JP6025439B2 - 面状照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置等の照明手段として用いられる面状照明装置に関するものである。
今日、パーソナルコンピュータや携帯電話等の電子装置の表示デバイスとして、液晶表示装置が一般的に使用されている。液晶は自発光型の表示素子ではないため、例えば透過型の液晶表示装置では、その液晶パネルに対して光を照射する照明手段が必須であり、外光を利用する半透過型の液晶表示装置でも、暗所での使用を可能にするために補助的な照明手段を備えている。このような液晶表示装置の照明手段としては、導光板と導光板の側方に配置された光源とを主要な構成要素とする面状照明装置が、薄型化が容易であるという利点を有することから、液晶表示装置と組合せて広く使用されている。又、近年の白色発光ダイオード(LED)の高性能化に伴い、面状照明装置のさらなる小型・薄型化及び低消費電力化を図るため、光源として白色LEDを使用した面状照明装置も一般的となっている。
このような面状照明装置を備える表示装置の一例を、図7に示している。図7において、表示装置100は、一対のガラス基板112及び偏光板114からなる液晶表示パネル(LCD)110と、LCD110の裏面側に配置された、対向する一対の主面の一方(表面)を光の出射面とする導光板116と、導光板116の裏面側に配置された反射シート118と、LCD110及び導光板116の間に配置された複数層(図7の例では4層)の光学シート120といった、複数の板状(又はシート状)部材を構成要素として含んでいる。そして、これらの構成要素が、導光板116の入光面116a(図7(c))に対向して配置される白色LED等の点状光源122と共に、合成樹脂材料からなるフレーム124の枠状内部に格納され、一体の表示装置100として構成されたものである。
このような構成を有する表示装置100において、LCD110は、フレーム124の内側に突出するように形成された取付座124aに対して、両面テープ126(図7(b))を介して固定されている。又、光学シート120は、例えば、拡散シート、プリズムシート等を含み、LCD110と同様に、両面テープ126を介してフレーム124の取付座124aに固定されている。更に、反射シート118についても、フレーム124の内側に突出するように形成された取付座124bに対して、両面テープ127によって固定されている。更に、点状光源122と導光板116の入光面116a(図7(c))とを覆う遮光部材128が配置されている。なお、図7(c)中の符号130は両面テープ、符号132は点状光源の配線基板である。(例えば、特許文献1参照)。
又、光学シート120の位置決めを確実にするために、光学シート120の、点状光源122が配置される側の端辺と直交する端辺には、図6(a)に示されるようなタブ120aが形成され、フレーム124の対応する位置には、タブ120aを受け入れるための相補的な形状を有する凹部124cが形成されている。よって、光学シート120は、フレーム124に対して、図6(a)に示されるように、互いに直交する矢印A方向(導光板116の入光面116aと直交する方向)、及び、B方向(導光板116の入光面116aと平行な方向)の位置決めがなされるものとなる(例えば、特許文献2、3参照)。
特開2010−224000号公報 特開2009−265237号公報 特開2006−154320号公報
上述の如く、表示装置100は、LCD110を額縁状に囲むように配置されるフレーム124によって、必要な構成部品が一体に保持され、かつ、必要な強度が確保される構造を有している。ところで、表示装置100の小型化といった機能性の観点のみならず、デザイン上の観点からも、表示装置100に対する狭額縁化は常に要請されている。この狭額縁化を促進するために、フレーム124の厚み(図6(a)の矢印B方向の厚み)を薄くしていくと、光学シート120のタブ120aを受け入れるための凹部124cを確保することが困難となる。そして、光学シート120の位置決めが不十分となるおそれがあることから、表示装置100の狭額縁化の要請を満たす上での障害となっている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、面状照明装置の更なる狭額縁化、特に、少なくとも導光板の入光面と直交する方向に延びるフレームの狭額縁化を促進し、かつ、面状照明装置における光学シートの位置決めを確実に行うことを可能とすることにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)対向する一対の主面の一方を光の出射面とする導光板と、該出射面に積層配置される複数の光学シートと、前記出射面の有効エリアを規定する遮光部材と、前記導光板の入光面に対向して配置される光源と、これらの構成要素を収納するためのフレームとを含む面状照明装置であって、前記光学シートは、前記導光板の入光面との対向面側の端縁部に、前記フレームの内周面へ向けて突出する凸部が形成され、前記フレームの前記凸部との対向部位に、前記凸部が配置される凹部が形成されている面状照明装置。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの、導光板の入光面との対向面側の端縁部に、フレームの内周面へ向けて突出する凸部が形成されたものである。そして、この凸部が、フレームの凸部との対向部位に形成された凹部に、係合するようにして凹部内に配置されることで、フレームに対する光学シートの位置決めがなされるものである。この構成によれば、凹部が、フレームの、導光板の入光面との対向面側の端縁部に係る部分に形成され、これら凸部及び凹部が、光学シートとフレームとの位置決め機能を発揮することから、特に、フレームの導光板の入光面と直交する方向に延びる部分に、凹部を形成する必要が無く、この部分の狭額縁化を促進するものとなる。
