JP6037696B2 - 脱穀装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脱穀装置において、扱胴に並設される処理装置の構成に関する。
特許文献1は、先端に向かって広がるようにしたV型溝が形成された脱穀板を、扱胴の外周に設けた自脱型コンバインを開示している。特許文献1の自脱型コンバインは、V型溝に穀稈を挟み込んで当該穀稈を扱くことにより穀粒を取り外す構成である。特許文献1は、これにより、脱穀に際して発生する穂切れ及び藁屑等の排塵が少なくなり、脱穀物に対する選別の負荷を低減できるとともに、各穀稈を確実に脱穀できるとしている。
また、特許文献1は、脱穀部で発生した被処理物(脱穀物)を処理するための処理胴を、扱胴の軸線と平行に設けた構成を開示している。扱胴にて発生した被処理物は、処理胴に投入される。この処理胴は、その外周に多数の処理歯を有しており、回転することにより被処理物を粉砕処理する。
特許文献1に記載の処理胴で被処理物(脱穀物)を処理することにより、穀粒(籾)が単粒化される。単粒化された穀粒は、処理胴の下に設けられたクランプ網を通って選別部へと落下していく。また、穀粒以外の被処理物(例えば穀粒の付いていない枝梗など)は、回転する処理胴によって細断され、細かい藁屑となる。細かく細断された藁屑も、クランプ網を通って選別部へと落下する。
特開2002−112614号公報
特許文献1の構成において、比較的大きな塵(例えば長い枝梗など)は、クランプ網を通って落下できない。クランプ網から落下できない大きな塵は、処理胴と一緒に回転し続け、処理胴に滞留してしまう場合がある。このように、従来の脱穀装置では、大きな塵が処理胴に滞留する結果、当該処理胴の処理効率が低下する場合があった。
なお、上記のような比較的大きな塵も、処理胴の回転によって徐々に細かく細断されていくので、最終的には、細かい藁屑となって選別部へと落下する。このため、結局は大量の藁屑が選別部に落下することになり、選別部の選別効率が低下する原因ともなっていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、大きな塵などが処理胴に滞留することを防止し、当該処理胴の処理効率を改善させた脱穀装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の脱穀装置が提供される。即ち、この脱穀装置は、扱胴と、穀稈搬送機構と、処理装置と、選別装置と、を備える。前記扱胴は、軸線回りに回転する。前記穀稈搬送機構は、前記扱胴の軸線に沿って穀稈を搬送する。前記処理装置は、前記扱胴と平行に配置された処理胴、及び、処理胴に設けられた処理歯とともに前記穀稈の穀粒を取り外す受網を有し、前記扱胴で発生した被処理物が投入される。前記選別装置は、前記処理装置の下方に配置される。そして、前記処理装置は、前記処理胴の周面に対向して配置され、かつ前記処理胴の軸を中心とする螺旋に略沿うように配置された被処理物案内部材を備える。前記処理胴の前記穀稈の搬送方向下流側の端部には、前記処理胴の軸線と平行に配置され、当該処理胴とともに回転することで前記被処理物を前記選別装置へ落下させる板状の部材であり、当該処理胴の周囲から突出するように形成された投げ出し羽根が複数設けられる。前記投げ出し羽根の下方に前記受網が設けられておらず当該投げ出し羽根の下方に前記選別装置が配置される。
このように被処理物案内部材を設けることにより、処理装置内の被処理物を、処理胴の軸方向に沿って搬送できる。これにより、処理装置内に大きな塵が滞留することを防ぎ、当該処理装置の処理効率を向上させることができる。また、処理胴の端部において下方を開放しておくことにより、被処理物案内部材によって搬送された塵などを、処理装置から選別装置へと落下させることができる。これにより、大きな塵などが処理装置内にいつまでも滞留してしまうことを防止できる。また、投げ出し羽根を設けたので、処理装置から選別装置へと落下する塵を、投げ出し羽根の回転の勢いによって分散させることができる。これにより、塵などが固まって選別装置に落下することを抑制できるので、選別装置に大きなカタマリが落下して当該選別装置の効率を低下させてしまうことを抑制できる。
