JP5882926B2 - 局側装置及びリンク速度変更方法 - Google Patents

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本発明は、1つの光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)が複数の光ネットワーク終端装置(ONU:Optical Network Unit)と光ファイバ伝送路および1対kの光合分波器(kは自然数)を介してポイントツーマルチポイントの通信を行う受動光ネットワークに関する。
経済的な光アクセスシステムの形態として、受動光ネットワーク(PON:Passive Optical Network)50がある。図8に示すように、PON50は1つの光加入者線終端装置(OLT:Optical Line Terminal)30が複数の光ネットワーク終端装置(ONU:Optical Network Unit)31と光ファイバ伝送路および1対kの光合分波器32(kは自然数)を介してポイントツーマルチポイントの通信を行うネットワークである。
PONシステムの例として、時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)技術を利用したTDM−PONや波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術を利用したWDM−PON51、TDM技術およびWDM技術を組み合わせたWDM/TDM−PONなどが挙げられる。
TDM−PONの代表的な規格として、IEEE802.3にて標準化されたギガビットクラスの1G−EPON(Ethernet(登録商標)PON)および10ギガビットクラスの10G−EPONがある。これらを総称してEPONと呼ぶこととする。
図9にEPONにおけるONU31の機能ブロック図を示す。上り主信号は、UNI(User Network Interface)ポート33、PON信号処理部14−1、PON−IF(PON Interface)ポート36−1を通過してOLT30へと送信される。
一方、下り主信号は、PON−IFポート36−1、PON信号処理部14−1、UNIポート33を通過してONU31配下のホームゲートウェイやユーザ端末などへ送信される。PON信号処理部14−1には、OLT30に対して上りキュー内のデータ量をREPORTメッセージにより報告し、OLT30から上り帯域の割り当て結果をGATEメッセージにより受け取るMPCP(Multi−Point Control Protocol)部37−1が具備されている。
上り信号処理部35−1は上りキュー内のデータ量を監視し、MPCP部37−1にキュー長情報を渡す。また、上り信号処理部35−1は、GATEメッセージにより受け取った帯域割当情報、例えば、送信開始時刻や送信終了時刻の情報に基づいてキュー内のフレームをOLT30へ送信する。
図10にEPONにおけるOLT30の機能ブロック図を示す。下り主信号は、SNI(Service Node Interface)ポート39、PON信号処理部14、PON−IFポート36を通過してONU31へと送信される。一方、上り主信号は、PON−IFポート36、PON信号処理部14、SNIポート39を通過して上位ネットワークのスイッチやルータなどへ送信される。
PON信号処理部14には、ONU31に対して上りキュー内のデータ量をREPORTメッセージにより報告させ、上り帯域の割り当て結果をGATEメッセージによりONU31に通知するMPCP部37と、ONU31から受信したREPORTメッセージをもとにONU31内のキューのデータ量を監視し、動的帯域割当(DBA:Dynamic Bandwidth Allocation)アルゴリズムにより各ONU31へ送信順番および送信可能なデータ量の割当を行う帯域割当部38が具備されている。
TDM−PONにおいてトラヒック量に応じてOLT30とONU31との間の上りリンク速度および/または下りリンク速度を変更する適応リンクレート(ALR:Adaptive Link Rate)機能を用いると、OLT30およびONU31の省電力化を図ることができる(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
1G−PONおよび10G−EPONを混在させた1G/10G混在収容EPONシステムにおけるALR機能は、例えば以下のように実現できる。OLT30は波長1を用いて1G下り信号をONU31へと送信し、波長2を用いて10G下り信号をONU31へ送信する。つまり、1G下り信号と10G下り信号はWDM技術により多重される。
