JP2020116138A - シートカバー - Google Patents

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知弘 黒田
Tomohiro Kuroda
知弘 黒田
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Abstract

【課題】車両シートに取り付けた状態でシワや撓みが生じ難いシートカバーを提供する。【解決手段】車両用シート2の着座部3及び背凭れ部4を被覆するカバー本体11と、カバー本体11の表面10に設けられた係止体20と、を備え、着座部3及び背凭れ部4を被覆した状態で、係止体20が着座部3と背凭れ部4との接続部と平行に配置されるようにカバー本体11の幅方向に長く形成され、シートカバー1を車両用シート2に取り付けた状態でシワや撓みの発生を抑制する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の車両用シートに着脱可能に取り付けるシートカバーに関する。
従来から、車両シートへの汚れの付着防止、車両シートの損傷防止、車両シートの装飾、着座時の保温効果の向上や蒸れ防止、肌触りの向上、クッション性の向上等を目的として、車両シートにシートカバーを装着することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシートカバーは、着座部の後端部上面と背もたれ部の下端面との間の隙間に係止体と本体部の先端部とを挿し込み、係止体と本体部の先端部を隙間から貫通させて、着座部と背もたれ部の後側に露出させ、係止体を着座部と背もたれ部に係止させることによって生じる反力により、座面カバー部の位置ずれを防止するものである。
実用新案登録第3167151号公報
特許文献1に記載のシートカバーの係止体は横幅が約10cmであり、この係止体がシートカバーの座面カバー部と背もたれカバー部との境界近傍であって、左右方向(幅方向)の中央部分に縫着手段によって結合されている。
そのため、シートカバーを車両シートに取り付けた状態では、シートカバーが係止体取付部分を中心に車両シートの後側に引っ張られた状態となるため、係止体取付部分を中心としてシートカバーにシワや撓みが生じ易くなっていた。
そこで、本発明は以上の問題点を解決し、車両シートに取り付けた状態でシワや撓みが生じ難いシートカバーを提供することを目的とする。
本発明に係るシートカバーは、車両用シートの着座部及び背凭れ部を被覆するカバー本体と、前記カバー本体の表面に設けられた係止体と、を備え、前記着座部及び前記背凭れ部を被覆した状態で、前記係止体が前記着座部と前記背凭れ部との接続部と平行に配置されるように前記カバー本体の幅方向に長く形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るシートカバーは、前記係止体が、弾性体と、前記弾性体を被覆する被覆部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係るシートカバーは、前記係止体が前記カバー本体の幅方向略全長にわたって設けられていることを特徴とする。
本発明により、シートカバーを車両用シートに取り付けた状態でシワや撓みの発生を抑制することができる。
実施例1のシートカバーを車両用シートに取り付けた状態を示す斜視図である。 同、シートカバーの正面図である。 同、シートカバーの背面図である。 同、係止体の断面図である。 同、係止体と背凭れ部との間に背凭れカバー部の一部が配置されるようにシートカバーを車両用シートに取り付けた状態を示す縦断面図である。 同、係止体と着座部との間に座面カバー部の一部が配置されるようにシートカバーを車両用シートに取り付けた状態を示す縦断面図である。 同、係止体が着座部と背凭れ部との間に折り曲げられて配置されるようにシートカバーを車両用シートに取り付けた状態を示す縦断面図である。 同、係止体を車両用シートの後側に係止してシートカバーを車両用シートに取り付けた状態を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施例について、添付の図1〜図8を参照して説明する。以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図8は本発明の実施例1を示しており、本実施例のシートカバー1は、車両(図示せず)の車両用シート2の着座部3、背凭れ部4及びヘッドレスト5の前面部6を被覆する座面カバー部7、背凭れカバー部8及びヘッドレストカバー部9を有する。本実施例のシートカバー1の表面10には防水処理が施されているが、防水処理が施されていないものであってもよい。また、シートカバー1のうち、座面カバー部7と背凭れカバー部8をカバー本体11という。カバー本体11の外形は特に限定されるものではないが、取り付ける車両用シート2の形状に対応させた形状とすればよい。
