JP6047478B2 - 刈刃保護カバー - Google Patents

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Description

本発明は、刈払機の操作棹の先端部に取付けられる刈刃保護カバーに関する。
従来、刈払機の操作棹の先端部に取付けられる刈刃保護カバーとして特許文献1に記載されたものが知られている。この刈刃保護カバーは、図15に示すように、刈払機の操作棹90の先端に固着されたギアボックス91に回転可能に取付けられた刈刃92の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバーは、操作棹90の先端部に固着されるカバー本体(基盤93)と、カバー本体(基盤93)から刈刃92の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起(横型保護板95)とを有している。この刈刃保護カバーでは、保護突起(横型保護板95)が櫛歯状に設けられているため、その隙間から刈刃92や周辺を確認しながら作業することができ、石等の硬質物を早期に発見して回避し易い。また、櫛歯状の保護突起(横型保護板95)の間に草を導入することができるため、作業効率を高めることができる。さらに、刈刃92が小石等に当った場合、小石等の飛散を抑制することができる。
特開2004−357655号公報(P5〜6、図3)
しかし、上記特許文献1記載の刈刃保護カバーでは、保護突起(横型保護板95)が樹脂製やアルミニウム製等である場合、作業中に石等の硬質物に当ると不具合を生じ易い。すなわち、図15に示すように、石等の硬質物に当って保護突起(横型保護板95)が刈刃92方向に変形すると、刈刃92の刃先により保護突起(横型保護板95)が削られてしまう。そして、保護突起(横型保護板95)が削られてしまうと、刈刃92の刃先が石等の硬質物に直接当って摩耗、破損、飛散の原因となる。
これに対し、保護突起を金属製にすることが考えられる。しかし、この場合、刈刃保護カバーの重量が増して操作性が悪くなるのみならず、作業者が直ぐに疲労してしまう。また、保護突起の肉厚を増して強度を上げることも考えられるが、この場合も同様の結果となる。さらに、刈刃保護カバーと刈刃との間にリング状の補強板を設けて、刈刃保護カバーと刈刃との間を所定間隔以上にすることも考えられる(例えば、特開2001−78532号公報、図4)。しかし、この場合は、補強板がカバー本体に取付けられているため、保護突起が石等の硬質物に当った場合、補強板が保護突起を直接支えることができず、保護突起が刈刃方向に変形するのを防止する効果は小さい。
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、刈刃の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる刈刃保護カバーを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る刈刃保護カバーの特徴は、刈払機の操作棹の先端部に取付けられた刈刃と平行に離間して設けられる刈刃保護カバーにおいて、該操作棹の先端部に固着されるカバー本体と、該カバー本体から該刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起と、を有する刈刃保護カバーであって、該各保護突起には、該刈刃と所定間隔を確保する離間部材が該刈刃の刃底部より僅かに刈刃の回転中心方向の位置に対向して突設されていることである。
請求項2に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記保護突起と前記離間部材とは、一体として形成されていることである。
請求項3に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記保護突起と前記離間部材とは、別部材であることである。
請求項4に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記離間部材は、板状であることである。
請求項5に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記離間部材は、円柱状又は角柱状であることである。
請求項6に係る刈刃保護カバーの特徴は、前記離間部材は、円錐台状又は角錐台状であることである。
請求項1に係る刈刃保護カバーでは、刈刃と所定間隔を確保する離間部材が刈刃の刃底部近傍に対向して各保護突起に突設されている。これにより、離間部材が保護突起を直接支えることができるため、保護突起が石等の硬質物に当った場合であっても保護突起が刈刃方向へ変形し難くなり、刈刃の刃先により保護突起が削られるのを抑制することができる。また、保護突起の重量の増加はそれほどでもないため、刈払機の操作性を低下させることはない。さらに、保護突起の隙間から刈刃や周辺を確認しながら作業することができるのみならず、保護突起の間に草を導入することができる。したがって、この刈刃保護カバーによれば、刈刃の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる。なお、本明細書において、刈刃の刃底部近傍とは、刃底部より僅かに刈刃の回転中心方向の位置をいう。
請求項2に係る刈刃保護カバーでは、保護突起と離間部材とが一体として形成されているため、製造が簡単であるとともに製造コストの削減が可能である。
請求項3に係る刈刃保護カバーでは、保護突起と離間部材とが別部材であるため、離間部材が摩耗した場合には取り替えることができ、経済的である。
請求項4に係る刈刃保護カバーでは、離間部材が板状であり、この刈刃保護カバーの機能を十分に発揮させることができる。