また、ONU31は波長3を用いて1G上り信号および10G上り信号をOLT30へ送信する。つまり、1G上り信号と10G上り信号は時分割多重アクセス(TDMA:Time Division Multiple Access)技術により多重される。
この場合、ALR機能を有するONU31は下り受信レートに応じて1G受信機と10G受信機を選択することで下りリンク速度を切り替える。また、上り送信レートに応じて1G送信機と10G送信機を選択することで上りリンク速度を切り替える。ALR機能を有するONU31は、トラヒック状況によっては低消費電力の1G送受信機を利用できるため、ALR機能を有しないONU31と比較して消費電力を削減できる。
同様に、ALR機能を有するOLT30は下り受信レートに応じて1G送信機と10G送信機を選択することで下りリンク速度を切り替える。また、上り送信レートに応じて1G受信機と10G受信機を選択することで上りリンク速度を切り替える。ALR機能を有するOLT30は、トラヒック状況によっては低消費電力の1G送受信機を利用できるため、ALR機能を有しないOLT30と比較して消費電力を削減できる。
TDM−PONにおいて送信元ONU31と送信先ONU31が同一のOLT30に接続されていて、かつ双方向性のあるONU間通信に対しては、OLT30においてネットワークコーディング(NC)技術を適用することで送信機の起動時間を削減して、OLT30の省電力化を図ることができる(例えば、非特許文献1参照。)。
TDM−PONにおけるNCを用いた双方向ONU間通信は、例えば以下のように実現できる。EPONに代表されるTDM−PONにおいて同一のOLT30に接続されている2台のONU間で双方向通信を行う場合のNCの概念を図11に、NC符号化部を有するOLT30およびNC復号部41を有するONU31の機能ブロック図を図12および図13に示す。
まず、図11に示すようにONU31−1およびONU31−2は、キュー内のデータ量をREPORTメッセージによりOLT30へ通知する。同一OLT30に接続されているONU31宛のデータが存在する場合には、宛先ONU31の情報も同時にOLT30に通知する。宛先ONU31の情報としては、例えば、LLID(Logical Link Identifier)やMAC(Medium Access Control)アドレスを用いることができる。
OLT30の帯域割当部38は、ONU31より通知されたデータ量をもとに上りデータの送信時刻と各ONU31への割当帯域を決定し、それらの情報をGATEメッセージによりONU31に通知する。送信時刻になったら、ONU31−1はONU31−2宛のデータf1をOLT30へ送信し、ONU31−2はONU31−1宛のデータf2をOLT30へ送信する。
OLT30が例えばデータf1およびデータf2をこの順番に受信したとする。NC技術を適用しない場合には、OLT30は先に到着したデータf1をONU31−2へ送信し、次にデータf2をONU31−1へ送信する。ONU31−1はONU31−2が送信したデータf2を受信し、ONU31−2はONU31−1が送信したデータf1を受信する。
一方、NC技術を適用する場合、図12に示すように、OLT30のNC符号化部40はREPORTメッセージの情報を元にデータf1とデータf2が同一PONに閉じた双方向通信であると識別すると、NC技術を適用可能であることをGATEメッセージにより各ONU31へ通知した後、データf1とデータf2を利用してNC処理を行う。
例えば、NC処理ではデータf1とデータf2に対して排他的論理和(XOR:eXclusive OR)演算を施す。結果として出力される符号化データf3をONU31−1およびONU31−2にマルチキャスト転送する。図13に示すように、ONU31−1は自身が以前に送出したデータf1をデータf3が到着するまで保持していれば、NC復号部41においてこれらのデータのXOR演算によりONU31−2が送信したデータf2を復号できる。
ONU31−2も自身が以前に送出したデータf2をデータf3が到着するまで保持していれば、NC復号部41においてこれらのデータのXOR演算によりONU31−1が送信したデータf1を復号できる。この場合、下り方向にはデータf3のみがマルチキャストされるため、ユニキャストの場合と比較して下り使用帯域が50%削減される。
一般的に、r台(r:自然数)のONU間で双方向通信を行う場合にはNC処理を施さないユニキャストの場合に比べて、NC処理を施した場合には、下り帯域が(r−1)/rに低減される。つまり、NC技術を適用しない場合と比較して、下りデータの送信時間が減少するため、OLT送信機の起動時間が削減され、OLT30の消費電力は低減される。
