JPH0529329U - 刈払機用補助具 - Google Patents

刈払機用補助具

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JPH0529329U
JPH0529329U JP9762591U JP9762591U JPH0529329U JP H0529329 U JPH0529329 U JP H0529329U JP 9762591 U JP9762591 U JP 9762591U JP 9762591 U JP9762591 U JP 9762591U JP H0529329 U JPH0529329 U JP H0529329U
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眞吉 西本
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眞吉 西本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、動力源で駆動する携帯型刈払機
に装着して、コンクリート壁、金網、樹木などの障害物
に沿って茂生する草などを安全かつ確実に刈払するた
め、または芝生などの上を滑動させることによって一定
の長さで容易に刈払いするための補助具に関する。 【構成】 操作杆16の前端の軸受部4で支持される回
転刃2を設け、後端に設けた動力源15の回転を前記回
転刃2へ伝達させる刈払機において、補助具1は、概略
扇形をなし、前記回転刃2を部分的に覆う覆体10、前
記回転刃2が障害物に触れるのを防ぐ外周部8、前記
体10の両側又は片側に草などを障害物から選別して切
り刃3へ誘導するガイド6を設けており、取付け孔9を
介して外覆部5に装着する.以上の構成よりなる刈払機
用補助具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、動力源で回転刃を駆動させる携帯型の刈払機に装着して、コンク リート壁、金網、樹木などに沿って茂生する草などを安全かつ確実に刈払する他 、芝生などの上を滑動させることによって一定の長さで均一に刈払いするための 多目的の補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、刈払機の回転刃が前方の障害物に触れるのを防ぐ方法として、 前記回転刃の軸受部にガイド板を取付け、その先端が前記回転刃の半径の内 外に出入りできる構造の考案(名称:刈払機、実開昭58−105823号公報 参照)、 前記回転刃と並行に円形の覆板を前記軸受け部に取付け、前記覆板はある開き 角の中で半径方向に複数のスリットを切った構造とする考案(名称:動力刈払機 、実開昭60−12930号公報参照)、 前記回転刃が覆板から突出した位置と引っ込んだ位置をとれるように前記回転 刃の前記軸受部が一方向にしゅう動できる構造の考案(名称:刈払機、実開平2 −138515号公報参照)がある。
【0003】 一方、雑草を選別除草する方法として、 前記回転刃の前記軸受部に、前記回転刃が前方半分で刈払いするように略半円 状の覆体を装着し、該覆体の一端又は両端に前記有用植物と雑草を選別するリー ド指を備える構造の考案(名称:株元除草の刈払機、実開昭63−109720 号公報参照)がある。
【0004】 以上の考案の他に、 前記回転刃の半径方向へ刃先より外側に突出する帯状部材を前記回転刃の前記 軸受部に取付け、前記帯状部材の外側先端が前記回転刃の外周接線と平行になる 部分を有し、かつ前記外周接線より内側にある構造の考案(名称:携帯用動力刈 払機、実開昭62−64225号公報参照)がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術である前記、、およびの考案は、回転刃が障害物へ接触する のを防止できても、コンクリート壁、金網フェンスなどの周辺に茂生する草など を選別するに適していなかったり、また金網フェンスなどの表面上をスムーズに 移動させるに適した構造でないため、かかる刈払い作業をきれいに効率よく行う ことが困難である。
【0006】 前記の考案は、コンクリート壁、金網フェンスなどの周辺に茂生する草など を選別刈払いするに適した構造でないこと、回転刃と覆体の間隙を保つスペーサ がないため、前記回転刃の切り刃が前記覆体に触れて損傷するおそれがあること 、前記覆体の構造は、回転刃の面を芝生などの上で左右にしゅう動させるに適し ていないため、前記芝生などを一定長で均一に刈払いするに不適である。
