JP3115639U - 草刈り機のカッター - Google Patents
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Abstract
【課題】草刈り機の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行える草刈り機のカッターを提供する。
【解決手段】操作杆2の先端部に着脱自在に取り付けられたカッター本体6を、操作杆2の基端側に設けられた駆動手段5により高速回転させて草刈りを行う草刈り機に使用するカッター本体6の取り付け孔6aの周囲に、カッター本体6の下面側に膨出する接地部6bを形成したもので、草刈り時カッター本体6の刈り刃6fが地表面に食い込むことがないため、草刈り機1の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行えると共に、雑草に隠れて地表面に小石等があっても、高速回転するカッター本体6の刈り刃6fに小石等が直接当たることがないため、刈り刃6fが破損したり、切れ味が早期に低下するのを未然に防止できる上、小石等が周辺に飛散することがないため、草刈り作業が安全に行える。
【選択図】図2
【解決手段】操作杆2の先端部に着脱自在に取り付けられたカッター本体6を、操作杆2の基端側に設けられた駆動手段5により高速回転させて草刈りを行う草刈り機に使用するカッター本体6の取り付け孔6aの周囲に、カッター本体6の下面側に膨出する接地部6bを形成したもので、草刈り時カッター本体6の刈り刃6fが地表面に食い込むことがないため、草刈り機1の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行えると共に、雑草に隠れて地表面に小石等があっても、高速回転するカッター本体6の刈り刃6fに小石等が直接当たることがないため、刈り刃6fが破損したり、切れ味が早期に低下するのを未然に防止できる上、小石等が周辺に飛散することがないため、草刈り作業が安全に行える。
【選択図】図2
Description
本考案は、草刈り機の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行える草刈り機のカッターに関する。
従来エンジンを動力とし、かつ手で保持した状態で作業を行う手持ち式の草刈り機は、小型軽量で可搬性に優れていることから、田畑や野原等の草刈り作業に広く使用されている。
またこの種の草刈り機の多くは、パイプにより形成された操作杆の先端に高速で回転する円板状のカッターが設けられていて、このカッターを操作杆の基端側に設けられたエンジン等の駆動手段により高速回転させる構造となっており、草刈り機で草刈り作業を行う場合、操作杆に取り付けたベルトを肩に掛けて駆動手段を保持し、また駆動手段によりカッターを高速回転させながら、操作杆に設けたハンドルを操作してカッターを左右にほぼ水平に振ることにより、雑草を刈り払う作業を行っている(例えば特許文献1)。
またこの種の草刈り機の多くは、パイプにより形成された操作杆の先端に高速で回転する円板状のカッターが設けられていて、このカッターを操作杆の基端側に設けられたエンジン等の駆動手段により高速回転させる構造となっており、草刈り機で草刈り作業を行う場合、操作杆に取り付けたベルトを肩に掛けて駆動手段を保持し、また駆動手段によりカッターを高速回転させながら、操作杆に設けたハンドルを操作してカッターを左右にほぼ水平に振ることにより、雑草を刈り払う作業を行っている(例えば特許文献1)。
しかし草刈り作業に不慣れな者が前記草刈り機を使用して草刈りを行う場合、草の生えた地表面に対してカッターをほぼ水平に移動するのが難しいことから、刈り込み高さが不揃いになったり、刈り残しが発生すると共に、刈り込み高さが不揃いな雑草をさらに刈り込もうとして、カッターの刃先を地表面に斜めに近づけると、高速で回転するカッターが地表面に食い込んで、草刈りができなくなるばかりか、カッターの刃先が早期に摩耗して、切れ味が悪くなる問題がある。
また雑草が生い茂った田畑や野原等では、雑草に隠れて地表面に小石等が存在していることがあるため、草刈り作業に慣れた作業者でも草刈り中カッターに小石等が当たることがあり、高速で回転するカッターに当たった小石等は周囲に飛散して、作業に危険が伴う上、カッターの刃が小石等により損傷されるため、カッターの寿命が著しく低下する問題がある。
かかる従来の問題を改善するため、カッターの下方に接地プロテクタを設けた草刈り機が例えば特許文献2で開示されている。
前記特許文献2に記載された草刈り機は、カッターを取り付ける駆動軸の下端に皿状の接地プロテクタを回転自在に設けたもので、駆動軸が回転しても接地プロテクタは回転しないため、接地プロテクタが早期に摩耗することがない等の効果を有している。
