JP6037767B2 - 椅子 - Google Patents
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これらの椅子は、肘掛け本体側の可動操作部材と椅子本体側の可変機構部とがケーブルによって連動可能に接続されている。
請求項1に係る発明は、着座のための座体を有する椅子本体と、前記椅子本体に固定される固定支柱体と、当該固定支柱体の上部に昇降自在に支持された昇降支柱体と、を有する肘掛け支柱と、前記昇降支柱体の上部に、前後方向に移動可能に支持された肘掛け本体と、前記椅子本体と前記昇降支柱体のいずれかに設けられた第1の可変機構部と、前記椅子本体と前記肘掛け支柱のいずれかに設けられた第2の可変機構部と、前記肘掛け本体のうちの前記肘掛け支柱の前方側となる部位に取り付けられて、第1の連係部材を介して前記第1の可変機構部に連動可能に接続される第1の可動操作部材と、前記昇降支柱体のうちの前記第1の可動操作部材の後方側となる部位に取り付けられて、第2の連係部材を介して前記第2の可変機構部に連動可能に接続される第2の可動操作部材と、を備え、前記肘掛け本体に、前記第1の可動操作部材と前記第2の可動操作部材の間を隔てる隔壁が設けられ、前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁と前記第2の可動操作部材との間に離間スペースを確保するように、前記肘掛け本体の移動を規制する移動規制部が設けられていることを特徴とするものである。
これにより、第1の可動操作部材と第2の可動操作部材の間が隔壁によって隔てられるため、両可動操作部材が前後で干渉するのを防止できるとともに、第1の可動操作部材を操作しようとした指先が誤って第2の可動操作部材にかかるのを隔壁によっ阻止することができる。また、肘掛け本体が昇降支柱体に対して最大に後退移動した場合には、移動規制部が肘掛け本体の移動を規制して隔壁と第2の可動操作部材の間に離間スペースが確保されるため、第2の可動操作部材の前方側に隔壁と干渉しにくい充分な操作スペースを確保することができる。
これにより、肘掛け本体の最大後退移動時には、前突部が隔壁に当接することによって第2の可動操作部材と隔壁の間に確実に離間スペースが確保される。
これにより、隔壁が肘掛け本体の底壁とともに、略L状、若しくは、略T字状の断面形状を成すことになるため、隔壁の支持剛性が充分に高められる。また、隔壁の後方側に下向きの大きな空間が確保されるため、第2の可動操作部材に下方から指を掛けたり、第2の可動操作部材を操作したりするのを容易に行えるようになる。
これにより、第1の可動操作部材の回動規制部が隔壁に当接することにより、第1の可動操作部材の最大回動操作位置が規制されるようになる。したがって、第1の可動操作部材と第2の可動操作部材の離間距離が確実に保たれ、誤操作や相互干渉を確実に防止することが可能になる。
これにより、第1の可動操作部材は、隔壁と一対の側壁によって三方を閉塞された空間に配置されることになり、第1の可動操作部材を第2の可動操作部材からより確実に隔離することが可能になる。また、隔壁が一対の側壁によっても支持されるため、隔壁の支持剛性をより高めることができる。
同図に示すように、この実施形態の椅子1は、キャスタ2付きの多岐脚3と、多岐脚3の中央部より起立し昇降機構であるガススプリングを内蔵する脚柱4と、脚柱4の上端部に取り付けられて、座体5を支持するボックス状の支基6と、支基6の左右両側部に枢着されて支基6内の不図示のリクライニング装置(第1の可変機構部)により傾動し得る側面視L字状の背凭れ支持体7と、背凭れ支持体7の後上部の前面に取り付けられる背凭れ本体8と、背凭れ支持体7に取り付けられ、着座者の肘先が載せ置かれる左右一対の肘掛け9,9と、を備えている。
この実施形態においては、背凭れ支持体7と背凭れ本体8が背凭れ10を構成し、座体5と、支基6と、背凭れ10、多岐脚3、脚柱4等が椅子本体11を構成している。また、支基6内には、上記のリクライニング装置の他に、脚柱4内のガススプリングの不図示のロック解除機構(第1の可変機構部)が内装されている。この実施形態の場合、左右の一方の肘掛け9の手元操作によってリクライニング装置のロック解除機構部が操作され、左右の他方の肘掛け9の手元操作によってガススプリングのロック解除機構部が操作されるようになっている。
