JP6040668B2 - 転写リボン巻取 - Google Patents

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Description

本発明は、熱転写プリンターで熱転写受像シートに熱転写画像を形成するために使用される転写リボンの巻取に関し、詳しくは転写リボンをボビンに巻上げた転写リボン巻取に関わるものである。
従来、熱転写プリンターへの転写リボンの装着を容易にするため、カセットケース内の左右にそれぞれ転写リボンを繰り出す供給ボビンとそれを巻き取る巻上ボビンとを収納した転写リボン用カセットが一般に用いられている。このカセットをプリンターに装填すると、プリンターの駆動装置により、転写リボンが供給ボビンから引き出され、サーマルヘッドにより、熱転写の画像記録を熱転写受像シートに行ない、転写リボンは巻上ボビンに巻き取られていく。
そして、上記の如き転写リボン用カセットは、その転写リボンの記録可能画面数や記録サイズ、記録する用途別(スタンダード、OHP、モノクロ、ブラック等)に応じて、多数の種類が用意されることが多いことから、カセットケースの外面にバーコード等の識別マークを設けておき、カセットをプリンターに装填した時点で、プリンター側はこれを読み取ることにより、当該カセットの固有情報を判別できるようにしたものが従来から使用されている。(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
また、特許文献3には、プリンター本体と、そのプリンターの装填される転写リボンカセットとの間で無線通信によりデータの送受信を行なうもので、転写リボンカセット側に記憶された当該転写リボンカセットの管理情報である転写リボンカセットの製造年月日情報などを取得し、取得した製造年月日情報に基づいて印刷処理を制御し、転写リボンの経時変化による発色特性の変化に対応する色補正を行なうことが記載されている。上記の無線通信は具体的にはカセットにRF−IDを取り付けて、プリンターに情報を伝達している。
しかし、特許文献1、2に記載している情報伝達手段では、対象とする情報量が少なく、製造年月日情報に基づいた色補正の記録などが必要となった場合には、多様な情報を利用した記録が行なえない事が問題になる可能性がある。また、特許文献3のRF−IDを使用した方法では、情報量は十分であるが、通信手段として使用するRF−IDが高価であることから、これに代わる安価な情報伝達手段が必要とされている。
実開昭63−68453号公報 実開平3−29367号公報 特開2008−114425号公報
したがって、上記の問題を解決するために本発明の目的は、熱転写プリンターで熱転写受像シートに熱転写画像を形成するために使用される転写リボンの種類(画面数、サイズ、用途等)を容易に認識でき、また転写リボンの製造年月日情報に基づいた色補正の記録など転写リボン固有の情報に基づいた記録が可能であり、また製造及び取扱上で支障がない転写リボンの巻取を提供することである。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、ボビンと、前記ボビンに巻上げられた転写リボンと、を備えた転写リボン巻取であって、前記の転写リボンで巻き取られて被覆される箇所ではないボビンの露出した箇所に、平面部分を設けて、その平面部分に、2次元コードが設けられていることを特徴とする転写リボン巻取である。
上記の転写リボン巻取は、熱転写プリンターに装填されて熱転写受像シートに熱転写画像を形成する際に、その転写リボン巻取を構成するボビンの表面に設けた2次元コードを、熱転写プリンター側に有する読取装置により、検知して読み取って、印画する画面数、サイズ、用途等に応じた熱転写プリンターの印画条件を容易に設定できる。また、上記と同様に、2次元コードを読み取って、転写リボンの製造年月日情報に基づいた色補正の記録など転写リボン固有の情報に基づいた記録が可能となり、鮮明で安定した熱転写画像を容易に作製することができる。
本発明の転写リボン巻取は、転写リボンをボビンに巻上げた転写リボン巻取であって、熱転写プリンターで熱転写受像シートに熱転写画像を形成するために使用して、前記転写リボンの種類(画面数、サイズ、用途等)を容易に認識でき、また前記転写リボンの製造年月日情報に基づいた色補正の記録など転写リボン固有の情報に基づいた記録が可能であり、鮮明で安定した熱転写画像を容易に作製することができる。また、転写リボン巻取の製造及び取扱上で支障がない。
