JP6085982B2 - プログラム、情報処理装置およびシステム - Google Patents

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本発明は、プログラム、情報処理装置およびシステムに関する。
ネットワークに接続されたプリンタ、スキャナ、ファックス、コピー機等の周辺機器を、ホストコンピュータ等の情報処理装置で制御することが行われている。この制御のためには、情報処理装置に、周辺機器に対応する制御プログラム(ドライバ、または、デバイスドライバと呼ぶ場合がある)をインストールする必要がある。
ここで、1つのドライバで機種の異なる複数種類のプリンタを制御することができる機種共通ドライバが知られている。機種共通ドライバは、接続される機種に応じて、機種の機能を示す機種情報を読み替えることで、その機種用のUI(印刷設定画面)を表示する、あるいは、印刷を要求されたデータ(印刷データ)をその機種用の印刷データに変更する機能を持っている。
また、1つの機種のみを制御することができる機種別ドライバも存在し、ユーザは、プリンタを利用する際に、機種共通ドライバ、もしくは機種別ドライバのどちらかを利用する。機種共通ドライバは機種別ドライバに比べ、利点はあるが、登場時期が遅いため、機種別ドライバから機種共通ドライバに乗り換えるユーザが数多く存在する。例えばオペレーティングシステム(OS)の一例であるWindows(登録商標)は、ドライバを切り替える手段を持っており、機種別ドライバから機種共通ドライバに乗り換える際に利用されることが知られている。
従来、機種共通ドライバのインストール後に、ユーザの手またはインストーラによって機種情報を追加することで、元々対応していない機種に特化したUIと印刷データを提供する技術(以下、「後載せ機能」と呼ぶ場合がある)が知られている。例えば特許文献1には、機種情報を追加することで、元々対応していない機種に特化したUIと印刷データを提供する技術が開示されている。
しかしながら、従来技術では、機種情報を追加する作業に手間がかかるという問題がある。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易に、後載せ機能を実現可能なプログラム、情報処理装置およびシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、コンピュータに、ある1つの周辺機器を制御するためのデバイスドライバが、複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに前記複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記1つの周辺機器の機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、前記第1機種情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記第1機種情報に基づく出力を行う出力ステップと、を実行させるためのプログラムである。
また、本発明は、ある1つの周辺機器を制御するためのデバイスドライバが、複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに前記複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記1つの周辺機器の機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する判断部と、前記判断部により、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、前記第1機種情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記第1機種情報に基づく出力を行う出力部と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。
さらに、本発明は、ある1つの周辺機器を制御するためのデバイスドライバが、複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに前記複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記1つの周辺機器の機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、前記第1機種情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記第1機種情報に基づく出力を行う出力ステップと、を、前記出力に応じたデータを周辺機器へ送信するコンピュータにより実行可能なプログラムと、受信した前記データに基づく処理を行う周辺機器とからなるシステムである。
本発明によれば、簡易に、後載せ機能を実現できる。
図1は、実施形態に係るシステムの構成例を示すブロック図である。 図2は、情報処理装置のソフトウェア構成例および機能構成例を示す模式図である。 図3は、プリンタCに対応する論理プリンタドライバCと、プリンタC用の機種別ドライバとが関連付けられている様子を示す模式図である。 図4は、記憶領域を説明するための模式図である。 図5は、機種共通ドライバの機能構成例を示す図である。 図6は、論理プリンタドライバCと、機種共通ドライバとが関連付けられている様子を示す模式図である。 図7は、プリンタCに対応するプリンタドライバが、機種共通ドライバに切り替えられた後の機種共通ドライバの機能構成例を示す図である。 図8は、機種別ドライバの機能構成例を示す図である。 図9は、プリンタドライバ切り替え時の動作例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るプログラム、情報処理装置およびシステムの実施の形態を詳細に説明する。以下の説明では、請求項に係る「周辺機器」の一例としてプリンタを挙げて説明するが、これに限られるものではない。