背凭れ支持体7は、アルミニウム合金等の金属材料から成り、同図に示すように、背凭れ本体8の下部後方に配置される起立部12と、起立部12の下方で左右に分岐して前方に湾曲しつつ延びる左右一対の前向き腕部13,13と、を一体に有している。支基6の左右両側には、内部のリクライニング装置の回動軸62(図1参照)が左右方向に沿って突出している。回動軸62には、背凭れ支持体7の左右の前向き腕部13,13の前端部が一体回動可能に連結されている。したがって、背凭れ10は、支基6内のリクライニング装置を介して脚柱4に支持され、リクライニング装置の機能により、傾動姿勢を自由に調整できるようになっている。
図3,図4に示すように、肘掛け9は、対応する前向き腕部13の左右方向外側の側面に下端が連結され、その連結部から座体5の側方を通って上方に延出する肘掛け支柱15と、肘掛け支柱15の上端部に支持される肘掛け本体16と、を備えている。左右の肘掛け9,9は、肘掛け支柱15の湾曲する向き等は相違するものの、基本的にほぼ同様の構造とされている。
図6、及び、図9,図10に示すように、支柱本体15Aは、前向き腕部13との連結部から左右方向の外側に延出する側方延出領域と、その側方延出領域から上方に湾曲しつつ延出する起立領域と、を含み、全体の正面視が略L字状とされている。支柱本体15Aの延出方向のほぼ全域は前後方向に長い略楕円状の断面形状とされている。また、支柱本体15Aは、支柱本体15Aの主要な外形を形成するアルミニウム合金等の金属製の支柱基材19と、支柱基材19の側方延出領域の上面から起立領域の左右方向内側の側面の一部にかけてを覆う樹脂製のカバー部材20と、を備えている。
前述のカバー部材20は、遊挿溝21とケーブル配索溝22の上部側の一部の領域を除くほぼ全域を覆うように、支柱基材19に取り付けられている。
外筒部材34の上部の段差状の拡開壁36は、前方側に向かって膨出し、かつ前端側に向かって次第に窄まって形成されており、その前方側の膨出領域の下面には、図10に示すように、高さ調整機構17のロック解除用の操作レバー37(第2の可動操作部材)が配置される略矩形状の開口38が形成されている。
この頂壁ブロック39の上面には、図8〜図10に示すスライダ50を前後摺動可能に収納する受け凹部49が設けられるとともに、受け凹部49の上部側の開口縁に係止フランジ40が延設されている。受け凹部49は左右方向の幅が一定幅に形成されるとともに前方側に開口している。受け凹部49の開口の前方には、操作レバー37が回動可能に配置されている。スライダ50は、操作レバー37と連動可能に係合され、操作レバー37の回動作動を前後方向の進退作動に変換する。
なお、図21,図22に示すように、受け凹部49の底壁の前後方向のほぼ中央には、前記回動杆23が遊挿される貫通孔41が形成され、受け凹部49の底壁の貫通孔41の後方側に隣接する位置には、後に詳述するケーブル挿入孔42が形成されている。ケーブル挿入孔42には、ケーブル24が保持部材43とともに挿入され、保持部材43がケーブル挿入孔42に係止固定されるようになっている。
図11,図12は、スライダ50と回動杆23との係合状態を示す部分断面上面図であり、図13,図14は、回動杆23とロック部材25との係合状態を示す図10のC−C断面に対応する断面図、図15は、回動杆23の下方の状態を示す図10のD−D断面部分で破断した斜視図である。
ロック部材25は、図13,図14に示すように、楕円筒状の胴部25aの前面の中央に円柱状の係止ピン25bが突設されるとともに、胴部25aの後面の中央に係止ピン25bと同軸で後方側に開口するピン孔25cが形成されている。また、胴部25aの左右方向外側の壁の内面には、左右方向内側に向かって突出する突部25dが設けられている。胴部25aの内側には回動杆23が挿通され、回動杆23と胴部25aが突部25dを介して連動可能に係合されるようになっている。
