JP2005251687A - 面状照明装置 - Google Patents

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明央 吉田
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恭男 大野
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Abstract

【課題】 FPC色の画面上への映り込みを防止すると共に、輝度ムラの発生を抑制することができる面状照明装置を提供する。
【解決手段】 LED2をFPC11上の一側辺12寄りに実装し、このLED2の周辺を囲うように、FPC11に黒色の遮光材31bを印刷する。白色両面テープ32'を導光板1と重なり合うFPC11の領域と同じ形状に形成した後、さらに切欠部33を設けた形状に形成する。切欠部33は、FPC11上に実装されるLED2に対応して、LED2の正面前方に形成する。この白色両面テープ32'によってFPC11を導光板1に接着する。白色両面テープ32'およびFPC11に印刷した遮光材31bによってFPC11に当る光を遮断しFPC色の映り込みを防止する。白色両面テープ32'に対する切欠部33から現われる黒色の遮光材31bの面積比でLED2前方の輝度調整をし、輝度ムラを抑制する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、サイドライト方式の面状照明装置に関し、特に、液晶表示装置の照明手段として用いられる面状照明装置に関する。
薄型で占有容積が小さく、軽量であること等に特徴を有する液晶表示装置は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等をはじめとする多くの電気製品に使用されている。ところで、液晶表示装置の液晶自体は自ら発光しないため、太陽光や部屋の照明の明るさを十分に取り込むことができない暗所で使用する場合には、液晶表示装置とは別個に液晶を照射する照明手段が必要となる。現在では、液晶表示装置のさらなる小型化が望まれる一方で、その液晶表示装置のうちの液晶表示部については大型化が望まれており、この要求に応えるためには液晶を照射する照明手段についても小型化、さらには低消費電力化を実現することが必要となってきている。
そこで、照明手段の小型化及び低消費電力化を実現するために、照明手段として点状光源であるLEDを使用したものが開発されている。例えば、光源である複数の白色LED1110を、電源供給端子を有するフレキシブル基板(FPC)に実装する構成が開示されている(特許文献1)。また、プリント配線板(FPC)に実装したLEDを、透明基板2の一側面に設けられた導光体(ガイドロット)の端面9aに配置する構成が開示されている(特許文献2)。
特開2002−75038公報 特開2003−77327公報
しかしながら、複数のLEDが実装されるFPCには、LEDに駆動電源を供給するための配線パターンがLEDの周辺を通って形成されるため、FPCの大きさは少なくとも実装されるLEDの大きさより配線パターンの分だけ大きな形状に形成されることになるが、特許文献1の発明では、このFPCの形状による照明手段の大型化を防止することができなかた。
また、特許文献2の発明には、LEDが実装されたFPCの一部が、ガイドロットと重なって配置される構成の例が開示されているが、この場合にはFPCの色が画面上に映り込むという不具合が発生する。この映り込みを解消するために、実装されるLEDよりもガイドロット側にFPCを配置させないようにしているが、これにより配線パターンはLEDの後ろ側に形成されることになり、この場合も、FPCの形状による照明手段の大型化を防止することができなかった。また、LEDとガイドロッドの厚み方向の位置合わせが困難となり、LEDとガイドロッドとの固定に新たな固定手段を設ける必要が生じていた。
そこで、本願発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、面状照明装置の小型化を図ることを目的とするものである。また、LEDを実装したFPC色の画面上への映り込みを防止すると共に、輝度ムラの発生を防止することができる面状照明装置の提供を目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る面状照明装置の発明は、フレキシブルプリント基板に実装された複数の点状光源を、導光板の光入射面にそれぞれ対向するように配置させ、該点状光源から出射された光を、前記光入射面に入射させ、前記導光板の光出射面から出射させるサイドライト方式の面状照明装置において、前記フレキシブルプリント基板の一部を、前記導光板の光出射面または該出射面に対向する面と重なり合うように配置し、少なくとも前記フレキシブルプリント基板の重なり合う部分か前記導光板の重なり合う部分の一部に、遮光材を設けたことを特徴とするものである。
