JP6043253B2 - 光通信装置及び動的波長割当方法 - Google Patents
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Description
複数の加入者装置と単一の局側装置とがPONトポロジで接続された光加入者システムにおける前記局側装置として機能する光通信装置であって、
前記加入者装置からの要求に応じて、前記局側装置と通信を行うための通信波長を前記加入者装置に割り当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路が、
通信波長のうちの上り又は下りに使用されている使用波長の使用波長数及び通信量を測定する通信量測定部と、
与えられた契機に、前記通信量測定部の測定した通信量を転送するに足りる必要波長数が使用波長数よりも少ないか否かを判定し、必要波長数が使用波長数よりも少ない場合は使用波長のうちのいずれかの波長を使用停止波長に決定するスリープ波長決定部と、
前記使用停止波長を使用していた前記加入者装置を、使用波長のうちの使用停止波長とは異なる波長に切り替える波長切替部と、を備え、
前記波長切替部の切り替えを契機に、前記スリープ波長決定部の決定した使用停止波長の送受信器をスリープ状態に移行する。
複数の加入者装置と単一の局側装置とがPONトポロジで接続された光加入者システムにおいて、前記局側装置と通信を行うための通信波長を前記局側装置が前記加入者装置に割り当てる動的波長割当方法であって、
通信波長のうちの上り又は下りに使用されている使用波長の使用波長数及び通信量を測定する通信量測定手順と、
与えられた契機に、前記通信量測定手順で測定した通信量を転送するに足りる必要波長数が使用波長数よりも少ないか否かを判定し、必要波長数が使用波長数よりも少ない場合は使用波長のうちのいずれかの波長を使用停止波長に決定するスリープ波長決定手順と、
前記スリープ波長決定手順で決定した使用停止波長を使用していた前記加入者装置を、当該使用停止波長とは異なる使用波長に切り替える波長切替手順と、
前記スリープ波長決定手順で決定した使用停止波長波長の送受信器をスリープ状態に移行するスリープ手順と、
を順に有する。
本発明の第1の実施形態は、上り又は下り総トラフィック量をモニタし、OSU最大帯域、稼働するOSU台数、稼働OSUの総トラフィックに対して、
(数1)
稼働OSU台数×OSU最大収容可能帯域>総トラフィック
となる最小のOSU台数を稼働させ、残りのOSUは電源を遮断、またはスリープ状態へ移行する手順である。
次に本実施形態の動作を説明する。
まず、動的波長帯域割当回路13は、通信量測定手順を実行する。具体的には、動的波長帯域割当回路13は、指定されたタイミングで、多重分離部12で測定している全OSU11の下り合算トラフィック量を読み出す。本実施形態においてはONU#1〜#5の利用帯域を合算して60Gbit/sとなる。
本発明は、動作させるOSU11の数を、下りの総トラフィック量を1つのOSU11の下り最大帯域で割った数を下回らない最小の整数とすることで、下りトラフィックをすべて通過させ、かつ最小のOSU数を稼働させるというOSU11の省電力動作が可能になる。
本発明の第2の実施形態は、上り又は下りトラフィック量をOSU11毎にモニタしており、空き帯域があればOSU11に割り当てられているONU92をすべて割り当て変更させ、移行元OSU11は電源を遮断またはスリープ状態へ移行する。
図5及び図6に本発明の第2の実施形態におけるOSU11の増減設の動作を示す。本実施形態においては、OLT91は3台のOSU11を搭載し、OSU#1、#2、#3はλ1d、λ2d、λ3dの波長を用いることが可能で、それぞれの波長は下り40Gbit/sのTDM−PONである。ONU92は5台接続されており、省電力動作実施前のOSU11の割当は、OSU#1にONU#1、#2、OSU#2にONU#3、OSU#3にONU#4、#5が割り当てられているとする。この場合、使用波長数は3である。ONU#1、#2、#3、#4の下り利用帯域は10Gbit/s、ONU#5の下り利用帯域は20Gbit/sである。以上の状況を図5に示す。
本発明は、電源遮断またはスリープ状態へ移行するOSU11の利用帯域が、切替先のOSU11の残帯域より小さい場合、電源遮断またはスリープ状態へ移行するOSU11に所属する全てのONU92を、切替先のOSU11へ移行させることにより、割当変更によってトラフィックがOSU11の最大帯域を超え、フレーム損が発生することなく、稼働するOSU11を減らす省電力動作が可能になる。
本発明の第3の実施形態は、上り又は下りトラフィック量をONU92毎にモニタし、空き帯域にONU92ごと割当変更させる。割当ONU92がなくなったOSU11は電源を遮断するかまたはスリープ状態へ移行する。
