JP6033568B2 - 皮脂分泌抑制効果付与剤及びこれを含有する皮脂分泌抑制剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、皮脂分泌抑制効果付与剤及びこれを含有する皮脂分泌抑制剤組成物、特に香りを嗅ぐことによって効果を得ることのできる気化吸入用の皮脂分泌抑制効果付与剤に関する。また、本発明は、皮脂分泌抑制効果付与剤を含有するニキビ改善剤組成物及びテカリ防止剤組成物に関する。さらに、本発明は、皮脂分泌抑制用化粧料、皮脂分泌抑制用繊維又は衣類及び皮脂分泌抑制用飲食品の製造方法に関する。
皮膚の表皮表面には、薄い皮脂膜が形成されており、外界からの異物の新入を防いで様々な物質の刺激から皮膚を保護するとともに、皮膚表面を潤滑化したり、皮膚内部からの水分蒸発を抑制する作用を有している。しかしながら、過剰な皮脂の分泌は、ニキビやフケといった脂漏性疾患の原因となったり、あるいは皮膚のべたつきによる不快感を生じてしまう。従来、このようなニキビやフケ、あるいは皮膚のべたつき等の予防・改善のため、皮脂分泌抑制剤の研究・開発が行われている。皮脂分泌抑制剤としては、例えば、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール等のホルモン類やビタミンB6類等が広く知られており、また、その他の化合物による皮脂分泌抑制効果についても近年多数報告されている。
一方で、アロマセラピーの分野においては、例えば、イランイランが皮脂の分泌バランスを好適化し、脂性肌や脂漏症を改善する効果を示すことが知られている(例えば、非特許文献1参照)。なお、このイランイランによる皮脂分泌抑制効果は、皮膚表面への塗布によって直接作用しているものと考えられ、香りを嗅ぐことによる皮脂分泌抑制効果としては必ずしも明らかではない。これに対して、本出願人らは、近年、ペパーミント等のいくつかの香料成分が、その香りを嗅ぐことで皮脂の分泌量を軽減する作用を示すことを見出している(特許文献1参照)。このような香りによる皮脂分泌抑制効果によれば、皮膚表面への塗布により直接作用する従来の皮脂分泌抑制剤と比較しても、副作用や刺激性の問題が少ないものと考えられ、さらなる研究・開発が望まれている。
特開2010−254704号公報
アロマテラピーのための84の精油,フレグランスジャーナル社発行,ワンダ・セラー著,高山林太郎訳,12−13頁
本発明は、以上のような従来技術の課題に鑑みて行われたものであって、すなわち、その解決すべき課題は、香りを嗅ぐことによって皮脂分泌抑制効果を得ることのできる気化吸入用の皮脂分泌抑制効果付与剤を提供することにある。
本発明者らは、上記問題点を解決するために鋭意検討を行なった結果、ジメトキシベンゼンの香りを嗅ぐことで優れた皮脂分泌抑制効果が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第一の主題は、ジメトキシベンゼンからなり、ジメトキシベンゼンの香りを嗅ぐことによって皮脂分泌抑制効果を得ることを特徴とする気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤である。また、本発明の第二の主題は、前記気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を含有することを特徴とする皮脂分泌抑制剤組成物である。また、本発明の第三の主題は、前記気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を含有することを特徴とするニキビ改善剤組成物である。また、本発明の第四の主題は、前記気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を含有することを特徴とするテカリ防止剤組成物である。また、本発明の第五の主題は、前記気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を化粧料に配合することによる、皮脂分泌抑制用化粧料の製造方法である。また、本発明の第六の主題は、前記気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を繊維又は衣類に賦香することによる、皮脂分泌抑制用繊維又は衣類の製造方法である。また、本発明の第七の主題は、前記気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を飲食品に配合することによる、皮脂分泌抑制用飲食品の製造方法である。
