JP6037767B2 - 椅子 - Google Patents

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この発明は、椅子本体に着座した着座者が肘先を載せ置くための肘掛けを備えた椅子に関するものである。
肘掛けを備えた椅子として、座面昇降機構のロック解除部や背凭れ傾動機構のロック解除部等の椅子本体側の可変機構部を操作するための可動操作部材(操作レバー)が、着座者の手元に近い肘掛け本体に設けられたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
これらの椅子は、肘掛け本体側の可動操作部材と椅子本体側の可変機構部とがケーブルによって連動可能に接続されている。
特に、特許文献2に記載の椅子は、さらに、肘掛け本体を支持する肘掛け支柱に昇降機構が組み込まれ、肘掛け本体の高さを自由に調整できるようになっている。この椅子の昇降機構は、肘掛け本体を一度上限位置まで引き上げることによって肘掛け本体の高さ調整が可能となっている。
また、肘掛けを備えた椅子として、肘掛け本体を支持する肘掛け支柱に昇降機構が組み込まれるとともに、肘掛け支柱内の昇降機構のロックを解除するための可動操作部材(操作レバー)が、肘掛け本体と一体に昇降する昇降支柱体の前部側領域に取り付けられたものが知られている(例えば、特許文献3,4参照。)。
実開昭54−142104号公報 特許第4600968号公報 特開2011−00513号公報 特開2011−050476号公報
ところで、現在、特許文献2に記載の椅子のように、二種類の可変機構部を椅子本体や肘掛け支柱に組み込むことを検討しているが、特許文献2の椅子のように一方の可変機構部の操作を行う部分が専用の可動操作部材(操作レバー)を持たない構造の場合には、肘掛け本体の複雑な操作が必要となり、操作性が悪いことが課題となる。
そこで、肘掛け本体や肘掛け支柱の上部に、二種類の可変機構部を操作するための二つの専用の可動操作部材を設けることが考えられるが、この場合、二つの可動操作部材が前後に近接して配置されることになるため、両可動操作部材の誤操作や操作時の干渉等を招き易くなる。
また、引用文献4に記載の椅子のように、肘掛け本体が肘掛け支柱の上部に前後移動可能に支持されるタイプの椅子において、肘掛け本体と、肘掛け支柱の上部とにそれぞれ可動操作部材を設置すると、肘掛け支柱の上部の可動操作部材を指で操作しているときに、肘掛け本体を前後に移動させた場合に、肘掛け本体によって指の操作が阻害される可能性が考えられる。
そこでこの発明は、肘掛け本体が上下、前後に移動可能で、かつ二つの異なる可変機構部を操作するための可動操作部材が肘掛け本体と肘掛け支柱の上端部とに前後に並んで配置される構造でありながら、可動操作部材の誤操作の防止と操作性の向上を図ることのできる椅子を提供しようとするものである。
この発明に係る椅子では、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
請求項1に係る発明は、着座のための座体を有する椅子本体と、前記椅子本体に固定される固定支柱体と、当該固定支柱体の上部に昇降自在に支持された昇降支柱体と、を有する肘掛け支柱と、前記昇降支柱体の上部に、前後方向に移動可能に支持された肘掛け本体と、前記椅子本体と前記昇降支柱体のいずれかに設けられた第1の可変機構部と、前記椅子本体と前記肘掛け支柱のいずれかに設けられた第2の可変機構部と、前記肘掛け本体のうちの前記肘掛け支柱の前方側となる部位に取り付けられて、第1の連係部材を介して前記第1の可変機構部に連動可能に接続される第1の可動操作部材と、前記昇降支柱体のうちの前記第1の可動操作部材の後方側となる部位に取り付けられて、第2の連係部材を介して前記第2の可変機構部に連動可能に接続される第2の可動操作部材と、を備え、前記肘掛け本体に、前記第1の可動操作部材と前記第2の可動操作部材の間を隔てる隔壁が設けられ、前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁と前記第2の可動操作部材との間に離間スペースを確保するように、前記肘掛け本体の移動を規制する移動規制部が設けられていることを特徴とするものである。
これにより、第1の可動操作部材と第2の可動操作部材の間が隔壁によって隔てられるため、両可動操作部材が前後で干渉するのを防止できるとともに、第1の可動操作部材を操作しようとした指先が誤って第2の可動操作部材にかかるのを隔壁によっ阻止することができる。また、肘掛け本体が昇降支柱体に対して最大に後退移動した場合には、移動規制部が肘掛け本体の移動を規制して隔壁と第2の可動操作部材の間に離間スペースが確保されるため、第2の可動操作部材の前方側に隔壁と干渉しにくい充分な操作スペースを確保することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る椅子において、前記昇降支柱体には、前記第2の可動操作部材よりも前方に突出して、前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁に当接する前突部が設けられ、前記隔壁と前記前突部とが前記移動規制部を構成することを特徴とするものである。
これにより、肘掛け本体の最大後退移動時には、前突部が隔壁に当接することによって第2の可動操作部材と隔壁の間に確実に離間スペースが確保される。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る椅子において、前記隔壁は、前記肘掛け本体の前記昇降支柱体よりも前方側の底壁に下向きに突設されていることを特徴とするものである。
これにより、隔壁が肘掛け本体の底壁とともに、略L状、若しくは、略T字状の断面形状を成すことになるため、隔壁の支持剛性が充分に高められる。また、隔壁の後方側に下向きの大きな空間が確保されるため、第2の可動操作部材に下方から指を掛けたり、第2の可動操作部材を操作したりするのを容易に行えるようになる。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に係る椅子において、前記第1の可動操作部材は、左右方向に延出する支軸によって前記肘掛け本体に回動可能に支持され、前記第1の可動操作部材には、後方側への最大回動時に、前記隔壁に当接する回動規制部が設けられていることを特徴とするものである。
これにより、第1の可動操作部材の回動規制部が隔壁に当接することにより、第1の可動操作部材の最大回動操作位置が規制されるようになる。したがって、第1の可動操作部材と第2の可動操作部材の離間距離が確実に保たれ、誤操作や相互干渉を確実に防止することが可能になる。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に係る椅子において、前記肘掛け本体には、前記隔壁の左右側部に連結される一対の側壁が設けられ、前記第1の可動操作部材は、前記隔壁と前記一対の側壁に囲まれた空間内に移動可能に配置されていることを特徴とするものである。
