JP6027855B2 - 不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置 - Google Patents

不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6027855B2
JP6027855B2 JP2012245050A JP2012245050A JP6027855B2 JP 6027855 B2 JP6027855 B2 JP 6027855B2 JP 2012245050 A JP2012245050 A JP 2012245050A JP 2012245050 A JP2012245050 A JP 2012245050A JP 6027855 B2 JP6027855 B2 JP 6027855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
nonvolatile memory
partial
level
memory element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012245050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013105518A (ja
Inventor
鎬正 金
鎬正 金
仲鎬 崔
仲鎬 崔
申 在光
在光 申
賢植 崔
賢植 崔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2013105518A publication Critical patent/JP2013105518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6027855B2 publication Critical patent/JP6027855B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/56Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency
    • G11C11/5621Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using storage elements with more than two stable states represented by steps, e.g. of voltage, current, phase, frequency using charge storage in a floating gate
    • G11C11/5628Programming or writing circuits; Data input circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3404Convergence or correction of memory cell threshold voltages; Repair or recovery of overerased or overprogrammed cells

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

本発明は、多値論理装置に係り、さらに詳細には、不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置に関する。
多値論理装置を構成するためには、マルチレベル信号を処理するために多数のフリップフロップとラッチとを具備することが要求され、これにより、論理回路のサイズ及び電力消耗が増加するという問題点が発生する。さらに、マルチレベルデータを保存するために、メモリ素子を利用する場合、前記メモリ素子の信頼性が問題になり、3ビットを超える多くのレベルを有するメモリ素子を具現することが技術的に困難である。
本発明が解決しようとする課題は、具現が容易であって、信頼性が改善された多値論理装置を提供することである。
本発明の一様態による多値論理装置が提供される。前記多値論理装置は、書き込み信号によってマルチレベル信号を保存し、読み取り信号によって前記マルチレベル信号を出力する多値論理装置であって、前記マルチレベル信号を複数の部分信号に変換するように構成された変換ユニット、及び前記複数の部分信号をそれぞれ保存する複数の不揮発性メモリ素子を含み、前記不揮発性メモリ素子それぞれに保存された前記複数の部分信号それぞれのビット数は、前記マルチレベル信号のビット数より少ない。
本発明の一実施形態によれば、前記複数の部分信号それぞれは、1ビット信号であり、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれは、前記1ビット信号を保存するSLC(single level cell)不揮発性メモリ素子であってもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値論理装置は、前記書き込み信号によって、前記部分信号を前記複数の不揮発性メモリ素子に保存するように構成された書き込みユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値論理装置は、前記複数の部分信号に基づいて、前記複数の不揮発性メモリ素子の抵抗を変化させるための前記書き込み信号を生成し、前記書き込み信号を、前記書き込みユニットに伝達するように構成された制御部をさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記書き込みユニットは、前記複数の不揮発性メモリ素子と連結された複数の電圧印加ユニットを含み、前記複数の電圧印加ユニットは、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれの抵抗を変化させるように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記複数の電圧印加ユニットそれぞれは、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれの抵抗を、第1状態に変化させるように構成された第1状態電圧印加ユニット、及び前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれの前記抵抗を、第2状態に変化させるように構成された第2状態電圧印加ユニットを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値論理装置は、前記読み取り信号によって、前記マルチレベル信号を出力するように構成された読み取りユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記読み取りユニットは、前記複数の不揮発性メモリ素子とそれぞれ連結された複数の電流生成ユニットを含み、前記複数の電流生成ユニットそれぞれは、前記複数の不揮発性メモリ素子に保存された前記複数の部分信号それぞれに基づいて、前記マルチレベル信号の部分を出力するように構成されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記複数の電流生成ユニットそれぞれは、前記読み取りユニットの出力端と、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれとの間に連結されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記複数の電流生成ユニットそれぞれは、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれに流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号の前記部分を出力するように構成された電流ミラー回路を含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記複数の不揮発性メモリ素子は、アレイ状に配列されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記変換ユニットは、前記マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号を生成するように構成された比較ユニット、及び前記複数の区間信号を基に、前記複数の部分信号を生成するように構成されたデコーダを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記複数の部分信号は、二進信号(binary signals)であり、前記デコーダは、前記複数の区間信号を基に、前記二進信号を生成するように構成された二進デコーダを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値ユニットは、複数の区間信号から前記マルチレベル信号を復元して出力するように構成されたレベル回復ユニット(level restore unit)をさらに含んでもよい。この場合、レベル回復ユニットは、クロック信号によって活性化され、前記マルチレベル信号を出力するように構成される。
本発明の他の実施形態によれば、前記レベル回復ユニットは、前記区間信号によって流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号を出力するように構成された電流ミラー回路を含んでもよい。
本発明の他の様態による多値論理装置が提供される。前記多値論理装置は、書き込み信号によってマルチレベル信号を保存し、読み取り信号によって、前記マルチレベル信号を出力する多値論理装置であって、前記マルチレベル信号の第1部分と対応する第1部分信号を保存する第1不揮発性メモリ素子、及び前記マルチレベル信号の第2部分と対応する第2部分信号を保存する第2不揮発性メモリ素子を含み、前記第1部分信号及び前記第2部分信号それぞれのビット数は、前記マルチレベル信号のビット数より少ない。
本発明の他の実施形態によれば、前記第1部分信号及び第2部分信号それぞれは、1ビット信号であり、前記第1不揮発性メモリ素子及び第2不揮発性メモリ素子それぞれは、前記1ビット信号を保存するSLC(single level cell)不揮発性メモリ素子であってもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値論理装置は、前記マルチレベル信号を前記第1部分信号及び前記第2部分信号に変換するように構成された変換ユニット、及び前記書き込み信号によって、前記第1部分信号及び前記第2部分信号を、前記第1不揮発性メモリ素子及び前記第2不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存するように構成された書き込みユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記書き込みユニットは、前記第1部分信号を前記第1不揮発性メモリ素子に保存するように構成された第1電圧印加ユニット、及び前記第2部分信号を前記第2不揮発性メモリ素子に保存するように構成された第2電圧印加ユニットを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記第1電圧印加ユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子の抵抗をセット抵抗に変化させるように構成された第1セット電圧印加ユニット、及び前記第1不揮発性メモリ素子の前記抵抗をリセット抵抗に変化させるように構成された第1リセット電圧印加ユニットを含み、前記第2電圧印加ユニットは、前記第2不揮発性メモリ素子の抵抗をセット抵抗に変化させるように構成された第2セット電圧印加ユニット、及び前記第2不揮発性メモリ素子の前記抵抗をリセット抵抗に変化させるように構成された第2リセット電圧印加ユニットを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記第1部分信号がロー状態である場合、前記第1リセット電圧印加ユニットが活性化され、前記第1不揮発性メモリ素子の抵抗がリセット抵抗に変化し、前記第1部分信号がハイ状態である場合、前記第1セット電圧印加ユニットが活性化され、前記第1不揮発性メモリ素子の抵抗がセット抵抗に変化し、前記第2部分信号がロー状態である場合、前記第2リセット電圧印加ユニットが活性化され、前記第2不揮発性メモリ素子の抵抗がリセット抵抗に変化し、前記第2部分信号がハイ状態である場合、前記第2セット電圧印加ユニットが活性化され、前記第2不揮発性メモリ素子の抵抗がセット抵抗に変化しうる。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値ユニットは、前記読み取り信号によって、前記マルチレベル信号を出力するように構成された読み取りユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記読み取りユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子に保存された前記第1部分信号に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第1部分を出力するように構成された第1電流生成ユニット、及び前記第2不揮発性メモリ素子に保存された前記第2部分信号に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第2部分を出力するように構成された第2電流生成ユニットを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記第1電流生成ユニットは、前記読み取りユニットの出力端と、前記第1不揮発性メモリ素子との間に連結され、前記第2電流生成ユニットは、前記読み取りユニットの前記出力端と、前記第2不揮発性メモリ素子との間に連結されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記第1電流生成ユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子に流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第1部分を出力するように構成された第1電流ミラー回路を含み、前記第2電流生成ユニットは、前記第2不揮発性メモリ素子に流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第2部分を出力するように構成された第2電流ミラー回路を含んでもよい。
