JP5992002B2 - 回転電機用電機子鉄心の製造方法 - Google Patents
回転電機用電機子鉄心の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5992002B2 JP5992002B2 JP2014041494A JP2014041494A JP5992002B2 JP 5992002 B2 JP5992002 B2 JP 5992002B2 JP 2014041494 A JP2014041494 A JP 2014041494A JP 2014041494 A JP2014041494 A JP 2014041494A JP 5992002 B2 JP5992002 B2 JP 5992002B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- strip
- magnetic pole
- pole teeth
- core piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す平面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における電機子を分解した状態を示す平面図、図3はこの発明の実施の態1に係る回転電機における分割電機子を構成する分割鉄心連結体の縮小状態を示す平面図、図4はこの発明の実施の態1に係る回転電機における分割電機子を構成する分割鉄心連結体の拡大状態を示す平面図、図5はこの発明の実施の態1に係る回転電機における縮小状態の分割鉄心連結体の軸部周りを示す要部拡大平面図、図6はこの発明の実施の態1に係る回転電機における拡大状態の分割鉄心連結体の軸部周りを示す要部拡大平面図、図7は図6のVII−VII矢視断面図、図8はこの発明の実施の態1に係る回転電機における分割鉄心を構成する第1コア片を示す平面図、図9はこの発明の実施の態1に係る回転電機における分割鉄心を構成する第2コア片を示す平面図である。
また、θが、(θ1−3°)≦θ≦(θ1+3°)の範囲にある場合に、帯板25の材料歩留まりをほぼ最大にできることがわかった。
同様に、工程(6)では、先に打ち抜かれた6つの第1コア片17上に、後に打ち抜かれた6つの第2コア片18が重ねられる。これにより、軸部19が第1嵌合穴20aに挿入され、第1および第2コア片17,18が抜きカシメ部17c,18cで結合される。
そして、工程(1)から工程(6)が必要な回数だけ繰り返され、図18に示されるように、千鳥状直線2列に配列された2つの分割鉄心連結体15が製造される。
ついで、図2に示されるように、3つの円弧状に曲げられた分割電機子11が環状に配列される。ついで、3つの分割電機子11を円環状に繋げ、焼き嵌めにより、円筒状のフレーム(図示せず)に挿入固着し、電機子10が作製される。なお、6つの分割鉄心連結体15を溶接により一体化して、電機子10を作製してもよい。
さらに、バネ部21により、軸部19の第2嵌合穴20bから第1嵌合穴20aへの移動に抵抗を与えるので、縮小位置に移動された分割鉄心16が容易に拡大位置に戻るのを防止することができ、生産性を向上させることができる。
図25はこの発明の実施の形態2に係るθがθ3の時のコア片打ち抜き行程におけるコア片の配置を示す平面図、図26はこの発明の実施の形態2に係るθ3がθ2より大きい場合における帯板の幅と穴Pのピッチとの積の逆比とθとの関係を示す図、図27はこの発明の実施の形態2に係るθ3がθ2より小さい場合における帯板の幅と穴Pのピッチとの積の逆比とθとの関係を示す図である。なお、図25において、コアブロック30内の第1および第2コア片17,18は省略されている。
図28はこの発明の実施の形態3に係るコア片打ち抜き行程におけるコア片の配置を示す平面図、図29はこの発明の実施の形態3に係る帯板の幅と穴Pのピッチとの積の逆比とθとの関係を示す図である。なお、図28では、便宜上、第1コア片17が千鳥状直線2列に配列されたコアブロック31のみを示している。
図29から、第1および第2コア片17,18を帯板25から打ち抜く範囲をコアブロック31とした場合、コアブロック30の場合に比べ、θ1が大きくなっている。これは、式(3)の右辺における分子が(d+Dp)から(d+Dp+α)と増えることに起因する。これにより、θ1が大きくなり、材料歩留まりの最大値が増加する。また、θ1が大きくなるので、θ2も大きくなる。
図30はこの発明の実施の形態4に係るコア片打ち抜き行程におけるコア片の配置を示す平面図、図31はこの発明の実施の形態4に係る帯板の幅と穴Pのピッチとの積の逆比とθとの関係を示す図である。なお、図30では、便宜上、第1コア片17が千鳥状直線2列に配列されたコアブロック31のみを示している。
図31から、第1および第2コア片17,18を帯板25から打ち抜く範囲をコアブロック31とした場合、コアブロック30の場合に比べ、θ1が小さくなっている。これは、式(3)の右辺における分子が(d+Dp)から(d+Dp−β)と減ることに起因する。これにより、θ1が小さくなり、θ2も小さくなる。
また、上記各実施の形態では、千鳥状直線2列に配列されたコア片が、互いに分離した状態で帯板から打ち抜かれる場合について説明しているが、本発明は、特許文献1のように、千鳥状直線2列に配列されたコア片が、薄肉部を介して互いに連結された状態で打ち抜かれる場合にも適用できることはいうまでもないことである。
Claims (6)
- バックヨーク部および磁極ティース部からなるT字状のコア片を積層一体化して作製された分割鉄心を円環状に配列して構成される回転電機用電機子鉄心の製造方法において、