本発明の転写リボン巻取の一つの参考実施形態を示す概略図である。 本発明の転写リボン巻取の他の参考実施形態を示す概略図である。 本発明の転写リボン巻取の使用形態を説明する概略図である。 本発明の転写リボン巻取の他の実施形態を示す概略図である。 本発明の転写リボン巻取の他の参考実施形態を示す概略図である。 本発明の転写リボン巻取の他の実施形態を示す概略図である。
次に、発明の実施の形態について、詳述する。
図1は本発明の転写リボン巻取の一つの参考実施形態を示し、その転写リボン巻取1は、ボビン2の表面に、長尺の転写リボン3を巻上げたものであり、図1ではボビン2の両端には、転写リボン3が巻き取られていなく、転写リボン3によりボビン2の表面が被覆されていなく、ボビン2の表面が露出された状態である。そのボビン露出部5に、2次元コード4が設けられている。
図示した2次元コード4は、基材の裏面に接着剤層を有し、該基材の表面に2次元コードが印刷された形態である。この形態に限らず、2次元コードはボビンの転写リボンで巻き取られて被覆される箇所ではない露出した箇所で、ボビン表面に直接、印刷形成することも可能である。
図1で示した転写リボン巻取は、熱転写の印画するための供給用の巻取であるが、実際には、図1で示した転写リボン巻取の転写リボンの巻き出される先端部を、巻上ボビン6に接着させて、印画で使用された転写リボンを巻上げて使用される。その供給用巻取7と巻上ボビン6が一対となった形態の場合、巻上ボビン6の表面に2次元コードを設けることも可能である。(図3参照)
図2は本発明の転写リボン巻取の他の参考実施形態を示し、その転写リボン巻取2は、転写リボン3をボビン2に巻上げた転写リボン巻取1であって、その転写リボン3の表面に、2次元コード4が設けられている。図示した2次元コード4は、転写リボン3の表面に直接、印刷されたものである。これに限らずに、2次元コード4を図1に示したように、裏面に接着剤層を有する基材の表面に印刷形成されたものでもよい。
また、図2で示した転写リボン巻取は、転写リボン3の巻き出し部の近辺に、2次元コードを取り付けることで、転写リボンの種類(画面数、サイズ、用途等)、あるいは転写リボンの製造年月日情報に基づいた色補正のデータなどを、熱転写受像シートに印画する前に、熱転写プリンターに認識させて、正常であり、かつ鮮明な熱転写画像を容易に作製することができる。また、転写リボンの流れ方向の任意の位置で、例えば、転写リボンの不良箇所がある直前の位置で、この位置から記憶させた画面数まで不良があるので、印画をせずに、空送りするデータを示す2次元コードを設けることも可能である。
図4は本発明の転写リボン巻取の他の実施形態を示し、その転写リボン巻取1は、ボビン2の表面に、長尺の転写リボン3を巻上げたものであり、図示したボビン2は8角形の断面形状を有した多角柱である。そのボビン2の両端には、転写リボン3が巻き取られていなく、転写リボン3によりボビン2の表面が被覆されていなく、ボビン2の表面が露出された状態である。そのボビン露出部5であり、多角柱の平面部分8に、2次元コード4が設けられている。
図1に示した転写リボン巻取では、円筒(円柱)形状の曲面に、2次元コードが設けられているので、読取センサーの種類にもよるが、その2次元コードの読取が安定しない場合がある。それに対し、転写リボンで巻き取られて被覆されていないボビンの露出した箇所に、平面部分を設けて、その平面部分に、2次元コードを設けることで、2次元コードの読取がより安定する。図示したボビンは、8角柱のボビンであったが、これに限らず、ボビンに巻かれる転写リボンにシワや歪みが生じなければ、多角形であれば良い。但し、多角形は左右対称である正多角形が好ましい。
また、ボビンの多角形の各頂点、及び多角柱の稜線において、角を丸めて、巻かれる転写リボンにシワや歪みが生じないようにしておくことが好ましい。
図5は本発明の転写リボン巻取の他の参考実施形態を示し、その転写リボン巻取1は、ボビン2の表面に、長尺の転写リボン3を巻上げたものであり、図示したボビン2は円柱の形状であるが、ボビン2の両端に、転写リボン3が巻き取られていなく、転写リボン3によりボビン2の表面が被覆されていなく、ボビン2の表面が露出されたボビン露出部5をもち、そのボビン露出部5に、平面部分8を四角形で、局所的に設けて、その平面部分8に、2次元コード4が設けられている。図示した平面部分は四角形であるが、これに限らず、2次元コードを、その平面部分に設けられれば、円形、楕円形など形状は問わない。
図6は本発明の転写リボン巻取の他の実施形態を示し、その転写リボン巻取1は、ボビン2の表面に、長尺の転写リボン3を巻上げたものであり、図示したボビン2は円柱の形状であるが、ボビン2の両端に、転写リボン3が巻き取られていなく、かつボビン2の一方の端に、ボビン付属品9が脱着可能に装着されている。また、そのボビン付属品9は、図示したものは8角形の断面形状を有した多角柱である。そのボビン付属品9には、転写リボン3が巻き取られていなく、転写リボン3によりボビン付属品9の表面が被覆されていなく、表面が露出された状態である。そのボビン露出部5である多角柱の平面部分8に、2次元コード4が設けられている。ボビン付属品9はボビンの端に装着されるもので、本発明では、ボビン付属品がボビンに装着したものも、ボビンの構成とする。したがって、ボビン付属品がボビンに装着し、そのボビン付属品の露出箇所に、平面部分を設けた場合でも、ボビンの露出した箇所に、平面部分を設けた構成といえる。
図4〜6で示した転写リボン巻取において、2次元コードは基材の裏面に接着剤層を有し、該基材の表面に2次元コードが印刷された形態、あるいはボビン表面に直接、印刷形成してもよい。さらに、図4〜6で示した転写リボン巻取は、熱転写の印画するための供給用の巻取であるが、実際には、図示した転写リボン巻取の転写リボンの巻き出される先端部を、巻上ボビン6に接着させて、印画で使用された転写リボンを巻上げて使用される。その供給用巻取7と巻上ボビン6が一対となった形態の場合、巻上ボビン6の表面に、図4〜6で示したような形態で2次元コードを設けることも可能である。
以下、転写リボン巻取を構成する各要素について、詳細に説明する。
(ボビン)
本発明の転写リボン巻取のボビン2は、プラスチック(熱可塑性樹脂)を使用して射出成形や押し出し成形等の成形方法で成形される加工品である。ボビンを構成する熱可塑性樹脂は、射出成形や押し出し成形等の成形方法で成形できるものあれば、特に限定されない。具体的には、ポリスチレン、ABS、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリカーボネート等の樹脂が挙げられる。また、その樹脂は、単一種類だけではなく、異なる樹脂を混合した、いわゆるポリマーブレンドとしてもよい。単一種類の樹脂では不足する性能を、別の樹脂を混合して補充し、より以上の性能を引き出すことができる。また、上記の樹脂の中でも、ポリプロピレンが好ましく、使用することができる。ポリプロピレンは、引張強度、剛性等の機械的性質が強く、表面は傷つきにくい。また、汎用樹脂であり、低価格であり、成形加工しやすい。
上記のボビンの大きさは限定されるものではなく、熱転写プリンターに装填されて、転写リボン巻取に設けられた2次元コードを読み取ることができ、熱転写受像シートに熱転写画像を形成できればよい。例えば、個人用途向けの熱転写プリンターでは、プリンターの小型化が進んでおり、ボビンの外径は10mm〜30mm程度が、多く使用されている。但し、ボビンの外径が10mmより小さいと、ボビン表面に2次元コードを設けた場合、その2次元コードの設けられたボビン表面である曲面の曲率が大きく、そのコード読取精度が下がってくる。よってボビン表面に2次元コードを設けた場合、ボビンの外径は20mm程度が下限である。
(転写リボン)
本発明の転写リボン巻取における転写リボン3は、基材フィルムの一方の面に熱転写色材層を設けたもので、その熱転写色材層は熱溶融性インキ層または昇華性染料インキ層(染料層)の2種類に大別される。転写リボンで用いられる基材フィルムとしては、従来の転写リボン(熱転写シート)に使用されているものと同じ基材フィルムをそのまま用いることが出来ると共に、その他のものも使用することが出来、特に制限されない。好ましい基材フィルムの具体例としては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等のプラスチックが挙げられる。この基材フィルムの厚さは、その強度及び熱伝導性が適切になるように材料に応じて適宜変更することが出来るが、その厚さは、好ましくは、例えば、2〜25μmである。
熱溶融性インキ層は、従来公知の着色剤とバインダーよりなり、必要に応じて、鉱物油、植物油、ステアリン酸等の高級脂肪酸、可塑剤、熱可塑性樹脂、充填剤等の種々の添加剤を加えたものが使用される。バインダーとして用いられるワックス成分としては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等がある。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックスが用いられる。