これにより、第1の可動操作部材は、隔壁と一対の側壁によって三方を閉塞された空間に配置されることになり、第1の可動操作部材を第2の可動操作部材からより確実に隔離することが可能になる。また、隔壁が一対の側壁によっても支持されるため、隔壁の支持剛性をより高めることができる。
この発明によれば、肘掛け本体に、第1の可動操作部材と第2の可動操作部材の間を隔てる隔壁が設けられ、昇降支柱体に対する肘掛け本体の最大後退移動時に肘掛け本体の移動を規制する移動規制部が設けられているため、肘掛け本体が上下、前後に移動可能で、かつ二つの異なる可変機構部を操作するための可動操作部材が肘掛け本体と肘掛け支柱の上端部とに前後に並んで配置される構造でありながら、可動操作部材の誤操作を確実に防止することができるとともに、可動操作部材の操作性を向上させることができる。
この発明の一実施形態の椅子の斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の背凭れ支持体を中心とした斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の内側側面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の分解斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の図5の一部を拡大した分解斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の図5の一部を拡大した分解斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の図5の一部を拡大した分解斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の図4のA−A断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の図9のB−B断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け構成部品の部分断面上面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け構成部品の部分断面上面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の図10のC−C断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の図10のC−C断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分を図10のD−D断面部分で破断した斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の分解斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の平面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の図17のE−E断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の平面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の図19のF−F断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分の図7のH−H断面に対応する断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け部分に設けられる内筒部材の上面図である。 この発明の一実施形態の椅子の内筒部材の上部に取り付けられる係止部材の斜視図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の平面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の平面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の平面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛け本体の多種の挙動を併せて示す平面図である。 この発明の一実施形態の椅子の一部を拡大した断面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛けベースの下面図である。 この発明の一実施形態の椅子の肘掛けベースを一部を拡大して示した斜視図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、図1に示す椅子1において、正規姿勢で着座した人の正面が向く矢印FRの指す向きを「前」と呼び、それと逆側の矢印RRの指す向きを「後」と呼ぶとともに、着座した人の左となる矢印LHの指す向きを「左」、それと逆側の矢印RHの指す向きを「右」と呼ぶものとする。また、「上」,「下」については、特別に断らない限り、椅子1が水平面上に設置されたときに、鉛直方向上側となる側と鉛直方向下側となる側とをそれぞれ意味するものとする。なお、図1以外の図面においては、椅子1の各部の向きを明確にするために、図1と同様の矢印FR,RR,LH,LHを適宜付記している。
図1は、この実施形態の椅子1の全体構成を示す図である。
同図に示すように、この実施形態の椅子1は、キャスタ2付きの多岐脚3と、多岐脚3の中央部より起立し昇降機構であるガススプリングを内蔵する脚柱4と、脚柱4の上端部に取り付けられて、座体5を支持するボックス状の支基6と、支基6の左右両側部に枢着されて支基6内の不図示のリクライニング装置(第1の可変機構部)により傾動し得る側面視L字状の背凭れ支持体7と、背凭れ支持体7の後上部の前面に取り付けられる背凭れ本体8と、背凭れ支持体7に取り付けられ、着座者の肘先が載せ置かれる左右一対の肘掛け9,9と、を備えている。
この実施形態においては、背凭れ支持体7と背凭れ本体8が背凭れ10を構成し、座体5と、支基6と、背凭れ10、多岐脚3、脚柱4等が椅子本体11を構成している。また、支基6内には、上記のリクライニング装置の他に、脚柱4内のガススプリングの不図示のロック解除機構(第1の可変機構部)が内装されている。この実施形態の場合、左右の一方の肘掛け9の手元操作によってリクライニング装置のロック解除機構部が操作され、左右の他方の肘掛け9の手元操作によってガススプリングのロック解除機構部が操作されるようになっている。
図2は、背凭れ支持体7の詳細を示す図である。
