JP6043759B2 - 業務受発注仲介装置、業務受発注仲介システム、業務受発注仲介方法、及び業務受発注仲介プログラム - Google Patents

業務受発注仲介装置、業務受発注仲介システム、業務受発注仲介方法、及び業務受発注仲介プログラム Download PDF

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Description

本発明は、インターネットを介して発注者から発注された業務を、不特定多数の受注者に委託するクラウドソーシングと呼ばれる業務委託形態において発注者および受注者を仲介する業務受発注仲介装置、業務受発注仲介システム、業務受発注仲介方法、及び業務受発注仲介プログラムに関する。
近年、業務委託形態の1つとして、不特定多数の人に業務を委託するクラウドソーシングが知られている。
このクラウドソーシングを利用したあるサービスでは、通常は、ある程度の品質を期待する発注者に成果物の納品可否を判断させる(拒否機能)ことで、成果物の品質担保を図っている。
また、発注者の依頼内容を受けて受注者が仕事の提案を行い、いわゆるコンペ方式にて発注者が最も気に入った提案を選択することで成果物の品質担保を図ろうとしているものもある(例えば特許文献1参照)。
特開2010−92451号公報
しかしながら、発注者に成果物の納品可否判断を認める上記サービスは、発注者の判断が恣意的な場合に受注者の利益(成果物に対する賃金受け取り)が害されるおそれがある。また、上記特許文献では、受注者の提案を受けて発注者が発注を確定するため受注者の利益は保護されるが、依頼する業務の数量が膨大な場合には発注者に負荷が大きくかかり、現実的ではない。また、受注者も正式に受注するまえに仕事の提案作業を行う必要があり、少なからず負担となっていた。
本発明は、クラウドソーシングサービスにおいて、発注者の利益(成果物の品質担保)及び受注者の利益(成果物の対価確保)を保護するとともに、両者の負担を軽減できる業務受発注仲介装置、業務受発注仲介システム、業務受発注仲介方法、及び業務受発注仲介プログラムを提供することを目的とする。
本発明の一側面は、業務の発注者端末および受注者端末と通信可能に接続される業務受発注仲介装置であって、前記業務受発注仲介装置は、前記発注者端末から送信される業務の発注情報を取得して管理する発注情報管理手段と、前記受注者端末から送信される前記発注情報に対する成果物が、業務上の納品物としての合格基準を満たしているか否かをチェックする成果物チェック手段と、前記成果物チェック手段によって前記合格基準が満たされていると判定された場合に、前記成果物を前記発注者端末に送信する成果物送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、業務の発注者端末および受注者端末と通信可能に接続される業務受発注仲介装置により実行される業務受発注仲介方法であって、前記業務受発注仲介装置が、前記発注者端末から送信される業務の発注情報を取得して管理し、前記受注者端末から送信される前記発注情報に対する成果物が、業務上の納品物としての合格基準を満たしているか否かをチェックし、前記チェックによって前記合格基準が満たされていると判定された場合に、前記成果物を前記発注者端末に送信する、ことを特徴とする。
本発明の一側面は、業務の発注者端末および受注者端末と通信可能に接続される業務受発注仲介装置により実行される業務受発注仲介プログラムであって、前記業務受発注仲介装置に、前記発注者端末から送信される業務の発注情報を取得して管理するステップと、前記受注者端末から送信される前記発注情報に対する成果物が、業務上の納品物としての合格基準を満たしているか否かをチェックするステップと、前記チェックによって前記合格基準が満たされていると判定された場合に、前記成果物を前記発注者端末に送信するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明では、クラウドソーシングサービスにおいて、発注者の利益(成果物の品質担保)及び受注者の利益(成果物の対価確保)を保護するとともに、両者の負担を軽減できる。
本発明の一実施形態に係るクラウドソーシングサービスシステムの構成を示す図。 前記実施形態におけるタスクが含まれるWebページの一例を示す図。 前記実施形態におけるタスクが含まれるWebページの一例を示す図。 前記実施形態におけるタスクが含まれるWebページの一例を示す図。 前記実施形態におけるタスクが含まれるWebページの一例を示す図。 前記実施形態におけるタスク仲介処理を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る業務受発注仲介システムであるクラウドソーシングサービスシステム1の構成を示す図である。
本実施形態に係るクラウドソーシングサービスシステム(以下、CSSシステムと略す場合がある)1は、図1に示すように、発注者(リクエスター)が操作する少なくとも1台の発注者端末2と、受注者(ワーカー)が操作する少なくとも1台の受注者端末3と、発注者端末2及び受注者端末3に双方向通信可能に接続された業務受発注仲介装置であるサーバー4とを備える。これら発注者端末2、受注者端末3及びサーバー4は、インターネット等のネットワークNを介して情報を送受信可能に構成されている。