(2)上記(1)項において、前記出射面から数えた積層段が上段の光学シートほど、前記導光板の入光面側の端縁部の位置が、前記導光板の入光面から離間するように形成され、かつ、前記遮光部材が、前記導光板の入光面側から前記複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして、急峻な折り曲げ部が形成されることなく延び、各光学シートに固定されている面状照明装置(請求項1)。
本項に記載の面状照明装置は、出射面から数えた積層段が上段の光学シートほど、導光板の入光面側の端縁部の位置が、導光板の入光面から離間するように形成されることにより、導光板の出射面を平面視する態様で、各光学シートの、導光板の入光面側の端縁部が、各々の上段に位置する光学シートに覆われることなく露出する。この、各光学シートの露出する端縁部に、遮光部材が、導光板の入光面側から複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして、急峻な折り曲げ部が形成されることなく延びることで、全ての光学シートの各端縁部近傍の露出部分が、遮光部材によって固定されるものである。なお、各光学シートに対する遮光部材の固定には、例えば、両面テープや接着剤等を用いることとする。
)上記()項において、前記光学シートの凸部は、少なくともその先端部が基端部に比して前記光学シートの面方向に広がる拡幅部を有し、前記フレームの前記凹部に、前記凸部の拡幅部と相補的な関係を有する拡幅部を有する面状照明装置(請求項2)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの凸部の、少なくともその先端部が基端部に比して前記光学シートの面方向に広がる拡幅部と、フレームの凹部の、凸部の拡幅部と相補的な関係を有する拡幅部とにより、フレームから光学シートが離間する方向の相対移動を規制する、いわゆるアンダーカット構造を構成するものである。そして、このアンダーカット構造により、フレームと光学シートとの位置決め機能を高めるものである。
)上記()()項において、前記光学シートの凸部及び前記フレームの凹部は二箇所以上設けられており、そのうちの少なくとも一箇所が、他の箇所と異なる形状を有している面状照明装置(請求項3)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの凸部及びフレームの凹部は二箇所以上設けられていることで、各箇所におけるこれら凸部及び凹部が、光学シートとフレームとの位置決め機能を発揮するものである。しかも、他の箇所と異なる形状を有する少なくとも一箇所の凸部が、光学シートの表裏、上下の判別手段として機能するものである。
)上記()項において、前記光学シートの、他の箇所と異なる形状を有している少なくとも一箇所の凸部に切り欠き形状が形成されている面状照明装置(請求項4)。
本項に記載の面状照明装置は、光学シートの、他の箇所と異なる形状を有している少なくとも一箇所の凸部に形成された切り欠き形状によっても、光学シートの表裏、上下の判別を行なうものである。
)上記()項において、前記光学シートの凸部の切り欠き形状と対応する凸形状が、対応する前記フレームの凹部に形成されている面状照明装置。
本項に記載の面状照明装置は、これら切り欠き形状及び凸形状の係合によって、フレームと光学シートとの位置決め機能を更に高めるものとなる。
(7)上記(2)から(6)項において、前記導光板の出射面の、前記入光面から中央部寄りの所定幅の範囲には、前記対向する一対の主面間の厚みを導光板の中央部に向けて薄くする傾斜面が形成され、該傾斜面よりも中央部寄りの範囲は一定の厚みとなっており、前記複数の光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部から所定幅の範囲が、前記導光板の出射面に形成された傾斜面に倣って傾斜している面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、複数の光学シートの、導光板の入光面側の端縁部から所定幅の範囲が、導光板の出射面に形成された傾斜面に倣って傾斜していることにより、導光板の入光面側から複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして延びる遮光部材が、各光学シートの傾斜面に沿って固定される。これによって、導光板の入光面側から延びる遮光部材に、急峻な折り曲げ部が形成されることを防ぎ、各光学シートに対する遮光部材の固定強度を十分に確保するものである。
