JP2018081453A - 機器連携システム、機器連携方法、機器 - Google Patents

機器連携システム、機器連携方法、機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが情報記憶システムを選択可能な機器連携システムを提供すること。【解決手段】ネットワークを介して情報記憶システム30とアプリケーションが動作する機器10とが通信する機器連携システム100であって、ユーザの認証処理により特定されたユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定された記憶設定情報を取得する認証手段16と、ユーザの識別情報に対応付けられた前記アプリケーションの動作に関する情報が設定されたアプリ動作情報を取得する動作情報取得手段15と、前記アプリ動作情報で設定されている前記情報記憶システムと、前記記憶設定情報に設定された前記情報記憶システムに関する情報に基づいて通信する通信手段17と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、機器連携システム、機器連携方法及び機器に関する。
複数の機器が連携してデータ処理を行う機器連携システムが知られている。機器連携システムが提供する機器連携サービスによれば、データが入力される機器、データを処理する機器及びデータを出力する機器が連携してユーザの所望の処理や定型業務を効率的に行うことが可能になる。
例えば、複合機がユーザ環境でスキャンして生成した画像データを、予め設定されたクラウドストレージ(ネットワーク上の情報記憶システム)に配信する「Scan To Strage」という機器連携サービスがある。このように出力がストレージとなる機器連携サービスをクラウドストレージサービスという。
そして従来から、画像データの送信先として設定可能な範囲を拡張可能な機器が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、第一の送信部と第二の送信部を有し、第一の送信部がデータの送信要求を受け付けると、データを第二の送信部に送信させる機器が開示されている。
しかしながら、従来の機器連携システムでは、各ユーザが所望のクラウドストレージを使うことができないという問題があった。クラウドストレージサービスは多くの企業などから提供されている。また、クラウドストレージサービスは個人でも企業でも使用できるが、企業で利用される場合は企業の管理者のIDで管理されている。このため、企業内のどのユーザがクラウドストレージを使用する場合でも同じクラウドストレージが使用されてしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザが情報記憶システムを選択可能な機器連携システムを提供することを目的とする。
本発明は、ネットワークを介して情報記憶システムとアプリケーションが動作する機器とが通信する機器連携システムであって、ユーザの認証処理により特定されたユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定された記憶設定情報を取得する認証手段と、ユーザの識別情報に対応付けられた前記アプリケーションの動作に関する情報が設定されたアプリ動作情報を取得する動作情報取得手段と、前記アプリ動作情報で設定されている前記情報記憶システムと、前記記憶設定情報に設定された前記情報記憶システムに関する情報に基づいて通信する通信手段と、を有する。
ユーザが情報記憶システムを選択可能な機器連携システムを提供することができる。
機器連携システムの概略的な動作を説明する図の一例である。 機器連携システムの一例の構成図である。 サービス提供環境の装置の概略的なハードウェア構成図の一例である。 複合機のハードウェア構成図の一例である。 複合機の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 サービス提供環境の各装置の機能をブロック状に示す機能ブロックの一例である。 ユーザが機器連携システムを利用する際の機器連携システムの動作を示すシーケンス図の一例である。 アプリが起動した際の複合機の動作を示すフローチャート図の一例である。 アプリがクラウドストレージを特定する際に行うチェックフローの一例の図である。 ストレージ連携設定画面の一例を示す図である。 ストレージ連携に関する設定手順を示すシーケンス図の一例である。 スキャンアプリが表示するスキャン画面の一例を示す図である。 フォルダ設定画面の一例を示す図である。 スキャンアプリが表示するスキャン画面の一例を示す図である。 複合機がストレージ連携する際にエラーが生じた場合のシーケンス図の一例である。 エラー画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態として機器連携システム及び機器連携システムが行う機器連携方法について図面を参照しながら説明する。
<機器連携システムの概略的な動作>
図1は、本実施形態の機器連携システム100の概略的な動作を説明する図の一例である。複合機10がネットワークを介してメタデータ生成サービス装置50及び認証サービス装置70と通信可能に接続されている。
(1)ユーザは複合機10を操作してログインすることで認証サービス装置70から個人情報(記憶設定情報の一例)を取得する。
(2)また、複合機10は認証されたユーザIDを使用してメタデータ生成サービス装置50からメタデータ(アプリ動作情報の一例)を取得する。
