JP2011029045A - 光源装置および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さ寸法を小さくしつつフィルム状の光学部材が表示パネルを載置する領域に乗り上げることを防止できる光源装置もしくは表示装置を提供すること。
【解決手段】光源11と、フィルム状の光学部材13と、略平面に形成される射出面1211aとこの射出面1211aの外周の少なくとも一部に射出面1211aに対して所定の角度をもって傾斜する光学部材支持面1212aが形成される導光部材12aと、導光部材12aに形成される光学部材支持面1212aに所定の距離をもって対向する光学部材支持面145が形成されるフレーム14aとを有し、導光部材12aに形成される射出面1211aにフィルム状の光学部材13が配設され、フィルム状の光学部材13の周縁部の少なくとも一部が、導光部材12aに形成される光学部材支持面1212aと、フレーム14aに形成される光学部材支持面145との間に位置する。
【選択図】図9

Description

本発明は、光源装置および表示装置に関するものであり、特に好適には、非自発光型の表示パネルを備える表示装置に適用できる光源装置であって光源とこの光源が発する光の特性を調整できるフィルム状の光学部材とを備える光源装置と、光源とこの光源が発する光の特性を調整できるフィルム状の光学部材と前記光源が発する光を透過させることにより画像を表示することができる非自発光型の表示パネルとを備える表示装置に関するものである。
透過型の液晶表示パネルなどといった非自発光型の表示パネルを備える表示装置には、たとえば、表示パネルの背面側に、光源およびその他の所定の光学部材が配設される構成や、光源およびその他の所定の光学部材を有する光源装置(「バックライト装置」、「バックライトユニット」などと称することがある)が配設される構成を備えるものがある。このような構成の表示装置は、光源が発した光の特性を、所定の光学部材などによって調整し、特性が調整された光を表示パネルの背面側に照射する。そして、表示パネルは、背面側に照射された光を所定の態様で前面側に透過させることにより、その前面側に画像を表示することができる。
具体的には、たとえば次のような構成を有する。表示装置は、表示装置の筐体となるフレームと、発光ダイオード(LED)や蛍光管などの光源と、光源が発した光を表示パネルの表示領域(=画像を表示する領域)の全体に導く板状の導光部材と、光源が発した光の特性を調整できる所定のフィルム状の光学部材と、透過型または半透過型の液晶表示パネルなどの非自発光型で透過型または半透過型の表示パネルとを有する。そして、フレームに導光部材が配設されるとともに、導光部材の一側には光源が配設される。導光部材の前面側には所定のフィルム状の光学部材が配設され、さらにそれらの前面側には表示パネルが配設される。このような構成によれば、光源が発した光は、導光部材を通じて前面側に射出される。そして射出された光はフィルム状の光学部材を透過することによりその特性が調整され、特性が調整された光が表示パネルの背面側に照射される。
表示装置や光源装置のフレームには、略四辺形の開口した略額縁状の構造や、略四辺形の底の浅いトレイ状の構造を有し、開口の内周またはトレイの周壁に相当する部分の内周に、内側に向かって突起する構造物が形成される構成のものがある。このような構成のフレームによれば、この構造物の前面に表示パネルの背面の周縁部を載置することにより、表示パネルをフレームに固定することができる。
ところが、前記のように、表示パネルの背面側にフィルム状の光学部材が配設される構成であると、このような構成のフレームでは、フィルム状の光学部材の周縁部がフレームに形成される構造物の前面に乗り上げることがある。そして、フィルム状の光学部材の周縁部がフレームに形成される構造物の前面に乗り上げると、表示パネルが、フィルム状の光学部材の厚さ寸法だけ前面側に浮き上がる。また、前記構造物の前面に両面テープを貼り付け、この両面テープによって表示パネルをフレームに固定することがある。このような構成では、両面テープとフィルム状の光学部材とが近接するため、たとえばリワークなどにおいて両面テープを前記構造物の表面から剥がす際に、誤ってフィルム状の光学部材に接触して損傷させるおそれがある。
そこで、このような問題を解消するため、たとえば特許文献1のような構成が提案されている。具体的には、特許文献1には、光源装置(文献中では「バックライトユニット」と称する)のフレーム(文献中では「ケース」と称する)に、表示パネルを固定するための構造物である中間底部が形成される構成が開示されている。この中間底部は、フレームの周壁の内側に突起するように形成される構造物であり、所定の厚さを有する。そして、フィルム状の光学部材の周縁部を中間底部の背面に配設するとともに、中間底部の前面に表示パネルの周縁部を両面テープによって固定する。
このような構成によれば、フィルム状の光学部材の周縁部は中間底部の背面に位置するから、中間底部の前面に乗り上げることを防止でき、表示パネルがフィルム状の光学部材に乗り上げて浮き上がることを防止できる。また、中間底部が所定の厚さを有するから、フィルム状の光学部材を、中間底部の前面に貼り付けられた両面テープから、所定の距離(=少なくとも中間底部の厚さ)だけ遠ざけた状態に維持することができる。このため、リワークなどにおいて中間底部の前面に貼り付けられた両面テープを剥がす工程において、誤ってフィルム状の光学部材に接触して損傷することを防止または抑制できる。このため、リワークなどの作業性が向上する。
しかしながら、特許文献1の構成は、次のような問題を有する。すなわち、特許文献1に記載の構成は、中間底部の厚みによって、中間底部の前面に貼り付けられた両面テープとフィルム状の光学部材とを離間させる構成であるから、表示装置または光源装置の厚さが、中間底部の厚さ寸法分だけ大きくなる。このため、表示装置や光源装置の薄型化を図ることが困難である。
特開2006−185804号公報
上記実情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、厚さ寸法を小さくすることができる光源装置もしくは表示装置を提供すること、または、フィルム状の光学部材が表示パネルを載置する領域に乗り上げることを防止できる光源装置もしくは表示装置を提供すること、または、リワークなどの作業性の向上を図ることができる光源装置もしくは表示装置を提供すること、または、厚さ寸法を小さくしつつフィルム状の光学部材が表示パネルを載置する領域に乗り上げることを防止できる光源装置もしくは表示装置を提供すること、または、厚さ寸法を小さくしつつリワークなどの作業性の向上を図ることができる光源装置もしくは表示装置を提供することである。
前記課題を解決するため、本発明は、光源と、フィルム状に形成される第一の光学部材と、略平面に形成される第一の面と前記第一の面の外周の少なくとも一部に前記第一の面に対して所定の角度をもって傾斜する第二の面とが形成される第二の光学部材と、前記第二の光学部材の少なくとも一部を収納可能であり前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると前記第二の光学部材に形成される前記第二の面に所定の距離をもって対向する第一の面が形成されるフレームとを有し、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面に前記第一の光学部材が配設され、前記第一の光学部材の周縁部の少なくとも一部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを要旨とするものである。
前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状よりも大きく形成され、前記第一の光学部材の周縁部のうち前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周からはみ出した部分が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置する構成が適用できる。
前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には、外側に向かって延出する延出部が形成され、前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置する構成が適用できる。
そしてこの場合には、前記フレームに形成される第一の面には係合凹部が形成され、前記第一の光学部材に形成される延出部は前記フレームに形成される第一の面に形成される前記係合凹部に係合している構成が適用できる。
前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状に略等しく形成されるとともに、前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には、外側に向かって延出する延出部が形成され、前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置する構成が適用できる。
本発明は、光源と、フィルム状に形成される複数の第一の光学部材と、略平面に形成される第一の面と前記第一の面の外周の少なくとも一部に前記第一の面に対して所定の角度をもって傾斜する第二の面とが形成される第二の光学部材と、前記第二の光学部材の少なくとも一部を収納可能であり前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると前記第二の光学部材に形成される前記第二の面と所定の距離をもって対向する第一の面が形成されるフレームとを有し、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面に前記複数の第一の光学部材が積み重ねられるように配設され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の周縁部の少なくとも一部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを要旨とするものである。
前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状よりも大きく形成され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の周縁部のうち前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周からはみ出した部分が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置する構成が適用できる。
前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には、外側に向かって延出する延出部が形成され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置する構成が適用できる。
そしてこの場合には、前記フレームに形成される第一の面には係合凹部が形成され、前記第一の光学部材に形成される延出部は前記フレームに形成される第一の面に形成される前記係合凹部に係合している構成が適用できる。
前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状に略等しく形成されるとともに、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には外側に向かって延出する延出部が形成され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置する構成が適用できる。
