JP6019963B2 - 出力装置、プログラム、システム及びログ送信方法 - Google Patents

出力装置、プログラム、システム及びログ送信方法 Download PDF

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Description

本発明は、出力装置、プログラムシステム及びログ送信方法に関する。
例えば、印刷機器、端末機器、印刷ログ収集サーバが存在する印刷ログ収集システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
従来の印刷ログ収集システムでは、印刷機器において、実行した印刷ジョブの印刷ログが生成される。印刷機器は生成した印刷ログを印刷ログ収集サーバに送信する。印刷ログ収集サーバは印刷機器から送信される印刷ログを受信することで、印刷機器の印刷ログを収集していた。
近年、クライアント端末や画像形成装置からクラウドサービスに代表されるような各種サービスを利用する利用形態が普及している。このような利用形態において、従来のプリント機能やログ管理機能をサービスとして提供することで、ユーザはプリント機能やログ管理機能を提供するプリントサーバ等を用意することなく、サービスにより同等の機能を利用できるようになる。
画像形成装置により生成されたログをサービス側に送信するとき、ユーザはログを送信する条件を適宜選択できれば利便性が向上する。しかしながら、従来のシステムでは画像形成装置により生成されたログをサービス側に送信する条件を、ユーザに適宜選択させる仕組みがなかった。
なお、このような事情は印刷と同様、画像形成装置あるいは他の機能を備える装置において実行されることによりログを生成される各種処理においても共通の課題であると言える。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、ログを送信する条件をユーザに選択させる出力装置、プログラムシステム及びログ送信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、出力データを送信する情報処理装置と、1台以上の情報処理装置で構成され取得要求に対する応答として前記出力データを送信するサービス提供システムとにネットワークを介して接続される出力装置であって、前記出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する出力制御手段と、前記出力データの送信元に応じて前記ログの送信条件が設定されている前記ログの送信設定に基づき、前記ログの送信判定を行い、前記サービス提供システムへの前記ログの送信を制御するログ送信制御手段とを有し、前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させたあと、前記ログを前記サービス提供システムに送信することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、ログを送信する条件をユーザに選択させる出力装置、プログラムシステム及びログ送信方法を提供できる。
本実施形態に係るシステムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るクライアント端末の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るプリントサービスアプリの一例の処理ブロック図である。 企業管理情報の一例の構成図である。 ユーザ管理情報の一例の構成図である。 機器管理情報の一例の構成図である。 データ管理情報の一例の構成図である。 出力データ管理情報の一例の構成図である。 出力データ投入処理の一例のシーケンス図である。 出力データ出力処理の一例のシーケンス図である。 クライアント端末からログイン要求を受信したサービス提供システムの処理を表した一例のフローチャートである。 画像形成装置からログイン要求を受信したサービス提供システムの処理を表した一例のフローチャートである。 ログ送信設定画面の一例のイメージ図である。 固定値登録画面の一例のイメージ図である。 ログを送信する処理の一例のフローチャートである。 ログの一例の構成図である。 本実施形態に係るクライアント端末の一例の処理ブロック図である。 出力データ投入処理の一例のシーケンス図である。 ログを送信する処理の一例のフローチャートである。 ログ送信設定画面の一例のイメージ図である。 ログを送信する処理の一例のフローチャートである。 ログの一例の構成図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係るシステムの一例の構成図である。図1のシステム1は、企業内ネットワーク等のプライベートなネットワークN1と、クラウドサービスに代表されるようなサービスを提供するネットワークN2と、インターネットなどのネットワークN3とを有する。
ネットワークN1とネットワークN3とはネットワークN1側のファイアウォールFWによって接続されている。ファイアウォールFWはネットワークN1とネットワークN3との接点に設置され、ネットワークN1からネットワークN3へのアクセスを中継する。
また、ネットワークN2とネットワークN3とは、ネットワークN2側のアクセス制御装置21によって接続されている。ネットワークN2はアクセス制御装置21によってセキュリティが保護されている。
ネットワークN1は、ファイアウォールFWの内側にあるプライベートなネットワークである。ネットワークN1にはクライアント端末11、複合機などの画像形成装置12が接続されている。
クライアント端末11は端末装置の一例である。クライアント端末11は一般的なOSなどが搭載された情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。クライアント端末11は無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。クライアント端末11は、タブレットPC、ノートPCなど、ユーザが操作可能な端末である。
画像形成装置12は複合機などの画像形成機能を有する装置である。画像形成装置12は無線による通信の手段または有線による通信の手段を有する。画像形成装置12は複合機、コピー機、スキャナ、プリンタ、レーザプリンタなど、画像形成に係る処理を行う装置である。図1では、一例としてクライアント端末11、画像形成装置12がそれぞれ一台である例を示しているが、複数台であってもよい。
ネットワークN2は、アクセス制御装置21によってインターネット等のネットワークN3に接続されている。ネットワークN2には、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、他サービス提供装置24が接続されている。図1のシステム1は、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、他サービス提供装置24がサービス提供システムを実現している。
アクセス制御装置21はプリントサービス提供装置22が提供するプリントサービスやスキャンサービス提供装置23が提供するスキャンサービスなど、各サービスへのアクセスを制御する。プリントサービス提供装置22はプリントサービスを提供する。スキャナサービス提供装置23はスキャナサービスを提供する。他サービス提供装置24は何らかのサービスを提供する。
アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、他サービス提供装置24は、一台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。
なお、図1のシステム1のプリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、他サービス提供装置24は一台のコンピュータに統合して実現してもよいし、複数のコンピュータに分散して実現してもよい。また、図1のシステム1はサービス提供システム側の一部機能がネットワークN1側にあってもよく、クライアント端末11や画像形成装置12がネットワークN1以外のネットワーク上にあってもよい。
