JP2016201001A - プリンタドライバプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】出力先のプリンタの選択に係る手間を低減するプリンタドライバプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置のプリンタドライバ60を、利用環境を示す利用環境情報を取得する利用環境情報取得部67、プリンタに印刷データを出力したときの利用環境を示す利用環境情報とプリンタを紐付けて記憶する使用履歴保存部66、現在の利用環境に一致する利用環境情報が記憶されている場合に、その利用環境情報に紐付けて記憶されているプリンタを出力先のプリンタに選択するモード制御部(出力先自動選択部)62、として機能させる。【選択図】図3

Description

本発明は、複数種類のプリンタに対応可能なプリンタドライバプログラムに関する。
プリンタドライバは、従来、機種毎に専用のものであったが、近年、1つのプリンタドライバで複数機種に対応したユニバーサルプリンタドライバ(UPD(Universal Printer Driver))が各プリンタメーカから提供されている。ユニバーサルプリンタドライバは、機種Aが出力先のプリンタに選択された場合は、機種Aの機能に応じた印刷設定画面を表示して各種の印刷設定を受け付け、機種Bが出力先のプリンタに選択された場合は、機種Bの機能に応じた印刷設定画面を表示して各種の印刷設定を受け付ける。
ユニバーサルプリンタドライバは、一般に、動作モードとして、DynamicモードとTraditionalモードの2つを備えている。
Traditionalモードは、従来のプリンタドライバと同様の操作手順で利用する場合の動作モードであり、プリンタドライバのインストール時に出力先のプリンタ(機種および出力ポート)を選択し、その後は、印刷するプリンタを変更せずに利用する。いつも同じ環境でプリンタを使用するユーザに適した動作モードである。
Dynamicモードは、アプリケーションプログラム(アプリと略す)から印刷を行う際に、出力先のプリンタを選択できる動作モードである。Dynamicモードは、ターゲットユーザとして出張者を想定しており、通常利用する環境とは異なる環境であってもネットワーク上のプリンタを探して印刷することが可能になる。たとえば、Dynamicモードでプリンタドライバを起動すると、ネットワーク上を検索して見出したプリンタ、あるいは予め登録してあるプリンタの一覧が表示される。ユーザは、その一覧の中から出力先のプリンタを選択することができる。出力先のプリンタを選択した後に表示される印刷設定画面は、選択されたプリンタの機種に対応したものに自動的に変更される。
なお、ネットワーク上のプリンタを検索して選択する技術としては、たとえば、印刷の度にネットワーク上のプリンタを検索し、その中からユーザが所望する設定で印刷が可能なプリンタのみを抽出して一覧を表示してプリンタの選択操作を受け付け、ユーザが選択したプリンタで印刷できるように、印刷期間中だけ動的にポートを作成する技術がある(下記特許文献1参照)。
また、アプリケーションプログラムから印刷するときに通常利用するプリンタで所望の印刷設定が利用できない場合に、その設定で印刷が可能なプリンタを検索し、一時的に印刷先のプリンタを変更する技術がある(下記特許文献2参照)。
特開2006−202155号公報 特開2006−155289号公報
ユニバーサルプリンタドライバをTraditionalモードで通常利用しているユーザは、出張があって出張先のネットワークに接続して印刷するときは、動作モードをDynamicモードに切り替えなければならない。さらに、その後いつもの環境に戻ったときには、Traditionalモードに戻す手間を要する。
一方、常にDynamicモードで使用すると、いつもの環境では同じプリンタを出力先にするにも係らず、毎回、一覧の中からプリンタを選択する手間を要する。また、ネットワーク上のプリンタの検索が行われると、検索完了までの待ち時間も発生してしまう。
特許文献1に開示の技術においても、毎回、ネットワーク上のプリンタの検索が行われるため、印刷を開始するまでに要する時間が長くなる。特許文献2に開示の技術は、プリントサーバの利用を前提としており、単独のPC(パーソナルコンピュータ)では対応できない。
また、従来のユニバーサルプリンタドライバでは、文書を印刷する場合と画像を印刷する場合とで出力先のプリンタを変更するようなユーザにおいては、Dynamicモードを使用し、表示された一覧の中から所望のプリンタを毎回選択しなければならない。
なお、前述の問題は、プリンタの機種が異なる場合に限らず、同一機種のプリンタであっても発生する。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、出力先のプリンタの選択に係る手間を低減することのできるプリンタドライバプログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]情報処理装置を、
利用環境を示す利用環境情報を取得する利用環境情報取得部、
プリンタに印刷データを出力したときの利用環境を示す利用環境情報と前記プリンタを紐付けて記憶する記憶部、
現在の利用環境に一致する利用環境情報が前記記憶部に記憶されている場合に、その利用環境情報に紐付けて前記記憶部に記憶されているプリンタを出力先のプリンタに選択する出力先自動選択部、
として機能させる
ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
上記発明では、プリンタに印刷データを出力したときの利用環境を示す利用環境情報(自装置のIP(Internet Protocol)アドレス、プリンタドライバを呼び出したアプリケーションプログラムなど)とそのプリンタ(機種名、使用した出力ポートなど)を紐付けて記憶しておき、現在の利用環境に一致する利用環境情報が記憶されている場合には、その利用環境情報に紐付けて記憶されているプリンタを出力先として選択する。これにより、現在の利用環境が以前に、印刷データを出力したときの利用環境と同じであれば、そのときに利用したプリンタを、印刷データの出力先として自動的に選択し、ユーザが出力先のプリンタを選択する手間を低減する。