したがって、ロック部材25は、同軸に配置される係止ピン25bと軸支ネジ51の先端軸部51aとにより、左右方向の傾動が可能とされている。なお、ロック部材25を前方側に付勢する付勢スプリング26は、軸支ネジ51の先端軸部51aの外周に配置されている。
なお、この実施形態の場合、昇降筒15Bの上下の移動に伴って回動杆23の下端が支柱本体15A(支柱基材19)内の遊挿溝21内を移動し、このとき支柱本体15Aの下縁の左右方向内側に曲がる湾曲変化に伴って回動杆23の姿勢が左右方向に傾動する。しかし、ロック部材25は、上述のように係止ピン25bと軸支ネジ51により、左右方向の傾動が可能とされているため、回動杆23の姿勢が変化してもロック部材25がその姿勢変化に柔軟に追従する。したがって、回動杆23の縦溝52とロック部材25の突部25dとの係合状態は、安定的に維持されることになる。
突出片57の後端部は、図11に示すように、スライダ50が前方側の初期位置にあるときには、回動杆23の軸心から離間した位置で被押圧面61aに正対して当接しており、この状態からスライダ50が、図12に示すように後退すると、その後退作動に伴って被押圧面61aを回動杆23の軸回りに押圧する。この結果、回動杆23は、図中時計回り方向に所定角度回転する。
したがって、操作レバー37が上方に押し上げ操作されると、その操作力がスライダ50の後退変位に変換された後に、回動杆23の回動に変換され、さらに回動杆23の回動がロック部材25の後退作動に変換される。これにより、ロック部材25の係止ピン25bは、内筒部材35Aの嵌合孔48から引き抜かれ、肘掛け本体16(昇降筒15B)の高さ調整が可能となる。肘掛け本体16(昇降筒15B)が任意の高さに調整された後に、操作レバー37の操作が解除されると、ロック部材25の係止ピン25bは新たな高さ位置の対応する嵌合孔48に挿入係合される。
図8、及び、図16〜図20に示すように、肘掛け本体16は、前後の端部が凸状に湾曲し、上面側に凹状の収納空間が設けられた前後方向に長い肘掛けベース65と、この肘掛けベース65の上面側の収納空間を覆うように肘掛けベース65に取り付けられ、上面側が肘当て部として機能するカバー部材66と、肘掛け支柱15側の支持ベース部材44に、肘掛けベース65を略水平方向に移動可能に支持させる移動ガイド機構18と、支基6内の第1の可変機構部を、ケーブル24を介して遠隔操作するための操作レバー67(第1の可動操作部材)と、を備えている。なお、この実施形態のカバー部材66は、図5に示すように、肘掛けベース65に直接取り付けられるカバー骨格66aと、カバー骨格66bの上部に取り付けられるカバー表皮66bと、を備えた構成とされている。
ケーブル24の湾曲撓み部75は、肘掛け本体16が移動ガイド機構18を介して略水平方向に移動したときに、その移動に伴って湾曲形状や引き出し向き等の湾曲形態が変化する。
支持ベース部材44に対する肘掛けベース65の回動は、図26に示すように、左右動案内ブロック77が回動案内ブロック78に対して相対回動することによって許容され、支持ベース部材44に対する肘掛けベース65の左右方向の移動は、図25に示すように、前後動案内ブロック76が左右動案内ブロック77に対して左右方向に相対移動することによって許容される。また、支持ベース部材44に対する肘掛けベース65の前後方向の移動は、図24に示すように、肘掛けベース65が前後動案内ブロック76に対して前後方向に相対移動することによって許容される。
なお、図27の上段の(A),(B),(C)は、肘掛け本体16を後退させた状態を示し、そのうちの(A)は、左に移動させ、かつ半時計回りに回動させた状態、(B)は、横移動も回動も行わない状態、(A)は、右に移動させ、かつ時計回りに回動させた状態を示している。また、図27の下段の(D),(E),(F)は、肘掛け本体16を前進させた状態を示し、そのうちの(D)は、左に移動させ、かつ半時計回りに回動させた状態、(E)は、横移動も回動も行わない状態、(F)は、右に移動させ、かつ時計回りに回動させた状態を示している。
以上のように、移動ガイド機構18を構成する各要素は、凹凸係合部78a,80d,70aによる係合によって任意の移動位置に停止させることができる。
