JP2012084304A - 光源モジュールおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】輝度ムラの発生が抑制される光源モジュールおよび電子機器、を提供する。
【解決手段】バックライトモジュールは、光を発するLEDと、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決めピン51とを備える。導光板21は、主面と、主面の裏側に配置される裏面と、主面および裏面に連接される端面25とを有する。導光板21には切り欠き部31が形成され、その切り欠き部31には、位置決めピン51が端面25から突出する形態により配置される。
【選択図】図14
【解決手段】バックライトモジュールは、光を発するLEDと、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決めピン51とを備える。導光板21は、主面と、主面の裏側に配置される裏面と、主面および裏面に連接される端面25とを有する。導光板21には切り欠き部31が形成され、その切り欠き部31には、位置決めピン51が端面25から突出する形態により配置される。
【選択図】図14
Description
この発明は、一般的には、光源モジュールおよび電子機器に関し、より特定的には、導光板を利用した光源モジュールおよびその光源モジュールを備える電子機器に関する。
従来の光源モジュールに関して、たとえば、特開2002−287138号公報には、製造の際に導光板と光源との間の距離を容易に最適化することにより、製造コストの増大を回避することを目的とした液晶表示装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された液晶表示装置は、LEDと、LEDからの光を側面から入射させ、液晶表示素子に光を出射する導光板と、LEDおよび導光板を固定状態に取り付けるケースとを有する。
また、特開2004−184493号公報には、光源の回路基板上での実装位置がずれた場合であっても、高い発光輝度を有することを目的とした電気光学装置が開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示された電気光学装置は、導光板と、導光板を介して電気光学パネルに対して光を出射する光源と、光源が実装される回路基板とを有する。
また、特開2008−84811号公報には、光学シートのがたつきを抑制して、光学シートのしわの発生を抑えることを目的としたバックライトユニットが開示されている(特許文献3)。特許文献3に開示されたバックライトユニットは、光源と、光源の光を導光する導光体と、導光体の上に積層された光学シートと、これらを収容する筐体とを有する。
また、特開2008−243402号公報には、外部からの熱衝撃などに起因する部材の傷を防止し、薄型化および狭額縁化を可能とし、信頼性を向上させ、製造コストを抑制することを目的とした面状光源装置が開示されている(特許文献4)。特許文献4に開示された面状光源装置は、光源から入射された光を液晶パネルに向けて出射させるための導光板を有する。
上述の特許文献に開示されるように、液晶表示装置などの画像表示装置に、導光板を備えた光源モジュールが利用されている。導光板は、画像を表示するための画像表示パネルと重なって配置されており、光源からの光を内部で平面的に伝播させながら画像表示パネルに向けて照射する。一方、画像表示パネルの適切な範囲に光を照射するために、光源モジュールには導光板を位置決めする手段が必要となる。このような手段としては位置決め用のピンが挙げられ、これに対応して、導光板にはピンを配置するための切り欠き部が形成される。
しかしながら、このような位置決め機構を導光板に採用した場合、導光板内部を伝播する光が、切り欠き部や切り欠き部に配置されたピンによって反射される現象が生じる。この場合、切り欠き部の周辺で意図しない反射光が導光板から出射することとなり、光源モジュールに輝度ムラが生じる原因となる。
そこでこの発明の目的は、輝度ムラの発生が抑制される光源モジュールおよび電子機器を提供することである。
この発明の1つの局面に従った光源モジュールは、光を発する光源と、導光板と、導光板を位置決めするための位置決め部材とを備える。導光板は、第1表面と、第1表面の裏側に配置される第2表面と、第1表面および第2表面に連接される端面とを有する。導光板は、端面を通じて入射された光源からの光を内部で伝播させて第1表面に出射させる。導光板には、端面から切り欠かれ、第2表面から第1表面に向けて延びる切り欠き部が形成される。切り欠き部には、位置決め部材が端面から突出する形態により配置される。
このように構成された光源モジュールによれば、切り欠き部を、その切り欠き部に配置される位置決め部材よりも低背化することによって、導光体内部を伝播する光が切り欠き部もしくは位置決め部材によって反射される現象を抑制できる。これにより、光源モジュールから照射される光に輝度ムラが生じることを防ぐことができる。
また好ましくは、位置決め部材が直径Dの円柱形状を有し、切り欠き部が端面から深さHで切り欠かれる場合に、切り欠き部は、H<Dの関係を満たすように形成される。このように構成された光源モジュールによれば、円柱形状を有する位置決め部材よりも切り欠き部を低背化することによって、導光体内部を伝播する光が切り欠き部もしくは位置決め部材によって反射される現象を抑制できる。
また好ましくは、切り欠き部は、H>D/2の関係をさらに満たすように形成される。このように構成された光源モジュールによれば、位置決め部材によって導光板をより確実に位置決めすることができる。
この発明の別の局面に従った光源モジュールは、光を発する光源と、導光板と、導光板を位置決めするための位置決め部材とを備える。導光板は、第1表面と、第1表面の裏側に配置される第2表面と、第1表面および第2表面に連接される端面とを有する。導光板は、端面を通じて入射された光源からの光を内部で伝播させて第1表面に出射させる。導光板は、端面として、光源と対向して配置され、光源からの光が入射される第1端面と、第1端面から連なり、光源からの光の出射方向に沿って延在する第2端面とを有する。導光板には、位置決め部材が配置される切り欠き部が形成される。切り欠き部は、第2端面から切り欠かれ、第2表面から第1表面に向けて延びる。第2表面を正面から見た場合に、切り欠き部は、ピンが配置される位置から第1端面にまで達するように形成される。
このように構成された光源モジュールによれば、切り欠き部を、ピンが配置される位置から第1端面にまで達するように形成することにより、導光体内部を伝播する光が切り欠き部もしくは位置決め部材によって反射される現象を抑制できる。これにより、光源モジュールから照射される光に輝度ムラが生じることを防ぐことができる。
また好ましくは、切り欠き部を形成する導光板の表面には、光源からの光の進行を遮る遮光シートが設けられる。このように構成された光源モジュールによれば、遮光シートによって、導光板内部から位置決め部材への光の進行を抑えたり、切り欠き部による光の反射を抑えたりする。これにより、輝度ムラの発生を効果的に防ぐことができる。
また好ましくは、第1表面上の、切り欠き部を取り囲む位置には、光源からの光の進行を遮る遮光シートが設けられる。このように構成された光源モジュールによれば、遮光シートによって、切り欠き部もしくは位置決め部材による反射光が切り欠き部周辺の第1表面から出射することを抑える。これにより、輝度ムラの発生を効果的に防ぐことができる。