[2]前記記憶部は、利用環境情報と紐付けて記憶する出力先のプリンタに係る情報の1つとして該出力先のプリンタの機種を記憶し、
前記情報処理装置を、
出力先に選択されたプリンタの機種に対応する印刷設定画面を、前記情報処理装置の表示部に表示させる印刷設定画面表示制御部、としてさらに機能させる
ことを特徴とする[1]に記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、利用環境情報と紐付けて記憶する出力先のプリンタに係る情報の1つとして該出力先のプリンタの機種を記憶し、出力先が選択されたら、その選択されたプリンタの機種に対応する印刷設定画面を、情報処理装置の表示部に表示させる。
[3]前記利用環境情報は、当該プリンタドライバプログラムが動作している情報処理装置に割り当てられたネットワーク上のアドレスを示す
ことを特徴とする[1]または[2]に記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、利用環境情報は、該プリンタドライバプログラムが動作している情報処理装置に割り当てられたネットワーク上のアドレスを示す。たとえば、IPアドレスなどが該当する。IPアドレスの上位ビットはネットワークの識別情報となるので、これにより該プリンタドライバプログラムが動作している情報処理装置が接続されているネットワークを識別して利用環境を特定する。
[4]前記利用環境情報は、当該プリンタドライバプログラムを呼び出したアプリケーションブログラムを示す
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、利用環境情報はプリンタドライバプログラムを呼び出したアプリケーションブログラムを示す。たとえば、文書を作成するアプリケーションから呼び出された場合は、過去にそのアプリケーションで作成された文書の印刷に使用されたプリンタが再選択され、グラフィック処理するアプリケーションから呼び出された場合は、過去にそのアプリケーションで作成されたグラフィックの印刷に使用されたプリンタが再選択される。
[5]前記情報処理装置を、
現在の利用環境に一致する利用環境情報が前記記憶部に記憶されていない場合に、ユーザから出力先のプリンタの選択を受けるプリンタ選択部としてさらに機能させる
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、現在の利用環境に一致する利用環境情報が記憶部に記憶されていない場合に、ユーザから出力先のプリンタの選択を受ける。すなわち、初めて使用する利用環境の場合は、ユーザが手動でプリンタを選択する。
[6]前記記憶部は、利用環境情報と紐付けて記憶する出力先のプリンタに係る情報の1つとして該出力先のプリンタに印刷データを出力した際に使用した出力ポートを記憶し、
前記情報処理装置を、
前記出力先自動選択部で自動選択されたプリンタに印刷データを出力する際に使用する出力ポートを、前記自動選択されたプリンタに係る情報の1つとして前記記憶部に記憶されている出力ポートに切り替える出力ポート切り替え部、としてさらに機能させる
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、利用環境情報と紐付けて記憶する出力先のプリンタに係る情報の1つとして該出力先のプリンタに印刷データを出力した際に使用した出力ポートを記憶し、自動選択されたプリンタに印刷データを出力する際に使用する出力ポートを、自動選択されたプリンタに係る情報の1つとして記憶されている出力ポートに切り替える。
[7]前記情報処理装置を、
出力先のプリンタ毎に、そのプリンタに印刷データが出力された回数である使用回数を記憶する使用回数記憶部、
前記使用回数記憶部に記憶されている前記使用回数が所定値に達したプリンタについて、該プリンタ専用のプリントキューを生成するプリントキュー生成部、
としてさらに機能させる
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
上記発明では、出力先のプリンタ毎に、そのプリンタに印刷データが出力された回数である使用回数を記憶しておき、その記憶されている使用回数が所定値に達したプリンタについて、該プリンタ専用のプリントキューを生成する。すなわち、該プリンタ専用のプリンタドライバプログラムを情報処理装置にインストールする。これにより、次回ユーザが、該プリンタを使用して印刷したい場合は、生成された該プリンタに専用のプリントキュー(プリンタドライバプログラム)に印刷ジョブを投入すればよい。
[8]情報処理装置を、複数機種のプリンタに対応可能なプリンタドライバとして機能させるプリンタドライバプログラムであって、
前記情報処理装置を、
出力先のプリンタ毎に、そのプリンタに印刷データが出力された回数である使用回数を記憶する使用回数記憶部、
前記使用回数記憶部に記憶されている前記使用回数が所定値に達したプリンタについて、該プリンタ専用のプリントキューを生成するプリントキュー生成部、
として機能させる
ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
上記発明では、ユーザは印刷する際に、通常は、当該プリンタドライバを選択した後、当該プリンタドライバが表示する一覧の中から出力先のプリンタおよび機種を選択するが、所定回数以上使用されたプリンタについては専用のプリントキューが自動生成されるので、そのプリントキューに、直接、印刷ジョブを投入すればよい。
本発明に係るプリンタドライバプログラムによれば、出力先のプリンタの選択に係る手間を低減することができる。