特開2001−161138号公報
特開2005−160443号公報
かかる従来の問題を改善するため、カッターの下方に接地プロテクタを設けた草刈り機が例えば特許文献2で開示されている。
前記特許文献2に記載された草刈り機は、カッターを取り付ける駆動軸の下端に皿状の接地プロテクタを回転自在に設けたもので、駆動軸が回転しても接地プロテクタは回転しないため、接地プロテクタが早期に摩耗することがない等の効果を有している。
しかし前記特許文献2に記載の草刈り機では、駆動軸の下端に軸受けを介して接地プロテクタを設けた構造のため、用途に応じて刃先形状の異なるカッターと交換したり、刃先が摩耗したため新しいカッターと交換する場合、その都度接地プロテクタの脱着作業を行われなければならないため、カッターの交換作業が面倒である等の問題がある。
また接地プロテクタや、これを支承する軸受け等の部品を必要とするため、部品点数が多くなって部品コストが高くなる等の問題もある。
本考案はかかる問題を改善するためになされたもので、草刈り機の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行える草刈り機のカッターを提供することを目的とするものである。
また接地プロテクタや、これを支承する軸受け等の部品を必要とするため、部品点数が多くなって部品コストが高くなる等の問題もある。
本考案はかかる問題を改善するためになされたもので、草刈り機の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行える草刈り機のカッターを提供することを目的とするものである。
本考案の草刈り機のカッターは、操作杆の先端部に着脱自在に取り付けられたカッター本体を、操作杆の基端側に設けられた駆動手段により高速回転させて、カッター本体により草刈りを行う草刈り機のカッターであって、中心部に取り付け孔が開口され、かつ外周部に刈り刃が形成された円板状のカッター本体に、取り付け孔の周囲に位置し、かつカッター本体の下面側に膨出する接地部を形成したものである。
前記構成により、カッター本体の接地部を地表面に接地させた状態でカッター本体を水平方向へ移動させて草刈りを行うことにより、カッター本体の刈り刃が地表面に食い込むことがないため、草刈り機の操作に不慣れな作業者が草刈り作業を行った場合でも、カッター本体を一度に移動できる範囲が熟練者と同様に拡大でき、これによって草刈り作業が能率よく行える。
また雑草に隠れて地表面に小石等があっても、小石等の高さが接地部の高より小さい場合は、高速回転するカッター本体の刈り刃に小石等が直接当たることがないため、刈り刃が破損したり、切れ味が早期に低下するのを未然に防止できると共に、小石等が周辺に飛散することがないため、草刈り作業が安全に行える。
また雑草に隠れて地表面に小石等があっても、小石等の高さが接地部の高より小さい場合は、高速回転するカッター本体の刈り刃に小石等が直接当たることがないため、刈り刃が破損したり、切れ味が早期に低下するのを未然に防止できると共に、小石等が周辺に飛散することがないため、草刈り作業が安全に行える。
本考案の草刈り機のカッターは、接地部を底面が平坦な接地面となったほぼ皿状に形成し、かつ接地部の外周面に、接地面側より刈り刃側へ順次大径となるテーパ面を形成したものである。
前記構成により、カッター本体を水平方向へ移動した際、テーパ面により草や小石等との接触抵抗を低減することができるため、長時間草刈り作業をしていても疲労することが少ない。
本考案の草刈り機のカッターは、接地部の高さが異なるカッター本体を予め複数種類形成して、雑草の刈り込み丈に応じてカッター本体を選択できるようにしたものである。
前記構成により、所望とする刈り込み丈に応じたカッター本体を選択することにより、草刈り機の操作に不慣れな作業者であっても、一定した刈り込み丈で草刈りを行うことができる。
本考案の草刈り機のカッターは、カッター本体を成形する際、接地部をカッター本体と一体に成形したものである。
前記構成により、用途に応じて刃先形状の異なるカッターと交換したり、刃先が摩耗したため新しいカッターと交換する際、その都度接地プロテクタの脱着作業を行う必要がないため、カッターの交換作業が容易か短時間で行えると共に、接地プロテクタや軸受け等の部品を必要としないため、部品点数の削減及びこれに伴う部品コストの削減が図れるようになる。
本考案の草刈り機のカッターによれば、カッター本体の刈り刃が地表面に食い込むことがないため、草刈り機の操作に不慣れな作業者でも草刈り作業が能率よく行えると共に、雑草に隠れて地表面に小石等があっても、高速回転するカッター本体の刈り刃に小石等が直接当たることがないため、刈り刃が破損したり、切れ味が早期に低下するのを未然に防止できる上、小石等が周辺に飛散することがないため、草刈り作業が安全に行える。