【0007】 前記の考案は、帯状部材が回転刃の前方部分を覆っていないため、前記回転 刃がコンクリート壁、金網フェンスなど障害物に接触するのを十分防げる構造に ない他、構造上、芝生などを一定長で均一に刈払いするに不適である。
【0008】 このように従来の刈払機では、コンクリート壁、金網、樹木などの障害物に沿 って茂生する草などを安全かつ確実に刈払する他、芝生などの上を滑動させるこ とによって一定の長さで均一に刈払いするに適うといった多機能性に欠けるため 、通常の除草以外の状況における刈払い作業に不便をきたしていた。 このような観点から、本考案は従来の刈払機における機能的欠落や欠点を取り 除いて、多機能性を備えた刈払機用の補助具を開発するためになされたものであ る。
【0009】
【課題を解決するための手段】 操作杆16の前端の軸受部4で支持される円盤状の回転刃2を設け、後端に動 力源15を取付けて、該動力源15の回転を前記操作杆16の内装軸により前記 回転刃2へ伝達させる刈払機において、 (イ)補助具1は、概略扇形をなす平板状の覆体上部10と、該覆体上部10 の先端で外側に緩やかな弧をなす外周部8と、該外周部8でコの字型に折 り返して形成した滑り部11と、前記覆体上部10の両側又は片側にガイ ド6を設けており、前記覆体上部10で前記外周部8の反対側に設けた取 付け孔9を介して、軸受部4の外覆部5に装着する。 (ロ)ガイド6の内端7は、切り刃3より半径方向のやや内側に設ける。 (ハ)回転刃2の半径方向で、切り刃3より内側における前記覆体上部10の 内面にスペーサ13を設ける。 (ニ)滑り部11と切り刃3との間には、互いに接触しないだけの距離を設け る。 本考案は、以上のような構成からなる刈払機用補助具である。
【0010】
【作用】
本考案による補助具1は、通常の除草機能を損なうことなく、外周部8により 切り刃3が障害物へ接触するのを防ぎ、ガイド6により草などを障害物から選別 して切り刃3への誘導し、滑り部11により回転刃2を芝生などの面と平行に左 右に滑動できる機能を兼ね備える構造になっている。 この結果、コンクリート壁、金網等の障害物の周辺に茂生する草などを刈払い する場合、刈払機の把手14を持った操作を介して、補助具1の外周部8を前記 障害物に沿って左右に移動させながら前記草などを前記障害物から容易に選別す ることができ、選別された草などはガイド6に沿って切り刃3へ導かれ、刈払わ れる。 また、前記把手14を持った操作を介して、前記補助具1の滑り部11を芝生 などの上で左右に滑動させることにより、前記芝生などを一定長で均一に刈払い することができる。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。 図1は第1の実施例による補助具1を装着した上面図であり、図2は図1のA− A1断面における一部切りかき断面図である。操作杆16の前端に軸受け部4で 支持される円盤状の回転刃2を設け、後端に動力源15を取付けて、該動力源1 5の回転を前記操作杆16の内装軸により前記回転刃2へ伝達させる刈払機にお いて、
【0012】 (イ)補助具1は、概略扇形をなす平板状の覆体上部10と、該覆体上部10の 先端で外側に緩やかな弧をなす外周部8と、該外周部8でコの字型に折り返 して形成した滑り部11と、前記覆体上部10の両側又は片側に直線状のガ イド6を設けており、前記覆体上部10が前記回転刃2の上面に平行で、か つ前記外周部8が前記操作杆16の前方外側に位置するごとく取付け孔9を 介して前記軸受け部4の外覆部5に装着する。この際、前記補助具1を前記 外覆部5に緊締に装着できれば取付け孔9の数や大きさにこだわらない。
【0013】 (ロ)ガイド6の内端7は、回転刃2の半径方向で切り刃3よりやや内側に設け る。 (ハ)回転刃2の半径方向で切り刃3より内側における前記覆体上部10の内面 に単数又は複数個のスペーサ13を設ける。 (ニ)切り刃3と滑り部11の間には、互いに接触しないだけの距離を設けるか 、又は滑り部11を切り刃3の内側まで延長して内面に単数又は複数個のス ペーサ13を設ける。 (ホ)ガイド6は、外端18から内端7にかけて一直線又は内側に凹む線分の組 み合わせもしくは円弧の形状も可能である。