フレキシブルプリント基板の一部、例えば、フレキシブルプリント基板に形成される配線パターン部分を、導光板の光出射面または該出射面に対向する面と重なり合うように配置させることで、重なり合った部分の面積分だけ面状照明装置の小型化を図る。
ここで、遮光材とは、点状光源から出射された光による干渉(フレキシブルプリント基板への入光)を遮断するための部材を意味する。例えば、点状光源から出射された光が、導光板内に入射し導光板と重なり合うフレキシブルプリント基板に当り反射すると、FPC色の光が出射面から出射する。この光によって被照明体である液晶表示装置が照射されると、液晶表示部にFPC色が映り込む。そこで、少なくともフレキシブルプリント基板と導光板の重なり合う部分に遮光材を設け、この遮光材により点状光源からの出射光がFPCに当り反射するのを防ぎ、液晶表示部へのFPC色の映り込みを遮断する。
また、請求項2に係る発明は、請求項1の面状照明装置において、前記遮光材は、白色印刷によって形成されていることを特徴とするものである。フレキシブルプリント基板と導光板の重なり合う部分に白色材を印刷することで、点状光源からの出射光を白色材によって反射して、出射光がフレキシブルプリント基板に当り反射するのを防ぐ。
また、請求項3に係る発明は、請求項2の面状照明装置において、前記白色印刷は、前記フレキシブルプリント基板上に施されていることを特徴とするものである。白色材をフレキシブルプリント基板に印刷することで、点状光源からの出射光を白色材によって反射して、出射光がフレキシブルプリント基板に当り反射するのを防ぐ。
また、請求項4に係る発明は、請求項1の面状照明装置において、前記遮光材は、白色両面テープから成ることを特徴とするものである。フレキシブルプリント基板と導光板の重なり合う部分に白色両面テープ材を貼り付けることで、点状光源からの出射光を白色両面テープによって反射して、出射光がフレキシブルプリント基板に当り反射するのを防ぐ。
また、請求項5に係る発明は、請求項1の面状照明装置において、前記点状光源の光出射方向側には、前記遮光材から成る輝度調整部が設けられていることを特徴とするものである。ここで、点状光源の光出射方向側とは、点状光源からの光が多く出射される方向側のことを言う。本願の面状照明装置のように導光体の入射面に対向して配置される点状光源の場合、導光体の入射面に向いている側を光出射方向側と言う。点状光源を導光板の入射面に配置させた場合、点状光源の光出射方向側の近傍が輝度が高くなり、輝度ムラが発生する。そこで遮光材から成る輝度調整部を点状光源の光出射方向側に設けることで、この輝度ムラの発生を抑える。
また、請求項6に係る発明は、請求項5の面状照明装置において、前記輝度調整部は、白色遮光材と黒色遮光材により構成されていることを特徴とするものである。白色遮光材による点状光源からの出射光を反射する作用と、黒色遮光材による出射光を吸収する作用とによって点状光源の光出射方向側の輝度を調整し、輝度ムラを抑制する。
本発明に係る面状照明装置によれば、フレキシブルプリント基板の一部を、導光板の光出射面または該出射面に対向する面と重なり合うように配置させることで、その重なり合わせた部分の面積分だけ面状照明装置の小型化を図ることができる。また、フレキシブルプリント基板と導光板の重なり合う部分に遮光材を設けることにより、点状光源からの出射光がFPCで反射するのを防ぐことができ、被照明体表示部へのFPC色の映り込みを防止することができる。また、フレキシブルプリント基板と導光板の重なり合う部分に、遮光材として白色材を添付させることにより、点状光源からの出射光を効率良く利用することができ出射面全体の輝度を向上させることができる。さらに、点状光源の光出射方向側に輝度調整部を設けることにより、点状光源近傍の輝度を調整することができ、輝度ムラの発生を抑制することができる。
以下、本発明に係る面状照明装置の一実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、面状照明装置Mおよび面状照明装置Mの上側に配置される被照明体Nを示す斜視図である。面状照明装置Mは、導光板1と点状光源2と反射板6と光拡散シート7と輝度増大フィルム8、9から概略構成されている。