(3)個人情報にはユーザが利用するクラウドストレージ30と認証情報が設定されており、メタデータには複合機10で動作するアプリでユーザが利用するクラウドストレージ30が設定されている。複合機10はメタデータで指定されているクラウドストレージ30に個人情報の認証情報を使ってアクセスし、ファイルを格納したり、ファイルを読み出したりする。
このようにユーザは機器連携システム100にログインすることで自分が使用しているクラウドストレージ30を使用できる。
<用語について>
特許請求の範囲の情報記憶システムは、各種のデータを記憶するネットワーク上の1つ以上の記憶装置である。本実施形態ではクラウドストレージという用語で説明する。
記憶設定情報は、ユーザが使用する可能性があるクラウドストレージに関する情報をいう。クラウドストレージの名称(識別情報)やログインするための認証情報が含まれている。本実施形態では個人情報という用語で説明する。
アプリ動作情報は、複合機10で動作するアプリの設定である。アプリが動作する際のパラメータの他、このアプリが使用するクラウドストレージが指定されている。ただし、アプリ動作情報にクラウドストレージが指定されていなくても複合機10はクラウドストレージ30を使用できる。
フォルダ情報は、クラウドストレージのフォルダを指定する情報である。本実施形態ではこのフォルダがデフォルトのフォルダとなる。また、フォルダに関する情報はフォルダ名やフォルダ内のファイル名などフォルダから得られる情報をいう。
<システム構成例>
図2は、本実施形態の機器連携システム100の一例の構成図である。機器連携システム100は、ユーザ環境8、サービス提供環境9及びクラウド環境7の3つの環境を有する。
ユーザ環境8はユーザが作業する環境であり、ユーザが所属する例えば企業の施設内である。ユーザ環境8にはネットワークN1を介して複合機10と情報処理装置6が通信可能に配置されている。ネットワークN1は、企業などの施設に構築されたLANである。ユーザはこの複合機10を用いて原稿をスキャンする。
複合機10と情報処理装置6はいずれもブラウザソフトウェア又はこれと同等のソフトウェアを実行可能であり、ネットワークN1〜N3を介して図示するサービス提供環境9の各装置と通信する。
複合機10は情報処理装置の機能を有すると共に有用な機能を提供する機器である。複合機10は、少なくともスキャナ機能を有する。この他、プリンタ機能及びファクシミリ機能を有していてもよい。複合機10は、MFP(Multifunction Peripheral)、画像形成装置、多機能プリンタ、コピー機又はオフィス機器などと呼ばれる場合がある。また、スキャナ機能で原稿を画像データに変換するにはスキャナ機能でなくてもよい。例えば、複合機10の代わりにデジタルカメラやデジタルカメラの機能を有する各種の機器でもよい。
複合機10ではいくつかのアプリ5が動作している。例えば、スキャンアプリや印刷アプリなど複合機10が提供する機能に対応するアプリケーションである。
また、情報処理装置6は例えばPC(Personal Computer)である。PCの他、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、又はウェアラブルPCなどでもよい。
情報処理装置6はユーザや機器連携システム100の管理者によって使用される。情報処理装置6はユーザや管理者の操作を受け付けてメタデータ生成サービス装置50にメタデータを設定する。また、認証サービス装置70に個人情報を設定したりする。なお、同様の設定は複合機10からも可能である。
サービス提供環境9は、機器連携システム100が提供する機器連携サービスを提供する機器がある環境である。クラウド上にあってもよいし、何らかの施設内にあってもよい。また、1つの施設にサービス提供環境9の装置の全体が含まれなくてもよく、サービス提供環境9の装置は分散して配置されていてよい。サービス提供環境9は、入出力サービス装置40、メタデータ生成サービス装置50、コンテンツ提供サービス装置60、及び、認証サービス装置70の各装置を有する。
これらの各装置は、1つ以上の情報処理装置により提供される。図示するように1つの情報処理装置が1つのサービスと対応してもよいし、1つの情報処理装置が複数のサービスに対応してもよい。
コンテンツ提供サービス装置60は情報処理装置の機能を有し、ユーザにアプリ5(ユーザ環境8で動作するWebアプリケーション。以下、アプリ5という)などを提供する。WebアプリケーションはHTMLとCSSでユーザインタフェースを描画させ、スクリプト言語で複合機10の制御や画面遷移などを行う。
認証サービス装置70は情報処理装置の機能を有し、複合機10が外部サービス(本実施形態ではクラウドストレージ30)と連携するための認証機能や、ユーザ情報の管理などを行う。ユーザを認証する認証処理を行い認証が成立するとユーザを特定する認証装置としての機能を有する。ユーザ情報の1つに本実施形態では個人情報がある。この個人情報にストレージ連携に関する設定があり、ユーザが使用する可能性がある1つ以上のクラウドストレージ30が登録されている。認証が成立することで複合機10は個人情報を取得できる。個人情報について表1にて説明する。
メタデータ生成サービス装置50は情報処理装置6の機能を有し、ユーザごとにメタデータの管理と保持を行っている。また、メタデータ生成サービス装置50は、ユーザが利用できる(機器連携システム100として使用が許可されている)クラウドストレージ30のリストやURLを保持しており、要求があるとユーザが操作する複合機10や情報処理装置に提供する。メタデータはアプリ5の開発者やユーザが予め定義できる。メタデータについては表2で説明する。
