JP6030542B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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本発明は、シート状の被加工物の処理面にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置に関する。
従来、絶縁材料等シート状の被加工物の接合を良好に行なうために、減圧容器内で被加工物の接合面(処理面)にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置は既に公知である(例えば特許文献1)。
上記プラズマ処理装置は、減圧容器(加工室)内に、被加工物を巻付けた繰出ローラと、該繰出ローラから繰出し送りされる被加工物を巻付ける巻取ローラと、両者間で被加工物を支持送りする支持ローラにグロー放電を生じさせる電極を対設したプラズマ装置とからなる加工部を設置している。そして、真空状態に減圧した減圧容器内で、被加工物を繰出ローラから巻取ローラに送る送り経路中でプラズマ処理部によってプラズマ処理を施すものである。
特開2011−86390号公報
上記特許文献1に示されるプラズマ処理装置は、減圧容器内で被加工物の処理面を均質にプラズマ処理して、処理面の親水性や濡れ性を改質し接着性を高めることができる等の特徴がある。然しながら、このプラズマ処理装置は、減圧容器を仕切壁によって仕切られた巻き出し室と、処理室と、巻き取り室との3部屋を横方向に連設し、各室内に、被加工物が円柱状に巻かれて支持される巻き出しローラ(被加工ロール)と、電極及び永久磁石を備える支持ローラからなるプラズマ処理部と、巻き出しローラから繰出される被加工物を巻き取って円柱状の済加工ロールにする巻取ローラを各別に収容している。
従って、ローラや各機器を収容した3部屋を横方向に連結して減圧容器を構成するプラズマ処理装置は、箱状体の装置機体が一般的には横方向に7〜8m程度となって長大化して過大な設置面積及び体積を占めると共に、移動運搬や設置及び全体の気密保持構造が煩雑化するため設置及び製造上の欠点がある。またメンテナンス作業毎に減圧解除して大気圧になった減圧容器に対して行う減圧作業には、所定の真空度になるまでに長い減圧時間を必要とする等の問題がある。また被加工ロールの装填作業並びに済加工ロールの取出し作業や点検修理等のメンテナンス作業を行うとき、作業者は被加工ロールから巻取ローラに至る長い被加工物の送り経路を移動して作業を行なう煩雑さがある。さらに、横方向に長い送り経路を有するプラズマ処理装置では、被加工物の始端側と終端側でプラズマ処理できない部分を残す送り経路材料ロスを大きくすることになり製品の収率を低くする等の課題もある。
上記課題を解決するための本発明のプラズマ処理装置は、第1に、減圧自在な加工室11内に、被加工物2を巻付けた繰出ローラ38と、該繰出ローラ38から繰出して送られる被加工物2を巻付ける巻取ローラ39と、両者の間で被加工物2を支持送りする支持ローラ41,42にグロー放電を生じさせる電極67を備えるプラズマ処理部6からなる加工部7を設け、減圧した加工室11内で被加工物2を繰出ローラ38から巻取ローラ39に送る送り経路中で、プラズマ処理部6によってプラズマ処理をするプラズマ処理装置1において、前記加工部7を、装置機台3aから立設した左右の立壁フレーム13,14と、その上部を左右方向に連結する横向きの支持フレーム16によって形成される移動スペース17内に、一方の立壁フレーム14から横向きに突出させて構成すると共に、上記支持フレーム16に横向きのチャンバ8を加工部7を覆う加工姿勢と露出させる非加工姿勢とに切換移動自在に取付け、加工姿勢にしたチャンバ8の開口部8cを立壁フレーム14に接当させて閉鎖することにより、減圧自在な加工室11を形成してプラズマ処理を行なうように構成したことを特徴としている。
第2に、加工部7の前後方向一側に、繰出ローラ38と巻取ローラ39とを上下方向に配設すると共に、他側にプラズマ処理部6を配設することを特徴としている。
第3に、プラズマ処理部6を、被加工物2の裏面と表面とを各別にプラズマ処理をする電極67を備えた第1支持ローラ41と第2支持ローラ42とを上下方向に隣接させて構成することを特徴としている。