このようなCSSシステム1では、発注者は、発注者端末2を操作して、サーバー4にタスクを発注(登録)できる。すなわち、サーバー4は、発注者端末2から送信されるタスク(業務の発注情報)を取得して管理する。
サーバー4に予め登録された受注者は、受注者端末3を操作して、サーバー4に登録されたタスクから任意のタスクを受注できる。
サーバー4は、上記タスクの登録処理を実行するとともに、受注者の受注者端末3にタスクを送信する。そして、サーバー4は、当該タスクを受注した受注者端末3から成果物を受信し、当該成果物を発注者端末2に納品するとともに、必要に応じて受注者に対価を支払う決済処理を実行する。この際、サーバー4は、成果物のチェック結果に基づいて受注者のランク付けを実行し、当該受注者の単価や受注可能なタスクに制限を付すこともできる。
なお、タスクとは、ネットワークを介して成果物を送受信できる仕事であり、例えば、ホームページやブログにおける投稿内容のチェック、ホームページからの情報の抽出、英文等の翻訳、英文等のスペルチェック、画像の分類、音声データからの文字の書き起こし、プログラム作成等の種別に分類される仕事が挙げられる。
[発注者端末の構成]
発注者端末2は、例えば、ネットワークNを介してサーバー4にアクセス可能なPC(Personal Computer)により構成される。そして、発注者は、当該発注者端末2を操作して、サーバー4に対してタスクの登録処理を行う。この他、発注者は、発注者端末2を介してサーバー4から、当該タスクの成果物を受信する。
なお、タスクの登録は、サーバー4により提供されるWebページに対する入力操作によって実施することができる。例えば、発注者は、サーバー4にログインした後に、当該Webページ上で、タスクの種別及び当該タスクの内容を入力することで、当該タスクをサーバー4に登録できる。このタスク登録の際に、使用者は、タスクの処理費用を支払うための支払情報をサーバー4に登録する。この処理費用には、タスクの成果物に対する対価(報酬)と、サーバー4における仲介業務の手数料とが含まれる。
[受注者端末の構成]
受注者端末3は、発注者端末2と同様に、ネットワークNを介してサーバー4にアクセス可能な端末装置により構成される。このような端末装置は、例えば、PCやスマートフォン(多機能携帯電話)が挙げられる。
そして、受注者は、当該受注者端末3を操作して、サーバー4により提供されるWebページ等を閲覧し、上記発注者により登録されたタスクを受注できる。なお、受注者は、当該タスクを受注する前に、予め、サーバー4に受注者として登録する必要がある。この際、受注者は、当該受注者を示す識別情報や、前述の報酬を受けるための支払情報をサーバー4に登録する。支払情報は、受注者が現金振込を希望する場合には、振込先の情報(銀行の口座番号など)であり、ネットショッピングなどで利用可能なネットポイントを希望する場合には、受注者のユーザーID等である。
[サーバーの構成]
サーバー4は、発注者端末2と受注者端末3との間でタスクを仲介する業務受発注仲介装置である。すなわち、サーバー4は、発注者端末2により登録(送信)されたタスクを受注者端末3に提供(送信)する。また、サーバー4は、受注者端末3から当該タスクの成果物を受信して、当該成果物を発注者端末2に送信する。そして、サーバー4は、発注者からタスクの処理費用を得るとともに、当該成果物に対する報酬を受注者に付与する。
このようなサーバー4は、ネットワークN上に位置するコンピューターにより構成され、CPU(Central Processing Unit)等を備えている。このサーバー4は、図1に示すように、HDD(Hard Disk Drive)等により構成される記憶手段41と、当該記憶手段41に記憶されたプログラムをCPUが実行することにより実現される発注者管理手段42、受注者管理手段43、タスク管理手段(発注情報管理手段)44、決済管理手段45、タスク送信手段(発注情報送信手段)46、成果物管理手段47、成果物チェック手段48及び成果物送信手段49とを備える。
記憶手段41は、サーバー4の動作に必要な各種プログラム及びデータを記憶する。このようなプログラムとして、記憶手段41は、OS(Operating System)や、後述するタスク管理処理を実行するためのタスク管理プログラムを記憶している。
また、記憶手段41は、発注者についての情報が登録される発注者データベース、受注者についての情報が登録される受注者データベース、発注されたタスクについての情報が登録されるタスクデータベース、及び、タスクの成果物が登録される成果物データベース等を記憶する。更に、記憶手段41は、発注されたタスクの種別(業務分野)に応じたダミー問題、及び、当該ダミー問題の正答を記憶している。
発注者管理手段42は、発注者についての情報を、発注者端末2から取得し、表1に示すような発注者データベースを用いて管理する。具体的に、発注者管理手段42は、発注者を識別するための発注者識別情報である発注者IDおよび発注者名(個人名、団体名、企業名)、発注者端末2を識別するための発注者端末識別情報(IPアドレス等)、及び、手数料を支払うための支払情報(銀行の口座番号等)等の各種情報を、発注者データベースに登録する。本実施形態では、後述するように、タスクを登録する場合に、その処理費用も前払いで支払うため、支払情報として予め口座番号などを登録しておき、サーバー4側が口座引き落としなどで支払いを受けることができるように設定されている。