(8)上記(2)から(7)項において、前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートは、その下段に位置する光学シートの傾斜面に掛かることなく、前記導光板の一定の厚みの部分の出射面と平行に配置されている面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートについては、導光板の一定の厚みの部分の出射面と平行に配置されることで、導光板の入光面側から複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして延びる遮光部材の先端部の近傍も、最上段に位置する光学シート上で、導光板の出射面と平行に配置されることとなる。そして、導光板の出射面と平行な遮光部材の面上に、LCDの偏光フィルム等の被照明体を搭載することで、被照明体の安定を図るものである。
(9)上記(8)項において、前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートの上面と、その直ぐ下段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジとの、前記複数の光学シートの積層方向に係る位置が、一致ないし略一致している面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、最上段に位置する光学シートの上面と、その直ぐ下段に位置する光学シートの、導光板の入光面側の端縁部の上側エッジとの、光学シートの積層方向に係る位置が一致ないし略一致していることによって、遮光部材の先端部近傍の、光学シートの積層方向に係る位置が、導光板の出射面と平行に配置されることとなる。すなわち、遮光部材の先端部近傍は、最上段に位置する光学シートの上面のみならず、その直ぐ下段に位置する光学シートの端縁部の上側エッジによっても、複数の光学シートの積層方向に係る位置が、一致ないし略一致する態様で支持されることで、遮光部材の先端部近傍は、より広範囲に渡り、導光板の出射面と平行に、安定支持されるものとなる。なお、本説明において、「略一致」の語は、各構成要素の寸法精度や組付精度の観点から、許容可能な範囲での不一致を許容する趣旨である。
(10)上記(7)から(9)項において、前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最下段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジに対し、その直ぐ上段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジの、前記複数の光学シートの積層方向に係る位置が、下方に位置している面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、出射面から数えた積層段が最下段に位置する光学シートの、導光板の入光面側の端縁部の上側エッジに対し、その直ぐ上段に位置する光学シートの、導光板の入光面側の端縁部の上側エッジの、複数の光学シートの積層方向に係る位置が、下方に位置していることで、導光板の入光面側から複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして延びる遮光部材が、出射面から数えた積層段が最下段に位置する光学シートの傾斜面に倣って傾斜面を構成することとなる。そして、最下段に位置する光学シートから、その直ぐ上段に位置する光学シートへと遮光部材が乗り越える位置に至るまで、遮光部材の傾斜面を維持する。これによって、遮光部材に急峻な折り曲げ部が形成されることを防ぎ、各光学シートに対する遮光部材の固定強度を十分に確保するものである。
(11)上記()から(10)項において、前記複数の光学シートは、前記導光板の出射面から数えた積層段が一段目の第1シートと、該第1シート上に積層される第2シートと、該第2シート上に積層される第3シートとを含む面状照明装置(請求項)。
本項に記載の面状照明装置は、導光板の出射面に積層配置される複数の光学シートが、第1シート、第2シート及び第3シートを含み、これら各シートによって、上記()から(10)項記載の所定の作用を奏するものである。
(12)対向する一対の主面の一方を光の出射面とする導光板と、該出射面に積層配置される少なくとも1枚の光学シートと、前記出射面の有効エリアを規定する遮光部材と、前記導光板の入光面に対向して配置される光源と、これらの構成要素を収納するためのフレームとを含む面状照明装置の、前記光学シートの固定方法であって、前記光学シートの、前記導光板の入光面との対向面側の端縁部に、前記フレームの内周面へ向けて突出する凸部を形成し、前記フレームの前記凸部との対向部位に、前記凸部が配置される凹部を形成する固定方法。
(13)上記(12)項において、前記光学シートを複数備え、前記出射面から数えた積層段が上段の光学シートほど、前記導光板の入光面側の端縁部の位置が、前記導光板の入光面から離間するように形成し、かつ、前記遮光部材を、前記導光板の入光面側から前記複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして、急峻な折り曲げ部が形成されることなく延ばし、各光学シートに固定する固定方法。
14)上記(13)項において、前記光学シートの凸部に、前記フレームの内周面へ向かう方向に従い前記光学シートの面方向に広がる拡幅部を設け、前記フレームの前記凹部に、前記凸部の拡幅部と相補的な関係を有する拡幅部を設ける固定方法。