ここで、前記第二の光学部材に形成される第二の面は、前記第二の光学部材に形成される第一の面に対して所定の角度をもって傾斜する略平面状の傾斜面であり、前記フレームに形成される第一の面は、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると前記第二の光学部材に形成される前記第二の面に所定の距離をもって略平行に対向する略平面に形成される構成が適用できる。
また、前記第二の光学部材に形成される第二の面は、前記第二の光学部材に形成される第一の面から滑らかに繋がる曲面であり、前記フレームに形成される第一の面は、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると、前記第二の光学部材に形成される前記第二の面に所定の距離をもって対向する曲面に形成される構成であってもよい。
前記フレームには、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納可能な開口部が形成され、前記開口部の内周側に前記第一の面が形成される構成が適用できる。
前記第一の光学部材には、光源が発した光の特性を調整できる光学部材が適用できる。
具体的には、前記第一の光学部材には、透過する光を拡散する機能を有する拡散フィルム、透過する光を集光する機能を有するレンズフィルム、所定の方向の偏光軸を有する光を透過させ前記所定の方向以外の方向の偏光軸を有する光を反射させる偏光反射フィルムのいずれか一つまたは複数が適用できる。
前記第二の光学部材には、前記光源の光を導くことができる導光部材が適用できる。
前記フレームには、画像を表示することができる表示パネルを載置可能な第二の面が形成され、前記第一の面は前記第二の面の背面側に形成される構成が適用できる。
また、前記フレームには、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納可能な開口部が形成され、前記開口部の内周側に前記第一の面および前記第二の面が形成される構成が適用できる。
本発明にかかる表示装置は、前記いずれかの光源装置と、画像を表示できる表示パネルとを備え、前記表示パネルが前記光源装置の一側に配設され、前記光源装置が発する光を前記表示パネルを透過させることにより前記表示パネルに画像を表示させることができることを要旨とするものである。
前記表示パネルは、前記フレームに両面テープにより接着されている構成であることが好ましい。
本発明にかかる表示装置は、第二の面が形成されるフレームを備える光源装置と、画像を表示できる表示パネルとを備え、前記表示パネルが前記フレームに形成される第二の面に配置され、前記光源装置が発する光を前記表示パネルを透過させることにより前記表示パネルに画像を表示させることができることを要旨とするものである。
前記表示パネルは、前記フレームの前記第二の面に両面テープにより接着されている構成が適用できる。
前記表示パネルには、透過型の液晶表示パネルまたは半透過型の液晶表示パネルが適用できる。
本発明にかかる光源装置によれば、フィルム状の光学部材の周縁部を、所定の角度だけ背面側に傾斜させた状態で支持する。このため、フィルム状の光学部材の前面を、フレームの表示パネル支持面よりに近付けて載置できるから、光源装置の厚さ寸法を小さくすることができる。
また、フィルム状の光学部材の周縁部は、光源装置のフレームの光学部材支持面と、平面状に形成される部分を有する光学部材の光学部材支持面との間に挟まれた状態に維持される。このため、フィルム状の光学部材が、光源装置のフレームの表示パネル支持面に乗り上げることがない。したがって、たとえば、光源装置のフレームの表示パネル支持面に両面テープを貼り付ける作業において、フィルム状の光学部材が作業を阻害することがない。たとえば、フィルム状の光学部材の周縁部が、両面テープを貼り付ける作業の邪魔になることや、光源装置のフレームの表示パネル支持面に貼り付けた両面テープに、フィルム状の光学部材が貼り付くことがない。
また、リワークなどにおいて、光源装置のフレームの表示パネル支持面に貼り付けられた両面テープを剥がす際に、フィルム状の光学部材がリワークの作業を阻害することがなくなる。すなわち、フィルム状の光学部材の周縁部は、光源装置のフレームの光学部材支持面と導光部材の光学部材支持面との間に位置しているから、フィルム状の光学部材が作業の邪魔にならない。このため、リワークの作業性の向上を図ることができる。
なお、本発明にかかる光源装置が複数枚のフィルム状の光学部材を有し、最も前面側に、略平面状に形成される部分を有する光学部材の当該略平面状に形成される部分からはみ出す部分を有するフィルム状の光学部材が載置される構成であれば、他のフィルム状の光学部材が前記はみ出す部分を有していなくても、前記同様の作用効果を奏することができる。
また、フレームに形成される第一の面に係合凹部が形成され、前記第一の光学部材に形成される延出部は前記フレームに形成される第一の面に形成される前記係合凹部に係合している構成であれば、フィルム状の光学部材の延出部が係合凹部に係合することにより、フィルム状の光学部材が位置決めされる。したがって、フィルム状の光学部材の位置決めが容易であり、かつ、フィルム状の光学部材の位置ずれを防止できる。
本発明にかかる表示装置によれば、フィルム状の光学部材は、その周縁部が所定の角度だけ背面側に傾斜させた状態で支持される。このため、表示パネルとフィルム状の光学部材とを近接または接触させることができ、表示パネルとフィルム状の光学部材との間を離間させる必要がない。このため、表示装置の厚さを薄くすることができる。
また、フィルム状の光学部材が、フレームの表示パネル支持面に乗り上げることがないから、フレームの表示パネル支持面に載置された表示パネルが、表示装置の前面側に浮き上がることがない。
このほか、本発明にかかる表示装置は、前記本発明にかかる光源装置と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の第一実施形態にかかる光源装置の構成を、模式的に示した分解斜視図である。 導光部材の変形例を示した外観斜視図であり、(a)は、導光部材の本体部の四辺のうち、延出部が形成される辺に対向する辺にのみ光学部材支持面が形成される構成を示し、(b)は、延出部が形成される辺に隣接する二辺にのみ光学部材支持面が形成される構成を示す。 光学部材支持面が曲面に形成される導光部材の構成を、模式的に示した外観斜視図であり、(a)は、本体部の四辺のうち延出部が形成される辺以外の三辺に曲面の光学部材支持面が形成される構成を示し、(b)は、延出部が形成される辺に対向する辺に曲面の光学部材支持面が形成される構成を示し、(c)は延出部が形成される辺に隣接する二辺に曲面の光学部材支持面が形成される構成を示す。 フィルム状の光学部材の外形の形状および寸法のバリエーションを示した平面図であって導光部材と重ね合わせて示した図であり、(a)は、フィルム状の光学部材が略四辺形に形成される構成を示し、(b)は、略四辺形であって所定の角部に第一の切り欠きが形成される構成を示し、(c)は、フィルム状の光学部材の外周に延出部が形成される構成を示す。 変形例にかかる導光部材とこの導光部材に適用できるフィルム状の光学部材の構成を模式的に示した図であり、(a)は変形例にかかる導光部材の構成を模式的に示した外観斜視図、(b)は、(a)に示す導光部材に適用できるフィルム状の光学部材の構成を模式的に示した平面図であり、導光部材と重ね合わせた状態を示す。 フレームの概略構成を模式的に示した外観斜視図であり、(a)は前面側から見た図、(b)は背面側から見た図である。 光学部材支持面が略平面に形成されるフレームの概略構成を模式的に示した断面図であり、(a)は図6(a)のA−A線矢視図、(b)は図6(a)のB−B線矢視図である。 光学部材支持面が曲面に形成されるフレームの概略構成を模式的に示した断面図であり、(a)は図6(a)のA−A線矢視図、(b)は図6(a)のB−B線矢視図である。 本発明の第一実施形態にかかる光源装置の断面構造を、模式的に示した断面図であり、光学部材支持面が略平面に形成されるフレームが適用された構成を示す。 本発明の第一実施形態にかかる光源装置の断面構造を、模式的に示した断面図であり、光学部材支持面が曲面に形成されるフレームが適用された構成を示す。 本発明の第二実施形態にかかる光源装置の構成を、模式的に示した分解斜視図である。 本発明の第二実施形態にかかる光源装置に適用されるフィルム状の光学部材の構成を模式的に示した平面図であり、(a)は、延出部を有するフィルム状の光学部材を示し、(b)は、延出部を有さないフィルム状の光学部材を示す。 本発明の第二実施形態にかかる光源装置に適用されるフレームの構成を模式的に示した外観斜視図であり、(a)は前面側から見た図、(b)は背面側から見た図である。 本発明の第二実施形態にかかる光源装置に適用されるフレームの構成を模式的に示した断面図であり、(a)は図13(a)のC−C線矢視図、(b)は図13(a)のD−D線矢視図である。 変形例に係る係合凹部が形成されたフレームの構成と、このフレームに適用できるフィルム状の光学部材の構成を、模式的に示した図であり、(a)は、フレームの構成を模式的に示した外観斜視図であって背面側から見た図、(b)は、このフレームに適用できるフィルム状の光学部材の構成を導光部材に重ね合わせて示した平面図である。 反射板取付面にまで達していない係合凹部が形成されるフレームの構成を模式的に示した外観斜視図であり背面側から見た図であって、(a)は、光学部材支持面の局所的な部分に係合凹部が形成される構成を有するフレームを示し、(b)開口部の内周の各辺の略全長にわたって係合凹部が形成されるフレームを示す。 本発明の第二実施形態にかかる光源装置の構成を模式的に示した断面図であり、(a)は、フィルム状の光学部材の延出部でない部分を示し、(b)はフィルム状の光学部材の延出部を示す。 本発明の実施形態にかかる表示装置の構成を、模式的に示した分解斜視図である。
以下に、本発明の各種実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの構成を、模式的に示した分解斜視図である。本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aは、液晶表示装置の光源に適用される光源装置であって、いわゆるエッジライト型(「サイドライト型」とも称する)の光源装置である。なお、説明の便宜上、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aについて、外部(=表示パネル)に向けて光を照射する側を「前面側」と称し、その反対側を「背面側」と称する。また、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aを構成する部材(=組み付けられる部材)についても同様とする。図1においては、上方が「前面側」となり、下方が「背面側」となる。
図1に示すように、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aは、光源11と、導光部材12aと、所定の種類および所定の枚数のフィルム状の光学部材13aと、フレーム14aと、反射板15とを有する。
光源11には、発光ダイオード(LED)などの発光素子が実装された回路基板が適用される。なお、光源11の構成は特に限定されるものではなく、また、配置態様も、図1に示すような光源11を反射板の裏面側から配置し、発光素子を反射板の表面側に突出させる構成に限定されるものではない。また、この光源11には、公知の各種光源が適用できる。したがって説明は省略する。