第4に、プラズマ処理部6と巻取ローラ39との間に、被加工物2を巻取ローラ39側に向けて送る駆動ローラ47を設けることを特徴としている。
第5に、繰出ローラ38と巻取ローラ39と支持ローラ41,42を、立壁フレーム14から被加工物2の送り経路内に向けて横向きに突設させる複数のビーム14aを介して取付けることを特徴としている。
第6に、複数のビーム14aを上下方向に並べて立壁フレーム14から横向きに突設すると共に、複数のビーム14aの先端部を取付板14bによって連結することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、繰出ローラと巻取ローラとプラズマ処理部等からなる加工部を、装置機台から立設した左右の立壁フレームと、その上部を左右方向に連結する横向きの支持フレームによって形成される移動スペース内に、一方の立壁フレームから横向きに突出させて構成すると共に、上記支持フレームに横向きのチャンバを加工部7を覆う加工姿勢と露出させる非加工姿勢とに切換移動自在に取付け、加工姿勢にしたチャンバの開口部を立壁フレームに接当させて閉鎖することにより、減圧自在な加工室を形成してプラズマ処理を行なうように構成したことにより、装置フレームを、装置機台から立設した左右の立壁フレームの上部を横向きの支持フレームによって連結して立壁フレームの横揺れを防止した剛体構造にし、内方に広い移動スペースを形成することができるため、支持フレームを利用してチャンバを移動スペース内に簡潔な構成によって移動自在に支持すると共に、加工姿勢にしたチャンバと立壁フレームとの接当によるシール構造によって、気密性に勝れた加工室を速やかに形成して被加工物のプラズマ処理を能率よく廉価に行うことができる。
またチャンバを非加工姿勢にしたとき、立壁フレームから横向きに突出する加工部の周囲を広く開放して作業者の移動を容易にするため、被加工物の巻き掛け作業や点検修理等のメンテナンス作業を能率よく行うことができる。
請求項2の発明によれば、加工部の前後方向一側に、繰出ローラと巻取ローラとを上下方向に配設すると共に、他側にプラズマ処理部を配設することにより、加工部に対する繰出ローラと巻取ローラの着脱作業を、プラズマ処理部に支障されることなく一側から能率よく簡単に行うことができる。また被加工物の送り経路を可及的に短くすることを可能にして、送り経路材料ロスを低減し製品の収率を向上することができる。
請求項3の発明によれば、プラズマ処理部を、被加工物の裏面と表面とを各別にプラズマ処理をする電極を備えた第1支持ローラと第2支持ローラとを上下方向に隣接させて構成することにより、第支持ローラと第支持ローラとを繰出ローラと巻取ローラの他側のスペースを利用して配設するので、リング状の送り経路を形成する加工部を立壁フレームの側方にコンパクトに纏め装置の小型化を図ることができる。また被加工物の裏面と表面とを一連にプラズマ処理をすることができると共に、プラズマ処理部に対する被加工物の巻き掛け作業並びに電極等のメンテナンス作業を行い易くすることができる。
請求項4の発明によれば、プラズマ処理部と巻取ローラとの間に、被加工物を巻取ローラ側に向けて送る駆動ローラを設けることにより、プラズマ処理部の下流側でプラズマ処理中の被加工物を、駆動ローラの強制送りによって引張りながら弛みや皺の発生を防止して均質なプラズマ処理を行わせる。また送り経路終端側で巻取ローラによる巻取り負荷を軽減して、被加工物の損傷を防止しながらスムーズな巻取りを促進し被加工物の加工品質を高めることができる。
請求項5の発明によれば、繰出ローラと巻取ローラと支持ローラ等を、立壁フレームから被加工物の送り経路内に向けて横向きに突設させる複数のビームを介して取付けることにより、被加工物をビーム周りにループ状の送り経路を形成する加工部を簡単に構成することができる。これにより作業者が前後左右方向に大きく移動することなく、加工部周りで送り経路全体を確認しながら皺や弛みのない被加工物の巻き掛け作業やメンテナンス作業を行い易くすることができる。またビームを複数にすることにより、各ローラを所望位置に軸受部等を大型複雑化させることなく設けることができると共に、加工部の重量を安定よく支持することができる。