【0014】 かような構造の補助具1を装着した刈払機を使用するときは、コンクリート壁 、金網などの障害物の周辺に茂生する草などを、ガイド6の外端18で前記障害 物から選別するごとく、両方の把手14を持って外周部8を前記障害物に沿って 左右に移動させることにより、選別された草などは切り刃3へ導かれて切断され る。 また、前記把手14を持って前記補助具1の滑り部11を介して芝生などの上 を左右に滑動させることにより、前記芝生などの面に前記回転刃が一定の高さで 平行に移動するので、前記芝生などは一定長で均一に刈払いされる。
【0015】 次に、本考案の第2の実施例について、図3を参照して説明する。図3は第1 の実施例による補助具1のガイド6の外端18に爪19を設けた第2の実施例に よる補助具1の上面図を示す。前記爪19を外周部8の弧の略接線方向に延ばす ことにより、コンクリート壁、金網などの障害物と周辺に茂生する草などとの選 別が容易になる。
【0016】 更に、本考案の第3の実施例について、図4および図5を参照して説明する。 図4は第2の実施例における補助具1の下面に変更を加えた第3の実施例による 補助具1の装着状態の下面図である。また、図5は図4のB−B1縦断面図であ る。例えば、図2で示す内周部12の中央部から図4に示すごとく帯状で回転刃 2に平行にその中心上を延伸する滑り部延長体17を設け、図5に示すごとく前 記回転刃2を覆う位置の外側で曲折して操作杆16に固定する。前記滑り部延長 体17における回転刃2の中心上の位置に回転刃2を着脱するための孔20と前 記滑り部延長体17の内面に前記回転刃2と前記滑り部延長体17との一定間隙 を保つ単数又は複数個のスペーサ13を設ける。かような構造にすれば、芝生な どを一定長で刈払いする場合、操作杆16を介して補助具1に上向きの力が加え られても、補助具1が屈曲することを防ぐ効果が得られる。
【0017】 かように本考案による補助具1とは、刈払機に装着することにより、通常の刈 払い機能を損なうことなく、回転刃2の切り刃3が障害物に接触することを防ぐ 機能と、障害物周辺の草などを選り分別して切り刃3へ導く機能と、芝生などを 一定長で刈払いするため、回転刃2の面を一定の高さで安定に保ちつつ芝生など の面上を滑動しうる機能を兼ね備えるものであれば、図で示すものにこだわらな い。 また、補助具1は、金属、鋼材等あるいは合成樹脂などにより堅牢かつ軽量に 構成できれば、その材質にこだわらない。
【0018】
【考案の効果】
以上のごとく本考案によると、補助具1を刈払機に装着することにより、コン クリート壁、金網等の周辺に茂生する草などの選別と切り刃3への誘導がガイド 6の作用で容易に行えるので、安全かつ効率よく除草できるとともに、通常の除 草作業についても支障なく行える。 また、回転刃2の面を芝生などの面と平行に一定高度で左右に移動できるので 、芝生などの根を痛めることなく能率よく一定長で刈払いすることができ、結局 刈払機の効率的かつ多目的利用が可能になる。
【0019】
【提出日】平成4年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】 この考案は、動力源で回転刃を駆動させる携 帯型の刈払機に装着して、コンクリート壁、金網、樹木などの障害物に沿って茂 生する草などを回転刃が障害物に触れることなく安全かつ効率的に選別除草する ため、又は 芝生などの上を滑動させることによって芝生などを一定長で均一に 払いするための補助具 に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、刈払機の回転刃が前方の障害物に触れるのを 防ぐ方法として、 前記回転刃の軸受部にガイド板を取付け、その先端が前記回転刃の半径の内 外に出入りできる構造の考案(名称:刈払機、実開昭58−105823号公報 参照)、 前記回転刃と並行に円形の覆板を前記軸受け部に取付け、前記覆板はある開 き角の中で半径方向に複数のスリットを切った構造とする考案(名称:動力刈払 機、実開昭60−12930号公報参照)、 前記回転刃が覆板から突出した位置と引っ込んだ位置をとれるように前記回 転刃の前記軸受部が一方向にしゅう動できる構造の考案(名称:刈払機、実開平 2−138515号公報参照)がある。
【0003】 一方、雑草を選別除草する方法として、 前記回転刃の前記軸受部に、前記回転刃が前方半分で刈払いするように略半 円状の覆体を装着し、該覆体の一端又は両端に前記有用植物と雑草を選別するリ ード指を備える構造の考案(名称:株元除草の刈払機、実開昭63−10972 0号公報参照)がある。