導光板1の一側端面4側に点状光源2が配置されている。点状光源2は、導光板1の一側端面4に形成された凹部10に配設されている。点状光源2としては、例えば、LEDが使用される。LED2は、樹脂ケースによって覆われた構成を有しており、ケースには出射窓が形成されていて、出射窓から一方向へ出射光が効率よく出射されるように構成されている。以下、出射光が効率よく出射されるLEDの一方向を光出射方向側とし、LEDの正面という。導光板1の凹部10は矩形状に形成されており、LED2は、その正面が、一側端面4に平行して形成された凹部10の面4'に対向して近接配置されている。従って、LED2から出射された光の殆どは、面4'から導光板1内に入射する。導光板1の面4'のことを、以下、入射面4'ともいう。但し、LED2は樹脂ケースによって覆われた構成を有しているが、出射された光の一部はLED2の正面以外の面、例えば、LEDの上面、下面、左右側面から漏れ光となって放射される。
また、LED2は、フレキシブルプリント基板(以下、FPCという)11に半田付けによって実装されている。図2に、LED2が半田付けされたFPC11を示す。LED2は、FPC11の一側辺12寄りに実装されている。そして、FPC11には、LED2に電源を供給するためのパターン14が形成されるが、このパターン14が、図2においてLED2の上側、即ち、FPC11の一側辺13寄りに形成されている。このLED2が実装されたFPC11は、図1に示されるように、導光板1の裏面5と重なり合って配置される。
これを図2で説明すると、図において導光板1の位置を破線15で示しているが、FPC11の矢印16間の領域は、導光板1の入射面4'よりも奥側(一側端面4から離れる方向)に配置されて、導光板1と重なり合っている。即ち、FPC11のうち配線パターン14が形成されている領域は、LED2から出射された光が入射される導光板1の入射面4'よりも奥に配置されている。このようにFPC11の配線パターン14部分をLED2の正面側に形成し導光板1に重ねて配置させることにより導光板1とLED2とが容易に固定されるとともに、LED2の背面側、即ち、導光板1の外部に配置されるFPC11の領域を少なくすることができるので、面状照明装置Mの小型化を実現することができる。
尚、LED2を配設させるための導光体1の凹部10の形状は、図1に示された矩形状のものに限定されず、LED2の周囲を囲うことができる形状のものであればよく、例えば、半円形、円形、楕円形等の形状であってもよい。LED2は樹脂ケースによって覆われた構成を有しているが、出射された光の一部はLED2の正面以外の面、例えば、LEDの上面、下面、左右側面から漏れ光となって放射される。従って、LED2を囲う凹部10を形成することにより、LED2の漏れ光を導光板1内に入射させることができ、光の利用効率を向上させることができる。
導光板1は、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリメチルメタクリレール、ガラス等の透明性の良好な材料から構成されている。LED2から出射した光は導光板1の入射面4'から入射し、屈折、反射等を繰返して出射面3から出射する。導光板1の裏面5、即ち、出射面3と対向する面には、LED2から導光板1内に入射した光を出射面3全体において均一に出射できるように、図示を省略する光反射パターンが形成されている。
また、導光板1の裏面5側には、裏面5を覆うように反射板6が設けられている。反射板6は、白色樹脂、銀メッキ板等の反射性材料から成り、導光板1の裏面5から外部に放出する光を反射して導光板1内に再入力させるためのものである。従って、この光を反射する部材としては、反射板6に限定されず、例えば、面状照明装置を構成している各部材を一体に保持する液晶ポリマ等からなるハウジングフレームが、反射板の機能を兼ねるように構成してもよい。
導光板1の表側、即ち、出射面3側には、光拡散シート7が設けられている。光拡散シート7は、導光板1に形成されているパターンの形状、例えば、図示を省略する光反射パターンの形状を使用者に視認されないように、光を拡散させるためのものであり、光拡散剤練込タイプのもの、ランダム凹凸加工タイプのもの等がある。また、光拡散シート7は、通常10μm以上の厚さのもの、好ましくは20〜300μmのものが使用される。さらに、光拡散シート7は、透明な樹脂から構成され、その樹脂としては、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリメチルメタクリレート等がある。