請求項5に係る刈刃保護カバーでは、離間部材が円柱状又は角柱状であり、これによっても刈刃保護カバーの機能を十分に発揮させることができる。
請求項6に係る刈刃保護カバーでは、離間部材が円錐台状又は角錐台状であり、これによっても刈刃保護カバーの機能を十分に発揮させることができる。
実施形態1の刈刃保護カバーを装着した刈払機の平面図。 実施形態1の刈刃保護カバーに係り、図1のII−II矢視断面図。 実施形態1の刈刃保護カバーに係り、図2のIII矢視図。 実施形態2の刈刃保護カバーの一部拡大断面図。 実施形態3の刈刃保護カバーの一部拡大断面図。 実施形態4の刈刃保護カバーの一部拡大断面図。 実施形態5の刈刃保護カバーの一部拡大断面図。 実施形態6の刈刃保護カバーの一部拡大断面図。 実施形態7の刈刃保護カバーの一部拡大断面図。 実施形態8の刈刃保護カバーを装着した刈払機の平面図。 実施形態8の刈刃保護カバーを装着した刈払機の側面図。 実施形態8の刈刃保護カバーの一部拡大面図。 実施形態9の刈刃保護カバーの一部拡大面図。 実施形態10の刈刃保護カバーの一部拡大面図。 従来の刈刃保護カバーに係り、作業中の刈払機の斜視図。
本発明に係る刈刃保護カバーを具体化した実施形態1〜10を図面に基づいて以下に説明する。まず、実施形態1の刈刃保護カバーについて説明する。図1は、実施形態1の刈刃保護カバー1を装着した刈払機の平面図である。また、図2は、この刈刃保護カバー1の一部拡大断面図である。図1及び図2に示すように、この刈刃保護カバー1は樹脂製であり、刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー1は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体2と、カバー本体2から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起3とを有している。
すべての保護突起3には、刈刃82と所定間隔を確保する離間部材4が1個ずつ一体として突設されている。この離間部材4は平板状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に設けられている。そして、離間部材4の面4aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
また、離間部材4の面4aは、図3(1)に示すように平面状であってもよく、図3(2)に示すように曲面状であってもよい。なお、離間部材4は平板状だけでなく曲板状であってもよい。また、平板状であっても、刈刃82に平行な面で切断した断面が「く」の字状等になっていてもよい。
以上の構成をした刈刃保護カバー1では、作業中に保護突起3の先端が石等の硬質物に当って保護突起3を刈刃82方向に変形させる力が加わった場合、保護突起3の変形に伴って離間部材4の面4aが刈刃82に当接する。そして、さらに保護突起3を刈刃82方向に変形させる力が加わっても、離間部材4が保護突起3を直接支えることができるため、保護突起3のさらなる変形を抑制することができる。
実施形態1の刈刃保護カバー1においては、刈刃82と所定間隔を確保する離間部材4が刈刃82の刃底部82a近傍に対向して各保護突起3に突設されている。これにより、離間部材4が保護突起3を直接支えることができるため、保護突起3が石等の硬質物に当った場合であっても保護突起3が刈刃82方向へ変形し難くなり、刈刃82の刃先により保護突起3が削られるのを抑制することができる。また、保護突起3の重量の増加はそれほどでもないため、刈払機の操作性を低下させることはない。さらに、保護突起3の隙間から刈刃82や周辺を確認しながら作業することができるのみならず、保護突起3の間に草を導入することができる。したがって、この刈刃保護カバー1によれば、刈刃82の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる。
また、この刈刃保護カバー1では、保護突起3と離間部材4とが一体として形成されているため、製造が簡単であるとともに製造コストの削減が可能である。
次に、実施形態2の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態2においては実施形態1と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるもののとして、その説明を省略する。図4に示すように、この刈刃保護カバー11はアルミニウム等の金属製であり刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー11は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体12と、カバー本体12から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起13とを有している。
すべての保護突起13には、刈刃82と所定間隔を確保する離間部材14が1個ずつ一体として設けられている。離間部材14は平板状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に対向して設けられている。この離間部材14は、打ち抜き曲げ加工により製造される。そして、離間部材14の面14aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。また、離間部材14の面14aは、実施形態1と同様、平面状であってもよく曲面状であってもよい。実施形態2の刈刃保護カバー11においても、実施形態1と同様の作用、効果が得られる。