請求項6の発明によれば、複数のビームを上下方向に並べて立壁フレームから横向きに突設すると共に、複数のビームの先端部を取付板によって連結することにより、立壁フレームから上下間隔を有して突設し先端を取付板によって連結した各ビームは、各ローラを前後方向の所望位置に取付け易くし送り経路の小径化を可能にすると共に、加工部の重量に対し歪等を生じさせることなく上下方向のビーム剛性を高め、加工部の精度及び安定性を確保することができる。
チャンバを非加工姿勢にしたプラズマ処理装置を示す正面図である。 チャンバを加工姿勢にしたプラズマ処理装置を示す平面図である。 プラズマ処理装置の左側面図である。 加工部と加工室の構成を示す縦断面図である。
本発明の一実施の形態について図面に基づいて説明する。図1,図2において符号1は、シート状や布帛状に形成された被加工物2の処理面にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置である。被加工物2としては、例えば、PEN(ポリエチレンナフタレート)等ポリエステル樹脂系フィルム、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂系フィルム、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂系フィルム、PI(ポリイミド)樹脂系フィルム、PP(ポリプロピレン)等のポリオリレフィン系樹脂系フィルム、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂系フィルム、並びに銅、アルミ、ステンレス箔等がある。また絶縁材料等のPPSフィルム(ポリフェニレンサルファイドフィルム)、メタ系のアラミドペーパー等があるが、特に限定されるものではない。
このプラズマ処理装置1は、機体を構成する装置フレーム3の一側(右側)に、被加工物2の一連の送り経路を形成する送り装置4と、該送り装置4の中途に配設されて被加工物2をプラズマ処理するプラズマ処理部6からなる加工部7を設置し、且つ他側(左側)に該加工部7を開閉自在に覆う減圧容器となるチャンバ8を左右方向に移動自在に支持するチャンバ支持部9を配設している。
これによりプラズマ処理装置1は図2,図4に示すように、被加工物2がプラズマ処理加工用にロール巻きされた被加工ロール2aをセットした加工部7に対し、チャンバ8を右方移動して加工部7を内嵌した加工姿勢にしたとき、後述する立壁フレーム14に接当させて閉鎖し内部に気密状態の加工室11を形成する。そして、減圧装置12の駆動とバルブ開放によって減圧された加工室11内で、所定の真空下において被加工物2をプラズマ処理部6によってプラズマ処理しながら処理加工済みの済加工ロール2bとしてロール巻きにする。
次いで、プラズマ処理装置1は処理加工を完了したとき、図1に実線で示すように、チャンバ8を左方に移動させて加工部7を露出状態にして非加工姿勢にすることができる。これにより露出された加工部7から上記済加工ロール2bを取り去ると共に、新たな被加工ロール2aを装填したのち、チャンバ8を図1の点線及び図2の実線で示す加工姿勢にすることにより、再び被加工物2の処理加工を能率よく連続的に行うことができるものである。
次に、プラズマ処理装置1の上記各部の構成について詳述する。先ず、装置フレーム3は、縦横のフレーム部材によって平面視で方形状をなすように形成された装置機台3aに対し、左端側に立壁フレーム13と右側中途部に立壁フレーム14とを略平行状に立設している。上記左右の立壁フレーム13,14の上部は、パイプ材からなる2本の支持フレーム16によって前後間隔を有して平行状に着脱可能に連結している。これにより各支持フレーム16は、立壁フレーム13,14の横揺れを防止する補強部材となり装置フレーム全体を剛体構造にすると共に、チャンバ8を左右移動自在とする安定性の高いガイド部材として兼用するように構成している。
また装置フレーム3は、上記各フレーム部材によって内方に広い移動スペース17を形成するため、支持フレーム16は十分な移動量を確保しながらチャンバ8を略水平方向にスムーズに案内支持、チャンバ8を押し引きする動作によって簡単に左右移動をさせることができる。またチャンバ8の非加工姿勢において、作業者は加工部7の周囲を自由に移動することができるので、被加工物2の巻き掛けセット作業や機器の点検修理等のメンテナンス作業も容易にすることができる。そして、立壁フレーム14は、片持ち状態で移動スペース17内に臨ませる加工部7を精度と安定性を有して支持する。