【0004】 以上の考案の他に、 前記回転刃の半径方向へ刃先より外側に突出する帯状部材を前記回転刃の前 記軸受部に取付け、前記帯状部材の外側先端が前記回転刃の外周接線と平行にな る部分を有し、かつ前記外周接線より内側にある構造の考案(名称:携帯用動力 刈払機、実開昭62−64225号公報参照)がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 従来の技術である前記、、お よびの考案は、回転刃が障害物へ接触するのを防止できても、コンクリート壁 、金網フェンスなどの周辺に茂生する草などを選別するに適していなかったり、 また金網フェンスなどの表面上をスムーズに移動させるに適した構造でないため 、草などを効率よくきれいに刈払いすることが困難である。
【0006】 前記の考案は、コンクリート壁、金網フェンスなどの周辺に茂生する草など を選別刈払いするに適した構造でないこと、回転刃と覆体の間隙を保つスペーサ がないため、前記回転刃の切り刃が前記覆体に触れて損傷するおそれがあること 、前記覆体の構造は、回転刃の面を芝生などの上で左右にしゅう動させるに適し ていないため、前記芝生などを一定長で均一に刈払いするに不適である。
【0007】 前記の考案は、帯状部材が回転刃の前方部分を覆っていないため、前記回転 刃がコンクリート壁、金網フェンスなど障害物に接触するのを十分防げる構造に ない他、構造上、芝生などを一定長で均一に刈払いするに不適である。
【0008】 以上のごとく従来の刈払機では、コンクリート壁、金網、樹木などの障害物に 沿って茂生する草などを安全かつ効率的に選別除草したり、または芝生などを一 定の長さで均一に刈払いするに適していないため、障害物周辺の除草作業や芝刈 り作業に 不便をきたしていた。本考案は、このような従来の刈払機における課題を解決する 刈払機用補助具を開 発するためになされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 操作杆16の前端の軸受部4で支持 される円盤状の回転刃2を設け、後端に動力源15を取付けて、該動力源15の 回転を前記操作杆16の内装軸により前記回転刃2へ伝達させる刈払機において 、 (イ)補助具1は、概略扇形をなす覆体10と、該覆体10の先端で外側に緩 やかな弧をなす外周部8と、該外周部8でコの字型に折り返して形成した滑り部 11と、前記覆体10の両側又は片側にガイド6を設けており、前記覆体10で 前記外周部8の反対側に設けた取付け孔9を介して、軸受部4の外覆部5に装着 し、 (ロ)ガイド6の内端7は、切り刃3より半径方向のやや内側に設け、 (ハ)回転刃2の半径方向で、切り刃3より内側における前記覆体10の内面 にスペーサ13を設け、 (ニ)滑り部11と切り刃3との間には、互いに接触しないだけの距離を設け る。(ホ)補助具23は、補助具1において滑り部11を形成しない構造とする。 本考案は、以上のような構成からなる刈払機用補助具である。
【0010】
【作用】 コンクリート壁、金網等の障害物の周辺に茂生する草 などを刈払いする場合、本考案による補助具1または補助具23を刈払機に装着 し、刈払機の把手14による操作を介して外周部8を前記障害物の面に沿って左 右に移動させると、草などはガイド6により障害物から容易に選別されて切り刃 3へ導かれ、刈払われる。この際、外周部8は切り刃3が障害物へ接触して相互 の破損や危険が伴うのを防ぐ。 この際、スペーサ13は切り刃3と覆体10との接触による危険を防ぎ、併せ て切断した長寸の草などが回転刃2の中央部に入って絡まるのを防ぐ。 また芝生などを刈払いする場合、前記補助具1を装着して前記把手14による 操作を介して滑り部11を芝生などの上で一定の高さで左右に滑動させうるので 、芝生などは一定長で均一に刈払われる。
【0011】
【実施例】 本考案の実施例について、図面を参照して詳細に説明す る。 図1は第1の実施例による補助具1を装着した平面図であり、図2は図1のA −A1断面における一部切欠き断面図である。操作扞16の前端に軸受け部4で 支持される円盤状の回転刃2を設け、後端に動力源15を取付けて、該動力源1 5の回転を前記操作扞16の内装軸により前記回転刃2へ伝達させる刈払機にお いて、