本発明の実施の形態に係るPC端末の使用例を示す図である。 PC端末の概略構成を示す図である。 プリンタドライバの機能構成を示す図である。 履歴表の例を示す図である。 印刷ジョブの出力先を手動で選択するための画面の例を示す図である。 図5とは異なる例を示す図である。 印刷設定を行うための画面の例を示す図である。 態様例1において、プリンタドライバプログラムが行う処理を示す流れ図である。 態様例2において、プリンタドライバプログラムが行う処理を示す流れ図である。 自装置にインストールされているプリンタドライバの一覧を示す図である。 新たなプリントキューが追加された場合の画面の表示例を示す図である。 変形例1において、プリンタドライバプログラムが行う処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るプリンタドライバプログラムであるプリンタドライバ60(図2、3参照)がインストールされているPC端末40の利用状態を示す。PC端末40は、持ち歩きが可能な携帯型の端末である。PC端末40には、文書の作成や画像の編集、グラフィック画像の作成編集などを行うためのアプリケーションプログラム(アプリとも略す)、これらのアプリケーションプログラムで作成された文書や画像を印刷する際に該アプリケーションプログラムから呼び出されるプリンタドライバプログラムなどがインストールされている。
プリンタドライバプログラムは、ユーザから印刷ジョブの作成に係る設定操作を受け付ける機能、アプリケーションプログラムで開いている文書や画像に対応する印刷ジョブ(印刷データを含む)を作成する機能等を果たす。PC端末40は、プリンタドライバプログラムであるプリンタドライバ60が作成した印刷ジョブを、無線通信あるいは有線通信を使用して外部のプリンタに出力する。
PC端末40は、ユーザによって様々な場所に持ち込まれる。そしてPC端末40は、持ちこまれた場所のネットワークを介して、そのネットワークで接続可能なプリンタに印刷ジョブを出力する。たとえば、図1では、オフィスAに持ち込まれた場合は、オフィスAに設置されているMFP10AとMFP10BのうちのいずれかのプリンタにネットワークAを介して印刷ジョブを出力する。オフィスBに持ち込まれた場合は、オフィスBに設置されているMFP10CとMFP10DのうちのいずれかのプリンタにネットワークBを介して印刷ジョブを出力する。
本発明の実施の形態では、プリンタドライバ60は、プリンタに印刷ジョブ(印刷データ)を出力したときの自装置(当該プリンタドライバ60が動作しているPC端末40等の情報処理装置)の利用環境を示す利用環境情報と、その出力先のプリンタとを紐付けた使用履歴を記憶しておく。また、現在の利用環境に一致する利用環境情報を含む使用履歴が既に記憶されている場合は、その利用環境情報に紐付けて記憶されているプリンタを印刷ジョブの出力先として自動選択し、ユーザが出力先を選択する手間を低減する。利用環境としては、自装置が使用されているネットワークや使用場所、プリンタドライバ60が呼び出されたアプリケーションプログラムなどがある。
たとえば、過去にオフィスAにてMFP10Aを出力先に選択して印刷をしたことがある場合、オフィスAではMFP10Aが自動的に出力先のプリンタに選択される。
出力先に選択するプリンタと、出力時の利用環境(使う場所等)との間には関連性がある。たとえば、自分のいつものオフィスなら机の近くのプリンタを使い、大阪支社に出張したときはいつも応接室の近くのプリンタを使う。また、居室にいるときはプリンタAを使い、実験室に移動したらプリンタBを使うといった具合である。そこで、プリンタドライバ60は、現在の利用環境と同じ利用環境での使用履歴が記憶されていれば、過去にその利用環境でプリントしたときと同じプリンタを出力先に自動選択する。また、現在の利用環境と同じ利用環境での使用履歴が記憶されていなければ、出力先の選択をユーザから受け付け、そのときの使用履歴を作成して記憶する。したがって、現在の利用環境と同じ利用環境の使用履歴が記憶されている場合には、過去にその利用環境においてユーザが自分で選択したプリンタと同じプリンタが自動選択されることになり、ユーザにとって、自身の希望に沿ったプリンタが自動選択される。
図2は、本発明の実施の形態に係るPC端末40の概略構成を示すブロック図である。PC端末40は、当該PC端末40の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)41を有している。CPU41にはバスを通じてROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、不揮発メモリ44と、ハードディスク装置45と、ネットワーク通信部46と、表示部51と、操作部52が接続されて構成されている。
CPU41は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、表示部51に表示する表示内容を制御する。
ROM42には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU41が各種処理を実行することでPC端末40の各機能が実現される。また、ROM42には、PC端末40の一連の制御をCPU41が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM43は、CPU41がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
不揮発メモリ44は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置45は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、ユーザ情報、画像データなどのデータファイルや、プリンタに印刷ジョブを出力したときの前述した使用履歴などが保存される。また、ハードディスク装置45には、本発明のプリンタドライバプログラムであるプリンタドライバ60が格納されている。
ネットワーク通信部46は、LANなどのネットワークを通じて、MFP10A〜Dなどのプリンタや、その他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
操作部52は、マウスやキーボードなどによって構成される。表示部51は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