導光部材12aは、光源11が発した光を面状に拡げて外部(=表示パネル)に射出する機能を有する光学部材である。この導光部材12aは、略透明な部材であり、たとえば略透明なアクリル系の樹脂材料などにより形成される。図1に示すように、導光部材12aは、本体部121aと延出部122aとを有する。本体部121aは、所定の厚さ寸法を有する板状に形成される部分である。本体部121aの外形(=面方向の外周の形状)および寸法については後述する。延出部122aは、本体部121aの側面から突起する部分である。延出部122aは、光源11が発する光を本体部121aに導く光路となる部分である。この延出部122aの形状および寸法は特に限定されるものではない。たとえば、図1に示すような先細り形状に形成される構成が適用できる。なお、導光部材12aには必ずしも延出部122aが形成される必要はない。すなわち、導光部材12aの本体部121aの側方の直近に光源11が配設され、光源11が発する光を直接的に導光部材12aの本体部121aに照射する構成とすれば、延出部122aは必要ない。
導光部材12aの本体部121aの構成は次のとおりである。図1に示すように、導光部材12aの本体部121aには、射出面1211aと光学部材支持面1212aとが形成される。
射出面1211aは、本体部121aの前面側に形成される略平面の部分である。そして光源11から照射された光を、延出部122aを通じて射出面1211aから外部に向かって光を射出することができる。射出面1211aの外周の形状および寸法は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aが発する光の領域の寸法および形状に応じて形成される。たとえば、表示パネルの表示領域(=画像を表示する領域)の寸法および形状に応じた寸法および形状に形成される。より具体的には、表示パネルの表示領域に略等しいか、またはそれよりも少し大きい寸法および形状、たとえば、所定の縦横の寸法比を有する四辺形に形成される。
本体部121aの外周の所定の辺(=本体部121aの所定の側面)には、光学部材支持面1212aが形成される。たとえば、図1に示すように、延出部122aが形成されない辺に光学部材支持面1212aが形成される。光学部材支持面1212aは、射出面1211aに対して所定の角度だけ傾斜する面であり、斜め前面側に臨む面である。すなわち、本体部121aは、背面側から前面側に向かうにしたがって、外形の寸法(=外形の輪郭)が徐々に小さくなるような構成を有する。この光学部材支持面1212aは、後述するフィルム状の光学部材13aを支持する機能を有する。
図1においては、延出部122aが形成されない三辺のすべてに光学部材支持面1212aが形成される構成を示すが、必ずしもすべての辺に光学部材支持面1212aが形成される構成でなくてもよい。図2は、変形例にかかる導光部材12b,12cを示した外観斜視図であり、図2(a)は、導光部材12bの本体部121bの四辺のうち、延出部122bが形成される辺に対向する辺にのみ光学部材支持面1212bが形成される構成を示し、図2(b)は、延出部122cが形成される辺に隣接する二辺にのみ光学部材支持面1212cが形成される構成を示す。
図2(a)に示すように、導光部材12bの本体部121bの四辺のうち、延出部122bが形成される辺に対向する辺にのみ、射出面1211bに対して所定の角度をもって傾斜する光学部材支持面1212bが形成され、他の二辺には光学部材支持面1212bが形成されない(たとえば、前記他の二辺の側面は、射出面1211bに略直角な平面に形成される)構成であってもよい。また、図2(b)に示すように、導光部材12cの本体部121cの四辺のうち、延出部122cが形成される辺に隣接する二辺に光学部材支持面1212cが形成され、延出部122cが形成される辺に対向する辺には光学部材支持面1212cが形成されない(たとえば、延出部122cが形成される辺に対向する辺の側面は、射出面1211cに略直角な平面に形成される)構成であってもよい。また、光学部材支持面1212a,1212b,1212cが辺の全面に形成される構成に限定されるものではなく、一部に形成される構成であってもよい。
なお、射出面1211a,1211b,1211cと光学部材支持面1212a,1212b,1212cとの境界に曲面が形成され、射出面1211a,1211b,1211cと光学部材支持面1212a,1212b,1212cとが滑らかに繋がる構成(=射出面1211a,1211b,1211cと光学部材支持面1212a,1212b,1212cとの境界に段差や尖った角部などがない構成)であってもよい。
また、光学部材支持面1212a,1212b,1212cは平面である必要はなく、たとえば曲面であってもよい。図3は、変形例にかかる導光部材12d,12e,12fの構成を、模式的に示した外観斜視図である。それぞれ、図3(a)は、本体部121dの四辺のうち、延出部122dが形成される辺以外の三辺に曲面の光学部材支持面1212dが形成される導光部材12dの構成を示し、図3(b)は、本体部121eの四辺のうち、延出部122eが形成される辺に対向する辺に曲面の光学部材支持面1212eが形成される導光部材12eの構成を示し、図3(c)は、本体部121fの四辺のうち、延出部122fが形成される辺に隣接する二辺に曲面の光学部材支持面1212fが形成される構成を示す。図3(a),(b),(c)に示すように、光学部材支持面1212d,1212e,1212fが曲面に形成される構成であってもよい。そしてこのような構成においては、図3(a),(b),(c)に示すように、射出面1211d,1211e,1211fと光学部材支持面1212d,1212e,1212fとが滑らかに繋がる構成が適用できる。また、光学部材支持面1212d,1212e,1212fが、辺の全面に形成される構成に限定されるものではなく、辺の一部に形成される構成であってもよい。
フィルム状の光学部材13aは、透過する光の特性を調整できる光学部材である。たとえば、フィルム状の光学部材13aには、拡散フィルム、レンズフィルム、偏光反射フィルムなどが適用される。
拡散フィルムは、透過する光の面方向の強度分布を均一にする機能を有する光学部材である。拡散フィルムは、略透明な基材に、光を反射する性質を有する微粒子や、基材とは異なる屈折率を有する微粒子を混合したものを、フィルム状に形成した光学部材である。略透明な基材には、たとえばPET(ポリエチレンテレフタレート)などの樹脂材料が適用できる。レンズフィルムは、透過する光を集光することにより、輝度の向上を図る機能を有する。レンズフィルムは、たとえば略透明な基材の層と、所定の断面形状を有し集光機能を有する層との積層構造を有する。基材の層には、たとえばPETなどの樹脂材料が適用できる。集光機能を有する層には、たとえばアクリル系の樹脂材料などが適用できる。偏光反射フィルム(「輝度向上フィルム」とも称する)は、光の有効利用を図る機能を有する光学部材である。この偏光反射フィルムは、所定の方向の偏光軸を有する光のみを透過させ、それ以外の方向の偏光軸を有する光を反射する。この偏光反射フィルムには、たとえばDBEFシリーズ(「DBEF」はスリーエムカンパニー社の登録商標)が好適に適用できる。
なお、本発明の実施形態にかかる光源装置に組み込まれるフィルム状の光学部材13aの種類や枚数は、特に限定されるものではない。フィルム状の光学部材13aの種類や枚数は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの種類や、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aが適用される表示装置などに応じて適宜設定される。
フィルム状の光学部材13aの面方向の外周の輪郭の形状および寸法は、次のとおりである。図4は、フィルム状の光学部材13aの形状および寸法のバリエーションを示した平面図であり、導光部材12aと重ね合わせて示した図である。それぞれ、図4(a)は、フィルム状の光学部材13aが略四辺形に形成される構成を示し、図4(b)は、フィルム状の光学部材13aが略四辺形に形成されるとともに所定の角部に第一の切り欠き131が形成される構成を示し、図4(c)は、フィルム状の光学部材13aがその外周に延出部132aを有する構成を示す。図4(a)、(b)、(c)においては、導光部材12aを破線で示し、フィルム状の光学部材13aを実線で示す。
図4(a),(b),(c)に示すように、フィルム状の光学部材13aは、導光部材12aの前面に重ね合わせた場合(=載置した場合)、その周縁部の少なくとも一部が導光部材12aの射出面1211aの外周よりも外側にはみ出して光学部材支持面1212aに重畳する寸法および形状に形成される。
図4(a)に示すフィルム状の光学部材13aは、導光部材12aの前面に重ね合わせ、その一辺を導光部材12aの本体部121aの延出部122aが形成される辺に略一致させると、他の三辺の周縁部は、射出面1211aの外側にはみ出すような寸法および形状に形成される。すなわち、図4(a)に示すフィルム状の光学部材13aの外周の寸法および形状は、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aの外周の寸法および形状よりも大きく形成される。このため、図4(a)に示すフィルム状の光学部材13aは、導光部材12aの本体部121aの前面に重ねると、その周縁部が導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出し、光学部材支持面1212aに重畳する。このような寸法および形状に形成されると、導光部材12aの射出面1211aから射出された光のすべてについて特性を調整することができるとともに、三辺が光学部材支持面1212aにより支持される。
図4(b)に示すフィルム状の光学部材13aは、導光部材12aの面前に重ね合わせ、その一辺を導光部材12aの本体部121aの延出部122aが形成される辺に略一致させると、他の三辺の周縁部は、射出面1211aの外側にはみ出すような寸法および形状に形成される。すなわち、図4(a)に示すフィルム状の光学部材13aと略同じ形状および寸法に形成される。ただし、延出部122aが形成される辺に対向する辺と、その辺に隣接する二辺との境界の角部には、面方向の内側に向かって入り込むような第一の切り欠き131が形成される。このような構成によれば、フィルム状の光学部材13aの周縁部のうち、本体部121aの射出面1211aからはみ出している部分を光学部材支持面1212aに接触するように屈曲または湾曲させた場合であっても、前記角部およびその近傍に皺や撓みが発生することを防止できる。
なお、フィルム状の光学部材13aの各辺は、必ずしも全長にわたって導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出している必要はない。すなわち、フィルム状の光学部材13aは、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aから射出される光のうち、少なくとも特性を調整したい部分を覆うことができる寸法および形状に形成され、光学部材支持面1212aに重畳する延出部132aが局所的に形成される構成であってもよい。図4(c)に示すように、フィルム状の光学部材13aには、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aの外周の形状および寸法に略等しい寸法および形状に形成され、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出すような延出部132aが、局所的に形成される構成が適用できる。このように、フィルム状の光学部材13aの所定の辺の少なくとも一部が、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみだし、光学部材支持面1212aに重畳することができる構成であればよい。また、光学部材13aは、導光部材12aの本体部121aの延出部122aが形成される側において、その辺が一直線である必要はなく、延出部122a上に一部が重なる延出部を有する構成であってもよい。