近年、ブロードバンドサービスの普及に伴い、PONシステムの広帯域化が求められている。例えば、WDM技術を用いることによりONU31毎に1波長を割り当て、広帯域化を図ったWDM−PON51や、TDM技術とWDM技術を組み合わせることにより柔軟で効率的なユーザ多重を実現したWDM/TDM−PONなどがある。WDM/TDM−PONにおいては、トラヒック量に応じて起動させる送受信機の数を変更する帯域アグリゲーション技術によりOLT30の省電力化を図ることができる(例えば、非特許文献2参照。)。
例えば、1台のOLT30にn台のONU31が遠隔ノード26を介して接続されているとし、OLT30は(n+1)個の波長で下り信号を送信可能であるとする。波長λからλを各ONU31に割り当て、波長λn+1を全ONU31が受信可能なブロードキャスト波長とする。下り信号の送信レートに対してしきい値を設け、送信レートがしきい値以上となった場合には波長λからλを用いて下り信号を送信し、送信レートがしきい値以下となった場合には波長λn+1のみを用いて下り信号を送信する。
波長λからλを用いる場合はWDM−PON51に相当し、波長λn+1を用いる場合はTDM−PONに相当する。つまり、トラヒックが少ない状態ではTDM−PONの構成で運用することで、使用しない送信機を低消費電力のスリープ状態に移行させ、OLT30の消費電力を低減する。このような帯域アグリゲーション方式は、例えば以下のような物理構成で実現できる。
パワースプリッタ20を利用したWDM−PON51の場合には、図14のように、ブロードキャスト波長λn+1を追加することで下り波長をn台のONU31で共用できる。また、周回性を有するアレイ導波路回折格子27(AWG:Arrayed Waveguide Grating)を利用したWDM−PON51の場合には、図15のように、遠隔ノード26において(n+1)×(n+1)のAWG27および1×nのパワースプリッタ20を利用し、さらにブロードキャスト波長λn+1を追加することで下り波長をn台のONU31で共用できる。
ここでは、使用する波長数がnのWDM−PON51の構成と使用する波長数が1のTDM−PONの構成を切り替える場合について説明したが、波長数をnから1の間で段階的に減らすことでより効率的にOLT30の省電力化を図ることができる。
このように、TDM−PONにおいては、ALR機能を用いて低速リンクを維持することによりOLT30の省電力化を図ることができる。また、WDM/TDM−PONにおいては、帯域アグリゲーション技術を用いて使用する波長数を減らすことでOLT30の省電力化を図ることができる。これらは、TDM−PONないしWDM/TDM−PONにおいて、トラヒック量に応じて使用する送受信速度や波長あるいは波長数を決定することによりリンク速度を変更してOLT30の省電力化を図る技術であり、総称してリンク速度変更技術と呼ぶこととする。
一方、前述したように、TDM−PONにおいては、双方向ONU間通信トラヒックが存在する場合にNC技術を適用することでOLT30送信機の起動時間を低減し、OLT30の省電力化を図ることができる。リンク速度変更技術を適用したTDM−PON、WDM/TDM−PONないしその他のあらゆるPONにおいても、双方向ONU間通信トラヒックが存在する場合にNC技術を適用することで、OLT30の下り送信機の起動時間を低減し、OLT30のさらなる省電力化を図ることができる。
特開2009−296231号公報 特開2009−296234号公報
Xin Liu, Kerim Fouli, Rui Kang and Martin Maier, "Network−Coding−Based Energy Management for Next−Generation Passive Optical Networks," Journal of Lightwave Technology, Vol. 30, No. 6, pp. 864−875, March 2012. Masashi Tadokoro, Ryogo Kubo, Susumu Nishihara, Takashi Yamada and Hirotaka Nakamura, "Adaptive Bandwidth Aggregation Mechanisms Using a Shared Wavelength for Energy−Efficient WDM/TDM−PON," Proceedings of the 10th International Conference on Optical Internet, COIN 2012, Yokohama, Japan, WF.2, pp. 1−2, May 2012.