例えばユーザは、プリンタドライバを備えるクライアント端末11から印刷データを画像形成装置12に送信して印刷を実行(ダイレクト印刷)できる。また、ユーザはプリントサービス提供装置22に蓄積されている印刷データを画像形成装置12に送信させて印刷を実行することもできる。
画像形成装置12は実行した印刷のログを生成する。画像形成装置12は生成したログをプリントサービス提供装置22に送信する条件を、後述のように選択できる。例えば画像形成装置12はプリントサービス提供装置22へのログ送信条件として、ダイレクト印刷のログを送信しないなど、プリントサービス提供装置22側に送信するログの条件を適宜選択可能である。
なお、プリントサービス提供装置22がアクセス制御されている場合、画像形成装置12は後述のようにログイン要求を行い、ログインに成功したあと、ログをプリントサービス提供装置22に送信する必要がある。画像形成装置12はログの送信にログインなどの処理が必要であれば、ログを送信するために必要な処理を適切に行う。
このように、本実施形態のシステム1は画像形成装置12からプリントサービス提供装置22に送信するログの条件をユーザに適宜選択させることができる。したがって、本実施形態のシステム1はユーザの利便性を向上させることができる。
<ハードウェア構成>
図1のクライアント端末11、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、他サービス提供装置24は、例えば図2に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータシステムの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータシステム100は、入力装置101、表示装置102、外部I/F103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、通信I/F107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム100による処理結果を表示する。
通信I/F107はコンピュータシステム100をネットワークN1、N2又はN3に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータシステム100は通信I/F107を介してデータ通信を行うことができる。
HDD108はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。HDD108は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。
外部I/F103は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体103aなどがある。これにより、コンピュータシステム100は外部I/F103を介して記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM105は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、コンピュータシステム100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU106は、ROM105やHDD108などの記憶装置からプログラムやデータをRAM104上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム100全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係る図1のクライアント端末11、アクセス制御装置21、プリントサービス提供装置22、スキャンサービス提供装置23、他サービス提供装置24はコンピュータシステム100のハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
図3は本実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成図である。図3に示した画像形成装置12は、コントローラ201、操作パネル202、外部I/F203、通信I/F204、プリンタ205及びスキャナ206などを備える。
コントローラ201はCPU211、RAM212、ROM213、NVRAM214及びHDD215などを備える。ROM213は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM212はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM214は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD215は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU211は、ROM213やNVRAM214、HDD215などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM212上に読み出し、処理を実行することで、画像形成装置12全体の制御や機能を実現する。
操作パネル202はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F203は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203aなどがある。これにより、画像形成装置12は外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F204は画像形成装置12をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、画像形成装置12は通信I/F204を介してデータ通信を行うことができる。
プリンタ205は、印刷データを用紙に印刷するための印刷装置である。スキャナ206は原稿から画像データを読み取るための読取装置である。本実施形態に係る画像形成装置12は、上記ハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
《クライアント端末》
本実施形態に係るクライアント端末11は、例えば図4に示す処理ブロックにより実現される。図4は、本実施形態に係るクライアント端末の一例の処理ブロック図である。クライアント端末11は出力データ送信制御部31、ログイン要求部32を有する。
出力データ送信制御部31は印刷データなどの出力データの送信を制御する。ログイン要求部32はサービス提供システムに対し、企業コード、ユーザ名やパスワードなどの認証情報を用いて例えばプリントサービス提供装置22へのログインを要求する。
《画像形成装置》
本実施形態に係る画像形成装置12は、例えば図5に示す処理ブロックにより実現される。図5は、本実施形態に係る画像形成装置の一例の処理ブロック図である。画像形成装置12は入力受付部51、出力制御部52、送受信部53、設定情報保持部54、ログイン要求部55、データ処理要求部56、ログ送信制御部57を有する。
入力受付部51は、タッチパネル接触操作、キーボード入力操作などのユーザ操作による入力を受け付ける。出力制御部52は、受信した出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する。例えば出力制御部52は受信した印刷データの印刷を実行し、実行した印刷のログを生成する。送受信部53は例えば出力データを受信し、ログをサービス提供システム側に送信する。
設定情報保持部54は企業コード、デバイス認証情報などの設定情報を保持する。ログイン要求部55は企業コード、デバイス認証情報、ユーザ名やパスワードなどの認証情報を用いて例えばプリントサービス提供装置22へのログインを要求する。データ処理要求部56はプリントサービス提供装置22に、出力データ一覧や出力データの取得要求などのデータ処理の要求を行う。ログ送信制御部57はサービス提供システム側へのログの送信を制御する。