また、導光部材の延出部が形成される辺にも光学部材支持面が形成される構成であってもよい。図5は、導光部材の変形例とフィルム状の光学部材の変形例を示した図であり、(a)は変形例にかかる導光部材12gの構成を模式的に示した外観斜視図、(b)は、(a)に示す導光部材12gに適用できるフィルム状の光学部材13aの構成を模式的に示した平面図であり、導光部材12gと重ね合わせた状態を示す。
図5(a)に示す変形例にかかる導光部材12gは、本体部121gと延出部122gとを有する。本体部121gには、略平面状の射出面1211gが形成され、射出面1211gの周囲の所定の辺には、光学部材支持面1212gが形成される。なお、本体部121gの構成は、前記導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12fのいずれかと略同じ構成が適用できる。図5は、本体部121gが、導光部材12aの本体部121aと略同じ構成を有する例を示す。ただし、延出部122gが形成される辺にも、光学部材支持面1212gが形成される。すなわち、延出部122gが形成される辺は、延出部122gを除いては、射出面1211gに所定の角度をもって傾斜する傾斜面または曲面に形成される(図5(a)においては、光学部材支持面1212gが、傾斜面に形成される構成を示すが、図3に示すような曲面が形成される構成も適用できる)。
そして、このような構成を有する導光部材12gに適用できるフィルム状の光学部材13aは、次のような構成を有する。すなわち、図5(b)に示すように、導光部材12gの本体部121gの前面に重ね合わせた場合、フィルム状の光学部材13aのうち、導光部材12gの本体部121gの光学部材支持面1212gが形成される辺に対応する辺には、導光部材12gの本体部121gの射出面1211gからはみ出して光学部材支持面1212gに重畳する部分が形成される。フィルム状の光学部材13aのうち、導光部材12gの本体部121gの延出部122gが形成される辺に対応する辺も、射出面1211gからはみ出して光学部材支持面1212gに重畳する部分を有する。
ただし、図5(b)に示すように、延出部122gに対応する部分には、延出部122gを避けるように(=延出部122gに重畳しないように)、第二の切り欠き133が形成される。これにより、当該はみ出す部分を光学部材支持面1212gに接触するように湾曲または屈曲させた場合に、光学部材支持面1212gと延出部122gとの境界およびその近傍において、フィルム状の光学部材13aに皺や撓みが発生することを防止することができる。
なお、フィルム状の光学部材13aの外周の最大寸法は、フィルム状の光学部材13aを導光部材12aの本体部121aの前面側に重ね、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出す部分を光学部材支持面1212aに接触するように湾曲または屈曲させた場合、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出す部分の最も外周が、光学部材支持面1212a(=導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの外周)からはみ出さないような寸法に設定される。
また、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aが、複数枚のフィルム状の光学部材13aを備える構成である場合には、全てのフィルム状の光学部材13aが前記形状および寸法に形成される構成が適用できるほか、少なくとも最も上層に位置する(=最も前面側に配設される)一枚のフィルム状の光学部材13aに、前記寸法および形状に形成されるフィルム状の光学部材13aが適用される構成が適用できる。そして、最も上層に位置する一枚のフィルム状の光学部材13a以外のフィルム状の光学部材13aは、必要最小限の寸法および形状に形成される構成であればよい。すなわち、最も上層に位置する一枚のフィルム状の光学部材13aを除いては、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出す部分を有していなくてもよい。具体的には、最も上層に位置するフィルム状の光学部材13a以外のフィルム状の光学部材13aには、その外周の形状および寸法が、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aの外周の寸法および形状に略同じに形成されるものが適用できる。また、フィルム状の光学部材13aは、導光部材12aの本体部121aの延出部122aが形成される側において、延出部122a上に一部が重なる延出部を有する構成であってもよい。
なお、前記説明においては、フィルム状の光学部材13aの外周の形状および寸法を、図1に示す導光部材12aとの関係を用いて説明したが、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aに、変形例にかかる導光部材12b,12c,12d,12e,12f,12gが適用される場合には、フィルム状の光学部材13aは、それらの変形例にかかる導光部材12b,12c,12d,12e,12f,12gと前記関係を有する形状および寸法に形成される。
フレーム14aは、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの筐体となる部材である。図6は、フレーム14aの概略構成を模式的に示した外観斜視図であり、(a)は前面側から見た図、(b)は背面側から見た図である。図7と図8は、フレーム14aの概略構成を模式的に示した断面図であり、それぞれ(a)は図6(a)のA−A線矢視図、(b)は図6(a)のB−B線矢視図である。図7に示すフレーム14aは、光学部材支持面145が略平面に形成される構成を有し、図8に示すフレーム14aは、光学部材支持面145が曲面に形成される構成を有する。
図6、図7、図8に示すように、フレーム14aは、所定の厚さ寸法と所定の外形を有する部材であり、その面方向の内側には、前面側から背面側にかけて貫通する開口部が形成される。この開口部は、光源11および導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gを配置する領域であり、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの少なくとも一部(具体的には、本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gに形成される光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212g)が収納可能に形成される。本発明の実施形態においては、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの全体を収納可能に形成される構成を示す。このため、図6(a),(b)に示すように、この開口部は、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの射出面側の外形の寸法および形状と略同じ形状および寸法に形成される。具体的にはたとえば、図6(a),(b)に示すように、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gが略四辺形に形成される構成であれば、フレーム14aは、その外形が略四辺形に形成され、開口した略四辺形の額縁状の構成を有する。
なお、フレーム14aの材質は特に限定されるものではない。たとえばポリカーボネート(PC)などの樹脂材料により形成される構成が適用できる。
そして、フレーム14aの四辺の前面には、表示パネルの周縁部を支持するための表示パネル支持面141が形成される。表示パネル支持面141の外周には、表示パネルを位置決めするための立壁状の位置決め突起142が前面側に向かって突起するように形成される。たとえば、位置決め突起142は、図6(a)に示すように、表示パネル支持面141の外周を囲繞するような立壁状に形成される構成が適用できる。このほか、局所的に位置決め突起142が形成される構成が適用できる。また、フレーム14aの背面側には、反射板15を位置決めして取り付けるための反射板取付面143および位置決め片144が形成される。
このように、フレーム14aの開口部の内周側に、光学部材支持面145および表示パネル支持面141が設けられる。そして、表示パネル支持面141の背面側に光学部材支持面145が形成されるという構成を有する。
そして、特に図6(b)、図7(a),(b)、図8(a),(b)に示すように、開口部の内周には、光学部材支持面145が形成される。この光学部材支持面145は、開口部に導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gを収納した場合、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gに所定の距離をおいて対向するように形成される。
したがって、導光部材12a,12b,12c,12gの本体部121a,121b,121c,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212gが所定の角度を有する傾斜面に形成される構成であれば、図7(a),(b)に示すように、フレーム14aの光学部材支持面145も、所定の角度を有する傾斜面に形成される。また、光学部材支持面1212d,1212e,1212fが曲面に形成される構成であれば、図8(a),(b)に示すように、フレーム14aの光学部材支持面145も、曲面に形成される。そして、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gが、フレーム14aの光学部材支持面145に、所定の距離をもって略平行に対向する。
前記「所定の距離」は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aに組み込まれるフィルム状の光学部材13aの種類および数に応じて設定される。具体的にはたとえば、全てのフィルム状の光学部材13aが、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gに重ね合わせた場合に、射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gからはみ出す部分を有する場合には、フィルム状の光学部材13aの厚さの合計と略同じか、またはそれより少し大きい寸法に設定される。また、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aに組み込まれる複数枚のフィルム状の光学部材13aの一部が、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gに重ね合わせた場合に、射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gからはみ出す部分を有する場合には、当該はみ出す部分を有するフィルム状の光学部材13aの厚さの合計と略同じか、またはそれより少し大きい寸法に設定される。
反射板15は、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの背面側に漏れた光を反射して導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gに戻すことにより光の有効利用を図る機能を有する部材である。このため、この反射板15の前面の少なくとも導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gに対向または接触する領域は、光の反射率が大きい表面性状に形成される。たとえば、反射板15の前面側の所定の領域に、金属箔などが形成される構成や、アルミテープなどが貼り付けられる構成が適用される。