本考案の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1は草刈り機の斜視図、図2は草刈り用カッターの斜視図、図3は同断面図、図4及び図5は作用説明図である。
草刈り機1は、軽量な金属管よりなる操作杆2を有していて、操作杆2の先端側に筒状のギヤケース3が設けられている。
ギヤケース3内には軸受けと一対の傘歯車(何れも図示せず)が設けられていて、軸受けにカッター軸4が回転自在に支承されており、カッター軸4の上端は、操作杆2内に回転自在に設けられた駆動軸(図示せず)の一端に傘歯車を介して連動されている。
駆動軸の他端側は操作杆2の基端部に設けられたエンジンよりなる駆動手段5に接続されていて、駆動手段5により操作杆2内の駆動軸が一方向に高速回転されるようになっており、駆動軸の回転は、傘歯車を介してカッター軸4へ伝達されるようになっている。
カッター軸4の下端は、ギヤケース3の下方へ突出されていて、カッター軸4の下端部に草刈り用のカッター本体6がナットのような固定手段7により着脱自在に取り付けられている。
図1は草刈り機の斜視図、図2は草刈り用カッターの斜視図、図3は同断面図、図4及び図5は作用説明図である。
草刈り機1は、軽量な金属管よりなる操作杆2を有していて、操作杆2の先端側に筒状のギヤケース3が設けられている。
ギヤケース3内には軸受けと一対の傘歯車(何れも図示せず)が設けられていて、軸受けにカッター軸4が回転自在に支承されており、カッター軸4の上端は、操作杆2内に回転自在に設けられた駆動軸(図示せず)の一端に傘歯車を介して連動されている。
駆動軸の他端側は操作杆2の基端部に設けられたエンジンよりなる駆動手段5に接続されていて、駆動手段5により操作杆2内の駆動軸が一方向に高速回転されるようになっており、駆動軸の回転は、傘歯車を介してカッター軸4へ伝達されるようになっている。
カッター軸4の下端は、ギヤケース3の下方へ突出されていて、カッター軸4の下端部に草刈り用のカッター本体6がナットのような固定手段7により着脱自在に取り付けられている。
カッター本体6は、図2及び図3に示すように鋼板等の金属板により円板状に形成されていて、中心部にカッター軸4の外径より僅かに大径な取り付け孔6aが開口されており、取り付け孔6aの周囲には、下面側へほぼ皿状に膨出する接地部6bが一体に形成されている。
接地部6bは、金属板によりカッター本体6をプレス等の手段で成形する際一体に成形されていて、取り付け孔6aが開口された取り付け部6cから接地面6dの高さH(以下接地部6bの高さHという)が刈り込み丈に応じて選択できるようになっている。
すなわち、接地部6bの高さHの異なるものが予め複数種類用意されていて、刈り込み丈に応じて使用するカッター本体6を選択できるようになっている。
カッター軸4にカッター本体6を固定する固定手段7の高さは、接地部6bの高さHより低くなっていて、接地面6dを接地させた際、固定手段7は接地しないようになっていると共に、接地部6bの外周部は、カッター本体6を水平方向へ移動した際、草や小石等との接触抵抗を低減するため、接地面6d側が小径で、かつ上方へ順次大径となるテーパ面6eが形成されている。
接地部6bは、金属板によりカッター本体6をプレス等の手段で成形する際一体に成形されていて、取り付け孔6aが開口された取り付け部6cから接地面6dの高さH(以下接地部6bの高さHという)が刈り込み丈に応じて選択できるようになっている。
すなわち、接地部6bの高さHの異なるものが予め複数種類用意されていて、刈り込み丈に応じて使用するカッター本体6を選択できるようになっている。
カッター軸4にカッター本体6を固定する固定手段7の高さは、接地部6bの高さHより低くなっていて、接地面6dを接地させた際、固定手段7は接地しないようになっていると共に、接地部6bの外周部は、カッター本体6を水平方向へ移動した際、草や小石等との接触抵抗を低減するため、接地面6d側が小径で、かつ上方へ順次大径となるテーパ面6eが形成されている。
またカッター本体6の外周部には、鋸歯状の刈り刃6fが多数形成されている。
これら刈り刃6fには、焼き入れ等の熱処理が施された上、各刈り刃6fの先端部には超硬チップ6gがロー付け等の手段で固着されていて、刈り刃6fの切れ味が早期に低下するのを防止すると同時に、高速回転するカッター本体6の刈り刃6fや超硬チップ6gが小石等の硬い物に当たっても、刈り刃6fが破損したり、超硬チップ6gが早期に摩耗または脱落するのを防止している。