図1及び図3に示すように、座面カバー部7には、下側保持部であるゴムバンド12,13が設けられている。このゴムバンド12,13を着座部3に係止することで、座面カバー部7を着座部3に保持することができる。また、座面カバー部7の下側端部14(背凭れカバー部8と反対側の端部)には、下側保持部であるフック付きバンド15が設けられている。フック付きバンド15の先端に設けられたS字フック16を着座部3の裏側に配設された金属部品等に係止することで、座面カバー部7を着座部3に保持することができる。なお、座面カバー部7を保持する下側保持部はゴムバンド12,13及びフック付きバンド15に限られず、座面カバー部7を着座部3に保持することができるものであれば、他の公知の保持部材を用いることができる。また、座面カバー部7は、ゴムバンド12,13のみ又はフック付きバンド15のみで着座部3に保持してもよい。
図3に示すように、シートカバー1の裏面17であって、ヘッドレストカバー部9には、上側保持部である係止紐18が設けられており、係止紐18をヘッドレスト5に係止することで、ヘッドレストカバー部9をヘッドレスト5に保持することができる。係止紐18には、係止紐18の長さを調節する調節具19が設けられている。なお、ヘッドレストカバー部9を保持する上側保持部は係止紐18に限られず、ヘッドレストカバー部9をヘッドレスト5に保持することができるものであればよく、ゴムバンド(図示せず)や面ファスナー(図示せず)等の保持部材を使用してもよい。
図2に示すように、シートカバー1の表面10であって、カバー本体11の座面カバー部7と背凭れカバー部8との境界部分には、カバー本体11の幅方向に長い係止体20が設けられている。なお、座面カバー部7と背凭れカバー部8との境界部分とは、シートカバー1を車両用シート2に取り付けた状態で、着座部3を被覆する部分と背凭れ部4を被覆する部分との境界部分をいう。
図2及び図4に示すように、係止体20は横長帯状の被覆部21と、被覆部21に内包される内包体22と、を有している。被覆部21は、布材等により形成されている。内包体22は、弾性変形可能な弾性体であるウレタン樹脂等により形成されている。なお、内包体22を入れるための被覆部21の開口部23は、内包体22を入れた後に縫着されるため、本実施例の内包体22は、被覆部21から取り出せないようになっているが、出し入れ可能としてもよい。
図2及び図3に示すように、係止体20は、長手方向一側の端部である左端部24と、他側の端部である右端部25が糸26によりカバー本体11に縫着されている。本実施例の係止体20は、この縫着部27,28のみがカバー本体11と連結しているが、縫着する範囲は適宜変更可能であり、係止体20全体をカバー本体11に縫着してもよい。
係止体20は、座面カバー部7と背凭れカバー部8との境界部分において、カバー本体11の横幅W1よりわずかに短い横幅W2を有する。本実施例では、係止体20がカバー本体11の幅方向略全長にわたって設けられているが、この係止体20の横幅W2の長さは、適宜変更可能であり、シートカバー1を車両用シート2に取り付けた状態でシワや撓みが発生を抑制するには、より長い方が好ましく、カバー本体11の横幅W1と同一の長さとしてもよい。また、本実施例のものよりも短く形成してもよい。
ここで、シートカバー1の取付方法について説明する。まず、シートカバー1を車両用シート2の前面部6を被覆するように車両用シート2に載置する。そして、座面カバー部7のゴムバンド12,13を着座部3に係止し、フック付きバンド15のS字フック16を着座部3の裏側に配設された金属部品等に係止する。この時、係止体20が着座部3と背凭れ部4との接続部と平行になるようにシートカバー1を配置する。次に、係止体20を着座部3と背凭れ部4との間の隙間29に圧入する。最後に、ヘッドレストカバー部9によりヘッドレスト5を被覆し、調節具19により長さを調節して係止紐18をヘッドレスト5に係止する。なお、この取付方法は、シートカバー1の取付方法の一例であり、ゴムバンド12,13、フック付きバンド15のS字フック16、係止紐18及び係止体20の各係止の順番は適宜変更可能であり、使用者の取り付け易い順番を選択することができる。