本発明の他の様態による多値論理装置が提供される。前記多値論理装置は、書き込み信号によって、第1マルチレベル信号及び第2マルチレベル信号を保存し、選択信号によって、前記第1マルチレベル信号及び前記第2マルチレベル信号のうち一つを選択し、読み取り信号によって選択されたマルチレベル信号を出力する多値論理装置であって、前記第1マルチレベル信号の第1部分と対応する第1部分信号を保存する第1不揮発性メモリ素子、前記第1マルチレベル信号の第2部分と対応する第2部分信号を保存する第2不揮発性メモリ素子、前記第2マルチレベル信号の第3部分と対応する第3部分信号を保存する第3不揮発性メモリ素子、前記第2マルチレベル信号の第4部分と対応する第4部分信号を保存する第4不揮発性メモリ素子を含み、前記第1部分信号及び前記第2部分信号それぞれのビット数は、前記第1マルチレベル信号のビット数より少なく、前記第3部分信号及び前記第4部分信号それぞれのビット数は、前記第2マルチレベル信号のビット数より少ない。
本発明の一実施形態によれば、前記第1不揮発性メモリ素子ないし前記第4不揮発性メモリ素子は、アレイ状に配列されてもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値論理装置は、前記書き込み信号及び前記選択信号によって、前記第1部分信号ないし前記第4部分信号を前記第1不揮発性メモリ素子ないし前記第4不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存するように構成された書き込みユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記書き込みユニットは、前記選択信号が第1状態である場合、前記第1部分信号及び前記第2部分信号を、前記第1不揮発性メモリ素子及び前記第2不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存し、前記選択信号が第2状態である場合、前記第3部分信号及び前記第4部分信号を、前記第3不揮発性メモリ素子及び前記第4不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存することができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記多値論理装置は、前記読み取り信号によって、前記第1マルチレベル信号及び前記第2マルチレベル信号のうち、前記選択信号によって選択された一つを出力するように構成された読み取りユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記読み取りユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子に保存された前記第1部分信号、または前記第3不揮発性メモリ素子に保存された前記第3部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第1部分、または前記第2マルチレベル信号の前記第3部分を出力するように構成された第1電流生成ユニット、及び前記第2不揮発性メモリ素子に保存された前記第2部分信号、または前記第4不揮発性メモリ素子に保存された前記第4部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第2部分、または前記第2マルチレベル信号の前記第4部分を出力するように構成された第2電流生成ユニットを含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記選択信号が第1状態である場合、前記第1電流生成ユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子に保存された前記第1部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第1部分を出力し、前記第2電流生成ユニットは、前記第2不揮発性メモリ素子に保存された前記第2部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第2部分を出力し、前記選択信号が第2状態である場合、前記第1電流生成ユニットは、前記第3不揮発性メモリ素子に保存された前記第3部分信号に基づいて、前記第2マルチレベル信号の前記第3部分を出力し、前記第2電流生成ユニットは、前記第4不揮発性メモリ素子に保存された前記第4部分信号に基づいて、前記第2マルチレベル信号の前記第4部分を出力することができる。
本発明の他の実施形態によれば、多値論理装置は、前記複数のメモリ素子内に、前記複数の部分信号を保存するように構成された書き込みユニット、前記マルチレベル信号を出力するために、前記複数の部分信号を組み合わせるように構成された読み取りユニット、及び前記複数の部分信号に基づいて、前記書き込みユニット及び前記読み取りユニットを制御するように構成された制御ユニットをさらに含んでもよい。
本発明の他の実施形態によれば、前記書き込みユニットは、前記複数の部分信号に基づいて、前記複数のメモリ素子の抵抗を変化させるように構成されてもよい。
本発明の技術的思想による多値論理装置は、マルチレベル信号のビット数より少ないビット数を有する部分信号を不揮発性メモリ素子に保存させることができる。従って、少ないビット数のマルチレベルセル不揮発性メモリ素子を活用し、多値論理装置を具現することができ、結果として、多値論理装置の具現が容易になり、信頼性が改善される。
また、本発明の技術的思想による多値論理装置は、レベル回復ユニットから出力されたマルチレベル信号を内部用途(internal use)として活用することができる。さらに、レベル回復ユニットによって出力された第1出力信号は、クロック信号の動作によって、他のロジックブロックに伝えられ、多値論理装置の同期動作(synchronous operation)が行われる。
本発明の一実施形態による多値論理装置を概略的に示すブロック図である。 図1の多値論理装置の制御部及び書き込み/読み取りユニットを具体的に示したブロック図である。 本発明の技術的思想による実施形態による多値論理装置を概略的に示したブロック図である。 本発明の技術的思想による実施形態による多値論理装置を概略的に示したブロック図である。 図4の多値論理装置の書き込み/読み取りユニットの一部構成を具体的に図示した回路図である。 図5の回路図で、第1電圧印加ユニットユニットが活性化されるところを示す図面である。 図5の回路図で、第1電圧印加ユニットユニットが活性化されるところを示す図面である。 図5の回路図で、第1電流生成ユニットが活性化されるところを示す図面である。 本発明の実施形態による多値論理装置に入力される入力信号と、レベル回復ユニットによって出力される第1出力信号とを示したグラフである。 発明の実施形態による多値論理装置に保存された第2部分信号及び第1部分信号を示したグラフである。 図4の多値論理装置に入力される入力信号(上部図面)と、クロック信号(中央図面)とによって、レベル回復ユニットから出力される第1出力信号(下部図面)を示したグラフである。 図4の多値論理装置に入力される入力信号(上部図面)と、書き込み信号及び読み取り信号(中央図面)とによって読み取りユニットから出力される第2出力信号(下部図面)を示したグラフである。 本発明の技術的思想による実施形態による多値論理装置を概略的に示したブロック図である。 本発明の技術的思想による他の実施形態による多値論理装置の回路図である。
以下、添付した図面を参照しつつ、本発明による望ましい実施形態について説明することによって、本発明について詳細に説明する。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現されるものであり、ただ本実施形態は、本発明の開示を完全なものにし、当業者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。図面で構成要素は、説明の便宜のために、その大きさが誇張されもする。
以下で説明する本発明の実施形態で利用される用語は、当該技術分野で一般的に知られた意味を有することができる。例えば、少なくとも一つは、最小限一つ、すなわち、一つまたはそれ以上の数を意味し、一つまたは複数とも同じ意味で使われてもよい。
本明細書で言及される多値論理装置(multi-valued logic device)は、3以上のレベルを有する信号(以下、「マルチレベル信号」とする)を処理することができる装置として定義される。すなわち、本発明の技術的思想による多値論理装置は、2値論理装置が処理することができる2個のレベル(例えば、ハイレベルまたはローレベル)の信号より多くのレベルを有する信号のマルチレベル信号を処理することができる装置として定義される。
また、本明細書で、不揮発性メモリ素子が信号を保存するという意味は、不揮発性メモリ素子に流れる電流信号が保存されるということを意味すると理解されねばならない。例えば、不揮発性メモリ素子に印加される電圧によって、不揮発性メモリ素子の抵抗は、高抵抗または低抵抗に変化する。その場合、不揮発性メモリ素子に所定電圧を印加することによって、不揮発性メモリ素子に流れる電流は、低電流または高電流に変化するのである。
不揮発性メモリ素子がハイ状態の信号を保存するためには、不揮発性メモリ素子の抵抗が、低抵抗状態に変化せねばならない。低抵抗状態の不揮発性メモリ素子に、所定電圧が印加されれば、不揮発性素子に流れる電流は、高電流になるので、前記ハイ状態の信号と対応しうる。同様に、不揮発性メモリ素子が、ロー状態の信号を保存するためには、不揮発性メモリ素子の抵抗が、高抵抗状態に変化せねばならない。高抵抗状態の不揮発性メモリ素子に、所定電圧が印加されれば、不揮発性素子に流れる電流は、低電流になるので、前記ロー状態の信号と対応しうる。
図1は、本発明の一実施形態による多値論理装置100aを概略的に示すブロック図である。
図1を参照すれば、多値論理装置100aは、書き込み信号Wによって、マルチレベル信号を保存し、読み取り信号/Wによって、保存されたマルチレベル信号を出力する装置であって、変換ユニット110、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2、書き込み/読み取りユニット120、制御部130、レベル回復ユニット140及びラッチ150を含んでもよい。
変換ユニット110は、入力されたマルチレベル信号を、複数の部分信号S0,S1に変換するように構成される。部分信号S0,S1は、マルチレベル信号の部分と対応し、従って、前記部分信号S0,S1は、マルチレベル信号の一部情報を含んでもよい。前記部分信号S0,S1それぞれは、所定ビット数の二進(binary)信号であって、特に、前記部分信号S0,S1それぞれのビット数は、マルチレベル信号のビット数より少ない。
例えば、多値論理装置100aが4個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)を処理するように設計された場合、マルチレベル信号のビット数は、2ビットである。この場合、部分信号は、2個の1ビット二進信号によって構成される。他の例として、多値論理装置100aが16個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,…,140uA,150uAの16個の電流値を有するマルチレベル信号)を処理するように設計された場合、マルチレベル信号のビット数は、4ビットである。この場合、部分信号は、4個の1ビット二進信号、または2個の2ビット二進信号2個から構成される。従って、部分信号S0,S1それぞれのビット数は、マルチレベル信号のビット数より少ない。
複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2は、複数の部分信号S0,S1を保存することができる。この場合、不揮発性メモリ素子NV1,NV2それぞれは、マルチレベル信号のビット数より少ないビット数の信号を保存することができる。すなわち、多値論理装置が処理するマルチレベル信号のビット数をmとし、不揮発性メモリ素子に保存されることができる信号の最大ビット数をnとすれば、n<mである。すなわち、不揮発性メモリ素子は、nビットのMLC(multi level cell)不揮発性メモリ素子(ここで、1<n<m)であるか、あるいは、1ビットのSLC(single level cell)不揮発性メモリ素子であってもよい。図面に図示していないにしても、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2は、アレイ状に配列され、前記アレイ状に配列された不揮発性メモリ素子の構成については、図13でさらに具体的に説明する。
本発明の技術的思想による多値論理装置100aは、マルチレベル信号のビット数より少ないビット数を有する部分信号を、不揮発性メモリ素子に保存するように、多値論理装置を構成するところにその特徴があるということに留意する。(例えば、3ビット以上の)マルチレベル信号を保存するために、不揮発性メモリ素子を利用する場合、要求されるマルチレベル信号と対応する(例えば、3ビット以上の)マルチレベルセル(multi level cell)の不揮発性メモリ素子を具現することが技術的に困難である。さらに、かような不揮発性メモリ素子を利用して多値論理装置を具現するとしても、不揮発性メモリ素子の信頼性が問題になり、安定した動作を達成し難い。