また上記構成により加工部7とチャンバ8は、所定高さを自由に選定して設置することができると共に、加工部7の下方にフオークリフトの荷積用の爪を差し込み可能な空間スペースを容易に形成することができるため、各種のメンテナンス作業を容易にすることができる等の特徴がある。
一方、立壁フレーム13は図3に示すように、壁面中途部にチャンバ8の左端側を挿入させるチャンバ挿入孔13aを形成している。これによりプラズマ処理装置1は、左方移動し非加工姿勢時のチャンバ8を装置機台3aの外側に一部突出させて支持し、左右機体長さを短縮し装置の小型化を図りながら、移動スペース17の左右幅を広く形成してメンテナンス作業をより行い易くする。
また立壁フレーム14は、縦中心線又はその近傍位置においてパイプ材からなる2本のビーム14aを所定の上下間隔を有して横向きに片持ち状態で突設し、該2本のビーム14aの先端を任意形状の取付板14bによって着脱自在に連結している。これにより各ビーム14aは、加工部7の送り装置4を構成する各種ローラ及び構成部材の所定位置への取付けを、ビーム14aを介しビーム周りに精度及び安定性を確保した簡潔な構成によって行い易くしている。
即ち、複数のビーム14aを上下方向に並べて立壁フレーム14から横向きに突設し、各ビーム14aの先端部を取付板14bによって連結しているので、各ビーム14aは上記構成部材の重量並びに被加工ロール2a等の重量を、上下方向のビーム剛性を高めて重量歪や変形等を生ずることなく加工部7を精度よく構成することができ、立壁フレーム14側から片持ち状態で移動スペース17内に安定よく臨ませることができる。また上下のビーム14aの間には、前記繰出し巻取り側にある被加工物2に対してプラズマ処理時のグロー放電等の影響を遮断する仕切壁14cを、図4に2点鎖線で示すように簡単な構成によって設けることができる。即ち、仕切壁14cは必要によりビーム14aを利用して加工室11内に取付けることができる。また仕切壁14cはチャンバ8を取付部材として所望箇所への設置を容易にすることができる。
装置機台3aは、床面との間にフォークリフトの爪を挿入自在とする運搬用空間部3bを、機台本体の左右端側に枕機台3cを設けることによって形成している。これにより小型軽量構造となして製作されるプラズマ処理装置1は、汎用的なフォークリフトを利用して運搬移動や加工現場への設置を容易に行うようにしている。
一方、上記構成のように構成される装置フレーム3は、立壁フレーム14の右側に前記加工部7を制御自在に作動させる作動部18を設置し、該作動部18はカバー19によって開閉可能に覆っている。そして、カバー19の前面には作動部18を制御操作するコントロール部21を設置している。このコントロール部21には各作動部18の操作用スイッチ及びモニタ並びに減圧装置12の圧力計等を備えている。
上記減圧装置12は、真空粗挽き用減圧装置12aと制御用減圧装置12b等からなり、プラズマ処理装置1の右側に隣接させて配置している。この減圧装置12は、コントロール部21に設けられる操作スイッチを操作し自動並びに手動によって所定の真空度に設定することができる。また減圧装置12は、その気体管路を利用して真空状態の加工室11内に窒素或いはアルゴン等所定のガスを注入可能な図示しないガス置換装置を付設している。
次に、チャンバ8について図1〜図4を参照し説明する。図示例のチャンバ8は、加工部7を挿入して覆う直径と長さの円筒状のドラム8aの左端をドラム壁8bによって閉じ、右端を開口させた開口部8cに広幅な鍔部8dを設けた横向き椀型形状となしている。このチャンバ8は、ドラム8aとドラム壁8bの所要箇所に複数の点検窓22を設けることにより、各点検窓22を介して加工室11内の各部の作業状態を外部から簡単に視認することができる。
そして、チャンバ8のドラム8aの外周上部には、左右前後に複数(4個)の取付部材23を設けており、各取付部材23は各支持フレーム16にスライド自在に嵌挿して、チャンバ8を前後方向の揺れを規制して移動自在に支持する。これによりチャンバ8は、支持フレーム16に吊り下げ状態で支持され、且つ図1に実線で示す非加工姿勢から図2に実線で示す加工姿勢に択一的に切換移動することができる。またチャンバ8は加工姿勢において、鍔部8dを立壁フレーム14の平坦な壁面に対しリング状のシール部材34を介して緩衝性を有して接当し、開口部8cを立壁フレーム14によって気密に閉鎖することができる。