15)上記(13)(14)項において、前記光学シートの凸部及び前記フレームの凹部を二箇所以上設け、そのうちの少なくとも一箇所を、他の箇所と異なる形状に形成する固定方法。
16)上記(15)項において、前記光学シートの、他の箇所と異なる形状を有している少なくとも一箇所の凸部に切り欠き形状を形成する固定方法。
17)上記(16)項において、前記光学シート凸部の切り欠き形状と対応する凸形状、対応する前記フレームの凹部に形成する固定方法。
(18)上記(13)から(17)項において、前記導光板の出射面の、前記入光面から中央部寄りの所定幅の範囲に、前記対向する一対の主面間の厚みを導光板の中央部に向けて薄くする傾斜面を形成し、該傾斜面よりも中央部寄りの範囲を一定の厚みとし、前記複数の光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部から所定幅の範囲を、前記導光板の出射面に形成された傾斜面に倣って傾斜させる固定方法。
(19)上記(13)から(18)項において、前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートが、その下段に位置する光学シートの傾斜面に掛かることなく、前記導光板の一定の厚みの部分の出射面と平行に配置する固定方法。
(20)上記(19)項において、前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートの上面と、その直ぐ下段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジとの、前記複数の光学シートの積層方向に係る位置を、一致ないし略一致させる固定方法。
(21)上記(18)から(20)項において、前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最下段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジに対し、その直ぐ上段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジの、前記複数の光学シートの積層方向に係る位置を、下方に配置する固定方法。
(22)上記(13)から(21)項において、前記複数の光学シートに、前記導光板の出射面から数えた積層段が一段目の第1シートと、該第1シート上に積層する第2シートと、該第2シート上に積層する第3シートとを含む固定方法。
そして、上記(13)から(22)項に記載の、光学シートの固定方法によれば、各々、上記()から(11)項の面状照明装置に対応する作用を奏するものである。
本発明はこのように構成したので、面状照明装置の更なる狭額縁化、特に、少なくとも導光板の入光面と直交する方向に延びるフレームの狭額縁化を促進し、かつ、面状照明装置における光学シートの位置決めを確実に行うことが可能となる。
本発明の実施の形態に係る面状照明装置を示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA部拡大図、(c)は(b)の要部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る面状照明装置を示す断面図である。 図2に示される面状照明装置の要部斜視図であり、(a)は光学シートに遮光シートを貼着する前の状態を、(b)は貼着後の状態を示すものである。 板金フレームを有する面状照明装置への応用例を示す、要部斜視図である。 光学シートの表裏、上下の判別手段を示す斜視図である。 面状照明装置のフレームと光学シートとを示す斜視図であり、(a)は参考例として、従来の、タブを有する光学シートを用いたものを、(b)は本発明の実施の形態を、示すものである。 従来の面状照明装置を含む液晶表示装置を示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のD−D断面図、(c)は(a)のE−E断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分若しくは相当する部分については、適宜同一の符号を付して、詳しい説明を省略する。又、以下の説明における「上」、「下」の方向は、本説明における面状照明装置を平置きした状態での、上下方向を意味するものである。
図1には、本発明の実施の形態に係る面状照明装置10を示している。この面状照明装置10の全体構成を示す図2も参照しながら、以下に説明する。
まず、対向する一対の主面12a、12bのうちの一方12aを光の出射面とする導光板12と、出射面12aに積層配置される少なくとも一枚の光学シート18と、出射面12aの有効エリアを規定する遮光部材20と、導光板12の入光面12cに対向して配置される光源14としての(点状光源である)LEDと、これらの構成要素を収納するための、合成樹脂からなるフレーム16とを含むものである。ところで、遮光部材20によって規定される出射面12aの「有効エリア」は、導光板12の側端面での光の反射等の影響を受けて出射光の均一性が低下する等、導光板12の出射面12aの端縁部近傍に、不可避的に生じてしまう「非有効エリア」を除いたエリアである。本項に記載の面状照明装置は、導光板12の出射面12aの平面視で、非有効エリアを遮光部材20で覆い隠し、有効エリアからの出射光を最大限有効活用するものである。この遮光部材20には、例えば遮光シートが用いられている。