次に、実施形態3の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態3においても実施形態1と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるもののとして、その説明を省略する。図5に示すように、この刈刃保護カバー21は樹脂製であり、刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー21は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体22と、カバー本体22から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起23とを有している。
すべての保護突起23には、刈刃82と所定間隔を確保する樹脂製の離間部材24が1個ずつ、ボルト25a及びナット25bにより締結されている。この離間部材24は平板状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に設けられている。そして、離間部材24の面24aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
また、離間部材24の面24aは、実施形態1と同様、平面状であってもよく曲面状であってもよい。なお、離間部材24は平板状だけでなく曲板状であってもよい。また、平板状であっても、刈刃82に平行な断面が「く」の字状等になっていてもよい。さらには、離間部材24はアルミニウム等の金属製であってもよい。
以上の構成をした刈刃保護カバー21では、作業中に保護突起23の先端が石等の硬質物に当って保護突起23を刈刃82方向に変形させる力が加わった場合、保護突起23の変形に伴って離間部材24の面24aが刈刃82に当接する。そして、さらに保護突起23を刈刃82方向に変形させる力が加わっても、離間部材24が保護突起23を直接支えることができるため、保護突起23のさらなる変形を抑制することができる。
実施形態3の刈刃保護カバー21においては、刈刃82と所定間隔を確保する離間部材24が刈刃82の刃底部82a近傍に対向して各保護突起23に突設されている。これにより、離間部材24が保護突起23を直接支えることができるため、保護突起23が石等の硬質物に当った場合であっても保護突起23が刈刃82方向へ変形し難くなり、刈刃82の刃先により保護突起23が削られるのを抑制することができる。また、保護突起23の重量の増加はそれほどでもないため、刈払機の操作性を低下させることはない。さらに、保護突起23の隙間から刈刃82や周辺を確認しながら作業することができるのみならず、保護突起23の間に草を導入することができる。したがって、この刈刃保護カバー21によれば、刈刃82の耐久性を向上させることができるとともに、作業効率を高めることができる。
また、この刈刃保護カバー21では、保護突起23と離間部材24とが別部材であるため、離間部材24が摩耗した場合には取り替えることができ、経済的である。
次に、実施形態4の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態4においても実施形態1と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるもののとして、その説明を省略する。図6に示すように、この刈刃保護カバー31は樹脂製であり、刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー31は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体32と、カバー本体32から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起33とを有している。
すべての保護突起33には、刈刃82と所定間隔を確保する離間部材34が1個ずつ一体として突設されている。この離間部材34は円柱状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に設けられている。そして、離間部材34の面34aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
離間部材34は、円柱状だけでなく4角柱等の角柱状であってもよい。また、離間部材34の面34aは、平面状であってもよく、半球状等の曲面状であってもよい。実施形態4の刈刃保護カバー31においても、実施形態1と同様の作用、効果が得られる。
次に、実施形態5の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態5においても実施形態1と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるもののとして、その説明を省略する。図7に示すように、この刈刃保護カバー41は樹脂製であり、刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー41は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体42と、カバー本体42から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起43とを有している。
すべての保護突起43には、刈刃82と所定間隔を確保する樹脂製の離間部材44が1個ずつ、ネジ45により締結されている。この離間部材44は円柱状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に設けられている。そして、離間部材44の面44aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