この発明に従った電子機器は、上述のいずれかに記載の光源モジュールを備える。このように構成された電子機器によれば、光源モジュールから均一な輝度の光が取り出されるため、電子機器の品質を向上させることができる。
以上に説明したように、この発明に従えば、輝度ムラの発生が抑制される光源モジュールおよび電子機器を提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
[液晶表示装置の全体構造の説明]
図1は、この発明の実施の形態1におけるバックライトモジュールを備えた液晶表示装置を示す分解斜視図である。図1を参照して、まず、液晶表示装置100の全体構造について説明すると、液晶表示装置100は、ベゼル120と、液晶表示パネル110と、バックライトモジュール10と、制御部160とを有する。
[液晶表示装置の全体構造の説明]
図1は、この発明の実施の形態1におけるバックライトモジュールを備えた液晶表示装置を示す分解斜視図である。図1を参照して、まず、液晶表示装置100の全体構造について説明すると、液晶表示装置100は、ベゼル120と、液晶表示パネル110と、バックライトモジュール10と、制御部160とを有する。
液晶表示パネル110は、バックライトモジュール10と重なって配置されている。液晶表示パネル110は、アクティブマトリックス基板と、カラーフィルタと、対向基板と、アクティブマトリックス基板および対向基板の間に封入された液晶とを有する。アクティブマトリックス基板には、複数のTFT(Thin Film Transistor)素子が形成されている。液晶表示パネル110は、バックライトモジュール10から照射された光を受けて、その表示範囲に画像を表示する。
液晶表示パネル110およびバックライトモジュール10の積層方向から見て、液晶表示パネル110は、相対的に長い一対の長辺と、相対的に短い一対の短辺とを有する矩形形状を有する。液晶表示装置100の設置状態において、液晶表示パネル110は、その長辺が水平方向に延伸し、短辺が鉛直方向に延伸するように位置決めされる。
ベゼル120は、液晶表示パネル110の周縁を覆うように設けられている。ベゼル120は、枠形状を有し、その枠形状の内側に液晶表示パネル110の表示範囲を視認可能とする窓部を形成している。
図2は、図1中のバックライトモジュールの構成部品を示す平面図である。図1および図2を参照して、バックライトモジュール10は、導光板21と、LED(Light Emitting Diode)ユニット41,42と、積層シート群130と、反射シート150と、バックライトシャーシ142(図3を参照のこと)とを有する。
導光板21は、LEDユニット41,42から出射された光が透過可能な材料から形成されている。導光板21は、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、メタクリル樹脂またはポリカーボネイト樹脂などの透明性の樹脂から形成されている。導光板21は、ガラスから形成されてもよい。
導光板21は、全体的に見て、直方体の平板形状を有する。液晶表示パネル110およびバックライトモジュール10の積層方向から見て、導光板21は、液晶表示パネル110に対応する形状、すなわち、一対の長辺と、一対の短辺とを有する矩形形状を有する。一対の長辺が延伸する方向を導光板21の長手方向といい、一対の短辺が延伸する方向を導光板21の短手方向という。
導光板21は、主面22および裏面23を有する。主面22および裏面23は、矩形形状の平面視を有する。裏面23は、主面22の裏側に配置されている。主面22および裏面23は、距離を隔てて平行に配置されている。主面22および裏面23は、導光板21が有する複数の側面のうちで最も広い面積を有する側面である。導光板21は、主面22が液晶表示パネル110と向かい合わせとなるように配置されている。
導光板21は、端面25をさらに有する。端面25は、主面22および裏面23に連接されている。端面25は、主面22および裏面23に対して直角に配置されている。端面25は、主面22および裏面23の四辺に沿って延在している。
導光板21は、端面25として、端面25p、端面25q、端面25rおよび端面25sを有する。端面25pおよび端面25qは、距離を隔てて平行に配置されている。端面25pおよび端面25qは、導光板21の長手方向に延在する。液晶表示装置100の設置状態において、端面25pは、主面22および裏面23の下方に配置され、端面25qは、主面22および裏面23の上方に配置される。端面25rおよび端面25sは、距離を隔てて平行に配置され、端面25pおよび端面25qに直交している。端面25rおよび端面25sは、導光板21の短手方向に延在する。液晶表示装置100の設置状態において、端面25rおよび端面25sは、主面22および裏面23の側方に配置される。
なお、本実施の形態におけるバックライトモジュール10では、導光板21が1枚ものの平板から構成される場合を説明するが、このような構造に限られず、導光板21は、導光板21の短手方向に沿って配列される複数の分割板から構成されてもよい。導光板21には、主面22から凹むように複数の溝部が形成されてもよい。
LEDユニット41とLEDユニット42とは、互いに距離を隔てて配置されている。LEDユニット41は、導光板21の端面25rと隣り合って配置され、LEDユニット42は、導光板21の端面25sと隣り合って配置されている。
LEDユニット41,42の各LEDユニットは、複数のLED46および回路基板47を有する。LED46は、光を発する光源である。複数のLED46は、回路基板47に実装されている。複数のLED46は、導光板21が平板状に延在する平面内に配置されている。複数のLED46は、導光板21の短手方向に沿って間隔を設けて配列されている。LEDユニット41を構成する複数のLED46は、導光板21の端面25rと対向して配置されている。LEDユニット42を構成する複数のLED46は、導光板21の端面25sと対向して配置されている。導光板21の端面25pおよび端面25qは、LED46からの光の出射方向に沿って延在する。
なお、本実施の形態では、導光板21の端面25rおよび端面25sに隣り合う各位置に複数のLED46を配置したが、このような構造に限られず、端面25rおよび端面25sに隣り合う位置のいずれか一方に複数のLED46を配置してもよい。また、導光板21の端面25pおよび/または端面25qに隣り合う位置に複数のLED46を配置してもよい。
また、光源としては、LEDを採用した例に限られず、冷陰極管および熱陰極間などの蛍光管またはその他の光源を採用することができる。
反射シート150は、導光板21と重なって配置されている。反射シート150は、裏面23と向かい合わせとなるように配置されている。反射シート150は、導光板21と、後述するシャーシ140との間に配置されている。
反射シート150は、LED46から発せられた光を反射可能な特性を有する。反射シート150は、高反射性を有するシート状部材から形成されており、たとえば、白色ポリエチレンテレフタラートフィルムに代表される白色ポリエステルフィルムから形成されている。反射シート150は、導光板21の裏面23から漏れた光を反射させて導光板21内部に戻す機能を有しており、光の利用効率を高めている。
積層シート群130は、導光板21と重なって配置されている。積層シート群130は、主面22と向かい合わせとなるように配置されている。積層シート群130は、液晶表示パネル110と導光板21との間に配置されている。
