JP6031306B2 - ボトル - Google Patents
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Description
ここで、このように上昇する内圧を外部に開放してボトル本体の内圧を安定させるため、例えばボトル本体に、下記特許文献1記載のキャップを適用することが考えられる。このキャップは、有頂筒状をなし、ボトル本体の口部に装着されるとともに、天壁部に内容物を注出する注出孔が形成されたキャップ本体と、キャップ本体の外周面に着脱自在に嵌合され、注出孔を開閉させるオーバーキャップと、を備えている。オーバーキャップの周壁部において、キャップ本体の外周面に嵌合する嵌合部分の少なくとも一部は、他よりも薄肉に形成されて弾性変形可能な薄肉部とされている。
この構成では、ボトル本体の内圧が高まると、薄肉部が径方向の外側に膨出変形し、薄肉部とキャップ本体の外周面との密閉状態が解除されることで内圧が外部に開放される。
本発明に係るボトルは、内容物が収容されるボトル本体と、前記ボトル本体の口部を閉塞するとともにボトル軸方向の貫通孔が形成された中栓本体、および前記中栓本体に固着され前記貫通孔を閉塞するシール部材を有する中栓と、前記口部に着脱可能に外装されて前記中栓を覆い、前記中栓との間に、このボトルの外部に連通する内空間が画成されたキャップと、を備え、前記キャップには、ボトル軸方向に沿うボトル本体の内側に向けて前記内空間内に突出し、前記シール部材のうち、前記貫通孔上に位置する部分にボトル軸方向に対向する破断部が設けられ、前記中栓は、前記ボトル本体の内圧の上昇に伴い、前記シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位または変形させることで、前記シール部材を前記破断部に押圧させるように構成され、前記中栓本体は、前記口部内に装着された装着筒部を備え、前記シール部材は、前記中栓本体のうち、前記装着筒部の内側に位置する部分に固着されていることを特徴とする。
また、本発明に係るボトルは、内容物が収容されるボトル本体と、前記ボトル本体の口部を閉塞するとともにボトル軸方向の貫通孔が形成された中栓本体、および前記中栓本体に固着され前記貫通孔を閉塞するシール部材を有する中栓と、前記口部に着脱可能に外装されて前記中栓を覆い、前記中栓との間に、このボトルの外部に連通する内空間が画成されたキャップと、を備え、前記キャップには、ボトル軸方向に沿うボトル本体の内側に向けて前記内空間内に突出し、前記シール部材のうち、前記貫通孔上に位置する部分にボトル軸方向に対向する破断部が設けられ、前記中栓は、前記ボトル本体の内圧の上昇に伴い、前記シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位または変形させることで、前記シール部材を前記破断部に押圧させるように構成され、前記中栓本体は、前記口部に装着された装着筒部と、前記装着筒部内に配置され前記貫通孔が形成された可動部と、前記装着筒部の内周面と前記可動部の外周縁とを連結し、ボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて反転変形可能な反転連結部と、を備え、前記中栓は、前記ボトル本体の内圧の上昇に伴い、前記反転連結部を反転変形させることで、前記シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位させることを特徴とする。
また、シール部材が中栓本体に固着されており、中栓本体とシール部材とが別部材により形成されているので、中栓本体およびシール部材それぞれを形成する材料についての制約を受け難くすることができる。これにより、例えば中栓本体をボトル本体の口部に確実に装着させつつ、シール部材を破断容易に形成すること等ができる。
また中栓が、ボトル本体の内圧の上昇に伴い、反転連結部を反転変形させることで、シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位させる場合、シール部材のボトル軸方向の変位量を安定させることが可能になり、破断部によりシール部材を確実に破断させることができる。
以下、図面を参照し、本発明に係る第1実施形態のボトルを説明する。
図1に示すように、ボトル10は、内容物が収容されるボトル本体11と、ボトル本体11の口部11aを閉塞する中栓12と、口部11aに着脱可能に外装されたキャップ13と、を備えている。前記内容物としては、例えば液体状の食品などが挙げられる。前記食品としては、例えば酒類などが挙げられる。
中栓12は、ボトル本体11の口部11aを閉塞するとともにボトル軸O方向の貫通孔14aが形成された中栓本体14と、中栓本体14に固着され貫通孔14aを閉塞するシール部材15と、備えている。
貫通孔14aは、可動部17の径方向の中央部に形成されている。貫通孔14aは、ボトル軸O上に配置されている。