しかしながら、NC符号化部40を有したOLT30およびNC復号部41を有したONU31から構成されるPONにおいて、NC処理を考慮した下りリンク速度の決定方法が提供されていないという課題があった。また、NC処理が施される前の帯域情報に基づいて使用する下りリンク速度を決定すると、過剰な下り帯域を確保してしまい、十分な省電力化が図れないという課題があった。
前記課題を解決するために、本発明はPONにおいて双方向ONU間通信が存在し、かつONU間通信フローに対してNC技術が適用される場合に、NC処理を施した後の帯域情報に基づいて使用する下りリンク速度を決定することで実際の使用帯域に適応した下りリンク速度選択を行い、OLT30送信機の起動時間を減らしてシステム全体の消費電力を最小化することができる光加入者線終端装置および光ネットワーク終端装置を提供することを目的とする。
本発明は、NC処理を施した後の帯域情報に基づいて使用する下りリンク速度を決定する。
具体的には、局側装置は、
複数の加入者装置と光ファイバ伝送路を介してポイントツーマルチポイントの通信を行う局側装置であって、
加入者装置間で局側装置を介して送受信される複数の加入者装置間通信データを符号化して1つの符号化データにまとめる符号化部と、
上位ネットワークから流入した下り通信データ及び前記符号化データを含む加入者装置への送信データ量に応じて局側装置から加入者装置への下りリンク速度を変更するリンク速度変更部と、
を備える。
本発明の局側装置では、
前記リンク速度変更部は、現在の下りリンク速度が予め定められた第一の速度である場合、前記送信データ量が予め定められた第一のしきい値以上になった際に下りリンク速度を現在の前記第一の速度よりも高速な予め定められた第二の速度に変更し、現在の下りリンク速度が前記第二の速度である場合、前記送信データ量が前記第一のしきい値以下の予め定められた第二のしきい値未満になった際に下りリンク速度を前記第一の速度に変更してもよい。
本発明の局側装置では、
符号化を行わない通信データと前記下り通信データと前記符号化データとを蓄積するバッファをさらに備え、
前記リンク速度変更部は、前記バッファに蓄積されたキュー長に応じて前記下りリンク速度を変更してもよい。
本発明の局側装置では、
前記第一のしきい値と前記第二のしきい値が同一の値としてもよい。
本発明の局側装置では、
前記リンク速度変更部は、予め定められた一定の時間は変更後の速度を維持してもよい。
本発明の局側装置では、
前記ポイントツーマルチポイントの通信は、同一の波長を利用して少なくとも2つ以上のリンク速度で加入者装置と通信してもよい。
本発明の局側装置では、
前記ポイントツーマルチポイントの通信は、複数の波長を利用して少なくとも2つ以上のリンク速度で加入者装置と通信してもよい。
本発明の局側装置では、
前記リンク速度変更部は、異なるリンク速度の波長を排他的に切り替えることでリンク速度を変更してもよい。
本発明の加入者装置では、
前記局側装置から下りリンク速度を可変する旨を通知された場合に、通知されたリンク速度で前記下りデータを受信してもよい。
具体的には、局側装置のリンク速度変更方法は、
複数の加入者装置と光ファイバ伝送路を介してポイントツーマルチポイントの通信を行う局側装置のリンク速度変更方法であって、
加入者装置間で局側装置を介して送受信される複数の加入者装置間通信データを符号化して1つの符号化データにまとめる符号化手順と、
上位ネットワークから流入した下り通信データ及び前記符号化データを含む加入者装置へ送信する送信データ量に応じて局側装置から加入者装置への下りリンク速度を変更するリンク速度変更手順と
を、順に有する。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、OLT30のNC符号化部40がNC処理の実施の可否を判断し、かつリンク速度変更部10がNC処理後の下り帯域要求に基づいて使用する下りリンク速度を決定するため、必要最小限の数のOLT送信部のみを起動させ、PONシステムの省電力化を図ることができる。