受注者管理手段43は、受注者についての情報を、受注者端末3から取得し、表2に示すような受注者データベースを用いて管理する。具体的に、受注者管理手段43は、受注者を識別するための受注者識別情報である受注者IDおよび受注者名、受注者端末3を識別するための受注者端末識別情報(IPアドレス等)、前述の対価を受けるための支払情報、及び、当該受注者の能力を示す業務分野やランク等の各種情報を、受注者データベースに登録する。
タスク管理手段44は、上記タスクを、表3に示すようなタスクデータベースを用いて管理する。例えば、タスク管理手段44は、発注されたタスクに対して個別に付与される識別情報(タスク番号等)、当該タスクを発注した発注者の識別情報(発注者ID)、タスクの種別(業務分野)、タスクの内容、タスクの難易度、及び、当該タスクの対価(受注者に対して支払う報酬)等の各種情報を、タスクデータベースに登録する。さらに、タスクデータベースには、これらの項目の他、当該タスクの成果物を発注者端末2に納品したか否かを示す納品情報が登録される項目、及び、当該成果物を示す情報が登録される項目が含まれる。この成果物を示す情報は、成果物そのものや、後述する成果物データベースに登録される成果物の識別情報(成果物ID)が挙げられる。
また、タスク管理手段44は、成果物が受信されたタスクの種別によっては、当該成果物をチェックするための新規のタスクを生成する。この成果物をチェックするための新規のタスクについては、後に詳述するが、これらのタスクを関連付けるために、タスクデータベースには、関連タスクの識別情報を登録する項目が設けられている。そして、タスク管理手段44は、当該新規のタスクを生成した場合には、元のタスクのレコードにおける関連タスク情報の項目に、当該新規のタスクの識別情報(タスク番号)を登録する。
決済管理手段45は、タスクの発注及び受注に伴う決済処理を実施する。例えば、決済管理手段45は、タスクの発注が行われた際に、当該タスクの処理費用(報酬+手数料)を発注者から事前に受け取る処理を実行する。また、決済管理手段45は、タスクが受注されなかった場合には、発注者に対して処理費用の返還処理を実行する。一方、決済管理手段45は、タスクが受注され、受注者端末3から送信された成果物をチェックし、チェックに合格して発注者端末2に納品した場合には、当該成果物を送信した受注者に対して報酬の支払処理を実行する。
タスク送信手段46は、サーバー4に登録されたタスクの受注要求を受注者端末3から受信した場合に、当該受注者端末3に対して当該タスクの情報を送信する。この際、タスク送信手段46は、当該タスクを受注者が受注可能であるか否かを判定する。
具体的に、タスク送信手段46は、タスクデータベースを参照して、該当するタスクの難易度を取得する。また、タスク送信手段46は、前述の受注者IDに基づいて、当該受注者端末3を操作する受注者のランクを受注者データベースから取得する。そして、タスク送信手段46は、取得された難易度及びランクに基づいて、当該受注者が該当するタスクを受注可能であるか否かを判定する。そして、受注可能であると判定した場合には、タスク送信手段46は、当該タスクの内容が含まれるWebページを受注者に送信し、また、受注可能でないと判定した場合には、タスク送信手段46は、受注不可である旨の内容が含まれるWebページを受注者に送信する。
図2〜図5は、タスクが含まれるWebページの一例をそれぞれ示す図である。なお、各図において「納品する」と示されたボタンBは、受注者端末3からサーバー4に対して成果物の送信処理を実行するためのボタンである。
タスク送信手段46は、受注されたタスクの内容が含まれるWebページとして、図2〜図5に示すようなWebページを送信する。
例えば、タスクの種別が「投稿内容のチェック」であり、択一的に解答を選択するものである場合には、タスク送信手段46は、図2に示すようなページP1を生成して、受注者端末3に送信する。このページP1には、発注者が発注したタスクである設問1及び3の他に、タスク送信手段46が付加したダミー問題である設問2(図2において点線で示す領域内の設問2)が含まれている。このダミー問題は、タスクの種別に応じて予め記憶手段41に記憶されたものであり、タスク送信手段46が、該当するタスクの種別に応じて記憶手段41から取得し、送信されるページP1に設定されたものである。なお、ダミー問題がページP1に含まれる理由については、後に詳述する。
また、タスクの種別が「製品データの補充」であり、商品名や型番等の文字列を入力させるものである場合には、タスク送信手段46は、図3に示すようなページP2を生成して、受注者端末3に送信する。
更に、タスクの種別が「英文の翻訳」であり、翻訳文を入力させるものである場合には、タスク送信手段46は、図4に示すようなページP3を生成して、受注者端末3に送信する。なお、このような種別のタスクの場合、成果物(すなわち翻訳文)の内容が正しいか否かを自動的に判定することは難しい。このため、当該種別のタスクの場合には、成果物(翻訳文)をチェックするための新規のタスク(品質チェック業務)がタスク管理手段44により生成される。そして、タスク送信手段46は、当該タスクの内容が含まれるWebページとして、図5に示すように、図4にて設問となっていた英文と、図4に示したタスクを受注した受注者による成果物である翻訳文(図5において点線で示す領域内の日本語文)とが含まれるページP4を生成する。