これによりチャンバ8は、加工姿勢における加工室11内の減圧及び減圧保持を、シール部を少なくすると共に簡潔で気密性の高いシール構造によって確実且つ容易にしている。またチャンバ8は加工姿勢にするとき、立壁フレーム14側に設けた複数のチャック部材36によって加工姿勢を保持させることが望ましい。この場合のチャック部材36は、エアーシリンダ等の伸縮作動によって往復作動させる爪部を、開口端8bの鍔部8dを固定及び固定解除自在にする構成によって簡単に係脱保持することができる。
次に、加工部7について図1,図4を参照し説明する。先ず加工部7の送り装置4は、前記ビーム14a,14aの手前側(前方)において、下側と上側に被加工ロール2a用の繰出ローラ38と済加工ロール2b用の巻取ローラ39とを対をなして平行状に軸支し、共に矢印で示す繰出し方向と巻取り方向に同時回転駆動自在にしている。また前記ビーム14aの背後側(後方)には、プラズマ処理用の第1支持ローラ41と第2支持ローラ42とを、上下方向で平行状に対をなし遊転自在に軸支している。
またビーム14aの下側において、繰出ローラ38と第1支持ローラ41との間の所要箇所には、被加工物2の送り方向下流側に向けて繰出ローラ38から繰出される被加工物2の裏面に接して転動する第1張りローラ43と、表面に接して転動する第2張りローラ44と、裏面に接して転動する第3張りローラ46とを軸支している。一方、ビーム14aの上側で第2支持ローラ42と巻取ローラ39との間の所要箇所には、送り方向下流側に向けて第2支持ローラ42から送られる被加工物2の表面に接して回転駆動する駆動ローラ47と、裏面に接して転動する第4張りローラ48と、裏面に接して転動する第5張りローラとなる張力検出ローラ49と、その下流側に表面に接して転動する第6張りローラとなる張力調整ローラ51とを軸支している。そして、上記各ローラの軸両端は、それぞれ直近のビーム14a或いは立壁フレーム14等を利用して、各軸受部52を介して軸支される。
これにより送り装置4は、被加工物2を繰出ローラ38から巻取ローラ39に送るループ状の送り経路をビーム14a周りに形成すると共に、各ローラをビーム14a側に近接させた状態で適正張り位置にコンパクトに纏めて配設することができる。また送り経路内に設けたビーム14a等に対し、軸受部52を複雑大型化させることなく各ローラを簡潔で軽量な構造によって設けることができる。
さらに、上記送り装置4を備える加工部7は、ビーム14aとの取付位置を選択し送り経路をできるだけ小径状に形成してコンパクトに構成することができるため、チャンバ8のチャンバ直径を徒に大きくすることなく側方から効率よく覆うことができる。従って、無駄なスペースを排してチャンバ8の小型軽量化を図ることができ、また支持フレーム16に対する支持構造及び左右方向へのスライド移動を手動操作によっても簡単に行うことができる等の特徴がある。
また加工部7は、上記送り経路中で第2支持ローラ42の下流側に駆動ローラ47を設けて被加工物2を強制送りをするようにしている。これにより被加工物2は、弛みや皺の発生を抑制してプラズマ処理部6の電極67による均質なプラズマ処理が行われ、また送り経路終端側で巻取ローラ39による巻取り負荷を軽減して被加工物2を損傷することなくスムーズな巻取りが促進される。また駆動ローラ47と巻取ローラ39の間には張力検出ローラ49を設けることにより、送り経路の終端側で巻取り径の変化等に伴う被加工物2の張力を検出して、巻取ローラ39の回転駆動制御を適正且つ容易に行うようにしている。
実施形態の張力検出ローラ49は、その軸受部52に被加工物2の張り負荷を圧力や歪等を張力として検知する張力センサ49aを介してビーム14aに取付けている。これにより上記張力センサ49aは、被加工物2の張力を検知して巻取ローラ39の回転力を制御し、巻取ローラ39が被加工物2を順次巻取り径を大きくして巻取る際の、巻取り力(張力)及び巻取り姿を適正にするようにしている。
即ち、張力センサ49aは、被加工物2の張力が所定値より大きい検出値を検知した場合に、巻取ローラ39の回転力を低くし張力を弱め被加工物2の損傷を防止する。また張力センサ49aは、上記張力が所定値より小さい検出値を検知した場合に、巻取ローラ39の回転力を高くし張力を強め被加工物2の皺や弛みの発生を防止する。また材質の異なる被加工物2毎に適応した巻き締めと巻き姿を適正に制御する。