このような部材を有する本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの組み付け構成は、次のとおりである。図9と図10は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの断面構造を、模式的に示した断面図である。図9は、フレーム14aの光学部材支持面145および導光部材12a,12b,12c,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212gが略平面に形成される構成を示す。図10は、フレーム14aの光学部材支持面145および導光部材12d,12e,12fの光学部材支持面1212d,1212e,1212fが略平面に形成される構成を示す。
導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの前面側に、フィルム状の光学部材13aが載置される。本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aが複数枚のフィルム状の光学部材13aを有する場合には、これら複数枚のフィルム状の光学部材13aが、積み重ねられるように載置される。そして、その状態で、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gおよびフィルム状の光学部材13aが、背面側からフレーム14aの開口部に収納される。
このような構成であると、フィルム状の光学部材13aのうち、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gから外側にはみ出している部分が、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14aの光学部材支持面145との間に位置し、これらの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212g,145に挟まれるように支持される。
なお、外周に延出部132aが形成されるフィルム状の光学部材13a(図4(c)参照)が適用される場合には、延出部132aが、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14aの光学部材支持面145との間に位置する。
また、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14aの開口部の光学部材支持面145との間の距離が、前記「所定の距離」に設定されるから、フィルム状の光学部材13aの前記はみ出す部分(または延出部132a)は、これらの支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212g,145の間に無理なく入り込むことができる。したがって、フィルム状の光学部材13aに皺や撓みが発生することを防止できる。
前記のように、複数枚のフィルム状の光学部材13aが配設される構成においては、少なくとも一枚のフィルム状の光学部材13aが、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gからはみ出す部分を有するものであればよい。すなわち、フィルム状の光学部材13aのうちの少なくとも一枚が、前記の形状および寸法(図4,図5参照)に形成されるものであればよい。そして、この場合には、前記の形状および寸法に形成されるフィルム状の光学部材13aが、最も上層(=最も前面側)に位置するように積み重ねられる。換言すると、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gからはみ出す部分を有しないフィルム状の光学部材13aが、最も上層に位置しないように積み重ねられる。
なお、少なくとも最も上層に位置するフィルム状の光学部材13aが、前記はみ出す部分(または延出部132a)を有しているものであればよく、それ以外のフィルム状の光学部材13aの構成は限定されるものではない。
そして、フレーム14aの開口部の所定の位置(具体的にはたとえば、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの延出部122a,122b,122c,122d,122e,122f,122gの先端を臨む位置)に光源11が配設される。また、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの背面側に反射板15が配設される。
このように、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aは、フィルム状の光学部材13aの周縁部を、所定の角度だけ背面側に傾斜させた状態で支持する。このため、フィルム状の光学部材13aの前面を、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの最も前面側またはその近傍に位置させることができるから、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aの厚さ寸法を小さくすることができる。
また、フィルム状の光学部材13aの周縁部は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aの光学部材支持面145と、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gとの間に挟まれた状態に維持される。このため、フィルム状の光学部材13aが、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aの表示パネル支持面141に乗り上げることがない。したがって、たとえば、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aの表示パネル支持面141に両面テープを貼り付ける作業において、フィルム状の光学部材13aが作業を阻害することがない。たとえば、フィルム状の光学部材13aの周縁部が、両面テープを貼り付ける作業の邪魔になることや、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aの表示パネル支持面141に貼り付けた両面テープに、フィルム状の光学部材13aが貼り付くことがない。
また、リワークなどにおいて、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aの表示パネル支持面141に貼り付けられた両面テープを剥がす際に、フィルム状の光学部材13aがリワークの作業を阻害することがなくなる。すなわち、フィルム状の光学部材13aの周縁部は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aの光学部材支持面145と導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gとの間に位置しているから、フィルム状の光学部材13aが作業の邪魔にならない。このため、リワークの作業性の向上を図ることができる。
なお、前記のように、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aが複数枚のフィルム状の光学部材13aを有し、最も前面側に、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gからはみ出す部分を有するフィルム状の光学部材13aが載置される構成であれば、他のフィルム状の光学部材13aが前記はみ出す部分を有していなくても、前記同様の作用効果を奏することができる。
すなわち、積み重ねられるように配設されるフィルム状の光学部材13aのうち、少なくとも最も前面側に配設される一枚のフィルム状の光学部材13aが前記はみ出す部分を有しいてれば、当該一枚のフィルム状の光学部材13aの前記はみ出す部分が、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14aの開口部の光学部材支持面145との間に位置して支持される。このため、それ以外のフィルム状の光学部材13aの周縁部は、最も前面側に配設されるフィルム状の光学部材13aの前記はみ出す部分によって、フレーム14aの表示パネル支持面141の前面側に乗り上げることが防止される。したがって、前記同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bについて説明する。図11は、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bの構成を模式的に示した分解斜視図である。本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bは、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aとは、主にフレーム14bの構成と、フィルム状の光学部材13bの形状が相違し、その他は共通の構成を有する。このため、以下の説明においては、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aと相違する部分について主に説明し、共通する構成については説明を省略することがある。
図11に示すように、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bは、光源11と、前記いずれかの導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gと、所定の種類および所定の枚数のフィルム状の光学部材13bと、フレーム14bと、反射板15とを有する。
光源11、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g、フィルム状の光学部材13bの種類や枚数(ただし、形状および寸法については相違する部分を有する。これについては後述する。)、反射板15は、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aと同じ構成を有するものが適用できる。したがって説明は省略する。
フィルム状の光学部材13bの面方向の外周の輪郭の形状および寸法は、次のとおりである。図12は、フィルム状の光学部材13bの形状および寸法を示した平面図であり、導光部材12aと重ね合わせて示した図である。具体的には、図12(a)は、延出部132bを有するフィルム状の光学部材13bを示し、図12(b)は、延出部132bを有さないフィルム状の光学部材13bを示す。図12においては、導光部材12aを破線で示し、フィルム状の光学部材13bを実線で示す。
本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bは、少なくとも一枚の延出部132bを有するフィルム状の光学部材13bを有する。すなわち、図12(a)に示すように、少なくとも一枚のフィルム状の光学部材13bは、導光部材12aの前面に重ね合わせた場合(=載置した場合)、その周縁部の一部が導光部材12aの射出面1211aの外周よりも外側にはみ出して光学部材支持面1212aに重畳する寸法および形状に形成される。具体的には、フィルム状の光学部材13bが、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aの外周の形状および寸法に略等しいかまたはそれより少し大きい寸法および形状(ただし、後述するフレーム14bの開口部に皺や撓みが無い状態で収めることができる寸法および形状)に形成され、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出すような延出部132bが局所的に形成される。