背凭れ支持体7は、アルミニウム合金等の金属材料から成り、同図に示すように、背凭れ本体8の下部後方に配置される起立部12と、起立部12の下方で左右に分岐して前方に湾曲しつつ延びる左右一対の前向き腕部13,13と、を一体に有している。支基6の左右両側には、内部のリクライニング装置の回動軸62(図1参照)が左右方向に沿って突出している。回動軸62には、背凭れ支持体7の左右の前向き腕部13,13の前端部が一体回動可能に連結されている。したがって、背凭れ10は、支基6内のリクライニング装置を介して脚柱4に支持され、リクライニング装置の機能により、傾動姿勢を自由に調整できるようになっている。
左右の前向き腕部13の前部寄りの中間領域には、斜め前部上方に向かって延びる座体連結部14が突設され、その座体連結部14の上端が座体5の前後方向略中央の対応する側部に回動可能に連結されている。また、座体5の前部の下面は、支基6の前側上部の傾斜面に摺動自在に支持されている。したがって、背凭れ10が後部下方に傾動すると、座体5は、座体連結部14によって後部下方に引き込まれることにより、後ろ下がりに傾斜しつつ後方側に若干移動する。
図3以下の図は、肘掛け9の詳細を示す図である。
図3,図4に示すように、肘掛け9は、対応する前向き腕部13の左右方向外側の側面に下端が連結され、その連結部から座体5の側方を通って上方に延出する肘掛け支柱15と、肘掛け支柱15の上端部に支持される肘掛け本体16と、を備えている。左右の肘掛け9,9は、肘掛け支柱15の湾曲する向き等は相違するものの、基本的にほぼ同様の構造とされている。
肘掛け支柱15は、前向き腕部13の側面に連結される下部側の支柱本体15A(固定支柱体)と、支柱本体15Aの上部領域に長手方向に沿って摺動自在に外観される昇降筒15B(昇降支柱体)と、を備え、昇降筒15Bが、支柱本体15Aに対し、後に詳述する高さ調整機構17(図10参照。)を介して昇降可能に組み付けられている。
肘掛け本体16は、その内部に移動ガイド機構18(図8参照。)の主要部が収納され、その移動ガイド機構18を介して、肘掛け支柱15の上部(昇降筒15Bの上部)に前後方向を含む略水平方向(上下方向と交差する方向)に移動可能に支持されている。
図5は、肘掛け9の構成部品を示す分解斜視図であり、図6は、支柱本体15Aとその付随部品を拡大して示した分解斜視図、図7は、昇降筒15Bとその付随部品の一部を拡大して示した分解斜視図、図8は、昇降筒15Bの一部の付随部品と肘掛け本体16の一部の構成部品を拡大して示した分解斜視図である。また、図9は、図4のA−A断面に対応する断面図であり、図10は、図9のB−B断面に対応する断面図である。
図6、及び、図9,図10に示すように、支柱本体15Aは、前向き腕部13との連結部から左右方向の外側に延出する側方延出領域と、その側方延出領域から上方に湾曲しつつ延出する起立領域と、を含み、全体の正面視が略L字状とされている。支柱本体15Aの延出方向のほぼ全域は前後方向に長い略楕円状の断面形状とされている。また、支柱本体15Aは、支柱本体15Aの主要な外形を形成するアルミニウム合金等の金属製の支柱基材19と、支柱基材19の側方延出領域の上面から起立領域の左右方向内側の側面の一部にかけてを覆う樹脂製のカバー部材20と、を備えている。
支柱基材19は、起立領域の上端部が筒状に形成され、その筒状部分の下方に連続する起立領域の内側側面と側方延出領域の上面に亘る部位には連続した二条の溝21,22が形成されている。これらの溝21,22の上方側の端部は、昇降筒15Bの内部空間に連通するように上方に開口している。二条の溝21,22のうちの一つ溝21は、起立領域の水平断面の前後方向のほぼ中央に配置され、後述する回動杆23(第1の連係部材)が遊挿される遊挿溝(以下、「遊挿溝21」と呼ぶ。)とされており、他の一つの溝22は、起立領域の水平断面の後方側に偏倚した位置に配置されて、支基6内の第1の可変機構部(リクライニング装置やガススプリングのロック解除機構)を操作するためのケーブル24(第1の連係部材)が配索されるケーブル配索溝(以下、「ケーブル配索溝22」と呼ぶ。)とされている。遊挿溝21は、支柱基材19の側方延出領域の途中までで消失し、ケーブル配索溝22は、側方延出領域のうちの支柱基材19の端末部の近傍まで連続している。ケーブル配索溝22は、支柱基材19の端末部の近傍では溝幅が前方側に拡大している。
前述のカバー部材20は、遊挿溝21とケーブル配索溝22の上部側の一部の領域を除くほぼ全域を覆うように、支柱基材19に取り付けられている。
支柱基材19の上端の筒状部分には、高さ調整機構17を構成するロック部材25(第2の可変機構)と、ロック部材25を前方側に付勢する付勢スプリング26とが収容されている。ロック部材25は、楕円筒状の胴部25aの長径側の端部に係止ピン25bが突設された外面形状とされている。支柱基材19の上端の筒状部分の前壁には、前方側に開口する切欠き窓27が形成され、筒状部分の内側に配置されたロック部材25の係止ピン25bがこの切欠き窓27に挿通されている。係止ピン25bは、胴部25aの前方変位に伴って切欠き窓27から突出し、その状態からの胴部25aの後方変位に伴って切欠き窓27内に後退する。
支柱基材19の上端面には、前述のように筒状部分の内側にロック部材25と付勢スプリング26を収容した後に、エンドキャップ28がビス止め固定されている。このエンドキャップ28は支柱基材19の上端の断面形状にほぼ合致する略楕円形状に形成され、その前後方向のほぼ中央には、前記回動杆23が遊挿される左右方向に長いに長孔29が形成されている。また、エンドキャップ28上の後方側に偏倚した領域には、ケーブル24を支柱基材19の内部に引き入れるためのケーブル挿通溝30が形成されている。このケーブル挿通溝30は、支柱基材19の内部に引き入れられたケーブル24がエンドキャップ28の直下の付勢スプリング26と干渉するのを回避するために、エンドキャップ28の左右方向の外側に偏倚した領域に形成されている。
上端部にエンドキャップ28を取り付けた支柱基材19の上部側の外周面には、半割筒状の一対のカバー壁31,31が嵌合されて取り付けられている。このカバー壁31は、外面に上下方向に延出する複数のリブ32…が設けられ、そのリブ32…を含む外面が昇降筒15Bの内面に摺動自在に接触するようになっている。また、カバー壁31,31には、ロック部材25の係止ピン25bの突出作動を許容するための切欠き溝33が設けられている。
一方、図7、及び、図9,図10に示すように、昇降筒15Bは、上部が段差状に拡大した楕円筒状の外筒部材34と、外筒部材34の内側に固定される半割筒状の一対の内筒部材35A,35Bと、を備えている。
外筒部材34の上部の段差状の拡開壁36は、前方側に向かって膨出し、かつ前端側に向かって次第に窄まって形成されており、その前方側の膨出領域の下面には、図10に示すように、高さ調整機構17のロック解除用の操作レバー37(第2の可動操作部材)が配置される略矩形状の開口38が形成されている。
一対の内筒部材35A,35Bのうちの前方側に配置される一方の内筒部材35Aは、半割円筒部の長手方向に沿って複数の嵌合孔48…が等間隔に離間して形成されるとともに、半割円筒部の上端部に、一方の内筒部材35Aの上部と他方の内筒部材35Bの上部を両者に跨って閉塞する頂壁ブロック39が形成されている。