熱溶融性インキ層のバインダーとして用いられる樹脂成分としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデン樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ポリビニルフォルマール、ポリビニルブチラール、アセチルセルロース、ニトロセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリイソブチレン、エチルセルロース又はポリアセタール等が挙げられるが、特に従来から感熱接着剤として使用されている比較的低軟化点、例えば、50〜80℃の軟化点を有するものが好ましい。
着色剤としては、公知の有機または無機の顔料、あるいは染料の中から適宜選択することができ、例えば、十分な着色濃度を有し、光、熱等により変色、退色しないものが好ましい。また、着色剤の色としては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに限定されるものではなく、種々の色の着色剤を使用することができる。
熱溶融性インキ層の形成は、上記のような着色剤成分とバインダー成分と、さらに、これに必要に応じて水、有機溶剤等の溶媒成分を配合調整した熱溶融性インキ層形成用塗工液を、従来公知のホットメルトコート、ホットラッカーコート、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート等の方法で行う。また、水系又は非水系のエマルジョン塗液を用いて形成する方法もある。熱溶融性インキ層の厚みは、必要な印字濃度と熱感度との調和がとれるように、乾燥状態で0.1g/m2〜30g/m2の範囲、好ましくは、1g/m2〜20g/m2程度が、好ましい。
次に、昇華性染料インキ層は、昇華性染料をバインダー樹脂で担持させた層である。使用する染料は、従来公知の転写リボンで使用されているものが、いずれも本発明に有効に使用可能であり、特に限定されない。例えば、いくつかの好ましい染料としては、赤色染料として、MS Red G、Macrolex RedVioret R、Ceres Red 7B、Samaron Red HBSL、Resolin Red F3BS等が挙げられ、又、黄色の染料としては、ホロンブリリアントイエロー6GL、PTY−52、マクロレックスイエロー6G等が挙げられ、又、青色染料としては、カヤセットブルー714、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブリリアントブルーS−R、MSブルー100等が挙げられる。
上記の如き昇華性染料を担持するためのバインダー樹脂としては、従来公知のものがいずれも使用でき、好ましいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、アセチルブチルセルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリエステル等が挙げられる。
また、昇華性染料インキ層は、上記の染料と、バインダー樹脂の他に必要に応じて従来公知の種々の添加剤を含めることができる。そして、適当な溶剤中に、上記の染料、バインダー樹脂と、添加剤を加えて各成分を溶解または分散させてインキを調整し、これを基材フィルム上に、熱溶融性インキ層で挙げた従来公知の塗工形成方法と同様の方法により、昇華性染料インキ層を形成する。昇華性染料インキ層の厚みは、乾燥状態で0.1g/m2〜5.0g/m2、好ましくは0.4〜2.0g/m2程度である。
また、転写リボンは、基材フィルムの他方の面に、サーマルヘッドの粘着を防止し、且つ、滑り性を良くするために、耐熱滑性層を設けることも可能である。この耐熱滑性層は、バインダー樹脂に、滑り剤、界面活性剤、無機粒子、有機粒子、顔料等を添加したものを、好適に使用し、形成される。耐熱滑性層に使用されるバインダー樹脂は、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロース、アセチルブチルセルロース、硝化綿などのセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、アクリル樹脂、ポリアクリルアミド、アクリロニトリル−スチレン共重合体などのビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン変性またはフッ素変性ウレタン樹脂などが、あげられる。これらのなかで、数個の反応性基、例えば、水酸基を有しているものを使用し、架橋剤として、ポリイソシアネートなどを併用して、架橋樹脂を使用することが耐熱性を高めるため、好ましい。