《サービス提供システム》
本実施形態に係るサービス提供システムは例えば図6に示す処理ブロックにより実現される。図6は本実施形態に係るサービス提供システムの一例の処理ブロック図である。図6のサービス提供システム70は、プログラムを実行することにより、サービスアプリ71、プラットフォーム72、管理データ記憶部73及びプラットフォームAPI(Application Programming Interface)74を実現している。
図6のサービスアプリ71は、プリントサービスアプリ81、スキャンサービスアプリ82、1つ以上のその他のサービスアプリ83を一例として有する。プリントサービスアプリ81はプリントサービスを提供するアプリケーションである。スキャンサービスアプリ82はスキャンサービスを提供するアプリケーションである。また、サービスアプリ83は何らかのサービスを提供するアプリケーションである。
プラットフォームAPI74はプリントサービスアプリ81、スキャンサービスアプリ82、その他のサービスアプリ83などのサービスアプリ71が、プラットフォーム72を利用するためのインタフェースである。プラットフォームAPI74はサービスアプリ71からの要求をプラットフォーム72が受信するために設けられた予め定義されたインタフェースであり、例えば関数やクラス等により構成される。なお、サービス提供システム70を複数の情報処理装置に分散して構成する場合、プラットフォームAPI74にはネットワーク経由で利用可能な例えばWeb APIを利用できる。
図6のプラットフォーム72は、認証処理部85、機器通信部86、データ処理部87、セッション管理部88を一例として有する。
認証処理部85はクライアント端末11や画像形成装置12からのログイン要求に基づいて認証を実行する。機器通信部86はクライアント端末11や画像形成装置12との通信を実行する。データ処理部87はサービスアプリ71からの要求に基づいてデータ処理を実行する。セッション管理部88はクライアント端末11や画像形成装置12とのセッションを管理する。
管理データ記憶部73は、企業管理情報記憶部91、ユーザ管理情報記憶部92、機器管理情報記憶部93、データ管理情報記憶部94、データストレージ95を一例として有する。企業管理情報記憶部91は後述の企業管理情報を記憶する。ユーザ管理情報記憶部92は後述のユーザ管理情報を記憶する。機器管理情報記憶部93は後述の機器管理情報を記憶する。データ管理情報記憶部94は後述のデータ管理情報を記憶する。データストレージ95はその他のデータ等を記憶する。
図6のサービス提供システム70のプリントサービスアプリ81は例えば図7に示す処理ブロックにより実現される。図7は本実施形態に係るプリントサービスアプリの一例の処理ブロック図である。プリントサービスアプリ81はデータ解析部301、出力データ管理部302、処理要求部303、ログ記録部304、出力データログ保持部305、出力データ管理情報保持部306を実現する。
データ解析部301はクライアント端末11から送信された出力データの一例としての例えば印刷データを解析してデータ変換が必要か否かの判断などを行う。例えばクライアント端末11から受信した出力データがアプリケーションデータやWebデータ等である場合は印刷データへのデータ変換が必要と判断する。
出力データ管理部302はクライアント端末11から送信された例えば印刷データを後述の出力データ管理情報により管理する。処理要求部303はプラットフォーム72のデータ処理部87にデータ処理の要求などを行う。ログ記録部304は画像形成装置12から受信したログを出力データログ保持部305に記録する。出力データログ保持部305はログを保持する。出力データ管理情報保持部306は後述の出力データ管理情報を保持する。
図8は企業管理情報の一例の構成図である。図8の企業管理情報はデータ項目として企業コード、企業名、国、言語などを有する。企業コードは、企業、組織などのグループを特定する情報である。
企業コードは、一人以上のユーザや一台以上の画像形成装置12の集合を特定する情報である。なお、本実施形態は企業という言葉に限定されるものではなく、例えばユーザや画像形成装置12の集合に対する契約を識別する識別情報等であってもよい。なお、企業コードは一意である。
図9はユーザ管理情報の一例の構成図である。図9のユーザ管理情報はデータ項目として企業コード、ユーザ名、パスワード、ロール、アドレス情報、出力設定などを有する。
ユーザ管理情報は企業コード単位で情報を管理する。ユーザ名、パスワードはサービス提供システム70側でユーザを特定する情報である。なお、ユーザ名は例えばユーザIDであってもよい。パスワードは必須でない。
さらに、ユーザ名はユーザが所持する電子媒体(例えばICカード)やクライアント端末11や画像形成装置12を識別する情報(カードIDや画像形成装置12などのシリアルID、電話番号など)を代わりに用いてもよいし、組み合わせて用いてもよい。また、企業コードと対応付けられたユーザ名、パスワードは一意であるが、企業コードが異なれば重複していてもよい。
図10は機器管理情報の一例の構成図である。図10の機器管理情報はデータ項目として企業コード、デバイス認証情報、事業所情報、ケーパビリティなどを有する。機器管理情報は企業コード単位で情報を管理する。デバイス認証情報は画像形成装置12が特定の条件を備えたものであることを判別するデバイス認証のための情報である。デバイス認証情報は特定のアプリケーションが搭載されていることを示すIDや、特定の機器であることを示す機器番号などであってもよい。
図11はデータ管理情報の一例の構成図である。図11のデータ管理情報はデータ項目としてジョブID、投入データURL、1つ以上の変換データURL、変換ステータスなどを有する。ジョブIDは投入された印刷ジョブなどを特定する情報である。投入データURLは投入されたデータが記録されている場所を表す情報である。変換データURLは投入されたデータから1回以上の変換処理がされたデータの記録されている場所を表す情報である。変換ステータスは変換処理の状態を表す情報であり、例えば処理中、完了などの状態を表している。
図12は出力データ管理情報の一例の構成図である。図12の出力データ管理情報はデータ項目として出力データID、企業コード、ユーザ特定情報、書誌情報、ジョブID、変換ステータスなどを有する。出力データ管理情報は投入された印刷ジョブなどのデータを特定する情報である。出力データ管理情報はプリントサービスアプリ81が投入された印刷ジョブなどのデータに対する変換処理の状態を判断するために利用される。
なお、図12(a)は投入された印刷ジョブなどのデータに対する変換処理が処理中である例を表している。図12(b)は図12(a)の状態から投入された印刷ジョブなどのデータに対する変換処理が一部完了した状態を表している。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係るシステム1の処理の詳細について説明する。
《出力データ投入処理》
クライアント端末11から印刷データを投入する場合の処理手順は例えば図13に示すようになる。図13は出力データ投入処理の一例のシーケンス図である。なお、ステップS11〜S18の処理は出力データの送信先がプリントサービス提供装置22の場合を表している。
出力データの送信先がプリントサービス提供装置22の場合、ログイン要求部32はステップS11において、企業コード、ユーザ名、パスワードなどを含むログイン情報(認証情報)をサービス提供システム70の認証処理部85へ送信し、後述するようにログインを要求する。なお、ログイン情報は例えばログイン情報をユーザに入力させるためのログイン情報入力画面からユーザに入力させればよい。