上記の脱穀装置において、前記被処理物案内部材は、前記処理装置内の前記被処理物を、前記処理胴の回転によって、前記穀稈の搬送方向下流側に向けて搬送するように配置されていることが好ましい。
穀稈の搬送方向下流側では、扱胴から処理装置に投入される被処理物の量が少ないため、当該処理装置の処理能力に余裕がある。そこで、処理装置内の被処理物を下流側に向けて搬送することにより、処理装置の全長を有効利用でき、当該処理装置の処理効率を向上させることができる。
上記の脱穀装置は、以下のように構成されることが好ましい。即ち、前記選別装置は、前記被処理物を受け止めるとともに当該被処理物に含まれる穀粒を通過させるセパレータを、前記投げ出し羽根の下方に有する。そして、この脱穀装置は、前記セパレータで受け止められた前記被処理物を機外に排出する排出装置を備える。
これにより、投げ出し羽根によって落下させられた被処理物を、セパレータによって受け止めて穀粒を分離し、穀粒以外の藁屑等は機外に排出できる。これにより、大きな塵によって選別装置の効率が低下してしまうことを防止できる。
前記の脱穀装置においては、前記扱胴の軸線と略平行な扁平状に形成されるとともに、先端に向けて細くなるように形成され、前記扱胴の周囲に設けられた複数の扱歯を備えることが好ましい。
本発明の一実施形態に係る脱穀装置の全体的な構成を示す側面図。 脱穀装置の内部を示す側面断面図。 脱穀装置の正面断面図。 脱穀装置の平面断面図。 扱歯の斜視図。 選別装置の構成を示す側面断面図。 穂切れ処理装置の斜視図。 穂切れ処理装置の側面図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、本実施形態に係る脱穀装置1は、本体10と、本体10の側部に設けられた穀稈搬送機構11を備えている。
図3に示すように、穀稈搬送機構11は、穀稈搬送チェーン12と、押圧部材13を備えている。穀稈搬送チェーン12は、図1に示すように、無端環状に構成され、スプロケットの回転によって循環駆動されるように構成されている。押圧部材13は、図3に示すように、穀稈搬送チェーン12の上面に対して押圧されるように構成されている。
穀稈14は、その根元部分を、穀稈搬送チェーン12の上面と押圧部材13との間に挟み込まれて保持される(図3参照)。この状態で穀稈搬送チェーン12を循環駆動することにより、穀稈搬送機構11は、穀稈14を装置正面側から装置後方に向けて搬送する。なお以下の説明で、穀稈搬送機構11によって穀稈14が搬送される方向を、単に穀稈搬送方向と呼ぶ。
本体10の内部には、扱室15と、選別装置36と、排藁処理部21と、が主に配置されている。
扱室15は、穀稈14の脱穀を行うための空間である。図1及び図2に示すように、本体10の正面側(図1及び図2の左側)には、扱室15の内部へ穀稈14の穂先14aを導入するための穀稈投入部25が形成されている。穀稈搬送機構11によって搬送される穀稈14の穂先14aは、穀稈投入部25を介して、扱室15の内部に導入される。扱室15内には、扱胴16と、穂切れ処理装置29と、が配置されている。
扱胴16は、その軸線17が脱穀装置1の前後方向(図2の左右方向)と平行になるように配置された筒状の構成であり、その周囲には後述の扱歯22が設けられている。この扱胴16は、軸線17回りに回転駆動される。図4に示すように、穀稈搬送チェーン12は、平面視で扱胴16の軸線17と略平行に配設されている。これにより、穀稈搬送機構11は、扱胴16の軸線17に沿うように穀稈14を搬送する。このとき、回転する扱胴16の扱歯22によって、搬送される穀稈14から穂先14aの部分が取り外される。このとき取り外された穂先14aの部分を、「穂切れ」と称する。