また、この実施形態では、昇降筒15Bに対する肘掛け本体16の前後方向の移動範囲は、閉塞部材85のガイド突部85bが肘掛けベース65の開口部68の前後の端縁に当接することによって規定されている。
これにより、肘掛け本体16の略水平方向の移動時に、開口部68からの引き入れ位置から操作レバー67との連結位置までの距離や引き出し方向等が大きく変化する部位で用いられる第2領域a2では、肘掛け本体16内、特に許容空間74での柔軟な湾曲形態の変化を得ることができる。これに対し、肘掛け本体16の昇降時(肘掛け支柱15の伸縮時)に、肘掛け支柱15内での襞状の曲がりを抑制したい第1領域a1では、曲げの生じにくい充分な剛性を得ることができる。
これらの図に示すように、連結部材92には軸方向と直交する方向に延出する一対の突起92a,92aが設けられている。これに対し、保持部材43は、連結部材92の外周面を保持する略U字状の保持溝43aが設けられるとともに、連結部材92の一対の突起92a,92aを係止する係合溝43b,43bが保持溝43aの内壁に設けられている。連結部材92とケーブル24は、一対の突起92a,92aが係合溝43b,43bに係合されることにより、上下移動不能に保持部材43と一体化される。この実施形態においては、連結部材92と保持部材43が係止部材を構成している。
保持部材43が取り付けられる内筒部材35Aのケーブル挿入孔42には、保持部材43の傾斜面43cが当接する傾斜面42aが設けられている。傾斜面42aは、ケーブル挿入孔42が下方に向かって窄まるように傾斜が設定されている。この傾斜面42aは、連結部材92と保持部材43の下方変位を規制する規制面を構成している。また、傾斜面42aの下端近傍には、保持部材43の一対の係止突起43d,43dが係合される係合溝42b,42b(図22参照。)が設けられており、ケーブル挿入孔42の後部上方側の壁には、保持部材43側の係止突起93aが嵌入される係止孔94が設けられている。ケーブル24と連結部材92を保持した保持部材43は、ケーブル挿入孔42内に嵌入され、係止突起43d,43dと93aをケーブル挿入孔42側の対応個所に係合させることによって内筒部材35Aに固定される。
この実施形態においては、連結部材92及び保持部材43と、ケーブル挿入孔42とがケーブル24の第1領域a1と第2領域a2の境界の近傍部を上下方向に位置決めする位置決め手段を構成している。
ストローク増幅機構90は、肘掛けベース65上の開口部69と連結リブ71の間の前部平坦面95に水平方向に回動可能に軸支される増幅レバー88と、操作レバー67の支軸67aから離間した位置に回転可能に設けられた動滑車89と、一端が肘掛けベース65に、他端が増幅レバー88にそれぞれ連結されるとともに中間部が動滑車89に掛け回される連結ワイヤ96と、を備えている。
この状態から操作レバー67が着座者によって押し上げ操作されると、図19,図20に示すように動滑車89が前方に移動し、その結果、連結ワイヤ96を介して増幅レバー88の入力部88cが動滑車89の二倍の距離だけ前方に移動する。こうして、増幅レバー88が回動すると、増幅レバー88は、レバー比に応じた比率に増幅されたストロークでインナケーブル24bを引き込むことになる。
これらの図に示すように、肘掛けベース65の前部側の開口部69の後縁に、下方に向かって突設された隔壁97は、前方側の操作レバー67と後方側の操作レバー37の間に配置されて両者の間を前後方向で区画している。隔壁97は、肘掛けベース65の左右方向に亙って延出し、その左右の側部には、肘掛けベース65の底壁に突設されて前後方向に延出する一対の側壁98,98が連結されている。側壁98,98は、隔壁97から肘掛けベース65の前方側に延出している。一対の側壁98,98は、隔壁97とともに三方を取り囲む空間を形成し、その空間内に前方側の操作レバー67が回動可能に配置されている。前方側の操作レバー67の左右方向に延出する支軸67aは左右の側壁98,98の上部側に支持されている。