図1は、本実施形態に係るシステム1の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、システム1は、情報処理装置100と、プリンタCとを備える。情報処理装置100と、プリンタCとは、ネットワーク200を介して接続されている。説明の便宜上、図1の例では、1台のプリンタCのみを図示しているが、システム1に含まれるプリンタの台数は任意である。
プリンタCは、情報処理装置100から印刷ジョブを受信する。印刷ジョブは、印刷条件や、印刷対象の画像データ等を含む。プリンタCは、印刷ジョブに基づいて、用紙等の記録媒体上に画像を形成する。より具体低には、プリンタCは、印刷ジョブに含まれる印刷条件に応じて、印刷条件に含まれる画像データの画像を記録媒体上に形成する。
情報処理装置100のハードウェア構成は、CPU、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などを含むコンピュータ装置のハードウェア構成を利用する。この例では、情報処理装置100は、パーソナルコンピュータ(Personal computer)で構成されるが、これに限られるものではない。また、詳細な図示は省略するが、情報処理装置100は、情報を表示する表示部と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の操作入力部と、プリンタなどの周辺機器との通信を行う通信部とを備える。表示部は、例えば液晶ディスプレイ装置などで構成され得る。
図2は、情報処理装置100のソフトウェア構成および機能構成の一例を示す模式図である。図2に示すように、情報処理装置100は、OS101と、アプリケーション102と、記憶領域103と、複数の論理プリンタドライバからなる論理プリンタドライバ群104と、複数の物理プリンタドライバからなる物理プリンタドライバ群105と、通信部106とを有する。
OS101は、情報処理装置100で利用される各種ソフトウェアに共通する基本的な機能を提供し、情報処理装置100に搭載されたコンピュータの稼動や使用をサポートする機能を提供するためのソフトウェア(プログラム)である。
アプリケーション102は、印刷、スキャナ、テキスト編集などの各種の機能を提供するためのソフトウェアである。アプリケーション102は、単体で、プリンタCに対する印刷データの生成などを直接行うことはせずに、印刷を実行したい印刷対象を示す情報をOS101へ渡し、OS101がその情報を論理プリンタドライバに関連付けられている物理プリンタドライバへ渡し、その物理プリンタドライバが、OS101から渡された情報を、プリンタが解釈可能な印刷ジョブ(印刷命令)に変更する。そして、変更された印刷ジョブは、通信部106を介してプリンタへ送信され、プリンタは、受信した印刷ジョブに基づいて印刷を実行する。
論理プリンタドライバ群104に含まれる複数の論理プリンタドライバは、機種の異なる複数種類のプリンタと1対1に対応付けられている。論理プリンタドライバは、アプリケーション102から利用する論理的なプリンタの単位を指し、各論理プリンタドライバは、物理プリンタドライバ群105に含まれる複数の物理プリンタドライバのうちの何れか1つと関連付けられている。
物理プリンタドライバ群105に含まれる複数の物理プリンタドライバの各々は、当該物理プリンタドライバに関連付けられたプリンタ(論理プリンタドライバを介して関連付けられたプリンタ)を制御するためのソフトウェアである。この例では、物理プリンタドライバは、請求項の「デバイスドライバ」に対応している。
本実施形態では、物理プリンタドライバ群105に含まれる複数の物理プリンタドライバの中には、プリンタCの機能を示す機種情報(プリンタC用の機種情報、請求項の「第1機種情報」に対応)を有するとともにプリンタCを制御するためのソフトウェアであるプリンタC用の機種別ドライバと、機種が異なる複数種類のプリンタの各々の機能を示す複数種類の機種情報を有するとともに当該複数種類のプリンタを制御するためのソフトウェアである機種共通ドライバとが含まれる。この例では、機種共通ドライバは、全ての機種のプリンタに共通する機能を示す機種情報(以下、「第2機種情報」と呼ぶ場合がある)と、プリンタCとは異なるプリンタBの機能を示すプリンタB用の機種情報と、プリンタCおよびBとは異なるプリンタAの機能を示すプリンタA用の機種情報とを有する。この例では、機種共通ドライバは、請求項の「共通ドライバ」に対応している。プリンタC用の機種別ドライバおよび機種共通ドライバの詳細な内容については後述する。
図3は、プリンタCに対応する論理プリンタドライバCと、物理プリンタドライバ群105に含まれるプリンタC用の機種別ドライバとが関連付けられている(仮想的に接続されている)様子を示す模式図である。図3の例では、論理プリンタドライバCに対応するプリンタはプリンタCであり、実際の実行モジュールはプリンタC用の機種別ドライバとなっている。このため、論理プリンタドライバCに対応するプリンタを示す接続先情報は、プリンタCを示す情報となり、論理プリンタドライバCに対応するプリンタCを制御するための機種情報を特定可能な利用機種情報名は、プリンタC用の機種情報を特定可能な情報(この例では、プリンタCの名前を示す情報「プリンタC」)となる。この接続先情報および利用機種情報名は、後述の記憶領域103に保持される。