(2次元コード)
本発明の転写リボン巻取は、2次元コードを、ボビンの転写リボンで巻き取られて被覆される箇所ではない露出した箇所に、設ける形態と、転写リボンの表面に、設ける形態とがある。まず、ボビンに2次元コードを設ける場合、上記に説明したボビン成形品の表面に、2次元コード形成用の転写層を設けた転写箔をホットスタンプで、2次元コードを転写形成することができる。また、インクジェット記録、熱転写記録(熱溶融転写による記録)等の記録方法で、ボビン成形品の表面に、2次元コードを形成することができる。この記録方法によれば、転写リボン毎に製造年月日が異なった場合、また対象の転写リボン自体の色再現特性が異なった場合等における色補正のための可変情報を、その記録するための信号を変えるだけで、簡単に記録することができ、非常に有用である。
転写リボンの表面に、2次元コードを設ける場合、上記に説明した転写リボンの基材フィルムにおいて、熱転写色材層の設けられていない基材フィルム表面上に、2次元コードを設けることが好ましい。その2次元コードを設ける方法は、基材フィルム表面上に、グラビア印刷等の印刷方法で、2次元コードを印刷形成することができる。また、グラビア印刷等の印刷版を用いないで、インクジェット記録、熱転写記録(熱溶融転写による記録)等の記録方法で、版を用いないで、2次元コードを形成することができる。この記録方法によれば、上記のボビン成形品の表面に、2次元コードを形成する場合と同様に、転写リボン自体の製造年月日や、色再現特性が異なった場合等における色補正のための可変情報を、その記録するための信号を変えるだけで、簡単に記録することができ、非常に有用である。
2次元コードは、横方向にしか情報をもたない1次元コード(バーコード)に比べ、水平方向と垂直方向に情報をもつ表示方式のコードである。1次元コードに比べ、より多くの情報をコード化でき、さらにコードの印刷面積を小さくできるものである。2次元コードには、QRコード(登録商標)の他に、マイクロQRコード(登録商標)、PDF方式のコード、Data Matrix(登録商標)方式のコード、Maxi Code(登録商標)などがあり、本発明で適用できる。QRコード(登録商標)、Data Matrix(登録商標)方式のコード、Maxi Code(登録商標)は、それぞれマトリックス式のコードの一種である。PDFは、スタック式のコードの一種である。これらの他の2次元コードによるパターンであっても、情報が記録されていれば使用できる。
また、上記のボビン成形品の表面及び転写リボンの表面に2次元コードを設ける、いずれの場合においても、以下の方法が適用できる。それは、裏面に接着剤層を設けた基材の表面に、2次元コードを上記に示したグラビア印刷等の印刷方法で設ける、あるいはインクジェット記録、熱転写記録(熱溶融転写による記録)等の記録方法で、2次元コードを形成し、2次元コードを表面に有するラベル(シール)を作成し、そのラベルを対象の箇所に、ラベルの接着剤層により貼り付けることができる。
上記に説明した2次元コードに光照射して、その反射光を読み取って、情報を認識するので、2次元コードの印刷インキあるいは記録インキは反射性の高い黒色、銀色などの色相を用いることが好ましい。また、2次元コードが付与されていることを隠蔽したい場合には、2次元コードの印刷インキあるいは記録インキは、可視光では認識できない。例えば紫外線照射により発光する蛍光インキ、赤外線吸収インキなどを用いることで、セキュリティ性を高めることができる。
上記に説明した本発明の転写リボン巻取は、専用のカセットに収納されて、熱転写プリンターに装填する。あるいは、熱転写プリンターに内蔵されたカセットに、本発明の転写リボン巻取を装填することができる。または、図3に示したように、一対の巻取の形態で、カセットなしで、熱転写プリンターに装填することも可能である。
(2次元コードの読取方法)
本発明の転写リボン巻取に設けられた2次元コードの読取方法を以下に説明する。
熱転写プリンターに、本発明の転写リボン巻取を装填し、ボビン表面で露出した箇所に、あるいは転写リボンの表面に設けられた2次元コードに対し、その熱転写プリンターに内蔵された読取装置から、光(LED)を照射する。その照射された光の2次元コードの反射光を、CCDイメージセンサ等で電気信号に変換する。その信号を2値化信号に変換してから、2次元コードの規則に従ってデコードし、読取データとして出力する。