本発明に係る局側装置の構成を説明する図である。 本発明に係る加入者装置の構成を説明する図である。 本発明に係るリンク速度を速度変更するアルゴリズムを説明する第一の図である。 本発明に係るリンク速度を速度変更するアルゴリズムを説明する第二の図である。 実施形態1における局側装置の下り信号送信部及び加入者装置の下り信号受信部の構成を説明する図である。 実施形態2における局側装置の下り信号送信部及び加入者装置の下り信号受信部の構成を説明する図である。 実施形態3における局側装置の下り信号送信部及び加入者装置の下り信号受信部の構成を説明する図である。 本発明に係るPONシステムの構成を説明する図である。 本発明に係るEPONにおける加入者装置の構成を説明する図である。 本発明に係るEPONにおける局側装置の構成を説明する図である。 TDM−PONにおけるネットワークコーディングの符号化処理を説明する図である。 NC符号化機能を有する局側装置の構成を説明する図である。 NC復号機能を有する局側装置の構成を説明する図である。 ブロードキャスト波長を追加した場合のWDM−PONを説明する第一の図である。 ブロードキャスト波長を追加した場合のWDM−PONを説明する第二の図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態に係る光通信システムは、OLT30とONU31とを備える。本実施形態に係るOLT30は、符号化部40とリンク速度変更部10とを備える。本実施形態に係るOLT30のリンク速度変更方法は、符号化手順とリンク速度変更手順とを順に有する。符号化手順ではONU間でOLT30を介して送受信される複数の加入者間通信データを符号化する。リンク速度変更手順では上位ネットワークから流入した下り通信データ及び符号化データを含む下り送信データ量に応じてOLT30からONU31への下りリンク速度を変更する。
本発明におけるOLT30の構成について説明する。OLT30の下り信号処理部13およびリンク速度変更部10の機能を図1にまとめる。下り信号多重部11では、NC処理を行わずにOLT30で折り返してONU間通信を行う「NC処理を行わないONU間通信データ」、双方向ONU間通信として検知され、実際にOLT30のNC符号化部40においてNC処理が行われた後の「NC処理後のONU間通信データ」およびSNIポート39より入力された「上位ネットワークからの下り通信データ」が多重される。
これらの3種類の通信データの送信レートの合計を要求下り送信レートと定義する。下り信号多重部11において得られた要求下り送信レート情報ないし下りバッファのキュー長情報はリンク速度変更部10へ渡される。要求下り送信レート情報ないし下りバッファ(不図示)に格納されたキュー長情報は、特定の優先度を有するデータのみの送信レートないしバッファに格納されたキュー長の情報でも構わない。また、要求下り送信レート情報としてすべてのONU31への要求下り送信レートを合計した値ないしキュー長の合計値を用いても構わないし、特定のONU31への要求下り送信レートの値ないしキュー長の合計値を用いても構わない。
リンク速度変更部10では後述するアルゴリズムによりリンク速度が決定され、ONU31へとリンク速度変更要求信号を送信する。リンク速度変更要求信号の送信には、例えば、GATEメッセージを用いることができる。下り信号送信部12は、リンク速度変更部10から渡されるリンク速度変更信号の指示に従って、下りリンク速度を変更する。
本発明におけるONU31の構成について説明する。ONU31の下り信号処理部13−1およびリンク速度変更部10の機能を図2にまとめる。下り信号分離部19は、OLT30のリンク速度変更部10から送信されたリンク速度変更要求信号をONU31のリンク速度変更部10−1に渡す。下り信号受信部18は、ONU31のリンク速度変更部10から渡されるリンク速度変更信号の指示に従って下りリンク速度を変更する。
本発明のOLT30のリンク速度変更部10における第1のリンク速度変更アルゴリズムについて説明する。図3に示すような要求下り送信レートに応じたリンク速度決定方法を考える。ここでは、第一の速度である速度Aおよび第二の速度である速度B(速度A<速度B)の2種類の下りリンク速度が用意されている場合を考える。
例えば、リンク速度が速度Aの状態で要求送信レートが第一のしきい値以上となった場合にはリンク速度を速度Bに変更する。また、リンク速度が速度Bの状態で要求送信レートが第二のしきい値未満となった場合にはリンク速度を速度Aに変更する。なお、第一のしきい値と第二のしきい値の値は、しきい値付近での頻繁な切り替えを防ぐために異なる値に設定することが望ましいが、実装を単純化するために同一の値に設定することも可能である。
また、リンク速度変更手順においてリンク速度の変更が行われてから予め定められたタイムアウト時間の期間はリンク速度を維持して再度リンク速度を変更しないようにすることで頻繁な切り替えを防ぐことができる。ここでは、2種類のリンク速度が用意されている場合のみを考えたが、本手法は任意数のリンク速度を有するシステムに拡張可能であることは明らかである。
本発明のOLT30のリンク速度変更部10における第2のリンク速度変更アルゴリズムについて説明する。図4に示すようなバッファに蓄積された下りキュー長に応じたリンク速度決定方法を考える。ここでは、第一の速度である速度Cおよび第二の速度である速度D(速度C<速度D)の2種類の下りリンク速度が用意されている場合を考える。