したがって、この椅子1においては、肘掛け本体16が上下と前後に移動可能で、かつ、二つの操作レバー67,37が肘掛け本体16と昇降筒15Bの上部に前後に並んで配置される構造でありながら、両操作レバー67,37の誤操作を確実に防止でき、しかも、肘掛け本体16の後退移動時に、後方側の操作レバー37にかけた指に、肘掛け本体16側の部材が接触する不具合を防止することができる。
ただし、肘掛け本体16の最大後退時に、肘掛け本体16の過大変位を規制するための構成はこの実施形態の構成に限らず、昇降筒15Bに前後変位を規制される移動ガイド機構18内の部材に、肘掛け本体16と一体に前後移動する肘掛け本体16内の部材を当接させるようにしても良い。具体的には、例えば、前突部(前端部85d)を設けずに、閉塞部材85のガイド突部85bの前端面に当接する肘掛けベース65側の開口部68の前縁の位置を、隙間dを生じる位置に設定することによって、移動規制部を構成するようにしても良い。
また、上記の実施形態においては、第2の可動操作部材としての操作レバー37は肘掛け9の高さ調整機構17(可変機構部)に連係され、第1の可動操作部材としての操作レバー67は椅子本体11の可変機構部に連係されているが、各可動操作部材がどの機構に連係されるかは、これに限るものてはない。
5 座体
11 椅子本体
15 肘掛け支柱
15A 支柱本体(固定支柱体)
15B 昇降筒(昇降支柱体)
16 肘掛け本体
23 回動杆(第2の連係部材)
24 ケーブル(第1の連係部材)
25 ロック部材(第2の可変機構)
37 操作レバー(第2の可動操作部材)
67 操作レバー(第1の可動操作部材)
67a 支軸
67d 後端部(回動規制部)
85d 前端部(前突部,移動規制部)
97 隔壁(移動規制部)
98 側壁
Claims (5)
- 着座のための座体を有する椅子本体と、
前記椅子本体に固定される固定支柱体と、当該固定支柱体の上部に昇降自在に支持された昇降支柱体と、を有する肘掛け支柱と、
前記昇降支柱体の上部に、前後方向に移動可能に支持された肘掛け本体と、
前記椅子本体と前記肘掛け支柱のいずれかに設けられた第1の可変機構部と、
前記椅子本体と前記肘掛け支柱のいずれかに設けられた第2の可変機構部と、
前記肘掛け本体のうちの前記昇降支柱体の前方側となる部位に取り付けられて、第1の連係部材を介して前記第1の可変機構部に連動可能に接続される第1の可動操作部材と、
前記昇降支柱体のうちの前記第1の可動操作部材の後方側となる部位に取り付けられて、第2の連係部材を介して前記第2の可変機構部に連動可能に接続される第2の可動操作部材と、を備え、
前記肘掛け本体に、前記第1の可動操作部材と前記第2の可動操作部材の間を隔てる隔壁が設けられ、
前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁と前記第2の可動操作部材との間に離間スペースを確保するように、前記肘掛け本体の移動を規制する移動規制部が設けられていることを特徴とする椅子。 - 前記昇降支柱体には、前記第2の可動操作部材よりも前方に突出して、前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁に当接する前突部が設けられ、
前記隔壁と前記前突部とが前記移動規制部を構成することを特徴とする請求項1に記載の椅子。 - 前記隔壁は、前記肘掛け本体の前記昇降支柱体よりも前方側の底壁に下向きに突設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
- 前記第1の可動操作部材は、左右方向に延出する支軸によって前記肘掛け本体に回動可能に支持され、
前記第1の可動操作部材には、後方側への最大回動時に、前記隔壁に当接する回動規制部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子。 - 前記肘掛け本体には、前記隔壁の左右側部に連結される一対の側壁が設けられ、前記第1の可動操作部材は、前記隔壁と前記一対の側壁に囲まれた空間内に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の椅子。
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