サービス提供システム70の認証処理部85はステップS12において、後述するように認証判断を行う。ステップS13において、認証処理部85はクライアント端末11のログイン要求部32にログイン応答として認証結果を送信する。認証結果が成功(認証OK)の場合、認証処理部85はトークン(cookie)もログイン要求部32に送信する。サービス提供システム70はトークンを、認証したユーザのユーザ名及び企業コードと対応付けて記憶しておく。
ステップS14において、ログイン要求部32は出力データ送信制御部31にログイン応答として認証結果を送信する。認証が成功の場合、ログイン要求部32はトークンも出力データ送信制御部31に送信する。
ステップS15以降の処理は認証結果が成功(認証OK)である例を表している。ステップS15において、出力データ送信制御部31は前述のトークンと出力データとをサービス提供システム70に送信することで出力データ投入要求を行う。
ステップS16において、サービス提供システム70のセッション管理部88は記憶しているトークンの中に、出力データ投入要求として受信したトークンが存在するか否かを確認する。セッション管理部88は記憶しているトークンの中に、出力データ投入要求として受信したトークンが存在すれば、ステップS17において、トークンに対応付けられて記憶しておいたユーザ名及び企業コードと出力データとをプリントサービスアプリ81に送信する。
ステップS18において、プリントサービスアプリ81は受信した出力データに出力データIDを付与し、データストレージ95に記録する。また、プリントサービスアプリ81は出力データIDを付与した前述の出力データ管理情報を出力データ管理情報保持部306に記録する。
また、ステップS21〜S33の処理は出力データの送信先が画像形成装置12の場合を表している。出力データの送信先が画像形成装置12の場合、出力データ送信制御部31はステップS21に進み、出力データを画像形成装置12に送信する。ステップS22において、画像形成装置12の出力制御部52は受信した出力データの出力を実行する。
ステップS23において、出力制御部52は実行した出力のログを生成する。ステップS24において、出力制御部52は出力データの出力完了をログ送信制御部57に通知する。ステップS25において、ログ送信制御部57はログの送信設定に基づいて後述のようにログの送信判定を行う。
ステップS26以降の処理はログの送信を必要と判定した例を表している。ステップS26において、ログ送信制御部57はログイン要求部55にログイン処理を要求する。ステップS27において、ログイン要求部55は企業コード、デバイス認証情報、ユーザ名、パスワードなどを含むログイン情報(認証情報)をサービス提供システム70の認証処理部85へ送信し、後述するようにログインを要求する。なお、ログイン情報に含まれる企業コード、ユーザ名、パスワードは例えば後述のログ送信設定処理において「ダイレクト印刷のログも送信する」を選択したあと、ユーザに登録させてもよい。
サービス提供システム70の認証処理部85はステップS28において、後述するように認証判断を行う。ステップS29において、認証処理部85は画像形成装置12のログイン要求部55にログイン応答として認証結果を送信する。認証結果が成功(認証OK)の場合、認証処理部85はトークンもログイン要求部55に送信する。サービス提供システム70はトークンを、認証したユーザのユーザ名及び企業コードと対応付けて記憶しておく。
ステップS30において、ログイン要求部55はログ送信制御部57にログイン応答として認証結果を送信する。認証が成功の場合、ログイン要求部55はトークンもログ送信制御部57に送信する。
ステップS30以降の処理は認証結果が成功(認証OK)である例を表している。ステップS31において、ログ送信制御部57は前述のトークンとログとをサービス提供システム70に送信することでログ送信要求を行う。
サービス提供システム70のセッション管理部88は記憶しているトークンの中に、ログ送信要求として受信したトークンが存在するか否かを確認する。セッション管理部88は記憶しているトークンの中に、ログ送信要求として受信したトークンが存在すれば、ステップS32において、トークンに対応付けられて記憶しておいたユーザ名及び企業コードとログとをプリントサービスアプリ81に送信する。
ステップS33において、プリントサービスアプリ81のログ記録部304は受信したログを出力データログ保持部305が保持する出力データログに記録する。
《出力データ出力処理》
画像形成装置12がサービス提供システム70から出力データを取得して出力データの出力を実行する場合の処理手順は例えば図14に示すようになる。図14は出力データ出力処理の一例のシーケンス図である。
ステップS41において、画像形成装置12の入力受付部51はユーザからログイン情報の入力を受け付ける。ステップS42において、ログイン要求部55はユーザ操作により受け付けたログイン情報を入力受付部51から受信する。ステップS43において、ログイン要求部55はサービス提供システム70の認証処理部85へ後述するようにログインを要求する。
サービス提供システム70の認証処理部85はステップS44において、後述するように認証判断を行う。ステップS45において、認証処理部85は画像形成装置12のログイン要求部55にログイン応答として認証結果を送信する。認証結果が成功(認証OK)の場合、認証処理部85はトークンもログイン要求部55に送信する。サービス提供システム70はトークンを、認証したユーザのユーザ名及び企業コードと対応付けて記憶しておく。
ステップS46において、ログイン要求部55は入力受付部51にログイン応答として認証結果を送信する。認証が成功の場合、ログイン要求部55はトークンも入力受付部51に送信する。
ステップS47において、入力受付部51はユーザから出力データの出力要求を受け付ける。ステップS48において、入力出力部51は出力要求を受け付けた出力データの出力要求をデータ処理要求部56に対して行う。データ処理要求部56はステップS49において、前述のトークンと出力データの取得要求とをサービス提供システム70に送信することで出力データの取得要求を行う。
サービス提供システム70のセッション管理部88は記憶しているトークンの中に、出力データの取得要求として受信したトークンが存在するか否かを確認する。セッション管理部88は記憶しているトークンの中に、出力データの取得要求として受信したトークンが存在すれば、ステップS50において、取得要求のあった出力データをプリントサービスアプリ81に要求する。
ステップS51、S52において、プリントサービスアプリ81は取得要求のあった出力データを、セッション管理部88を介して、画像形成装置12のデータ処理要求部56に送信する。ステップS53において、データ処理要求部56は受信した出力データを出力制御部52に送信する。
ステップS54において、出力制御部52は受信した出力データの出力を実行する。ステップS55において、出力制御部52は実行した出力のログを生成する。ステップS56において、出力制御部52は出力データの出力完了をログ送信制御部57に通知する。ステップS57において、ログ送信制御部57はログの送信設定に基づいて後述のようにログの送信判定を行う。
ステップS58以降の処理はログの送信を必要と判定した例を表している。ステップS58において、ログ送信制御部57は前述のトークンとログとをサービス提供システム70に送信することでログ送信要求を行う。
サービス提供システム70のセッション管理部88は記憶しているトークンの中に、ログ送信要求として受信したトークンが存在するか否かを確認する。セッション管理部88は記憶しているトークンの中に、ログ送信要求として受信したトークンが存在すれば、ステップS59において、トークンに対応付けられて記憶しておいたユーザ名及び企業コードとログとをプリントサービスアプリ81に送信する。
ステップS60において、プリントサービスアプリ81のログ記録部304は受信したログを出力データログ保持部305が保持する出力データログに記録する。
《認証処理》
図15はクライアント端末からログイン要求を受信したサービス提供システムの処理を表した一例のフローチャートである。