繰出ローラ38と巻取ローラ39は、共にフィルム或いはシート状の被加工物2の巻付け構造を備えた公知の構成からなるリールであり、その両端をローラ取付け間隔を有して配設され係脱継手構造を備える軸受部52,52によって、着脱自在に取付けることができる。これにより繰出ローラ38と巻取ローラ39とは、取付け状態において作動部18側から図4に矢印で示すように、繰出し方向と巻取り方向に向けて回転駆動されるものである。尚、繰出ローラ38と巻取ローラ39は、必要により逆回転駆動させることもできる。
そして、巻取ローラ39と繰出ローラ38を備える繰出し巻取り部は、加工部7の前後方向一側(前側)に配設して、繰出ローラ38と巻取ローラ39とを上下方向に纏めて設置すると共に、他側(後側)にプラズマ処理部6を配設して支持していることにより、ビーム14aを挟んで振り分け状に配設される両者のメンテナンス作業を各別に行い易くすることができる。また被加工ロール2aと済加工ロール2bとの装填除去作業を行なうとき、フォークリフトを利用して能率よく簡単に行うことができる。
即ち、このプラズマ処理装置1は、被加工物2としてのフィルムを繰出ローラ38に巻付けた被加工ロール2aを加工部7にセットする際には、該被加工ロール2aをフォークリフトの爪に載せた状態で繰出ローラ38の両端を前記軸受部52,52に係合させることによって取付け作業(被加工物の装填作業)を完了することができる。また上記被加工ロール2aから繰出される被加工物2のプラズマ処理が行われて巻取ローラ39による巻取りが完了して形成される済加工ロール2bは、その下方に形成される空間スペース内に差込まれるフォークリフトの爪によって持ち上げる動作で、軸受部52,52から離脱させて取外し作業(被加工物の除去作業)を完了することができる。
このように加工部7の一側において繰出ローラ38と巻取ローラ39を上下方向に纏め近接させて併設したプラズマ処理装置1は、作業者が各種の作業を行うように広い作業スペースが設けられている機体正面側を利用して、被加工ロール2aと済加工ロール2b並びに繰出ローラ38と巻取ローラ39の着脱交換(装填除去)作業を能率よく行うことができる。また従来のもののように作業者が機体の一側から他側に大きく移動することなく、単に加工部7の周りを移動するだけで、被加工物2の各ローラへの張設作業並びに点検修理等のメンテナンス作業を容易に行うことができる。また機体正面側においてこれらの各種作業を、同様な立姿で楽に行うことができる等の特徴がある。
次に、立壁フレーム14の右側に配置される作動部18について図1,図2,図4を参照し説明する。この作動部18は立壁フレーム14の右側に、パウダクラッチ56と制御モータ57等からなる回転駆動装置58を各別に設けて、繰出ローラ38と巻取ローラ39とを回転制御自在に駆動している。また駆動ローラ47を回転制御自在に駆動する制御モータ59を設けている。尚、制御モータ59は図示しないベルト或いはギヤ等による伝動手段によって第1支持ローラ41と第2支持ローラ42を等周速によって回転駆動するようにしている。
また前記カバー19内には、立壁フレーム14に開口した粗挽吸気孔61と粗挽減圧装置12aとを連通させる粗挽管路62と、同様に開口した制御吸気口63と制御用減圧装置12bと図示しない処理ガス供給部を連通させる制御管路64と、プラズマ処理部6に冷却水を供給制御する給水装置66等を設置している。尚、上記各機器はコントロール部21に操作可能に接続されている。
次に、プラズマ処理部6について図1,図4を参照し説明する。このプラズマ処理部6は、被加工物2を巻き掛け下方から上方に向けて送る第1支持ローラ41と第2支持ローラ42との各処理面側に、プラズマ発生用の電極67を対向させて設置している。これによりプラズマ処理部6は、所定電圧が印加される各電極67と第1支持ローラ41及び第2支持ローラ42との間に、グロー放電に伴うプラズマを生じて被加工物2の表面と裏面とを順次プラズマ処理をする。従って、プラズマ処理された被加工物2の処理面は、親水性等の改質や濡れ性を良好にして接着性が高められる。