しかし、本発明の技術的思想による多値論理装置100aは、マルチレベル信号のビット数より少ないビット数を有する部分信号を、不揮発性メモリ素子に保存するように、多値論理装置を構成する。すなわち、前記多値論理装置100aは、要求される(例えば、3ビット以上の)マルチレベル信号のビット数に比べて相対的に少ないビット数(例えば、2ビット以下)の部分信号を不揮発性メモリ素子に保存することができる。従って、少ないビット数のマルチレベルセル不揮発性メモリ素子を活用したり、さらにシングルレベルセルの不揮発性メモリ素子を活用し、多値論理装置を具現することができて具現の容易性が改善され、信頼性の問題も改善される。
書き込み/読み取りユニット120は、マルチレベル信号を、部分信号S0,S1の形態で不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存し、不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存された部分信号S0,S1を読み取り、マルチレベル信号を出力することができる。このために、書き込み/読み取りユニット120は、書き込み信号Wによって動作する書き込みユニット123、及び読み取り信号/Wによって動作する読み取りユニット125を含んでもよい。
書き込みユニット123は、書き込み信号Wによって、部分信号S0,S1を複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存するように構成される。かような部分信号S0,S1が、マルチレベル信号が変換ユニット110によって変換されたものであり、マルチレベル信号のビット数より少ないビット数を有するということは、前述の通りである。書き込みユニット123は、複数の電圧印加ユニット(図示せず)を含み、複数の電圧印加ユニット(図示せず)は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2とそれぞれ連結されてもよい。前記複数の電圧印加ユニットについては、図2でさらに具体的に説明する。
読み取りユニット125は、読み取り信号/Wによって、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存された部分信号S0,S1を読み取り、読み取られた部分信号S0,S1を基に、マルチレベル信号を出力することができる。部分信号S0,S1は、マルチレベル信号の部分と対応するために、読み取られた部分信号S0,S1は、マルチレベル信号の一部情報と対応し、従って、読み取られた部分信号S0,S1を基に、マルチレベル信号が復元される。読み取りユニット125は、複数の電流生成ユニット(図示せず)を含み、複数の電流生成ユニット(図示せず)は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2とそれぞれ連結されてもよい。前記複数の電流生成ユニットについては、図2でさらに具体的に説明する。
制御部130は、書き込み/読み取りユニット120を制御することができる。さらに具体的には、制御部130は、マルチレベル信号に係わる情報が、不揮発性メモリ素子に保存されるように、部分信号S0,S1を基に書き込み信号Wを生成し、書き込みユニット123に伝達することができる。また、制御部130は、マルチレベル信号が出力されるように読み取り信号/Wを生成し、読み取りユニット125に伝達することができる。制御部130が生成する書き込み信号W及び読み取り信号/Wについては、図2でさらに具体的に説明する。
選択的には、変換ユニット110は、比較ユニット113及びデコーダ115を含んでもよい。比較ユニット113は、マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号を生成するように構成され、デコーダ115は、かような複数の区間信号を基に、複数の部分信号S0,S1を生成するように構成される。
例えば、多値論理装置100aが4個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)を処理するように設計された場合、マルチレベル信号のレベル別区間は、4個に分類されてもよい。さらに具体的には、前記例で、前記レベル別区間は、0ないし5uAの第1区間、5uAないし15uAの第2区間、15uAないし25uAの第3区間、及び25uA超過の第4区間に分類される。
この場合、比較ユニット113は、前記4個のレベル別区間(前記第1区間ないし前記第4区間)の境界と対応する3個の区間信号を生成するように構成される。すなわち、前記3個の区間信号は、レベル別区間の境界(前記第1区間と前記第2区間との境界、前記第2区間と前記第3区間との境界、及び前記第3区間と前記第4区間との境界)を示すことができる。
かような区間信号は、グレイコード(gray code)で表現され、比較ユニット113は、マルチレベル信号のp個のレベル別区間の境界と対応する(p−1)個の区間信号を生成することができる。マルチレベル信号のビット数がnである場合、前記マルチレベル信号は、2個のレベル別区間を有することができる。この場合、比較ユニット113は、マルチレベル信号の2個のレベル別区間の境界と対応する(2−1)個の区間信号を生成することができる。
デコーダ115は、区間信号を基に部分信号S0,S1を生成することができ、前述のように生成された部分信号S0,S1は、不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存されてもよい。かような部分信号S0,S1は、例えば、二進信号であって、その場合、デコーダ115は、複数の区間信号を基に、前記二進信号を生成するように構成された二進デコーダであってもよい。さらに、区間信号がグレイコードで表現された場合、前記二進デコーダは、前記グレイコードを基に、二進信号を生成することができる。グレイコードを区間信号として入力され、二進信号を部分信号として出力する二進デコーダの例については、図4でさらに具体的に説明する。
レベル回復ユニット140は、前記複数の区間信号からマルチレベル信号を復元して出力するように構成される。レベル回復ユニット140から出力されたマルチレベル信号は、内部用途(internal use)に活用される。すなわち、レベル回復ユニット140によって復元されたマルチレベル信号は、多値論理装置100a内の他のロジックブロック(図示せず)に伝えられる。複数の区間信号からマルチレベル信号を復元するために、レベル回復ユニット140は、電流ミラー回路(図示せず)を含んでもよい。前記電流ミラー回路については、図4でさらに具体的に説明する。
ラッチ150は、区間信号を保存することができ、クロック信号に応答し、区間信号をレベル回復ユニット140に伝達することができる。さらに具体的には、比較ユニット113によって生成された区間信号は、ラッチ150に保存され、ラッチ150は、クロック信号に応答し、区間信号をレベル回復ユニット140に伝達することができる。従って、レベル回復ユニット140は、クロック信号によって活性化され、前記マルチレベル信号を出力することができる。
図2は、図1の多値論理装置の制御部130及び書き込み/読み取りユニット120を具体的に示したブロック図である。
図1及び図2を参照すれば、書き込みユニット123は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2と連結された複数の電圧印加ユニットW1,W2を含んでもよい。複数の電圧印加ユニットW1,W2は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2が、部分信号S0,S1を保存するように、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2に、電圧(例えば、セット電圧またはリセット電圧)を印加することができる。前記電圧によって、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2それぞれの抵抗が変化しうる。
読み取りユニット125は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2と連結された複数の電流生成ユニットR1,R2を含んでもよい。複数の電流生成ユニットR1,R2は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存された部分信号S0,S1それぞれに基づいて、マルチレベル信号の部分を出力するように構成される。前記部分は、マルチレベル信号の一部を構成するので、前記部分が出力され、それらが加えられることにより、マルチレベル信号が出力される。従って、複数の電流生成ユニットR1,R2それぞれは、読み取りユニット125の出力端と、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2それぞれとの間に連結されてもよい。部分信号S0,S1からマルチレベル信号の部分を復元するために、電流生成ユニットR1,R2それぞれは、電流ミラー回路(図示せず)を含んでもよい。前記電流ミラー回路については、図8でさらに具体的に説明する。
例えば、多値論理装置100a(図1)が4個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)を処理するように設計された場合、変換ユニット110(図1)は、表1に示されたように、前記2ビットのマルチレベル信号から、2個の1ビット部分信号(例えば、第1部分信号S0及び第2部分信号S1)を生成し、制御部130に伝達することができる。
制御部130は、第1部分信号S0及び第2部分信号S1を基にして、複数の電圧印加ユニットW1,W2を制御するための書き込み信号Wを生成し、前記書き込み信号Wを書き込みユニット123に伝達することができる。
書き込みユニット123内の複数の電圧印加ユニットW1,W2のうち第1電圧印加ユニットW1は、第1不揮発性メモリ素子NV1が、第1部分信号S0を保存するように、第1不揮発性メモリ素子NV1に第1電圧を印加することができる。また、複数の電圧印加ユニットW1,W2のうち第2電圧印加ユニットW2は、第2不揮発性メモリ素子NV2が、第2部分信号S1を保存するように、第2不揮発性メモリ素子NV2に、第2電圧を印加することができる。第1電圧印加ユニットW1及び第2電圧印加ユニットW2それぞれは、第1(リセット)状態電圧印加ユニット(図示せず)及び第2(セット)状態電圧印加ユニット(図示せず)を含み、それら構成要素についての説明は、図6及び図7でさらに具体的に説明する。
第1部分信号S0及び第2部分信号S1に基づいて、マルチレベル信号を出力するために、制御部130は、読み取り信号/Wを生成し、読み取りユニット125に伝達することができる。
読み取りユニット125内の複数の電流生成ユニットR1,R2のうち第1電流生成ユニットR1は、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存された第1部分信号S0に基づいて、マルチレベル信号の第1部分を出力するように構成される。また、複数の電流生成ユニットR1,R2のうち第2電流生成ユニットR2は、第2不揮発性メモリ素子NV2に保存された第2部分信号S1に基づいて、マルチレベル信号の第2部分を出力するように構成される。マルチレベル信号の第1部分が出力されるように、第1電流生成ユニットR1は、第1電流ミラー回路(図示せず)を含み、マルチレベル信号の第2部分が出力されるように、第2電流生成ユニットR2は、第2電流ミラー回路(図示せず)を含んでもよい。
図3は、本発明の技術的思想による実施形態による多値論理装置100bを概略的に示したブロック図である。この実施形態による多値論理装置100bは、図1及び図2の実施形態による多値論理装置の変形例である。以下、実施形態間に重複する説明は省略する。
図3を参照すれば、図1及び図2で説明したように、多値論理装置100bは、変換ユニット110、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2、書き込み/読み取りユニット120、制御部130、レベル回復ユニット140及びラッチ150を含んでもよい。それら構成要素については、図1及び図2で具体的に説明しておいたので、以下では省略する。
多値論理装置100bは、動作信号によって、マルチレベル信号である入力信号IINを保存し、保存された入力信号IINを、第1出力信号IOUT1及び第2出力信号IOUT2として出力する機能を遂行することができる。さらに具体的には、制御部130は、前記マルチレベル信号を保存するために、前記動作信号及びデコーダ115から受信した部分信号を基にして、書き込み信号Wを生成することができ、前記書き込み信号Wによって、mビットのマルチレベル信号が、nビット(ここで、n<m)の部分信号の形態で、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存されてもよい。
制御部130は、前記マルチレベル信号を出力するために、前記動作信号を基にして、読み取り信号/Wを生成することができ、前記読み取り信号/Wによって、不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存された部分信号S0,S1が読み取られる。読み取られた部分信号S0,S1に基づいて、マルチレベル信号の部分が出力され、結果的に、マルチレベル信号が出力される。
デコーダ115から出力された部分信号は、内部用途に活用される。すなわち、デコーダ115によって出力された部分信号は、多値論理装置100b内の他のロジックブロック(図示せず)に伝えられる。
図4は、本発明の技術的思想による実施形態による多値論理装置100cを概略的に示したブロック図である。この実施形態による多値論理装置100cは、図1ないし図3の実施形態による多値論理装置の変形例である。以下、実施形態間に重複する説明は省略する。
図4を参照すれば、多値論理装置100cは、変換ユニット110、第1不揮発性メモリ素子NV1、第2不揮発性メモリ素子NV2、書き込み/読み取りユニット120、制御部130、レベル回復ユニット140及びラッチ150を含み、それらの個別的な動作については、前述の通りである。
以下、図4を参照しつつ、i)マルチレベル信号が入力され、不揮発性メモリ素子に保存される過程、ii)マルチレベル信号が入力された後、レベル回復ユニットによって出力される過程、及びiii)不揮発性メモリ素子に保存された部分信号から、マルチレベル信号が出力される過程について説明する。