プリンタドライバ60は、印刷ジョブを出力する前に、ユーザから印刷に係る設定を受けるための印刷設定画面を表示部51に表示する。このとき、プリンタドライバ60は、現在の利用環境と一致する利用環境情報を含む使用履歴がハードディスク装置45に記憶されているか否かにより、自装置(当該プリンタドライバ60が動作しているPC端末40)の動作モードを変更する。
現在の利用環境と一致する利用環境情報を含む使用履歴がハードディスク装置45に記憶されている場合は、自装置の動作モードを、その一致する利用環境情報に紐付けて記憶されているプリンタを印刷ジョブの出力先とし、該プリンタ(の機種)に対応する印刷設定画面を表示する出力先自動決定モードに変更する。
現在の利用環境と一致する利用環境情報を含む使用履歴がハードディスク装置45に記憶されていない場合は、自装置(プリンタドライバ60が動作している情報処理装置)の動作モードを、印刷ジョブの出力先の選択をユーザから受けるための画面を表示し、該選択を受けたら、選択されたプリンタ(の機種)に対応する印刷設定画面を表示する出力先手動選択モードに変更する。
図3は、プリンタドライバ60の機能構成を示すブロック図である。プリンタドライバ60の持つ機能としては、共通機能部61、モード制御部62、プリンタ切り替えUI部63、機種別機能部切り替え部64、出力先ポート切り替え部65、使用履歴保存部66、利用環境情報取得部67、プリントキュー追加部69、および4つの機種別機能部68A〜68Dがある。以後、機種別機能部68A〜68Dを総称する、もしくは任意の1つを指す場合は、機種別機能部68と記すものとする。
共通機能部61は、全てのプリンタに対し共通で使用する機能及び、プリンタドライバ60全体の制御を司る機能を果たす。また共通機能部61は後述する機種別機能部68とが協同することで、出力先に選択されたプリンタの機種に対応する印刷設定画面を作成して表示させる印刷設定画面表示制御部としての機能を果たす。
利用環境情報取得部67は、自装置の利用環境を示す利用環境情報を取得する。
モード制御部62は、現在の利用環境に一致する利用環境情報が使用履歴保存部66に記憶されている場合に、その利用環境情報に紐付けて記憶されているプリンタを出力先のプリンタに選択する出力先自動選択部としての機能を果たす。詳細には、現在の利用環境と一致する利用環境情報を含む使用履歴がハードディスク装置45にあるか否かを調べ、その結果に応じて動作モードを変更する。さらに、変更した動作モードに応じて各部に指示を出力する。たとえば、出力先手動選択モードで動作する場合は、プリンタ切り替えUI部63に印刷ジョブの出力先を選択するための画面を表示する指示を出す。また、出力先自動決定モードで動作する場合は、現在の利用環境と一致する利用環境情報を含む使用履歴に紐付けられているプリンタに対応するよう、機種別機能部切り替え部64に使用する機種別機能部68を切り替える指示を出したり、出力先ポート切り替え部65に出力先ポートを切り替える指示を出したりする。
プリンタ切り替えUI部63は、出力先手動選択モードで動作する場合に、印刷ジョブの出力先にするプリンタの選択操作をユーザから受けるための画面の表示を行う。この画面には、当該プリンタドライバ60が稼働するPC端末40が接続されているネットワーク上のプリンタを検索して取得したプリンタ情報の一覧が表示される。この画面において、ユーザは該一覧の中からプリンタを選択する、あるいは、プリンタのIPアドレスおよび機種をユーザが直接指定して選択する、過去に使用したプリンタの一覧を表示し、その中から選択するなどの方法によって印刷ジョブの出力先にするプリンタを選択することができる。
機種別機能部68は、印刷画面の表示や、印刷ジョブの生成を行う。機種別機能部68は、プリンタの特性に応じて機種別に用意されており、出力先となるプリンタの機種に対応するものが使用される。たとえば、機種Aのプリンタには機種別機能部68A、機種Bには機種別機能部68Bといったように、プリンタの機種に応じた機種別機能部68が使用される。
機種別機能部切り替え部64は、印刷ジョブの出力先として決定されたプリンタに適した機種別機能部68を共通機能部61経由で呼び出す。出力先手動選択モードで動作する場合は、プリンタ切り替えUI部63が表示させた画面で選択されたプリンタに適した機種別機能部68を共通機能部61経由で呼び出す。
出力先ポート切り替え部65は、印刷ジョブの出力先ポートを切り替える。出力先手動選択モードで動作する場合は、プリンタ切り替えUI部63が表示した画面で受けた操作に従って出力先ポートの切り替えを行う。出力先自動決定モードで動作する場合は、モード制御部62の指示に従って出力先ポートの切り替えを行う。
使用履歴保存部66は、プリンタに印刷ジョブを出力したときの利用環境を示す利用環境情報(印刷日時、自装置に割り当てられていたIPアドレス、プリンタドライバ60を呼び出したアプリケーション等)と、該プリンタに関する情報(機種情報や出力ポート等)を紐付けた使用履歴を作成してハードディスク装置45に記憶させる。本発明の実施の形態では、使用履歴は、出力先自動決定モードおよび出力先手動選択モードのいずれの動作モードで動作する場合であっても作成されるものとするが、出力先手動選択モードで動作する場合のみ作成するようにしてもよい。
プリントキュー追加部69は、所定のプリンタに対応する専用のプリントキューを生成する。「プリントキューを生成する」とは、所定のプリンタに対応する専用のプリンタドライバプログラムを自装置にインストールすることである。詳細は後述する。
図4は、ハードディスク装置45に記憶されている使用履歴の一例である履歴表70を示す。履歴表70には、使用履歴として、出力した印刷ジョブごとに、ジョブ番号、出力した日付、使用した出力ポート、出力先のプリンタの機種、印刷ジョブの出力時に自装置に割り当てられていたIPアドレス、プリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムの名称が紐付けて登録されている。モード制御部62は、この履歴表70に、現在の利用環境と一致する利用環境情報が含まれているか否かを判定し、その判定結果によって、自装置の動作モードを、出力先自動決定モードにするか出力先手動選択モードにするかを決定する。
次に、図5〜7にて、出力先自動決定モードおよび、出力先手動選択モードで動作する場合に表示部51に表示される画面の例を示す。