さらに、光拡散シート7の上側には、輝度増大フィルム(Brightness Enhancement Film)8、9が積層して設けられている。この輝度増大フィルム8、9は、透過性に優れたポリエステル、アクリル樹脂等の表面にプリズムパターンを精密形成した光学フィルムから成る。このように微細なプリズム構造が並ぶフィルムを導光板1の出射面3の上側に配置させることで、被照明体N側に放射される光の輝度を向上させることができる。プリズム構造が90度公差する方向に輝度増大フィルム8、9を2枚重ね合わせることで性能が向上し、画面のにじみを解消して、光った部分と光を拡散する部分の縞模様(リフレクティブモアレ)を抑制する作用をなす。
上記のように光拡散シート7、輝度増大フィルム8、9が設けられた導光板1の上側(出射面3側)には、被照明体Nとして、例えば、液晶表示装置Nが配置される。液晶表示装置Nには、液晶表示素子が配設されている表示領域21と、液晶表示素子が配設されていない周辺部である非表示領域22が設けられている。液晶表示装置Nは、導光板1の出射面3から出射された光によって、液晶表示装置Nの裏側から照射される、いわゆるバックライト型の表示装置である。これにより液晶表示装置Nの輝度は向上し、視認性が向上する。
図3には、面状照明装置Mの別の形態を示す。この形態では、導光板1の一側端面4にLED2を配設させるための凹部10を形成することなく、一側端面4を入射面としてLED2を近接配置させている。LED2は図2に示した場合と同様に、FPC11の一側辺12寄りに半田付けによって実装され、また、配線パターン14が、FPC11の一側辺13寄りに形成されている。そして、FPC11は図3に示されるように、導光板1の裏面5と重なり合って配置される。即ち、FPC11のうち配線パターン14が形成されている領域が、LED2から出射された光が入射される導光板1の入射面4よりも奥に配置され、導光板1の裏面5と重なり合っている。
このようにFPC11の配線パターン14部分をLED2の正面側に形成し、導光板1に重ねて配置させることにより導光板1とLED2とが容易に固定されるとともに、LED2の背面側、即ち、導光板1の外部に配置されるLED2以外のFPC11の領域を少なくすることができるので、面状照明装置Mの小型化を実現することができる。
尚、導光板1の裏面5に設ける反射板6、導光体1の出射面3側に設ける光拡散シート7及び輝度増大フィルム8、9の作用、効果については、図1に示す面状照明装置Mと同様である。
また、図3の導光板1の入射面4には、図4に示すように導光板1の厚み方向にプリズム15が形成されている。このプリズム15は、LED2が配設される位置に、それぞれのLED2の大きさに対応して(入射面4に対向するLED2の幅と略同じ範囲に)形成されている。この構成により、出射面3全体の輝度分布を向上させることができるが、出射面3のLED2近傍における輝度ムラを十分に抑えることはできていない。尚、導光板1の入射面にLED2に対応させプリズム15を設ける構成は、図3に示す形態で説明したが、図1に示す形態においてLED2の光が入射する入射面4'に形成するようにしてもよい。
上述の図1及び図3に示す形態では、FPC11を導光板1の裏面5側に重ね合わせる場合について説明したが、この形態に限定されるものではなく、導光板1の出射面3側にFPC11を重ね合わせるように構成してもよい。つまり、図1及び図3に示されるLED2の実装されたFPC11を180度回転させて裏返しにし、FPC11の配線パターン14が形成されている領域を、LED2から出射された光が入射される導光板1の入射面4'または入射面4よりも奥に配置させて、導光板1の出射面3側と重なり合わせるようにしてもよい。この形態の場合にも上記形態と同様の作用効果を得ることができる。
尚、図1及び図3に示す形態の場合も、またFPC11を導光板1の出射面3側に重ね合わせる形態の場合も、導光板1と重なったFPC11の部分は、導光板1の出射面3側に配置される液晶表示装置Nの、図1に示す非表示領域22中の非表示領域22'内の下側に配置される。これにより、液晶表示装置Nの表示領域21を縮小させずに面状照明装置Mの小型化を図ることができる。
ところで導光板1の入射面4'よりも奥にFPC11を配置させた場合、LED2から出射された光がFPC11に当り反射すると、FPC11が有している色がLED2の正面側の出射面3から出射し液晶表示装置Nの表示領域21に映り込む場合がある。そこでFPC11の導光板1と重なり合う部分か、導光板1のFPC11と重なり合う部分のどちらか一方の一部に、あるいは重なり合うFPC11と導光板1の両方の一部に、遮光材を設けている。図5から図7は、それぞれ遮光材の一形態を示す図である。
図5は、遮光材をFPC11上に設けた形態を示す。