また、本体10は、扱室カバー60を備えている。扱室カバー60は、扱胴16及び穂切れ処理装置29の上方を覆っている。扱室カバー60は、扱室15の内部に露出し、扱室15の天井部分の一部を構成する下向きの天井面61を有している。この天井面61は、扱胴16の外周面に対向している。なお、この扱室カバー60は、図3に示す支持軸63を中心として、上方に回動させることができるように構成されている。扱室カバー60を上方に回動させることで、扱胴16の上部を開放し、メンテナンス等を行うことができる。
穀稈14のうち、扱胴16の回転によって穂先14aの部分が取り外された残りの部分を、「排藁」と呼ぶ。排藁は、穀稈搬送機構11の搬送方向下流側端部において、排藁搬送機構18(図1及び図4)に受け渡される。
この排藁搬送機構18は、図4に示すように、排藁搬送チェーン19と、係止搬送ベルト20と、を並列して設けた構成である。排藁搬送チェーン19は、無端環状のチェーンとして構成され、循環駆動されることにより、その下面で排藁の根元部分を搬送するように構成されている。係止搬送ベルト20は、一定間隔でタイン(図略)が配置された無端環状ベルトであり、当該係止搬送ベルト20を循環駆動することにより、穀稈の穂先部分をタインによって係止しつつ搬送する構成である。
図1に示すように、排藁搬送機構18の下方には、排藁処理部21が配置されている。この排藁処理部21は、排藁を細かく切断するための排藁カッター、切断された排藁を機外に排出するための拡散装置などを備えている。排藁搬送機構18によって搬送される排藁は、排藁処理部21に順次投入され、細かく裁断された後、圃場に均一に放出される。
次に、穀稈14を脱穀するための構成について詳しく説明する。
扱胴16は、金属板にて略八角形柱状の中空状筒体として構成されており、その軸線17が装置前後方向(図2の左右方向)に沿って略水平に配置されている。扱胴16の外周には、複数の扱歯22が外向きに突出するように設けられている。
図2等に示すように、扱歯22は、扱胴16の軸線17と平行な方向に並んで複数設けられている。図5に示すように、各扱歯22は、当該扱歯22同士が並ぶ方向に対して平行な平面を構成するように、扁平な(平板状の)形状に形成されている。また図5に示すように、扱歯22の先端部は、先端に向かって幅が狭まる略V字状に構成されている。従って、隣接する扱歯22同士の間は、先端に向かって幅が広がるV型溝23が形成されている。また、V型溝23の奥には、丸型(又は多角形)の抜き孔24が、前記V型溝23に連なって形成されている。
本実施形態の扱胴16は、上扱ぎ式に回転するように構成されている。即ち、図3に示すように、穀稈14は上方に向けて扱かれ、当該穀稈14の穂先14aは、扱胴16の上方を通過するように構成されている。従って、穀稈14の穂先は、扱歯22と、扱室カバー60の下面(天井面61)と、の間を通過する。図3に示すように、扱胴16の軸線17方向で見たときに、天井面61の一部が、扱歯22の先端の回転軌跡に沿って円弧状に形成されている。また、天井面61は、扱歯22の先端の回転軌跡に接近させて配置されている。
穀稈搬送機構11によって搬送される穀稈14の穂先14aは、天井面61と扱歯22の間の狭い隙間を通ることになる。このとき、穂先14aは、天井面61に押されるようにして、扱歯22同士の間の部分(V型溝23及び抜き孔24)に嵌まりこむ。この状態で扱胴16が回転することにより、穀稈14が穂先14aに向けて扱かれ、当該穀稈14から穂先14aの部分が取られて穂切れとなる。
次に、扱胴16の回転によって穀稈14から取り外された穂先(穂切れ)の処理について詳しく説明する。なお、扱室15内においては、扱胴16の回転によって、穂切れの他にも、穀粒や藁屑等が発生する。これらの混合物のことを、以下、被処理物と称する。
扱胴16の回転により発生した被処理物は、当該扱胴16の回転により、扱胴16の回転方向下流側に向けて放出される。図3に示すように、被処理物の落下位置には、穂切れ処理装置29が配置されている。穂切れ処理装置29は、図3及び図4に示すように、処理胴30と、受網31と、仕切板34を備えている。