延出部132bの形状は、特に限定されるものではない。たとえば、図12(a)に示すような略四辺形や、図4(c)に示すフィルム状の光学部材13aの延出部132aのように、略半円形状などが適用できる。また、延出部132bが形成される位置や、延出部132bの数も特に限定されるものではない。
このように、フィルム状の光学部材13bは、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aから射出される光のうち、少なくとも特性を調整したい部分を覆うことができる寸法および形状に形成され、光学部材支持面1212aに重畳する延出部132bが局所的に形成される構成を有する。
なお、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bが、複数枚のフィルム状の光学部材13bを有する場合には、複数枚のフィルム状の光学部材13bのうちの少なくとも一枚が延出部132bを有する構成であればよい。そして、それ以外のフィルム状の光学部材13bは、図12(b)に示すように、延出部132bを有さず、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aの外周の形状および寸法に略等しいかまたはそれより少し大きい寸法および形状(ただし、後述するフレーム14bの開口部に皺や撓が無い状態で収めることができる寸法および形状)に形成される構成が適用できる。
なお、フィルム状の光学部材13bの外周の最大寸法は、フィルム状の光学部材13bを導光部材12aの本体部121aの前面側に重ね、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出す部分を光学部材支持面1212aに接触するように湾曲または屈曲させた場合、導光部材12aの本体部121aの射出面1211aからはみ出す部分の最も外周が、導光部材12aからはみ出さないような寸法に設定される。
また、前記説明においては、フィルム状の光学部材13bの外周の形状および寸法を、図1に示す導光部材12aとの関係を用いて説明したが、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bに、変形例にかかる導光部材12b,12c,12d,12e,12f,12gが適用される場合には、フィルム状の光学部材13bは、それらの変形例にかかる導光部材12b,12c,12d,12e,12f,12gと前記関係を有する形状および寸法に形成される。
フレーム14bは、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bの筐体となる部材である。図13は、フレーム14bの概略構成を模式的に示した外観斜視図であり、(a)は前面側から見た図、(b)は背面側から見た図である。図14は、フレーム14bの概略構成を模式的に示した断面図であり、(a)は図13(b)のC−C線矢視図、(b)は図13(b)のD−D線矢視図である。
図13と図14に示すように、フレーム14bは、全体的には、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aと同じ構成を有する。すなわち、光源11および導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gを収容可能な開口部が形成される構成、開口部の内周の前面側に表示パネル支持面141が形成される構成などは、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aのフレーム14aと共通する。
そして、図13、図14に示すように、開口部の内周には、光学部材支持面145と移動規制面147とが形成される。
光学部材支持面145は、開口部に導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gを収納した場合、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gに接触するか、または微小な距離(=フィルム状の光学部材13bの厚さよりも小さい距離。すなわち、フィルム状の光学部材13bが入り込むことができない距離)をおいて対向するように形成される。
したがって、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gが所定の角度を有する傾斜面または曲面に形成される構成であれば、図13、図14に示すように、フレーム14aの光学部材支持面145も、所定の角度を有する傾斜面または曲面に形成される。そして、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gが、フレーム14aの光学部材支持面145に接触するか、前記微小な距離をもって略平行に対向する。
さらに、光学部材支持面145の所定の位置には、所定の寸法および形状を有する係合凹部146が形成される。この係合凹部146は、光学部材支持面145から段差状に窪んだ部分であり、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bが組み付けられた状態において、フィルム状の光学部材13bに形成される延出部132bが形成される位置に、延出部132bと係合可能な寸法および形状(=延出部を納めることができる寸法および形状)に形成される。
係合凹部146の深さ(=光学部材支持面145と係合凹部146の底面との距離)は、フレーム14bに導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gが収容された状態で、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gとフレーム14bの係合凹部146の底面との間の距離が「所定の距離」となる深さにされる。
具体的な「所定の距離」は、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bに組み込まれる全てのフィルム状の光学部材13bが延出部132bを有する場合には、フィルム状の光学部材13bの厚さの合計と略同じか、またはそれより少し大きい寸法に設定される。また、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bに組み込まれる複数枚のフィルム状の光学部材13bの一部が延出部132bを有する場合には(=延出部132bを有さないフィルム状の光学部材13bが含まれる場合には)、延出部132bを有するフィルム状の光学部材13bの厚さの合計と略同じか、またはそれより少し大きい寸法に設定される。
移動規制面147は、フレーム14bにフィルム状の光学部材13bと導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gを組み付けた状態で、フィルム状の光学部材13bの周縁部(=面方向の端面)のうち、延出部132b以外の部分に対向する面である。この移動規制面147は、たとえば、表示パネル支持面141に略直角な平面に形成される。したがって、移動規制面147に囲繞される領域の形状および寸法(すなわち、開口部の形状および寸法)は、フィルム状の光学部材13bのうち延出部132bを除く部分を皺や撓みが発生することなく収容できる形状および寸法に形成される。具体的には、フレーム14bに形成される開口部の形状および寸法は、フィルム状の光学部材13bの延出部132bを除く部分の形状および寸法と略同じか、それよりも少し大きい寸法および形状に形成される。
なお、係合凹部146の寸法および形状は、特に限定されるものではない。以下に、係合凹部の変形例を示す。図15は、変形例に係る係合凹部146’が形成されたフレーム14bの構成と、このフレーム14bに適用できるフィルム状の光学部材13aの構成を、模式的に示した図である。具体的には、図15(a)は、フレーム14bの構成を模式的に示した外観斜視図であって背面側から見た図であり、図15(b)は、このフレーム14bに適用できるフィルム状の光学部材13aの構成を、導光部材12aに重ね合わせて示した平面図である。
図15(a)に示すように、フレーム14bの内周の各辺の略全長にわたって係合凹部146’が形成される構成であってもよい。そして、このような構成のフレーム14bには、図15(b)に示すような構成のフィルム状の光学部材13aが適用できる。このフィルム状の光学部材13aは、図4(b)に示すフィルム状の光学部材13aと略同じ構成を有する(したがって説明は省略する)。このような構成のフレーム14bとフィルム状の光学部材13aの組合せによれば、フレーム14bにフィルム状の光学部材13aおよび導光部材12aを組み付けると、フィルム状の光学部材13aの周縁部(導光部材12aと重ね合わせた場合において、導光部材12aの射出面1211aからはみ出す部分)が、フレーム14bに形成される係合凹部146’に係合する。また、フレーム14bに形成される光学部材支持面145は、導光部材12aの光学部材支持面1212aに接触するか、所定の微小な距離をおいて対向する。このように、係合凹部146’が、フレーム14bの内周の各辺の略全長にわたって形成される構成であってもよい。
また、図13〜図15においては、係合凹部146,146’が、フレーム14bの表示パネル支持面141から反射板取付面143に跨って形成される構成(換言すると、光学部材支持面145の前後方向の全長にわたって形成される構成)を示したが、係合凹部146,146’は、必ずしも反射板取付面143にまで達する構成である必要はない。図16は、反射板取付面143にまで達していない係合凹部146”,146’”が形成されるフレーム14bの構成を模式的に示した外観斜視図であり、背面側から見た図である。具体的には、図16(a)は、光学部材支持面145の局所的な部分に係合凹部146”が形成される構成を有するフレーム14bを示し、図16(b)は、開口部の内周の各辺の略全長にわたって係合凹部146’”が形成されるフレーム14bを示す。図16(a)に示すフレーム14bには、図12(a)に示す構成を有するフィルム状の光学部材13bが適用できる。図16(b)に示すフレーム14bには、図15(b)に示す構成を有するフィルム状の光学部材13bが適用できる。このように、図16(a)(b)に示すように、係合凹部146”,146’”は、反射板取付面143に達せずに、光学部材支持面145の前後方向の中間位置にまで形成される構成であってもよい。
以上のように、係合凹部146,146’,146”,146’”の構成は限定されるものではなく、フィルム状の光学部材13a,13bのうち、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gに重ね合わせた場合に射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gからはみ出す部分や延出部132a,132bの寸法および形状に応じて設定できる。このほかにたとえば、図4(c)に示すフィルム状の光学部材13aが適用される場合には、略半円形状の係合凹部が形成される構成が適用できる。要は、係合凹部146,146’,146”,146’”は、フィルム状の光学部材13a,13bのうち、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gに重ね合わせた場合に射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gからはみ出す部分や延出部132a,132bを収納することができる寸法および形状であればよい。