ユーザが、アプリケーションプログラムを開いている状態で、「印刷」を選択し、プリンタドライバ60を選択した(呼び出した)場合、モード制御部62は、現在の利用環境と一致する利用環境情報が履歴表70に含まれているか否かを判定し、その判定結果によって、自装置の動作モードを、出力先自動決定モードにするか出力先手動選択モードにするかを決定する。判定方法等については後述する。
図5は、プリンタドライバ60が自装置の動作モードを出力先手動選択モードにすると決定した場合に、表示部51に表示される出力先選択画面81Aの一例を示す。出力先選択画面81Aには、自装置が接続されているネットワークを経由して取得した、接続可能なプリンタの一覧が表示されている。ユーザはこの一覧の中からプリンタを選択することで、印刷ジョブの出力先を指定する。
図6は、プリンタドライバ60が自装置の動作モードを出力先手動選択モードにすると決定した場合に、表示部51に表示される出力先選択画面81Bの一例を示す。出力先選択画面81Bでは、プリンタの機種の一覧、およびIPアドレス入力欄、出力ポートの一覧等が表示されている。ユーザは、プリンタの機種を選択するとともに、出力先にするプリンタに割り当てられているIPアドレスの入力、または出力ポートを選択することで、印刷ジョブの出力先となるプリンタを指定する。
図7は、プリンタドライバ60が表示部51に表示させる印刷設定画面82の一例を示す。印刷設定画面82は、自装置の動作モードを出力先自動決定モードまたは出力先手動選択モードにすると決定した後、出力先選択画面81Aもしくは出力先選択画面81Bにてプリンタの指定を受けた場合に、表示部51に表示される。印刷設定画面82が表示される時には、印刷ジョブの出力先が決定しており、印刷設定画面82はその出力先となるプリンタの機種に対応した画面である。なお、印刷ジョブの出力先が決定した段階で、出力ポートも設定される。
印刷設定画面82は、全てのプリンタ(の機種)に共通する機能の部分は共通機能部61によって、出力先となるプリンタの機種に対応した個別の機能の部分は機種別機能部68によって作成される。
印刷設定画面82では、用紙サイズや、印刷部数、片面/両面印刷などの印刷設定を行うことができる。印刷設定が完了し、印刷の開始操作を受けたら、プリンタドライバは、印刷設定に従って印刷ジョブを作成し、該印刷ジョブを出力先のプリンタへ出力する。
次に、モード制御部62が、自装置の動作モードを、出力先自動決定モードにするか出力先手動選択モードにするかを決定する方法について2つの態様例を挙げて説明する。
(態様例1、IPアドレスで判定)
態様例1では、図4の履歴表70の中に、現在自装置に割り当てられているIPアドレスと一致するIPアドレスを含む使用履歴があるか否かを判定し、一致するIPアドレスを含む使用履歴があると判定した場合は自装置の動作モードを出力先自動決定モードに、一致するIPアドレスを含む使用履歴が無いと判定した場合は自装置の動作モードを出力先手動選択モードに決定する。
以前に、印刷ジョブの出力に利用したことのあるネットワーク下では、ユーザは一のプリンタを繰り返し使用して印刷を行う可能性が高い。よって、図4の履歴表70に、現在自装置に割り当てられているIPアドレスと同じIPアドレスを含む使用履歴が登録されていれば、出力先自動決定モードで動作することにより、その使用履歴に含まれている出力先と同じ出力先を今回の印刷ジョブの出力先に自動で設定する。なお、IPアドレスはネットワーク内でルータから動的に割り当てられる場合もあるので、IPアドレスのうちのネットワークを識別する部分が一致すればよく、そのネットワーク内で各機器を識別する部分(たとえば、下位8ビットの部分)まで一致しなくてもよい。
出力先自動決定モードで動作する場合の具体例としては、たとえば、自装置に割り当てられているIPアドレスが、履歴表70(図4参照)の中のジョブ1の使用履歴に含まれるIPアドレス(図中「10.0.0.1」)と一致する場合は、ジョブ1を出力した時に利用したものと同じ出力ポート(図中「10.1.1.5」)への切り替え、および、ジョブ1の出力先の機種(図中「bizhub 500」)に対応する機種別機能部68への切り替えを行う。
自装置に割り当てられているIPアドレスが、履歴表70(図4参照)の中のジョブ2の使用履歴に含まれるIPアドレス(図中「192.168.0.1」)と一致する場合は、ジョブ2を出力した時に利用したものと同じ出力ポート(図中「192.168.1.3」)への切り替え、および、ジョブ2の出力先の機種(図中「bizhub C754」)に対応する機種別機能部68への切り替えを行う。
なお、図4の履歴表70において、同じIPアドレスを含む複数の使用履歴があってそれらに含まれている出力先(出力ポート)が異なる場合は、そのうち、印刷日時が最新の使用履歴に含まれている出力ポートを印刷ジョブの出力先の出力ポートとして決定する。このような場合における出力先ポートの選択方法は、上記の方法に限らない。
自装置に割り当てられているIPアドレスが、図4の履歴表70に登録されている使用履歴に含まれるいずれのIPアドレスとも一致しない場合は、自装置の動作モードを出力先手動選択モードに決定し、出力先選択画面81Aや出力先選択画面81Bを表示し、印刷ジョブの出力先の選択を受ける。そしてその選択された出力先に応じて、出力先ポートや機種別機能部68の切り替えを行う。
このように態様例1では、以前の印刷ジョブの出力時に利用したことがあるネットワーク環境と同じネットワーク環境で印刷を行うときは、このネットワーク環境で以前に印刷したときと同じ出力先が今回の印刷で使用する出力先に自動的に選択される。
図8は、態様例1において、アプリケーションプログラムで「印刷」を選択した際に現れるプリンタドライバプログラムの選択画面で、プリンタドライバ60が選択された場合、すなわちプリンタドライバ60が呼び出された場合に、プリンタドライバ60が行う処理を示すフローチャートである。
まず、プリンタドライバ60は、自装置に割り当てられているIPアドレスを取得する(ステップS001)。ネットワーク通信部46から直接IPアドレスを取得してもよいし、CPU41など、IPアドレスを管理している箇所から取得してもよい。