なお、図2中に符号16bで示される部分は、反射シート118を位置決めするための取付座であり、この取付座16bに対して、両面テープ127(図7(b)参照)を用いて、反射テープ118が固定されている。
光学シート18の使用枚数は、必要に応じて適宜決定されるものであるが、本実施の形態では、導光板12の出射面12aから数えた積層段が一段目の第1シート181と、第1シート181上に積層される第2シート182と、第2シート182上に積層される第3シート183との、3枚の光学シート18を含むものである。一例として、第1シート181は拡散シート、第2シート182は下プリズムシート、第3シート183は上プリズムシートである。
そして、これらの各光学シート181、182、183は、導光板12の、入光面12cとの対向面12e(図2参照)側の端縁部18b(181b、182b、183b)が、フレーム16の内周面に当接して、平面視で揃えられた状態で、光学シート18の端縁部181b、182b、183bの各々に、フレーム16の内周面へ向けて突出する凸部181bA、182bA、183bAが形成されている。これらの凸部形状は、平面視において同一位置に、同一形状で形成されていることから、これらの平面図を示した図1には、各凸部は共通の符号18bAで表示されている。又、図1を参照すると、フレーム16の内周面へ向けて突出する凸部18bAは、二箇所(18bA1、18bA2)に形成さている。そして、フレーム16の、凸部18bAとの対向する部位に、凸部18bA1、18bA2が配置される、二箇所の凹部16dA(16dA1、16dA2)が形成されているものである。
更に、図1(c)に拡大して示されるように、光学シート18の凸部18bA1、18bA2の、少なくともその先端部が基端部に比して光学シート18の面方向に広がる拡幅部を有している。又、フレーム16の凹部16dA1、16dA2についても、光学シート18の凸部18bA1、18bA2の拡幅部と相補的な関係を有する拡幅部を含むものである。なお、図1の例では、光学シート18の凸部18bA1、18bA2及びフレーム16の凹部16dA1、16dA2は、互いに間隔を空けて配置され、かつ、互いに異なる形状を有しているものである。
より具体的には、図1(b)に示されるように、光学シート18の、一箇所の凸部18bA2に切り欠き形状rが形成されている。又、必須ではないが、適宜、切り欠き形状rと対応する凸形状pを、フレーム16の対応する凹部16dA2に形成することとしても良い。
なお、図1(c)の上段に示されるように、光学シート18の凸部18bAと、フレーム16の凹部16dAとの間には、平面視で、寸法精度上不可避の隙間が確保されている。
さて、上記構成をなす、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。
まず、本発明の実施の形態に係る面状照明装置10は、光学シート18の、導光板12の入光面12cとの対向面12e側の端縁部18bに、フレームの内周面へ向けて突出する凸部18bAが形成されたものである。そして、この凸部18bAが、フレーム16の、凸部18bAとの対向部位に形成された凹部16dAに、係合するようにして凹部内に配置されることで、フレーム16に対する光学シート18の位置決めがなされるものである。この構成によれば、図1に示されるように、凹部18bAが、フレーム16の、導光板12の入光面12cとの対向面12e側の端縁部に係る部分に形成され、これら凸部18bA及び凹部16dAが、光学シート18とフレーム16との位置決め機能を発揮することから、特に、フレーム16の導光板の入光面と直交する方向に延びる部分(図6(a)の凹部124c参照)に、凹部を形成する必要が無く、この部分の狭額縁化を促進することが可能となる。
又、光学シート18の凸部18bA1の、先端部が基端部に比して光学シート18の面方向に広がる拡幅部と、フレーム16の凹部16dA1の、凸部18bAの拡幅部と相補的な関係を有する拡幅部とにより、図1(c)の下段に示されるように、フレーム16から光学シート18が離間する方向Yの相対移動を規制する、いわゆるアンダーカット構造(図1(c)下段に楕円Uで囲んだ部分)を構成するものである。そして、このアンダーカット構造により、光学シート18の凸部18bAと、フレーム16の凹部16dAとの間に確保される、寸法精度上不可避の隙間の分だけ位置ずれが生じたとしても、それ以上の大きな位置ずれは規制され、フレーム16と光学シート18との位置決め機能を高めるものとなる。なお、図示の例では、拡幅部は台形状をなすことでアンダーカット構造を構成しているが、同様の機能を有する他の形状を採用することも可能である。
又、光学シート18の凸部18bA及びフレーム16の凹部16dAは二箇所以上設けられており、光学シート18の二箇所の凸部18bA及びフレーム16の二箇所の凹部16dAが、互いに離間する位置に配置されていることで、それぞれの箇所にてフレーム16と光学シート18との位置決め機能を発揮することとなる。そして、フレーム16の導光板の入光面と直交する方向に延びる部分(図6(a)の凹部124c参照)に、凹部を形成しなくとも、必要十分な位置決め効果を得ることが可能となる。なお、図示の例では、光学シート18の凸部18bA1、18bA2及びフレーム16の凹部16dA1、16dA2共に二箇所設けられているが、適宜、更に多数設けることとしても良い。