本発明にかかる気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤は、ヒトに気化吸入させることによって肌の皮脂量を低減させることができる。また、ジメトキシベンゼンを配合した香料組成物を皮脂分泌抑制剤として使用したり、当該香料組成物を皮脂分泌抑制効果を付与するために化粧料、繊維又は衣類、飲食品に配合あるいは賦香することも可能である。
p−ジメトキシベンゼン(DMB)の気化吸入による皮脂分泌抑制効果(DMBを嗅いだ後の皮脂量の経時変化)の測定結果である。
以下、本発明の構成をさらに詳細に説明する。
本発明にかかる気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤は、下記一般式(1)で表されるジメトキシベンゼンからなるものである。
Figure 0006033568
本発明に用いられるジメトキシベンゼンにおいて、2つのメトキシ基のベンゼン環への結合位置は、o型,m型,p型のいずれであっても構わないが、好ましくはp型である。なお、これらのジメトキシベンゼンの香気はそれぞれ異なるものであり、o−ジメトキシベンゼンは希釈すると甘いバニリン様香気となる甘いクリーム様香気を有するものであり、m−ジメトキシベンゼンは強いへーゼルナッツ香を有するものであり、また、p−ジメトキシベンゼンは甘いクマリン、ナッツ、枯草様の香気を有するものであり、さらに舞妃蓮の香りの特徴成分としても知られている(合成香料 化学と商品知識,印藤元一著,化学工業日報社)。これらのうち、p−ジメトキシベンゼン(1,4−ジメトキシベンゼン)が最も好適に用いられる。なお、ジメトキシベンゼンの香りによる生理・心理効果としては、例えば、鎮静効果(特開2006−290823号公報)、肌荒れ改善効果(特開2010−143884号公報)等が知られている。
本発明において、上記ジメトキシベンゼンは、単独で気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤として用いられる。また、本発明にかかる皮脂分泌抑制剤組成物は、任意の香料成分の組み合わせからなり、専ら皮脂分泌抑制効果を得る目的で使用される組成物であって、本発明にかかる気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤、すなわちジメトキシベンゼンを有効成分として組成物全量中1×10−9〜100質量%含有しているものである。ジメトキシベンゼンの含有量としては、特に1×10−7〜50質量%であることが好ましい。ジメトキシベンゼンの含有量が1×10−9質量%以下では有効な皮脂分泌抑制効果を発現することができない場合がある。本発明にかかる皮脂分泌抑制剤組成物は、そのままであるいは水やエタノール等の適当な溶媒で希釈すること等によって、香水、コロン、ルームフレグランス等として用いることができる。
また、本発明にかかる気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤、すなわちジメトキシベンゼンを有効量含有する組成物は、その皮脂分泌抑制効果から、ニキビ改善剤あるいはテカリ防止剤組成物として好適に使用することができる。本発明にかかるニキビ改善剤組成物及びテカリ防止剤組成物において、ジメトキシベンゼンの含有量は、組成物全量中1×10−7〜50質量%程度であることが好ましい。
その他、本発明にかかる気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤は、例えば、ファンデーション等のメーキャップ化粧料、化粧水、乳液等のスキンケア化粧料、シャンプー・リンス、ボディーシャンプー、ボディーパウダー類、浴剤等の各種化粧料に香料成分として適当量配合することによって、当該化粧料に皮脂分泌抑制効果を付与することができる。また、本発明にかかる気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を、繊維又は衣類に賦香したり、飲食品に配合することもできる。これら化粧料、繊維又は衣類、飲食品中のジメトキシベンゼンの含有量は、全量中1×10−7〜50質量%程度となるように調整することが望ましい。
以下、本発明において効果確認のために採用した試験方法について説明する。
〈被験者〉
健康な20代女性10名を被験者とした。被験者にはあらかじめ試験内容を説明し、文書にて試験参加への同意を得た。
〈香り提示方法〉
無臭溶媒であるトリエチルシトレート中にp−ジメトキシベンゼン(1,4−ジメトキシベンゼン:曽田香料社製)を0.5質量%となるように希釈したものを試料とした。この試料5μLを約1cm×1cmのコットンに染み込ませ、被験者の鼻下に貼り付けて、自発呼吸とともに香りを嗅がせた。香り無しの場合はコットンのみを被験者に鼻下に貼付した。香り有り、無しいずれの場合も、試験中、1.5時間ごとに新たに調製したコットンに貼り替えた。