次に、ステップS001で取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが図4の履歴表70に含まれているか否かを判定する(ステップS002)。
ステップS001で取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが図4の履歴表70にあると判定した場合は(ステップS002;Yes)、出力先自動選択モードで動作する。具体的には、そのIPアドレスを含む使用履歴から、プリンタの機種の情報と出力ポートを取得する。そして、その取得した機種に対応するように機種別機能部68を切り替える(ステップS007)とともに、印刷ジョブの出力時に使用する出力ポートを、その取得した出力ポートに設定し(ステップS008)、ステップS009に進む。
ステップS001で取得したIPアドレスと一致するIPアドレスが図4の履歴表70に無いと判定した場合は(ステップS002;No)、出力先手動選択モードで動作し、図5の出力先選択画面81Aや、図6の出力先選択画面81Bのように印刷ジョブの出力先を選択するための画面を表示し(ステップS003)、印刷ジョブの出力先となるプリンタの選択を受ける(ステップS004)。なお、ネットワークを検索してプリンタを検出できたときは図5の出力先選択画面81Aを、できないときは図6の出力先選択画面81Bを表示する。
印刷ジョブの出力先が選択されたら、その選択されたプリンタ(の機種)に対応するように機種別機能部68の切り替えを行う(ステップS005)とともに、出力ポートを、該選択されたプリンタに接続するための出力ポートへ切り替える(ステップS006)。その後、図7の印刷設定画面82のような印刷設定を受けるための画面を表示し(ステップS009)、処理を終了する。
(態様例2、アプリケーションの種類で判定)
態様例2では、図4の履歴表70の中に、今回プリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムと一致する印刷アプリを含む使用履歴があるか否かを判定し、一致する印刷アプリを含む使用履歴があると判定した場合は自装置の動作モードを出力先自動決定モードに、一致する印刷アプリを含む使用履歴が無いと判定した場合は自装置の動作モードを出力先手動選択モードに決定する。
一般に、各アプリケーションプログラムからプリンタドライバ60を呼び出して印刷を行うときは、そのアプリケーションプログラムによって作成される文書や画像などのデータの特性に適した印刷が可能な印刷装置で印刷を行う可能性が高い。よって、以前にプリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムと同じアプリケーションプログラムからプリンタドライバ60が呼び出された場合、以前と同じプリンタが再度利用される可能性が高い。
態様例2では、図4の履歴表70に、今回プリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムと同じ印刷アプリを含む使用履歴が登録されていれば、出力先自動決定モードで動作する。そして、その使用履歴において、該アプリケーションプログラムに紐付けて登録されているプリンタを今回の印刷ジョブの出力先として自動で設定する。
たとえば、あるユーザが、「フォトショップ(登録商標)」などの画像編集に係るアプリケーションプログラムAで作成された画像の印刷を行う場合に、その出力先として高画質で印刷可能なプリンタAを選択し、「メモ帳」などの文書作成に係るアプリケーションプログラムBで作成された文書を印刷する場合に、その出力先として印刷速度の速いプリンタBを選択した場合、そのユーザは、アプリケーションプログラムAで作成した画像の印刷には、その後もプリンタAを使用し、アプリケーションプログラムBで作成した文書の印刷には、その後もプリンタBを使用すると考えられる。そこで、今回プリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムと同じ印刷アプリを含む使用履歴が図4の履歴表70に登録されていれば、その使用履歴に登録されているプリンタ(機種、出力ポート)と同じプリンタを今回の印刷における出力先に自動選択する。
たとえば、今回の印刷においてプリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムが「メモ帳」の場合、図4の履歴表70に登録されている使用履歴の中で印刷アプリとして「メモ帳」が登録されているものを抽出し、抽出したものが複数ある場合は、それらの中で印刷日時が最新の使用履歴を選択する。そして、この選択した使用履歴(図4の例では、ジョブ1の使用履歴)に含まれる出力先と同じ出力先を今回の印刷での出力先に自動設定する。具体的には、選択した使用履歴に登録されている出力ポートを、今回の印刷で使用する出力ポートに設定すると共に、選択した使用履歴に登録されているプリンタ機種に対応する機種別機能部68への切り替えを行う。図4の例では、ジョブ1を出力した時に利用したものと同じ出力ポート(図中「10.1.1.5」)への切り替え、および、ジョブ1の出力先の機種(図中「bizhub 500」)に対応する機種別機能部68への切り替えを行う。
プリンタドライバ60を呼び出したアプリケーションプログラムが図4の履歴表70に登録されている使用履歴に含まれるいずれの印刷アプリとも一致しない場合は、自装置の動作モードを出力先手動選択モードに決定し、出力先選択画面81Aや出力先選択画面81Bを表示し、印刷ジョブの出力先の選択を受ける。そしてその選択された出力先に応じて、出力先ポートや機種別機能部68の切り替えを行う。
このように態様例2では、当該プリンタドライバ60が以前に呼び出されたアプリケーションプログラムと同じアプリケーションプログラムから呼び出されたときは、このアプリケーションプログラムから呼び出されて以前に印刷したときと同じ出力先が今回の印刷で使用する出力先に自動的に選択される。
図9は、態様例2において、アプリケーションプログラムで「印刷」を選択した際に現れるプリンタドライバプログラムの選択画面で、プリンタドライバ60が選択された場合、すなわち、アプリケーションプログラムからプリンタドライバ60が呼び出された場合に、プリンタドライバ60が行う処理を示すフローチャートである。