処理胴30は、略四角筒状に形成されるとともに、その軸線32を回転軸として回転駆動されるように構成されている。処理胴30の軸線32は、扱胴16の軸線17と略平行になるように配置されている。なお本実施形態では、図3に矢印で示すように、扱胴16と処理胴30は、同じ方向に回転駆動される。この処理胴30は、外向きに突出する複数の処理歯33を有している。図4に示すように、複数の処理歯33は、処理胴30の軸線32と平行な方向に沿って並んで配置されている。
受網31は、処理胴30の下半分を覆うように設けられている。図3に示すように、受網31は、処理胴30の軸線32方向で見たときに、回転する処理歯33の先端の軌跡に沿って形成されている。
この構成で、扱胴16で発生した被処理物は、穂切れ処理装置29に導入される。この被処理物は、回転する処理歯33と、受網31と、の間で揉み解し作用を受け、単粒化(穀粒が取り外されること)が促進される。脱粒された穀粒は、受網31を通って、下方に落下する。また、受網31の終端には、切歯49が形成されている。この切歯49は、処理胴30の軸線方向に並んで複数形成されている。そして、処理胴30が回転することにより、切歯49同士の間を、処理歯33が通過するように構成されている。これにより、穂切れ処理装置29に投入された藁屑等が細かく裁断される。細かく裁断された藁屑は、受網31を通って下方に落下する。受網31から落下する落下物(穀粒、藁屑、穂切れなどの混合物)を、以下の説明では被選別物と称する。受網31から落下した被選別物は、選別装置36に投入される。
仕切板34は、図3に示すように、処理胴30と扱胴16の間に配置されている。仕切板34の下端は受網31の終端に近接して配置されている。また、仕切板34は、金属板を折り曲げ加工されており、図3に示すように、処理胴30の軸線32方向で見たときに、処理歯33の先端の回転軌跡に略沿って配置されるように構成されている。以上のように、仕切板34は、処理胴30と扱胴16の間を仕切るように配置されている。この仕切板34により、穂切れ処理装置29内の被処理物が、処理胴30の回転の勢いによって扱胴16側に飛び出してしまうことを防止できる。これにより、穂切れ処理装置29の処理効率を向上させることができる。
なお、穂切れ処理装置29等で発生した細かい粉塵などを吸引して機外に排出するための吸引ファン(排出装置)51(図6)が、穀稈搬送方向で穂切れ処理装置29の下流側に隣接して設けられている。
次に、選別装置36について、図6を参照して説明する。
選別装置36は、扱胴16及び穂切れ処理装置29の下方に配置されている。選別装置36は、図6に示すように、揺動選別部37と、風選別部38とを備えている。
揺動選別部37は、穂切れ処理装置29(及び扱胴16)のすぐ下方に配置されている。この揺動選別部37は、フィードパン35、チャフシーブ39、及びセパレータ70を備えている。また、揺動選別部37は、フィードパン35、チャフシーブ39、及びセパレータ70を装置前後方向(図6の左右方向)に揺動させる図略の揺動駆動機構を備えている。
フィードパン35は、穀稈搬送方向でチャフシーブ39よりも上流側に配置されており、かつ、チャフシーブ39よりも若干高い位置に配置されている。フィードパン35は板状部材であり、穀稈搬送方向の下流側(図6の右側、装置後方)が低くなるように、水平面に対して若干傾いて配置されている。
穂切れ処理装置29からの被選別物は、フィードパン35又はチャフシーブ39の上に落下する。フィードパン35の上に落ちた被選別物は、当該フィードパン35が揺動駆動されることにより、当該フィードパン35の傾きによって穀稈搬送方向の下流側(装置後方)に向けて搬送され、当該フィードパン35の下流側端部からチャフシーブ39の上に落下する。
チャフシーブ39は、装置の略左右方向に横架された複数のチャフフィン40を、装置前後方向に複数並べて配置したものである。複数のチャフフィン40は、互いに適宜の間隔を空けて配置されている。
