JP6045311B2 - 椅子の背もたれ構造 - Google Patents
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Description
支持シートは、枠状の背フレームの裏側に形成した環状溝に、外周縁を巻き込んで溶着したり、支持シートの周縁に固着した芯材を該環状溝へ嵌入させて固着している(特許文献1参照)。
しかも、特許文献1,2など従来の支持シートは、所定の張力がなくなったり、損傷したり汚れたりしても交換できないといった問題がある。
付材を絞って緊締するのも機械化するとよい。締付材は紐状のものであれば材質は繊維に
限らず、合成樹脂や線材(金属)などでもよい。なお、締付材の緊締では、支持シートに
ある程度の張力を与えるようにする。
支持シートは、背フレームの外周部を包み込むように裏面側へ巻回し締付材を緊締して
取り付けられる。
請求項2)とよい。
引掛部は、背フレームと一体成型としてもよいし、別体としてビスで取り付けるように
してもよい。また、引掛部を複数個の溝や鋸刃状として、取付位置を変えることができる
ようにして、支持シートの張力を調整できるようにしてもよい。背フレームに嵌合溝を形
成した場合は、部分的に切り欠いて切欠部を形成して引掛部を設ける(請求項2)。
引掛部は、支持シートに張力をほぼ均等に与えられるように締付材の周囲で、背フレー
ムの上下左右に設けるが、個数は、支持シートの材質や背フレームの大きさなどによって
、適宜決めればよい。
図1は、本発明の背もたれ構造を事務用の椅子に適用した実施の形態であり、椅子の後方から見た全体斜視図である。図2は、背もたれの構成部品の背面側から見た分解斜視図である。また、図3は、図2における背フレームとカバーを正面側から見た斜視図で、図4は、図2におけるB部の詳細図である。図5は、支持シートを取り付けた背フレームの正面図である。図6および図7は、図5のC部断面図およびA−A視断面図である。
背もたれ3は、図2、図3に示すように、座受け5に取り付けられている枠状の背フレーム7と、この前面に張設される支持シート6と、背フレーム7の背面を覆うカバー8とから構成されている。
背フレーム7の両側面の外周部には支持シート6の締付材6bが嵌入する嵌合溝7aが形成されており、その外周部の背面側に切り欠かかれた状態の切欠部7bが3箇所設けられている。そして、切欠部7bには、締付材6bを係止するための引掛部7cが設けられている。
背フレーム7の上部側は嵌合溝は形成されておらず、引掛部7cが2箇所設けられている。また、背フレーム7の下部側(座2側)には段部7fが形成されており、ここに嵌合溝7gが形成され、その一部(中央部)に切欠部7bが形成され、引掛部7cが設けられている。
また、カバー8を取り付けるため、背フレーム7の四隅には、ピン孔7dが設けられ、側部には係止孔7eが設けられている。
カバー8の外周部には背フレーム7側へ折れ曲がる周縁8aが形成されている。また、カバー8の四隅には背フレーム7のピン孔7dと係合する係止ピン8bが設けられ、側の内側には背フレーム7の係止孔7eと係合する係止材8cが設けられている。
支持シート6は、通し部6aに締付材6bを通してその両端部を挿出口6cから外へ出した状態として、平坦な面に広げ、その上に背フレーム7を裏面を上にして置く。
次に、支持シート6の下端部に位置する締付材6bを背フレーム7の下部側の嵌合溝7g内部に設けられている引掛部7cへ係止させ、支持シート6の周縁部を背フレーム7の外周部を包み込みながら嵌合溝7aへ誘導させつつ締付材6bの両端部を持って絞り結束する。
締付材6bの緊締により支持シート6の周縁部の側部と下部は、背フレーム7の嵌合溝7a、7gに嵌入し、支持シート6には一定の張力が付与されて背フレーム7に保持された状態となる(図5参照)。なお、この作業は、専用機が知られており(例えば、C−GEX)、締付材6bを所定の張力で引っ張り、支持シート6に一定の張力を均等に与えた状態で自動的に結束することができる。
この作業は、背フレーム7の四隅の嵌着孔7dに、カバー8の係止ピン8bを合わせるとともに、背フレーム7の側部に設けられている係止溝7eに係止材8cを合わせ、カバー8を背フレーム7へ押し込むことにより嵌着する。これにより、背もたれ3が完成し、図5の状態となる。
支持シート6は、背フレーム7の下部では、段部7fまでで、背フレーム7の下端の外周部までは覆われていない。なお、図6はC部の詳細を示すものである。
2 座
3 背もたれ
4 脚
4a 脚柱
4b 脚杆
4c キャスター
5 座受け
6 支持シート
6a 通し部
6b 締付材
6c 挿出口
7 背フレーム
7a 嵌合溝
7b 切欠部
7c 引掛部
7d 嵌着孔
7e 係止溝
7f 段部
7g 嵌合溝
7h 取付孔
8 カバー
8a 周縁
8b 係止ピン
8c 係止材
Claims (2)
- 背フレームの前面にメッシュ状の織地または編地からなる支持シートを張設した椅子の
背もたれにおいて、座受けに脱着可能に取り付けられる枠状の背フレームと、周縁に通し
部を形成して締付材が通され該背フレームの外周部を包み込むように裏面側へ巻回し締付
材を緊締して取り付けられる支持シートと、該背フレームの背部を覆う背フレームと同じ
枠状のカバーとからなり、該緊締された該締付材は、該背フレームの締付材の位置する内
周に複数設けた引掛部へ引張して係止されたことを特徴とする椅子の背もたれ構造。 - 前記背フレームの外周部には、前記締付材が嵌入する外周方向が開口した嵌合溝が形成
され、裏面側の外周部の一部を切り欠いて切欠部を形成し、該切欠部に前記引掛部を設け
たことを特徴とする請求項1に記載の椅子の背もたれ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012251229A JP6045311B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 椅子の背もたれ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012251229A JP6045311B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 椅子の背もたれ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014097226A JP2014097226A (ja) | 2014-05-29 |
JP6045311B2 true JP6045311B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=50939803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012251229A Active JP6045311B2 (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 椅子の背もたれ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6045311B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6533394B2 (ja) * | 2015-02-19 | 2019-06-19 | 株式会社イトーキ | 椅子 |
JP6488837B2 (ja) * | 2015-04-07 | 2019-03-27 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259202B2 (ja) * | 2008-01-28 | 2013-08-07 | タカノ株式会社 | 椅子の表皮材の留め構造 |
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2012
- 2012-11-15 JP JP2012251229A patent/JP6045311B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014097226A (ja) | 2014-05-29 |
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