〈試験方法〉
試験は2日間にわたって午後の同日時刻に実施し、1日を香り有り条件下、もう1日を香り無し条件下で実施した。
被験者に無賦香石鹸で皮脂採取箇所(額)の洗浄を行なわせ、皮脂を除去させた。その後、恒温恒湿室(25℃,45%)内に入室させ、安静状態を保たせた。
洗顔30分後に額部5箇所の皮脂量を油分計(SebumeterSM810:CK社製)で測定してから、鼻下に試料を染み込ませたコットン(香り有り条件)もしくはコットンのみ(香り無し条件)を貼付した。その後、洗顔2時間後及び3.5時間後にも、同様に油分計により額部5箇所の皮脂量を測定した。
皮脂量(μg/cm)は、測定された額部5箇所の皮脂量のうち最大値と最小値を除いた3箇所の平均値とした。各被験者の洗顔30分後の皮脂量を100とした相対皮脂量を算出して、皮脂量の経時変化を調べた。結果を図1に示す。なお、得られた値は平均値を±SDで示した。また、統計解析はANOVAとBonferroniの多重比較検定で行い、P<0.05の場合に統計的に有意差があると判断した。
〈結果〉
図1に示されるように、香り有り無しいずれの条件においても、洗顔後、経時で額の皮脂量は上昇している。ここで、p−ジメトキシベンゼンの香りを提示した条件では、香り無し条件と比較して皮脂の増加量が小さく、皮脂の分泌が有意に抑制されていることが明らかとなった。
以下、本発明の好適な実施例について詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1:皮脂分泌抑制剤組成物(香料処方) 質量%
シス−3−ヘキセノール 0.2
デカナール 0.1
1,8−シネオール 1
メチルベンゾエート 5
メチルサリシレート 0.4
リナロール 15
メチルジハイドロジャスモネート 30
シトロネロール 5
ゲラニオール 5
フェニルエチルアルコール 20
アルファ−ターピネオール 4
シス−ジャスモン 1
ヘリオナール 1
ジプロピレングリコール 7.3
p−ジメトキシベンゼン 5
合計 100
実施例2−1:フレグランス 質量%
(1)アルコール 75.0
(2)ジプロピレングリコール 5.0
(3)実施例1の香料処方 5.0
(4)酸化防止剤 8.0
(5)色素 0.01
(6)紫外線吸収剤 0.01
(7)精製水 残 量
合計 100
実施例2−2:ルームフレグランス 質量%
(1)アルコール 80.0
(2)酸化防止剤 5.0
(3)p−ジメトキシベンゼン 1.0
(4)3−メチル−3−メトキシブタノール 5.0
(5)ジベンジリデンソルビトール 5.0
(6)精製水 残 量
合計 100
実施例3:アクネ対策用ジェル 質量%
(1)エタノール 50.0
(2)乳酸 0.3
(3)β−グリチルレチン酸 0.05
(4)アルギニン塩酸塩 0.1
(5)シャクヤクエキス 0.1
(6)硫黄 0.2
(7)POE(20)ソルビタンモノオレート 1.0
(8)ヒドロキシプロピルセルロース 0.5
(9)ビニルピロリドン・メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル・アクリル酸共重合体
0.5
(10)p−ジメトキシベンゼン 0.05
(11)精製水 残 量
合計 100
実施例4:テカリ防止剤 乳液タイプ 質量%
(1)ジメチコン 4.0
(2)ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 2.0
(3)エタノール 5.0
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)バチルアルコール 0.15
(6)グリセリン 8.0
(7)1,3−ブチレングリコール 5.0
(8)PEG−400 0.5
(9)硬化油 1.5
(10)テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 2.0
(11)イソステアリン酸PEG−60グリセリル 1.2
(12)ステアリン酸PEG−5グリセリル 0.8
(13)シリカ 1.0
(14)グリシルグリシン 1.5
(15)ヒドロキシエチルウレア 0.1
(16)フェノキシエタノール 適 量
(17)エデト酸二ナトリウム 適 量
(18)カルボマー 0.2
(19)実施例1の香料処方 0.1
(20)精製水 残 量
合計 100
実施例5−1:化粧水 質量%
(1)グリセリン 2.0
