JP6039980B2 - ホッパ貨車 - Google Patents
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Description
互いに所定の間隔をあけて側板の下方に縦部材が配設され、その縦部材の外面または縦部材に対応する開閉扉に縦シール部材が固定される。開閉扉が閉扉されると縦シール部材が押圧される。これにより、閉扉された開閉扉と縦部材とに隙間が生じることが防止され、輸送中の積載物の漏れを抑制できる効果がある。
<その他>
<手段>
技術的思想1のホッパ貨車は、側板に回動可能に取着されると共に前記側板の下部に位置し、開扉されると積載物の排出口を形成する開閉扉と、その開閉扉が閉扉されると下縁に当接されると共に、その下縁に向けて下降傾斜する傾斜板と、その傾斜板の下縁に沿って前記傾斜板の下面に固定されると共に、前記開閉扉が閉扉されると前記開閉扉に押圧される横シール部材とを備え、前記開閉扉は、縦方向および横方向に配設される縦枠材および横枠材を備える枠体と、その枠体の一面側に接合されると共に前記傾斜板を臨む平坦な内板と、その内板と対向しつつ前記枠体の他面側に接合される外板とを備えている。
技術的思想2のホッパ貨車は、技術的思想1記載のホッパ貨車において、前記開閉扉の下端側に横方向に沿って突設され、閉扉されると、前記傾斜板の下面側に位置すると共に前記横シール部材を押圧する突起部を備えている。
技術的思想3のホッパ貨車は、技術的思想1又は2に記載のホッパ貨車において、前記横枠材は、前記外板の下端側に接合される第1フランジと、その第1フランジから前記内板の下端側へ起立されるウェブと、そのウェブに垂設され前記内板の下端側に接合される第2フランジとを備えている。
技術的思想4のホッパ貨車は、技術的思想1から3のいずれかに記載のホッパ貨車において、前記傾斜板から下向きに突出されると共に前記開閉扉の下端部に対峙する横シール保持部材を備え、その横シール保持部材は、前記横シール部材の基部を保持している。
技術的思想5のホッパ貨車は、技術的思想1から4のいずれかに記載のホッパ貨車において、互いに所定の間隔をあけて前記側板の下方に配設されると共に、前記開閉扉が閉扉されると前記縦枠材に面する縦部材と、その縦部材の外面に固定されると共に、前記開閉扉が閉扉されると前記開閉扉に押圧される縦シール部材とを備えている。
技術的思想6のホッパ貨車は、技術的思想1から5のいずれかに記載のホッパ貨車において、前記開閉扉は、前記内板から前記外板に向けて前記縦枠材および前記横枠材の間に立設される補強部材を備えている。
<効果>
技術的思想1記載のホッパ貨車によれば、側板に回動可能に取着される開閉扉が閉扉されると、開閉扉は、傾斜板の下縁に当接されると共に傾斜板の下面に固定される横シール部材を押圧する。開閉扉が開扉されると積載物の排出口が形成され、積載物は傾斜板の傾斜に沿って排出口から排出される。ここで、開閉扉は縦方向および横方向に配設される縦枠材および横枠材を有する枠体と、その枠体の一面側に接合されると共に傾斜板を臨む平坦な内板とを備えている。そのため、内板の下端側を折曲することなく開閉扉を作成できる。これにより、開閉扉の下端側の表面にうねりが生じることを防止でき、閉扉された開閉扉と傾斜板の下縁とに隙間が生じることを防止できる。
また、内板の下端側の表面にうねりが生じることを防止できると、横シール部材が閉扉された開閉扉に密接するので、開閉扉とシール部材とに隙間が生じることも防止できる。これらの結果、輸送中の積載物の漏れを抑制できる効果がある。
技術的思想2記載のホッパ貨車によれば、開閉扉が閉扉されると、開閉扉の下端側に横方向に沿って突設される突起部により横シール部材が押圧される。これにより、横シール部材の長手方向に延びる縁部を、突起部の突起量の分だけ、開閉扉から遠ざかるように傾斜板の下縁から後退させておくことができる。そのため、開閉扉が開扉されたときに、排出口から排出される積載物が横シール部材に衝突することを防止でき、排出される積載物によって横シール部材が損傷を受けることを防止できる。その結果、技術的思想1の効果に加え、横シール部材の耐久性を向上させ、輸送中の積載物の漏れを長期間に亘って抑制できる効果がある。
技術的思想3記載のホッパ貨車によれば、横枠材は、外板の下端側に接合される第1フランジと、その第1フランジから内板の下端側へ起立されるウェブと、そのウェブに垂設され内板の下端側に接合される第2フランジとを備えている。ウェブに第2フランジを垂設する場合は、ウェブに対して略120°や略60°の角度で第2フランジを設ける場合と比較して、第2フランジの長手方向の表面にうねりを生じ難くできる。これにより、第2フランジが接合された内板にうねりが生じることを抑制できると共に、第2フランジにより内板を補強できる。その結果、技術的思想1又は2の効果に加え、内板の機械的強度を向上させ、輸送中の積載物の漏れを長期間に亘って抑制できる効果がある。