しかも、光学シート18の凸部18bA及びフレーム16の凹部16dAは互いに異なる形状を有していることから、光学シート18の表裏、上下の判別手段としても機能するものである。加えて、光学シート18の、一箇所の凸部18bA2に形成された切り欠き形状rによっても、光学シート18の表裏、上下の判別を行なうことが可能となる。そして、この判別機能により、複数の光学シート18の凸部181bA、182bA、183bAを、平面視において同一位置に、同一形状で形成することが可能となり、これらと対応するフレーム16の凹部16dA1、16dA2を、各光学シート18の凸部181bA、182bA、183bAに対して共通化させることも可能となる。
又、図1(b)に例示されるように、光学シート18の凸部18bA2の切り欠き形状rと対応する凸形状pを、対応するフレーム16の凹部16dA2に形成すれば、これら切り欠き形状r及び凸形状pの係合によっても、フレーム16と光学シート18との位置決め機能を高めることが可能となる。
又、本実施の形態では、各光学シート181、182、183は、導光板12の、入光面12cとの対向面12e(図2参照)側の端縁部181b、182b、183bが、フレーム16の内周面に当接して、平面視で揃えられた状態で、導光板12の出射面12aから数えた積層段が上段の光学シートほど、導光板12の入光面12c側の端縁部181a、182a、183aの位置が、導光板12の入光面12cから離間するように形成されている。
そして、遮光部材20が、導光板12の入光面12c側から、各光学シート181、182、183の、導光板12の入光面12c側の各端縁部181a、182a、183aの近傍を覆うようにして延びている。この、遮光部材20は、各光学シート181、182、183の、導光板12の入光面12c側の各端縁部181a、182a、183aの近傍に対して、例えば両面テープ130(図3参照)や接着等によって固定されている。
又、導光板12の出射面12aの、入光面12cから中央部寄りの所定幅の範囲には、対向する一対の主面間の厚みを導光板の中央部に向けて薄くする傾斜面12dが形成され、傾斜面12dよりも中央部寄りの範囲は一定の厚みとなっている。
そして、各光学シート181、182、183のうち、第1シート181、第2シート182の、導光板12の入光面12c側の端縁部181a、182aから所定幅の範囲が、導光板12の出射面12aに形成された傾斜面12dに倣って傾斜している。
図2に示される例では、光源14の配線基板132が、導光板12の傾斜面12dに沿って傾斜し、傾斜面12dに対して両面テープ130で固定されている。そして、この配線基板132に、第1シート181が積層されることで、導光板12の入光面12c側の端縁部181aから所定幅の範囲が、導光板12の傾斜面12dに倣って傾斜している。又、第1シート181の、導光板12の入光面12c側の端縁部181aから所定幅の範囲の傾斜部分に、第2シート182が積層されることで、導光板12の入光面12c側の端縁部182aから所定幅の範囲も、導光板12の傾斜面12dに倣って傾斜している。なお、上記「所定幅の範囲」は、導光板12の傾斜面12dと、各シート181、182の端縁部181a、182aとの位置関係によって定まるものである。
一方、導光板12の出射面12aから数えた積層段が最上段に位置する、第3シート183は、その直ぐ下段に位置する第2シート182の傾斜面に掛かることなく、導光板12の一定の厚みの部分の出射面12aと平行に配置されている。
又、図2に示されるように、各光学シート181、182、183のうち、導光板12の出射面12aから数えた積層段が最上段に位置する第3シート183の上面183cと、その直ぐ下段に位置する第2シート182の、導光板12の入光面12c側の端縁部182aの上側エッジ182eとの、光学シート18の積層方向に係る位置(上下方向の位置)が、一致ないし略一致している。
更に、各光学シート181、182、183のうち、導光板12の出射面12aから数えた積層段が最下段に位置する第1シート181の、導光板12の入光面側12cの端縁部181aの上側エッジ181eに対し、その直ぐ上段に位置する第2シート182の、導光板12の入光面12c側の端縁部182aの上側エッジ182eの、光学シート18の積層方向に係る位置(上下方向の位置)が、下方に位置しているものである。
さて、図4には、本発明の応用例として、図2に示される合成樹脂からなるフレーム16を、板金フレーム22に置換した例を示している。この応用例においても、導光板12、各光学シート181、182、183及び遮光部材20は、図2、図3の例と同様の構成を有し、板金フレーム22にも、適切な手法(工法)により、図1に示される樹脂フレーム16の凹部16dAと同様の機能を発揮する凹部(図示省略)を設けることとする。そして、フレームが板金フレーム16であることにより、フレーム自体が樹脂製フレームよりも大きな強度を備えるものとなる。なお、図4では図示していないが、必要に応じて上記各構成要素の、導光板12の入光面12cと直交する側面方向の位置決めを行うための突起を、板金フレーム22に設けることとしても良い。