<マルチレベル信号が入力されて不揮発性メモリ素子に保存される過程>
多値論理装置100cが、4個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)を処理するように設計された場合、変換ユニット110内の比較ユニット113は、表2に示されたように、前記4個(すなわち、2ビット)のマルチレベル信号から、複数の区間信号M1,M2,M3を生成することができる。選択的には、比較ユニット113は、ラッチ150内のクロック信号CKに応答し、前記区間信号M1,M2,M3を生成することができる。
トランジスタNTR0のゲート電圧は、マルチレベル信号の電流量に比例する。従って、マルチレベル信号が、0uAないし5uA(ただし、I=10uA)である場合、トランジスタNTR1,NTR2,NTR3は、ターンオフされ、従って、比較ユニット113は、ハイ状態の区間信号M1,M2,M3を出力するのである。
マルチレベル信号が5uAないし15uA(ただし、I=10uA)である場合、最も低い容量(x3)を有するトランジスタNTR1のみターンオンされ、さらに大きい容量ら(x5,x15)を有する残りのトランジスタNTR2,NTR3は、ターンオフされるのである。従って、比較ユニット113は、ロー状態の第1区間信号M1を出力し、ハイ状態の第2区間信号M2及び第3区間信号M3を出力するのである。
マルチレベル信号が15uAないし25uA(ただし、I=10uA)である場合、低い容量(x3,x5)を有するトランジスタNTR1及びトランジスタNTR2がターンオンされ、最も大きい容量(x15)を有するトランジスタNTR3は、ターンオフされるのである。従って、比較ユニット113は、ロー状態の第1区間信号M1及び第2区間信号M2を出力し、ハイ状態の第3区間信号M3を出力するのである。
マルチレベル信号が25uA(ただし、I=10uA)を超える場合、トランジスタNTR1,NTR2,NTR3がターンオンされるのである。従って、比較ユニット113は、ロー状態の区間信号M1,M2,M3を出力するのである。
比較ユニット113によって生成された区間信号M1,M2,M3は、ラッチ150内第1インバータグループIG1を介して反転され、前記反転された信号は、デコーダ115に伝達される。デコーダ115は、区間信号M1,M2,M3を基に、部分信号S0,S1を生成することができる。例えば、表2に示された区間信号M1,M2,M3は、次の数式1,2による論理演算を介して、第1部分信号S0及び第2部分信号S1として表現される。
前記数式1,2による論理演算の結果、次の表3に示されたように、第1部分信号S0及び第2部分信号S1が得られる。
表3で得られた第1部分信号S0及び第2部分信号S1は、表1で示された結果と一致するということに留意する。
その後、制御部130は、第1部分信号S0及び第2部分信号S1を受信し、第1部分信号S0及び第2部分信号S1を、それぞれ第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2に保存させることができる。制御部130は、書き込み信号Wを受信し、次の数式3,4,5による論理演算を介して、第1部分信号S0または第2部分信号S1から、第1電圧印加ユニットW1及び第2電圧印加ユニットW2を制御するための信号A,B,C,Dを生成することができる。
前記数式3,4,5による制御部130の動作結果、次の表4に示されたように、制御信号A,B,C,Dが得られる。制御信号A,B,C,Dは、電圧印加ユニットW1,W2に伝達され、電圧印加ユニットW1,W2は、書き込み信号W及び制御信号A,B,C,Dを基に、不揮発性メモリ素子NV1,NV2の抵抗を変化させることができる。不揮発性メモリ素子NV1,NV2の抵抗を変化させた結果、不揮発性メモリ素子NV1,NV2に流れる電流が変化するが、前記電流は、部分信号S0,S1と対応しうる。結局、部分信号S0,S1不揮発性メモリ素子に保存される結果となる。
例えば、表3に示されたように、デコーダ115から第1部分信号S0及び第2部分信号S1が得られた場合、制御部130は、第1電圧印加ユニットW1を制御するための書き込み信号W及び第1制御信号A1,B1,C1,D1、並びに第2電圧印加ユニットW2を制御するための書き込み信号W及び第2制御信号A2,B2,C2,D2を生成することができる。第1電圧印加ユニットW1及び第2電圧印加ユニットW2は、次の表5のように、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2の抵抗を変化させることができる。
第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗が変化した結果、第1不揮発性メモリ素子NV1に流れる電流は、第1部分信号S0と同じになって、第2不揮発性メモリ素子NV2の抵抗が変化した結果、第2不揮発性メモリ素子NV2に流れる電流は、第2部分信号S1と同じになるということに留意する。以上、2ビットのマルチレベル信号が、1ビットの第1部分信号S0及び第2部分信号S1に変換され、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2に保存される過程について説明した。
本実施形態が、2ビットのマルチレベル信号が1ビットの部分信号S0,S1に変換され、不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存されるということを仮定して説明したにしても、本発明は、これに制限されるものではないということに留意する。本発明が、2ビット以上のマルチレベル信号を処理することができることは言うまでもなく、部分信号は、1ビットに限定されるものではない。すなわち、不揮発性メモリ素子に保存された部分信号のビット数が、マルチレベル信号のビット数より少ないならば、かような特徴は、本発明の技術的思想範疇内に含まれるということを理解せねばならない。
<マルチレベル信号が入力された後、レベル回復ユニットによって出力される過程>
比較ユニット113によって生成された区間信号M1,M2,M3は、ラッチ150内の第1インバータグループIG1を介して反転され、前記反転された信号は、ラッチ150内の第2インバータグループIG2を介して再反転され、レベル回復ユニット140に伝達される。レベル回復ユニット140に伝達された信号は、区間信号M1,M2,M3が2回反転された信号であるから、区間信号と類似したレベルを有することができる。従って、電流ミラー回路MR0は、区間信号(または、区間信号と類似したレベルを有する信号)によって、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3に流れる電流に基づいて、第1出力信号IOUT1(すなわち、マルチレベル信号)を出力することができる。
例えば、第1区間信号M1、第2区間信号M2及び第3区間信号M3がそれぞれ1,1,1である場合、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3がターンオフされるのである。従って、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3に流れる電流は、0uAである。トランジスタNTR4のゲート電圧Voは、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3の電流量に比例するが、前記電流量の和が0uAであるから、トランジスタNTR4及びトランジスタNTR5のゲート電圧Voは、非常に低い電圧である。従って、トランジスタNTR5に流れる電流は、0uAになり、0uAの第1出力信号IOUT1が出力される。
第1区間信号M1、第2区間信号M2及び第3区間信号M3がそれぞれ0,1,1である場合、トランジスタPTR2,PTR3は、ターンオフされ、トランジスタPTR1は、ターンオンされるのである。従って、トランジスタPTR2,PTR3に流れる電流は、0uAであり、トランジスタPTR1に流れる電流は、10uA(ただし、I=10uA)である。トランジスタNTR4のゲート電圧Voは、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3の電流量に比例するが、前記電流量の和は10uAであるから、トランジスタNTR4及びトランジスタNTR5のゲート電圧Voは、低い電圧である。従って、トランジスタNTR5に流れる電流は、10uAになって10uAの第1出力信号IOUT1が出力される。
第1区間信号M1、第2区間信号M2及び第3区間信号M3が、それぞれ0,0,1である場合、トランジスタPTR3は、ターンオフされ、トランジスタPTR1,PTR2は、ターンオンされるのである。従って、トランジスタPTR3に流れる電流は、0uAであり、トランジスタPTR1,PTR2に流れる電流は、10uA(ただし、I=10uA)である。トランジスタNTR4のゲート電圧Voは、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3の電流量に比例するが、前記電流量の和は、20uAであるから、トランジスタNTR4及びトランジスタNTR5のゲート電圧Voは、高い電圧である。従って、トランジスタNTR5に流れる電流は、20uAになり、20uAの第1出力信号IOUT1が出力される。
第1区間信号M1、第2区間信号M2及び第3区間信号M3が、それぞれ0,0,0である場合、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3がターンオンされるのである。従って、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3に流れる電流は、10uA(ただし、I=10uA)である。トランジスタNTR4のゲート電圧Voは、トランジスタPTR1,PTR2,PTR3の電流量に比例するが、前記電流量の和は、30uAであるから、トランジスタNTR4及びトランジスタNTR5のゲート電圧Voは、非常に高い電圧である。従って、トランジスタNTR5に流れる電流は、30uAになり、30uAの第1出力信号IOUT1が出力される。
従って、レベル回復ユニット140は、0uA,10uA,20uA,30uAの電流値を有する入力信号IIN(すなわち、マルチレベル信号)と対応する、0uA,10uA,20uA,30uAの第1出力信号IOUT1を出力することができる。選択的には、比較ユニット113は、ラッチ150のクロック信号CKに活性化されて入力信号IINを、第1区間信号M1ないし第3区間信号M3に変化させることができ、レベル回復ユニット140は、クロックバー信号によって活性化され、第1出力信号IOUT1を出力することができる。以上、2ビットのマルチレベル信号が、第1区間信号M1、第2区間信号M2及び第3区間信号M3に変換され、レベル回復ユニット140によって出力される過程について説明した。
本実施形態が、2ビットのマルチレベル信号が、グレイコードである区間信号M1,M2,M3に変換され、レベル回復ユニット140内の電流ミラー回路MR0によって、マルチレベル信号が出力されたにしても、本発明は、かような構成に制限されるものではなく、他の構成を介しても具現されるのである。
<不揮発性メモリ素子に保存された部分信号を利用してマルチレベル信号が出力される過程>
制御部130は、読み取り動作信号/Wに応答し、第1電流生成ユニットR1及び第2電流生成ユニットR2を制御するための制御信号A,B,C,Dを生成することができる。/W=1であり、W=0であるので、前述の数式3,4,5による制御部130の動作結果、次の表6に示されたように、制御信号A,B,C,Dが得られる。
第1電流生成ユニットR1及び第2電流生成ユニットR2は、制御部130から、前記読み取り信号/W及び制御信号A,B,C,Dを受信し、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2に保存された第1部分信号S0及び第2部分信号S1を読み取り、従って、マルチレベル信号が出力される。
第1電流生成ユニットR1は、読み取りユニット125の出力端と、第1不揮発性メモリ素子NV1との間に連結されてもよい。その場合、第1電流生成ユニットR1は、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存された第1部分信号S0を読み取り、従って、マルチレベル信号の第1部分Iが出力される。さらに具体的には、第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗値によって、第1不揮発性メモリ素子NV1に流れる電流が、第1電流ミラー回路MR1に伝えられ、前記伝えられた電流は、マルチレベル信号の第1部分Iとして出力される。
同様に、第2電流生成ユニットR2は、読み取りユニット125の出力端と、第2不揮発性メモリとの間に連結されてもよい。その場合、第2電流生成ユニットR2は、第2不揮発性メモリ素子NV2に保存された第2部分信号S1を読み取り、従って、マルチレベル信号の第2部分Iが出力される。さらに具体的には、第2不揮発性メモリ素子NV2の抵抗値によって、第2不揮発性メモリ素子NV2に流れる電流が、第2電流ミラー回路MR2に伝えられ、前記伝えられた電流は、マルチレベル信号の第2部分Iとして出力される。
前記第1電流生成ユニットR1及び第2電流生成ユニットR2によって出力された前記第1部分及び第2部分は、加えられてマルチレベル信号の第2出力信号IOUT2として出力される。
例えば、第2部分信号S1が「0」であり、第1部分信号S0が「0」である場合、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2は、いずれも高抵抗である。従って、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2に流れる電流は、いずれもロー値を有することができる。前記ロー値の電流は、第1電流ミラー回路MR1及び第2電流ミラー回路MR2に伝えられ、第1出力トランジスタOTR1及び第2出力トランジスタOTR2によって、0uAの電流値を有する第2出力信号IOUT2が出力される。