(2)ジプロピレングリコール 2.0
(3)ポリエチレングリコール−60水添ヒマシ油 0.3
(4)キシリトール 3.0
(5)アスコルビン酸 0.005
(6)エデト酸3ナトリウム 0.1
(7)染料 0.1
(8)実施例1の香料処方 0.005
(9)精製水 残 量
合計 100
実施例5−2:乳液 質量%
(1)エチルアルコール 10.0
(2)グリセリン 3.0
(3)ブチレングリコール 2.0
(4)ポリエチレングリコール 3.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.1
(6)アクリル酸/アクリル酸アルキルコポリマー 0.1
(7)水酸化カリウム 0.1
(8)シクロメチコン 4.0
(9)スクワラン 2.0
(10)球状ポリエチレン 2.0
(11)メントール 0.5
(12)薬剤 1.0
(13)パラベン 0.1
(14)エデト酸3ナトリウム 0.1
(15)顔料 0.1
(16)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(17)精製水 残 量
合計 100
実施例5−3:クリーム 質量%
(1)グリセリン 10.0
(2)ブチレングリコール 5.0
(3)カルボマー 0.1
(4)水酸化カリウム 0.2
(5)ステアリン酸 2.0
(6)ステアリン酸グリセリル 2.0
(7)イソステアリン酸グリセリル 2.0
(8)ワセリン 5.0
(9)防腐剤 0.1
(10)酸化防止剤 0.1
(11)実施例1の香料処方 0.005
(12)キレート剤 1.0
(13)顔料 0.01
(14)ステアリルアルコール 2.0
(15)ベヘニルアルコール 2.0
(16)パーム硬化油 2.0
(17)スクワラン 10.0
(18)4−メトキシサリチル酸カリウム 3.0
(19)精製水 残 量
合計 100
実施例5−4:クリーム 質量%
(1)グリセリン 3.0
(2)ジプロピレングリコール 7.0
(3)ポリエチレングリコール 3.0
(4)ステアリン酸グリセリル 3.0
(5)イソステアリン酸グリセリル 2.0
(6)ステアリルアルコール 2.0
(7)ベヘニルアルコール 2.0
(8)流動パラフィン 7.0
(9)シクロメチコン 3.0
(10)ジメチコン 1.0
(11)オクチルメトキシシンナメート 0.1
(12)ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
(13)防腐剤 0.1
(14)酸化防止剤 0.1
(15)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(16)キレート剤 1.0
(17)顔料 0.01
(18)精製水 残 量
合計 100
実施例5−5:テカリ防止ファンデーション 質量%
(1)ジメチルポリシロキサン 5.0
(2)イソステアリン酸 0.5
(3)リンゴ酸ジイソステアリル 1.0
(4)トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 3.0
(5)セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
(6)球状PMMA被覆雲母 4.0
(7)微粒子酸化亜鉛 1.0
(8)微粒子酸化チタン 3.0
(9)合成金雲母 1.0
(10)球状シリカ 3.0
(11)ベンガラ被覆雲母チタン 1.0
(12)無水ケイ酸被覆雲母 6.0
(13)酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
(14)D−δ−トコフェロール 0.1
(15)トリメトキシ桂皮酸メチルビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル
0.1
(16)パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 3.0
(17)球状ポリアクリル酸アルキル粉末 0.1
(18)流動パラフィン含有ポリアクリル酸アルキル粉末 4.0
(19)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆タルク 20.0
(20)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 15.0
(21)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 10.0
(22)メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5.0