図4は、記憶領域103を説明するための模式図である。記憶領域103は、論理プリンタドライバ群104に含まれる複数の論理プリンタドライバごとに分かれており、それぞれに、論理プリンタドライバに対応するプリンタを制御するための機種情報を特定可能な利用機種情報名が保持されている。ここでは、論理プリンタドライバごとに分割された単位を記憶領域として捉えることもでき、記憶領域103は、複数の論理プリンタドライバと1対1に対応する複数の記憶領域から構成されていると捉えることもできる。図4の例では、図3の態様(論理プリンタドライバCと、プリンタC用の機種別ドライバとが関連付けられている態様)を想定しており、論理プリンタドライバCに対応する記憶領域(記憶領域103の分割単位)には、プリンタC用の機種情報を特定可能な利用機種情報名(プリンタCの名前を示す情報「プリンタC」)が保持されている。なお、詳細な図示は省略するが、論理プリンタドライバCに対応する記憶領域には、前述の接続先情報や印刷設定を示す情報などが保持されている。記憶領域は、具体的には、DEVMODEやレジストリやファイルである。
次に、機種共通ドライバの詳細な機能について説明する。図5は、機種共通ドライバの機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、機種共通ドライバは、機種情報部111と、追加機種情報部112と、画面表示部113と、描画部114と、判断部115と、取得部116とを有する。機種共通ドライバの各部の機能は、CPUが機種共通ドライバを実行することにより実現される。
機種情報部111は、各プリンタに対応する機種情報と、第2機種情報(全ての機種のプリンタに共通する機能を示す機種情報)とを保持する。図5の例では、機種情報部111は、プリンタA用の機種情報と、プリンタB用の機種情報と、第2機種情報とを保持している。機種情報部111は、ファイルやレジストリ等により実現可能である。
追加機種情報部112は、後述の取得部116により取得された、他のドライバ(この例では機種別ドライバ)が有する機種情報の複製を保持することができる。追加機種情報部112は、ファイルやレジストリ等により実現可能である。
画面表示部113は、印刷設定画面の表示を行う。画面表示の際に、機種情報部111もしくは追加機種情報部112から機種情報を読み込みことで、印刷設定画面の内容をその機種に最適な内容に変更して表示する。描画部114は、アプリケーション102から印刷を要求されたデータをプリンタが解釈可能な印刷命令へ変換し、通信部106を介してプリンタに出力する。また、その際、機種情報部111もしくは追加機種情報部112から機種情報を読み込むことで、出力内容を変更することができる。この例では、画面表示部113および描画部114の機能は、請求項の「出力部」あるいは「出力ステップ」に対応していると捉えることができる。
この例では、画面表示部113や描画部114が第2機種情報を読み込んでいる場合をジェネリックモード(汎用モード)と呼ぶ。ジェネリックモードは、どのプリンタでも確実に実行できる機能のみを表示、印刷する場合や、逆に、全ての機能を網羅的に表示、印刷する場合や、サポートしている機能の範囲をプリンタ本体から双方向通信で取得可能な範囲で取得し、サポートしている機能のみを表示、印刷に反映する場合などバリエーションがあるが、いずれにしても各プリンタに対応した機種情報を読み込んでいる場合よりも、ユーザの利便性が低くなる。そのため、ユーザにとっては、ジェネリックモードよりも(第2機種情報を読み込んで動作するよりも)、機種別の機種情報を読み込んで動作する方が好ましい。
判断部115は、ある1つのプリンタ(周辺機器の一例)を制御するためのプリンタドライバ(デバイスドライバの一例)が、機種共通ドライバ(複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバの一例)に切り替えられたときに、機種共通ドライバが有する複数の機種情報の中に、上記1つのプリンタの機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する。例えば図6に示すように、プリンタCを制御するためのプリンタドライバが、プリンタC用の機種別ドライバから機種共通ドライバに切り替えられたとき、判断部115は、機種情報部111に保持されている機種情報の中に、プリンタC用の機種情報(「第1機種情報」に対応)が含まれているか否かを判断する。
図5に戻って説明を続ける。取得部116は、判断部115により、機種共通ドライバが有する複数の機種情報の中に、第1機種情報が含まれていないと判断された場合、第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、第1機種情報を取得する。例えば図6に示すように、プリンタCに対応するプリンタドライバが、プリンタC用の機種別ドライバから機種共通ドライバに切り替えられたとき、機種情報部111に保持されている機種情報の中には、プリンタC用の機種情報が含まれていないので、取得部116は、プリンタC用の機種別ドライバから、プリンタC用の機種別情報を取得し、取得したプリンタC用の機種別情報の複製を追加機種情報部112に保持させる。