まず、プリンタドライバ60が呼び出されたら、呼び出し元のアプリケーションプログラムに関する情報を取得する(ステップS101)。次に、該呼び出し元のアプリケーションプログラムと一致するアプリケーションプログラムが図4の履歴表70に含まれているか否かを調べる(ステップS102)。
呼び出し元のアプリケーションプログラムと一致するアプリケーションプログラムが図4の履歴表70に含まれていると判定した場合は(ステップS102;Yes)、出力先自動決定モードで動作する。具体的には、そのアプリケーションプログラムを含む使用履歴から、プリンタの機種の情報と出力ポートを取得する。そして、その取得した機種に対応するように機種別機能部68を切り替える(ステップS107)とともに、印刷ジョブの出力時に使用する出力ポートを、その取得した出力ポートに設定し(ステップS108)、ステップS109に進む。
呼び出し元のアプリケーションプログラムと一致するアプリケーションプログラムが図4の履歴表70に含まれていないと判定した場合は(ステップS102;No)、出力手動選択モードで動作し、図5の出力先選択画面81Aや、図6の出力先選択画面81Bのように印刷ジョブの出力先を選択するための画面を表示し(ステップS103)、印刷ジョブの出力先となるプリンタの選択を受ける(ステップS104)。なお、ネットワークを検索してプリンタを検出できたときは図5の出力先選択画面81Aを、できないときは図6の出力先選択画面81Bを表示する。
印刷ジョブの出力先が選択されたら、その選択されたプリンタ(の機種)に対応するように機種別機能部68の切り替えを行う(ステップS105)とともに、出力ポートを、該選択されたプリンタに接続するための出力ポートへ切り替える(ステップS106)。その後、図7の印刷設定画面82のような印刷設定を受けるための画面を表示し(ステップS109)、処理を終了する。
(変形例)
次に、プリンタドライバ60の動作の変形例について説明する。変形例では、出力先手動選択モードで一のプリンタが選択された回数が所定の回数(たとえば、2〜3回など)に達した場合に、該プリンタ(頻繁利用プリンタとする)に専用のプリントキューを生成する。プリントキューの生成とは、頻繁利用プリンタ専用のプリンタドライバプログラムをPC端末40にインストールすることである。プリントキューの生成は、図3のプリントキュー追加部69が行う。
出力先手動選択モードで一のプリンタが複数回選択される場合としては、たとえば、態様例2において、毎回異なるアプリで印刷ジョブを作成しているが、それらの出力先が同じプリンタである場合などが挙げられる。他にも、出力先自動選択モードに移行しないように設定されている場合が挙げられる。
新たにインストールされる頻繁利用プリンタに専用のプリンタドライバプログラム(特定専用プリンタドライバと呼ぶ)は、プリンタドライバ60の機能の一部を借りて動作するプリンタドライバプログラムであってもよいし、単体でプリンタドライバプログラムとしての全ての機能を果たすことが可能なものであってもよい。特定専用プリンタドライバのインストールは、プリンタドライバ60が行う。
特定専用プリンタドライバがインストールされると、アプリケーションを開いた状態で「印刷」を選択した際に表示されるプリンタドライバプログラムの一覧に、該特定専用プリンタドライバが追加される。ユーザがこの一覧に追加された特定専用プリンタドライバを選択すると、該特定専用プリンタドライバは前述の頻繁利用プリンタを出力先として決定し、頻繁利用プリンタ(の機種)に対応する図7の印刷設定画面82を表示させる。これにより、ユーザは、図5の出力先選択画面81Aや、図6の出力先選択画面81Bなどの画面で出力先となるプリンタを選択する手間を低減することができる。
図10は、PC端末40にインストールされているプリンタドライバプログラム(利用可能なプリンタドライバ)の一覧を示すドライバ画面80の一例を示す。ドライバ画面80には、PC端末40にインストールされている各プリンタドライバプログラムのアイコンが表示される。図10のドライバ画面80には、プリンタドライバ60のアイコンであるアイコン90のみが表示されている。
図11は、新たなプリントキューが生成された場合、すなわち、新たに専用プリンタドライバがインストールされた場合のドライバ画面80を示す。図11では、専用プリンタドライバがインストールされたのでドライバ画面80に、専用プリンタドライバのアイコンであるアイコン91が追加されている。
図12は、変形例におけるプリンタドライバ60の動作を示す流れ図である。ここでは、プリンタドライバ60が出力先手動選択モードに固定されて動作する場合の処理を示している。
まず、アプリケーションプログラムから呼び出されたプリンタドライバ60は、図5の出力先選択画面81Aや、図6の出力先選択画面81Bのように印刷ジョブの出力先を選択するための画面を表示し(ステップS201)、印刷ジョブの出力先となるプリンタの手動選択を受ける(ステップS202)。なお、プリンタドライバ60は、印刷ジョブの出力先として選択可能な各プリンタの使用回数(そのプリンタが出力先に選択されて使用された回数)を登録するためのリストを保持している。
プリンタドライバ60は、ステップS202にて、プリンタの選択を受けたら、前述のリストにおいて、選択されたプリンタの使用回数を+1する(ステップS203)。なお、選択されたプリンタがリストに未登録、すなわち一度も出力先として選択されたことのないプリンタであれば、そのプリンタを前述のリストに追加し、そのプリンタの使用回数を1に登録する。
前述のリストにおいて、使用回数が所定回数に達したプリンタがあるか否かを判定し(ステップS204)、該当するプリンタが無い場合は(ステップS204;No)、ステップS206に進む。なお、ステップS204では、今回選択されたプリンタの使用回数が所定回数に達したか否かを判定すれば足りる。
使用回数が所定回数に達したプリンタがある場合は(ステップS204;Yes)、そのプリンタに対応する新たなプリントキューを生成し(ステップS205)、その後、図7の印刷設定画面82のような印刷設定を受けるための画面を表示し(ステップS206)、処理を終了する。