成果物管理手段47は、タスクの成果物を、当該タスクを受注した受注者の受注者端末3から受信する。そして、成果物管理手段47は、受信した成果物を、当該タスクの識別情報とともに、表4に示すような成果物データベースに登録する。この成果物データベースに含まれる項目としては、成果物ごとに付与される識別情報(成果物ID等)、成果物の対象となるタスク番号、当該成果物を送信した受注者の識別情報(受注者ID)、受信された成果物、及び、成果物チェック手段48による当該成果物のチェック結果等が挙げられる。なお、成果物データベースに登録される成果物に、前述のダミー問題が含まれている場合には、当該ダミー問題に対する解答は削除された成果物が登録される。
成果物チェック手段48は、受注者端末3から受信された成果物をチェックし、当該成果物ごとにチェック結果を成果物データベースに登録する他、当該成果物が所定の基準を満たしているか、つまり当該成果物を発注者端末2に納品可能か否か、つまり納品処理を許可してよいか否かを判定する。
例えば、成果物チェック手段48は、図2に示したタスク、すなわち、ダミー問題が含まれる択一的な設問に解答するタスクについては、当該ダミー問題が不正解であった場合には所定の基準を満たしていないと判定して納品処理を許可せず、当該ダミー問題が正解であった場合に所定の基準を満たしていると判定して納品処理を許可する。
ここで、択一的な設問に解答するタスクに対して、ダミー問題を付加するのは、以下の理由による。
すなわち、受注者には、タスクに対して細心の注意を払って取り組む受注者がいる一方で、タスクに対していい加減に取り組む受注者もいる。前者の受注者が多い場合には、タスクの品質は高いが、後者の受注者が多い場合には、当該品質が低下する。このため、成果物の品質を高めるためには、後者の受注者を排除する手段を講じる必要がある。
このため、ダミー問題として設けられた設問に対する解答が誤っている成果物を送信した受注者には、受注可能なタスクを制限するランクを下げたり、或いは、連続してタスクの受注ができないようにする措置を講じる。そして、当該成果物についてもサーバーに送信できず、対価を受け取れない対応とする。すなわち、当該受注者は、受注したタスクを実施していないこととする。このように、タスクの内容が含まれるページにダミー問題を設けることで、優良な受注者を抽出できる他、成果物の品質を高めることができる。
なお、間違えたダミー問題を提示して回答が誤っている点を受注者に表示してもよい。このようにすれば、受注者は、納品が許可されない理由を把握できる。また、この際、成果物チェック手段48の判断が誤っていると認識した受注者に、理由を記入して判定に対する抗議処理を許可してもよい。これにより、受注者の不満を把握でき、かつ、成果物チェック手段48の認定が正しいかを確認することができる。
また、ダミー問題に対する回答が誤っていた場合、所定時間、他のタスクを受注できないように設定してもよい。このようにすれば、受注者は、タスクに対して慎重に回答するようになり、結果的に成果物の品質を向上できる。
また、図3に示したタスク、すなわち、受注者が商品名及び型番等の文字列を入力する必要があり、特定の文字列の成果物が取得可能なタスクについては、成果物チェック手段48は、複数の受注者による成果物の一致数(一致率)に基づいて、成果物が所定の基準を満たしているか、つまり成果物を納品可能か否かを判定する。そして、成果物チェック手段48は、当該一致数(一致率)が所定値を超えている成果物を、所定の基準を満たして発注者に納品可能な成果物とする。
例えば、成果物チェック手段48は、一致数として「3」が設定されている場合、3人以上の受注者からの成果物が一致すると、所定の基準を満たしている(納品可能)と判定する。また、成果物チェック手段48は、一致率として75%と設定されている場合、例えば4人の受注者からの成果物のうち、3つ以上が一致している場合には、3/4=75%となるため、所定の基準を満たしている(納品可能)と判定する。
なお、例えば、文章を入力する場合等、タスクの内容によっては、回答(成果物)が一致しにくい場合も考えられる。この場合は、繰り返し回数(成果物の一致に必要な試行錯誤の回数)を変化させて、チェックの合格のし易さ、つまり納品のし易さをコントロールしても良い。例えば、「James」の日本語表記を入力する作業を依頼した場合、回答として、「ジェームズ、ジェイムズ、ジェームス、ジェイムス」のように複数の答えがありえる。この場合、受注者に1つの回答しか認めないと、他の受注者の回答と表記が異なる場合も回答が一致しないと判定することになる。
そこで、受注者に複数回の回答を認めたり、あるいは一度に複数の回答入力を許可し、複数の回答のうちのどれかが他の受注者の回答と一致すればよいルールとすれば、一致の難易度が下がり、所定の基準を満たしていると判定しやすくなり、納品もしやすくなる。
更に、図4に示したタスク、すなわち、受注者が翻訳文等の文字列を入力する必要があり、複数の解答が得られてしまうタスク(一次タスク)については、成果物チェック手段48は、図5に示したタスク、すなわち、図4に示したタスクの成果物を択一的な解答によりチェックする前述の新規のタスク(品質チェック業務=二次タスク)の成果物に基づいて、図4に示したタスクの成果物が所定の基準を満たしている(納品可能)か否かを判定する。この新規のタスクは、不特定多数の受注者により受注可能であるが、当該新規のタスクを、先のタスク(一次タスク)の受注者は受注することはできない。また、品質チェック業務を受注できる受注者は、所定のランク以上の受注者に限定することが、チェック品質を担保するうえで好ましい。