その読取データは、例えば、その転写リボンで印画する画面数、印画サイズ、用途(スタンダード、OHPなど)等を設定するデータである。あるいは転写リボン固有の製造年月日からの色補正データ、転写リボン自体の色再現特性からの色補正データ、あるいは転写リボンの不良箇所を示すデータなどの可変情報である。
上記の転写リボン固有の製造年月日からの色補正データは、例えば、その製造年月日から今、使用される年月日までの経時変化の影響を少なくするため、その転写リボンとしてもっている印画で再現される色の標準から、経時で変化する色を補正するデータが挙げられる。また、転写リボン自体の色再現特性からの色補正データは、例えば、その転写リボン(種類)の標準ロットと比べ、対象とする転写リボンで印画した場合の光学濃度差を予め設定して、その光学濃度差を色補正データとすることができる。
次に実施例、参考例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部又は%は質量基準である。
参考実施例1)
ポリプロピレンを射出成形して図1に示すような外径が20mmで、肉厚4mmのボビン2を用意した。耐熱滑性層を片面に有する基材フィルムの他方の面に、昇華性染料インキ層(染料層)として、イエロー染料層、マゼンタ染料層、シアン染料層の3色の染料層が面順次に形成されている転写リボン3を、上記のボビン2に巻上げた。その巻上げた巻取の両端にボビンの露出された部分5があり、その一方の端の露出部5に2次元コードが印刷されたラベルを貼り付けた。(図1参照)
上記の2次元コードの印刷されたラベルは、基材の一方の面に、感圧接着剤を塗布し、基材の他方の面に、その転写リボンで印画可能な画面数である100画面のデータ、印画サイズとしてポストカードサイズのデータ、用途としてスタンダードのデータを有する2次元コードのQRコード(登録商標)で、黒のインキでグラビア印刷して作製しておいた。
上記の作製した転写リボン巻取を、供給用巻取として、巻上ボビンと一対にして、熱転写プリンターに装填し、熱転写受像シートに連続して印画を行なった。
上記の転写リボン巻取を熱転写プリンターに装填し、熱転写プリンター側に有する読取装置により、2次元コードを正常に読み取って、印画可能な画面数、印画サイズ、用途に応じた熱転写プリンターの印画条件を容易に設定でき、印画を開始できた。得られた印画物は、予定していた通り、鮮明で安定した熱転写画像であった。また、上記の転写リボン巻取の製造及び取扱上で支障がなく、正常なものであった。
参考実施例2)
上記の参考実施例1で作製した転写リボン巻取で、2次元コードを有するラベルを以下の条件のものに変更した。それ以外は参考実施例1と同様にして、参考実施例2の転写リボン巻取を作製した。基材の一方の面に、感圧接着剤を塗布し、基材の他方の面に、その転写リボンで印画可能な画面数である100画面のデータ、印画サイズとしてポストカードサイズのデータ、用途としてスタンダードのデータ、さらにその転写リボンの製造年月日のデータ、またその転写リボンの色再現特性の標準ロットと比べた印画における光学濃度差のデータ(予想値)を有する2次元コードのQRコード(登録商標)で、熱転写記録(熱溶融転写による記録)の記録方法で、黒色で記録した。
上記の作製した転写リボン巻取を、供給用巻取として、巻上ボビンと一対にして、熱転写プリンターに装填し、熱転写受像シートに連続して印画を行なった。
上記の転写リボン巻取を熱転写プリンターに装填し、熱転写プリンター側に有する読取装置により、2次元コードを正常に読み取って、印画可能な画面数、印画サイズ、用途に応じた熱転写プリンターの印画条件を容易に設定できた。さらに、製造年月日からの経時変化を考慮した色補正データ、及びその転写リボン(種類)の標準ロットと比べ、印画の光学濃度差を補正する色補正データを、2次元コードを読み取り、また適宜、データ変換して、正常に読み取り、参考実施例1の印画物と比べ、より鮮明で安定した熱転写画像を有する印画物であった。
(実施例3)
上記の参考実施例2で作製した転写リボン巻取で、ボビンを図4で示すような外形20mmで、肉厚4mmの正8角形の断面を有する8角柱のものに変更した。そのボビンはポリプロピレンを射出成形したものである。また、2次元コードが印刷されたラベルを、ボビン露出部5の平面部分8に貼り付けた。(図4参照)それ以外は、参考実施例2と同様にして、転写リボン巻取を作製した。
上記の作製した転写リボン巻取を、供給用巻取として、巻上ボビンと一対にして、熱転写プリンターに装填し、熱転写受像シートに連続して印画を行なった。