【0012】 (イ)補助具1は、概略扇形をなす平板状の覆体10と、該覆体10の先端で外 側に緩やかな弧をなす外周部8と、該外周部8でコの字型に折り返して形成した 滑り部11と、前記覆体10の両側又は片側に直線状のガイド6を設けており、 前記覆体10が前記回転刃2の上面に平行で、かつ前記外周部8が前記操作扞1 6の前方外側に位置するごとく取付け孔9を介して前記軸受け部4の外覆部5に 装着する。
【0013】 (ロ)ガイド6の内端7は、回転刃2の半径方向で切り刃3よりやや内側に設け る。 (ハ)回転刃2の半径方向で切り刃3より内側における前記覆体10の内面に単 数又は複数個のスペーサ13を設ける。 (ニ)切り刃3と滑り部11の間には、互いに接触しないだけの距離を設けるか 、又は滑り部11を切り刃3の内側まで延長して内面に単数又は複数個のスペー サ13を設ける。 (ホ)ガイド6は、外端18から内端7にかけて直線又は内側に凹む円弧の形状 とする。
【0014】 かような構造の補助具1を装着した刈払機を使用するときは、コンクリート壁 、金網などの障害物の周辺に茂生する草などを、ガイド6の外端18で前記障害 物から選別するごとく、両方の把手14を持って外周部8を前記障害物に沿って 左右に移動させることにより、選別された草などは切り刃3へ導かれて切断され る。 また、前記把手14を持って前記補助具1の滑り部11を介して芝生などの上 を左右に滑動させることにより、前記芝生などの面に前記回転刃が一定の高さで 平行に移動するので、前記芝生などは一定長で均一に刈払いされる。
【0015】 次に、本考案の第2の実施例について、図3を参照して説明する。図3は第1 の実施例による補助具1のガイド6の外端18に爪19を設けた第2の実施例に よる補助具21の平面図を示す。前記爪19を外周部8の弧の略接線方向に延ば すことにより、コンクリート壁、金網などの障害物と周辺に茂生する草などとの 選別が容易になる。
【0016】 更に、本考案の第3の実施例について、図4および図5を参照して説明する。 図4は、第2の実施例における補助具21の下面に変更を加えた第3の実施例に よる補助具22の装着状態の底面図である。また図5は、図4のB−B1縦断面 図である。例えば、図2で示す内周部12の中央部から図4に示すごとく帯状で 回転刃2に平行にその中心上を延伸する滑り部延長体17を設け、図5に示すご とく前記回転刃2を覆う位置の外側で曲折して操作扞16に固定する。前記滑り 部延長体17における回転刃2の中心上の位置に回転刃2を着脱するための孔2 0と前記滑り部延長体17の内面に前記回転刃2と前記滑り部延長体17との一 定間隙を保つ単数又は複数個のスペーサ13を設ける。かような構造にすれば、 芝生などを一定長で刈払いする場合、操作扞16を介して補助具22に上向きの 力が加えられても、補助具22が屈曲することを防ぐ効果が得られる。
【0017】第4の実施例について、図6および図7を用いて説明する。図6は、第4の実施 例による補助具23を装着した平面図であり、図7は図6のC−C1断面におけ る一部切欠き断面図である。第4の実施例は、図1および図2に示す第1の実施 例において、滑り部11を設けない構造とするものであり、コンクリート壁や金 網等の障害物の周辺に茂生する草などを刈払うのに適した簡易な構造の補助具で ある。なお、図7において覆体10の先端で形成した外周部8の縦の長さは、覆 体10の屈曲を防ぐための剛性を高める効果があるが、切り刃3と覆体10の間 に入った切断した草や茎などが排出され易いこと、地面すれすれに短く刈払える ことを考慮して適正な範囲に選定する。 また、図6で覆体10の両側の縁に沿う外端18から始端24にかけて上向き に直角の短い折縁を設けると、覆体10が上向きに屈曲するのを防ぐ効果があり 、これは補助具23のみならず、補助具1、21、22にも適用できる。 更にガイド6の外端18に第2の実施例に示す爪19を設けることもできる。
【0018】 かように本考案による補助具1、21、22、23とは、刈払機に装着するこ とにより、通常の刈払い機能を損なうことなく、回転刃2の切り刃3が障害物に 接触することを防ぐ機能と、障害物周辺の草などを選分して切り刃3へ導く機能 を備えており、更に補助具1、21、22は、芝生などを一定長で刈払いするた め、回転刃2の面を一定の高さで安定に保ちつつ芝生などの面上を滑動しうる機能を備えるものであれば、図で示すものにこだわらない。また、前記補助具1、 21、22、23は、外覆部5に緊締に装着できれば取付け孔9の数や大きさに こだわらない他、金属、鋼材等あるいは合成樹脂などにより堅牢かつ軽量に構成 できれば、その材質にこだわらない。