そして、成果物チェック手段48は、当該新規のタスクの成果物として「きちんと翻訳されている」旨の解答(つまり合格判定)が設定された成果物が所定値を超える一致率(一致数)で取得された場合には、評価対象となった成果物を所定の基準を満たしている、つまり発注者に納品可能な成果物と判定する。なお、この品質チェック作業を、所定ランク以上の受注者や、評価担当に認定されている受注者1名に担当させてもよい。
成果物送信手段49は、成果物チェック手段48により、所定の基準を満たしている(納品可能)と判定された成果物を、当該成果物のタスクを発注した発注者端末2に送信する。すなわち、成果物送信手段49は、タスクデータベースから、該当するタスクに関連付けられた発注者の識別情報を取得し、当該識別情報に基づいて発注者データベースを参照して、当該タスクを発注した発注者端末2の識別情報(発注者端末識別情報)を特定する。そして、当該発注者端末識別情報に基づいて、該当するタスクの成果物を発注者端末2に送信する。また、成果物送信手段49は、成果物を発注者端末2に送信すると、該当するタスクの成果物を納品した旨の情報、及び、当該成果物を示す情報を、タスクデータベースに登録する。
[タスク仲介処理]
図6は、サーバー4により実行されるタスク仲介処理(業務受発注仲介方法)を示すフローチャートである。
サーバー4は、上記構成により、以下のタスク仲介処理を実行する。なお、以下の説明では、1つのタスクについての処理を説明するが、複数のタスクを仲介する場合であっても同様である。
このタスク仲介処理では、図6に示すように、まず、予め登録された発注者が操作する発注者端末2からタスクについての情報及び支払情報(対価)が送信されると(ステップSA1)、サーバー4のタスク管理手段44が、当該タスクについての情報及び支払情報をタスクデータベースに登録する(ステップSB1)。このようにして登録されたタスクの情報は、受注者により閲覧可能となる。
そして、受注者からタスクの受注要求が送信されると(ステップSC1)、サーバー4のタスク送信手段46は、当該受注者に該当するタスクの受注権限があるか否かを判定する(ステップSB2)。
サーバー4は、ステップSB2の判定処理で受注者に受注権限がないと判定すると、処理をステップSB4に移行する。受注権限とは、例えば、タスクを受注する際に所定ランク以上などの条件が設定されている場合や、成果物が未納品の他のタスクを受注していないなど、タスクを受注するために設定された条件を満たしていることを意味する。
一方、サーバー4が、ステップSB2の判定処理で、受注者に受注権限があると判定すると、タスク送信手段46は、該当するタスクの内容が含まれるWebページを生成して、当該Webページを受注者端末3に送信する(ステップSB3)。この後、サーバー4は、処理をステップSB4に移行する。
ステップSB4では、タスク管理手段44が、発注されたタスクに対して、所定期間内に受注要求があったか否かを判定する(ステップSB4)。
サーバー4は、このステップSB4の判定処理で受注要求がなかったと判定すると、処理をステップSB7に移行する。
一方、サーバー4が、ステップSB4の判定処理で、受注要求があったと判定すると、成果物管理手段47が、該当するタスクの成果物が所定期間内に受注者端末3から受信されたか否かを判定する(ステップSB5)。
サーバー4は、ステップSB5の判定処理で成果物を受信していないと判定すると、処理をステップSB7に移行する。
一方、受注者端末3により成果物が含まれる成果物情報が送信され(ステップSC2)、サーバー4がステップSB5の判定処理で、成果物を受信したと判定すると、成果物管理手段47が当該成果物についての情報を成果物データベースに登録し、成果物チェック手段48が、前述のように、受信された成果物が所定の基準を満たしているか、つまり納品可能か否かを判定する(ステップSB6)。
サーバー4は、ステップSB6の判定処理で、成果物を所定の基準を満たしていない(納品可能でない)と判定すると、処理をステップSB7に移行する。また、サーバー4は、ステップSB6の判定処理で、成果物を所定の基準を満たしている(納品可能である)と判定すると、処理をステップSB8に移行する。
ステップSB7では、成果物送信手段49による発注者端末2に対する成果物の納品を行うことができない。このため、当該ステップSB7では、決済管理手段45が、タスク登録時に受領した処理費用の支払処理(返還処理)を行い、当該支払処理の結果及び処理費用返還の理由を示す支払処理情報を発注者端末2に送信する(ステップSB7)。このステップSB7が実施される場合には、当該ステップSB7の実施により、タスク仲介処理は終了する。
ステップSB8では、成果物の納品が可能であるので、成果物送信手段49が、該当するタスクを発注した発注者の発注者端末2に対して当該成果物を納品(送信)する(ステップSB8)。
そして、決済管理手段45が、該当するタスクの納品可能な成果物を送信した受注者に対する対価の支払処理を実施し、当該支払処理の結果を示す支払処理情報を、当該受注者の受注者端末3に送信する(ステップSB9)。