チャフシーブ39を前後に揺動させることで、当該チャフシーブ39上の被選別物のうち、穀粒等の重くて小さい被選別物はチャフフィン40の間を通って下に落ちる。一方、藁屑などの軽くて大きい被選別物はチャフフィン40に引っ掛かって残る。このように、チャフシーブによって被選別物の粗選別を行うことができる。また、各チャフフィン40は、その上面が、斜め前方側を向くようにして配置されている。これにより、チャフフィン40に引っ掛かった藁屑などは、チャフシーブ39を装置前後方向に揺動させることにより、装置後方(図6の右側)に向けて搬送されていく。
なお、セパレータ70については後で説明する。
次に風選別部38について説明する。この風選別部38は、唐箕ファン41と、グレンシーブ42と、を備えている。風選別部38は、揺動選別部37の下方に配置されている。
グレンシーブ42は網目状のプレス、又はクリンプ網として構成されており、チャフシーブ39の下方に配置される。またグレンシーブ42の下方には、スクリューコンベアとして構成された一番コンベア43が配置されている。前記チャフシーブ39の粗選別により、当該チャフシーブ39から落下した重くて小さい被選別物(穀粒等)は、グレンシーブ42の上に落下する。
唐箕ファン41は、穀稈搬送方向で下流向きの選別風を発生させ、当該選別風をグレンシーブ42に対して下側から当てるように構成されている。
以上の構成で、グレンシーブ42上に落下した被選別物に対して、唐箕ファン41が生起する選別風が当てられる。そして、この選別風にかかわらず略垂直に落下する比重の重い物、即ち穀粒は一番物と呼ばれる。一番物は一番コンベア43に導入され、それ以外の比重の軽いものは穀稈搬送方向下流側に向けて吹き飛ばされる。
一番コンベア43に導入された一番物(穀粒)は、当該一番コンベア43によって搬送され、例えば図略のグレンタンクに貯蔵される。以上により、被選別物から穀粒を選別して取り出すことができる。
チャフシーブ39及びグレンシーブ42の下流側端部下方には、スクリューコンベアとして構成された二番コンベア44が配置されている。
チャフシーブ39の上に残った穂切れ、藁屑等は、当該チャフシーブ39の往復揺動により穀稈搬送方向の下流側に向けて搬送され、二番コンベア44に落下する。また、グレンシーブ42に落下した被処理物のうち、唐箕ファン41の選別風により吹き飛ばされた穂切れ、藁屑等も、二番コンベア44に落下する。風選別部38は、二番コンベア44に落下する被選別物に対して搬送方向下流側に向けて上向きの風を当てる送風ファン45を有している。
二番コンベア44に落下する被選別物のうち、穀粒の付いた穂切れ等は比較的重いので、送風ファン45の風にもかかわらず落下して二番コンベア44に導入される。一方、穀粒の付いていない藁屑等は、送風ファン45の風によって吹き飛ばされ、吸引ファン51によって装置の外に排出される。
穀粒の付いた穂切れ等は、再処理を施して穀粒を取り出す余地があるので、回収する価値のあるものである。このように再処理の対象とするものを、二番物と称する。風選別部38で選別されて二番コンベア44に導入された二番物は、当該二番コンベア44によって搬送され、図略の二番還元コンベアに供給される。この二番還元コンベアは、二番物を、穂切れ処理装置29に戻すように構成されている。以上の構成により、選別装置36で選別された二番物を、穂切れ処理装置29によって再処理することができる。
次に、本実施形態の特徴的な構成について説明する。
本実施形態の穂切れ処理装置29は、被処理物案内部材65を備えている。この被処理物案内部材65は、穂切れ処理装置29内の被処理物を、処理胴30の軸線32方向に沿って搬送するためのものである。
図3に示すように、被処理物案内部材65は、処理胴30と仕切板34の間に配置されている。図7に示すように、被処理物案内部材65は、平板状の部材である。また、本実施形態の穂切れ処理装置29は、前記被処理物案内部材65を複数備えている。複数の被処理物案内部材65は、互いに平行に配置され、かつ、処理胴30の軸線32と平行な方向に適宜の間隔を空けて並べて配置されている。
図3に示すように、処理胴30の軸線32方向で見たときに、被処理物案内部材65は、処理胴30側の端面の輪廓形状が、処理歯33の先端の回転軌跡に沿って、略円弧状に形成されている。なお、被処理物案内部材65は、処理歯33の先端の回転軌跡よりも外側に配置されている。これにより、被処理物案内部材65が、回転する処理歯33に干渉しないようになっている。
そして、図4及び図8に示すように、板状の被処理物案内部材65は、処理胴30の軸線32と平行な方向(装置前後方向)に対して、斜めになるように配置されている。
以上のように被処理物案内部材65が配置されているので、各被処理物案内部材65の処理胴30に対向する端面は、当該処理胴30の軸線32を中心とした螺旋に略沿うように配置されていると言える。なお、本実施形態において、被処理物案内部材65は、処理胴30の軸線32を中心とした左ネジ方向の螺旋に沿うように配置されている。
以上のように配置された被処理物案内部材65による作用について説明する。
穂切れ処理装置29内の被処理物は、回転する処理胴30及び処理歯33に連れられて、穂切れ処理装置29内を軸線32まわりで回転する。このように軸線32まわりで回転する被処理物は、処理胴30と仕切板34との間を通過する際に、被処理物案内部材65によって案内され、当該被処理物案内部材65に沿うように移動する。被処理物案内部材65は、処理胴30の軸線32を中心とした螺旋に沿って配置されているので、当該被処理物案内部材65によって案内される被処理物は、当該軸線32に沿った方向(装置前後方向)に搬送されることになる。
前述のように、被処理物案内部材65は、左ネジの螺旋に沿って配置されている。また、本実施形態の穂切れ処理装置29では、図3に示すように、処理胴30が、装置正面側(前側)から見て左まわり(反時計回り)に回転するように構成されている。従って、被処理物案内部材65によって案内される被処理物は、穂切れ処理装置29内を、装置後方(穀稈搬送方向で下流側)に向けて搬送される。
このように、穂切れ処理装置29内の被処理物を、処理胴30の軸線32に沿って搬送することができるので、穂切れ処理装置29内の被処理物を、処理胴30の軸線32方向で分散させることができる。例えば、扱胴16から穂切れ処理装置29に投入される被処理物の量は、装置前側(穀稈搬送方向で上流側)ほど多く、装置後側(穀稈搬送方向で下流画)に投入される被処理物の量は少ない。そこで上記のように、穂切れ処理装置29内の被処理物を、被処理物案内部材65によって装置後方に向けて搬送することにより、当該被処理物を、処理胴30の軸線方向で分散させることができる。これにより、穂切れ処理装置29を、処理胴30の全長に渡って均一に有効利用できるので、当該穂切れ処理装置29の処理効率を向上させることができる。
穂切れ処理装置29内の被処理物は、装置後方に向けて搬送される間に、回転する処理歯33の作用を何度も受けるので、当該被処理物に含まれる穀粒が単粒化されるとともに、藁屑が細断される。穀粒や、細かくなった藁屑は、受網31を通って選別装置36に落下する。一方、最終的に細断化されなかった大きな塵は、穂切れ処理装置29の後端部(穀稈搬送方向で下流側の端部)まで到達する。
図4、図7、及び図8に示すように、処理胴30の後端部には、当該処理胴30と一体的に回転する投げ出し羽根68が設けられている。この投げ出し羽根68は、処理胴30の軸線32と平行に配置された板状の部材であり、処理胴30の周囲から突出するように複数設けられている。また、この投げ出し羽根68の部分には、受網31が設けられていない。つまり、投げ出し羽根68の下方は開放されている。
図6に示すように、投げ出し羽根68の下方には、揺動選別部37のセパレータ70が設けられている。セパレータ70は、図4に示すように、多数の線状部材(針金)69を、装置左右方向で適宜の間隔を空けて平行に並べた構成である。図6に示すように、セパレータ70は、チャフシーブ39の上方に配置されている。
以上の構成で、穂切れ処理装置29内を後端部まで搬送された被処理物(大きな塵など)は、投げ出し羽根68の回転によって下方に向けて投げ出され、セパレータ70の上に落下する。このとき、大きな塵などは、線状部材69に引っかかってセパレータ70の上に残る。セパレータ70の上の落下した被処理物に穀粒が混入していた場合、当該穀粒は、線状部材69の間を通ってチャフシーブ39の上に落下する。また、セパレータ70は、揺動選別部37の揺動駆動機構によって装置前後方向に揺動駆動されるので、当該セパレータ70上の被処理物に含まれる穀粒を確実に分離して、当該セパレータ70から落下させることができる。そして、最終的にセパレータ70の上に残った被処理物(大きな塵など)は、吸引ファン51によって吸引され、機外に排出される。
なお、穂切れ処理装置29の後端部から落下する被処理物は、投げ出し羽根68の回転の勢いによって、装置左右方向に広げられた状態となる。従って、大きなカタマリ状の被処理物がセパレータ70の上に落下することがない。これにより、カタマリ状の塵の中に穀粒が混入したまま分離できずに機外に排出されてしまうロスを防止できる。
以上のように、本実施形態の構成によれば、穂切れ処理装置29内の大きな塵を、フィードパン35及びチャフシーブ39の上に落下させることなく、機外に排出することができる。これにより、選別装置36の選別効率を向上させることができる。
以上で説明したように、本実施形態の脱穀装置1は、扱胴16と、複数の扱歯22と、穀稈搬送機構11と、穂切れ処理装置29と、を備えている。扱胴16は、軸線17回りに回転する。扱歯22は、扱胴16の軸線17と略平行な扁平状に形成されるとともに、先端に向けて細くなるように形成され、扱胴16の周囲に設けられる。穀稈搬送機構11は、扱胴16の軸線17に沿って穀稈14を搬送する。穂切れ処理装置29は、扱胴16と平行に配置された処理胴30を有し、扱胴16で発生した被処理物が投入される。そして、穂切れ処理装置29は、処理胴30の周面に対向して配置され、かつ前記処理胴30の軸を中心とする螺旋に沿うように配置された被処理物案内部材65を備える。
このように被処理物案内部材65を設けることにより、穂切れ処理装置29内の被処理物を、処理胴30の軸方向に沿って搬送できる。これにより、穂切れ処理装置29内に大きな塵が滞留することを防ぎ、当該穂切れ処理装置29の処理効率を向上させることができる。
また、本実施形態の脱穀装置1において、被処理物案内部材65は、穂切れ処理装置29内の被処理物を、処理胴30の回転によって、穀稈搬送方向で下流側(装置後側)に向けて搬送するように配置されている。
穀稈搬送方向の下流側では、扱胴16から穂切れ処理装置29に投入される被処理物の量が少ないため、穂切れ処理装置29の処理能力に余裕がある。そこで、穂切れ処理装置29内の被処理物を下流側に向けて搬送することにより、穂切れ処理装置29の全長を有効利用でき、当該穂切れ処理装置29の処理効率を向上させることができる。
また、本実施形態の脱穀装置1は、以下のように構成されている。即ち、穂切れ処理装置29の下方には、選別装置36が配置されている。処理胴30の後端部には、当該処理胴30とともに回転する投げ出し羽根68が設けられ、かつ、当該投げ出し羽根68の下方が開放されている。
このように、処理胴30の後端部において下方を開放しておくことにより、被処理物案内部材65によって搬送された塵などを、穂切れ処理装置29から選別装置36へと落下させることができる。これにより、大きな塵などが穂切れ処理装置29内にいつまでも滞留してしまうことを防止できる。また、投げ出し羽根68を設けたので、穂切れ処理装置29から選別装置36へと落下する塵を、投げ出し羽根68の回転の勢いによって分散させることができる。これにより、塵などが固まって選別装置36に落下することを抑制できるので、選別装置36に大きなカタマリが落下して当該選別装置36の効率を低下させてしまうことを抑制できる。
また、本実施形態の脱穀装置1は、以下のように構成されている。即ち、選別装置36は、被処理物を受け止めるとともに当該被処理物に含まれる穀粒を通過させるセパレータ70を、投げ出し羽根68の下方に有する。そして、この脱穀装置1は、セパレータ70で受け止められた前記被処理物を機外に排出する吸引ファン51を備える。