【0019】
【考案の効果】
以上のごとく本考案によると、補助具1、21、22、23の何れかを刈払機 に装着することにより、通常の除草作業に支障を伴うことなくコンクリート壁、 金網等の周辺に茂生する草などの選別除草が安全かつ効率よく行え、更に補助具 1、21、22を装着した場合は、回転刃2の面を芝生などの画と平行に一定高 度で左右に移動できるので、芝生などの根を痛めることなく能率よく一定長で刈 払いすることができ、結局刈払機の有効利用範囲が拡張される。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による補助具1を装着した刈払機
の上面図
【図2】第1の実施例による補助具1の一部切欠き断面
【図3】第2の実施例による補助具1の装着状態の上面
【図4】第2の実施例による補助具1の下面構造を変更
した第3の実施例における補助具1の装着状態の下面図
【図5】第3の実施例による補助具1のB−B1による
断面図
【0020】
【符号の説明】
1は補助具 11は滑り部 2は回転刃 12は内周部 3は切り刃 13はスペーサ 4は軸受部 14は把手 5は外覆部 15は動力源 6はガイド 16は操作杆 7はガイド6の内端 17は滑り部延長体 8は外周部 18はガイド6の外端 9は取付け孔 19は爪 10は覆体上部 20は孔
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 刈払機用補助具
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による補助具1の装着した刈払機
平面図
【図2】第1の実施例による補助具1のA−A1断面に
よる一部切欠き断面図
【図3】第2の実施例による補助具21の装着状態を示
す平面図
【図4】第3の実施例による補助具22の装着状態を示
す底面図
【図5】第3の実施例による補助具22のB−B1断面
による断面図
【図6】第4の実施例による補助具23の装着状態を示
す平面図
【図7】第4の実施例による補助具23のC−C1断面
による一部切欠き断面図
【0021】
【符号の説明】 1、21、22、23は補助具 2は回転刃 3は切り刃 4は軸受部 5は外覆部 6はガイド 7はガイド6の内端 8は外周部 9は取付け孔 10は覆体 11は滑り部 12は内周部 13はスペーサ 14は把手 15は動力源 16は操作扞 17は滑り部延長体 18はガイド6の外端 19は爪 20は孔24は始端
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作杆(16)の前端の軸受部(4)で支
    持される円盤状の回転刃(2)を設け、後端に動力源
    (15)を取付けて、該動力源(15)の回転を前記操
    作杆(16)の内装軸により前記回転刃(2)へ伝達さ
    せる刈払機において、 (イ)補助具(1)は、概略扇形をなす覆体上部(1
    0)、該覆体上部(10)の外周部(8)でコの字型に
    折り返して形成した滑り部(11)、前記覆体上部(1
    0)の両側又は片側にガイド(6)を設けており、取付
    け孔(9)介して外覆部(5)に装着し、 (ロ)ガイド(6)の内端(7)を、切り刃(3)より
    半径方向の内側に設け (ハ)回転刃(2)の半径方向で、切り刃(3)より内
    側における覆体上部(10)の内面にスペーサ(13)
    を設け、 (ニ)滑り部(11)と切り刃(3)との間には、互い
    に接触しないだけの距離を設ける。以上の構成よりなる
    刈払機用補助具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015112030A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 ダイアトップ株式会社 刈刃保護カバー
WO2016002011A1 (ja) * 2014-07-01 2016-01-07 株式会社オーレック 草刈機、草刈機用作動部ユニットおよび草刈方法

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