この頂壁ブロック39の上面には、図8〜図10に示すスライダ50を前後摺動可能に収納する受け凹部49が設けられるとともに、受け凹部49の上部側の開口縁に係止フランジ40が延設されている。受け凹部49は左右方向の幅が一定幅に形成されるとともに前方側に開口している。受け凹部49の開口の前方には、操作レバー37が回動可能に配置されている。スライダ50は、操作レバー37と連動可能に係合され、操作レバー37の回動作動を前後方向の進退作動に変換する。
一方の内筒部材35Aと他方の内筒部材35Bとは凹凸嵌合によって相互に固定され、その状態で外筒部材34の内側に固定される。内筒部材35A,35Bは、外筒部材34の内側に固定された状態において、その内周面が支柱本体15Aの起立領域に摺動自在に嵌合される。このとき、付勢スプリング26で付勢されて支柱本体15Aの起立領域から前方に突出するロック部材25の係止ピン25bは、一方の内筒部材35Aの半割円筒部上のいずれかの嵌合孔48に嵌合され、それによって支柱本体15Aに対する昇降筒15Bの昇降位置がロックされる。
なお、図21,図22に示すように、受け凹部49の底壁の前後方向のほぼ中央には、前記回動杆23が遊挿される貫通孔41が形成され、受け凹部49の底壁の貫通孔41の後方側に隣接する位置には、後に詳述するケーブル挿入孔42が形成されている。ケーブル挿入孔42には、ケーブル24が保持部材43とともに挿入され、保持部材43がケーブル挿入孔42に係止固定されるようになっている。
ここで、外筒部材34の内側に配置された内筒部材35A,35Bは、一方の内筒部材35Aの頂壁ブロック39の係止フランジ40が外筒部材34の拡開壁36の段差部上に載置され、その状態で図8〜図10に示す金属製の支持ベース部材44とともにその段差部上にビス止めされている。支持ベース部材44は、外筒部材34の拡開壁36の内面にほぼ合致する形状に形成されている。支持ベース部材44は、頂壁ブロック39の上部に重ねられて拡開壁36の内側に配置され、その状態で頂壁ブロック39とともに外筒部材34に固定されることにより、外筒部材34の上端の開口をほぼ閉塞している。
支持ベース部材44は、肘掛け本体16を回動可能に支持する支持ボス45がその上面の中央に突設されるとともに、支持ボス45よりも前方側の下面に一対のレバー支持アーム46,46(図8参照。)が突設されている。レバー支持アーム46,46は、支持ベース部材44の支持ボス45よりも前方側の下面に左右方向に離間して配置され、左右方向に沿って延出する操作レバー37の回動軸47を回動自在に支持する。したがって、操作レバー37は、支持ベース部材44の下面側に枢支された状態において、外筒部材34の上部前方側に取り付けられている。また、支持ベース部材44の支持ボス45の後方側に隣接する位置には、ケーブル24を肘掛け支柱15(昇降筒15B)の内側に引き入れるための左右方向に長い長孔58が形成されている。
この肘掛け9における高さ調整機構17は、前述した係止ピン25bを有するロック部材25と、係止ピン25bが選択的に嵌合される複数の嵌合孔48…を有する内筒部材35Aと、外筒部材34の上端前部で着座者によって回動操作される操作レバー37と、操作レバー37の操作力をロック部材25に伝達するスライダ50及び回動杆23と、を備えている。
以下、高さ調整機構17の具体的な構造について説明する。
図11,図12は、スライダ50と回動杆23との係合状態を示す部分断面上面図であり、図13,図14は、回動杆23とロック部材25との係合状態を示す図10のC−C断面に対応する断面図、図15は、回動杆23の下方の状態を示す図10のD−D断面部分で破断した斜視図である。
ロック部材25は、図13,図14に示すように、楕円筒状の胴部25aの前面の中央に円柱状の係止ピン25bが突設されるとともに、胴部25aの後面の中央に係止ピン25bと同軸で後方側に開口するピン孔25cが形成されている。また、胴部25aの左右方向外側の壁の内面には、左右方向内側に向かって突出する突部25dが設けられている。胴部25aの内側には回動杆23が挿通され、回動杆23と胴部25aが突部25dを介して連動可能に係合されるようになっている。
また、支柱基材19の起立領域上部の後壁には、先端軸部51aを有する軸支ネジ51が螺着されている。軸支ネジ51の先端軸部51aは支柱基材19内において前方に向いて突出し、ロック部材25の胴部25aのピン孔25cに嵌合されている。先端軸部51aは、ピン孔25cに対し軸方向と回動方向について摺動可能とされている。また、支柱基材19の前壁でロック部材25の係止ピン25bが挿入される切欠き窓27は、下端側が係止ピン25bの外周面に沿う円弧形状とされ、係止ピン25bの軸方向と回動方向の摺動作動が可能とされている。
したがって、ロック部材25は、同軸に配置される係止ピン25bと軸支ネジ51の先端軸部51aとにより、左右方向の傾動が可能とされている。なお、ロック部材25を前方側に付勢する付勢スプリング26は、軸支ネジ51の先端軸部51aの外周に配置されている。
回動杆23は、図8〜図10に示すように、支柱本体15Aの起立領域に挿通される軸部23aと、その上方に段差状に縮径して連なる小径軸部23bと、その上方に段差状に拡径して連なる被操作部23cと、が同軸に設けられている。
軸部23aは、その外周に軸方向に沿う縦リブ及び軸方向に直交する横リブを残すように適宜肉抜きが施されるとともに、図13,図14に示すように、左右方向の外側(ロック部材25の突部25dと同側)の外面に軸方向に沿う縦溝52が形成されている。縦溝52は、軸部23aがロック部材25の胴部25aに挿通された際に、胴部25a内に突設された突部25dと摺動自在に係合する。縦溝52は、軸部23aの長手方向(軸方向)に沿って連続して形成されているため、回動杆23が昇降筒15Bとともに上下に移動しても、その移動高さに拘わらず縦溝52とロック部材25側の突部25dとの係合関係が維持される。回動杆23は、操作レバー37の操作によって回動操作されると、縦溝52の壁が、図14に示すようにロック部材25を後退方向(ロック解除方向)に移動させる。
なお、この実施形態の場合、昇降筒15Bの上下の移動に伴って回動杆23の下端が支柱本体15A(支柱基材19)内の遊挿溝21内を移動し、このとき支柱本体15Aの下縁の左右方向内側に曲がる湾曲変化に伴って回動杆23の姿勢が左右方向に傾動する。しかし、ロック部材25は、上述のように係止ピン25bと軸支ネジ51により、左右方向の傾動が可能とされているため、回動杆23の姿勢が変化してもロック部材25がその姿勢変化に柔軟に追従する。したがって、回動杆23の縦溝52とロック部材25の突部25dとの係合状態は、安定的に維持されることになる。
被操作部23cは、図8、及び、図11,図12に示すように、上端部に円板状の抜け止めフランジ60が一体に形成されるとともに、抜け止めフランジ60の下方領域に、外周面と略直交する被押圧面61aを含む切欠き部61が設けられている。回動杆23には、被押圧面61aを通してスライダ50から操作力が伝達される。
