周波数と異なる第2の周波数と、前記第2の周波数における位相裕度量と、に基づいて、前記ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えた制御装置。 - 制御対象を制御する産業機械であって、
前記制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
前記制御対象の前記特定の周波数帯域における第1の周波数と、前記第1の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第1の減衰量と、前記特定の周波数帯域において前記第1の周波数と異なる第2の周波数と、前記第2の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第2の減衰量と、に基づいて前記ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えた産業機械。 - 制御対象を制御する産業機械であって、
前記制御対象の特定の周波数帯域におけるゲイン特性を減衰させるためのノッチフィルタと、
前記制御対象の前記特定の周波数帯域における第1の周波数と、前記第1の周波数において減衰すべき前記ゲイン特性の第1の減衰量と、前記第1の周波数と異なる第2の周波数と、前記第2の周波数における位相裕度量と、に基づいて、前記ノッチフィルタのフィルタパラメータを算出する演算部と、
を備えた産業機械。
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JP2013237293A JP6049587B2 (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | ノッチフィルタ、制御装置および産業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013237293A JP6049587B2 (ja) | 2013-11-15 | 2013-11-15 | ノッチフィルタ、制御装置および産業機械 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021125714A1 (ko) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 두산공작기계 주식회사 | 공작기계의 탠덤제어 시스템 및 이의 제어방법 |
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JP2007306753A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ノッチフィルタのパラメータ調整方法、プログラムおよびモータ制御装置 |
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2013
- 2013-11-15 JP JP2013237293A patent/JP6049587B2/ja active Active
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WO2021125714A1 (ko) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 두산공작기계 주식회사 | 공작기계의 탠덤제어 시스템 및 이의 제어방법 |
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