例えば、リンク速度が速度Cの状態でキュー長が第一のしきい値以上となった場合にはリンク速度を速度Dに変更する。また、リンク速度が速度Dの状態でキュー長が第二のしきい値未満となった場合にはリンク速度を速度Cに変更する。
なお、第一のしきい値と第二のしきい値の値は、しきい値付近での頻繁な切り替えを防ぐために異なる値に設定することが望ましいが、実装を単純化するために同一の値に設定することも可能である。また、リンク速度変更手順においてリンク速度の変更が行われてから予め定められたタイムアウト時間の期間はリンク速度を維持して再度リンク速度を変更しないようにすることで頻繁な切り替えを防ぐことができる。ここでは、2種類のリンク速度が用意されている場合のみを考えたが、本手法は任意数のリンク速度を有するシステムに拡張可能であることは明らかである。
上記の第1のリンク速度変更アルゴリズムおよび第2のリンク速度変更アルゴリズムは任意に組み合わせて利用することが可能であることは明らかである。このように、トラヒック量が少ない場合に低消費電力の低速リンク速度を利用することによりOLT30の消費電力を削減する。
例えば、1Gbpsおよび10Gbpsの下りリンク速度を有しているTDM−PONシステムを考える。2台のONU間で双方向の通信を行う場合には下り使用帯域が最大で50%削減されるため、すべてのトラヒックが双方向ONU間通信であると仮定すると、OLT30は1Gbpsの下りリンク速度を維持したまま最大で2Gbpsの下り信号をONU31へ送信できる。つまり、リンク速度変更技術を適用したPONシステムのOLT30においてNC機能を付加することにより、低速リンク速度を維持したまま転送可能な下りトラヒック量を増大させることができる。
(実施形態1)
本実施形態のOLT30およびONU31を、1つの波長λ11を利用して1Gbps下り信号および10Gbps下り信号を転送可能なTDM−PONに適用した場合の実施形態について説明する。
例えば、図5に示すように、OLT30が1Gbpsと10Gbpsのいずれかのリンク速度でONU31と接続可能なデュアルレート送信機(1G/10G−Tx15)を有し、かつONU31が1Gbpsおよび10Gbpsのリンク速度でOLT30と接続可能なデュアルレート受信機(1G/10G−Rx17)を有しているとする。
1Gbps下り信号と10Gbps下り信号は同一の波長λ11を利用して転送されるものとする。OLT30の下り信号送信部12の1G/10G−Tx15は、OLT30のリンク速度変更部10からのリンク速度変更信号に基づきリンク速度を変更する。また、ONU31の下り信号受信部18の1G/10G−Rx17は、ONU31のリンク速度変更部10からのリンク速度変更信号に基づきリンク速度を変更する。
この場合、OLT30およびONU31の送受信機は、トラヒック量に応じてリンク速度を変更させることで、少量のトラヒックしか流通していない状況において消費電力を低減することができる。さらにNC技術を用いることで、下り使用帯域を最大で50%削減することができるため、低消費電力の1Gbpsリンクを維持しながら下りスループットを増大させることができる。
(実施形態2)
本実施形態のOLT30およびONU31を、2つの波長λ21およびλ22を利用してそれぞれ1Gbps下り信号および10Gbps下り信号を転送可能なTDM−PONに適用した場合の実施形態について説明する。
例えば、図6に示すように、OLT30が1Gbpsのリンク速度でONU31と接続可能な1Gbps送信機(1G−Tx22)と10Gbpsのリンク速度でONU31と接続可能な10Gbps送信機(10G−Tx23)を有し、かつONU31が1Gbpsのリンク速度でOLT30と接続可能な1Gbps受信機(1G−Rx24)と10Gbpsのリンク速度でOLT30と接続可能な10Gbps受信機(10G−Rx25)を有しているとする。
1Gbps下り信号は波長λ21を利用して転送され、10Gbps下り信号は波長λ22を利用して転送されるものとする。OLT30の下り信号送信部12の選択部21はOLT30のリンク速度変更部10からのリンク速度変更信号に基づき1G−Tx22および10G−Tx23を排他的に選択してリンク速度を変更する。
使用しない送信機を低消費電力の休止状態に移行させる。また、ONU31の下り信号受信部18の選択部21−1はONU31のリンク速度変更部10からのリンク速度変更信号に基づき1G−Rx24および10G−Rx25を排他的に選択してリンク速度を変更する。使用しない受信機を低消費電力の休止状態に移行させる。