ステップS71において、サービス提供システム70の認証処理部85は企業コード、ユーザ名及びパスワードをログイン情報としたログイン要求をクライアント端末11から受信する。
ステップS72において、認証処理部85はログイン情報に含まれる企業コードが図8に示した企業管理情報に存在するかを判断する企業認証判断を行う。ログイン情報に含まれる企業コードが図8に示した企業管理情報に存在すれば、認証処理部85は企業認証成功(認証OK)と判断し、ステップS73の処理を行う。
ステップS73において、認証処理部85は図9に示したユーザ管理情報のうち、認証された企業コードに対応付けられたユーザ管理情報の中に、ログイン情報に含まれるユーザ名及びパスワードが存在するかを判断するユーザ認証判断を行う。
ログイン情報に含まれるユーザ名及びパスワードが存在すれば、認証処理部85はユーザ認証成功(認証OK)と判断してステップS75の処理を行う。ステップS75において、認証処理部85は、クライアント装置11からのログイン要求に対する認証結果を成功(認証OK)と判断する。
なお、ステップS72においてログイン情報に含まれる企業コードが図8に示した企業管理情報に存在しなければ、認証処理部85はステップS74において、クライアント装置11からのログイン要求に対する認証結果を失敗(認証NG)と判断する。
同様に、ステップS73において、認証された企業コードに対応付けられたユーザ管理情報の中に、ログイン情報に含まれるユーザ名及びパスワードが存在しなければ、認証処理部85はステップS74において、クライアント装置11からのログイン要求に対する認証結果を失敗(認証NG)と判断する。
図16は画像形成装置からログイン要求を受信したサービス提供システムの処理を表した一例のフローチャートである。図16のフローチャートは図15のフローチャートにステップS83のデバイス認証判断が追加されている。
ステップS81において、サービス提供システム70の認証処理部85は企業コード、デバイス認証情報、ユーザ名及びパスワードをログイン情報としたログイン要求を画像形成装置12から受信する。
ステップS82において、認証処理部85はログイン情報に含まれる企業コードが図8に示した企業管理情報に存在するかを判断する企業認証判断を行う。ログイン情報に含まれる企業コードが企業管理情報に存在すれば、認証処理部85は企業認証成功(認証OK)と判断し、ステップS83の処理を行う。
ステップS83において、認証処理部85は図10に示した機器管理情報のうち、認証された企業コードに対応付けられた機器管理情報の中に、ログイン情報に含まれるデバイス認証情報が存在するかを判断するデバイス認証判断を行う。ログイン情報に含まれるデバイス認証情報が存在すれば、認証処理部85はデバイス認証成功(認証OK)と判断してステップS84の処理を行う。
ステップS84において、認証処理部85は図9に示したユーザ管理情報のうち、認証された企業コードに対応付けられたユーザ管理情報の中に、ログイン情報に含まれるユーザ名及びパスワードが存在するかを判断するユーザ認証判断を行う。
ログイン情報に含まれるユーザ名及びパスワードが存在すれば、認証処理部85はユーザ認証成功(認証OK)と判断してステップS86の処理を行う。認証処理部85はステップS86において、画像形成装置12からのログイン要求に対する認証結果を成功(認証OK)と判断する。
なお、ステップS82においてログイン情報に含まれる企業コードが図8に示した企業管理情報に存在しなければ、認証処理部85はステップS85において、画像形成装置12からのログイン要求に対する認証結果を失敗(認証NG)と判断する。
同様に、ステップS83において、認証された企業コードに対応付けられた機器管理情報の中に、ログイン情報に含まれるデバイス認証情報が存在しなければ、認証処理部85はステップS85において、画像形成装置12からのログイン要求に対する認証結果を失敗(認証NG)と判断する。
同様に、ステップS84において、認証された企業コードに対応付けられたユーザ管理情報の中に、ログイン情報に含まれるユーザ名及びパスワードが存在しなければ、認証処理部85はステップS85において、画像形成装置12からのログイン要求に対する認証結果を失敗(認証NG)と判断する。
《ログ送信設定処理》
本実施形態のシステム1では、図17に示すようなログ送信設定画面からユーザがログの送信設定を行う。図17はログ送信設定画面の一例のイメージ図である。図17のログ送信設定画面はサービス提供システム70へのログの送信条件として「送信しない」「ダイレクト印刷のログは送信しない」「ダイレクト印刷のログも送信する」の何れかを選択できる。
図17(a)はサービス提供システム70へのログの送信条件として「ダイレクト印刷のログは送信しない」が選択されている例である。図17(a)のようにログの送信条件が選択されている場合、図13のステップS25ではログの送信が不要と判定される。
図17(b)はサービス提供システム70へのログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されている例である。図17(b)のようにログの送信条件が選択されている場合、図13のステップS25ではログの送信が必要と判定される。
なお、ダイレクト印刷の場合は、ユーザによるログイン情報の入力は行われないことも考えられるため、サービス提供システム70へのログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されたあと、図18などからログイン情報として利用できる固定値をユーザに登録させてもよい。
図18は固定値登録画面の一例のイメージ図である。固定値登録画面から登録される固定値はユーザや管理者の企業コード、ユーザ名、パスワードなどであればよい。なお、図17に示したログ送信設定画面は一例であって、その他のログ送信条件であってもよい。
《ログ送信処理》
画像形成装置12は例えば図19に示すようにログを送信する。図19はログを送信する処理の一例のフローチャートである。ステップS101において、画像形成装置12の出力制御部52は受信した出力データの出力を実行する。
ステップS102において、ログ送信制御部57は出力データの送信元がサービス提供システム70のプリントサービス提供装置22であるかを判定する。出力データの送信元がサービス提供システム70のプリントサービス提供装置22であれば、ログ送信制御部57はステップS103において、ログの送信設定に基づき後述のようにログの送信判定を行う。
例えば図17のログ送信設定画面の場合、ログの送信条件として「送信しない」が選択されていなければ、ログ送信制御部57はログを送信すると判定する。ログの送信条件として「送信しない」が選択されていれば、ログ送信制御部57はログを送信しないと判定する。
ログを送信しないと判定すると、ログ送信制御部57はログを送信しない。ログを送信すると判定すると、ログ送信制御部57はステップS107に進み、ログを送信するために必要な処理を行う。
一方、ステップS102において、出力データの送信元がサービス提供システム70のプリントサービス提供装置22でなければ、ログ送信制御部57はステップS104において、ログの送信設定に基づき後述のようにログの送信判定を行う。
例えば図17のログ送信設定画面の場合、ログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されていれば、ログ送信制御部57はログを送信すると判定する。ログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されていなければ、ログ送信制御部57はログを送信しないと判定する。
ログを送信しないと判定すると、ログ送信制御部57はログを送信しない。ログを送信すると判定すると、ログ送信制御部57はステップS105に進み、ログイン要求部55にサービス提供システム70へのログインを要求する。ログイン要求部55は例えば固定値登録画面から登録した企業コード、ユーザ名、パスワードと、画像形成装置12が保持しているデバイス認証情報とを含むログイン情報をサービス提供システム70の認証処理部85へ送信し、ログインを要求する。