積層シート群130は、導光板21から出射する光の輝度ムラを抑制するとともに、導光板21からの光を集光して液晶表示パネル110に向けて照射する機能を有する。このような機能を発揮すべく、積層シート群130は、拡散シートおよび複数のプリズムシートとを有して構成されている。
液晶表示パネル110およびLEDユニット41,42は、制御部160に電気的に接続されている。制御部160は、液晶表示装置100の全体を制御するための部位であり、たとえば液晶表示パネル110に設けられたTFT素子の駆動の制御や、LEDユニット41,42に設けられたLED46の駆動の制御などを行なう。
図3は、図2中のIII−III線上に沿った位置に対応する液晶表示装置の断面図である。図1から図3を参照して、バックライトシャーシ142は、導光板21が取り付けられる取り付け台として設けられている。本実施の形態では、バックライトシャーシ142が、シャーシ140およびp−シャーシ141を有する。
シャーシ140は、一方向に開口された受け皿形状を有する。シャーシ140上には、反射シート150、導光板21および積層シート群130が挙げた順に積み重ねられている。p−シャーシ141は、積層シート群130の周縁を覆うように設けられている。さらにP−シャーシ141を覆うようにベゼル120が設けられている。P−シャーシ141とベゼル120との間には、液晶表示パネル110が緩衝材112および緩衝材114を介して挟持されている。ベゼル120およびシャーシ140が図示しない固定手段によって互いに固定されることにより、液晶表示装置100の各構成部品がベゼル120とシャーシ140との間に挟持されている。
図2および図3中に示すように、液晶表示パネル110は、その表示範囲115に画像を表示させる。表示範囲115は、ベゼル120の内側に形成されている。表示範囲115は、矩形形状を有する。
図4は、図3中の2点鎖線IVで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。図2から図4を参照して、バックライトモジュール10は、光拡散部61をさらに有する。光拡散部61は、導光板21の内部を伝播する光を拡散させる機能を有する。光拡散部61は、導光板21の裏面23に設けられている。
光拡散部61の構造についてより具体的に説明すると、光拡散部61は、裏面23に分散するドット状パターンとして形成されている。光拡散部61は、複数の突起部61jから構成されている。突起部61jは、裏面23から半球状に突出して形成されている。突起部61jは、裏面23を平面視した場合に、円形状を有する。複数の突起部61jは、互いに間隔を隔てて裏面23に設けられている。突起部61jは、LED46から発せられた光を透過可能な材料から形成されている。突起部61jは、透明性の樹脂から形成されている。突起部61jは、導光板21を形成する材料と同材料から形成されてもよい。
光拡散部61は、突起部61jを形成する樹脂を裏面23に対して印刷することによって形成されている。光拡散部61を印刷する方法としては、インクジェット印刷法もしくはシルク印刷法が用いられる。
なお、本実施の形態では、光拡散部61が複数の突起部61jから構成される場合を説明したが、これに限られず、たとえば、光拡散部61を、裏面23にプリズム等の微細な凹凸形状を付与することにより形成してもよいし、裏面23にブラスト処理を施すことにより形成してもよい。
光拡散部61は、裏面23上に規定された光拡散部形成範囲60の範囲内に形成されている。光拡散部形成範囲60は、矩形形状を有する。光拡散部形成範囲60は、表示範囲115に対応付けて規定されている。裏面23上には、さらに外周範囲65が規定されている。外周範囲65は、光拡散部形成範囲60の外周上で帯状に周回する形状を有する。外周範囲65には、後述する切り欠き部31および切り欠き部32が形成されている。外周範囲65には、光拡散部61が形成されていない。
図2中に示すように、光拡散部61は、導光板21の短手方向において光拡散部形成範囲60の端と表示範囲115の端とが一致し、導光板21の長手方向において表示範囲115の端が光拡散部形成範囲60に含まれるように設けられている。光拡散部形成範囲60および表示範囲115はこのような関係に限られず、たとえば、光拡散部61は、導光板21の長手方向において光拡散部形成範囲60の端が表示範囲115に含まれるように形成されてもよい。
以上に説明したバックライトモジュール10は、液晶表示パネル110に光を照射することによって表示範囲115に画像を表示させる。
その仕組みについて説明すると、LEDユニット41およびLEDユニット42のLED46から発せられた光は、それぞれ、端面25rおよび端面25sを通じて導光板21に入射する。すなわち、端面25rおよび端面25sは、LED46からの光を導光板21に入射させる入射面として機能する。光は、導光板21の内部で全反射を繰り返しながら平面的に伝播する。
この際、図4中に示すように、裏面23に向かって進行する光の一部が光拡散部61を構成する突起部61jに入射する。突起部61jに入射した光は突起部61jの外周面62によって多方向に反射され、これにより、裏面23から主面22に向かう光が拡散される。結果、主面22における全反射条件を満たさない光が生じ、その光が主面22を通じて出射される。このとき、主面22は、導光板21の内部から光を出射させる出射面として機能する。なお、突起部61jの外周面62をさらに透過した光は、反射シート150に反射されることにより、導光板21内部に戻される。
導光板21から出射された光は、積層シート群130による光学的な補正を受けた後、液晶表示パネル110に照射される。
このように液晶表示パネル110の適切な範囲に光を照射するためには、バックライトモジュール10に導光板21を位置決めする手段を設ける必要がある。以下、その導光板21の位置決め構造について説明する。
図1から図3を参照して、バックライトモジュール10は、導光板21を位置決めするための位置決めピン51をさらに有する。位置決めピン51は、シャーシ140に固定されている。位置決めピン51は、液晶表示パネル110およびバックライトモジュール10の積層方向に延びるピン形状を有する。位置決めピン51は、後述する切り欠き部31および切り欠き部32が形成された各位置に対応して設けられている。
導光板21には、位置決めピン51が配置される切り欠き部31および切り欠き部32が形成されている。切り欠き部31および切り欠き部32は、端面25から切り欠かれて形成されている。切り欠き部31および切り欠き部32は、導光板21の長手方向もしくは短手方向に沿って直線状に延在する端面25を不連続とするように形成されている。切り欠き部31および切り欠き部32は、裏面23から主面22に向けて延びている。切り欠き部31および切り欠き部32は、主面22と裏面23との間で導光板21を貫通するように形成されている。
本実施の形態では、切り欠き部31として、切り欠き部31a,31b,31c,31d,31e,31fが形成されている。切り欠き部31a,31b,31c,31d,31eは、端面25pから切り欠かれて形成されている。切り欠き部31fは、端面25qから切り欠かれて形成されている。