上記の転写リボン巻取を熱転写プリンターに装填し、熱転写プリンター側に有する読取装置により、2次元コードを正常に読み取って、印画可能な画面数、印画サイズ、用途に応じた熱転写プリンターの印画条件を容易に設定できた。さらに、製造年月日からの経時変化を考慮した色補正データ、及びその転写リボン(種類)の標準ロットと比べ、印画の光学濃度差を補正する色補正データを、2次元コードを読み取り、また適宜、データ変換して、正常に読み取り、参考実施例1の印画物と比べ、より鮮明で安定した熱転写画像を有する印画物であった。また、2次元コードの読取において、参考実施例2と比べ、2次元コードの読取がより安定したものであった。
(実施例4)
上記の参考実施例2で作製した転写リボン巻取で、ボビンを図6で示すような外径が20mmで、肉厚4mmのボビンとし、そのボビンの一方の端に、ボビン付属品9を装着した。そのボビン付属品9は、外形20mmで、肉厚4mmの正8角形の断面を有する8角柱のものを使用した。そのボビン及びボビン付属品とも、ポリプロピレンを射出成形したもので、両者の装着は凹部と凸部とを嵌合するものとした。また、2次元コードが印刷されたラベルを、ボビン露出部5で、ボビン付属品9の平面部分8に貼り付けた。(図6参照)それ以外は、参考実施例2と同様にして、転写リボン巻取を作製した。
上記の作製した転写リボン巻取を、供給用巻取として、巻上ボビンと一対にして、熱転写プリンターに装填し、熱転写受像シートに連続して印画を行なった。
上記の転写リボン巻取を熱転写プリンターに装填し、熱転写プリンター側に有する読取装置により、2次元コードを正常に読み取って、印画可能な画面数、印画サイズ、用途に応じた熱転写プリンターの印画条件を容易に設定できた。さらに、製造年月日からの経時変化を考慮した色補正データ、及びその転写リボン(種類)の標準ロットと比べ、印画の光学濃度差を補正する色補正データを、2次元コードを読み取り、また適宜、データ変換して、正常に読み取り、参考実施例1の印画物と比べ、より鮮明で安定した熱転写画像を有する印画物であった。また、2次元コードの読取において、参考実施例2と比べ、2次元コードの読取がより安定したものであった。さらに、実施例3と比べ、ボビンに巻かれた転写リボンのシワ、歪みは、より少ないものであった。
参考実施例5)
ポリプロピレンを射出成形して図2に示すような外径が20mmで、肉厚4mmのボビン2を用意した。耐熱滑性層を片面に有する基材フィルムの他方の面に、昇華性染料インキ層(染料層)として、イエロー染料層、マゼンタ染料層、シアン染料層の3色の染料層が面順次に形成されている転写リボン3を、上記のボビン2に巻上げた。但し、転写リボン3の巻き出し部の近辺で、転写リボン表面に、2次元コードであるQRコード(登録商標)で熱転写記録(熱溶融転写による記録)の記録方法で、黒色で記録した。(図2参照)
上記の2次元コードは、その転写リボンで印画可能な画面数である100画面のデータ、印画サイズとしてポストカードサイズのデータ、用途としてスタンダードのデータ、さらにその転写リボンの製造年月日のデータ、またその転写リボンの色再現特性の標準ロットと比べた印画における光学濃度差のデータ(予想値)を有する条件とした。
上記の作製した転写リボン巻取を、供給用巻取として、巻上ボビンと一対にして、熱転写プリンターに装填し、熱転写受像シートに連続して印画を行なった。
上記の転写リボン巻取を熱転写プリンターに装填し、熱転写プリンター側に有する読取装置により、2次元コードを正常に読み取って、印画可能な画面数、印画サイズ、用途に応じた熱転写プリンターの印画条件を容易に設定できた。さらに、製造年月日からの経時変化を考慮した色補正データ、及びその転写リボン(種類)の標準ロットと比べ、印画の光学濃度差を補正する色補正データを、2次元コードを読み取り、また適宜、データ変化して、正常に読み取り、参考実施例1の印画物と比べ、より鮮明で安定した熱転写画像を有する印画物であった。
1 転写リボン巻取
2 ボビン
3 転写リボン
4 2次元コード
5 ボビン露出部
6 巻上ボビン
7 供給用巻取
8 平面部分
9 ボビン付属品

Claims (1)

  1. ボビンと、
    前記ボビンに巻上げられた転写リボンと、
    を備えた転写リボン巻取であって、
    前記の転写リボンで巻き取られて被覆される箇所ではないボビンの露出した箇所に、平面部分を設けて、その平面部分に、2次元コードが設けられていることを特徴とする転写リボン巻取。
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