この第1支持ローラ41と第2支持ローラ42は、冷却用の中空室を形成するドラム内に前記給水装置66に通ずる各ローラパイプ軸を介して、水源側から冷却水を循環可能に供給するようにしている。これにより第1支持ローラ41と第2支持ローラ42は、プラズマ処理時のドラム過熱を防止し、被加工物2の表面処理を長期にわたり支障なく行うことを可能にしている。尚、上記実施形態のプラズマ処理部6は、第1支持ローラ41と第2支持ローラ42の一方の電極67をONし他方の電極67をOFFにすることもでき、被加工物2の表面側と裏面側のプラズマ処理を択一的に選択することができる。またプラズマ処理用の支持ローラは、必要により一方のもののみにすることができる。このとき上記繰出し巻取り側にある被加工物2に対してプラズマ処理時のグロー放電等の影響をビーム14a及びそのスペース並びに必要により設置される仕切壁14c等を介して簡単に回避することができる。
次に、マプラズマ処理装置1の使用態様及び作用について説明する。先ず被加工ロール2aが有する繰出ローラ38と巻取ローラ39とを前記したように加工部7に装填しセットする。そして、被加工ロール2aから繰出した被加工物2を、第1張りローラ43と第2張りローラ44と第3張りローラ46を介して第1支持ローラ41と第2支持ローラ42とに巻き掛けたのち、駆動ローラ47と第4張りローラ48と張力検出ローラ49とに巻き掛け、被加工物2の始端部を巻取ローラ39に巻付け支持させて運転待機状態にする。
このとき作業者は前後左右方向に大きく移動することなく、被加工物2を送り装置4に巻き掛けビーム部周りにループ状の送り経路を形成しながら、その場で被加工物2の送り経路全体の張設状態を確認し速やかに修正することができ、皺や弛みのない巻き掛け作業を簡単且つ速やかに行なうことができる。次いで、非加工姿勢にあるチャンバ8を、チャンバ支持部9を介して右方移動して加工姿勢にした状態でチャック部材36によって閉鎖固定する。次いで、減圧装置12による減圧作業を行い加工室11内を所定の真空度にして運転待機状態にする。このとき必要により処理ガスを加工室11内に供給しガス置換を行なう。
次いで、プラズマ処理装置1の加工運転を作動部18を介して行なう。これにより繰出ローラ38と駆動ローラ47と巻取ローラ39が回転駆動し、被加工ロール2aから繰出される被加工物2を前記送り経路中途でプラズマ処理部6によるプラズマ処理を行いながら巻取ローラ39に巻取り、被加工ロール2aから被加工物2の繰出しが終了した時点で運転停止をして一連の加工運転を終了する。この運転時において、繰出ローラ38と巻取ローラ39が設置される被加工物2の繰出し巻取り側に対し、ビーム14aを介して後側に離間させて設置したプラズマ処理部6は、被加工物2の表面と裏面とのプラズマ両面加工を一連に纏めて能率よく行なうと共に、グロー放電による他所への影響をビーム14a及びそのスペースを介して防止する。
次いで、運転停止状態においてプラズマ処理装置1は、減圧装置12の減圧解除操作とチャック部材36の固定解除操作を行なうことにより、加工姿勢にあるチャンバ8を左方移動し非加工姿勢に切換えて加工部7を露出させる。これにより被加工物2を繰出し済み状態の被加工ロール2aの繰出ローラ38を取外す一方、被加工物2がプラズマ処理加工済みとしてロール巻きされた済加工ロール2bを、前記したように装置フレーム3の正面側からフォークリフト等を使用して、軸受部52,52から離脱させて加工部7から除去する。そして、再び被加工ロール2aの繰出ローラ38と巻取ローラ39とを各軸受部52,52に軸支させることにより、次位の運転に備え被加工物2のプラズマ処理加工を継続して行う。
そして、以上のように使用されるプラズマ処理装置1は、装置機台3aから立設した左右の立壁フレーム13,14の上部を支持フレーム16によって連結した装置フレーム3とし、その内方に形成される移動スペース17内に加工部7を立壁フレーム14から横向きに突出させて臨ませると共に、上記支持フレーム16に横向きのチャンバ8を移動可能に取付けて加工姿勢と非加工姿勢とに切換自在に構成したことにより、加工姿勢にしたチャンバ8と立壁フレーム14との接当により減圧自在な加工室11を簡単に形成することができる。そして、減圧した加工室11内で被加工物2のプラズマ処理を能率よく行なうことができる。また前記各種の特徴を備えながら装置の小型化を可能にして加工現場での省スペースの設置及び移動運搬等の作業も容易にする。また被加工物の送り経路を2.5〜3m程度に短くすることができるので、製品の収率を向上することができる等の特徴がある。