この場合、OLT30およびONU31の送受信機は、トラヒック量に応じてリンク速度を変更させることで、少量のトラヒックしか流通していない状況において消費電力を低減することができる。さらにNC技術を用いることで、下り使用帯域を最大で50%削減することができるため、低消費電力の1Gbpsリンクを維持しながら下りスループットを増大させることができる。
なお、ここではOLT30の1G−Tx22および10G−Tx23が排他的に選択される場合について説明したが、複数のリンク速度を有するONU31が混在している場合については、1G−Tx22および10G−Tx23を同時に起動させることもできる。この場合は、OLT30の送信機の消費電力は増加するが各ONU31の受信機の消費電力を個別に低減することができる。
(実施形態3)
本実施形態のOLT30およびONU31を、図14ないし図15に示したような(n+1)個の波長を利用して下り信号を転送可能なWDM/TDM−PONに適用した場合の実施形態について説明する。
例えば、図7に示すように、1波長あたり10Gbpsの下りリンク速度で転送可能なWDM/TDM−PONシステムを考え、OLT30が10Gbpsのリンク速度でn台のONU31と波長λ31からλ3nを利用して接続可能な10Gbps送信機(10G−Tx23)とすべてのONU31と波長λを利用して接続可能な10G−Tx23を有し、かつONUk(kは自然数、1≦k≦n)がλ3kおよびλを利用して10Gbpsのリンク速度でOLT30と接続可能な10Gbps受信機(10G−Rx25)を有しているとする。
OLT30の下り信号送信部12の選択部21はn台のONU31に送信する下り信号に対してOLT30のリンク速度変更部10からのリンク速度変更信号に基づき波長λ31からλ3nを利用する10G−Tx23群および波長λを利用する10G−Tx23を排他的に選択してリンク速度を変更する。
使用しない送信機を低消費電力の休止状態に移行させる。波長λ31からλ3nの10G−Tx23群を利用する場合、PONの下りリンク速度は全てのONU31に対するリンク速度を合計して(10Gbps×n)となりONU31毎に1波長を割り当てたWDM−PON51と同じ下り構成となる。一方、波長λの10G−Tx23を利用する場合、PONの下りリンク速度は10GbpsとなりTDM−PONと同じ下り構成となる。
また、ONUk31の下り信号受信部18の選択部21−1はONUk31のリンク速度変更部10からのリンク速度変更信号に基づき波長λ3kを利用する10G−Rx25および波長λを利用する10G−Rx25を排他的に選択してリンク速度を変更する。使用しない受信機を低消費電力の休止状態に移行させる。
この場合、OLT30およびONU31の送受信機は、トラヒック量に応じてリンク速度を変更させることで、少量のトラヒックしか流通していない状況において消費電力を低減することができる。さらにNC技術を用いることで、下り使用帯域を最大で50%削減することができるため、低消費電力の波長λを利用する10Gbpsリンクを維持しながら下りスループットを増大させることができる。
なお、ここではOLT30の波長λ31からλ3nを利用する10G−Tx23群および波長λを利用する10G−Tx23が排他的に選択される場合について説明したが、使用する波長をONU31毎に任意に決定できる一般的なWDM/TDM−PONに適用することもできる。この場合は、同一波長を共用できるONU間での双方向ONU間通信データに対してのみNC処理を施すことでOLT30の送信機の省電力化を図ることができる。
本実施形態では、1Gbpsおよび10Gbpsの下りリンク速度を有しているTDM−PONシステムおよび1波長あたり10Gbpsの下りリンク速度を有しているWDM/TDM−PONシステムを例に挙げて説明したが、任意の複数の下りリンク速度を有するPONシステムに本発明を適用できることは明らかである。また、TDM−PONないしWDM/TDM−PONの構成についてのみ説明したが、CDM−PONなどOLT30にNC機能を付加することで下り帯域を削減することのできる、あらゆるPONシステムに本発明を適用できることは明らかである。
本発明の情報通信産業に適用することができる。
10、10−1:リンク速度変更部
11:下り信号多重部
11−1:下り信号受信部
12:下り信号送信部
12−1:下り信号分離部
13、13−1:下り信号処理部
14、14−1:PON信号処理部
15:1G/10G−Tx
16、16−1:波長分割多重装置
17:1G/10G−Rx
18:下り信号受信部
19:下り信号分離部
20:パワースプリッタ
21、21−1:選択部
22:1G−Tx
23、23a、23b、23c:10G−Tx
24:1G−Rx