図7は、プリンタCに対応するプリンタドライバが、プリンタC用の機種別ドライバから機種共通ドライバに切り替えられた後の機種共通ドライバの機能構成例を示す図である。図7に示すように、追加機種情報部112には、プリンタC用の機種別ドライバが保持していたプリンタC用の機種情報の複製が追加される。論理プリンタドライバCの記憶領域は図4のままであるため、以降、論理プリンタドライバCに関連付けられた機種共通ドライバは、画面表示時や描画時に、論理プリンタドライバCの記憶領域に保持された利用機種情報名により特定されるプリンタCの機種情報を、追加機種情報部112から読み込むため、論理プリンタドライバCに最適な画面表示や描画を行えるようになる。なお、本実施形態では、利用機種情報名を記憶領域に保存しているが、例えばデバイスの設定(この例ではプリンタCの設定)などを他のプリンタドライバ(この例ではプリンタC用の機種別ドライバ)で保存していた場合は、そのデバイスの設定も機種共通ドライバで引き続き利用可能となる。
次に、機種別ドライバの詳細な機能について説明する。図8は、機種別ドライバの機能構成例を示すブロック図である。図8に示すように、機種別ドライバは、機種情報部120と、画面表示部121と、描画部122とを有する。機種別ドライバの各部の機能は、CPUが機種別ドライバを実行することにより実現される。図8の例では、機種情報部120は、プリンタC用の機種情報のみを保持している。画面表示部121および描画部122の機能は、機種共通ドライバにおける画面表示部113および描画部114の機能と同様である。なお、機種別ドライバには後載せ機能がないため、前述の追加機種情報部112、判断部115および取得部116に相当する機能は無い。
次に、プリンタドライバ切り替え時の動作例を説明する。図9は、ある1つのプリンタを制御するためのプリンタドライバが、その1つのプリンタ用の機種別ドライバから機種共通ドライバに切り替えられたときの動作例を示すフローチャートである。図9に示すように、まず判断部115は、機種共通ドライバに関連付けられた(仮想的に接続された)論理プリンタドライバに対応する記憶領域に保持されている利用機種情報名を読み込む(ステップS1)。利用機種情報名が読み込めた場合(ステップS2:YES)、処理はステップS3に移行する。一方、利用機種情報名が読み込めない場合(ステップS2:NO)、処理は、後述のステップS7に移行する。
ステップS3において、判断部115は、利用機種情報名により特定される機種情報を保持しているか否かを判断する。より具体的には、判断部115は、機種情報部111に保持されている複数の機種情報の中に、利用機種情報名により特定される機種情報が含まれているか否かを判断する。機種情報部111に保持されている複数の機種情報の中に、利用機種情報名により特定される機種情報が含まれていると判断された場合(ステップS3:YES)、処理は終了する。
一方、ステップS3において、機種情報部111に保持されている複数の機種情報の中に、利用機種情報名により特定される機種情報が含まれていないと判断された場合(ステップS3:NO)、取得部116は、利用機種情報名により特定される機種情報を、機種別ドライバから検索する(ステップS4)。ここでは、ドライバのインストールされる場所は予め決まっているため、例えば機種情報のファイル名や内容に機種情報名を含ませることで、容易に検索を行うことができる。
ステップS4の検索により、利用機種情報名により特定される機種情報が見つかった場合(ステップS5:YES)、取得部116は、その機種情報を取得し、追加機種情報部112に複製する(ステップS6)。以降、画面表示時や印刷時に、追加機種情報部112の機種情報が読み込まれるようになる。例えば前述したように、プリンタC用の機種別ドライバから機種共通ドライバに切り替えられた場合は、ステップS6では、プリンタC用の機種情報が取得され、その複製が追加機種情報部112に保持されるので、以降は、プリンタC用の機種情報が読み込まれるようになる。一方、ステップS4の検索により、利用機種情報名により特定される機種情報が見つからなかった場合(ステップS5:NO)、処理はステップS7に移行する。
ステップS7においては、論理プリンタドライバに対応する記憶領域に保持されている利用機種情報名をジェネリックに変更する。以降、画面表示時や印刷時に機種情報部111の第2機種情報が読み込まれるようになる。
以上に説明したように、本実施形態では、ある1つのプリンタを制御するためのプリンタドライバが、機種共通ドライバに切り替えられたときに、機種共通ドライバが、その1つのプリンタの機能を示す第1機種情報を有していない場合は、第1機種情報を有する機種別ドライバから第1機種情報を取得するので、ユーザは、機種共通ドライバに機種情報を追加する作業を行う必要が無い。したがって、本実施形態によれば、簡易に、後載せ機能を実現できるという有利な効果を達成できる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、実施形態に示される構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態では、利用機種情報名は予め記憶領域103に保存されていたが、これに限らず、利用機種情報名が予め記憶領域103に保存されていない形態であってもよい。例えば情報処理装置100とプリンタ(例えばプリンタC)との通信が双方向通信で実現される構成であり、図9のステップS1において、判断部115は、記憶領域に保存されていた利用機種情報名を読み込む代わりに、情報処理装置100に接続されているプリンタ本体から、双方向通信によって、本体の名前を取得し、それを利用機種情報名として利用することもできる。