第2部分信号S1が「0」であり、第1部分信号S0が「1」である場合、第1不揮発性メモリ素子NV1は、低抵抗であり、第2不揮発性メモリ素子NV2は、高抵抗である。従って、第1不揮発性メモリ素子NV1に流れる電流は、ハイ値を有し、第2不揮発性メモリ素子NV2に流れる電流は、ロー値を有することができる。前記ハイ値の電流は、第1電流ミラー回路MR1に伝えられ、前記ロー値の電流は、第2電流ミラー回路MR2に伝えられる。従って、第1出力トランジスタOTR1は、10uAの電流値を有する第1部分を出力することができ、第2出力トランジスタOTR2は、0uAの電流値を有する第2部分を出力することができる。結局、読み取り素子の出力端には、10uAの電流値を有する第2出力信号IOUT2が出力される。
第2部分信号S1が「1」であり、第1部分信号S0が「0」である場合、第1不揮発性メモリ素子NV1は、高抵抗であり、第2不揮発性メモリ素子NV2は、低抵抗である。従って、第1不揮発性メモリ素子NV1に流れる電流は、ロー値を有し、第2不揮発性メモリ素子NV2に流れる電流は、ハイ値を有することができる。前記ロー値の電流は、第1電流ミラー回路MR1に伝えられ、前記ハイ値の電流は、第2電流ミラー回路MR2に伝えられる。従って、第1出力トランジスタOTR1は、0uAの電流値を有する第1部分を出力することができ、第2出力トランジスタOTR2(第2出力トランジスタOTR2の容量が、第1出力トランジスタOTR1の容量の2倍であるということに留意する)は、20uAの電流値を有する第2部分を出力することができる。結局、読み取り素子の出力端には、20uAの電流値を有する第2出力信号IOUT2が出力される。
第2部分信号S1が「1」であり、第1部分信号S0が「1」である場合、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2は、いずれも低抵抗である。従って、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2に流れる電流は、いずれもハイ値を有することができる。前記ハイ値の電流は、第1電流ミラー回路MR1及び第2電流ミラー回路MR2に伝えられるのである。従って、第1出力トランジスタOTR1は、10uAの電流値を有する第1部分を出力することができ、第2出力トランジスタOTR2(第2出力トランジスタOTR2の容量が、第1出力トランジスタOTR1の容量の2倍であるということに留意する)は、20uAの電流値を有する第2部分を出力することができる。結局、読み取り素子の出力端には、30uAの電流値を有する第2出力信号IOUT2が出力される。
以上、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存された第1部分信号S0、及び第2不揮発性メモリ素子NV2に保存された第2部分信号S1が、読み取りユニット125によって読み取られ、マルチレベル信号である第2出力信号IOUT2が出力される過程について説明した。たとえ本実施形態が1ビットの部分信号を基にして、2ビットのマルチレベル信号が出力されるシナリオを仮定して説明したとしても、前述のように、本発明の技術的思想が、前記実施形態に制限されるものではないということに留意せねばならない。
図5は、図4の多値論理装置100cの書き込み/読み取りユニット120の一部構成を具体的に図示した回路図である。具体的には、図5は、第1不揮発性メモリ素子NV1、第1電圧印加ユニットW1及び第1電流生成ユニットR1を具体的に図示した回路図である。
図5を参照すれば、第1電圧印加ユニットW1は、第1状態電圧印加ユニットRW、及び第2状態電圧印加ユニットSWを含んでもよい。
第1状態電圧印加ユニットRWは、第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗を、第1状態(例えば、リセット状態または高抵抗状態)に変化させるように構成される。第2状態電圧印加ユニットSWは、第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗を、第2状態(例えば、セット状態または低抵抗状態)に変化させるように構成される。
前述の2ビットのマルチレベル信号が、1ビットの部分信号S0,S1に変換され、不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存されるということを仮定した実施形態で、第1電圧印加ユニットW1は、第1部分信号S0を、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存するように動作することができる。具体的には、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存される第1部分信号S0がロー状態である場合、前記第1状態電圧印加ユニット(リセット電圧印加ユニット)RWが活性化され、前記第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗がリセット抵抗(すなわち高抵抗)に変化しうる。前記第1部分信号S0がハイ状態である場合、前記第2状態電圧印加ユニット(セット電圧印加ユニット)SWが活性化され、前記第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗がセット抵抗に変化しうる。
たとえ図5には図示されていないにしても、第2不揮発性メモリ素子NV2(図4)と連結された第2電圧印加ユニットW2(図4)もまた、第1電圧印加ユニットW1と同様に、第1状態電圧印加ユニット(リセット状態電圧印加ユニット)、及び第2状態電圧印加ユニット(セット状態電圧印加ユニット)を含んでもよいということが分かる。
図6及び図7は、図5の回路図で、第1電圧印加ユニットユニットW1が活性化される様子を示し、図8は、図5の回路図で、第1電流生成ユニットR1が活性化される様子を示している。
図6を参照すれば、第1部分信号S0が「0」である場合、制御部130は、W=1の書き込み信号Wを生成し、前記数式3,4,5による論理演算を行い、A1=1、B1=1、C1=0、D1=0の第1制御信号A1,B1,C1,D1を生成することができる(表4参照)。A1=1、D1=0であるので、トランジスタSTR1,STR2で構成された第2状態電圧印加ユニットSWは、ターンオフされ、B1=1、C1=0であるので、トランジスタRTR1,RTR2で構成された第1状態電圧印加ユニットRWは、ターンオンされる。従って、電圧VDDHが第1方向に印加され、第1不揮発性メモリ素子NV1がリセット状態(すなわち、高抵抗状態)にプログラムされる。
図7を参照すれば、第1部分信号S0が「1」である場合、制御部130は、W=1の書き込み信号Wを生成し、前記数式3,4,5による論理演算を行い、A1=0、B1=0、C1=1、D1=1の第1制御信号A1,B1,C1,D1を生成することができる(表4参照)。C1=1、B1=0であるので、トランジスタRTR1,RTR2で構成された第1状態電圧印加ユニットRWは、ターンオフされ、A1=0、D1=1であるので、トランジスタSTR1,STR2で構成された第2状態電圧印加ユニットSWは、ターンオンされる。従って、電圧VDDHが、前記第1方向と反対の方向に印加され、第1不揮発性メモリ素子NV1がセット状態(すなわち、低抵抗状態)にプログラムされる。
図8を参照すれば、制御部130は、読み取り動作を遂行するために、/W=0の読み取り信号/Wを生成し、A1=1、B1=0、C1=1、D1=1の第1制御信号A1,B1,C1,D1を生成することができる(表6参照)。A1=1、B1=0、C1=1であるので、トランジスタSTR1,RTR1,RTR2は、ターンオフされ、D1=1であるので、トランジスタSTR2は、ターンオンされる。また、読み取り信号/Wによって、駆動トランジスタXTR1がターンオンされ、第1電流ミラー回路MR1が動作する。
トランジスタSTR2がターンオンされるので、トランジスタSTR2と連結されたグラウンドと電圧VDDとの間に連結されたバイアス抵抗RBIASと、第1不揮発性メモリ素子NV1との間に電流が流れる。前記電流は、第1電流ミラー回路MR1によって増幅(または減幅)され、マルチレベル信号の第1部分Iとして出力される。前記第1部分Iは、次の数式6のように定義される。
ここで、Mは、電流ミラー回路MR0の電流ミラー比率(current mirror ratio)であり、VGSは、トランジスタのスレショルド電圧である。第1部分Iを計算するにあたり、第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗値を除外した残りの値は、いずれも定数(constant)であるために、第1部分Iは、第1不揮発性メモリ素子NV1の抵抗値によって変化しうる。
例えば、第1不揮発性メモリ素子NV1が高抵抗である場合、第1部分Iは、ロー値(すなわち、「0」)を有するのである。一方、第1不揮発性メモリ素子NV1が低抵抗である場合、第1部分Iは、ハイ値(すなわち、「1」)を有するのである。
たとえ図5及び図8には図示されていないにしても、第2不揮発性メモリ素子NV2と連結された第2電流生成ユニットR2もまた、第1電流生成ユニットR1と同様に、制御部130から読み取り信号/W及び第2制御信号A2,B2,C2,D2(図4)を印加され、第2不揮発性メモリ素子NV2(図4)に保存された第2部分信号S1(図4)を読み取り、それにより、マルチレベル信号の第2部分I(図4)が出力されてもよいということが分かるのである。
図9は、本発明の実施形態による多値論理装置に入力される入力信号IINと、レベル回復ユニット140(例えば、図3)によって出力される第1出力信号IOUT1とを示したグラフである。図10は、発明の実施形態による多値論理装置に保存された第2部分信号S1及び第1部分信号S0を示したグラフである。
図3及び図9を参照すれば、レベル回復ユニット140は、マルチレベル信号である入力信号IINを入力され、入力信号IINと対応するマルチレベル信号である第1出力信号IOUT1を出力することができる。また、図10を参照すれば、多値論理装置は、マルチレベル信号である入力信号IINを入力され、前書き込み力信号IINから複数の部分信号S0,S1を生成し、部分信号S0,S1を複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2に保存することができる。
例えば、多値論理装置が4個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)を処理するように設計された実施形態で、入力信号IINが0uAである場合、レベル回復ユニット140は、0uAの第1出力信号IOUT1を出力することができる。また、第2不揮発性メモリ素子NV2には、「0」値を有する第2部分信号S1が高抵抗の形態で保存され、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「0」値を有する第1部分信号S0が、高抵抗の形態で保存されてもよい。
入力信号IINが10uAである場合、レベル回復ユニット140は、10uAの第1出力信号IOUT1を出力することができる。また、第2不揮発性メモリ素子NV2には、「0」値を有する第2部分信号S1が高抵抗の形態で保存され、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「1」値を有する第1部分信号S0が、低抵抗の形態で保存されてもよい。
入力信号IINが20uAである場合、レベル回復ユニット140は、20uAの第1出力信号IOUT1を出力することができる。また、第2不揮発性メモリ素子NV2には、「1」値を有する第2部分信号S1が低抵抗の形態で保存され、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「0」値を有する第1部分信号S0が、高抵抗の形態で保存されてもよい。
入力信号IINが30uAである場合、レベル回復ユニット140は、30uAの第1出力信号IOUT1を出力することができる。また、第2不揮発性メモリ素子NV2には、「1」値を有する第2部分信号S1が低抵抗の形態で保存され、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「1」値を有する第1部分信号S0が、低抵抗の形態で保存されてもよい。
図9及び図10に示されたように、本発明の技術的思想による多値論理装置は、マルチレベル信号のビット数(例えば、2ビット)より少ないビット数(例えば、1ビット)を有する部分信号を、不揮発性メモリ素子に保存することができる。従って、少ないビット数のマルチレベルセルの不揮発性メモリ素子を活用したり、さらには、シングルレベルセルの不揮発性メモリ素子を活用し、多値論理装置を具現することができ、結果的に、具現の容易性が改善され、信頼性の問題が改善されるのである。
図11は、図4の多値論理装置に入力される入力信号IIN(上部図面)と、クロック信号CK(中央図面)によって、レベル回復ユニット140から出力される第1出力信号IOUT1(下部図面)と、を示したグラフである。
図4及び図11を参照すれば、入力信号IINが増大することによって、レベル回復ユニット140は、クロック信号CKの立ち下がりエッジで、入力信号IINと対応する値の第1出力信号IOUT1を出力することができる。
入力信号IINが0uAである場合、クロック信号CKの最初の立ち上がりエッジによって、前書き込み力信号IINが比較ユニット113に伝えられ、比較ユニット113によって生成された区間信号M1,M2,M3は、ラッチ150に保存される。その後、クロック信号CKの最初の立ち下がりエッジによって、レベル回復ユニット140が駆動され、レベル回復ユニット140から、0uA値を有する第1出力信号IOUT1が出力される。
同様に、入力信号IINが、10uA、20uA、30uAである場合、クロック信号CKの立ち上がりエッジによって、前書き込み力信号IINが比較ユニット113に伝えられ、比較ユニット113によって生成された区間信号M1,M2,M3が、ラッチ150に保存される。その後、クロック信号CKの立ち下がりエッジによって、レベル回復ユニット140が駆動され、レベル回復ユニット140から、10uA,20uA,30uA値を有する第1出力信号IOUT1が出力される。