係止体20を隙間29に圧入する場合、図5に示すように、係止体20と背凭れ部4との間に背凭れカバー部8の一部が配置されるように圧入する方法と、図6に示すように、係止体20と着座部3との間に座面カバー部7の一部が配置されるように圧入する方法と、図7に示すように、係止体20が着座部3と背凭れ部4により押圧されて折り曲げられた状態で圧入する方法がある。
係止体20を着座部3と背凭れ部4との隙間29に配置した状態では、弾性変形可能な内包体22の復元力及び、着座部3と背凭れ部4の表面部材であるクッション30の復元力により係止体20が圧入状態で保持される。
図5〜図7に示すシートカバー1の取り付け状態では、係止体20を着座部3と背凭れ部4との間の隙間29に圧入しているが、図8に示すように、係止体20を車両用シート2の背面部31側に引き出し、係止体20を車両用シート2の背面部31に係止してもよい。
使用者は、図5〜図8に示す何れかの係止体20の係止方法を選択可能であり、車両用シート2の大きさ(着座部3と背凭れ部4とヘッドレスト5の長さの比率等)に応じて、シートカバー1の取り付け位置を調節し、シートカバー1を車両用シート2に適切に取り付けることができる。
本実施例の着座部3の後側端部32と背凭れ部4の下側端部33は当接しており、着座部3と背凭れ部4のクッション30を押圧することで隙間29が生じるようになっている。そのため、クッション30に外力を付加しない場合には、隙間29に圧入された係止体20や、車両用シート2の背面部31に係止された係止体20が車両用シート2の前面部6側に容易に引き出されることはない。なお、図5〜図8は、説明の都合上、着座部3の後側端部32と背凭れ部4の下側端部33を離して作図している。
本実施例では、ゴムバンド12ゴムバンド13、フック付きバンド15、係止紐18及び係止体20の5箇所でシートカバー1を車両用シート2に係止することで、シートカバー1を車両用シート2の長手方向の長さに適合させて取り付けることができると共に、シートカバー1が車両用シート2から外れたり、ずれたりし難くすることがきる。
以上のように、本実施例のシートカバー1は、車両用シート2の着座部3及び背凭れ部4を被覆するカバー本体11と、カバー本体11の表面10に設けられた係止体20と、を備え、着座部3及び背凭れ部4を被覆した状態で、係止体20が着座部3と背凭れ部4との接続部と平行に配置されるようにカバー本体11の幅方向に長く形成されていることにより、係止体20を着座部3と背凭れ部4との隙間29に押し込むことで、シートカバー1が幅方向に略均等に隙間29に引き込まれるため、シートカバー1にシワや撓みが発生することを抑制できる。
また、本実施例のシートカバー1は、係止体20が、弾性体である内包体22と、内包体22を被覆する被覆部21と、を有することにより、内包体22により係止体20に厚みを持たせることで、係止体20を車両用シート2に確実に係止し、係止体20が車両用シート2から外れ難くすることができる。
また、本実施例のシートカバー1は、係止体20がカバー本体11の幅方向略全長にわたって設けられていることにより、係止体20を着座部3と背凭れ部4との接続部に対して平行になるように車両用シート2に係止することで、シートカバー1にシワや撓みが発生することを抑制できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、係止体20は、車両用シート2に係止した状態で保持可能であれば、内包体22を他の樹脂材や木材や金属等で形成してもよい。
1 シートカバー
2 車両用シート
3 着座部
4 背凭れ部
10 表面
11 カバー本体
20 係止体
22 内包体(弾性体)

Claims (3)

  1. 車両用シートの着座部及び背凭れ部を被覆するカバー本体と、
    前記カバー本体の表面に設けられた係止体と、を備え、
    前記着座部及び前記背凭れ部を被覆した状態で、前記係止体が前記着座部と前記背凭れ部との接続部と平行に配置されるように前記カバー本体の幅方向に長く形成されていることを特徴とするシートカバー。
  2. 前記係止体が、弾性体と、前記弾性体を被覆する被覆部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のシートカバー。
  3. 前記係止体が前記カバー本体の幅方向略全長にわたって設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートカバー。
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