スライダ50は、平面視が前後方向に長い略矩形状に形成され、図8,図10に示すように、その前縁部に、操作レバー37の作用部である上部突片53が挿入係合される入力側開口54が形成されるとともに、その後縁部に、回動杆23の被操作部23cが下方から上方に貫通して係合される出力側開口55が形成されている。
操作レバー37の上部突片53は、操作レバー37の下端の操作面が、図8に示す付勢スプリング59の力に抗して上方に回動操作されたときに、スライダ50の入力側開口54に挿入係合されたまま、スライダ50全体を後方側に摺動変位させる。
出力側開口55は、図11,図12に示すように、前後方向に長い略矩形状に形成され、その縁部には、回動杆23の抜け止めフランジ60が上面側に当接可能な内向きフランジ56が設けられている。左右方向外側の内向きフランジ56には突出片57が形成されている。
突出片57の後端部は、図11に示すように、スライダ50が前方側の初期位置にあるときには、回動杆23の軸心から離間した位置で被押圧面61aに正対して当接しており、この状態からスライダ50が、図12に示すように後退すると、その後退作動に伴って被押圧面61aを回動杆23の軸回りに押圧する。この結果、回動杆23は、図中時計回り方向に所定角度回転する。
したがって、操作レバー37が上方に押し上げ操作されると、その操作力がスライダ50の後退変位に変換された後に、回動杆23の回動に変換され、さらに回動杆23の回動がロック部材25の後退作動に変換される。これにより、ロック部材25の係止ピン25bは、内筒部材35Aの嵌合孔48から引き抜かれ、肘掛け本体16(昇降筒15B)の高さ調整が可能となる。肘掛け本体16(昇降筒15B)が任意の高さに調整された後に、操作レバー37の操作が解除されると、ロック部材25の係止ピン25bは新たな高さ位置の対応する嵌合孔48に挿入係合される。
図16〜図20は、肘掛け本体16の内部の構造を示す図である。
図8、及び、図16〜図20に示すように、肘掛け本体16は、前後の端部が凸状に湾曲し、上面側に凹状の収納空間が設けられた前後方向に長い肘掛けベース65と、この肘掛けベース65の上面側の収納空間を覆うように肘掛けベース65に取り付けられ、上面側が肘当て部として機能するカバー部材66と、肘掛け支柱15側の支持ベース部材44に、肘掛けベース65を略水平方向に移動可能に支持させる移動ガイド機構18と、支基6内の第1の可変機構部を、ケーブル24を介して遠隔操作するための操作レバー67(第1の可動操作部材)と、を備えている。なお、この実施形態のカバー部材66は、図5に示すように、肘掛けベース65に直接取り付けられるカバー骨格66aと、カバー骨格66bの上部に取り付けられるカバー表皮66bと、を備えた構成とされている。
肘掛けベース65は、前後方向の中央領域に前後方向に長い比較的大型の略矩形状の開口部68が形成されるとともに、前部側領域に操作レバー67を回動作動可能に取り付けるための比較的小型の開口部69(図10参照)が形成されている。中央の開口部68は、前後方向に沿って延出し相互に平行な一対の側壁68a,68aを有している。また、肘掛けベース65の開口部68の上面側の左右方向の縁部には、側壁68a,68aと平行な一対のガイド壁70,70が突設されている。両ガイド壁70,70の相互に対向する面には、複数の凹凸係合部70a…が前後方向に沿って形成されている。また、左右のガイド壁70,70の前端部は、肘掛けベース65の上面に突設された連結リブ71によって相互に連結されている。
肘掛けベース65の上面のうちの中央の開口部68の後方側には、肘掛けベース65の後部周壁65aによって囲まれて、ループ状に引き回されたケーブル24が配置される略半円状の後部平坦面72が設けられている。この後部平坦面72は、上面の略中央に、カバー部材66をビス止めするためのボス部73が突設されている。後部平坦面72は、肘掛けベース65の上部にカバー部材66が取り付けられた状態において、カバー部材66との間で、ケーブル24の湾曲形態の変化を許容する許容空間74を形成する。この許容空間74には、ケーブル24のうちの、開口部69からの引き入れ位置と、操作レバー67との連結位置との間で、略水平面内でループ状に湾曲する湾曲撓み部75が収容される。
ケーブル24の湾曲撓み部75は、肘掛け本体16が移動ガイド機構18を介して略水平方向に移動したときに、その移動に伴って湾曲形状や引き出し向き等の湾曲形態が変化する。
移動ガイド機構18は、図8に示すように、肘掛けベース65内に、前後方向に移動可能に保持された前後動案内ブロック76と、前後動案内ブロック76に左右方向に移動可能に保持された左右動案内ブロック77と、左右動案内ブロック77に回動可能に保持された回動案内ブロック78と、を備え、回動案内ブロック78が支持ベース部材44の支持ボス45にネジ63によって一体に結合されている。
図24〜図26は、移動ガイド機構18による肘掛けベース65の移動の状態を示す図である。
支持ベース部材44に対する肘掛けベース65の回動は、図26に示すように、左右動案内ブロック77が回動案内ブロック78に対して相対回動することによって許容され、支持ベース部材44に対する肘掛けベース65の左右方向の移動は、図25に示すように、前後動案内ブロック76が左右動案内ブロック77に対して左右方向に相対移動することによって許容される。また、支持ベース部材44に対する肘掛けベース65の前後方向の移動は、図24に示すように、肘掛けベース65が前後動案内ブロック76に対して前後方向に相対移動することによって許容される。
この実施形態の椅子1では、肘掛け本体16内に配索されるケーブル24に、略水平方向にループ状に湾曲する湾曲撓み部75が設けられているため、図27に示すように、肘掛け本体16(肘掛けベース65)が前後方向、左右方向、回動方向に種々に組み合わされて移動する場合であっても、湾曲撓み部75がその移動に柔軟に追従して湾曲形態を変化させる。
なお、図27の上段の(A),(B),(C)は、肘掛け本体16を後退させた状態を示し、そのうちの(A)は、左に移動させ、かつ半時計回りに回動させた状態、(B)は、横移動も回動も行わない状態、(A)は、右に移動させ、かつ時計回りに回動させた状態を示している。また、図27の下段の(D),(E),(F)は、肘掛け本体16を前進させた状態を示し、そのうちの(D)は、左に移動させ、かつ半時計回りに回動させた状態、(E)は、横移動も回動も行わない状態、(F)は、右に移動させ、かつ時計回りに回動させた状態を示している。
前後動案内ブロック76は、全体が上面視略方形状に形成され、底壁に左右方向に長い長孔79が形成されるとともに、底壁を取り囲む四辺に左右一対の側壁80a,80aと前部壁80bと後部壁80cとが突設されている。左右の側壁80a,80aの下端の外面には、肘掛けベース65の左右のガイド壁70の凹凸係合部70aに選択的に係合する板ばね部材81(図8参照る)が取り付けられている。前部壁80bの後面には左右方向に沿って複数の凹凸係合部80dが設けられている。また、後部壁80cは、底壁から上部後方側に傾斜して突設され、肘掛けベース65の開口部68から上方に引き出されたケーブル24が後部壁80cの傾斜した下面に沿って許容空間74方向に引き出されるようになっている。
左右動案内ブロック77は、全体が上面視矩形状に形成され、上面中央に回動案内ブロック78を収容する凹部82が形成されるとともに、下面中央に、支持ベース部材44上の支持ボス45の外周に嵌合され、かつ前後動案内ブロック76の長孔79に摺動自在に嵌入される円筒状のボス部83が突設されている。また、左右動案内ブロック77の前面には、前後動案内ブロック76の前部壁80bの凹凸係合部80dに選択的に係合する板ばね84が取り付けられている。
回動案内ブロック78は、外周面の一部に円周方向に沿って複数の凹凸係合部78aが設けられている。この凹凸係合部78aには、左右動案内ブロック77に弾性体によって付勢された不図示の係合突起が選択的に係合されるようになっている。
以上のように、移動ガイド機構18を構成する各要素は、凹凸係合部78a,80d,70aによる係合によって任意の移動位置に停止させることができる。
また、図8〜図10に示すように、肘掛けベース65の下方には、肘掛けベース65の中央の開口部68を下方から閉塞する閉塞部材85が配置されている。閉塞部材85は、開口部68よりも外形サイズが大きく肘掛けベース65の下面に摺動可能に接触するプレート部85aと、プレート部85aの上面中央に突設された平面視略矩形状のガイド突部85bと、を備えている。
ガイド突部85bの左右方向の幅は、開口部68の左右方向の幅とほぼ同幅に設定され、ガイド突部85bが開口部68内に前後摺動可能に嵌入されるようになっている。ガイド突部85bには、上下方向に貫通する左右方向に長い長孔86が形成されている。閉塞部材85は、支持ベース部材44と肘掛けベース65の間に介装され、支持ベース部材44上の支持ボス45がガイド突部85bの長孔86部分を上下方向に貫通するようになっている。閉塞部材85は、長孔86を貫通した支持ボス45に、前後動案内ブロック76、左右動案内ブロック77、回動案内ブロック78を順次セットし、その状態で回動案内ブロック78を支持ボス45に締結固定することにより、肘掛けベース65の下面側に保持されている。なお、閉塞部材85は、支持ベース部材44の開口部68を挟んで前後動案内ブロック76と一体移動可能とされている。
また、この実施形態では、昇降筒15Bに対する肘掛け本体16の前後方向の移動範囲は、閉塞部材85のガイド突部85bが肘掛けベース65の開口部68の前後の端縁に当接することによって規定されている。
また、閉塞部材85上の中央の長孔86よりも僅かに後方側位置には、肘掛け支柱15内に連続するケーブル24を肘掛けベース65の開口部68内に引き入れるための引き込み孔87が形成されている。引き込み孔87は、左右方向に長い長孔状に形成され、その一部は閉塞部材85のガイド突部85bに跨って(ガイド突部85bを一部切り欠いて)形成されている。
この実施形態における操作用のケーブル24は、図17,図19に示すように、筒状のアウタケーブル24aと、アウタケーブル24a内に摺動自在に保持されるインナケーブル24bと、を備えてなり、アウタケーブル24aが配索経路内の適所に固定されるとともに、インナケーブル24bの両端部が操作レバー67側と支基6内の可変機構部側とに接続されている。ただし、この実施形態では、インナケーブル24bは操作レバー67に直接連結されているのではなく、増幅レバー88と動滑車89を用いた後に詳述するストローク増幅機構90を介して操作レバー67に接続されている。また、アウタケーブル24aは、肘掛け本体16の内部においては、許容空間74以外の箇所に固定されている。この実施形態では、アウタケーブル24aの肘掛け本体16側の端末部が、肘掛けベース65上のガイド壁70の外側位置に係止具91を介して固定されている。即ち、この実施形態では、開口部68から引き入れられたケーブル24は許容空間74にループ状に引き回された後に、その前端側がガイド壁70の外側に引き回され、そこでアウタケーブル24aが係止具91を介して肘掛けベース65上に固定されている。
また、この実施形態におけるケーブル24は、肘掛け支柱15の内部空間に挿通される第1領域a1(図5参照。)と、肘掛け本体16内に配索される第2領域a2(図5参照。)とで曲げ剛性が異なるように、アウタケーブル24aの材質や内部構造を異ならせている。具体的には、肘掛け本体16内に配索される第2領域a2の曲げ剛性が肘掛け支柱15内に配索される第1領域a1の曲げ剛性よりも低く設定されている。
これにより、肘掛け本体16の略水平方向の移動時に、開口部68からの引き入れ位置から操作レバー67との連結位置までの距離や引き出し方向等が大きく変化する部位で用いられる第2領域a2では、肘掛け本体16内、特に許容空間74での柔軟な湾曲形態の変化を得ることができる。これに対し、肘掛け本体16の昇降時(肘掛け支柱15の伸縮時)に、肘掛け支柱15内での襞状の曲がりを抑制したい第1領域a1では、曲げの生じにくい充分な剛性を得ることができる。
ケーブル24の第1領域a1と第2領域a2の境界部には、図5に示すように、両領域のアウタケーブル24aを相互に接続する連結部材92が一体に取り付けられている。第1領域a1と第2領域a2の境界部に位置されるこの連結部材92は、一方の内筒部材35Aの上端の頂壁ブロック39に取り付けられるようになっている。
図21は、連結部材92の一方の内筒部材35Aの上端の断面を示す図であり、図22は、内筒部材35Aの上面視の状態を示す図である。また、図23は、連結部材92を保持する保持部材43を示す図である。
これらの図に示すように、連結部材92には軸方向と直交する方向に延出する一対の突起92a,92aが設けられている。これに対し、保持部材43は、連結部材92の外周面を保持する略U字状の保持溝43aが設けられるとともに、連結部材92の一対の突起92a,92aを係止する係合溝43b,43bが保持溝43aの内壁に設けられている。連結部材92とケーブル24は、一対の突起92a,92aが係合溝43b,43bに係合されることにより、上下移動不能に保持部材43と一体化される。この実施形態においては、連結部材92と保持部材43が係止部材を構成している。
また、保持部材43の前方側の端面は、下方に向かって前後幅が窄まるように傾斜する傾斜面43cが設けられ、その傾斜面43cの下端に一対の係止突起43d,43dが突設されている。保持部材43の後方側には上方に突出する突片93が延設され、その突片93に後方側に突出する係止突起93aが一体に設けられている。