技術的思想4記載のホッパ貨車によれば、傾斜板から下向きに突出されると共に開閉扉の下端部に対峙する横シール保持部材を備え、その横シール保持部材により横シール部材の基部が保持される。これにより、閉扉されたときに、開閉扉と横シール保持部材との間で横シール部材を挟み込むことができ、横シール部材を開閉扉の下端部に強く押圧させることができる。その結果、技術的思想1から3のいずれかの効果に加え、横シール部材と開閉扉とに隙間が生じることが防止され、輸送中の積載物の漏れを抑制できる効果がある。
技術的思想5記載のホッパ貨車によれば、互いに所定の間隔をあけて側板の下方に縦部材が配設され、その縦部材の外面または縦部材に対応する開閉扉に縦シール部材が固定される。開閉扉が閉扉されると縦シール部材が押圧される。これにより、技術的思想1から4のいずれかの効果に加え、閉扉された開閉扉と縦部材とに隙間が生じることが防止され、輸送中の積載物の漏れを抑制できる効果がある。
技術的思想6記載のホッパ貨車によれば、開閉扉は、内板から外板に向けて縦枠材および横枠材の間に立設される補強部材により内板が補強される。これにより、内板の剛性を向上させ、積載物の重量や開閉扉の開閉動作が原因となる内板(開閉扉)の変形を抑制できる。その結果、閉扉された開閉扉と傾斜板および横シール部材とに隙間が生じることを防止でき、技術的思想1から5のいずれかの効果に加え、輸送中の積載物の漏れを長期間に亘って抑制できる効果がある。
2 側板
6a,6b 縦部材
7,107,207 開閉扉
8 枠体
8a 横枠材
8a1 第1フランジ
8a2 ウェブ
8a3 第2フランジ
8b 縦枠材
9 内板
10 外板
11 補強部材
12 傾斜板
12a 下縁
15,215 横シール保持部材
15a 掴持部(横シール保持部材の一部)
18 横シール部材
18b 横シール部材の当接部
18c 横シール部材の基部
18d 横シール部材の切り欠き部
20a,20b,20c,220a,220b,220c 縦シール部材
108,208 突起部
108b 突起部の表面
E 排出口
Claims (5)
- 側板に回動可能に取着されると共に前記側板の下部に位置し、開扉されると積載物の排出口を形成する開閉扉と、
その開閉扉が閉扉されると下縁に当接されると共に、その下縁に向けて下降傾斜する傾斜板と、
その傾斜板の下縁に沿って前記傾斜板の下面に固定されると共に、前記開閉扉が閉扉されると前記開閉扉に押圧される横シール部材と、
互いに所定の間隔をあけて前記側板の下方に配設される縦部材と、
その縦部材の外面に固定されると共に、前記開閉扉が閉扉されると前記開閉扉に押圧される縦シール部材とを備え、
前記開閉扉は、
縦方向および横方向に配設される縦枠材および横枠材を備える枠体と、
その枠体の一面側に接合されると共に前記傾斜板を臨む平坦な内板と、
その内板と対向しつつ前記枠体の他面側に接合される外板とを備え、
前記縦部材は、前記開閉扉が閉扉されると前記縦枠材に面することを特徴とするホッパ貨車。 - 前記開閉扉の下端側に横方向に沿って突設され、閉扉されると、前記傾斜板の下面側に位置すると共に前記横シール部材を押圧する突起部を備えていることを特徴とする請求項1記載のホッパ貨車。
- 前記横枠材は、前記外板の下端側に接合される第1フランジと、その第1フランジから前記内板の下端側へ起立されるウェブと、そのウェブに垂設され前記内板の下端側に接合される第2フランジとを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のホッパ貨車。
- 前記傾斜板から下向きに突出されると共に前記開閉扉の下端部に対峙する横シール保持部材を備え、
その横シール保持部材は、前記横シール部材の基部を保持していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のホッパ貨車。 - 前記開閉扉は、前記内板から前記外板に向けて前記縦枠材および前記横枠材の間に立設される補強部材を備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のホッパ貨車。
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