前記中栓12は、例えばシール部材15をインサート品(インモールドラベル)とした射出成形などにより形成される。
なおその後、ボトル本体11内から内容物を取り出すときには、例えばボトル本体11の口部11aとキャップ13との螺着を解除し、例えば口部11aからキャップ13とともに中栓12を離脱させて口部11aを開放する。
次に、本発明に係る第2実施形態のボトルを、図3および図4を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
なお破断部22の外周面は、前記縦断面視で、ボトル軸Oに対して径方向の内側に向けて凸となる曲線状となっている。破断部22の先端部とシール部材15とは、ボトル軸O方向に近接している。
以上説明したように、本実施形態に係るボトル30によれば、前記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
例えば、凹溝部19は前記実施形態に示したものに限られず、図5に示すような構成を採用してもよい。図5に示すボトル40には、凹溝部41、42、43として、中栓12に形成された第1凹溝部41および第2凹溝部42と、キャップ13に形成された第3凹溝部43と、が設けられている。
第1凹溝部41は、装着筒部16の上側の開口端縁にボトル軸Oと同軸に形成された環状溝により構成されている。第1凹溝部41は、装着筒部16の上側の開口端縁の外周縁部に形成され、径方向の外側に向けて開口している。第2凹溝部42は、前記横溝19aにより構成され、周方向に間隔をあけて複数配置されている。第2凹溝部42の径方向の外側の端部は、第1凹溝部41内に開口している。第3凹溝部43は、キャップ13の周壁部の内周面にボトル軸O方向に延設された縦溝により構成され、周方向に間隔をあけて複数配置されている。第3凹溝部43の上側の端部は、第1凹溝部41内に開口している。第3凹溝部43の下側の端部は、流路部21に開口している。
11 ボトル本体
11a 口部
12 中栓
13 キャップ
14 中栓本体
14a 貫通孔
15 シール部材
16 装着筒部
17 可動部
18 反転連結部
20 内空間
22 破断部
Claims (3)
- 内容物が収容されるボトル本体と、
前記ボトル本体の口部を閉塞するとともにボトル軸方向の貫通孔が形成された中栓本体、および前記中栓本体に固着され前記貫通孔を閉塞するシール部材を有する中栓と、
前記口部に着脱可能に外装されて前記中栓を覆い、前記中栓との間に、このボトルの外部に連通する内空間が画成されたキャップと、を備え、
前記キャップには、ボトル軸方向に沿うボトル本体の内側に向けて前記内空間内に突出し、前記シール部材のうち、前記貫通孔上に位置する部分にボトル軸方向に対向する破断部が設けられ、
前記中栓は、前記ボトル本体の内圧の上昇に伴い、前記シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位または変形させることで、前記シール部材を前記破断部に押圧させるように構成され、
前記中栓本体は、前記口部内に装着された装着筒部を備え、
前記シール部材は、前記中栓本体のうち、前記装着筒部の内側に位置する部分に固着されていることを特徴とするボトル。 - 内容物が収容されるボトル本体と、
前記ボトル本体の口部を閉塞するとともにボトル軸方向の貫通孔が形成された中栓本体、および前記中栓本体に固着され前記貫通孔を閉塞するシール部材を有する中栓と、
前記口部に着脱可能に外装されて前記中栓を覆い、前記中栓との間に、このボトルの外部に連通する内空間が画成されたキャップと、を備え、
前記キャップには、ボトル軸方向に沿うボトル本体の内側に向けて前記内空間内に突出し、前記シール部材のうち、前記貫通孔上に位置する部分にボトル軸方向に対向する破断部が設けられ、
前記中栓は、前記ボトル本体の内圧の上昇に伴い、前記シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位または変形させることで、前記シール部材を前記破断部に押圧させるように構成され、
前記中栓本体は、
前記口部に装着された装着筒部と、
前記装着筒部内に配置され前記貫通孔が形成された可動部と、
前記装着筒部の内周面と前記可動部の外周縁とを連結し、ボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて反転変形可能な反転連結部と、を備え、
前記中栓は、前記ボトル本体の内圧の上昇に伴い、前記反転連結部を反転変形させることで、前記シール部材をボトル軸方向に沿うボトル本体の外側に向けて変位させることを特徴とするボトル。 - 請求項1または2に記載のボトルであって、
前記内空間は、前記口部の外周面と前記キャップの内周面との間を通して前記キャップの開口端部から外部に連通していることを特徴とするボトル。
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