これにより、投げ出し羽根68によって落下させられた被処理物を、セパレータ70によって受け止めて穀粒を分離し、穀粒以外の藁屑等は機外に排出できる。これにより、大きな塵によって選別装置36の効率が低下してしまうことを防止できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
本発明の脱穀装置1は、据え置きの脱穀装置、ハーベスタ内蔵の脱穀装置、コンバイン内蔵の脱穀装置など、様々な脱穀装置に適用することができる。
上記実施形態では、被処理物案内部材65は、板状の部材としたが、これに限らない。被処理物案内部材65は、穂切れ処理装置29内の被処理物を螺旋状に案内できれば良く、その形状等は特に限定されない。なお、上記実施形態では被処理物案内部材65を平板状の部材としているので、厳密に言えば、当該被処理物案内部材65は、厳密に螺旋に沿って配置されているわけではない。しかし、被処理物案内部材65は、厳密に螺旋に沿って配置される必要は無い。被処理物案内部材65は、処理胴30の軸線32を中心とする螺旋の接線にだいたい沿うように配置されれば良く、これによって、穂切れ処理装置29内の被処理物を処理胴30の軸線方向に搬送する効果を十分に得ることができる。
上記実施形態では、複数の被処理物案内部材65を、処理胴30の軸線方向に沿って並べて設けているが、これに限定されず、被処理物案内部材65は1つのみであっても良い。
上記実施形態で説明したように、被処理物案内部材65は、穂切れ処理装置29内の被処理物を、装置後方に搬送することが好ましい。しかし、これに限定されるわけではなく、穂切れ処理装置29内の被処理物を装置前方に搬送し、当該穂切れ処理装置29の前端部から落下させる構成であっても良い。
セパレータ70は、上記実施形態の構成に限定されず、大きな塵を受け止めて穀粒を通過させることができる部材であれば良く、例えばクリンプ網などであっても良い。
1 脱穀装置
11 穀稈搬送機構
16 扱胴
22 扱歯
29 穂切れ処理装置(処理装置)
30 処理胴
65 被処理物案内部材

Claims (4)

  1. 軸線回りに回転する扱胴と、
    前記扱胴の軸線に沿って穀稈を搬送する穀稈搬送機構と、
    前記扱胴と平行に配置された処理胴、及び、処理胴に設けられた処理歯とともに前記穀稈の穀粒を取り外す受網を有し、前記扱胴で発生した被処理物が投入される処理装置と、
    前記処理装置の下方に配置される選別装置と、
    を備え、
    前記処理装置は、前記処理胴の周面に対向して配置され、かつ前記処理胴の軸を中心とする螺旋に略沿うように配置された被処理物案内部材を備え、
    前記処理胴の前記穀稈の搬送方向下流側の端部には、前記処理胴の軸線と平行に配置され、当該処理胴とともに回転することで前記被処理物を前記選別装置へ落下させる板状の部材であり、当該処理胴の周囲から突出するように形成された投げ出し羽根が複数設けられ、
    前記投げ出し羽根の下方に前記受網が設けられておらず当該投げ出し羽根の下方に前記選別装置が配置されることを特徴とする脱穀装置。
  2. 請求項1に記載の脱穀装置であって、
    前記被処理物案内部材は、前記処理装置内の前記被処理物を、前記処理胴の回転によって前記穀稈の搬送方向下流側に向けて搬送するように配置されていることを特徴とする脱穀装置。
  3. 請求項1又は2に記載の脱穀装置であって、
    前記選別装置は、前記被処理物を受け止めるとともに当該被処理物に含まれる穀粒を通過させるセパレータを、前記投げ出し羽根の下方に有し、
    前記セパレータで受け止められた前記被処理物を機外に排出する排出装置を備えることを特徴とする脱穀装置。
  4. 請求項1からまでの何れか一項に記載の脱穀装置であって、
    前記扱胴の軸線と略平行な扁平状に形成されるとともに、先端に向けて細くなるように形成され、前記扱胴の周囲に設けられた複数の扱歯を備えることを特徴とする脱穀装置。
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