更に、受注者管理手段43が、成果物のチェック結果に基づいて、受注者ごとに評価を行い、当該受注者のランクを必要に応じて変更する(ステップSB10)。例えば、受注者管理手段43は、前述のダミー問題に対して解答が誤っている成果物を送信した受注者のランクを下げる等の処理を実行する。
以上により、タスク仲介処理が終了する。なお、ステップSB8〜SB10の順序は、入れ替えてもよい。例えば、ステップSB6の判定処理で、成果物が所定の基準を満たしていると判定した場合に、まず、支払処理情報の送信処理を行い、その後に、成果物の納品処理を行ってもよい。すなわち、ステップSB6の判定処理は、受注者に対する支払処理を許可するための条件とし、支払処理が行われたことを条件に成果物の納品処理を行うようにしてもよい。
以上説明した本実施形態に係るクラウドソーシングサービスシステム1によれば、以下の効果がある。
タスクに対する成果物を、業務受発注仲介装置であるサーバー4の成果物チェック手段48でチェックし、チェックに合格した場合(所定の基準を満たしている場合)のみ成果物を発注者端末2に納品(送信)しているので、発注者は一定以上の品質の成果物を得ることができる。この際、発注者自身が成果物の品質チェックを行って納品の可否を判断する必要がないため、発注者の負担も軽減できる。
また、受注者は、成果物チェック手段48のチェックに合格すれば、成果物を納品できるので、発注者の恣意的な判断で納品を拒絶されることがない。このため、受注者は、適切な品質の成果物を作成すれば、その対価を確保できる。さらに、受注者は、受注のための提案などの事前作業が不要になるため、受注処理の負担も軽減できる。
成果物チェック手段48は、タスクの内容つまり業務分野に応じて、図2に示すようなダミー問題による正解チェック、図3に示すような複数受注者からの成果物(回答)の一致チェック、図4,5に示すような成果物の品質チェック業務を新たなタスクとする二重チェックを選択している。このため、タスク内容に応じた適切なチェック方式で成果物をチェックでき、納品される成果物の品質を向上できる。
成果物チェック手段48は、図2に示すように択一的な回答を選択するものである場合、受注者端末3に対し、予め正答が設定されたダミー問題を送信し、前記受注者端末3から返信された回答が前記正答に一致している場合に、前記納品処理を許可している。このようなダミー問題を混在させてその結果で品質チェックを行えば、成果物チェック手段48は、ダミー問題の回答が正答であるか否かのみをチェックすればよいため、チェック処理を容易に実行できる。
さらに、ダミー問題の難易度や内容を設定することで、受注者のレベル等も判定でき、発注者の望むレベルの受注者から成果物を得ることができる。
成果物チェック手段48は、図3に示すようなタスクの場合、成果物(回答)が複数の受注者端末3から送信された際に、前記各成果物を比較し、成果物同士の一致数(一致率)が所定値以上の場合に、前記納品処理を許可している。このため、回答を選択するタイプのタスクではなく、テキストを入力するタスクであっても、複数の受注者の成果物の一致数や一致率でその品質を自動的に判定できる。従って、従来、チェック担当者が品質チェックを行っていたテキスト入力形式のタスクを、サーバー4が自動的に品質チェックすることができる。
成果物チェック手段48は、図4,5に示すようなタスクの場合、成果物が受注者から送信された際に、その成果物の品質チェック業務を新たなタスク(発注情報)としてタスク管理手段44に登録し、前記成果物を送信した受注者端末3以外の受注者端末から送信される前記品質チェック結果が合格判定の場合に、前記納品処理を許可している。このため、ある受注者が作業した成果物を、他の受注者がチェックすることで、翻訳などの自動的な品質チェックが困難なタスクであっても品質を確保できる。さらに、サーバー4は、成果物の品質チェック作業を、新たなタスクとして登録し、かつ、その品質チェック結果は合格、不合格の二択の回答を確認するだけよいため、サーバー4が自動的に二重チェックの設定および評価を行うことができる。
さらに、成果物が受注者から送信された直後に、その成果物の品質チェック業務を新たなタスクとして登録しているので、成果物が受注者から送信された直後に、他の受注者がその品質チェック業務を行うことができる。この場合、リアルタイムに二重チェックを受けることもでき、二重チェックを受けながらも、迅速に納品することができる。
[実施形態の変形]
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、ダミー問題に対する解答が誤っている成果物を送信した受注者に対して、当該受注者のランクを下げたり、或いは、連続してタスクの受注を実施できないようにする措置を講じるとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、操作間違いで誤答した可能性もあるため、当該ダミー問題の誤答が所定回数行われた場合に、前記ペナルティーの措置を講じてもよい。
また、品質チェック作業を新たなタスクとする場合、予め回答を設定したダミー問題を混ぜてチェックさせてもよい。例えば、翻訳のタスクの場合、翻訳結果が正しいダミー問題や、正しくないダミー問題を混ぜておき、そのダミー問題に正答しないと、品質チェック作業の成果物を納品できないようにしてもよい。このようにすれば、品質チェック作業を行っている受注者の質を担保できる。
