JP6032187B2 - セグメントコイル製造方法、及びセグメントコイル製造装置 - Google Patents
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Description
図1Aは、本実施の形態にかかるセグメントコイル製造方法を用いて形成されるセグメントコイルの正面図である。図1Bはセグメントコイルの上面図である。図1Cはセグメントコイルの側面図である。図1A〜図1Cに示すように、セグメントコイル1はU字状であり、湾曲部10と直線部14a、14bとを備える。湾曲部10は、斜辺部11a、11b、クランク部12、及び肩部13a、13bを備える。湾曲部10は所定のスロット角度で湾曲している(図1B参照)。直線部14aには、直線部14aの一部が所定の方向にシフトしているシフト部15aが形成されている。
2 平角導体
10 湾曲部
11a、11b 斜辺部
12 クランク部
13a、13b 肩部
14a、14b 直線部
15a、15b シフト部
20 内周型
21a、21b、22、23a、23b、24a、24b 面
28 当接部
29 成形部
30 外周型
31a、31b、32 面
38 凹部
40a、40b 肩部成形型
41a、41b プレート
42a、42b ガイド部
50、51 シフト成形型
60a、60b 狭持手段
61a、61b、62a、62b 狭持手段
102 平角導体
120 内周型
121a、121b、122、123a、123b、124a、124b 面
125 成形面
129 成形部
130 外周型
131a、131b、132 面
133 成形面
Claims (10)
- 湾曲部と直線部とを備えるU字状のセグメントコイルを形成し、
前記直線部の一部が所定の方向にシフトしているシフト部を形成するセグメントコイルの製造方法であって、
前記シフト部を形成する際、
前記直線部の前記シフト部を形成する部分の側面のうち、前記所定の方向と平行な側面であって、前記U字状のセグメントコイルの内周側および外周側の側面をそれぞれ狭持し、
前記シフト部を形成する部分を基準として前記セグメントコイルの前記湾曲部側または前記直線部の先端部側の、前記セグメントコイルの内周側と外周側との間の面であって、前記所定の方向と垂直な互いに対向している面を狭持し、
前記シフト部を形成する部分に前記所定の方向の応力を印加して、前記直線部の一部を前記所定の方向にシフトさせてシフト部を形成する、
セグメントコイル製造方法。 - 前記セグメントコイルを形成する際、
線状の導体を第1の成形型を用いて挟み込んで前記湾曲部を形成し、
前記第1の成形型で前記湾曲部を挟持した状態で、前記湾曲部の両側から伸びる前記導体を第2の成形型を用いて曲げ加工することで、前記湾曲部の両側にそれぞれ前記湾曲部と前記直線部との境界である肩部を形成し、
前記シフト部を形成する際、
前記U字状のセグメントコイルの内周側を前記第1の成形型に当接させ、前記U字状のセグメントコイルの外周側を前記第2の成形型に当接させて、前記シフト部を形成する部分の前記所定の方向と平行な側面を狭持し、
前記第1の成形型で前記湾曲部を挟持した状態で、前記シフト部を形成する部分にシフト成形型を用いて応力を印加し、前記シフト成形型と当該シフト成形型と対向する位置に設けられている当接部とで、前記直線部の前記所定の方向と垂直な側面を挟み込むことで前記シフト部を形成する、
請求項1に記載のセグメントコイル製造方法。 - 前記シフト部を形成する際、前記直線部の長手方向における、前記シフト成形型と前記当接部の位置を変更することで、前記シフト部を形成する位置を調整する、請求項2に記載のセグメントコイル製造方法。
- 前記シフト部を形成する際、前記シフト成形型が前記直線部と当接する第1の当接面及び前記当接部が前記直線部と当接する第2の当接面の、前記直線部の長手方向に対する角度を調整することで、前記シフト部を形成した後の前記セグメントコイルの形状を調整する、請求項2または3に記載のセグメントコイル製造方法。
- 前記シフト部を形成する際、前記シフト成形型が前記直線部と当接する第1の当接面及び前記当接部が前記直線部と当接する第2の当接面の、前記直線部の長手方向と垂直な断面における角度を調整することで、前記シフト部を形成した後の前記セグメントコイルの形状を調整する、請求項2乃至4のいずれか一項に記載のセグメントコイル製造方法。
- 前記第1の成形型は、前記U字状のセグメントコイルの外周側に対応する面と当接する外周型と前記U字状のセグメントコイルの内周側に対応する面と当接する内周型とを含み、
前記第1の成形型は、前記線状の導体を前記外周型と前記内周型とで上下方向から挟み込んで前記湾曲部を形成する、請求項2乃至5のいずれか一項に記載のセグメントコイル製造方法。 - 前記シフト成形型を前記外周型側から前記内周型側に移動させて前記シフト部を形成した場合、
水平方向において前記外周型と前記内周型とを離間させた後に、鉛直方向において前記外周型と前記内周型とを離間させて前記セグメントコイルを取り出す、
請求項6に記載のセグメントコイル製造方法。 - 湾曲部と直線部とを備えるU字状のセグメントコイルを形成し、前記直線部の一部が所定の方向にシフトしているシフト部を形成するセグメントコイル製造装置であって、
前記直線部の前記シフト部を形成する部分の側面のうち、前記所定の方向と平行な側面であって、前記U字状のセグメントコイルの内周側および外周側の側面をそれぞれ狭持する第1の狭持手段と、
前記シフト部を形成する部分を基準として前記セグメントコイルの前記湾曲部側または前記直線部の先端部側の、前記セグメントコイルの内周側と外周側との間の面であって、前記所定の方向と垂直な互いに対向している面を狭持する第2の狭持手段と、
前記シフト部を形成する部分に前記所定の方向の応力を印加して、前記直線部の一部を前記所定の方向にシフトさせてシフト部を形成するシフト成形型と、を備える、
セグメントコイル製造装置。 - 前記シフト成形型と対向する位置に設けられている当接部を備え、
前記シフト部を形成する部分に前記シフト成形型を用いて応力を印加した際に、前記シフト部を形成する部分を前記シフト成形型と前記当接部とで挟み込むことで前記シフト部を形成する、
請求項8に記載のセグメントコイル製造装置。 - 線状の導体を挟み込んで前記湾曲部を形成する第1の成形型と、
前記第1の成形型で前記湾曲部を挟持した状態で、前記湾曲部の両側から伸びる前記導体を曲げ加工して、前記湾曲部の両側にそれぞれ前記湾曲部と前記直線部との境界である肩部を形成する第2の成形型と、を備え、
前記第1の狭持手段は前記第1及び第2の成形型を用いて構成されており、前記U字状のセグメントコイルの内周側を前記第1の成形型に当接させ、前記U字状のセグメントコイルの外周側を前記第2の成形型に当接させて、前記シフト部を形成する部分の前記所定の方向と平行な側面を狭持し、
前記第2の狭持手段は前記第1の成形型を用いて構成されており、前記第1の成形型で前記湾曲部を挟持することで前記湾曲部の前記所定の方向と垂直な互いに対向している面を狭持する、
請求項8または9に記載のセグメントコイル製造装置。
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JP2013247342A JP6032187B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | セグメントコイル製造方法、及びセグメントコイル製造装置 |
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