(23)p−ジメトキシベンゼン 0.01
(24)エチルパラベン 適 量
(25)金属石鹸処理タルク 残 余
合計 100
実施例5−6:ジェル 質量%
(1)エチルアルコール 10.0
(2)グリセリン 5.0
(3)ブチレングリコール 5.0
(4)カルボマー 0.5
(5)アミノメチルプロパノール 0.3
(6)ポリエチレングリコール−60水添ヒマシ油 0.3
(7)メントール 0.02
(8)防腐剤 0.05
(9)キレート剤 1.0
(10)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(11)精製水 残量
合計 100
実施例5−7:エアゾール 質量%
(1)グリセリン 2.0
(2)ジプロピレングリコール 2.0
(3)ポリエチレングリコール−60水添ヒマシ油 0.3
(4)ヒドロキシプロピルβシクロデキストリン 1.0
(5)防腐剤 0.1
(6)キレート剤 1.0
(7)染料 0.1
(8)p−ジメトキシベンゼン 0.002
(9)精製水 40.0
(10)液化石油ガス 残 量
合計 100
実施例5−8:エアゾール 質量%
(1)アルコール 15.0
(2)ブチレングリコール 2.0
(3)グリセリン 1.0
(4)ポリプロピレングリコール−13デシルテトラデス24
0.1
(5)銀担持ゼオライト 1.0
(6)キレート剤 1.0
(7)染料 0.3
(8)p−ジメトキシベンゼン 0.0025
(9)液化石油ガス 40.0
(10)精製水 残 量
合計 100
実施例5−9:エアゾール 質量%
(1)エタノール 60.0
(2)乳酸メンチル 0.1
(3)乳酸ナトリウム 0.1
(4)酢酸トコフェロール 0.01
(5)乳酸 0.01
(6)カフェイン 0.01
(7)ウイキョウエキス 1.0
(8)ハマメリスエキス 1.0
(9)ドクダミエキス 1.0
(10)ジプロピレングリコール 1.0
(11)窒素ガス 0.9
(12)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル
1.0
(13)ブチレングリコール 2.0
(14)トコフェロール 0.05
(15)実施例1の香料処方 0.005
(16)ポリエチレングリコール−60水添ヒマシ油 0.1
(17)精製水 残 量
合計 100
実施例5−10:シャンプー 質量%
(1)ラウリルポリオキシエチレン(3)硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液)
30.0
(2)ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液)
10.0
(3)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
(4)グリセリン 1.0
(5)防腐剤 0.1
(6)p−ジメトキシベンゼン 0.005
(7)色素 0.1
(8)金属イオン封鎖剤 0.1
(9)pH調整剤 0.5
(10)精製水 残 量
合計 100
実施例5−11:リンス 質量%
(1)シリコーン油 3.0
(2)流動パラフィン 1.0
(3)セチルアルコール 1.5
(4)ステアリルアルコール 1.0
(5)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.7
(6)グリセリン 3.0
(7)p−ジメトキシベンゼン 0.01
(8)色素 0.1
(9)防腐剤 0.05
(10)精製水 残 量
合計 100
実施例5−12:ボディーシャンプー 質量%
(1)ラウリン酸 2.5
(2)ミリスチン酸 5.0
(3)パルミチン酸 2.5
(4)オレイン酸 2.5
(5)ココイルジエタノールアミド 1.0
(6)グリセリン 20.0
(7)水酸化カリウム 3.6
(8)染料 0.1
(9)p−ジメトキシベンゼン 0.05
(10)金属イオン封鎖剤 0.1
(11)精製水 残 量
合計 100
実施例5−13:インセンス 質量%
(1)タブ粉 75.5
(2)安息香酸ナトリウム 15.5
(3)p−ジメトキシベンゼン 0.5
(4)精製水 残 量
合計 100
実施例5−14:入浴剤 質量%
(1)硫酸ナトリウム 44.0
(2)炭酸水素ナトリウム 50.0
(3)ラベンダーオイル 5.0
(4)p−ジメトキシベンゼン 1.0
合計 100
実施例5−15:マッサージ用ジェル 質量%
(1)エリスリトール 2.0
(2)カフェイン 5.0
(3)オウバク抽出物 3.0
(4)グリセリン 50.0