更に、必要に応じて、図5に例示されるように、各光学シートの表裏、上下の判別手段として、例えば、第1、第2シートの、導光板の入光面側の端縁部181a、182aには、C面部181c、182cを、第3シート183の、導光板の入光面側の端縁部183aにはタブ183dを、平面視で非対称の位置に設けることとしても良い。
従って、上記作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることが可能である。
すなわち、本発明の実施の形態特有の作用効果としては、複数の光学シート181、182、183の、導光板12の入光面12c側の端縁部181a、182a、183aの位置が、導光板12の出射面12aから数えた積層段が上段の光学シートほど、導光板12の入光面12cから離間するように形成されることにより、導光板12の出射面12aを平面視する態様で、各光学シート181、182、183の、導光板12の入光面12c側の端縁部181a、182a、183aが、各々の上段に位置する光学シートに覆われることなく露出することとなる。この、各光学シート181、182、183の露出する端縁部181a、182a、183aに、遮光部材20が、導光板12の入光面12c側から複数の光学シート18の各端縁部181a、182a、183aの近傍を覆うようにして延びることで、全ての光学シート181、182、183の各端縁部181a、182a、183a近傍が、遮光部材20によって固定されるものである。
又、複数の光学シート181、182の、導光板12の入光面12c側の端縁部181a、182aから所定幅の範囲が、導光板12の出射面12aに形成された傾斜面12dに倣って傾斜していることにより、導光板12の入光面12c側から複数の光学シート181、182、183の各端縁部181a、182a、183a近傍を覆うようにして、急峻な折り曲げ部が形成されることなく延びる遮光部材20が、各光学シート181、182の傾斜面に沿って固定されることとなる。このように、導光板12の入光面12c側から延びる遮光部材20、急峻な折り曲げ部が形成されることなく延びることで、各光学シート181、182、183に対する遮光部材20の固定強度を十分に確保することが可能となる。
又、導光板12の出射面12aから数えた積層段が最上段に位置する光学シート183については、導光板12の一定の厚みの部分の出射面12aと平行に配置されることで、導光板12の入光面12c側から複数の光学シート181、182、183の各端縁部181a、182a、183a近傍を覆うようにして延びる遮光部材20の先端部20aの近傍も、最上段に位置する光学シート183上で、導光板12の出射面12aと平行に配置されることとなる。そして、導光板12の出射面12aと平行な遮光部材20の面上に、LCDの偏光フィルム等の被照明体(図7のLCD110、一対のガラス基板112及び偏光板114を参照)を搭載することで、被照明体の安定を図ることが可能となる。
又、本発明の実施の形態では、最上段に位置する第3シート183の上面183cと、その直ぐ下段に位置する第2シート182の、導光板12の入光面12c側の端縁部182aの上側エッジ182eとの、光学シート18の積層方向(上下方向)に係る位置が、一致ないし略一致している。それによって、遮光部材20の先端部20a近傍の、光学シート18の積層方向に係る位置が、導光板12の出射面12aと平行に配置されることとなる。すなわち、遮光部材20の先端部20aの近傍は、最上段に位置する第3シート183の上面183bのみならず、その直ぐ下段に位置する第2シート182の端縁部182aの上側エッジ182eによっても、複数の光学シート18の積層方向に係る位置が、一致ないし略一致する態様で支持されることで、遮光部材20の先端部20a近傍は、より広範囲に渡り、導光板12の出射面12aと平行に、安定支持されるものとなる。
又、導光板12の出射面12aから数えた積層段が最下段に位置する第1シート181の、導光板12の入光面12c側の端縁部181aの上側エッジ181eに対し、その直ぐ上段に位置する第2シート182の、導光板12の入光面12c側の端縁部182aの上側エッジ182eの、複数の光学シート18の積層方向(上下方向)に係る位置が、下方に位置している。それによって、導光板12の入光面12c側から複数の光学シート18の各端縁部181a、182a、183a近傍を覆うようにして延びる遮光部材20が、最下段に位置する第1シート181の傾斜面に倣って傾斜面を構成することとなる。そして、最下段に位置する光学シート181から、その直ぐ上段に位置する光学シート182へと遮光部材20が乗り越える位置に至るまで、遮光部材20の傾斜面を維持する(図2の、遮光部材20の符号182e周辺部を参照)。これによっても、遮光部材20に急峻な折り曲げ部が形成されることを防ぎ、各光学シート18に対する遮光部材20の固定強度を十分に確保することが可能となる。