切り欠き部31cは、導光板21の長手方向における端面25pの中心に配置されている。切り欠き部31bおよび切り欠き部31dは、導光板21の長手方向において、切り欠き部31cの両側に配置されている。切り欠き部31aは、切り欠き部31bに対して切り欠き部31cの反対側に配置され、切り欠き部31eは、切り欠き部31dに対して切り欠き部31cの反対側に配置されている。切り欠き部31fは、導光板21の長手方向における端面25qの中心に配置されている。
さらに本実施の形態では、切り欠き部32として、切り欠き部32a,32bが形成されている。切り欠き部32aは、端面25rから切り欠かれて形成されている。切り欠き部32bは、端面25sから切り欠かれて形成されている。
切り欠き部32aは、導光板21の短手方向における端面25rの中心に配置されている。切り欠き部32bは、導光板21の短手方向における端面25sの中心に配置されている。
シャーシ140上に、反射シート150、導光板21および積層シート群130が積み重ねられた状態で、切り欠き部31および切り欠き部32に位置決めピン51が配置される。これにより、導光板21の平面方向における位置が位置決めピン51によって拘束される。
なお、導光板21に切り欠き部を形成する位置は、上記に説明した位置に限られず、たとえば、切り欠き部31および切り欠き部32のうちの切り欠き部31のみを形成してもよいし、切り欠き部31のうちの切り欠き部31cおよび切り欠き部31fのみを形成してもよい。また、切り欠き部31および/または切り欠き部32に加えて、導光板21の四隅に切り欠き部を形成する構成としてもよい。
[光拡散部の詳細構造の説明]
続いて、本実施の形態におけるバックライトモジュール10に設けられる光拡散部61の構造について詳細に説明する。
続いて、本実施の形態におけるバックライトモジュール10に設けられる光拡散部61の構造について詳細に説明する。
図5は、図2中の2点鎖線Vで囲まれた範囲を拡大して示す平面図である。図5を参照して、本実施の形態では、光拡散部61が、光拡散部形成範囲60に、単位面積当たりに占める光拡散部61の割合が疎となる補正領域71と、単位面積当たりに占める光拡散部61の割合が密となる周辺領域72とが生じるように設けられている。
補正領域71は、光拡散部形成範囲60の範囲内で切り欠き部31(図中に示す位置では、切り欠き部31c)に最も近接する位置73を含むように形成されている。
周辺領域72は、補正領域71と隣り合って形成されている。周辺領域72は、光拡散部形成範囲60の範囲内で、切り欠き部31が形成された端面25(図中に示す位置では、切り欠き部31cが形成された端面25p)に最も近接する位置74を含むように形成されている。補正領域71は、周辺領域72および外周範囲65によってその周囲が取り囲まれている。補正領域71と周辺領域72との境界は、円弧状に延びている。補正領域71は、円弧と、その円弧の両端を繋ぐ直線とに囲まれた形状を有する。補正領域71は、切り欠き部31に近接する光拡散部形成範囲60の端辺からその内側に張り出した形状を有する。
本実施の形態では、補正領域71に光拡散部61が形成されていない。すなわち、光拡散部61を裏面23上に印刷する際に、その印刷領域から補正領域71が削除(トリミング)されている。
図6は、比較のためのバックライトモジュールを示す平面図である。図中には、図5中に示す範囲のバックライトモジュールが示されている。図6を参照して、本比較例におけるバックライトモジュールでは、光拡散部形成範囲60に、光拡散部61の印刷が実施されない補正領域71が設けられていない。
導光板21の内部を伝播する光は、主面22と裏面23との間で全反射を繰り返しながら切り欠き部31の近傍にも達する。この場合に、図中の矢印201および202に示すように、光が切り欠き部31を形成する導光板21の表面や位置決めピン51によって反射されると、切り欠き部31の周辺で主面22から出射される光の輝度が高くなる現象が生じる。このような現象の発生は、画像が表示される表示範囲115の外縁の近傍で顕著となり、表示範囲115の外縁から内側に近づくほど緩和される。
図5を参照して、これに対して、本実施の形態におけるバックライトモジュール10においては、切り欠き部31に最も近接する位置73を含む補正領域71に光拡散部61が形成されていない。このような構成により、補正領域71では光拡散部61による光の拡散効果が奏されないために、主面22における光の全反射条件が破られ難くなる。これにより、補正領域71と周辺領域72との間で、主面22から出射される光の量に差が生じることを抑制し、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを防ぐことができる。
なお、図5中には切り欠き部31cが設けられた位置のみが示されているが、切り欠き部31a,31b,31d,31e,31fの各切り欠き部31に対応して、光拡散部形成範囲60には補正領域71が設けられている。
また、導光板21の端辺25rおよび端辺25sから切り欠かれた切り欠き部32に対応して、光拡散部形成範囲60に補正領域71が設けられてもよい。このような場合であっても、たとえば、端辺25rから切り欠かれた切り欠き部32aには、端辺25sを通じて入射したLEDユニット42からの光が進行するため、上記と同様の効果を得ることができる。
続いて、図5中のバックライトモジュール10によって奏される作用、効果を確認するために行なった実施例について説明する。
図7は、図5中に示すバックライトモジュールにおいて、導光板の長手方向の各位置における輝度を示したグラフである。図7を参照して、横軸に表わす位置A,B,C,D,Eは、図2中の導光板21において切り欠き部31a,31b,31c,31d,31eが形成された位置に対応する。
本実施例では、画像が表示される表示範囲115の外縁の近傍で輝度を測定し、その輝度が導光板21の長手方向においてどのように変化するかを図7中に示した。図5中に示すように、端辺25pと光拡散部形成範囲60の外縁との間の長さaとし、切り欠き部32の深さをbとし、補正領域71の幅をcとした場合に、a=9.5mm、b=6.8mm、c=33mmとした。さらに、補正領域71の深さをhとした場合に、切り欠き部31a,31eに対応して設けた補正領域71では、h=10mmとし、切り欠き部31b,31c,31dに対応して設けた補正領域71では、h=8mmとした。さらに、本実施例では、図6中に示す比較のためのバックライトモジュールについても輝度の測定を実施し、その結果を図7中に示した。
比較のためのバックライトモジュールにおいては、切り欠き部31a,31b,31c,31d,31eが形成された各位置で輝度が急に高くなった。一方、切り欠き部31に対応させて光拡散部61が形成されない補正領域71を設けることにより、切り欠き部31の周辺で輝度を滑らかに変化させることができた。
図2を参照して、第1切り欠き部としての切り欠き部31a,31eは、入射面として機能する端面25r,25sから近くに配置されている。この切り欠き部31a,31eと比較して、第2切り欠き部としての切り欠き部31b,31c,31dは、端面25r,25sから遠くに配置されている。この場合、切り欠き部31a,31eでは、切り欠き部31や位置決めピン51による反射光の影響が大きくなり、局所的に輝度が高くなる現象が顕著となる。
一方、上記の実施例においては、補正領域71の深さhに差を設けることによって、切り欠き部31a,31eに対応して設けた補正領域71の面積を、切り欠き部31b,31c,31dに対応して設けた補正領域71の面積よりも大きく設定している。このような構成により、切り欠き部31a,31eの周辺では光拡散部61が形成されない領域が大面積となるため、輝度ムラの発生を効果的に防ぐことができる。