25、25a、25b:10G−Rx
26:遠隔ノード
27:アレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)
30:OLT
31、31―1、31―2:ONU
32:光合分波器
33:UNIポート
35、35−1:上り信号処理部
36、36−1:PON−IFポート
37、37−1:MPCP(Multi−Point Control Protocol)部
38:帯域割当部
39:SNIポート
40:NC符号化部
41:NC復号部
50:PON
51:WDM−PON

Claims (10)

  1. 複数の加入者装置と光ファイバ伝送路を介してポイントツーマルチポイントの通信を行う局側装置であって、
    加入者装置間で局側装置を介して送受信される複数の加入者装置間通信データを符号化して1つの符号化データにまとめる符号化部と、
    上位ネットワークから流入した下り通信データ及び前記符号化データを含む加入者装置への送信データ量に応じて局側装置から加入者装置への下りリンク速度を変更するリンク速度変更部と、
    符号化を行わない通信データと前記下り通信データと前記符号化データとを蓄積するバッファと、を備え、
    前記リンク速度変更部は、前記バッファに蓄積されたキュー長に応じて前記下りリンク速度を変更する
    ことを特徴とする局側装置。
  2. 前記リンク速度変更部は、現在の下りリンク速度が予め定められた第一の速度である場合、前記送信データ量が予め定められた第一のしきい値以上になった際に下りリンク速度を現在の前記第一の速度よりも高速な予め定められた第二の速度に変更し、現在の下りリンク速度が前記第二の速度である場合、前記送信データ量が前記第一のしきい値以下の予め定められた第二のしきい値未満になった際に下りリンク速度を前記第一の速度に変更すること、
    を特徴とする請求項1に記載の局側装置。
  3. 符号化を行わない通信データと前記下り通信データと前記符号化データとを蓄積するバッファをさらに備え、
    前記リンク速度変更部は、前記バッファに蓄積されたキュー長に応じて前記下りリンク速度を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の局側装置。
  4. 前記第一のしきい値と前記第二のしきい値が同一の値であることを特徴とする請求項2又は3に記載の局側装置。
  5. 前記リンク速度変更部は、予め定められた一定の時間は変更後の速度を維持することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の局側装置。
  6. 前記ポイントツーマルチポイントの通信は、同一の波長を利用して少なくとも2つ以上のリンク速度で加入者装置と通信可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の局側装置。
  7. 前記ポイントツーマルチポイントの通信は、複数の波長を利用して少なくとも2つ以上のリンク速度で加入者装置と通信可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の局側装置。
  8. 前記リンク速度変更部は、異なるリンク速度の波長を排他的に切り替えることでリンク速度を変更することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の局側装置。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の局側装置に接続される加入者装置であって、
    前記局側装置から下りリンク速度を可変する旨を通知された場合に、通知されたリンク速度で前記下りデータを受信することを特徴とする加入者装置。
  10. 複数の加入者装置と光ファイバ伝送路を介してポイントツーマルチポイントの通信を行う局側装置のリンク速度変更方法であって、
    加入者装置間で局側装置を介して送受信される複数の加入者装置間通信データを符号化して1つの符号化データにまとめる符号化手順と、
    上位ネットワークから流入した下り通信データ及び前記符号化データを含む加入者装置へ送信する送信データ量に応じて局側装置から加入者装置への下りリンク速度を変更するリンク速度変更手順と、
    符号化を行わない通信データと前記下り通信データと前記符号化データとを蓄積するバッファと、を有し
    前記リンク速度変更手順では、前記バッファに蓄積されたキュー長に応じて前記下りリンク速度を変更する
    局側装置のリンク速度変更方法。
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