図7及び図8に本発明の第3の実施形態におけるOSU11の増減設の動作を示す。本実施形態においては、OLT91は3台のOSU11を搭載し、OSU#1、#2、#3はλ1d、λ2d、λ3dの波長を用いることが可能で、それぞれの波長は下り40Gbit/sのTDM−PONである。 ONU92は5台接続されており、省電力動作実施前のOSU割当は、OSU#1にONU#1、#2、OSU#2にONU#3、OSU#3にONU#4、#5が割り当てられているとする。ONU#1、#2、#3、#4の下り利用帯域を10Gbit/s、ONU#5の下り利用帯域を20Gbit/sである。以上の状況を図7に示す。
本発明は、各ONU92のトラフィック測定量から、各OSU11の波長割当を再配置するため、稼働させるOSU台数を各OSU11の最大帯域を超えない範囲で最小にすることが可能となる。したがって、移行によってトラフィックがOSU11の最大帯域を超え、フレーム損が発生することなく、稼働するOSU台数を最小にする省電力動作が可能になる。
12:多重分離部
13:動的波長帯域割当回路
21:データ受信部
22:上りバッファメモリ
23:フレーム送出制御部
24:フレーム組立送信部
25:波長可変光送受信器
26:宛先解析選択受信部
27:下りバッファメモリ
28:データ送信部
29:指示信号受信部
30:波長切替制御部
31:要求信号生成部
32:要求帯域計算部
91:OLT
92:ONU
93:光部品
131:要求信号受信部
132:DWBA計算部
133:切替指示信号生成部
134:制御信号送信部
Claims (6)
- 複数の加入者装置と単一の局側装置とがPONトポロジで接続された光加入者システムにおける前記局側装置として機能する光通信装置であって、
前記加入者装置からの要求に応じて、前記局側装置と通信を行うための通信波長を前記加入者装置に割り当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路が、
通信波長のうちの上り又は下りに使用されている使用波長の使用波長数及び通信量を測定する通信量測定部と、
与えられた契機に、前記通信量測定部の測定した通信量を、前記局側装置の1波長あたりの最大収容可能帯域で按分した数を下回らない最小の整数を算出することで前記通信量測定部の測定した通信量を転送するに足りる必要波長数を求め、前記必要波長数が使用波長数よりも少ないか否かを判定し、必要波長数が使用波長数よりも少ない場合は使用波長のうちのいずれかの波長を使用停止波長に決定するスリープ波長決定部と、
前記使用停止波長を使用していた前記加入者装置を、使用波長のうちの使用停止波長とは異なる波長に切り替える波長切替部と、を備え、
前記波長切替部の切り替えを契機に、前記スリープ波長決定部の決定した使用停止波長の送受信器をスリープ状態に移行する光通信装置。 - 複数の加入者装置と単一の局側装置とがPONトポロジで接続された光加入者システムにおける前記局側装置として機能する光通信装置であって、
前記加入者装置からの要求に応じて、前記局側装置と通信を行うための通信波長を前記加入者装置に割り当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路が、
通信波長のうちの上り又は下りに使用されている使用波長の使用波長数及び通信量を測定する通信量測定部と、
与えられた契機に、前記通信量測定部の測定した各使用波長の通信量と各使用波長の最大収容可能帯域との差分である残帯域を算出し、使用波長のうちのいずれかの通信量が別の使用波長の前記残帯域より小さい場合に、必要波長数が使用波長数よりも少ないと判定し、必要波長数が使用波長数よりも少ない場合は別の使用波長の前記残帯域より小さいと判定された通信量の使用波長を、使用停止波長に決定するスリープ波長決定部と、
前記使用停止波長を使用していた前記加入者装置を、使用波長のうちの使用停止波長とは異なる波長に切り替える波長切替部と、を備え、
前記波長切替部の切り替えを契機に、前記スリープ波長決定部の決定した使用停止波長の送受信器をスリープ状態に移行する光通信装置。 - 複数の加入者装置と単一の局側装置とがPONトポロジで接続された光加入者システムにおける前記局側装置として機能する光通信装置であって、
前記加入者装置からの要求に応じて、前記局側装置と通信を行うための通信波長を前記加入者装置に割り当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路が、
通信波長のうちの上り又は下りに使用されている使用波長の使用波長数及び通信量を測定する通信量測定部と、