図5(a)は、LED2が実装されたFPC11上に遮光材としての光反射材(白色材)31aを印刷したものを示している。白色材31aとしては、例えば、乳白色インク等の反射率の高い材料が用いられている。白色材31aの印刷は、実装されているLED2よりも前の領域(図において下側の領域)、及びLED2の左右両側の領域に、LED2の周囲を囲うように施されている。白色材31aが印刷されている領域は、FPC11が重なり合う導光板1の形状と略同一形状を有している。尚、図5(a)に示す形態では、LED2の左右両側近傍の一部と、LED2の背面側には白色材31aの印刷を施していないが、この形態に限定されず、例えば、LED2を半田付けするランド以外の全ての領域に白色材31aの印刷を施すようにしてもよい。
図5(b)は、FPC11を導光板1に接着させるための両面テープ32である。両面テープ32の形状は、導光板1と重なり合うFPC11の領域の形状と同一の形状に形成されている。図5(c)は、両面テープ32の一方の面にFPC11(図5(a))を貼り付け、他方の面に導光板1を配置した場合の位置関係を示す図である。導光板1の位置を破線によって示している。LED2よりも前の領域(図において下側の領域)には、上述したように配線パターン14が形成されており、この領域が導光板1の凹部10の入射面4'よりも奥側に重なり合っている。
このように導光板1の凹部10の入射面4'よりも奥側に配置されるFPC11上に、遮光材である白色材31aを印刷することにより、LED2から出射した光は、FPC11に当ることなく白色材31aによって反射されるため、FPC11の色が液晶表示装置Nの表示領域21に映り込むという不具合を防止することができる。また、LED2の左右両側に配置される導光板1上のFPC11にも白色材31a印刷を施すことにより、LED2の左右両側から放射される漏れ光を反射させることができ、その光を導光板1への入射光として有効に使用できるため、FPC色の映り込みが生じることなく出射面3全体の輝度を向上させることができる。
図6は、遮光材を両面テープに設けた形態を示す。
図6(a)は、LED2を実装したFPC11を表わしている。図6(b)は、FPC11を導光板1に接着させるための白色両面テープ32'であり、基材に白色フィルムを用いた両面テープである。白色両面テープ32'の形状は、導光板1と重なり合うFPC11の領域の形状と同一の形状に形成されている。
図6(c)は、両面テープ32の一方の面にFPC11(図6(a))を貼り付け、他方の面に導光板1を配置した場合の位置関係を示す図であり、導光板1の位置を破線で示している。導光板1の凹部10の入射面4'よりも奥側にFPC11の一部がが重なり合っており、FPC11は、白色両面テープ32'によって覆われている。この形態の場合にも、上述した図5の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図7は、2種類の遮光材によって輝度調整部を設けた形態を示す。
図7(a)は、LED2が実装されたFPC11上に遮光材としての光吸収材(黒色材)31bを印刷したものを示している。黒色材31bとしては、例えば、黒色インク等の光吸収率の高い材料が用いられている。黒色材31bの印刷は、実装されているLED2よりも前の領域(図において下側の領域)、及びLED2の左右両側の領域に、LED2の周囲を囲うように施されている。黒色材31bが印刷されている領域は、FPC11が重なり合う導光板1の形状と略同一形状を有している。
図7(b)は、FPC11を導光板1に接着させるための白色両面テープ32'である。白色両面テープ32'の形状は、導光板1と重なり合うFPC11の領域の形状の物に、切欠部33を設けた形状に形成されている。切欠部33は、FPC11上に実装されるLED2に対応して、LED2の光出射方向側である正面前方に形成されている。
図7(c)は、白色両面テープ32'の一方の面に、黒色材31bの印刷を施したFPC11(図7(a))を貼り付け、他方の面に導光板1を配置した場合の位置関係を示す図であり、導光板1の位置を破線で示している。白色両面テープ32'に覆われるFPC11が、導光板1の凹部10の入射面4'よりも奥側に配置されている。また、黒色材31b印刷が施されたFPC11が、導光板1の凹部10の入射面4'よりも奥側であって、白色両面テープ32'に形成された切欠部33に配置されている。