上述した情報処理装置100で実行される各種プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 システム
100 情報処理装置
101 OS
102 アプリケーション
103 記憶領域
104 論理プリンタドライバ群
105 物理プリンタドライバ群
106 通信部
111 機種情報部
112 追加機種情報部
113 画面表示部
114 描画部
115 判断部
116 取得部
120 機種情報部
121 画面表示部
122 描画部
200 ネットワーク
特開2009−025865号公報

Claims (7)

  1. コンピュータに、
    ある1つの周辺機器を制御するためのデバイスドライバが、複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに前記複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記1つの周辺機器の機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、前記第1機種情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記第1機種情報に基づく出力を行う出力ステップと、を実行させるためのプログラム。
  2. 各周辺機器と1対1に対応する複数の論理ドライバごとに、何れか1つのデバイスドライバが関連付けられ、
    前記判断ステップでは、前記1つの周辺機器に対応する論理ドライバに関連付けられるデバイスドライバが、前記共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれているか否かを判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記判断ステップにより、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記複数の論理ドライバと1対1に対応するとともに、それぞれが、前記論理ドライバに対応する周辺機器を制御するための機種情報を特定可能な利用機種情報名を保持する複数の記憶領域のうち、前記共通ドライバに関連付けられた論理ドライバに対応する記憶領域に保持された利用機種情報名を読み出す読み出しステップをさらに含み、
    前記取得ステップでは、前記読み出しステップにより読み出された利用機種情報名により特定される機種情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中には、全ての周辺機器に共通する機能を示す第2機種情報が含まれ、
    前記第1機種情報を有するデバイスドライバが存在しない場合、前記取得ステップでは第2機種情報を取得し、前記出力ステップでは前記第2機種情報に基づく出力を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記周辺機器は、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置であり、
    前記デバイスドライバは、プリンタドライバである、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載のプログラム。
  6. ある1つの周辺機器を制御するためのデバイスドライバが、複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに前記複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記1つの周辺機器の機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、前記第1機種情報を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記第1機種情報に基づく出力を行う出力部と、を備える、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. ある1つの周辺機器を制御するためのデバイスドライバが、複数の周辺機器の各々の機能を示す複数の機種情報を有するとともに前記複数の周辺機器の各々を制御するための共通ドライバに切り替えられたときに、前記共通ドライバが有する前記複数の機種情報の中に、前記1つの周辺機器の機能を示す第1機種情報が含まれているか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより、前記複数の機種情報の中に、前記第1機種情報が含まれていないと判断された場合、前記第1機種情報を有する他のデバイスドライバから、前記第1機種情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記第1機種情報に基づく出力を行う出力ステップと、を、前記出力に応じたデータを周辺機器へ送信するコンピュータにより実行可能なプログラムと、
    受信した前記データに基づく処理を行う周辺機器と
    からなるシステム。
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