さらに、品質チェック作業の結果、成果物が正解ではないと判定された場合に、成果物チェック手段48は、再度、その成果物の品質チェック作業を作成し、別の受注者に品質チェック作業を行わせてもよい。特に、最初の品質チェック作業で正解ではないとの判定を、その成果物を作成した受注者にフィードバックし、その受注者から再チェックのボタン入力があった場合に、別の受注者の品質チェック作業を行わせれば、チェック結果に対する受注者の不満を確認できる。また、この複数の品質チェック作業結果を解析することで、各受注者によるチェック作業の質を分析でき、受注者のランクなどに反映できる。
前記実施形態では、タスクを受注した受注者は、受信されたタスクの成果物をサーバー4に送信するとしたが、この際、サーバー4において、タスクを送信してから成果物が受信されるまでの間に制限時間を設けてもよい。この場合、サーバー4は、制限時間内に成果物が受信されなかった場合には、受注者による該当するタスクの受注を取り消してもよい。このようにすれば、特に、複数の受注者の成果物の一致数(一致率)で判定する場合に、受注者同士で連絡を取り合って、回答が正しくない成果物を複数送信することで一致数を確保しようとする不正行為が発生するリスクを軽減できる。
また、最初のタスクのみは、受注者に対して割当順に処理を許容し、次のタスクでは受注者をランダムに入れ替えることで、複数の受注者の成果物の一致チェックのリアルタイム性を確保しつつ、不正行為を防ぐことができる。
例えば、複数の受注者が作業を終わらせなれば一致率が計算できないとすると、できるだけ同じ作業を複数の受注者に同時に割り当てなければ、一番目の受注者は、二番目の受注者が答えて一致率の結果がでるまでに、待ち時間が生まれる。
この待ち時間を減らしてリアルタイム性を確保し、一致率の評価をして次の作業に移れるようにするためには、同じ作業を、受注のためにアクセスしてきた複数の受注者に対して順番に割り当てる(割り当て順に処理する)ことが有効である。
しかし、同時に作業をしようとする受注者は、同じ作業が当たる可能性が高くなる。このため、受注者が二人で相談して同じ答えを入力することで、誤った答えであっても回答が一致することで、一致チェックをすり抜けるという問題が生じる。
そのため、A,B,Cの各作業を渡す並び順が、元々AAABBBCCCであるものを、AABABCBCCなどと、順番をランダムに入れ替えればよい。この場合、同時に受注者がアクセスしても、AA、BBなど同じ作業が隣り合っている箇所が減るため、同じ作業に当たる可能性が低くなる。
また、リアルタイム性の確保には、さらに、一致率が出るまでの間にも、一定数の作業を先回りして提示するなどの処理を行えばよい。
さらに、複数の受注者の成果物の一致数(一致率)で判定する場合に、所定回数連続して一致しなかった場合には、そのタスクは一定期間処理できないように設定してもよいし、トライアルの回数でタスクの難易度(一致数や一致率の閾値)を調整してもよい。
例えば、不正な受注者がスクリプトなどで自動的に回答するようにしている場合、複数の成果物で所定回数連続して一致しない可能性が高い。この場合、そのタスクをしばらく受注できないようにすることで、前記不正な受注者の作業を排除できる。
また、同じタスクに対し、一致数などが所定値を超えずに、複数回、トライアルする場合、その回数が増えるに従って、前記閾値を高めることで、前記不正な受注者の作業を排除できる。
前記実施形態では、成果物の品質チェック作業は、受注者端末3から成果物が納品された場合に設定していたが、受注者端末3からの成果物を、ダミー問題を混入させた正解チェックや、複数の受注者の成果物の一致数などでチェックする一致チェックで合格した成果物を品質チェック作業に回すようにしてもよい。このようにすれば、成果物の品質をより一層向上できる。
前記実施形態では、ダミー問題は、予め記憶手段41に記憶されているとしたが、本発明はこれに限らない。例えば、納品済みタスクから類似のタスクを抽出し、当該タスクに含まれる設問をダミー問題としてもよい。
前記実施形態では、納品可能な成果物を送信した受注者に対して、対価を支払うとしたが、当該対価は現金に限らず、所定のサイト及び店舗にて利用可能なポイントを付与してもよい。
さらに、前記実施形態では、ダミー問題を用いた正解チェック、複数の成果物による一致チェック、品質チェック作業を行うことによる二重チェックの3種類のチェック方法をタスクの業務分野に応じて選択していたが、発注あるいは受注するタスクの種類が決まっている場合には、これらのチェック方式の1つのみ、または2つのみを設定してもよい。
前記実施形態では、タスク送信手段46を設け、タスク送信手段46が、受注者端末3から送信される発注情報の受注要求を取得し、その受注要求に応じて発注情報を受注者端末3に対して送信していた。これに対し、タスク送信手段46を設けずに、サーバー4が発注情報を公開し、どの受注者も自由に発注情報を取得してタスクに着手できるようにしてもよい。
1…クラウドソーシングサービスシステム、2…発注者端末、3…受注者端末、4…サーバー(業務受発注仲介装置)、41…記憶手段、42…発注者管理手段、43…受注者管理手段、44…タスク管理手段(発注情報管理手段)、45…決済管理手段、46…タスク送信手段(発注情報送信手段)、47…成果物管理手段、48…成果物チェック手段、49…成果物送信手段。

Claims (13)

  1. 業務の発注者端末および受注者端末と通信可能に接続される業務受発注仲介装置であって、