それぞれ、上記磁極ティース部を互いに平行として上記バックヨーク部の長さ方向に上記コア片を1列に配列した2つのコア片群が、一方の上記コア片群の隣り合う上記磁極ティース部間に他方の上記コア片群の上記磁極ティース部を入れるように、逆向きに配置された千鳥状配列の状態で、パイロットピン用穴が幅方向両端側に圧延方向に一定のピッチで形成された帯板から打ち抜かれる工程を有し、
上記千鳥状に配列された上記コア片群の最外周に接する長方形をコアブロックとした場合、
上記コアブロックは、上記帯板の両端および上記パイロットピン用穴から抜き打ち可能な距離を確保され、一方の対角に位置する角部が上記帯板の圧延方向に隣り合う上記パイロットピン用穴の間に位置し、かつ上記磁極ティース部の中心線と上記帯板の圧延方向とのなす角度θが、0°<θ<θ2(ただし、θ2は0°の時と材料歩留まりが等しい時の角度)の範囲となるように、配置されていることを特徴とする回転電機用電機子鉄心の製造方法。 - バックヨーク部および磁極ティース部からなるT字状のコア片を積層一体化して作製された分割鉄心を円環状に配列して構成される回転電機用電機子鉄心の製造方法において、
それぞれ、上記磁極ティース部を互いに平行として上記バックヨーク部の長さ方向に上記コア片を1列に配列した2つのコア片群が、一方の上記コア片群の隣り合う上記磁極ティース部間に他方の上記コア片群の上記磁極ティース部を入れるように、逆向きに配置された千鳥状配列の状態で、パイロットピン用穴が幅方向両端側に圧延方向に一定のピッチで形成された帯板から打ち抜かれる工程を有し、
上記千鳥状に配列された上記コア片群の最外周に接する長方形の、配列方向の両端に位置する上記コア片に対して千鳥状の位置に位置する上記コア片の上記バックヨーク部側の角部側を、配列方向の両端に位置する上記コア片の上記磁極ティース部と千鳥状の位置に位置する上記コア片の上記バックヨーク部との最外周を結ぶ直線で切り落とした6角形をコアブロックとした場合、
上記コアブロックは、上記帯板の両端および上記パイロットピン用穴から抜き打ち可能な距離を確保され、上記長方形の短辺と上記直線との交差部により構成される角部が上記帯板の圧延方向に隣り合う上記パイロットピン用穴の間に位置し、かつ上記磁極ティース部の中心線と上記帯板の圧延方向とのなす角度θが、0°<θ<θ2(ただし、θ2は0°の時と材料歩留まりが等しい時の角度)の範囲となるように、配置されていることを特徴とする回転電機用電機子鉄心の製造方法。 - 上記直線が上記帯板の圧延方向と平行となっていることを特徴とする請求項2記載の回転電機用電機子鉄心の製造方法。
- バックヨーク部および磁極ティース部からなるT字状のコア片を積層一体化して作製された分割鉄心を円環状に配列して構成される回転電機用電機子鉄心の製造方法において、
それぞれ、上記磁極ティース部を互いに平行として上記バックヨーク部の長さ方向に上記コア片を1列に配列した2つのコア片群が、一方の上記コア片群の隣り合う上記磁極ティース部間に他方の上記コア片群の上記磁極ティース部を入れるように、逆向きに配置された千鳥状配列の状態で、パイロットピン用穴が幅方向両端側に圧延方向に一定のピッチで形成された帯板から打ち抜かれる工程を有し、
上記千鳥状に配列された上記コア片群の最外周に接する長方形の、配列方向の両端に位置する上記コア片に対して千鳥状の位置に位置する上記コア片の上記バックヨーク部側の角部側を、配列方向の両端に位置する上記コア片の上記磁極ティース部と千鳥状の位置に位置する上記コア片の上記バックヨーク部との最外周を結ぶ直線で切り落とした6角形をコアブロックとした場合、
上記コアブロックは、上記帯板の両端および上記パイロットピン用穴から抜き打ち可能な距離を確保され、配列方向の両端に位置する上記コア片の上記バックヨーク部側の角部が上記帯板の圧延方向に隣り合う上記パイロットピン用穴の間に位置し、かつ上記磁極ティース部の中心線と上記帯板の圧延方向とのなす角度θが、0°<θ<θ2(ただし、θ2は0°の時と材料歩留まりが等しい時の角度)の範囲となるように、配置されていることを特徴とする回転電機用電機子鉄心の製造方法。 - 上記コアブロックは、上記角度θが、0°<θ≦θ3(ただし、θ3は上記コアブロックの長さが上記帯板の幅と等しくなる時の角度)の範囲となるように、配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機用電機子鉄心の製造方法。
- 上記コアブロックは、上記角度θが、θ1−3°≦θ≦θ1+3°(ただし、θ1は材料歩留まりが最大となる時の角度)の範囲となるように、配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機用電機子鉄心の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014041494A JP5992002B2 (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 回転電機用電機子鉄心の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014041494A JP5992002B2 (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 回転電機用電機子鉄心の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015167454A JP2015167454A (ja) | 2015-09-24 |
JP5992002B2 true JP5992002B2 (ja) | 2016-09-14 |
Family