ステップS106において、ログ送信制御部57は認証が成功(ログインOK)であればステップS107に進み、ログを送信するために必要な処理を行う。一方、ログ送信制御部57は認証が成功(ログインOK)でなければ、ログを送信しない。
このように、画像形成装置12はユーザにより選択されたログの送信条件に基づいてログの送信有無を判断できる。また、画像形成装置12はログの送信先がアクセス制御されている場合であっても、ログインなどの必要な処理を適切に行うことができる。
サービス提供システム70の出力データログ保持部305は例えば図20に示すようなログを記録する。図20はログの一例の構成図である。図20(a)のログはデータ項目として出力データID、企業コード、ユーザ特定情報、書誌情報、ジョブID、ステータスなどを有する。ステータスはログに対応する出力データの状態(出力済、削除など)を表している。また、図20(b)のログは画像形成装置12における出力の完了あるいはエラー等といった図28(a)よりも詳細なステータスを表している。
なお、図20において、出力データIDが空欄のログはクライアント装置11から画像形成装置12に出力データが送信されるダイレクト印刷のログを表している。
<まとめ>
第1の実施形態に係るシステム1によれば、画像形成装置12からプリントサービス提供装置22に送信するログの条件をユーザに適宜選択させることができる。また、ログの送信にログインなどの処理が必要であれば、ログを送信するために必要な処理を適切に行うことができる。したがって、第1の実施形態に係るシステム1はユーザの利便性を向上できる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は画像形成装置12がクライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていれば、出力データに含まれていたログイン情報によりサービス提供システム70にログインを要求するものである。なお、第1の実施形態と同様な部分については説明を適宜省略する。システム構成、ハードウェア構成については第1の実施形態と同様である。
<ソフトウェア構成>
ソフトウェア構成についてはクライアント端末11が第1の実施形態と異なっている。第2の実施形態に係るクライアント端末11は例えば図21に示す処理ブロックにより実現される。図21は本実施形態に係るクライアント端末の一例の処理ブロック図である。
図21のクライアント端末11は図4のクライアント端末11に入力受付部33を追加したものである。入力受付部33はタッチパネル接触操作、キーボード入力操作などのユーザ操作によるログイン情報の入力を受け付ける。
<処理の詳細>
《出力データ投入処理》
第2の実施形態のシステム1では、クライアント端末11から画像形成装置12に印刷データを投入する場合の処理手順が例えば図22に示すようになる。図22は出力データ投入処理の一例のシーケンス図である。
なお、ステップS121は入力受付部33からログイン情報の入力が無かった場合を表している。ログイン情報の入力が無かった場合、出力データ送信制御部31はステップS121において、出力データを画像形成装置12に送信する。
一方、ステップS125〜S127は入力受付部33からログイン情報の入力があった場合を表している。ステップS125において、入力受付部33はユーザ操作によるログイン情報の入力を受け付ける。ステップS126において、入力受付部33はユーザ操作により受け付けたログイン情報を出力データ送信制御部31に送信する。ステップS127において、出力データ送信制御部31はログイン情報を含む出力データを画像形成装置12に送信する。
ステップS121又はS127において送信された出力データは、ステップS131において画像形成装置12の出力制御部52により出力を実行される。ステップS132において、出力制御部52は実行した出力のログを生成する。ステップS133において、出力制御部52は出力データの出力完了をログ送信制御部57に通知する。ステップS134において、ログ送信制御部57はログの送信設定に基づいて前述のようにログの送信判定を行う。
ステップS135以降の処理はログの送信を必要と判定した例を表している。ステップS135において、ログ送信制御部57は入力受付部33からのログイン情報の入力有無により異なる認証情報でログイン要求部55にログイン処理を要求する。入力受付部33からのログイン情報の入力があった場合、ログ送信制御部57は出力データに含まれているログイン情報を用いてログイン要求部55にログイン処理を要求する。
一方、入力受付部33からのログイン情報の入力が無かった場合、ログ送信制御部57は例えば図18の固定値登録画面から登録されたログイン情報を用いてログイン要求部55にログイン処理を要求する。例えば出力データに含まれているログイン情報は処理を要求しているユーザの認証情報などである。図18の固定値登録画面から登録されたログイン情報は例えば管理者の認証情報などである。
ステップS136において、ログイン要求部55は入力受付部33から入力されたログイン情報又は固定値登録画面から登録されたログイン情報(認証情報)をサービス提供システム70の認証処理部85へ送信し、ログインを要求する。なお、ステップS137以降の処理は図13のステップS28〜S33と同様であるため説明を省略する。
《ログ送信処理》
画像形成装置12は例えば図23に示すようにログを送信する。図23はログを送信する処理の一例のフローチャートである。ステップS151において、画像形成装置12の出力制御部52は受信した出力データの出力を実行する。
ステップS152において、ログ送信制御部57は出力データの送信元がサービス提供システム70のプリントサービス提供装置22であるかを判定する。出力データの送信元がサービス提供システム70のプリントサービス提供装置22であれば、ログ送信制御部57はステップS153において、ログの送信設定に基づきログの送信判定を行う。
ログを送信しないと判定すると、ログ送信制御部57はログを送信しない。ログを送信すると判定すると、ログ送信制御部57はステップS159に進み、ログを送信するために必要な処理を行う。
一方、ステップS152において、出力データの送信元がサービス提供システム70のプリントサービス提供装置22でなければ、ログ送信制御部57はステップS154において、ログの送信設定に基づき後述のようにログの送信判定を行う。
ログを送信しないと判定すると、ログ送信制御部57はログを送信しない。ログを送信すると判定すると、ログ送信制御部57はステップS155に進み、クライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれているか判定する。
クライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていれば、ログイン要求部55はステップS156において、クライアント端末11から受信した出力データに含まれているログイン情報を利用して、サービス提供システム70の認証処理部85へログインを要求する。
一方、クライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていなければ、ログイン要求部55はステップS157において、固定値登録画面から登録されたログイン情報を利用して、サービス提供システム70の認証処理部85へログインを要求する。
ステップS158において、ログ送信制御部57は認証が成功(ログインOK)であればステップS159に進み、ログを送信するために必要な処理を行う。一方、ログ送信制御部57は認証が成功(ログインOK)でなければ、ログを送信しない。
このように、画像形成装置12はクライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていれば、入力受付部33がユーザから受け付けたログイン情報によりサービス提供システム70にログインを要求できる。結果として、出力データログ保持部305に保持されるログは、入力受付部33がユーザから受け付けたログイン情報に含まれる企業コード、ユーザ名と対応付けられる。