離間部材44は、円柱状だけでなく4角柱等の角柱状であってもよい。また、離間部材44の面44aは、平面状であってもよく、半球状等の曲面状であってもよい。さらに、離間部材44はアルミニウム等の金属製であってもよい。実施形態5の刈刃保護カバー41においても、実施形態3と同様の作用、効果が得られる。
次に、実施形態6の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態6においても実施形態1と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるもののとして、その説明を省略する。図8に示すように、この刈刃保護カバー51は樹脂製であり、刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー51は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体52と、カバー本体52から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起53とを有している。
すべての保護突起53には、刈刃82と所定間隔を確保する離間部材54が1個ずつ一体として突設されている。この離間部材54は円錐台状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に設けられている。そして、離間部材54の面54aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
離間部材54は、円錐台状だけでなく4角錐台等の角錐台状であってもよい。また、離間部材54の面54aは、平面状であってもよく、半球状等の曲面状であってもよい。実施形態6の刈刃保護カバー51においても、実施形態1と同様の作用、効果が得られる。
次に、実施形態7の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態7においても実施形態1と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるもののとし、その説明を省略する。図9に示すように、この刈刃保護カバー61は樹脂製であり、刈払機の操作棹80の先端に固着されたギアボックス81に回転可能に取付けられた刈刃82の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー61は、操作棹80の先端部に固着されるカバー本体62と、カバー本体62から刈刃82の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起63とを有している。
すべての保護突起63には、刈刃82と所定間隔を確保する樹脂製の離間部材64が1個ずつ、ネジ65により締結されている。この離間部材64は円錐台状をなし、刈刃82の刃底部82aより僅かに刈刃82の回転中心方向である位置(刃底部82a近傍)に設けられている。そして、離間部材64の面64aと刈刃82とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
離間部材64は、円錐台状だけでなく4角錐台等の角錐台状であってもよい。また、離間部材64の面64aは、平面状であってもよく、半球状等の曲面状であってもよい。さらに、離間部材64はアルミニウム等の金属製であってもよい。実施形態7の刈刃保護カバー61においても、実施形態3と同様の作用、効果が得られる。
次に、実施形態8の刈刃保護カバーについて説明する。図10は、実施形態8の刈刃保護カバー71aを装着した刈払機の平面図であり、図11は、この刈払機の側面図である。また、図12は、刈刃88側から見た刈刃保護カバー71aの一部拡大図である。図10〜図12に示すように、この刈刃保護カバー71aは樹脂製であり、刈払機の操作棹86の先端に固着されたギアボックス87に回転可能に取付けられた刈刃88の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー71aは、操作棹86の先端部に固着されるカバー本体72aと、カバー本体72aから刈刃88の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起73aとを有している。なお、刈刃保護カバー71aは、特願2013−47416号において本出願人が既に開示した刈刃保護カバーと同じものであり、その断面は逆V字形状又は逆U字形状である。
すべての保護突起73aには、刈刃88と所定間隔を確保する離間部材74が1個ずつ一体として突設されている。この離間部材74は平板状をなし、刈刃88の刃底部88aより僅かに刈刃88の回転中心方向である位置(刃底部88a近傍)に設けられている。そして、離間部材74の面74aと刈刃88とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
また、離間部材74の面74aは、図12に示すように曲面状であってもよく、平面状であってもよい。なお、離間部材74は平板状だけでなく曲板状であってもよい。また、平板状であっても、刈刃88に平行な断面が「く」の字状等になっていてもよい。
実施形態8の刈刃保護カバー71aにおいても、実施形態1と同様の作用、効果が得られる。なお、この刈刃保護カバー71aのように、保護突起73aが径方向に長い場合、離間部材74による効果が特に大きい。