なお図1中8は、操作杆2の基端側に取り付けられたハンドルで、ほぼU字形に形成されており、上方へ突出された両端部に把持部8aが設けられている。
また一方の把持部8a近傍には、駆動手段5を停止させる停止レバー9が設けられている。
これら刈り刃6fには、焼き入れ等の熱処理が施された上、各刈り刃6fの先端部には超硬チップ6gがロー付け等の手段で固着されていて、刈り刃6fの切れ味が早期に低下するのを防止すると同時に、高速回転するカッター本体6の刈り刃6fや超硬チップ6gが小石等の硬い物に当たっても、刈り刃6fが破損したり、超硬チップ6gが早期に摩耗または脱落するのを防止している。
なお図1中8は、操作杆2の基端側に取り付けられたハンドルで、ほぼU字形に形成されており、上方へ突出された両端部に把持部8aが設けられている。
また一方の把持部8a近傍には、駆動手段5を停止させる停止レバー9が設けられている。
次に前記構成された草刈り機のカッターの作用を説明する。
カッター本体6は、前述したように接地部6bの高さHが異なるものが予め複数種類用意されているので、所望とする刈り込み丈に応じてカッター本体1を選択し、カッター軸4の下端にカッター本体6を固定手段7により図3に示すように取り付ける。
次に駆動手段5を起動したら、操作杆2に予め取り付けられた図示しないベルトを肩に掛けて草刈り作業を開始する。
カッター本体6は、前述したように接地部6bの高さHが異なるものが予め複数種類用意されているので、所望とする刈り込み丈に応じてカッター本体1を選択し、カッター軸4の下端にカッター本体6を固定手段7により図3に示すように取り付ける。
次に駆動手段5を起動したら、操作杆2に予め取り付けられた図示しないベルトを肩に掛けて草刈り作業を開始する。
草刈り作業は、操作杆2に設けられたハンドル8の把持部8aを両手で把持した状態で、駆動手段5により高速回転されるカッター本体6の接地部6bを図4に示すようにして雑草の生えた地表面に接地させ、この状態でカッター本体6を刈り払い方向(矢印A)へ移動させて、カッター本体6の外周部に設けられた刈り刃6fにより雑草の草刈りを行うもので、カッター本体6の接地部6b底面(接地面6d)を地表面に接地させた状態でカッター本体6を水平方向へ移動させて草刈りを行うことができるため、草刈り機1の操作に不慣れな作業者が草刈り作業を行った場合でも、カッター本体6の刈り刃6fが地表面に食い込むことがなく、これによってカッター本体6を一度に移動できる範囲が熟練者と同様に拡大できるため、草刈り機1の操作に不慣れな作業者でも作業能率が格段に向上する。
一方雑草に隠れて地表面に小石10等があっても、小石10等の高さが接地部6bの高さHより小さい場合は、高速回転するカッター本体6の刈り刃6fに小石10等が直接当たることがないため、刈り刃6fが破損したり、切れ味が早期に低下するのを未然に防止できると同時に、小石10等が周辺に飛散することがないため、草刈り作業が安全に行える。
またカッター軸4にカッター本体6を固定している固定手段7が接地部6bの接地面6dより下方へ突出しないので、接地面6dを地表面に接地させた状態でかったカッター本体6を水平方向へ移動させても、固定手段7が地表面や地表面にある小石10等に接触することがないため、固着手段7が早期に摩耗したり、破損するのを未然に防止することができると共に、カッター本体6と固着手段7の間に雑草が噛み込まれることがないため、駆動手段5を停止させて、カッター本体6と固定手段7の間に噛み込まれた雑草を取り除く等の面倒な手間をなくすこともできる。
またカッター軸4にカッター本体6を固定している固定手段7が接地部6bの接地面6dより下方へ突出しないので、接地面6dを地表面に接地させた状態でかったカッター本体6を水平方向へ移動させても、固定手段7が地表面や地表面にある小石10等に接触することがないため、固着手段7が早期に摩耗したり、破損するのを未然に防止することができると共に、カッター本体6と固着手段7の間に雑草が噛み込まれることがないため、駆動手段5を停止させて、カッター本体6と固定手段7の間に噛み込まれた雑草を取り除く等の面倒な手間をなくすこともできる。
さらに接地部6bの高さHより低い刈り込み丈で草刈りをしたい場合は、図5に示すようにカッター本体6の進む方向側が低くなるようにカッター本体6を傾けることにより、任意な刈り込み丈で草刈りが可能になると共に、このとき接地部6bの一部が接地状態にあることから、刈り刃6fが地表面に食い込むことがなく、これによって草刈り機1の操作に不慣れな作業者であっても容易に短い刈り丈で草刈りが行えるようになる。