入出力サービス装置40は情報処理装置の機能を有し、機器連携サービスにおいて、複数のクラウドストレージ30の固有機能(書誌情報を付加できるなど)の差分を吸収する機能、OCR(Optical Character Reader)機能、及びファイル変換の機能等を提供する。複合機10から見て入出力サービス装置40は、クラウドストレージ30などの外部サービスとのインタフェースとなる。複合機10は入出力サービス装置40と連携してユーザにサービスを提供する。複合機10でなく入出力サービス装置40がこれらの機能を有することでアプリ5の開発が容易になり機器連携システム100のコストを低減できる。
クラウド環境7は、インターネット上のリソースがある環境である。例えば、施設のLANがファイルウォールよりも内側にある場合、ファイルウォールの外側である。具体的には例えばデータセンターにクラウド環境7が構築されるがどこにあるかは問われない。また、インターネットとは、コンピュータを世界的な規模で接続すると共に世界中のネットワークが相互接続されたネットワークである。
クラウドストレージ30は、インターネット上のストレージである。またインターネット上のディスクスペースをユーザに提供するサービスで使用されるストレージということもできる。クラウドストレージ30の他、オンラインストレージと呼ばれる場合もある。クラウドストレージ30は、一般ユーザも企業も利用することができる。企業の場合、自社でファイルサーバ環境を構築する必要がなく、必要な分だけ容量を増減することができる。また、クラウドストレージ30上の文書データを、インターネットを介してアクセスした端末が保管したり取り出したりすることができる。
クラウドストレージ30は大容量のストレージを有するが、ストレージ機能だけでなく情報処理装置としての機能を有することが一般的である。また、クラウドコンピューティングとは、特定のハードウェア資源を意図しない場合に用いられる用語である。クラウドストレージ30は、1つの筐体に収納されていたりひとまとまりの装置として備えられていたりする必要はなく、負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成される。また、一台の情報処理装置の中の仮想化環境に構築されていたり、複数台の情報処理装置に跨って構築されたりしてもよい。
また、本実施形態でクラウドストレージ30は、ユーザ環境8やサービス提供環境9に配置されていてもよい。この場合、単にストレージと呼ばれる。サービス提供環境9の各装置もクラウドコンピューティングに対応していることが好ましい。
<ハードウェア構成例>
図3は、サービス提供環境9の装置の概略的なハードウェア構成図の一例である。図3では装置の一例としてメタデータ生成サービス装置50を例にして説明する。メタデータ生成サービス装置50は、CPU201と、CPU201が使用するデータの高速アクセスを可能とするメモリ202とを備える。CPU201及びメモリ202は、システム・バス203を介して、メタデータ生成サービス装置50の他のデバイス又はドライバ、例えば、グラフィクス・ドライバ204及びネットワーク・ドライバ(NIC)205へと接続されている。
グラフィクス・ドライバ204は、バスを介してLCD(ディスプレイ装置)206に接続されて、CPU201による処理結果をモニタする。また、ネットワーク・ドライバ205は、トランスポート層レベル及び物理層レベルでメタデータ生成サービス装置50をネットワークN2へと接続して、複合機10等とのセッションを確立させている。
システム・バス203には、更にI/Oバス・ブリッジ207が接続されている。I/Oバス・ブリッジ207の下流側には、PCIなどのI/Oバス208を介して、IDE、ATA、ATAPI、シリアルATA、SCSI、USBなどにより、HDD(ハードディスクドライブ)209などの記憶装置が接続されている。HDD209はメタデータ生成サービス装置50の全体を制御するプログラム209pを記憶している。HDD209はSSD(Solid State Drive)でもよい。プログラム209pは記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよいし、プログラム配信用のサーバから配信されてもよい。
また、I/Oバス208には、USBなどのバスを介して、キーボード及びマウス(ポインティング・デバイスと呼ばれる)などの入力装置210が接続され、機器連携システム100の管理者などのオペレータによる入力及び指令を受け付けている。
なお、図示したメタデータ生成サービス装置50のハードウェア構成は、メタデータ生成サービス装置50が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。また、クラウドコンピューティングに対応するため、本実施例のメタデータ生成サービス装置50の物理的な構成は固定的でなくてもよく、負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成されてよい。
入出力サービス装置40,コンテンツ提供サービス装置60,認証サービス装置70、情報処理装置6、及びクラウドストレージ30のハードウェア構成図は、メタデータ生成サービス装置50と同様であるか、又は、異なるとしても本実施形態の機器連携システム100の説明の上で支障はないものとする。
<<複合機10のハードウェア構成図>>