図8は、図5中のバックライトユニットの第1変形例を示す平面図である。図8を参照して、本変形例では、裏面23の単位面積当たりに形成する突起部61jの数が、補正領域71では多く、周辺領域72では少なく設定されている。このような構成によっても、光拡散部61による光の拡散効果が補正領域71において抑制されるため、輝度ムラの発生を防ぐことができる。
また、1つ1つの突起部61jの大きさに差を設けることによって、もしくは、突起部61jの数および大きさに差を設けることによって、補正領域71において単位面積当たりに占める光拡散部61の割合を疎とし、周辺領域72において単位面積当たりに占める光拡散部61の割合を密としてもよい。
図9は、図5中のバックライトユニットの第2変形例を示す平面図である。図9を参照して、本変形例では、補正領域71において、切り欠き部31に最も近接する位置73から、その位置73より遠ざかるに従って、単位面積当たりに占める光拡散部61の割合が大きくなる。図中に示す例では、単位面積当たりに占める光拡散部61の割合の変化は、裏面23の単位面積当たりに形成する突起部61jの数によって操作されている。
このような構成によれば、補正領域71の内側と外側との間で輝度が急激に変化するということがない。このため、補正領域71と周辺領域72との境界が液晶表示パネル110の表示画面上に線となって表れることを回避できる。
図10は、図5中のバックライトユニットの第3変形例を示す平面図である。図10を参照して、補正領域71の形状は、円弧を含む形状に限られず、たとえば、図10(A)に示すように、矩形形状であってもよいし、図10(B)に示すように、三角形形状であってもよい。補正領域71の形状は、位置決めピン51の配置箇所やLED46からの距離、切り欠き部31の切り欠き形状などを考慮して、適宜選択される。
以上に説明した、この発明の実施の形態1におけるバックライトモジュール10の構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における光源モジュールとしてのバックライトモジュール10は、光を発する光源としてのLED46と、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決め部材としての位置決めピン51と、光拡散部61とを備える。導光板21は、第1表面としての主面22と、主面22の裏側に配置される第2表面としての裏面23と、主面22および裏面23に連接される端面25とを有する。導光板21は、端面25rおよび端面25sを通じて入射されたLED46からの光を内部で伝播させて主面22に出射させる。光拡散部61は、裏面23上の矩形形状の範囲としての光拡散部形成範囲60内に分散して設けられ、導光板21の内部を伝播する光を拡散させる。
導光板21には、位置決めピン51が配置される切り欠き部31が形成される。切り欠き部31は、端面25pおよび端面25qから切り欠かれ、裏面23から主面22に向けて延びる。光拡散部61は、裏面23上の光拡散部形成範囲60内に、第1領域としての補正領域71および第2領域としての周辺領域72が生じるように設けられる。補正領域71は、切り欠き部31に最も近接する位置73を含む。周辺領域72は、端面25pおよび端面25qに最も近接する位置74を含み、補正領域71に隣接する。補正領域71では、単位面積当たりに占める光拡散部61の割合が疎となり、周辺領域72では、単位面積当たりに占める光拡散部61の割合が密となる。
この発明に従った画像表示装置としての液晶表示装置100は、バックライトモジュール10と、主面22と向かい合う側に配置され、主面22から出射された光を受けて画像を表示する画像表示パネルとしての液晶表示パネル110とを備える。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるバックライトモジュール10および液晶表示装置100によれば、光拡散部形成範囲60に光拡散部61の配置密度が疎とされる補正領域71を設けることにより、切り欠き部31の周辺で輝度ムラが生じることを防止できる。これにより、液晶表示装置100の表示性能を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、電子機器の代表例として液晶表示装置を、光源モジュールの代表例として当該液晶表示装置に具備されるバックライトモジュールをそれぞれ例示して説明を行なったが、この他にも、本発明が適用される電子機器としては、照明器具や投光器、プロジェクタ、広告灯等が挙げられ、本発明が適用される光源モジュールとしては、これらに具備される光源モジュールが挙げられる。
(実施の形態2)
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールにおいては、切り欠き部31に配置される位置決めピン51が特徴的な構造を有する。
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールにおいては、切り欠き部31に配置される位置決めピン51が特徴的な構造を有する。
図11は、この発明の実施の形態2におけるバックライトモジュールを示す断面図である。図中には、切り欠き部31に配置された位置決めピン51が示されている。
図11を参照して、位置決めピン51は、円柱形状を有する。位置決めピン51は、液晶表示パネル110およびバックライトモジュールの積層方向に直交する平面により切断された場合、円形の断面形状を有する。位置決めピン51は、その断面において、内周側の層と外周側の層とを含む多層構造を有する。すなわち、位置決めピン51は、内周側の層として設けられた本体部53と、外周側の層として設けられた被覆部54とを有する。
本体部53は、円柱形状を有する。本体部53は、中実の形状に形成されている。被覆部54は、本体部53の表面を覆うように設けられている。被覆部54は、少なくとも、円柱形状を有する本体部53の外周面を覆うように設けられている。被覆部54は、外側に露出して設けられている。
本体部53は、LED46から発せられた光に対して第1の反射率を有する。第1の反射率は、光が本体部53の表面に直角に入射した場合の、入射光のエネルギーに対する反射光のエネルギーの比(反射光のエネルギー/入射光のエネルギー)によって求められる値である。被覆部54は、LED46から発せられた光に対して第2の反射率を有する。第2の反射率は、光が被覆部54の表面に直角に入射した場合の、入射光のエネルギーに対する反射光のエネルギーの比(反射光のエネルギー/入射光のエネルギー)によって求められる値である。
第2の反射率は、第1の反射率よりも小さい。すなわち、同じエネルギーの光が本体部53および被覆部54にそれぞれ入射した場合に、被覆部54からの反射光のエネルギーが本体部53からの反射光のエネルギーよりも小さくなる。
本体部53は、金属から形成されている。本体部53は、たとえば、ステンレス、アルミニウムまたは鉄などから形成されている。被覆部54は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂またはポリイミド樹脂などを用いた樹脂から形成されている。被覆部54は、黒やグレーなど、光を効率的に吸収する色を有する塗装膜から形成されてもよい。また、被覆部54は、金属製の本体部53に対するメッキ層により形成されてもよい。たとえば、被覆部54は、黒クロムメッキ処理によるメッキ層から形成されてもよい。さらに、本体部53がアルミニウムから形成される場合、被覆部54は、黒アルマイト処理によるメッキ層から形成されてもよい。