図11に示されたように、本発明の技術的思想による多値論理装置は、レベル回復ユニット140から出力された第1出力信号IOUT1(すなわち、マルチレベル信号)を内部用途に活用することができる。さらに、レベル回復ユニット140によって出力された第1出力信号IOUT1は、クロック信号CKの動作によって、他のロジックブロック(図示せず)に伝えられ、多値論理装置の同期動作(synchronous operation)が遂行される。
図12は、図4の多値論理装置に入力される入力信号IIN(上部図面)と、書き込み信号W及び読み取り信号/W(中央図面)によって、読み取りユニット125から出力される第2出力信号IOUT2(下部図面)を示したグラフである。
図4及び図12を参照すれば、読み取り信号/Wは、書き込み信号Wが反転された信号であってもよい。従って、W=1である場合、書き込み動作が遂行され、/W=1である場合、読み取り動作が遂行される。
入力信号IINが0uAである場合、書き込み信号Wが最初のハイレベル(すなわち、W=1)である間、第2電圧印加ユニットW2によって、第2不揮発性メモリ素子NV2に「0」値を有する第2部分信号S1が、高抵抗の形態で保存されてもよい。また、第1電圧印加ユニットW1によって、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「0」値を有する第1部分信号S0が高抵抗の形態で保存されてもよい。その後、書き込み信号Wが最初のローレベルである間、読み取り信号が活性化され(すなわち、/W=1)、第2電流生成ユニットR2及び第1電流生成ユニットR1によって、第2不揮発性メモリ素子(すなわち、高抵抗)及び第1不揮発性メモリ素子(すなわち、高抵抗)に保存された第2部分信号(すなわち、「0」)並びに第1部分信号(すなわち、「0」)が読み取られ、従って、読み取りユニットの出力端には、0uAの第2出力信号IOUT2が出力される。
入力信号IINが10uAである場合、書き込み信号Wが、2番目のハイレベル(すなわち、W=1)である間、第2電圧印加ユニットW2によって、第2不揮発性メモリ素子NV2に「0」値を有する第2部分信号S1が高抵抗の形態で保存されてもよい。また、第1電圧印加ユニットW1によって、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「1」値を有する第1部分信号S0が低抵抗の形態で保存されてもよい。その後、書き込み信号Wが2番目のローレベルである間、読み取り信号が活性化され(すなわち、/W=1)、第2電流生成ユニットR2及び第1電流生成ユニットR1によって、第2不揮発性メモリ素子(すなわち、高抵抗)及び第1不揮発性メモリ素子(すなわち、低抵抗)に保存された第2部分信号(すなわち、「0」)並びに第1部分信号(すなわち、「1」)が読み取られ、従って、読み取りユニットの出力端には、10uAの第2出力信号IOUT2が出力される。
入力信号IINが20uAである場合、書き込み信号Wが3番目のハイレベル(すなわち、W=1)である間、第2電圧印加ユニットW2によって、第2不揮発性メモリ素子NV2に「1」値を有する第2部分信号S1が低抵抗の形態で保存される。また、第1電圧印加ユニットW1によって、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「0」値を有する第1部分信号S0が高抵抗の形態で保存される。その後、書き込み信号Wが3番目のローレベルである間、読み取り信号が活性化され(すなわち、/W=1)、第2電流生成ユニットR2及び第1電流生成ユニットR1によって、第2不揮発性メモリ素子(すなわち、低抵抗)及び第1不揮発性メモリ素子(すなわち、高抵抗)に保存された第2部分信号(すなわち、「1」)並びに第1部分信号(すなわち、「0」)が読み取られ、従って、読み取りユニットの出力端には20uAの第2出力信号IOUT2が出力される。
入力信号IINが30uAである場合、書き込み信号Wが4番目のハイレベル(すなわち、W=1)である間、第2電圧印加ユニットW2によって、第2不揮発性メモリ素子NV2に「1」値を有する第2部分信号S1が低抵抗の形態で保存される。また、第1電圧印加ユニットW1によって、第1不揮発性メモリ素子NV1には、「1」値を有する第1部分信号S0が低抵抗の形態で保存される。その後、書き込み信号Wが最初のローレベルである間、読み取り信号が活性化され(すなわち、/W=1)、第2電流生成ユニットR2及び第1電流生成ユニットR1によって、第2不揮発性メモリ素子(すなわち、低抵抗)及び第1不揮発性メモリ素子(すなわち、低抵抗)に保存された第2部分信号(すなわち、「1」)並びに第1部分信号(すなわち、「1」)が読み取られ、従って、読み取りユニットの出力端には30uAの第2出力信号IOUT2が出力される。
図12に図示されたように、本発明の技術的思想による多値論理装置は、少ないビット数のマルチレベルセル不揮発性メモリ素子を活用してマルチレベル信号を保存し、所望のタイミングでさらにマルチレベル信号の形態で出力することができる。
図13は、本発明の技術的思想による実施形態による多値論理装置を概略的に示したブロック図である。この実施形態による多値論理装置は、図3の実施形態による多値論理装置の変形例である。以下、実施形態間に重複する説明は省略する。
図13を参照すれば、多値論理装置は、複数の不揮発性メモリ素子NV1,NV2,NV3,NV4が、アレイ状に配列された不揮発性メモリアレイMAをさらに含んでもよい。
不揮発性メモリアレイMAは、複数の不揮発性メモリ素子グループMG1,MG2を含んでもよい。それぞれの不揮発性メモリ素子グループMG1またはMG2は、それぞれ第1マルチレベル信号と対応する部分信号S0,S1、及び第2マルチレベル信号と対応する部分信号S2,S3を保存することができる。不揮発性メモリアレイMA内の複数の不揮発性メモリ素子グループMG1,MG2は、選択信号(例えば、アドレス信号)によって選択される。
例えば、4個のレベルを有するマルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)のうち、10uAの電流値を有する第1マルチレベル信号を保存するために、第1不揮発性メモリ素子NV1と、第2不揮発性メモリ素子NV2とが利用される。その場合、選択信号によって、第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2で構成された第1不揮発性メモリ素子グループMG1が選択される。書き込み動作が遂行され、第2不揮発性メモリ素子NV2は、高抵抗状態(すなわち、「0」値を有する第2部分信号S1を保存)になり、第1不揮発性メモリ素子NV1は、低抵抗状態(すなわち、「1」値を有する第1部分信号S0を保存)になる。
また、前記マルチレベル信号(すなわち、0uA,10uA,20uA,30uAの4個の電流値を有するマルチレベル信号)のうち、30uAの電流値を有する第2マルチレベル信号を保存するために、第3不揮発性メモリ素子NV3と、第4不揮発性メモリ素子NV4とが利用される。その場合、選択信号によって、第3不揮発性メモリ素子NV3及び第4不揮発性メモリ素子NV4で構成された第2不揮発性メモリ素子グループMG2が選択される。書き込み動作が遂行され、第4不揮発性メモリ素子NV4は、低抵抗状態(すなわち、「1」値を有する第4部分信号(S3)を保存)になり、第3不揮発性メモリ素子NV3は、高抵抗状態(すなわち、「0」値を有する第3部分信号(S2)を保存)になる。
図14は、本発明の技術的思想による他の実施形態による多値論理装置の回路図である。この実施形態による多値論理装置は、図13の実施形態による多値論理装置の変形例である。以下、実施形態間に重複する説明は省略する。
図14を参照すれば、多値論理装置は、書き込み信号によって、第1マルチレベル信号及び第2マルチレベル信号を保存し、選択信号によって、前記第1マルチレベル信号及び前記第2マルチレベル信号のうち一つを選択し、読み取り信号によって選択されたマルチレベル信号を出力することができる。このために、多値論理装置は、複数の不揮発性メモリ素子(すなわち、第1不揮発性メモリ素子ないし第4不揮発性メモリ素子NV1,NV2,NV3,NV4)、書き込みユニット123及び読み取りユニット125を含んでもよい。前記構成要素についての説明は、以前の実施形態で詳細に説明したので、以下、実施形態間の重複する説明は省略する。
書き込みユニット123は、書き込み信号及び選択信号によって、前記第1部分信号ないし前記第4部分信号S0,S1,S2,S3を、前記第1不揮発性メモリ素子ないし前記第4不揮発性メモリ素子NV1,NV2,NV3,NV4にそれぞれ保存するように構成される。
例えば、第1マルチレベル信号(例えば、0uAの電流値を有する信号)を保存するために、第1選択信号ラインSEL1が活性化され、第1電圧印加ユニットW1及び第2電圧印加ユニットW2が動作される。
その場合、第1不揮発性メモリ素子グループMG1内の第1不揮発性メモリ素子NV1は、第1マルチレベル信号の第1部分と対応する第1部分信号S0(例えば、「0」)を保存し、第2不揮発性メモリ素子NV2は、前記第1マルチレベル信号の第2部分と対応する第2部分信号S1(例えば、「0」)を保存することができる。
また、第2マルチレベル信号(例えば、40uAの電流値を有する信号)を保存するために、第2選択信号ラインSEL2が活性化され、第3電圧印加ユニットW3及び第4電圧印加ユニットW4が動作される。
その場合、第2不揮発性メモリ素子グループMG2内の第3不揮発性メモリ素子NV3は、第2マルチレベル信号の第3部分と対応する第3部分信号S2(例えば、「1」)を保存することができ、第4不揮発性メモリ素子NV4は、前記第2マルチレベル信号の第4部分と対応する第4部分信号S3(例えば、「1」)を保存することができる。
前述のように、第1部分信号S0及び第2部分信号S1それぞれのビット数は、第1マルチレベル信号のビット数より少なく、同様に、第3部分信号S2及び第4部分信号S3それぞれのビット数は、第2マルチレベル信号のビット数より少ない。従って、多値論理装置の具現の容易性が改善され、信頼性の問題も改善される。
第1選択信号ラインSEL1及び第2選択信号ラインSEL2は、互いに連結されもし、その場合、選択信号のレベルによって、第1選択信号ラインSEL1または第2選択信号ラインSEL2が活性化される。すなわち、選択信号が第1状態である場合、第1選択信号ラインSEL1が活性化され、選択信号が第2状態である場合、第2選択信号ラインSEL2が活性化される。
読み取りユニット125は、読み取り信号によって、前記第1マルチレベル信号及び前記第2マルチレベル信号のうち、前記選択信号によって選択された一つを出力するように構成される。
読み取りユニット125内の第1電流生成ユニットR1は、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存された第1部分信号S0、または第3不揮発性メモリ素子NV3に保存された第3部分信号S2に基づいて、第1マルチレベル信号の前記第1部分、または前記第2マルチレベル信号の前記第3部分を出力するように構成される。また、読み取りユニット125内の第2電流生成ユニットR2は、第2不揮発性メモリ素子NV2に保存された第2部分信号S、または第4不揮発性メモリ素子NV4に保存された第4部分信号S3に基づいて、第1マルチレベル信号の前記第2部分、または第2マルチレベル信号の第4部分を出力するように構成される。
例えば、第1マルチレベル信号(例えば、0uAの電流値を有する信号)を出力するために、第1選択信号ラインSEL1が活性化される。その場合、第1不揮発性メモリ素子グループMG1の第1不揮発性メモリ素子NV1及び第2不揮発性メモリ素子NV2が読み取られる。
その場合、第1電流生成ユニットR1は、第1不揮発性メモリ素子NV1に保存された前記第1部分信号S0(すなわち、「0」)に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第1部分(すなわち、0uA)を出力し、第2電流生成ユニットR2は、前記第2不揮発性メモリ素子NV2に保存された前記第2部分信号S1(すなわち、「0」)に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第2部分(すなわち、0uA)を出力することができる。
一方、第2マルチレベル信号(例えば、30uAの電流値を有する信号)を出力するために、第2選択信号ラインSEL2が活性化される。その場合、第2不揮発性メモリ素子グループMG2の第3不揮発性メモリ素子NV3及び第4不揮発性メモリ素子NV4が読み取られる。
その場合、第1電流生成ユニットR1は、第3不揮発性メモリ素子NV3に保存された前記第1部分信号S0(すなわち、「1」)に基づいて、前記第2マルチレベル信号の前記第1部分(すなわち、10uA)を出力し、第2電流生成ユニットR2は、前記第4不揮発性メモリ素子NV4に保存された前記第4部分信号S3(すなわち、「1」)に基づいて、前記第2マルチレベル信号の前記第2部分(すなわち、20uA)を出力することができる。
本発明で活用される不揮発性メモリ素子は、PRAM(登録商標)(phase change random access memory)、RRAM(登録商標)(resistive random-access memory)のような抵抗型メモリセルでもあり、NFGM(nano floating gate memory)、PoRAM(polymer random access memory)、MRAM(magnetoresistive random-access memory)、FeRAM(ferroelectric random access memory)またはフラッシュ(flash)メモリセルであってもよい。さらに、本発明が不揮発性メモリ素子を活用して多値論理装置を構成するように説明したが、本発明は、それに制限されるものではない。すなわち、多値論理装置に利用される不揮発性メモリ素子の代わりに、DRAM(dynamic random access memory)またはSRAM(static random access memory)のような揮発性メモリセルも活用されもする。