    前記業務受発注仲介装置は、
    前記発注者端末から送信される業務の発注情報を取得して管理する発注情報管理手段と、
    前記受注者端末から送信される前記発注情報に対する成果物が、業務上の納品物としての合格基準を満たしているか否かをチェックする成果物チェック手段と、
    前記成果物チェック手段によって前記合格基準が満たされていると判定された場合に、前記成果物を前記発注者端末に送信する成果物送信手段と、
    を備えることを特徴とする業務受発注仲介装置。
  2. 請求項1に記載の業務受発注仲介装置において、
    受注者が不正行為を行う可能性があると判定できる条件に該当した場合、前記受注者端末による前記発注情報の受注を規制することで、前記不正行為を抑制する不正行為抑制手段を備える
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  3. 請求項2に記載の業務受発注仲介装置において、
    前記不正行為抑制手段は、前記発注情報が前記受注者端末に送信されてから、制限時間内に、前記受注者端末から前記成果物が受信されなかった場合、前記受注者端末による前記発注情報の受注を取り消す
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の業務受発注仲介装置において、
    前記不正行為抑制手段は、前記成果物チェック手段で所定回数連続して前記成果物が前記合格基準を満たさないと判定された場合、前記発注情報の受注を規制する
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の業務受発注仲介装置において、
    受注要求のあった受注者端末に割り当てる発注情報を、複数の発注情報からランダムに
    設定することで、受注者による不正行為を抑制する不正行為抑制手段を備える
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の業務受発注仲介装置において、
    前記成果物チェック手段で前記成果物が前記合格基準を満たしていないと判定された回数に基づいて、前記合格基準を調整することで、受注者による不正行為を抑制する不正行為抑制手段を備える
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の業務受発注仲介装置において、
    前記成果物チェック手段で前記合格基準が満たされていると判定された場合に、受注者に対して報酬の支払処理を行う決済管理手段を備える
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  8. 請求項7に記載の業務受発注仲介装置において、
    前記決済管理手段は、前記発注者端末から前記発注情報が送信される際、前記報酬を発注者から受け取る処理を実行する
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の業務受発注仲介装置において、
    前記発注情報を受注者が受注可能であるか否かを、受注者の能力を示すランクに基づいて判定し、受注可能であると判定した場合に、前記発注情報を前記受注者端末に送信する発注情報送信手段を備える
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  10. 請求項9に記載の業務受発注仲介装置において、
    前記ランクを管理する受注者管理手段を備え、
    前記受注者管理手段は、前記成果物チェック手段によるチェック結果に基づいて、前記ランクを変更する
    ことを特徴とする業務受発注仲介装置。
  11. 請求項1から請求項1のいずれかに記載の業務受発注仲介装置と、
    前記業務受発注仲介装置に対して双方向通信可能に接続される発注者端末と、
    前記業務受発注仲介装置に対して双方向通信可能に接続される受注者端末と、を備えた
    ことを特徴とする業務受発注仲介システム。
  12. 業務の発注者端末および受注者端末と通信可能に接続される業務受発注仲介装置により実行される業務受発注仲介方法であって、
    前記業務受発注仲介装置が、
    前記発注者端末から送信される業務の発注情報を取得して管理し、
    前記受注者端末から送信される前記発注情報に対する成果物が、業務上の納品物としての合格基準を満たしているか否かをチェックし、
    前記チェックによって前記合格基準が満たされていると判定された場合に、前記成果物を前記発注者端末に送信する、
    ことを特徴とする業務受発注仲介方法。
  13. 業務の発注者端末および受注者端末と通信可能に接続される業務受発注仲介装置により実行される業務受発注仲介プログラムであって、
    前記業務受発注仲介装置に、
    前記発注者端末から送信される業務の発注情報を取得して管理するステップと、
    前記受注者端末から送信される前記発注情報に対する成果物が、業務上の納品物としての合格基準を満たしているか否かをチェックするステップと、
    前記チェックによって前記合格基準が満たされていると判定された場合に、前記成果物を前記発注者端末に送信するステップと、
    を実行させることを特徴とする業務受発注仲介プログラム。
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