(5)カルボキシビニルポリマー 0.4
(6)ポリエチレングリコール400 30.0
(7)エデト3ナトリウム 0.1
(8)ポリオキシレン(10)メチルポリシロキサン共重合体
2.0
(9)スクワラン 1.0
(10)水酸化カリウム 0.15
(11)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(12)精製水 残 量
合計 100
実施例5−16:マッサージクリーム 質量%
(1)固形パラフィン 5.0
(2)ミツロウ 10.0
(3)ワセリン 15.0
(4)流動パラフィン 41.0
(5)1,3−ブチレングリコール 4.0
(6)モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)ポリオキシレン(20)ソルビタンモノラウリン酸エステル
2.0
(8)ホウ砂 0.2
(9)カフェイン 2.0
(10)防腐剤 0.1
(11)酸化防止剤 0.1
(12)p−ジメトキシベンゼン 0.01
(13)精製水 残 量
合計 100
実施例6:芳香性繊維
キュプロアンモニウムセルロース溶液(セルロース濃度10質量%、アンモニウム濃度7質量%、銅濃度3.6質量%)に、p−ジメトキシベンゼンを内包したマイクロカプセル(粒子径50μm以下、マイクロカプセルに占めるp−ジメトキシベンゼンの割合は20質量%)をセルロース質量に対して0.1〜20質量%の範囲内で添加、混和した後、通常の湿式紡糸方法に従って紡糸し、精錬工程、乾燥工程を経て、芳香性繊維を得た。
実施例7−1:顆粒 質量%
(1)スクラロース 0.1
(2)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(3)香味料 5.0
(4)賦形剤(セオラス) 10.0
(5)マルチトール 残 量
合計 100
実施例7−2:錠剤(チュアブルタイプ) 質量%
(1)イノシトール 11.0
(2)マルチトール 21.0
(3)スクロース 0.5
(4)鮭白子抽出物(DNA Na) 0.1
(5)酵母抽出物 0.1
(6)p−ジメトキシベンゼン 0.0001
(7)香味料 5.0
(8)賦形剤 残 量
合計 100
実施例7−3:タブレット 質量%
(1)潤沢剤(ショ糖脂肪酸エステル等) 1.0
(2)アラビアガム水溶液(5%) 2.0
(3)酸味料 1.0
(4)着色料 0.01
(5)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(6)糖質(粉糖またはソルビトール等) 残 量
合計 100
実施例7−4:キャンディー 質量%
(1)砂糖 50.0
(2)水飴 47.999
(3)有機酸 2.0
(4)実施例1の香料処方 0.001
合計 100
実施例7−5:ガム 質量%
(1)砂糖 43.0
(2)グルコース 10.0
(3)水飴 16.0
(4)p−ジメトキシベンゼン 0.001
(5)ガムベース 残 量
合計 100

Claims (7)

  1. ジメトキシベンゼンからなり、
    ジメトキシベンゼンの香りを嗅ぐことによって皮脂分泌抑制効果を得ることを特徴とする気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤。
  2. 請求項1に記載の気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を含有することを特徴とする皮脂分泌抑制剤組成物。
  3. 請求項1に記載の気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を含有することを特徴とするニキビ改善剤組成物。
  4. 請求項1に記載の気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を含有することを特徴とするテカリ防止剤組成物。
  5. 請求項1に記載の気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を化粧料に配合することによる、皮脂分泌抑制用化粧料の製造方法
  6. 請求項1に記載の気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を繊維又は衣類に賦香することによる、皮脂分泌抑制用繊維又は衣類の製造方法
  7. 請求項1に記載の気化吸入用皮脂分泌抑制効果付与剤を飲食品に配合することによる、皮脂分泌抑制用飲食品の製造方法
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