上記導光板1の凹部10の入射面4'よりも奥側に配置される白色両面テープ32'と黒色の遮光材31bによって、輝度調整部が構成されている。上述したように、LED2からの出射光は、LED2の正面である光出射方向側から効率良く出射される。このためLED2の正面前方において輝度の高い明部が発生する。そこで輝度の高いLED2の正面前方部に、黒色材31bの印刷を施した領域、つまり黒色の遮光材31bを設けることにより、LED2光出射方向側に出射される光の一部を吸収して輝度を下げ明部の発生を抑制している。輝度の調整は、白色部分(LED2の正面前方部に位置する白色両面テープ部分)と黒色の遮光材31b部分との面積比、つまり切欠部33の大きさによって行なうことができる。切欠部33の面積を大きくすることによって、黒色の遮光材31b部分の面積が大きくなり、LED2の正面前方部の輝度は低下する。これとは反対に、切欠部33の面積を小さくすることによって、黒色の遮光材31b部分の面積が小さくなり、LED2の正面前方部の輝度は向上する。
尚、上記形態では、黒色材31bの印刷は、図7(a)に示すようにLED2よりも前の領域及びLED2の左右両側の領域に、LED2の周囲を囲うように施されているが、この黒色の遮光材31bは、図7(b)に示す形状の両面テープ32によって覆われ、図7(c)に示すように、両面テープ32に形成された切欠部33の領域にのみ現われる構成となっている。従って、黒色材31bの印刷は、必ずしもLED2の周囲を囲うように施されている必要はなく、少なくとも両面テープ32の切欠部33が形成されるLED2の正面前方に印刷されていれば足りる。
上述した図5から図7に示す遮光材等は、図1の形態の面状照明装置Mに対するものとして説明したが、図3に示す形態の面状照明装置Mにおいても使用することができる。
以上のような構成を有することにより、LED2からの光が効率良く出射される光出射方向側で輝度が高くなる輝度ムラの発生を抑えることができ、出射面3全体の輝度をより均一にすることができる。また、FPC11を導光板1の下側に配置させ、LED2の正面側にFPC11の接着しろを大きく確保することにより、FPC11を介して導光板1とLED2の位置合わせと固定とを容易に行うことができると共に、面状照明装置Mを小型化を図ることができる。
本発明に係る面状照明装置の、一形態を示す斜視図である。 図1に示す面状照明装置の、点状光源が実装されたFPCを示す図である。 本発明に係る面状照明装置の、別の形態を示す斜視図である。 図1に示す面状照明装置の、導光板の入射面に形成されたプリズムを示す図である。 (a)は、FPC上に印刷された遮光材を示す図である。 (b)は、FPCと導光板を接着するための両面テープを示す図である。 (c)は、FPCを導光板に貼り付け場合の位置関係を示す図である。 (a)は、LEDを実装したFPCを示す図である。 (b)は、白色両面テープの形状を示す図である。 (c)は、FPCを導光板に貼り付け場合の位置関係を示す図である。 (a)は、FPC上に印刷された遮光材を示す図である。 (b)は、白色両面テープの形状を示す図である。 (c)は、FPCを導光板に貼り付け場合の位置関係を示す図である。
符号の説明
1 導光板
2 点状光源(LED)
3 出射面
4、4' 入射面
5 裏面
6 反射板
7 光拡散シート
8、9 輝度増大フィルム
10 凹部
11 フレキシブルプリント基板(FPC)
31a 白色の遮光材(白色材)
31b 黒色の遮光材(黒色材)
32 両面テープ
32' 白色両面テープ
33 切欠部

Claims (6)

  1. フレキシブルプリント基板に実装された複数の点状光源を、導光板の光入射面にそれぞれ対向するように配置させ、該点状光源から出射された光を、前記光入射面に入射させ、前記導光板の光出射面から出射させるサイドライト方式の面状照明装置において、
    前記フレキシブルプリント基板の一部を、前記導光板の光出射面または該出射面に対向する面と重なり合うように配置し、
    少なくとも前記フレキシブルプリント基板の重なり合う部分か前記導光板の重なり合う部分の一部に、遮光材を設けたことを特徴とする面状照明装置。
  2. 前記遮光材は、白色印刷によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  3. 前記白色印刷は、前記フレキシブルプリント基板上に施されていることを特徴とする請求項2に記載の面状照明装置。
  4. 前記遮光材は、白色両面テープから成ることを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
  5. 前記点状光源の光出射方向側には、前記遮光材から成る輝度調整部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載に面状照明装置。
  6. 前記輝度調整部は、白色遮光材と黒色遮光材により構成されていることを特徴とする請求項5に記載に面状照明装置。
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