なお前記実施の形態では、カッター本体6の下面に接地部6bを一体に形成したが、カッター本体6と接地部6bを別個に製作して、カッター本体6の下面に接地部6bを適宜固着手段で固着するようにしてもよく、この場合既存のカッター本体6に接地部6bを取り付けることができるため、接地部6bのみを別に製作して既存のカッター本体6と組み合わせて販売したり、接地部6bのみを販売し、接地部6bを購入した使用者が既存のカッター本体6に取り付けて使用できるようにしてもよい。
また接地部6bを接地させた状態で草刈りを繰り返しても、耐摩耗性の金属板により形成されたカッター本体6の接地部6bが刈り刃6fより先に摩耗することは少ないが、接地部6bとほぼ同形状のカバーを耐摩耗性の金属板により予め形成しておき、カッター軸4にカッター本体6を取り付ける際、カバーで接地部6bの外側面を覆うようにして、カッター軸4にカッター本体6及びカバーを取り付けることにより、接地部6bが摩耗するのを防止することができる。
さらにカッター本体6の刈り刃6fを鋸歯状に形成したが、その他の形状、例えば放射方向に突出する突片等で形成してもよく、刈り刃6fに固着する超硬チップ6gには、例えば炭素工具鋼、合金工具鋼、ばね鋼等が使用可能であると共に、必要に応じてカッター本体6や接地部6b等に肉抜き孔を形成して、カッター本体6の軽量化を図るようにしてもよい。
さらにカッター本体6の刈り刃6fを鋸歯状に形成したが、その他の形状、例えば放射方向に突出する突片等で形成してもよく、刈り刃6fに固着する超硬チップ6gには、例えば炭素工具鋼、合金工具鋼、ばね鋼等が使用可能であると共に、必要に応じてカッター本体6や接地部6b等に肉抜き孔を形成して、カッター本体6の軽量化を図るようにしてもよい。
1 草刈り機
2 操作杆
4 カッター軸
5 駆動手段
6 カッター本体
6a 取り付け孔
6b 接地部
6d 接地面
6e テーパ面
2 操作杆
4 カッター軸
5 駆動手段
6 カッター本体
6a 取り付け孔
6b 接地部
6d 接地面
6e テーパ面
Claims (4)
- 操作杆の先端部に着脱自在に取り付けられたカッター本体を、前記操作杆の基端側に設けられた駆動手段により高速回転させて、前記カッター本体により草刈りを行う草刈り機のカッターであって、中心部に取り付け孔が開口され、かつ外周部に刈り刃が形成された円板状のカッター本体に、前記取り付け孔の周囲に位置し、かつ前記カッター本体の下面側に膨出する接地部を形成したことを特徴とする草刈り機のカッター。
- 前記接地部を底面が平坦な接地面となったほぼ皿状に形成し、かつ前記接地部の外周面に、前記接地面側より前記刈り刃側へ順次大径となるテーパ面を形成してなる請求項1に記載の草刈り機のカッター。
- 前記接地部の高さが異なるカッター本体を予め複数種類形成して、雑草の刈り込み丈に応じて前記カッター本体を選択できるようにしてなる請求項1または2に記載の草刈り機のカッター。
- 前記カッター本体を成形する際、前記接地部を前記カッター本体と一体に成形してなる請求項1ないし3の何れかに記載の草刈り機のカッター。
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JP2005006489U JP3115639U (ja) | 2005-08-10 | 2005-08-10 | 草刈り機のカッター |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011254793A (ja) * | 2010-06-08 | 2011-12-22 | Trigger:Kk | 刈払い用回転刃 |
JP2015080437A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | 伊藤レーシングサービス株式会社 | 草刈刃及び草刈機 |
CN108307771A (zh) * | 2018-03-15 | 2018-07-24 | 常州科伶洁清洁设备有限公司 | 割刀碰撞自动回位式割草机 |
JP2019201622A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | 株式会社トリガー | 刈払い用チップソー |
-
2005
- 2005-08-10 JP JP2005006489U patent/JP3115639U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108307771B (zh) * | 2018-03-15 | 2024-03-26 | 常州科伶洁清洁设备有限公司 | 割刀碰撞自动回位式割草机 |
JP2019201622A (ja) * | 2018-05-25 | 2019-11-28 | 株式会社トリガー | 刈払い用チップソー |
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