ID=54258082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014041494A Expired - Fee Related JP5992002B2 (ja) | 2014-03-04 | 2014-03-04 | 回転電機用電機子鉄心の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5992002B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6495092B2 (ja) * | 2015-05-07 | 2019-04-03 | 株式会社三井ハイテック | 分割型積層鉄心及びその製造方法 |
US10658885B2 (en) * | 2015-11-27 | 2020-05-19 | Nidec Corporation | Motor and manufacturing method of motor |
JP6778497B2 (ja) | 2016-03-22 | 2020-11-04 | 株式会社三井ハイテック | 積層鉄心の製造方法及びその製造装置 |
JP6370863B2 (ja) | 2016-11-25 | 2018-08-08 | ファナック株式会社 | モータ用のステータの製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002320351A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Hitachi Ltd | Dcブラシレスモータ用固定子鉄心 |
JP4330420B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2009-09-16 | 株式会社三井ハイテック | 鉄心の製造方法及び鉄心の製造装置 |
JP5379522B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-12-25 | 株式会社三井ハイテック | 分割鉄心片の製造方法 |
KR101243589B1 (ko) * | 2012-01-02 | 2013-03-20 | 뉴모텍(주) | 세탁기용 모터의 고정자 코어 |
-
2014
- 2014-03-04 JP JP2014041494A patent/JP5992002B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015167454A (ja) | 2015-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10594182B2 (en) | Stator manufacturing method and stator | |
JP6022053B2 (ja) | 回転電機の鉄心 | |
JP5579832B2 (ja) | 回転電機の積層鉄心 | |
TWI451666B (zh) | 積層鐵心之製造方法及以該方法所製造之積層鐵心 | |
JP5992002B2 (ja) | 回転電機用電機子鉄心の製造方法 | |
JP5859112B2 (ja) | 回転電機の電機子、及び回転電機の電機子の製造方法 | |
US20170126075A1 (en) | Rotary electric machine armature core | |
US10985637B2 (en) | Laminated core manufacturing method | |
JP6188920B2 (ja) | 回転電機の電機子鉄心および回転電機 | |
US7705509B2 (en) | Dynamoelectric stator core and method for manufacture thereof | |
JP2003061319A (ja) | ステータの製造方法 | |
JP6161738B2 (ja) | 回転電機の鉄心の製造方法 | |
CN111864925B (zh) | 定子芯体的分割式芯体的制造方法及制造装置 | |
JP6045638B2 (ja) | 積層鉄心の製造方法 | |
WO2017094525A1 (ja) | ステータ、モータ、およびステータの製造方法 | |
JP7046265B2 (ja) | 電機子鉄心の製造方法、電気機械の製造方法、及び電気機械 | |
JP4578460B2 (ja) | 固定子積層鉄心の製造方法 | |
JP7357811B2 (ja) | 分割コア、回転電機、分割コアの製造方法、および、回転電機の製造方法 | |
JP5574931B2 (ja) | ステータコアの製造装置 | |
JP7133803B2 (ja) | 回転電機のハウジングの製造方法 | |
JP6518221B2 (ja) | モータ用コア及びモータ | |
JP2021044885A (ja) | 積層鉄心の製造方法、電気機械の製造方法、積層鉄心の製造装置、及び電気機械 | |
JP2021040461A (ja) | 電機子鉄心の製造方法、電気機械の製造方法、及び電気機械 | |
JP2013251997A (ja) | コイルの製造方法 | |
JP2005143164A (ja) | 固定子コア及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160721 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160816 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5992002 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |