JP6497061B2 - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、複数のノード間を通信経路によって相互に接続したクラスタシステムにおいて、第1のノードにおける記憶装置へのアクセスパスがアクセス可能であるか否かを判断し、該アクセスパスがアクセス不可能な場合には、通信経路を利用して第1のノードから第2のノードへメモリ内容を送信し、第2のノードにおける記憶装置へのアクセスパスを利用して記憶装置へメモリ内容を書き込むことが開示されている。
特開2007−334668号公報
本発明の目的は、異なるプログラムに基づいて処理を実行する2つの制御手段間の通信において、通信の頻度を増加させることなく、実行された処理の履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することである。
請求項に係る本発明は、予め定められたプログラムに基づいて処理を実行する第1の制御手段と、
前記プログラムとは異なるプログラムに基づいて処理を実行する第2の制御手段と、
前記第2の制御手段により実行された処理の動作履歴を示す履歴情報を記憶する揮発性の記憶手段と、
を有し、
前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段に対して、予め定められた処理の要求を行い、
前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段から要求された処理を実行する際に、予め定められた転送タイミングに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を、要求された処理ごとに予め設定されている優先度が高い順に前記第1の制御手段に転送する情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記優先度が、要求された処理に関する履歴情報の優先度が高くなるように設定される請求項記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記転送タイミングが、前記第1の制御手段から要求された処理を前記第2の制御手段が完了したタイミングである請求項または記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、前記転送タイミングが、前記記憶手段の記憶領域に空きがなくなったタイミングである請求項または記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明では、前記転送タイミングは、前記第2の制御手段が、前記第1の制御手段から電源停止状態に移行する旨を要求されたタイミングである請求項または記載の情報処理装置である。
請求項に係る本発明は、予め定められた処理の要求を行うステップと、
要求された処理を実行する際に、予め定められた転送タイミングに基づいて、実行された処理の動作履歴を示す履歴情報を記憶する揮発性の記憶手段に記憶されている履歴情報を、要求された処理ごとに予め設定されている優先度が高い順に転送するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
請求項に係る本発明によれば、異なるプログラムに基づいて処理を実行する2つの制御手段間の通信において、重要性の高い履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、要求された処理に関する履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、新たに実行された処理において、重要性の高い履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、過去に実行された処理の履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、過去に実行された処理の履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能な情報処理装置を提供することができる。
請求項に係る本発明によれば、異なるプログラムに基づいて処理を実行する2つの制御手段間の通信において、重要性の高い履歴情報の取得漏れを防ぐことが可能なプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態における画像形成システムを示す図である。 本発明の一実施形態における画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。 本発明の構成を有さない場合におけるOS間通信の一例を示す概念図である。 本発明の構成を有さない場合におけるログ情報の取得方法の一例を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態のログ情報の取得方法を示す概念図である。 本発明の第1の実施形態における汎用OS101側の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるRTOS102側の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における画像形成装置10aの機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における優先転送ログ情報の設定方法の一例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態におけるRTOS102側の処理の流れを示すフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態における画像形成システムの一例を示す図である。
図1に示されるように、本実施形態における画像形成装置10は、ネットワーク30を介して端末装置20と接続されている。画像形成装置10は、端末装置20からネットワーク30を介して送信されてきた画像データ、および図示しない光学的に画像を読み取るプリンタなどの読み取り装置から送信されてきた画像データを用紙に印刷する。
次に、画像形成装置10のハードウェアの構成を図2を参照して詳細に説明する。
画像形成装置10は、図2に示されるように、CPU11と、CPU12と、メモリ13と、ネットワーク3を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IF)14と、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置15、タッチパネル又は液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UI)装置16と、プリンタ17とを有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
CPU11(第1の制御手段)は、メモリ13または記憶装置15に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。また、CPU12(第2の制御手段)は、メモリ13または記憶装置15に格納され、CPU11の制御プログラムとは異なる制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU11及びCPU12は、メモリ13または記憶装置15内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU11及びCPU12に提供することも可能である。
図3は、上記の制御プログラムが実行されることにより実現される画像形成装置10の機能構成を示すブロック図である。
本実施形態における画像形成装置10においては、図3に示されるように、CPU11上において汎用オペレーティングシステム(汎用OS)101が動作し、CPU11とは異なる制御プログラムに基づいて処理を実行するCPU12上においてリアルタイムオペレーティングシステム(RTOS)102が動作する。また、画像形成装置10は、図3に示されるように、不揮発性メモリ103と、揮発性メモリ104と、バックアップメモリ105とを有している。また、汎用OS101とRTOS102とは、予め定められた形式のデータによって送受信を行うOS間通信により相互に通信を行う。
汎用OS101は、予め定められた制御プログラムに基づいてCPU11により処理が実行されることによって、ユーザインタフェースへのデータ出力といった時間制約がない処理(非リアルタイム処理)を制御する。また、汎用OS101は、予め定められた処理の要求をRTOS102に対して行う。本実施形態においては、汎用OS101は、予め定められた処理の要求に関する情報が含まれるコマンドデータをRTOS102に対して送信する。
また、汎用OS101は、ユーザの操作により画像形成装置10の電源を停止する場合、および画像形成装置10の機能を制限する省エネモードを実行する場合には、RTOS102に対して電源オフ(電源停止状態)に移行する旨の要求を行う。
RTOS102は、CPU11とは異なる制御プログラムに基づいてCPU12により処理が実行されることによって、スキャナ等の画像読取装置や、プリンタ等の画像出力装置10の制御といった要求された処理を予め定められた時間内に終了するリアルタイム性が要求される処理(リアルタイム処理)を制御する。また、RTOS102は、汎用OS101から要求された処理を実行する際に、予め定められた転送タイミングに基づいて、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報(履歴情報)を、バックアップメモリ105に転送する。なお、予め定められた転送タイミングについては後述する。
不揮発性メモリ103は、記憶された情報の保持に電力の供給を必要とせず、汎用OS101により取得された動作履歴を示すログ情報を記憶する。
揮発性メモリ104(第1の記憶手段)は、記憶された情報の保持に電力の供給を必要とし、RTOS102により実行された処理の動作履歴を示すログ情報を記憶する揮発性の記憶手段である。また、揮発性メモリ104は、例えば、リングバッファメモリであり、図3に示されるように、CPU12に含まれている。そのため、CPU12が電源オフとなった場合には記憶内容が失われる。
本実施形態における揮発性メモリ104は、例えば、先頭アドレスから順に、RTOS102により実行された処理のログ情報を格納していく。また、RTOS102により新たに処理が実行された場合には、揮発性メモリ104の記憶領域においてデータが格納されていない空き領域が、RTOS102により新たに実行された処理のログ情報を格納する領域として使用される。
また、揮発性メモリ104は、RTOS102により処理が実行されることにより順に生じる新たなログ情報を、その時点での記憶された最も古いログ情報に上書きしていく。例えば、揮発性メモリ104は、記憶領域においてログ情報が先頭アドレスから最終アドレスまで格納されており、揮発性メモリ104の記憶領域に空きが存在しない場合には、RTOS102により新たに実行された処理の最新のログ情報を先頭アドレスから順に上書きしていく。
バックアップメモリ105(第2の記憶手段)は、記憶された情報の保持に電力の供給を必要としない不揮発性の記憶手段である。
また、本実施形態における予め定められた転送タイミングは、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったタイミング、または、RTOS102が汎用OS101から電源オフに移行する旨を要求されたタイミングであるものとして説明する。
次に、本発明の構成を有さない場合における汎用OS101とRTOS102とのOS間通信により行われる情報の送受信方法の一例について図4、図5を参照して説明する。
まず、汎用OS101からRTOS102に対して予め定められた処理の実行を要求する場合について説明する。
図4に示されるように、汎用OS101は、予め定められた処理の要求に関する情報が含まれるコマンドデータ200をRTOS102に対して送信する。例えば、汎用OS101は、端末装置20により指示された印刷の要求に関する情報が含まれるコマンドデータ200をRTOS102に対して送信する。
次に、RTOS102は、汎用OS101から要求された処理を実行する。例えば、汎用OS101から受信したコマンドデータ200に、印刷の要求に関する情報が含まれている場合には、印刷の要求に基づく印刷処理を実行する。
そして、揮発性メモリ104は、RTOS102により実行された処理の動作履歴を示すログ情報を記憶し、RTOS102は、要求された処理に対する応答を示す情報を含むリターンデータ300を汎用OS101に対して送信する。
次に、一般的なOS間通信におけるログ情報の取得方法の一例について図5を参照して説明する。
OS間通信においてログ情報を取得する場合、汎用OS101からRTOS102に対してログ情報の取得の要求に関する情報を含むコマンドデータ200を送信し、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報を含むデータをリターンデータ300として汎用OS101に対して送信する。
例えば、図5に示されるように、汎用OS101からログ情報の取得の要求に関する情報が含まれるコマンドデータ200を受信した場合、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報を取得して、RTOS102は、ログ情報が含まれるデータをリターンデータ300として汎用OS101に対して送信する。そして、汎用OS101は、受信したリターンデータ300に含まれるログ情報を取得して不揮発性メモリ103に格納する。
上記のログ情報の取得方法では、汎用OS101からログ情報の取得の要求が行われる前に、既に揮発性メモリ104に格納されているログ情報と、RTOS102において実行された処理のログ情報との合計量が揮発性メモリの容量を超えた場合、以前のログ情報が超過分のログ情報に上書きされるため、ログ情報の取得漏れが発生することがある。
次に、本実施形態における汎用OS101とRTOS102とのOS間通信により行われる情報の送受信方法について説明する。本実施形態においては、本発明の構成を有さない場合における汎用OS101とRTOS102とのOS間通信により行われる情報の送受信方法に対して、RTOS102側にバックアップメモリ105を設けて、予め定められた転送タイミングに基づいて、バックアップメモリ105にログ情報を記憶するようにしている。
なお、本実施形態においては、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったタイミング、または、RTOS102が汎用OS101から電源オフに移行する旨を要求されたタイミングにおいて、RTOS102は、バックアップメモリ105に記憶されているログ情報を汎用OS101に送信する。
具体的には、まず、図6に示されるように、汎用OS101からRTOS102に対して予め定められた処理の実行を要求する。例えば、汎用OS101は、端末装置20により指示された印刷の要求に関する情報が含まれるコマンドデータ200をRTOS102に対して送信する。
次に、RTOS102は、汎用OS101から要求された処理を実行する。例えば、汎用OS101から受信したコマンドデータ200に、印刷の要求に関する情報が含まれている場合には、印刷の要求に基づく印刷処理を実行する。
そして、揮発性メモリ104は、RTOS102により実行された処理の動作履歴を示すログ情報を記憶する。
また、RTOS102は、要求された処理に対する応答を示す情報を含むリターンデータ300を汎用OS101に対して送信する。
そして、RTOS102は、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったか否かを判定する。例えば、RTOS102により実行された処理のログ情報が、揮発性メモリ104の記憶領域における最終アドレスに格納された場合に、RTOS102は、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったと判定する。なお、RTOS102は、最終アドレスに格納されているログ情報が新たに処理が実行されることにより発生した最新のログ情報により上書きされた場合に、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったと判定するようにしてもよい。
そして、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったと判定した場合には、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報を、バックアップメモリ105に転送する。
また、本実施形態におけるOS間通信においてログ情報を取得する場合、汎用OS101からRTOS102に対してログ情報の取得の要求に関する情報を含むコマンドデータ200を送信する。そして、RTOS102は、揮発性メモリ104及びバックアップメモリ105に記憶されているログ情報を取得して、このログ情報を含むデータをリターンデータ300として汎用OS101に対して送信する。
また、汎用OS101から受信したコマンドデータ200に電源オフに移行する旨の要求に関する情報が含まれている場合には、RTOS102は、電源オフに移行する前に、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報をバックアップメモリ105に転送した後、電源オフに移行する。
次に、本実施形態の画像形成装置10における処理の流れを図7及び図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、汎用OS101側の処理の流れを図7のフローチャートを参照して説明する。
汎用OS101は、RTOS102に対して、予め定められた処理の要求に関する情報を含むコマンドデータ200を送信する(ステップS101)。
次に、汎用OS101は、RTOS102からリターンデータ300を受信する(ステップS102)。
そして、汎用OS101は、受信したリターンデータ300にログ情報が含まれるか否かを判定する(ステップS103)。ログ情報が含まれていない場合(ステップS103においてno)、汎用OS101は、受信したリターンデータ300に含まれる情報に基づいて、要求した処理が正常に完了したか否かを識別するための完了処理を実行する(ステップS104)。
また、受信したリターンデータ300にログ情報が含まれる場合には、汎用OS101は、リターンデータ300から取得したログ情報を不揮発性メモリ103に格納する(ステップS105)。
次に、RTOS102側の処理の流れを図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、RTOS102は、汎用OS101からコマンドデータ200を受信する(ステップS201)。
次に、RTOS102は、受信したコマンドデータ200にログ情報の取得の要求が含まれるか否かを判定する(ステップS202)。受信したコマンドデータ200にログ情報の取得の要求が含まれる場合(ステップS202においてyes)、RTOS102は、揮発性メモリ104及びバックアップメモリ105からログ情報を取得して、取得したログ情報を含むデータをリターンデータ300として汎用OS101に対して送信する(ステップS203)。
また、受信したコマンドデータ200にログ情報の取得の要求が含まれない場合(ステップS202においてno)、RTOS102は、コマンドデータ200に含まれる要求に関する情報が電源オフに移行する旨の要求であるか否かを判定する(ステップS204)。
コマンドデータ200に含まれる要求に関する情報が電源オフに移行する旨の要求である場合(ステップS204においてyes)、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報をバックアップメモリ105に転送(ステップS205)した後に電源オフに移行する(ステップS206)。
また、コマンドデータ200に含まれる要求に関する情報が電源オフに移行する旨の要求ではない場合(ステップS204においてno)、RTOS102は、要求された処理を実行し(ステップS207)、揮発性メモリ104に実行した処理の動作履歴を示すログ情報を記憶させる。
そして、RTOS102は、要求された処理に対する応答を示す情報を含むリターンデータ300を汎用OS101に対して送信する(ステップS208)。
また、RTOS102は、揮発性メモリ104の記憶領域に空きなくなったか否かを判定する(ステップS209)。揮発性メモリ104の記憶領域に空きがある場合(ステップS209においてyes)、処理を終了する。
また、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなった場合(ステップS209においてno)、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報をバックアップメモリ105に転送する(ステップS210)。
なお、本実施形態においては、予め定められた転送タイミングとして、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったタイミング、または、RTOS102が汎用OS101から電源オフに移行する旨を要求されたタイミングであるものとして説明した。しかし、予め定められた転送タイミングとして、汎用OS101から要求された処理が完了したタイミングにおいて、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報をバックアップメモリ105に転送するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、第2の実施形態の画像形成システムでは、第1の実施形態における画像形成システムにおける画像形成装置10を画像形成装置10aに置き換えられている。また、第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様の構成及び処理については説明を省略する。
図9は、第2の実施形態における画像形成装置10aの機能構成を示すブロック図である。本実施形態においては、第1の実施形態における画像形成装置10の構成に対して、バックアップメモリ105を取り除いた構成となっている。
第1の実施形態においては、RTOS102は、ログ情報をバックアップメモリ105に記憶させるものとして説明したが、本実施形態においては、RTOS102は、要求された処理を実行する際に、予め定められた転送タイミングに基づいて、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報を、要求された処理ごとに予め設定されている優先度が高い順に汎用OS101に転送する。
また、本実施形態における揮発性メモリ104が記憶するログ情報には、RTOS102によりスキャンやコピー等の処理が実行されることによる画像形成装置10の状態に関する装置状態ログ情報や、画像形成装置10のデバイスドライバに関する情報であるデバイスドライバログ情報が含まれる。
また、本実施形態においては、画像形成装置10の図示しないキーボードやタッチパネル等のユーザからの操作により、汎用OS101がRTOS102に対して要求する処理ごとに、優先して汎用OS101に転送されるログ情報の優先度として優先転送ログ情報を設定する。例えば、図10に示されるように、スキャン及びプリントの処理については、スキャン動作及びプリント動作が終了したタイミングで、優先して転送するように装置状態ログ情報を優先転送ログ情報として設定し、省エネモードの処理については、省エネモードに移行する前のタイミングで、優先して転送するようにデバイスドライバログ情報を優先転送ログ情報として設定する。
なお、優先転送ログ情報の設定方法として、汎用OS101から要求された処理に関するログ情報を優先転送ログ情報として設定するようにしてもよい。例えば、RTOS102が汎用OS101からスキャンを要求された場合に、装置状態ログ情報が発生した際には、スキャン動作が終了したタイミングで優先して転送するように装置状態ログ情報を優先転送ログ情報として設定するようにしてもよい。
なお、本実施形態における予め定められた転送タイミングは、汎用OS101から要求された処理が完了したタイミング、または、RTOS102が汎用OS101から電源オフに移行する旨を要求されたタイミングであるものとして説明する。
次に、本実施形態のRTOS102の処理の流れについて図11のフローチャートを参照して説明する。なお、汎用OS101の処理については、第1の実施形態と同様のため説明を省略する。