そして、係合凹部146,146’,146”,146’”がフィルム状の光学部材13a,13bを位置決めする機能や位置ずれを防止する機能を有するためには、係合凹部146,146’,146”,146’”が、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gに重ね合わせた場合に射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1212f,1211gからはみ出す部分や延出部132a,132bの寸法および形状よりも少し大きい寸法および形状に形成される構成であればよい。すなわち、フィルム状の光学部材13a,13bの導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gに重ね合わせた場合に射出面1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211gからはみ出す部分や延出部132a,132bが、係合凹部146,146’,146”,146’”に係合した状態において、当該はみ出す部分や延出部132a,132bの面方向の端面が、係合凹部146,146’,146”,146’”と光学部材支持面145との間の段差面とに所定の距離(=寸法公差や変形などのマージンなどを考慮した距離)をおいて対向する構成となればよい。
このような部材を有する本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bの組み付け構成は、次のとおりである。図17は、本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bの断面構造を、模式的に示した断面図である。なお、図17においては、図1または図2(b)に示す導光部材12a,12bが適用される構成を示すが、他の変形例にかかる導光部材12c,12d,12e,12f,12gも同様に適用できる。
導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの前面側に、フィルム状の光学部材13bが載置される。本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bが複数枚のフィルム状の光学部材13bを有する場合には、これら複数枚のフィルム状の光学部材13bが、積み重ねられるように載置される。そして、その状態で、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gおよびフィルム状の光学部材13bが、背面側からフレーム14bの開口部に収納される。
このような構成であると、フィルム状の光学部材13bの延出部132bが、フレーム14bの光学部材支持面145に形成される係合凹部146に係合する。また、フィルム状の光学部材13bの面方向の周縁部は、フレーム14bに形成される移動規制面147に対向する。このため、フィルム状の光学部材13bは、フレーム14bに形成される係合凹部146と移動規制面147とにより、面方向の位置決めがなされる。したがって、フィルム状の光学部材13bの位置決めが容易となる。
また、フィルム状の光学部材13bの延出部132bは、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14bの光学部材支持面145に形成される係合凹部146の底面との間に位置し、これらの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと係合凹部146の底面との間に挟まれるように支持される。
また、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの本体部121a,121b,121c,121d,121e,121f,121gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14bの光学部材支持面145の係合凹部146の底面との間の距離が、前記「所定の距離」に設定されるから、フィルム状の光学部材13bの延出部132bが、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、係合凹部146の底面との間に無理なく入り込むことができる。したがって、フィルム状の光学部材13bに皺や撓みが発生することを防止できる。
そして、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212gと、フレーム14bに形成される光学部材支持面145とは接触するか、前記微小な距離をおいて対向するから、これらの間にフィルム状の光学部材13bが入り込むことはない。したがって、フィルム状の光学部材13bは、係合凹部146により位置決めされた状態に維持され、位置ずれが防止される。
前記のように、複数枚のフィルム状の光学部材13bが配設される構成においては、少なくとも一枚のフィルム状の光学部材13bが延出部132bを有していればよい。そして、この場合には、延出部132bを有するフィルム状の光学部材13bが、最も上層(=最も前面側)に位置するように積み重ねられる。換言すると、延出部132bを有しないフィルム状の光学部材13bが、最も上層に位置しないように積み重ねられる。
なお、少なくとも最も上層に位置するフィルム状の光学部材13bが、前記はみ出す部分(または延出部132b)を有しているものであればよく、それ以外のフィルム状の光学部材13bの構成は限定されるものではない。
そして、フレーム14bの開口部の所定の位置(具体的にはたとえば、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの延出部122a,122b,122c,122d,122e,122f,122gの先端を臨む位置)に光源11が配設される。また、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの背面側に反射板15が配設される。
本発明の第二実施形態にかかる光源装置1bによれば、本発明の第一実施形態にかかる光源装置1aと同様の作用効果を奏することができる。また、フレーム14bに形成される移動規制面147と係合凹部146とにより、フィルム状の光学部材13bが位置決めされる。このため、フィルム状の光学部材13bの位置決めが容易であるとともに、フィルム状の光学部材13bの位置ずれを防止できる。
次に、本発明の実施形態にかかる表示装置2について説明する。本発明の実施形態にかかる表示装置2は、表示パネルとして透過型または半透過型の液晶表示パネルを備え、光源装置として本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bを備える液晶表示装置である。
図18は、本発明の実施形態にかかる表示装置2の構成を、模式的に示した分解斜視図である。図18に示すように、本発明の実施形態にかかる表示装置2は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bと、表示パネル21と、また、たとえば、ケース22,23とを備える。
表示パネル21には、従来一般の透過型または半透過型の液晶表示パネルが適用できる。したがって、説明は省略する。ケース22,23は、本発明の実施形態にかかる表示装置2の筐体となる部材であり、表示パネル21や本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bを収納することができる部材である。ケース22,23は、前記のように、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bおよび表示パネル21を収容でき、その状態で表示パネル21の表示領域が外部から視認可能となる構成を有するものであればよく、構成は限定されるものではない。たとえば、図18に示すように、底の浅いトレイ状の構造を有する背面側ケース23と、底の浅いトレイ状の構造を有し、トレイの底面に相当する部分に表示パネル21の表示領域を視認可能に露出させるための開口が形成される前面側ケース22とを有する構成などが適用できる。なお、ケースは必ずしも必要ではない。
このような部材を有する本発明の実施形態にかかる表示装置2の組み付け構成は、次のとおりである。図18に示すように、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの表示パネル支持面141に、両面テープ24を貼り付ける。そしてその前面側から、表示パネル21を載置する。すなわち、表示パネル21の背面の周縁部(表示領域の外側。すなわち、いわゆるパネル額縁領域)を両面テープに貼り付ける。これにより、表示パネル21は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1b(のフレーム14a,14b)に固定される。そして、表示パネル21が固定された本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bを、前面側ケース22と背面側ケース23とによって、前面側および背面側から挟み込むように収納する。
このような構成の本発明の実施形態にかかる表示装置2によれば、フィルム状の光学部材13a,13bは、その周縁部が所定の角度だけ背面側に傾斜させた状態で支持される。このため、表示パネル21とフィルム状の光学部材13a,13bとを近接または接触させることができ、表示パネル21とフィルム状の光学部材13a,13bとの間を離間させる必要がない。このため、本発明の実施形態にかかる表示装置2の厚さを薄くすることができる。
また、フィルム状の光学部材13a,13bの周縁部は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの光学部材支持面145と、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212g(または係合凹部146,146’,146”,146’”の底面)との間に挟まれた状態に維持されている。このため、フィルム状の光学部材13a,13bが、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの表示パネル支持面141に乗り上げることがない。したがって、本発明の実施形態にかかる表示装置2を組み立てる作業において、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの表示パネル支持面141に両面テープ24を貼り付ける際に、フィルム状の光学部材13a,13bが作業の阻害要因となることがない。たとえば、フィルム状の光学部材13a,13bの周縁部が、両面テープ24を貼り付ける作業の邪魔になることや、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの表示パネル支持面141に貼り付けた両面テープ24に、フィルム状の光学部材13a,13bが誤って貼り付くことがない。
また、フィルム状の光学部材13a,13bが、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの表示パネル支持面141に乗り上げることがないから、フレーム14a,14bの表示パネル支持面141に載置された表示パネル21が、本発明の実施形態にかかる表示装置2の前面側に浮き上がることがない。