本発明を明確に理解させるために添付した図面の各部位の形状は、例示的なものであると理解せねばならない。図示された形状以外の多様な形状に変形可能であるということに注意せねばならない。図面に記載された同じ番号は、同じ要素を指す。
以上で説明した本発明が、前述の実施形態及び添付された図面に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を外れない範囲内で、さまざまな置換、変形及び変更が可能であるということは、本発明が属する技術分野で当業者であるならば明白である。
本発明の不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置は、例えば、電子装置の効率性改善関連の技術分野に効果的に適用可能である。
100a,100b,100c 多値論理装置
110 変換ユニット
113 比較ユニット
115 デコーダ
120 書き込み/読み取りユニット
123 書き込みユニット
125 読み取りユニット
130 制御部
140 レベル回復ユニット
150 ラッチ

Claims (35)

  1. マルチレベル信号を、複数の部分信号に変換するように構成された変換ユニットと、
    前記複数の部分信号をそれぞれ保存する複数の不揮発性メモリ素子と、を含み、
    前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれに保存された前記複数の部分信号それぞれのビット数は、前記マルチレベル信号のビット数より少なく、
    前記マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号から、前記マルチレベル信号を復元して出力するように構成されたレベル回復ユニットをさらに含むことを特徴とする多値論理装置。
  2. 前記複数の部分信号それぞれは、1ビット信号であり、
    前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれは、前記1ビット信号を保存するSLC(single level cell)不揮発性メモリ素子であることを特徴とする請求項1に記載の多値論理装置。
  3. 書き込み信号によって、前記複数の部分信号を前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれに保存するように構成された書き込みユニットをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多値論理装置。
  4. 前記複数の部分信号に基づいて、前記複数の不揮発性メモリ素子の抵抗を変化させるための前記書き込み信号を生成し、前記書き込み信号を、前記書き込みユニットに伝達するように構成された制御部をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の多値論理装置。
  5. 前記書き込みユニットは、前記複数の不揮発性メモリ素子と連結された複数の電圧印加ユニットを含み、
    前記複数の電圧印加ユニットは、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれの抵抗を変化させるように構成されたことを特徴とする請求項3に記載の多値論理装置。
  6. 前記複数の電圧印加ユニットそれぞれは、
    前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれの抵抗を、第1状態に変化させるように構成された第1状態電圧印加ユニットと、
    前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれの前記抵抗を、第2状態に変化させるように構成された第2状態電圧印加ユニットを含むことを特徴とする請求項5に記載の多値論理装置。
  7. 読み取り信号によって、前記マルチレベル信号を出力するように構成された読み取りユニットをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多値論理装置。
  8. 前記読み取りユニットは、
    前記複数の不揮発性メモリ素子とそれぞれ連結された複数の電流生成ユニットを含み、
    前記複数の電流生成ユニットそれぞれは、前記複数の不揮発性メモリ素子に保存された前記複数の部分信号それぞれに基づいて、前記マルチレベル信号の部分を出力するように構成されたことを特徴とする請求項7に記載の多値論理装置。
  9. 前記複数の電流生成ユニットそれぞれは、前記読み取りユニットの出力端と、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれとの間に連結されたことを特徴とする請求項8に記載の多値論理装置。
  10. 前記複数の電流生成ユニットそれぞれは、前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれに流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号の前記部分を出力するように構成された電流ミラー回路を含むことを特徴とする請求項9に記載の多値論理装置。
  11. 前記複数の不揮発性メモリ素子は、アレイ状に配列されたことを特徴とする請求項1に記載の多値論理装置。
  12. 前記変換ユニットは、
    前記マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号を生成するように構成された比較ユニットと、
    前記複数の区間信号を基に、前記複数の部分信号を生成するように構成されたデコーダと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の多値論理装置。
  13. 前記複数の部分信号は、二進信号であり、
    前記デコーダは、前記複数の区間信号を基に、前記二進信号を生成するように構成された二進デコーダを含むことを特徴とする請求項12に記載の多値論理装置。
  14. マルチレベル信号を、複数の部分信号に変換するように構成された変換ユニットと、
    前記複数の部分信号をそれぞれ保存する複数の不揮発性メモリ素子と、を含み、
    前記複数の不揮発性メモリ素子それぞれに保存された前記複数の部分信号それぞれのビット数は、前記マルチレベル信号のビット数より少なく、
    前記変換ユニットは、
    前記マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号を生成するように構成された比較ユニットと、
    前記複数の区間信号を基に、前記複数の部分信号を生成するように構成されたデコーダと、を含み、
    前記複数の区間信号から、前記マルチレベル信号を復元して出力するように構成されたレベル回復ユニットをさらに含むことを特徴とする多値論理装置。
  15. 前記レベル回復ユニットは、クロック信号によって活性化され、前記マルチレベル信号を出力するように構成されたことを特徴とする請求項14に記載の多値論理装置。
  16. 前記レベル回復ユニットは、前記区間信号によって流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号を出力するように構成された電流ミラー回路を含むことを特徴とする請求項14に記載の多値論理装置。
  17. マルチレベル信号の第1部分と対応する第1部分信号を保存する第1不揮発性メモリ素子と、
    前記マルチレベル信号の第2部分と対応する第2部分信号を保存する第2不揮発性メモリ素子と、を含み、
    前記第1部分信号及び前記第2部分信号それぞれのビット数は、前記マルチレベル信号のビット数より少なく、
    前記マルチレベル信号を、複数の部分信号に変換するように構成された変換ユニットは、
    前記マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号を生成するように構成された比較ユニットと、
    前記複数の区間信号を基に、前記第1部分信号と前記第2部分信号を生成するように構成されたデコーダと、を含み、
    前記複数の区間信号から、前記マルチレベル信号を復元して出力するように構成されたレベル回復ユニットをさらに含むことを特徴とする多値論理装置。
  18. 前記第1部分信号及び第2部分信号それぞれは、1ビット信号であり、
    前記第1不揮発性メモリ素子及び第2不揮発性メモリ素子それぞれは、前記1ビット信号を保存するSLC(single level cell)不揮発性メモリ素子であることを特徴とする請求項17に記載の多値論理装置。
  19. 前記マルチレベル信号を、前記第1部分信号及び前記第2部分信号に変換するように構成された変換ユニットと、
    書き込み信号によって、前記第1部分信号及び前記第2部分信号を、前記第1不揮発性メモリ素子及び前記第2不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存するように構成された書き込みユニットと、をさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の多値論理装置。
  20. 前記書き込みユニットは、
    前記第1部分信号を前記第1不揮発性メモリ素子に保存するように構成された第1電圧印加ユニットと、
    前記第2部分信号を前記第2不揮発性メモリ素子に保存するように構成された第2電圧印加ユニットと、を含むことを特徴とする請求項19に記載の多値論理装置。
  21. 前記第1電圧印加ユニットは、
    前記第1不揮発性メモリ素子の抵抗をセット抵抗に変化させるように構成された第1セット電圧印加ユニットと、
    前記第1不揮発性メモリ素子の前記抵抗をリセット抵抗に変化させるように構成された第1リセット電圧印加ユニットと、を含み、
    前記第2電圧印加ユニットは、
    前記第2不揮発性メモリ素子の抵抗をセット抵抗に変化させるように構成された第2セット電圧印加ユニットと、
    前記第2不揮発性メモリ素子の前記抵抗をリセット抵抗に変化させるように構成された第2リセット電圧印加ユニットと、を含むことを特徴とする請求項20に記載の多値論理装置。
  22. 前記第1部分信号がロー状態である場合、前記第1リセット電圧印加ユニットが活性化され、前記第1不揮発性メモリ素子の抵抗がリセット抵抗に変化し、
    前記第1部分信号がハイ状態である場合、前記第1セット電圧印加ユニットが活性化され、前記第1不揮発性メモリ素子の抵抗がセット抵抗に変化し、
    前記第2部分信号がロー状態である場合、前記第2リセット電圧印加ユニットが活性化され、前記第2不揮発性メモリ素子の抵抗がリセット抵抗に変化し、
    前記第2部分信号がハイ状態である場合、前記第2セット電圧印加ユニットが活性化され、前記第2不揮発性メモリ素子の抵抗がセット抵抗に変化することを特徴とする請求項21に記載の多値論理装置。
  23. 読み取り信号によって、前記マルチレベル信号を出力するように構成された読み取りユニットをさらに含むことを特徴とする請求項17に記載の多値論理装置。
  24. 前記読み取りユニットは、
    前記第1不揮発性メモリ素子に保存された前記第1部分信号に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第1部分を出力するように構成された第1電流生成ユニットと、
    前記第2不揮発性メモリ素子に保存された前記第2部分信号に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第2部分を出力するように構成された第2電流生成ユニットと、を含むことを特徴とする請求項23に記載の多値論理装置。
  25. 前記第1電流生成ユニットは、前記読み取りユニットの出力端と、前記第1不揮発性メモリ素子との間に連結され、
    前記第2電流生成ユニットは、前記読み取りユニットの前記出力端と、前記第2不揮発性メモリ素子との間に連結されたことを特徴とする請求項24に記載の多値論理装置。
  26. 前記第1電流生成ユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子に流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第1部分を出力するように構成された第1電流ミラー回路を含み、
    前記第2電流生成ユニットは、前記第2不揮発性メモリ素子に流れる電流に基づいて、前記マルチレベル信号の前記第2部分を出力するように構成された第2電流ミラー回路を含むことを特徴とする請求項25に記載の多値論理装置。
  27. 第1マルチレベル信号の第1部分と対応する第1部分信号を保存する第1不揮発性メモリ素子と、
    前記第1マルチレベル信号の第2部分と対応する第2部分信号を保存する第2不揮発性メモリ素子と、
    第2マルチレベル信号の第3部分と対応する第3部分信号を保存する第3不揮発性メモリ素子と、
    前記第2マルチレベル信号の第4部分と対応する第4部分信号を保存する第4不揮発性メモリ素子と、を含み、
    前記第1部分信号及び前記第2部分信号それぞれのビット数は、前記第1マルチレベル信号のビット数より少なく、
    前記第3部分信号及び前記第4部分信号それぞれのビット数は、前記第2マルチレベル信号のビット数より少なく、
    前記第1マルチレベル信号および前記第2マルチレベル信号を、複数の部分信号に変換するように構成された変換ユニットは、
    前記第1マルチレベル信号および前記第2マルチレベル信号のレベル別区間の境界と対応する複数の区間信号を生成するように構成された比較ユニットと、
    前記複数の区間信号を基に、前記第1部分信号、前記第2部分信号、前記第3部分信号、前記第4部分信号を生成するように構成されたデコーダと、を含み、
    前記複数の区間信号から、前記第1マルチレベル信号および前記第2マルチレベル信号を復元して出力するように構成されたレベル回復ユニットをさらに含むことを特徴とする多値論理装置。