保持部材43が取り付けられる内筒部材35Aのケーブル挿入孔42には、保持部材43の傾斜面43cが当接する傾斜面42aが設けられている。傾斜面42aは、ケーブル挿入孔42が下方に向かって窄まるように傾斜が設定されている。この傾斜面42aは、連結部材92と保持部材43の下方変位を規制する規制面を構成している。また、傾斜面42aの下端近傍には、保持部材43の一対の係止突起43d,43dが係合される係合溝42b,42b(図22参照。)が設けられており、ケーブル挿入孔42の後部上方側の壁には、保持部材43側の係止突起93aが嵌入される係止孔94が設けられている。ケーブル24と連結部材92を保持した保持部材43は、ケーブル挿入孔42内に嵌入され、係止突起43d,43dと93aをケーブル挿入孔42側の対応個所に係合させることによって内筒部材35Aに固定される。
この実施形態においては、連結部材92及び保持部材43と、ケーブル挿入孔42とがケーブル24の第1領域a1と第2領域a2の境界の近傍部を上下方向に位置決めする位置決め手段を構成している。
上記のように連結部材92及び保持部材43を介して内筒部材35Aの上部に係止されたケーブル24は、第1領域a1が昇降筒15Bの内側に引き出されて、支柱本体15Aのエンドキャップ28のケーブル挿通溝30に挿入された後に、図15に示すように、支柱基材19上のケーブル配索溝22内を配索される。
ここで、肘掛け本体16に設けられる操作レバー67のストローク増幅機構90について、図17〜図20を参照して説明する。
ストローク増幅機構90は、肘掛けベース65上の開口部69と連結リブ71の間の前部平坦面95に水平方向に回動可能に軸支される増幅レバー88と、操作レバー67の支軸67aから離間した位置に回転可能に設けられた動滑車89と、一端が肘掛けベース65に、他端が増幅レバー88にそれぞれ連結されるとともに中間部が動滑車89に掛け回される連結ワイヤ96と、を備えている。
増幅レバー88は、前部平坦面95上に左右方向に沿って配置され、左右方向に延出した一端部が枢軸88aによって前部平坦面95上に回動可能に支持されるとともに、他端部に、インナケーブル24bの端部が連結される出力部88bが設けられている。また、増幅レバー88の左右方向の中央には、連結ワイヤ96の他端が連結される入力部88cが設けられている。したがって、増幅レバー88の入力部88cに入力されたストロークは、増幅レバー88のレバー比に応じた比率に増幅されて、インナケーブル24bをストロークさせる。
肘掛けベース65の底壁のうちの開口部69の後縁には、下方に向かって突出する隔壁97が延設されている。この隔壁97は、図10に示すように、肘掛け支柱15の上部前端側に配置されている操作レバー37と、肘掛けベース65に保持されている操作レバー67の間を隔離する。連結ワイヤ96の一端部は、隔壁97の上下方向の略中央位置に連結されている。
操作レバー67は、開口部68の下方側に配置される断面略T字状の操作部67bと、開口部68の上方側にあって肘掛けベース65に回動可能に支持される支軸67aと、操作部67bと支軸67aを連結するアーム部67cと、を備え、アーム部67cの略中間部に動滑車89が回転可能に支持されている。そして、操作レバー67は、不図示の付勢スプリングによって操作部67bが最下端に位置される方向に付勢されている。
操作レバー67が操作されない初期状態では、図17,図18に示すように、動滑車89は後退位置に位置されており、動滑車89と連結ワイヤ96を介して操作レバー67に連係された増幅レバー88は、出力部88bが最後退位置となる回動角度で停止している。
この状態から操作レバー67が着座者によって押し上げ操作されると、図19,図20に示すように動滑車89が前方に移動し、その結果、連結ワイヤ96を介して増幅レバー88の入力部88cが動滑車89の二倍の距離だけ前方に移動する。こうして、増幅レバー88が回動すると、増幅レバー88は、レバー比に応じた比率に増幅されたストロークでインナケーブル24bを引き込むことになる。
ところで、図10に示すように、昇降筒15Bの上部前端側に配置される操作レバー37は、肘掛け本体16の前部に配置される操作レバー67の後方側に配置されている。前方側の操作レバー37と、後方側の操作レバー67の間には、以下のような誤操作防止と操作性向上させるための構造が設けられている。
図28は、図10の両操作レバー37,67が配置される部分を拡大して示した断面図であり、図29は、肘掛け本体16の肘掛けベース65の下面を示す図であり、図30は、肘掛け本体16の肘掛けベース6を下方から見た斜視図である。
これらの図に示すように、肘掛けベース65の前部側の開口部69の後縁に、下方に向かって突設された隔壁97は、前方側の操作レバー67と後方側の操作レバー37の間に配置されて両者の間を前後方向で区画している。隔壁97は、肘掛けベース65の左右方向に亙って延出し、その左右の側部には、肘掛けベース65の底壁に突設されて前後方向に延出する一対の側壁98,98が連結されている。側壁98,98は、隔壁97から肘掛けベース65の前方側に延出している。一対の側壁98,98は、隔壁97とともに三方を取り囲む空間を形成し、その空間内に前方側の操作レバー67が回動可能に配置されている。前方側の操作レバー67の左右方向に延出する支軸67aは左右の側壁98,98の上部側に支持されている。
また、操作レバー67は、前述のように操作部67bが断面略T字状に形成され、操作部67bの後方延出部分の後端部67dが隔壁97の前面に対向するようになっている。この操作部67bの後端部67dは、操作レバー67が不図示の付勢スプリングに付勢されて後部下方側に最大に回動したときに、隔壁97の前面に当接して操作レバー67の過大な回動を規制する。この実施形態においては、操作部67bの後端部67dが回動規制部を構成している。
図28に示すように、昇降筒15Bの上部に固定された支持ベース部材44に前後移動不能に係止された閉塞部材85の前端部85d(前突部)は、昇降筒15Bの外筒部材34の上部前端部よりも前方側に突出している。したがって、閉塞部材85の前端部85dは、外筒部材34の上部に取り付けられた後方側の操作レバー37よりも前方に突出している。この閉塞部材85の前端部85dには、肘掛け本体16が肘掛け支柱15に対して最大に後退移動したときに、隔壁97の付根部の後面が当接するようになっている。これにより、肘掛け本体16の過大変位が規制され、隔壁97と操作レバー37の間には、操作レバー37の操作を阻害しない充分な隙間dが確保される。この実施形態においては、閉塞部材85の前端部85d(前突部)と、隔壁97の後面とが、肘掛け本体16の後退移動を規制する移動規制部を構成している。
以上のように、この実施形態の椅子1においては、肘掛け本体16の前部側に取り付けられる操作レバー67と、この操作レバー67の後方側で昇降筒15Bの上部に取り付けられる操作レバー37の間が、肘掛けベース65に突設された隔壁97によって隔てられているため、両操作レバー67,37が干渉するのを隔壁97によって阻止することができるとともに、前方の操作レバー67を操作しようとした指先が誤って後方の操作レバー37に係るのを隔壁97によって阻止することができる。