<まとめ>
第2の実施形態に係るシステム1では、画像形成装置12がクライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていれば、出力データに含まれていたログイン情報によりサービス提供システム70にログインを要求する。したがって、第2の実施形態に係るシステム1では、出力データの送信元が画像形成装置12であるダイレクト印刷のログも、ユーザから受け付けたログイン情報に含まれる企業コード、ユーザ名等と対応付けてサービス提供システム70で記録できる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態はログの送信時のIDとして、クライアント端末11から受信した受信値を利用するか、固定値登録画面から登録された固定値を利用するか、を選択できるものである。なお、第2の実施形態と同様な部分については説明を適宜省略する。システム構成、ハードウェア構成、ソフトウェア構成については第2の実施形態と同様である。
<処理の詳細>
《ログ送信設定処理》
第3の実施形態のシステム1では、図24に示すようなログ送信設定画面からユーザがログの送信設定を行う。図24はログ送信設定画面の一例のイメージ図である。
図24のログ送信設定画面はサービス提供システム70へのログの送信条件として「送信しない」「ダイレクト印刷のログは送信しない」「ダイレクト印刷のログも送信する」の何れかを選択できる。また、図24のログ送信設定画面はログの送信時のIDとして固定値を優先するか、受信値を優先するか、受信値のみを利用するか、を選択できる。
図24(a)はサービス提供システム70へのログの送信条件として「ダイレクト印刷のログは送信しない」が選択されている例である。図24(a)は画像形成装置12からサービス提供システム70にログを送信しないため、ログの送信時のIDを選択できなくなっている。
図24(b)はサービス提供システム70へのログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されている例である。また、図24(b)はログの送信時のIDとして「受信値のみ」が選択されている例である。
図24(c)はサービス提供システム70への出力ログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されている例である。なお、図24(c)はログの送信時のIDとして「固定値優先」が選択されている例である。固定値は例えばサービス提供システム70へのログの送信条件として「ダイレクト印刷のログも送信する」が選択されたあと、図18の固定値登録画面などを表示し、ユーザに登録させればよい。
《ログ送信処理》
画像形成装置12は例えば図25に示すようにログを送信する。図25はログを送信する処理の一例のフローチャートである。なお、図25のフローチャートは一部を除いて図23のフローチャートと同様であるため、適宜説明を省略する。
ステップS161〜S164の処理は図23のステップS151〜S154と同様であるため、説明を省略する。ステップS164において、ログを送信すると判定すると、ログ送信制御部57はステップS165に進み、ログの送信時のIDとして「固定値優先」が選択されているか判定する。
ログの送信時のIDとして「固定値優先」が選択されていなければ、ログ送信制御部57はステップS166に進み、クライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれているか判定する。
クライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていれば、ログイン要求部55はステップS167において、クライアント端末11から受信した出力データに含まれているログイン情報を利用して、サービス提供システム70の認証処理部85へログインを要求する。
一方、クライアント端末11から受信した出力データにログイン情報が含まれていなければ、ログ送信制御部57はステップS168に進み、ログの送信時のIDとして「受信値のみ」が選択されているか判定する。
ログの送信時のIDとして「受信値のみ」が選択されていなければ、ログイン要求部55はステップS169に進み、固定値登録画面から登録されたログイン情報を利用して、サービス提供システム70の認証処理部85へログインを要求する。
なお、ステップS165において、ログの送信時のIDとして「固定値優先」が選択されていれば、ログ送信制御部57はステップS169に進み、固定値登録画面から登録されたログイン情報を利用して、サービス提供システム70の認証処理部85へログインを要求する。ステップS168において、ログの送信時のIDとして「受信値のみ」が選択されていれば、ログ送信制御部57はログを送信しない。
ステップS170において、ログ送信制御部57は認証が成功(ログインOK)であればステップS171に進み、ログを送信するために必要な処理を行う。一方、ログ送信制御部57は認証が成功(ログインOK)でなければ、ログを送信しない。
このように、画像形成装置12はサービス提供システム70側に送信するログの送信時のIDとして、クライアント端末11から受信した受信値を利用するか、固定値登録画面から登録された固定値を利用するか、を選択できる。画像形成装置12はログの送信時のIDとして「受信値のみ」が選択されているとき、認証に成功しなければ、出力データの出力を実行させないようにしてもよい。
サービス提供システム70の出力データログ保持部305は例えば図26に示すようなログを記録する。図26はログの一例の構成図である。図26のログはデータ項目として出力データID、企業コード、ユーザ特定情報、書誌情報、ジョブID、ステータス、ログの送信時のIDに固定値を使ったか受信値を使ったかを表す情報「固定値or受信値」を有する。
<まとめ>
第3の実施形態に係るシステム1では、ログの送信時のIDとして、クライアント端末11から受信した受信値を利用するか、固定値登録画面から登録された固定値を利用するか、を選択できる。したがって、第3の実施形態に係るシステム1では、記録されているログが固定値を使って画像形成装置12から送信されたものか、受信値を使って画像形成装置12から送信されたものか、を判別できる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。特許請求の範囲に記載した出力装置は画像形成装置12に相当する。サービス提供装置はサービス提供システム70に相当する。情報処理装置はクライアント端末11に相当する。
1 システム
11 クライアント端末
12 画像形成装置
21 アクセス制御装置
22 プリントサービス提供装置
23 スキャンサービス提供装置
24 他サービス提供装置
31 出力データ送信制御部
32 ログイン要求部
33、51 入力受付部
52 出力制御部
53 送受信部
54 設定情報保持部
55 ログイン要求部
56 データ処理要求部
57 ログ送信制御部
70 サービス提供システム
71 サービスアプリ
72 プラットフォーム
73 管理データ記憶部
74 プラットフォームAPI(Application Programming Interface)
81 プリントサービスアプリ
82 スキャンサービスアプリ
83 その他のサービスアプリ
85 認証処理部
86 機器通信部
87 データ処理部
88 セッション管理部
91 企業管理情報記憶部
92 ユーザ管理情報記憶部
93 機器管理情報記憶部
94 データ管理情報記憶部
95 データストレージ
100 コンピュータシステム
101 入力装置
102 表示装置
103 外部I/F
103a、203a 記録媒体
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 通信I/F
108 HDD
201 コントローラ
202 操作パネル
203 外部I/F
204 通信I/F