与えられた契機に、前記通信量測定部の測定した各使用波長の通信量を用いて、任意の使用波長から順に、当該使用波長に割り当てられた加入者装置の通信量の総和が、当該使用波長の最大収容可能帯域を超えないよう加入者装置の通信量を割り当て、波長を割り当てるべき加入者装置がなしとなった場合に、前記通信量測定部の測定した通信量を転送するに足りる必要波長数が使用波長数よりも少ないと判定し、必要波長数が使用波長数よりも少ない場合は波長を割り当てるべき加入者装置がなしとなった波長を、使用停止波長に決定するスリープ波長決定部と、
前記使用停止波長を使用していた前記加入者装置を、使用波長のうちの使用停止波長とは異なる波長に切り替える波長切替部と、を備え、
前記波長切替部の切り替えを契機に、前記スリープ波長決定部の決定した使用停止波長の送受信器をスリープ状態に移行する光通信装置。 - 複数の加入者装置と単一の局側装置とがPONトポロジで接続された光加入者システムにおける前記局側装置として機能する光通信装置であって、
前記加入者装置からの要求に応じて、前記局側装置と通信を行うための通信波長を前記加入者装置に割り当てる動的波長帯域割当回路を備え、
前記動的波長帯域割当回路が、
通信波長のうちの上り又は下りに使用されている使用波長の使用波長数及び通信量を測定する通信量測定部と、
与えられた契機に、前記通信量測定部の測定した通信量を転送するに足りる必要波長数が使用波長数よりも少ないか否かを判定し、必要波長数が使用波長数よりも少ない場合は使用波長のうちのいずれかの波長を使用停止波長に決定するスリープ波長決定部と、
前記使用停止波長を使用していた前記加入者装置を、使用波長のうちの使用停止波長とは異なる波長に切り替える波長切替部と、
使用波長のうちのいずれかの波長で輻輳が発生した場合、前記スリープ波長決定部及び前記波長切替部の動作を中止させる輻輳処理部と、を備え、
前記波長切替部の切り替えを契機に、前記スリープ波長決定部の決定した使用停止波長の送受信器をスリープ状態に移行する光通信装置。 - 前記動的波長帯域割当回路は、
使用波長のうちのいずれかの波長で輻輳が発生した場合、前記スリープ波長決定部及び前記波長切替部の動作を中止させる輻輳処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光通信装置。 - 前記輻輳処理部は、
使用波長のうちのいずれかの波長で輻輳が発生した場合、通信波長のうちの使用していない波長のいずれかを新たな使用波長に決定し、
前記波長切替部は、輻輳の発生した波長を使用している加入者装置を、前記新たな使用波長に割り当てる
ことを特徴とする請求項4または5に記載の光通信装置。
Priority Applications (1)
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JP2013175529A JP6043253B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | 光通信装置及び動的波長割当方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013175529A JP6043253B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | 光通信装置及び動的波長割当方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015046676A JP2015046676A (ja) | 2015-03-12 |
JP6043253B2 true JP6043253B2 (ja) | 2016-12-14 |
Family
ID=52671886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013175529A Active JP6043253B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | 光通信装置及び動的波長割当方法 |
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JP5490517B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2014-05-14 | 日本電信電話株式会社 | 光通信システム、光通信方法およびolt |
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2013
- 2013-08-27 JP JP2013175529A patent/JP6043253B2/ja active Active
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