尚、加工部7を構成するに当たり、ビーム14aを1本の円形パイプ材で構成すると、経大で肉厚なパイプ材を使用しなければならないため、ループ状の送り経路が経大になること及び重量が増大する等の欠点を生ずる。そこで、実施形態の加工部7は、ビーム14aを小径パイプとし上下方向に複数本並べて剛性の高いローラ支持構造とし、その前後に前記繰出し巻取り部とプラズマ処理部6とを振り分け状に配設しコンパクトに纏めて構成にした。然し、ビーム14aを1本で構成する場合には、その断面形状を例えば上下方向に長い長方形や瓢箪型等の変形断面することが望ましいものである。
また図示例の支持フレーム16は2本パイプとなして、加工部7を片持ち状態で構成する立壁フレーム14の傾倒防止用の補強部材と、チャンバ8の移動ガイド部材を兼用しているため、簡潔で廉価なフレーム構造にすることができる特徴があるが、これに限ることなく、例えば枠体構造の支持フレーム16にしてもよく、この場合には当該支持フレーム16に対しレール部材等によるチャンバ移動用のガイド部材を付設した構造にすることが望ましいものである。またチャンバ8が大型で手動操作が困難な場合には、エアーシリンダや電動モータ等の動力を利用して左右移動を行うことが望ましい。
1 プラズマ処理装置
2 被加工物
3 装置フレーム
3a 装置機台
4 送り装置
6 プラズマ処理部
7 加工部
8 チャンバ(減圧容器)
11 加工室
13,14 立壁フレーム
14a ビーム
14b 取付板
14c 仕切壁
16 支持フレーム
17 移動スペース
38 繰出ローラ
39 巻取ローラ
41 第1支持ローラ
42 第2支持ローラ
47 駆動ローラ
67 電極

Claims (6)

  1. 減圧自在な加工室(11)内に、被加工物(2)を巻付けた繰出ローラ(38)と、該繰出ローラ(38)から繰出して送られる被加工物(2)を巻付ける巻取ローラ(39)と、両者の間で被加工物(2)を支持送りする支持ローラ(41),(42)にグロー放電を生じさせる電極(67)を備えるプラズマ処理部(6)からなる加工部(7)を設け、減圧した加工室(11)内で被加工物(2)を繰出ローラ(38)から巻取ローラ(39)に送る送り経路中で、プラズマ処理部(6)によってプラズマ処理をするプラズマ処理装置(1)において、前記加工部(7)を、装置機台(3a)から立設した左右の立壁フレーム(13),(14)と、その上部を左右方向に連結する横向きの支持フレーム(16)によって形成される移動スペース(17)内に、一方の立壁フレーム(14)から横向きに突出させて構成すると共に、上記支持フレーム(16)に横向きのチャンバ(8)を加工部(7)を覆う加工姿勢と露出させる非加工姿勢とに切換移動自在に取付け、加工姿勢にしたチャンバ(8)の開口部(8c)を立壁フレーム(14)に接当させて閉鎖することにより、減圧自在な加工室(11)を形成してプラズマ処理を行なうように構成したプラズマ処理装置。
  2. 加工部(7)の前後方向一側に、繰出ローラ(38)と巻取ローラ(39)とを上下方向に配設すると共に、他側にプラズマ処理部(6)を配設する請求項1のプラズマ処理装置。
  3. プラズマ処理部(6)を、被加工物(2)の裏面と表面とを各別にプラズマ処理をする電極(67)を備えた第1支持ローラ(41)と第2支持ローラ(42)とを上下方向に隣接させて構成する請求項1又は2のプラズマ処理装置。
  4. プラズマ処理部(6)と巻取ローラ(39)との間に、被加工物(2)を巻取ローラ(39)側に向けて送る駆動ローラ(47)を設ける請求項1又は2又は3のプラズマ処理装置。
  5. 繰出ローラ(38)と巻取ローラ(39)と支持ローラ(41),(42)を、立壁フレーム(14)から被加工物(2)の送り経路内に向けて横向きに突設させる複数のビーム(14a)を介して取付ける請求項1又は2又は3又は4のプラズマ処理装置。
  6. 複数のビーム(14a)を上下方向に並べて立壁フレーム(14)から横向きに突設すると共に、複数のビーム(14a)の先端部を取付板(14b)によって連結する請求項1又は2又は3又は4又は5のプラズマ処理装置。
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