以上の作用効果によって、本発明の実施の形態によれば、図6(b)に示されるように、光学シート18にタブ(図6(a)のタブ120a、及び、タブ120aを受け入れるためのフレーム124の凹部124c参照)を形成することなく、面状照明装置10における光学シート18の位置決めを確実に行うことが可能となる。特に、本発明の実施の形態では、光学シート18の互いに対向する端縁部に、互いに異なる位置決め機構を設けたことから、光学シート18の位置決めをより一層確実に行うことが可能となる。そして、光学シート18にタブを設けることに起因するフレーム16の矢印B方向の薄肉化を図り、面状照明装置10の更なる狭額縁化を促進することが可能となる。又、光学シート18にタブを設けることに起因する、面状照明装置10の輝度むらの発生を抑制することが可能となる。
なお、本発明の実施の形態では、導光板の出射面に積層配置される複数の光学シートが、第1シート181、第2シート182及び第3シート183を含み、これら各シート18によって、上記作用効果を奏するものであるが、光学シート18の枚数に増減があっても、同様の作用効果が得られることは、理解されるであろう。
10 面状照明装置、12 導光板、12a:出射面、12b:出射面と対向する主面、12c:入光面、12d:傾斜面、12e:対向面、 14:光源、16:フレーム、 18:光学シート、181:第1シート、182:第2シート、183:第3シート、 181a、182a、183a:導光板の入光面側の端縁部、183c:第3シートの上面、 181e、182e:端縁部の上側エッジ、20:遮光部材、22:板金フレーム

Claims (9)

  1. 対向する一対の主面の一方を光の出射面とする導光板と、該出射面に積層配置される複数の光学シートと、前記出射面の有効エリアを規定する遮光部材と、前記導光板の入光面に対向して配置される光源と、これらの構成要素を収納するためのフレームとを含む面状照明装置であって、
    前記光学シートは、前記導光板の入光面との対向面側の端縁部に、前記フレームの内周面へ向けて突出する凸部が形成され、前記フレームの前記凸部との対向部位に、前記凸部が配置される凹部が形成されており、
    前記出射面から数えた積層段が上段の光学シートほど、前記導光板の入光面側の端縁部の位置が、前記導光板の入光面から離間するように形成され、かつ、前記遮光部材が、前記導光板の入光面側から前記複数の光学シートの各端縁部近傍を覆うようにして、急峻な折り曲げ部が形成されることなく延び、各光学シートに固定されていることを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記光学シートの凸部は、少なくともその先端部が基端部に比して前記光学シートの面方向に広がる拡幅部を有し、前記フレームの前記凹部に、前記凸部の拡幅部と相補的な関係を有する拡幅部を有することを特徴とする請求項1記載の面状照明装置。
  3. 前記光学シートの凸部及び前記フレームの凹部は二箇所以上設けられており、そのうちの少なくとも一箇所が、他の箇所と異なる形状を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の面状照明装置。
  4. 前記光学シートの、他の箇所と異なる形状を有している少なくとも一箇所の凸部に切り欠き形状が形成されていることを特徴とする請求項3記載の面状照明装置。
  5. 前記導光板の出射面の、前記入光面から中央部寄りの所定幅の範囲には、前記対向する一対の主面間の厚みを導光板の中央部に向けて薄くする傾斜面が形成され、該傾斜面よりも中央部寄りの範囲は一定の厚みとなっており、
    前記複数の光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部から所定幅の範囲が、前記導光板の出射面に形成された傾斜面に倣って傾斜していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の面状照明装置。
  6. 前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートは、その下段に位置する光学シートの傾斜面に掛かることなく、前記導光板の一定の厚みの部分の出射面と平行に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の面状照明装置。
  7. 前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最上段に位置する光学シートの上面と、その直ぐ下段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジとの、前記複数の光学シートの積層方向に係る位置が、一致ないし略一致していることを特徴とする請求項記載の面状照明装置。
  8. 前記複数の光学シートのうち、前記出射面から数えた積層段が最下段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジに対し、その直ぐ上段に位置する光学シートの、前記導光板の入光面側の端縁部の上側エッジの、前記複数の光学シートの積層方向に係る位置が、下方に位置していることを特徴とする請求項からのいずれか1項記載の面状照明装置。
  9. 前記複数の光学シートは、前記導光板の出射面から数えた積層段が一段目の第1シートと、該第1シート上に積層される第2シートと、該第2シート上に積層される第3シートとを含むことを特徴とする請求項からのいずれか1項記載の面状照明装置。
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