また、この実施形態の椅子1の場合、閉塞部材85の前端部85dが外筒部材34の上部前端側よりも前方側に突出し、肘掛け本体16が肘掛け支柱15に対して最大に後退移動したときに、隔壁97の付根部面が閉塞部材85の前端部85dに当接して、隔壁97と後方側の操作レバー37の間にスペースdが確保されるため、肘掛け本体16の前後操作位置に拘わらず、後方側の操作レバー37の前方側に隔壁97と干渉しにくい充分な操作スペースを確保することができる。
したがって、この椅子1においては、肘掛け本体16が上下と前後に移動可能で、かつ、二つの操作レバー67,37が肘掛け本体16と昇降筒15Bの上部に前後に並んで配置される構造でありながら、両操作レバー67,37の誤操作を確実に防止でき、しかも、肘掛け本体16の後退移動時に、後方側の操作レバー37にかけた指に、肘掛け本体16側の部材が接触する不具合を防止することができる。
また、この実施形態においては、昇降筒15Bの上部において後側の操作レバー37よりも前方側に突出するように閉塞部材85の前端部85dが設けられ、肘掛け本体16の最大後退時に、隔壁97が閉塞部材85の前端部85dに当接する構成とされているため、簡単な構成でありながら、隔壁97と後方側の操作レバー37の間に確実に離間スペースを確保することができる。
ただし、肘掛け本体16の最大後退時に、肘掛け本体16の過大変位を規制するための構成はこの実施形態の構成に限らず、昇降筒15Bに前後変位を規制される移動ガイド機構18内の部材に、肘掛け本体16と一体に前後移動する肘掛け本体16内の部材を当接させるようにしても良い。具体的には、例えば、前突部(前端部85d)を設けずに、閉塞部材85のガイド突部85bの前端面に当接する肘掛けベース65側の開口部68の前縁の位置を、隙間dを生じる位置に設定することによって、移動規制部を構成するようにしても良い。
さらに、この実施形態では、移動規制部を構成する隔壁97が肘掛け本体16(肘掛けベース65)の底壁から下向きに突設されているため、隔壁97が肘掛け本体16の底壁とともに略L字状の断面形状を成すことになり、その結果、隔壁97の支持剛性が高まる。また、隔壁97の後方側に下向きの大きな空間が確保されるため、後側の操作レバー37に下方から容易に指を掛けられるようになるとともに、操作レバー37の操作も容易に行えるようになる。
また、この実施形態の椅子1においては、左右方向に沿う支軸67aに支持される前方側の操作レバー67が、後部下方側に最大に回動するときに、操作レバー67の後端部67dが隔壁97の前面に当接する構成とされているため、前方側の操作レバー67と後方側の操作レバー37の離間距離を確実に保つことができる。したがって、この点からも操作レバー67,37の誤操作や相互干渉を確実に防止することができる。
また、この実施形態の椅子1では、肘掛け本体15の肘掛けベース65に、隔壁97の左右の側部に連結される一対の側壁98,98が突設され、隔壁97と一対の側壁98,98に囲まれた空間内に前方側の操作レバー67が配置されているため、前方側の操作レバー67を後方側の操作レバー37側からより確実に隔離することができるとともに、隔壁97の支持剛性をより高めることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、固定支柱の外側に昇降支柱が外嵌されているが、逆に、固定支柱を筒状に形成し、昇降支柱を摺動自在に内嵌するようにしても良い。
また、上記の実施形態においては、第2の可動操作部材としての操作レバー37は肘掛け9の高さ調整機構17(可変機構部)に連係され、第1の可動操作部材としての操作レバー67は椅子本体11の可変機構部に連係されているが、各可動操作部材がどの機構に連係されるかは、これに限るものてはない。
1 椅子
5 座体
11 椅子本体
15 肘掛け支柱
15A 支柱本体(固定支柱体)
15B 昇降筒(昇降支柱体)
16 肘掛け本体
23 回動杆(第2の連係部材)
24 ケーブル(第1の連係部材)
25 ロック部材(第2の可変機構)
37 操作レバー(第2の可動操作部材)
67 操作レバー(第1の可動操作部材)
67a 支軸
67d 後端部(回動規制部)
85d 前端部(前突部,移動規制部)
97 隔壁(移動規制部)
98 側壁

Claims (5)

  1. 着座のための座体を有する椅子本体と、
    前記椅子本体に固定される固定支柱体と、当該固定支柱体の上部に昇降自在に支持された昇降支柱体と、を有する肘掛け支柱と、
    前記昇降支柱体の上部に、前後方向に移動可能に支持された肘掛け本体と、
    前記椅子本体と前記肘掛け支柱のいずれかに設けられた第1の可変機構部と、
    前記椅子本体と前記肘掛け支柱のいずれかに設けられた第2の可変機構部と、
    前記肘掛け本体のうちの前記昇降支柱体の前方側となる部位に取り付けられて、第1の連係部材を介して前記第1の可変機構部に連動可能に接続される第1の可動操作部材と、
    前記昇降支柱体のうちの前記第1の可動操作部材の後方側となる部位に取り付けられて、第2の連係部材を介して前記第2の可変機構部に連動可能に接続される第2の可動操作部材と、を備え、
    前記肘掛け本体に、前記第1の可動操作部材と前記第2の可動操作部材の間を隔てる隔壁が設けられ、
    前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁と前記第2の可動操作部材との間に離間スペースを確保するように、前記肘掛け本体の移動を規制する移動規制部が設けられていることを特徴とする椅子。
  2. 前記昇降支柱体には、前記第2の可動操作部材よりも前方に突出して、前記昇降支柱体に対する前記肘掛け本体の最大後退移動時に、前記隔壁に当接する前突部が設けられ、
    前記隔壁と前記前突部とが前記移動規制部を構成することを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 前記隔壁は、前記肘掛け本体の前記昇降支柱体よりも前方側の底壁に下向きに突設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の椅子。
  4. 前記第1の可動操作部材は、左右方向に延出する支軸によって前記肘掛け本体に回動可能に支持され、
    前記第1の可動操作部材には、後方側への最大回動時に、前記隔壁に当接する回動規制部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の椅子。
  5. 前記肘掛け本体には、前記隔壁の左右側部に連結される一対の側壁が設けられ、前記第1の可動操作部材は、前記隔壁と前記一対の側壁に囲まれた空間内に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の椅子。
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