なお、位置決めピン51の断面形状は、円形に限られず、四角形や三角形、楕円など適宜変更される。
位置決めピン51が金属から形成される場合、その表面は金属光沢によって高い反射率を有する。このため、導光板21の内部を伝播し、切り欠き部31を透過した光が、位置決めピン51によって反射され、切り欠き部31の周辺で輝度が高くなる現象が生じる。これに対して、本実施の形態では、位置決めピン51の表面に低反射率の被覆部54が配置されるため、切り欠き部31を透過した光が位置決めピン51に反射されて再び導光板21に向かうことを抑制できる。これにより、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを防ぐことができる。一方、金属製の本体部53は、位置決めピン51の剛性を高めることに寄与する。これにより、位置決めピン51を用いて導光板21を高い信頼性で位置決めすることができる。
図12は、図11中に示すバックライトモジュールにおいて、特定位置の輝度を示したグラフである。図12を参照して、横軸に表わす位置Eは、図2中の導光板21において切り欠き部31eが形成された位置に対応する。
本実施例では、図11中のバックライトモジュールを用いて、実施の形態1の図7に結果を示した実施例と同じように、輝度の測定を実施した。本体部53をステンレスから形成し、被覆部54を黒クロム処理によるメッキ層から形成した。測定の結果、切り欠き部31eの周辺において、輝度のピーク値が30パーセントほど低減することを確認できた。
以上に説明した、この発明の実施の形態2におけるバックライトモジュールの構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における光源モジュールとしてのバックライトモジュールは、光を発する光源としてのLED46と、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決め部材としての位置決めピン51とを備える。導光板21は、第1表面としての主面22と、主面22の裏側に配置される第2表面としての裏面23と、主面22および裏面23に連接される端面25とを有する。導光板21は、端面25rおよび端面25sを通じて入射されたLED46からの光を内部で伝播させて主面22に出射させる。
導光板21には、位置決めピン51が配置される切り欠き部31が形成される。切り欠き部31は、端面25pおよび端面25qから切り欠かれ、裏面23から主面22に向けて延びる。位置決めピン51は、LED46からの光に対して第1の反射率を有する本体部53と、本体部53を覆うように設けられ、LED46からの光に対して第1の反射率よりも小さい第2の反射率を有する被覆部54とを有する。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるバックライトモジュールおよびそのバックライトモジュールを備える液晶表示装置によれば、位置決めピン51の表面に低反射率の被覆部54を配置することにより、切り欠き部31の周辺で輝度ムラが生じることを防止できる。これにより、液晶表示装置の表示性能を向上させることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールにおいては、切り欠き部31に配置される位置決めピン51が特徴的な構造を有する。
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールにおいては、切り欠き部31に配置される位置決めピン51が特徴的な構造を有する。
図13は、この発明の実施の形態3におけるバックライトモジュールを示す断面図である。図中には、切り欠き部31に配置された位置決めピン51が示されている。
図13を参照して、本実施の形態では、位置決めピン51が樹脂から形成されている。位置決めピン51は、LED46から発せられた光が透過可能な樹脂から形成されている。位置決めピン51は、たとえば、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂またはポリイミド樹脂などから形成されている。また、位置決めピン51は、黒やグレーなど、光を効率的に吸収する色を有する樹脂から形成されてもよい。
本実施の形態では、位置決めピン51を樹脂から形成することにより、切り欠き部31を透過した光が位置決めピン51に反射されて再び導光板21に向かうことを抑制できる。これにより、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを防ぐことができる。
以上に説明した、この発明の実施の形態3におけるバックライトモジュールの構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における光源モジュールとしてのバックライトモジュールは、光を発する光源としてのLED46と、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決め部材としての位置決めピン51とを備える。導光板21は、第1表面としての主面22と、主面22の裏側に配置される第2表面としての裏面23と、主面22および裏面23に連接される端面25とを有する。導光板21は、端面25rおよび端面25sを通じて入射されたLED46からの光を内部で伝播させて主面22に出射させる。
導光板21には、位置決めピン51が配置される切り欠き部31が形成される。切り欠き部31は、端面25pおよび端面25qから切り欠かれ、裏面23から主面22に向けて延びる。位置決めピン51は、樹脂から形成される。
このように構成された、この発明の実施の形態3におけるバックライトモジュールおよびそのバックライトモジュールを備える液晶表示装置によれば、位置決めピン51を樹脂から形成することにより、切り欠き部31の周辺で輝度ムラが生じることを防止できる。これにより、液晶表示装置の表示性能を向上させることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールでは、切り欠き部31の溝深さと位置決めピン51の大きさとが特徴的な関係を有する。
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールでは、切り欠き部31の溝深さと位置決めピン51の大きさとが特徴的な関係を有する。
図14は、この発明の実施の形態4におけるバックライトモジュールを示す断面図である。図中には、切り欠き部31と、切り欠き部31に配置された位置決めピン51とが示されている。
図14を参照して、切り欠き部31は、底部36および側壁部37を有する矩形の断面形状を有する。底部36は、切り欠き部31を形成する溝の底部分に配置されている。側壁部37は、端面25から底部36に連なるように形成されている。図中には、導光板21の下部に配置された切り欠き部31が示されているため、位置決めピン51は、底部36に接触している。位置決めピン51と側壁部37との間には、微小な隙間が形成されている。
本実施の形態におけるバックライトモジュールにおいては、位置決めピン51が端面25(図中に示す範囲では、端面25p)から突出する形態により切り欠き部31に配置されている。すなわち、位置決めピン51の直径がDであり、切り欠き部31の溝深さ(端面25と底部36との間の長さ)がHである場合に、切り欠き部31はH<Dの関係を満たすように形成されている。