  28. 前記第1不揮発性メモリ素子ないし前記第4不揮発性メモリ素子は、アレイ状に配列されたことを特徴とする請求項27に記載の多値論理装置。
  29. 書き込み信号及び選択信号によって、前記第1部分信号ないし前記第4部分信号を、前記第1不揮発性メモリ素子ないし前記第4不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存するように構成された書き込みユニットをさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の多値論理装置。
  30. 前記書き込みユニットは、
    前記選択信号が第1状態である場合、前記第1部分信号及び前記第2部分信号を、前記第1不揮発性メモリ素子及び前記第2不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存し、
    前記選択信号が第2状態である場合、前記第3部分信号及び前記第4部分信号を、前記第3不揮発性メモリ素子及び前記第4不揮発性メモリ素子にそれぞれ保存することを特徴とする請求項29に記載の多値論理装置。
  31. 読み取り信号によって、前記第1マルチレベル信号及び前記第2マルチレベル信号のうち、選択信号によって選択された一つを出力するように構成された読み取りユニットをさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の多値論理装置。
  32. 前記読み取りユニットは、
    前記第1不揮発性メモリ素子に保存された前記第1部分信号、または前記第3不揮発性メモリ素子に保存された前記第3部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第1部分、または前記第2マルチレベル信号の前記第3部分を出力するように構成された第1電流生成ユニットと、
    前記第2不揮発性メモリ素子に保存された前記第2部分信号、または前記第4不揮発性メモリ素子に保存された前記第4部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第2部分、または前記第2マルチレベル信号の前記第4部分を出力するように構成された第2電流生成ユニットと、を含むことを特徴とする請求項31に記載の多値論理装置。
  33. 前記選択信号が第1状態である場合、
    前記第1電流生成ユニットは、前記第1不揮発性メモリ素子に保存された前記第1部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第1部分を出力し、
    前記第2電流生成ユニットは、前記第2不揮発性メモリ素子に保存された前記第2部分信号に基づいて、前記第1マルチレベル信号の前記第2部分を出力し、
    前記選択信号が第2状態である場合、
    前記第1電流生成ユニットは、前記第3不揮発性メモリ素子に保存された前記第3部分信号に基づいて、前記第2マルチレベル信号の前記第3部分を出力し、
    前記第2電流生成ユニットは、前記第4不揮発性メモリ素子に保存された前記第4部分信号に基づいて、前記第2マルチレベル信号の前記第4部分を出力することを特徴とする請求項32に記載の多値論理装置。
  34. 前記複数のメモリ素子内に、前記複数の部分信号を保存するように構成された書き込みユニットと、
    前記マルチレベル信号を出力するために、前記複数の部分信号を組み合わせるように構成された読み取りユニットと、
    前記複数の部分信号に基づいて、前記書き込みユニット及び前記読み取りユニットを制御するように構成された制御ユニットと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の多値論理装置。
  35. 前記書き込みユニットは、前記複数の部分信号に基づいて、前記複数のメモリ素子の抵抗を変化させるように構成されたことを特徴とする請求項34に記載の多値論理装置。
JP2012245050A 2011-11-16 2012-11-07 不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置 Active JP6027855B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020110119776A KR101813182B1 (ko) 2011-11-16 2011-11-16 비휘발성 메모리 소자를 포함하는 다치 논리 장치
KR10-2011-0119776 2011-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013105518A JP2013105518A (ja) 2013-05-30
JP6027855B2 true JP6027855B2 (ja) 2016-11-16

Family

ID=48280514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012245050A Active JP6027855B2 (ja) 2011-11-16 2012-11-07 不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8861268B2 (ja)
JP (1) JP6027855B2 (ja)
KR (1) KR101813182B1 (ja)
CN (1) CN103117090B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101813182B1 (ko) * 2011-11-16 2017-12-29 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 소자를 포함하는 다치 논리 장치
KR20200142219A (ko) 2019-06-12 2020-12-22 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그의 저장 공간 이용 방법

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2582077B2 (ja) * 1987-07-08 1997-02-19 株式会社日立製作所 バス接続方式
EP1496519B1 (en) * 1998-01-21 2006-08-23 Sony Corporation Encoding method and memory apparatus
US6487685B1 (en) * 1999-09-30 2002-11-26 Silicon Graphics, Inc. System and method for minimizing error correction code bits in variable sized data formats
IT1308857B1 (it) * 1999-10-29 2002-01-11 St Microelectronics Srl Metodo e circuito di lettura per una memoria non volatile.
JP2007234133A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置及び半導体集積回路システム
JP4231887B2 (ja) 2006-09-28 2009-03-04 株式会社東芝 不揮発ラッチ回路および不揮発性フリップフロップ回路
KR100833188B1 (ko) 2006-11-03 2008-05-28 삼성전자주식회사 데이터의 특성에 따라 싱글 레벨 셀 또는 멀티 레벨 셀에데이터를 저장하는 불휘발성 메모리 시스템
KR100875539B1 (ko) 2007-01-17 2008-12-26 삼성전자주식회사 프로그램 방식을 선택할 수 있는 메모리 시스템
JP2010054691A (ja) 2008-08-27 2010-03-11 Renesas Technology Corp 半導体装置
JP2010061723A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Toppan Printing Co Ltd 半導体メモリー装置
US7852671B2 (en) * 2008-10-30 2010-12-14 Micron Technology, Inc. Data path for multi-level cell memory, methods for storing and methods for utilizing a memory array
JP4796640B2 (ja) 2009-05-19 2011-10-19 シャープ株式会社 半導体記憶装置、及び、電子機器
KR101026634B1 (ko) 2009-12-18 2011-04-04 성균관대학교산학협력단 하이브리드 플래시 메모리의 데이터 저장 방법
US8472280B2 (en) * 2010-12-21 2013-06-25 Sandisk Technologies Inc. Alternate page by page programming scheme
KR101813175B1 (ko) 2011-02-21 2017-12-29 삼성전자주식회사 논리 회로, 상기 논리 회로를 포함하는 집적 회로 및 상기 집적 회로의 동작 방법
KR101813182B1 (ko) * 2011-11-16 2017-12-29 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 소자를 포함하는 다치 논리 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US8861268B2 (en) 2014-10-14
JP2013105518A (ja) 2013-05-30
KR101813182B1 (ko) 2017-12-29
CN103117090B (zh) 2018-04-20
CN103117090A (zh) 2013-05-22
KR20130054009A (ko) 2013-05-24
US20130121059A1 (en) 2013-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101813175B1 (ko) 논리 회로, 상기 논리 회로를 포함하는 집적 회로 및 상기 집적 회로의 동작 방법
US10419004B2 (en) NVFF monotonic counter and method of implementing same
JP5707102B2 (ja) 不揮発性論理回路、該不揮発性論理回路を備える集積回路、及び該集積回路の動作方法
Kayser et al. Multiple-write WOM-codes
US9548114B2 (en) Resistive semiconductor memory capable of performing incremental step pulse programming (ISPP) based on digital code values of memory cells
US10839872B2 (en) Random bit cell using an initial state of a latch to generate a random bit
CN109254615B (zh) 用于数据程序化操作的电源供应器及其电源供应方法
JP2009070539A (ja) 不揮発性メモリ装置及びそのマルチレベルセルプログラム方法
JP2006127733A (ja) 寄生キャパシタンスの影響を減らした電圧分配回路及びそれを含んだワードライン電圧発生回路
Emara et al. Differential 1T2M memristor memory cell for single/multi-bit RRAM modules
JP6027855B2 (ja) 不揮発性メモリ素子を含む多値論理装置
US8122302B2 (en) Semiconductor device having adaptive power function
US8988104B2 (en) Multiple-time configurable non-volatile look-up-table
WO2018105719A1 (ja) 読み出し装置、及びロジックデバイス
JP4551284B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
CN110619906B (zh) 多级相变存储器的读出电路及读出方法
WO2016157719A1 (ja) 半導体記憶装置の書き換え方法及び半導体記憶装置
JP5901746B2 (ja) メモリセルをプログラミングすること
US8432726B2 (en) Secure non-volatile memory
Emara et al. A reference-less multilevel memristor based RRAM module
JP5765808B2 (ja) 抵抗変化型不揮発性記憶素子の多値書き込み回路
Adnan et al. A scan register based access scheme for multilevel non-volatile memristor memory
US8031515B2 (en) Data programming circuits and memory programming methods
CN117935873A (zh) 一种具有强非线性响应的可重构强puf电路及方法
KR20220144199A (ko) 데이터 입력 버퍼 및 데이터 입력 버퍼를 포함하는 반도체 장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20141226

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6027855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250