次に、実施形態9の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態9においては実施形態8と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるものとして、その説明を省略する。図13は、刈刃88側から見た刈刃保護カバー71bの一部拡大図である。図13に示すように、この刈刃保護カバー71bは樹脂製であり、刈払機の操作棹86の先端に固着されたギアボックス87に回転可能に取付けられた刈刃88の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー71bは、操作棹86の先端部に固着されるカバー本体72bと、カバー本体72bから刈刃88の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起73bとを有している。なお、刈刃保護カバー71bは、特願2013−47416号において本出願人が既に開示した刈刃保護カバーと同じものであり、その断面は逆V字形状又は逆U字形状である。
すべての保護突起73bには、刈刃88と所定間隔を確保する離間部材75が1個ずつ一体として突設されている。この離間部材74は円柱状をなし、刈刃88の刃底部88aより僅かに刈刃88の回転中心方向である位置(刃底部88a近傍)に設けられている。そして、離間部材75の面75aと刈刃88とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
離間部材75は、円柱状だけでなく4角柱等の角柱状であってもよい。また、離間部材75の面75aは、平面状であってもよく、半球状等の曲面状であってもよい。実施形態9の刈刃保護カバー71bにおいても、実施形態8と同様の作用、効果が得られる。
次に、実施形態10の刈刃保護カバーについて説明する。ただし、実施形態10においても実施形態8と同じ構成の刈払機を使用し、同一の構成については同じ符号を用いるものとして、その説明を省略する。図14は、刈刃88側から見た刈刃保護カバー71cの一部拡大図である。図14に示すように、この刈刃保護カバー71cは樹脂製であり、刈払機の操作棹86の先端に固着されたギアボックス87に回転可能に取付けられた刈刃88の上面に設けられている。そして、刈刃保護カバー71cは、操作棹86の先端部に固着されるカバー本体72cと、カバー本体72cから刈刃88の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起73cとを有している。なお、刈刃保護カバー71cは、特願2013−47416号において本出願人が既に開示した刈刃保護カバーと同じものであり、その断面は逆V字形状又は逆U字形状である。
すべての保護突起73cには、刈刃88と所定間隔を確保する離間部材76が1個ずつ一体として突設されている。この離間部材76は円錐台状をなし、刈刃88の刃底部88aより僅かに刈刃88の回転中心方向である位置(刃底部88a近傍)に設けられている。そして、離間部材76の面76aと刈刃88とは、所定間隔を確保する間隙を有して対向している。
離間部材76は、円錐台状だけでなく4角錐台等の角錐台状であってもよい。また、離間部材76の面76aは、平面状であってもよく、半球状等の曲面状であってもよい。実施形態10の刈刃保護カバー71cにおいても、実施形態8と同様の作用、効果が得られる。
以上、本発明の刈刃保護カバーを実施形態1〜10に即して説明したが、本発明はこれらに制限されるものではなく、本発明の技術的思想に反しない限り、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施形態3、5、7において、刈刃保護カバー21、41、61は、アルミニウム等の金属製であってもよい。
また、実施形態8、9、10において、刈刃保護カバー71a、71b、71c及び離間部材74、75、76は、アルミニウム等の金属製で一体に形成されていてもよい。更に、それぞれを別部材で形成し、いずれか一方を樹脂製、他方をアルミニウム等の金属製としてもよく、いずれも樹脂製、又はアルミニウム等の金属製とすることもできる。
1、11、21,31、41、51、61、71a、71b、71c…刈刃保護カバー、2、12、22、32、42、52、62、72a、72b、72c…カバー本体、3、13、23、33、43、53、63、73a、73b、73c…保護突起、4、14、24、34、44、54、64、74、75、76…離間部材、4a、14a、24a、34a、44a、54a、64a、74a、75a、76a…面、25a…ボルト、25b…ナット、45、65…ネジ、80、86…操作棹、81、87…ギアボックス、82、88…刈刃、82a、88a…刃底部。

Claims (6)

  1. 刈払機の操作棹の先端部に取付けられた刈刃と平行に離間して設けられる刈刃保護カバーにおいて、
    該操作棹の先端部に固着されるカバー本体と、該カバー本体から該刈刃の径方向外側まで櫛歯状に延出される複数の保護突起と、を有する刈刃保護カバーであって、
    該各保護突起には、該刈刃と所定間隔を確保する離間部材が該刈刃の刃底部より僅かに刈刃の回転中心方向の位置に対向して突設されていることを特徴とする刈刃保護カバー。
  2. 前記保護突起と前記離間部材とは、一体として形成されていることを特徴とする請求項1記載の刈刃保護カバー。
  3. 前記保護突起と前記離間部材とは、別部材であることを特徴とする請求項1記載の刈刃保護カバー。
  4. 前記離間部材は、板状であることを特徴とする請求項2又は3記載の刈刃保護カバー。
  5. 前記離間部材は、円柱状又は角柱状であることを特徴とする請求項2又は3記載の刈刃保護カバー。
  6. 前記離間部材は、円錐台状又は角錐台状であることを特徴とする請求項2又は3記載の刈刃保護カバー。
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