位置決めピン51の直径は、位置決めピン51に必要とされる剛性などを考慮して決定される。本実施の形態では、その位置決めピン51の直径よりも溝深さが小さくなるように切り欠き部31が形成されている。このように切り欠き部31が低背化されることによって側壁部37の長さを小さくできるため、光が側壁部37を透過し、位置決めピン51によって反射されることを抑制できる。一方、側壁部37よりも内側を進行する光は底部36に対する入射角が浅いため、その大部分が底部36で反射される。底部36で反射された光は、切り欠き部31から離れる方向に進行するため、この光が切り欠き部31の周辺から出射する確率は低い。以上の理由により、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを防ぐことができる。
さらに、切り欠き部31はH>D/2の関係を満たすように形成されていることが好ましい。この場合、位置決めピン51の大径部分の両側に側壁部37が配置されるため、位置決めピン51による導光板21の位置決め精度を向上させることができる。
図15は、図14中に示すバックライトモジュールの変形例を示す断面図である。図15を参照して、位置決めピン51の断面形状は、円形に限られず、たとえば、図15(A)に示すように、矩形形状であってもよいし、図15(B)に示すように、三角形形状であってもよい。切り欠き部31の形状は、位置決めピン51の形状に合わせて適宜変更される。
以上に説明した、この発明の実施の形態4におけるバックライトモジュールの構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における光源モジュールとしてのバックライトモジュールは、光を発する光源としてのLED46と、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決め部材としての位置決めピン51とを備える。導光板21は、第1表面としての主面22と、主面22の裏側に配置される第2表面としての裏面23と、主面22および裏面23に連接される端面25とを有する。導光板21は、端面25rおよび端面25sを通じて入射されたLED46からの光を内部で伝播させて主面22に出射させる。導光板21には、端面25pおよび端面25qから切り欠かれ、裏面23から主面22に向けて延びる切り欠き部31が形成される。切り欠き部31には、位置決めピン51が端面25pおよび端面25qから突出する形態により配置される。
このように構成された、この発明の実施の形態4におけるバックライトモジュールおよびそのバックライトモジュールを備える液晶表示装置によれば、位置決めピン51との関係において切り欠き部31を低背化させることによって、切り欠き部31の周辺で輝度ムラが生じることを防止できる。これにより、液晶表示装置の表示性能を向上させることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールでは、切り欠き部31が特徴的な構造を有する。
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールでは、切り欠き部31が特徴的な構造を有する。
図16は、この発明の実施の形態5におけるバックライトモジュールを示す断面図である。図中には、導光板21の長手方向において、LEDユニット41が配置された位置から切り欠き部31bが形成された位置までの範囲が示されている。
図16を参照して、本実施の形態では、切り欠き部31bが、導光板21の長手方向にストレッチされた形状を有する。すなわち、裏面23を正面から見た場合に、切り欠き部31bは、位置決めピン51が配置された位置から端面25rにまで達するように形成されている。
切り欠き部31bは、裏面23に平行な平面により切断された場合の断面が端面25rに開放された形状を有する。切り欠き部31bは、底部28を有する。底部28は、端面25rに連なっている。底部28は、端面25pに平行な方向に延在している。底部28は、端面25rから、端面25rより離れる方向に延在している。底部28は、LEDユニット41を構成するLED46からの光の出射方向に沿って延在している。
このような構成によれば、LED46から出射された光は、その出射方向に沿って延在する底部28に対して全反射条件が崩れ難い関係にあるため、導光板21を出射して位置決めピン51に向かう光の量を抑えることができる。これにより、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを防ぐことができる。
なお、図16中には、切り欠き部31bのみを示したが、図2中の切り欠き部31dも端面25sに開放されるように形成されている。
以上に説明した、この発明の実施の形態5におけるバックライトモジュールの構造についてまとめて説明すると、本実施の形態における光源モジュールとしてのバックライトモジュールは、光を発する光源としてのLED46と、導光板21と、導光板21を位置決めするための位置決め部材としての位置決めピン51とを備える。導光板21は、第1表面としての主面22と、主面22の裏側に配置される第2表面としての裏面23と、主面22および裏面23に連接される端面25とを有する。導光板21は、端面25rおよび端面25sを通じて入射されたLED46からの光を内部で伝播させて主面22に出射させる。導光板21は、端面25として、LED46と対向して配置され、LED46からの光が入射される第1端面としての端面25rおよび端面25sと、端面25rおよび端面25sから連なり、LED46からの光の出射方向に沿って延在する第2端面としての端面25pおよび端面25qとを有する。
導光板21には、位置決めピン51が配置される切り欠き部31が形成される。切り欠き部31は、端面25pおよび端面25qから切り欠かれ、裏面23から主面22に向けて延びる。裏面23を正面から見た場合に、切り欠き部31は、位置決めピン51が配置される位置から端面25rおよび端面25sにまで達するように形成される。
このように構成された、この発明の実施の形態5におけるバックライトモジュールおよびそのバックライトモジュールを備える液晶表示装置によれば、切り欠き部31bおよび切り欠き部31dを、それぞれ、LED46が対向配置された端面25rおよび端面25sに開放された形状とすることにより、切り欠き部31の周辺で輝度ムラが生じることを防止できる。これにより、液晶表示装置の表示性能を向上させることができる。
(実施の形態6)
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールでは、さらに、遮光シート81,82が設けられている。
本実施の形態におけるバックライトモジュールおよびこれを備えた液晶表示装置は、実施の形態1の[液晶表示装置の全体構造の説明]の項目で説明した基本構造を備える。さらに、本実施の形態におけるバックライトモジュールでは、さらに、遮光シート81,82が設けられている。
図17は、この発明の実施の形態6におけるバックライトモジュールの一形態を示す断面図である。図中には、切り欠き部31と、切り欠き部31に配置された位置決めピン51とが示されている。
図17を参照して、導光板21内部を伝播する光が切り欠き部31に出射し、位置決めピン51に向かう光の経路上に、LED46からの光の進行を遮ることが可能な遮光シート81が設けられている。より具体的には、切り欠き部31を形成する導光板21の表面に遮光シート81が設けられている。遮光シート81は、たとえば、黒やグレーなど、光を効率的に吸収する色を有するシート状部材もしくは塗装膜から形成されている。