なお、ステップS204にて回数が所定の回数に達したプリンタに対応するプリントキューが既に生成されている場合は、ステップS205にて、新たなプリントキューの生成を行わずにステップS206に進む。ステップS205にて新たなプリントキューが生成された場合にその旨をユーザに通知するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、プリンタドライバ60がインストールされている情報処理装置の例としてPC端末40を例に説明したが、情報処理装置はこれに限らない。たとえば、タブレット端末や、スマートフォンなどであってもよい。
本発明の実施の形態では、印刷ジョブの出力先の候補として異なる機種のプリンタがあったが(図4参照)、出力先の候補のプリンタの機種が全て同一であってもよい。同一機種の複数台のプリンタがネットワークに接続されている場合にも、自分の席に近いといった理由などから特定のプリンタが使用されるので、利用環境が同じ使用履歴があれば、その使用履歴に登録されているプリンタを自動で選択することで、ユーザが出力先を選択する手間を低減する。
本発明の実施の形態では、利用環境情報として、自装置に割り当てられたIPアドレスや、印刷アプリを挙げたが、利用環境情報はこれに限らない。利用環境情報としてのIPアドレスは自装置の使用場所を特定するための情報なので、IPアドレスに代えて、具体的な場所情報でもよい。たとえば、タブレット端末にプリントドライバ60がインストールされている場合、タブレット端末が有するGPS機能から位置情報を取得し、これを利用環境情報の一つとして使用履歴に記憶するようにしてもよい。
10(A〜D)・・・MFP
40…PC端末
41…CPU
42…ROM
43…RAM
44…不揮発メモリ
45…ハードディスク装置
46…ネットワーク通信部
51…表示部
52…操作部
60…プリンタドライバ
61…共通機能部
62…モード制御部(出力先自動選択部)
63…プリンタ切り替えUI部
64…機種別機能部切り替え部
65…出力先ポート切り替え部
66…使用履歴保存部
67…利用環境情報取得部
68(A〜D)…機種別機能部
69…プリントキュー追加部
70…履歴表
80…ドライバ画面
81(A、B)…出力先選択画面
82…印刷設定画面
90…アイコン
91…アイコン

Claims (8)

  1. 情報処理装置を、
    利用環境を示す利用環境情報を取得する利用環境情報取得部、
    プリンタに印刷データを出力したときの利用環境を示す利用環境情報と前記プリンタを紐付けて記憶する記憶部、
    現在の利用環境に一致する利用環境情報が前記記憶部に記憶されている場合に、その利用環境情報に紐付けて前記記憶部に記憶されているプリンタを出力先のプリンタに選択する出力先自動選択部、
    として機能させる
    ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
  2. 前記記憶部は、利用環境情報と紐付けて記憶する出力先のプリンタに係る情報の1つとして該出力先のプリンタの機種を記憶し、
    前記情報処理装置を、
    出力先に選択されたプリンタの機種に対応する印刷設定画面を、前記情報処理装置の表示部に表示させる印刷設定画面表示制御部、としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバプログラム。
  3. 前記利用環境情報は、当該プリンタドライバプログラムが動作している情報処理装置に割り当てられたネットワーク上のアドレスを示す
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタドライバプログラム。
  4. 前記利用環境情報は、当該プリンタドライバプログラムを呼び出したアプリケーションブログラムを示す
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  5. 前記情報処理装置を、
    現在の利用環境に一致する利用環境情報が前記記憶部に記憶されていない場合に、ユーザから出力先のプリンタの選択を受けるプリンタ選択部としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  6. 前記記憶部は、利用環境情報と紐付けて記憶する出力先のプリンタに係る情報の1つとして該出力先のプリンタに印刷データを出力した際に使用した出力ポートを記憶し、
    前記情報処理装置を、
    前記出力先自動選択部で自動選択されたプリンタに印刷データを出力する際に使用する出力ポートを、前記自動選択されたプリンタに係る情報の1つとして前記記憶部に記憶されている出力ポートに切り替える出力ポート切り替え部、としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  7. 前記情報処理装置を、
    出力先のプリンタ毎に、そのプリンタに印刷データが出力された回数である使用回数を記憶する使用回数記憶部、
    前記使用回数記憶部に記憶されている前記使用回数が所定値に達したプリンタについて、該プリンタ専用のプリントキューを生成するプリントキュー生成部、
    としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のプリンタドライバプログラム。
  8. 情報処理装置を、複数機種のプリンタに対応可能なプリンタドライバとして機能させるプリンタドライバプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    出力先のプリンタ毎に、そのプリンタに印刷データが出力された回数である使用回数を記憶する使用回数記憶部、
    前記使用回数記憶部に記憶されている前記使用回数が所定値に達したプリンタについて、該プリンタ専用のプリントキューを生成するプリントキュー生成部、
    として機能させる
    ことを特徴とするプリンタドライバプログラム。
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