また、リワークなどにおいて、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの表示パネル支持面141に貼り付けられた両面テープ24を剥がす際に、フィルム状の光学部材13a,13bがリワークの作業を阻害することがなくなる。すなわち、フィルム状の光学部材13a,13bの周縁部は、本発明のいずれかの実施形態にかかる光源装置1a,1bのフレーム14a,14bの光学部材支持面145と、導光部材12a,12b,12c,12d,12e,12f,12gの光学部材支持面1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212g(または、係合凹部146,146’,146”,146’”の底面)との間に位置しているから、フィルム状の光学部材13a,13bが作業の邪魔にならない。このため、リワークの作業性の向上を図ることができる。
以上、本発明の各種実施形態について詳細に説明したが、本発明は、前記各種実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変が可能である。
たとえば、本発明の実施形態においては、エッジライト型の光源装置を示したが、いわゆる直下型の光源装置および直下型の光源装置を備える表示装置にも適用できる。また、略平面の部分を有する光学部材として、導光部材を示したが、略平面の部分を有する導光部材は、導光部材に限定されるものではない。たとえば、拡散板などであってもよい。拡散板は、光の面方向の強度分布の不均一を緩和または解消する機能を有する板状の光学部材である。このように、略平面に形成される部分を有する光学部材の種類は限定されるものではない。
1a 本発明の第一実施形態にかかる光源装置
1b 本発明の第二実施形態にかかる光源装置
11 光源
12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g 導光部材
121a,121b,121c,121d,121e,121f,121g 導光部材の本体部
1211a,1211b,1211c,1211d,1211e,1211f,1211g 導光部材の射出面
1212a,1212b,1212c,1212d,1212e,1212f,1212g 導光部材の光学部材支持面
122a,122b,122c,122d,122e,122f,122g 導光部材の延出部
13a,13b フィルム状の光学部材
131 第一の切り欠き
132a,132b 延出部
133 第二の切り欠き
14a,14b フレーム
141 表示パネル支持面
142 位置決め突起
143 反射板取付面
144 位置決め片
145 光学部材支持面
146,146’,146”,146’” 係合凹部
147 移動規制面
15 反射板

2 本発明の実施形態にかかる表示装置
21 表示パネル
22 前面側ケース
23 背面側ケース
24 両面テープ

Claims (23)

  1. 光源と、
    フィルム状に形成される第一の光学部材と、
    略平面に形成される第一の面と前記第一の面の外周の少なくとも一部に前記第一の面に対して所定の角度をもって傾斜する第二の面とが形成される第二の光学部材と、
    前記第二の光学部材の少なくとも一部を収納可能であり前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると前記第二の光学部材に形成される前記第二の面に所定の距離をもって対向する第一の面が形成されるフレームと、
    を有し、
    前記第二の光学部材に形成される前記第一の面に前記第一の光学部材が配設され、前記第一の光学部材の周縁部の少なくとも一部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする光源装置。
  2. 前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状よりも大きく形成され、前記第一の光学部材の周縁部のうち前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周からはみ出した部分が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には、外側に向かって延出する延出部が形成され、前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状に略等しく形成されるとともに、前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には、外側に向かって延出する延出部が形成され、前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  5. 前記フレームに形成される第一の面には係合凹部が形成され、前記第一の光学部材に形成される延出部は前記フレームに形成される第一の面に形成される前記係合凹部に係合していることを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 光源と、
    フィルム状に形成される複数の第一の光学部材と、
    略平面に形成される第一の面と前記第一の面の外周の少なくとも一部に前記第一の面に対して所定の角度をもって傾斜する第二の面とが形成される第二の光学部材と、
    前記第二の光学部材の少なくとも一部を収納可能であり前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると前記第二の光学部材に形成される前記第二の面と所定の距離をもって対向する第一の面が形成されるフレームと、
    を有し、
    前記第二の光学部材に形成される前記第一の面に前記複数の第一の光学部材が積み重ねられるように配設され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の周縁部の少なくとも一部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする光源装置。
  7. 前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状よりも大きく形成され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の周縁部のうち前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周からはみ出した部分が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  8. 前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には、外側に向かって延出する延出部が形成され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
  9. 前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の寸法および形状は、前記第二の光学部材に形成される前記第一の面の外周の寸法および形状に略等しく形成されるとともに、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する一枚の前記第一の光学部材の外周の少なくとも一部には外側に向かって延出する延出部が形成され、前記複数の第一の光学部材のうちの少なくとも最も上層に位置する前記第一の光学部材に形成される前記延出部が、前記第二の光学部材に形成される第二の面と、前記フレームに形成される第一の面との間に位置することを特徴とする請求項8に記載の光源装置。
  10. 前記フレームに形成される第一の面には係合凹部が形成され、前記第一の光学部材に形成される延出部は前記フレームに形成される第一の面に形成される前記係合凹部に係合していることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記第二の光学部材に形成される第二の面は、前記第二の光学部材に形成される第一の面に対して所定の角度をもって傾斜する略平面状の傾斜面であり、前記フレームに形成される第一の面は、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると前記第二の光学部材に形成される前記第二の面に所定の距離をもって略平行に対向する略平面に形成されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の光源装置。
  12. 前記第二の光学部材に形成される第二の面は、前記第二の光学部材に形成される第一の面から滑らかに繋がる曲面であり、前記フレームに形成される第一の面は、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納されると、前記第二の光学部材に形成される前記第二の面に所定の距離をもって対向する曲面に形成されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の光源装置。
  13. 前記フレームには、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納可能な開口部が形成され、前記開口部の内周側に前記第一の面が形成されることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光源装置。
  14. 前記第一の光学部材は、光源が発した光の特性を調整できる光学部材であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の光源装置。
  15. 前記第一の光学部材は、透過する光を拡散する機能を有する拡散フィルム、透過する光を集光する機能を有するレンズフィルム、所定の方向の偏光軸を有する光を透過させ前記所定の方向以外の方向の偏光軸を有する光を反射させる偏光反射フィルムのいずれか一つまたは複数であることを特徴とする請求項14に記載の光源装置。
  16. 前記第二の光学部材は、前記光源の光を導くことができる導光部材であることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の光源装置。
  17. 前記フレームには、画像を表示することができる表示パネルを載置可能な第二の面が形成され、前記第一の面は前記第二の面の背面側に形成されることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の光源装置。
  18. 前記フレームには、前記第二の光学部材の少なくとも一部が収納可能な開口部が形成され、前記開口部の内周側に前記第一の面および前記第二の面が形成されることを特徴とする請求項17に記載の光源装置。
  19. 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の光源装置と、
    画像を表示できる表示パネルと、
    を備え、
    前記表示パネルが前記光源装置の一側に配設され、前記光源装置が発する光を前記表示パネルを透過させることにより前記表示パネルに画像を表示させることができることを特徴とする表示装置。
  20. 前記表示パネルは、前記フレームに両面テープにより接着されていることを特徴とする請求項19に記載の表示装置。
  21. 請求項17または請求項18に記載の光源装置と、
    画像を表示できる表示パネルと、
    を備え、
    前記表示パネルが前記フレームに形成される第二の面に配置され、前記光源装置が発する光を前記表示パネルを透過させることにより前記表示パネルに画像を表示させることができることを特徴とする表示装置。
  22. 前記表示パネルは、前記フレームの前記第二の面に両面テープにより接着されていることを特徴とする請求項21に記載の表示装置。
  23. 前記表示パネルは、透過型の液晶表示パネルまたは半透過型の液晶表示パネルであることを特徴とする請求項19から請求項22のいずれか1項に記載の表示装置。
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