図18は、図17中に示すバックライトモジュールにおいて、特定位置の輝度を示したグラフである。図18を参照して、横軸に表わす位置Aは、図2中の導光板21において切り欠き部31aが形成された位置に対応する。
本実施例では、図17中のバックライトモジュールを用いて、実施の形態1の図7に結果を示した実施例と同じように、輝度の測定を実施した。遮光シート81としては、黒色の遮光テープを用い、この遮光テープを切り欠き部31を形成する導光板21の表面に貼り合わせた。測定の結果、切り欠き部31aの周辺において、輝度のピーク値が60パーセントほど低減することを確認できた。
図19は、この発明の実施の形態6におけるバックライトモジュールの別形態を示す断面図である。図中には、切り欠き部31と、切り欠き部31に配置された位置決めピン51とが示されている。
図19を参照して、主面22上の切り欠き部31を取り囲む位置に、LED46からの光の進行を遮ることが可能な遮光シート82が設けられている。遮光シート82は、上記の遮光シート81と同様のシート状部材もしくは塗装膜から形成されている。遮光シート82は、表示領域115の外側の領域に配置されていることが好ましい。
本実施の形態では、遮光シート81もしくは遮光シート82の配置によって、切り欠き部31の周辺から漏れる光の量を小さく抑えることができる。これにより、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを防ぐことができる。特に実施の形態1におけるバックライトモジュール10との比較において、光拡散部形成範囲60の周りの外周範囲65で輝度ムラが生じた場合に(図2を参照のこと)、遮光シート81もしくは遮光シート82の配置が有効である。
このように構成された、この発明の実施の形態6におけるバックライトモジュールおよびそのバックライトモジュールを備える液晶表示装置によれば、遮光シート81もしくは遮光シート82の配置によって、切り欠き部31の周辺で輝度ムラが生じることを防止できる。これにより、液晶表示装置の表示性能を向上させることができる。
なお、以上の実施の形態1〜6に説明したバックライトモジュールの構成を適当に組み合わせることによって、切り欠き部31の周辺における輝度ムラを効果的に防ぐことができる。一例を挙げれば、実施の形態1において説明した光拡散部61の構造と、実施の形態2および3で説明した位置決めピン51の構造とを組み合わせて、バックライトモジュールを構成してもよいし、実施の形態2および3で説明した位置決めピン51の構造と、実施の形態4で説明した切り欠き部31の低背化の構造とを組み合わせて、バックライトモジュールを構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、代表的には、バックライトモジュールを備えた液晶表示装置に適用される。
10 バックライトモジュール、21 導光板、22 主面、23 裏面、25,25p,25q,25r,25s 端面、28 底部、31,31a,31b,31c,31d,31e,31f,32,32a,32b 切り欠き部、36 底部、37 側壁部、41,42 LEDユニット、46 光源、47 回路基板、51 位置決めピン、53 本体部、54 被覆部、60 光拡散部形成範囲、61 光拡散部、61j 突起部、62 外周面、65 外縁範囲、71 補正領域、72 周辺領域、73,74 位置、81,82 遮光シート、100 液晶表示装置、110 液晶表示パネル、112,114 緩衝材、115 表示範囲、120 ベゼル、130 積層シート群、140 シャーシ、141 p−シャーシ、142 バックライトシャーシ、150 反射シート、160 制御部。
Claims (7)
- 光を発する光源と、
第1表面と、前記第1表面の裏側に配置される第2表面と、前記第1表面および前記第2表面に連接される端面とを有し、前記端面を通じて入射された前記光源からの光を内部で伝播させて前記第1表面に出射させる導光板と、
前記導光板を位置決めするための位置決め部材とを備え、
前記導光板には、前記端面から切り欠かれ、前記第2表面から前記第1表面に向けて延びる切り欠き部が形成され、
前記切り欠き部には、前記位置決め部材が前記端面から突出する形態により配置される、光源モジュール。 - 前記位置決め部材が直径Dの円柱形状を有し、前記切り欠き部が前記端面から深さHで切り欠かれる場合に、前記切り欠き部は、H<Dの関係を満たすように形成される、請求項1に記載の光源モジュール。
- 前記切り欠き部は、H>D/2の関係をさらに満たすように形成される、請求項2に記載の光源モジュール。
- 光を発する光源と、
第1表面と、前記第1表面の裏側に配置される第2表面と、前記第1表面および前記第2表面に連接される端面とを有し、前記端面を通じて入射された前記光源からの光を内部で伝播させて前記第1表面に出射させる導光板と、
前記導光板を位置決めするための位置決め部材とを備え、
前記導光板は、前記端面として、前記光源と対向して配置され、前記光源からの光が入射される第1端面と、前記第1端面から連なり、前記光源からの光の出射方向に沿って延在する第2端面とを有し、
前記導光板には、前記第2端面から切り欠かれ、前記第2表面から前記第1表面に向けて延び、前記位置決め部材が配置される切り欠き部が形成され、
前記第2表面を正面から見た場合に、前記切り欠き部は、前記ピンが配置される位置から前記第1端面にまで達するように形成される、光源モジュール。 - 前記切り欠き部を形成する前記導光板の表面には、前記光源からの光の進行を遮る遮光シートが設けられる、請求項1から4のいずれか1項に記載の光源モジュール。
- 前記第1表面上の、前記切り欠き部を取り囲む位置には、前記光源からの光の進行を遮る遮光シートが設けられる、請求項1から5のいずれか1項に記載の光源モジュール。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の光源モジュールを備える、電子機器。
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JP2010228301A JP2012084304A (ja) | 2010-10-08 | 2010-10-08 | 光源モジュールおよび電子機器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11650366B2 (en) | 2021-03-08 | 2023-05-16 | Minebea Mitsumi Inc. | Planar illumination device including a pillar and an elastic member |
-
2010
- 2010-10-08 JP JP2010228301A patent/JP2012084304A/ja not_active Withdrawn
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JP7340028B2 (ja) | 2020-07-07 | 2023-09-06 | ミネベアミツミ株式会社 | 面状照明装置 |
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