205 プリンタ
206 スキャナ
211 CPU
212 RAM
213 ROM
214 NVRAM
215 HDD
301 データ解析部
302 出力データ管理部
303 処理要求部
304 ログ記録部
305 出力データログ保持部
306 出力データ管理情報保持部
FW ファイアウォール
N1〜N3 ネットワーク
特開2007−60163号公報

Claims (11)

  1. 出力データを送信する情報処理装置と、1台以上の情報処理装置で構成され取得要求に対する応答として前記出力データを送信するサービス提供システムとにネットワークを介して接続される出力装置であって、
    前記出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する出力制御手段と、
    前記出力データの送信元に応じて前記ログの送信条件が設定されている前記ログの送信設定に基づき、前記ログの送信判定を行い、前記サービス提供システムへの前記ログの送信を制御するログ送信制御手段と
    を有し、
    前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させたあと、前記ログを前記サービス提供システムに送信する
    ことを特徴とする出力装置。
  2. 前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記サービス提供システムから送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段が前記取得要求を行う前に実行した前記サービス提供システムへのログインの結果を利用して、前記ログを前記サービス提供システムに送信する
    ことを特徴とする請求項記載の出力装置。
  3. 前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、予め登録されている第1のログイン情報を利用して、前記ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させる
    ことを特徴とする請求項又は記載の出力装置。
  4. 前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、前記出力データに第2のログイン情報が含まれていれば、前記第2のログイン情報を利用して、前記ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させ、
    前記出力データに第2のログイン情報が含まれていなければ、予め登録されている第1のログイン情報を利用して、前記ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させる
    ことを特徴とする請求項又は記載の出力装置。
  5. 前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、前記ログの送信設定に基づき、予め登録されている第1のログイン情報、又は、前記出力データに含まれる第2のログイン情報を利用して、前記ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させる
    ことを特徴とする請求項又は記載の出力装置。
  6. 前記ログの送信設定には、前記第1のログイン情報を優先して利用する設定、前記第2のログイン情報を優先して利用する設定、前記第2のログイン情報を利用する設定、の何れかが設定されている
    ことを特徴とする請求項記載の出力装置。
  7. 前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログは、前記サービス提供システムへのログインに前記第1又は第2のログイン情報の何れかを利用したかを示す情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項又は記載の出力装置。
  8. 出力データを送信する情報処理装置と、1台以上の情報処理装置で構成され取得要求に対する応答として前記出力データを送信するサービス提供システムとにネットワークを介して接続される出力装置を、
    前記出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する出力制御手段、
    前記出力データの送信元に応じて前記ログの送信条件が設定されている前記ログの送信設定に基づき、前記ログの送信判定を行い、前記サービス提供システムへの前記ログの送信を制御するログ送信制御手段
    として機能させ
    前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させたあと、前記ログを前記サービス提供システムに送信する
    ことを特徴とするプログラム。
  9. 出力データを送信する情報処理装置と、1台以上の情報処理装置で構成され取得要求に対する応答として前記出力データを送信するサービス提供システムと、前記出力データの出力を実行する出力装置とがネットワークを介して接続されるシステムであって、
    前記出力装置において、前記情報処理装置又は前記サービス提供システムから受信した前記出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する出力制御手段と、
    前記出力データの送信元に応じて前記ログの送信条件が設定されている前記ログの送信設定に基づき、前記ログの送信判定を行い、前記サービス提供システムへの前記ログの送信を制御するログ送信制御手段と
    を有し、
    前記ログ送信制御手段は、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させたあと、前記ログを前記サービス提供システムに送信する
    ことを特徴とするシステム。
  10. 出力データを送信する情報処理装置と、1台以上の情報処理装置で構成され取得要求に対する応答として前記出力データを送信するサービス提供システムとにネットワークを介して接続される出力装置のログ送信方法であって、
    前記出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する出力制御ステップと、
    前記出力データの送信元に応じて前記ログの送信条件が設定されている前記ログの送信設定に基づき、前記ログの送信判定を行い、前記サービス提供システムへの前記ログの送信を制御するログ送信制御ステップと
    を有し、
    前記ログ送信制御ステップは、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させたあと、前記ログを前記サービス提供システムに送信する
    ことを特徴とするログ送信方法。
  11. 出力データを送信する情報処理装置と、1台以上の情報処理装置で構成され取得要求に対する応答として前記出力データを送信するサービス提供システムと、前記出力データの出力を実行する出力装置とがネットワークを介して接続されるシステムのログ送信方法であって、
    前記出力装置において、前記情報処理装置又は前記サービス提供システムから受信した前記出力データの出力を実行し、実行した出力のログを生成する出力制御ステップと、
    前記出力データの送信元に応じて前記ログの送信条件が設定されている前記ログの送信設定に基づき、前記ログの送信判定を行い、前記サービス提供システムへの前記ログの送信を制御するログ送信制御ステップと
    を有し、
    前記ログ送信制御ステップは、前記ログの送信判定により前記情報処理装置から送信された前記出力データの出力の前記ログの送信を必要と判定したとき、ログイン要求手段に前記サービス提供システムへのログインを実行させたあと、前記ログを前記サービス提供システムに送信する
    ことを特徴とするログ送信方法。
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