まず、処理を開始する前に、画像形成装置10の図示しないキーボードやタッチパネル等のユーザからの操作により、汎用OS101がRTOS102に対して要求する処理ごとに、優先して汎用OS101に転送されるログ情報の優先度として優先転送ログ情報を設定する。
そして、RTOS102は、汎用OS101からコマンドデータ200を受信する(ステップS301)。
次に、RTOS102は、受信したコマンドデータ200に電源オフに移行する旨の要求に関する情報が含まれているか否かを判定する(ステップS302)。
受信したコマンドデータ200に電源オフに移行する旨の要求に関する情報が含まれている場合(ステップS302においてyes)、RTOS102は、まず、揮発性メモリ104に記憶されたログ情報のうち、優先転送ログ情報として設定されたデバイスドライバログ情報から汎用OS101に転送する(ステップS303)。そして、デバイスドライバログ情報を転送した場合に、RTOS102は、デバイスドライバログ情報以外のログ情報を汎用OS101に転送(ステップS304)した後、電源オフに移行する(ステップS305)。
また、受信したコマンドデータ200に電源オフに移行する旨の要求に関する情報が含まれていない場合(ステップS302においてno)、RTOS102は、要求された処理を実行する(ステップS306)。
次に、RTOS102は、要求された処理が完了した場合に、要求された処理に対する応答を示す情報を含むリターンデータ300を汎用OS101に対して送信する(ステップS307)。
次に、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されたログ情報のうち、優先転送ログ情報として設定された装置状態ログ情報から汎用OS101に転送する(ステップS308)。
そして、装置状態ログ情報を汎用OS101に転送した場合に、RTOS102は、優先転送ログ情報以外のログ情報を汎用OS101に対して送信する(ステップS309)。
なお、第2の実施形態においては、予め定められた転送タイミングとして、汎用OS101から要求された処理が完了したタイミング、または、RTOS102が汎用OS101から電源オフに移行する旨を要求されたタイミングであるものとして説明した。しかし、予め定められた転送タイミングとして、揮発性メモリ104の記憶領域に空きがなくなったタイミングにおいて、RTOS102は、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報を優先度が高い順に汎用OS101に転送するようにしてもよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態についてそれぞれ別の実施形態として説明したが、第1の実施形態及び第2の実施形態それぞれの構成を組み合わせる、または、切り替えるようにしてもよい。例えば、要求された処理ごとにログ情報の優先度を予め設定し、RTOS102は、スキャンやプリント等の動作が終了したタイミングにおいて、揮発性メモリ104に記憶されているログ情報のうち、優先転送ログ情報として設定された装置状態ログ情報から汎用OS101に転送し、汎用OS101から電源オフが要求されたタイミングにおいて、揮発性メモリ104に記憶されたログ情報をバックアップメモリ105に転送するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、画像形成装置10に適用した例を説明したが、本発明が適用される装置は、画像形成装置10に限らない。本発明は、複数のオペレーティングシステムが動作する装置であれば適用可能である。特に、本発明は、リアルタイムオペレーティングシステムと汎用オペレーティングシステムとを併用している装置に好適である。
10、10a 画像形成装置
11、12 CPU
13 メモリ
14 通信IF
15 記憶装置
16 UI部
17 プリンタ
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク
101 汎用OS
102 RTOS
103 不揮発性メモリ
104 揮発性メモリ
105 バックアップメモリ
200 コマンドデータ
300 リターンデータ

Claims (6)

  1. 予め定められたプログラムに基づいて処理を実行する第1の制御手段と、
    前記プログラムとは異なるプログラムに基づいて処理を実行する第2の制御手段と、
    前記第2の制御手段により実行された処理の動作履歴を示す履歴情報を記憶する揮発性の記憶手段と、
    を有し、
    前記第1の制御手段は、前記第2の制御手段に対して、予め定められた処理の要求を行い、
    前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段から要求された処理を実行する際に、予め定められた転送タイミングに基づいて、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を、要求された処理ごとに予め設定されている優先度が高い順に前記第1の制御手段に転送する情報処理装置。
  2. 前記優先度は、要求された処理に関する履歴情報の優先度が高くなるように設定される請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記転送タイミングは、前記第1の制御手段から要求された処理を前記第2の制御手段が完了したタイミングである請求項または記載の情報処理装置。
  4. 前記転送タイミングは、前記記憶手段の記憶領域に空きがなくなったタイミングである請求項または記載の情報処理装置。
  5. 前記転送タイミングは、前記第2の制御手段が、前記第1の制御手段から電源停止状態に移行する旨を要求されたタイミングである請求項または記載の情報処理装置。
  6. 予め定められた処理の要求を行うステップと、
    要求された処理を実行する際に、予め定められた転送タイミングに基づいて、実行された処理の動作履歴を示す履歴情報を記憶する揮発性の記憶手段に記憶されている履歴情報を、要求された処理ごとに予め設定されている優先度が高い順に転送するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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