図4は、複合機10のハードウェア構成図の一例である。複合機10は、例えば図4に示すようなハードウェア構成により実現される。複合機10は、コントローラ300、操作パネル306、外部I/F307、通信I/F308、プリンタ309、スキャナ310及び近距離無線通信装置311などを有している。
コントローラ300はCPU301、RAM302、ROM303と、NVRAM304、HDD305を有する。ROM303は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM302はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM304は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD305はプログラム305pやデータが格納されている。このプログラム305pにはアプリ5が含まれる。
CPU301は、ROM303やNVRAM304、HDD305などからプログラム305pやデータ、設定情報等を302上に読み出し、処理を実行することで、複合機10全体の制御や機能を実現する。
操作パネル306はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示装置(例えば液晶ディスプレイでありタッチパネルを備えている)とを有する。外部I/F307は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体312等がある。なお、記録媒体312には、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
通信I/F308は、ネットワークを介した通信を行うためのインタフェースである。本実施形態では、ネットワークN1を介してサービス提供環境9の装置と通信する。
プリンタ309は、印刷対象データを印刷して出力するための印刷装置である。スキャナ310は原稿を光学的に読み取って電子データに変換する読み取り装置である。
近距離無線通信装置311は、例えば、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)の通信規格にしたがった通信装置である。例えば、NFCの場合はリーダ・ライタなどと呼ばれる場合がある。
本実施例に係る複合機10は、上記したハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
<複合機10の機能について>
図5は、複合機10の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。複合機10は操作受付部11、画面描画部12、画像入出力実行部13、ファイル入出力実行部14、及びアプリ5により実現される機能を有する。
複合機10が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、コンテンツ提供サービス装置60から取得したスクリプト言語で記述されたプログラム305p及びHDD305からRAM302に展開されたプログラム305pに従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
アプリ5は、サービス提供環境9と複合機10が連携し、複合機10がクラウドストレージ30を利用した機器連携サービスをユーザに提供するためのソフトウェアである。アプリ5以外のソフトウェアが複合機10で実行されていてもよい。以下では、アプリ5を単に「アプリ5」という。このアプリ5はユーザ個人の設定が可能であるため個人用アプリと呼ばれる場合がある。アプリ5は、メタデータ取得・設定部15、認証設定部16、ストレージアクセス部17、リクエストデータ生成部18、設定反映部19及び判断部20を有する。
アプリ5が有するこれら各機能部は、図4に示された各構成要素のいずれかが、HDD305からRAM302に展開されたアプリ5(プログラム305pの一部)に従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。なお、アプリ5は、プログラム配信用のサーバから配布されてもよいし、記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよい。
また、アプリ5が有する機能と複合機10が有する機能を厳密に分ける必要はなく、アプリ5を有する機能を含め複合機10が有していればよい。
認証設定部16は、図4のCPU301がプログラム305pを実行すること等により実現され、クラウドストレージ30にアクセスするための認証を認証サービス装置70に要求する。認証設定部16はユーザのログイン情報を受け付けて認証サービス装置70に送信する。また、認証設定部16は、ストレージ連携のためにクラウドストレージ30にアクセスして認証要求し、認証された場合、認証サービス装置70の個人情報にストレージ連携に関する設定をクラウドストレージ30に対し行わせる。ストレージ連携にはクラウドストレージ30にユーザがログインするための認証情報が含まれる。これにより、ユーザは自分が使用するクラウドストレージ30にアクセスできる。
メタデータ取得・設定部15は、図4のCPU301がプログラム305pを実行し通信I/F308を制御すること等により実現され、複合機10が入出力サービス装置40にリクエストするためのメタデータをメタデータ生成サービス装置50から取得する。また、ユーザが設定したメタデータをメタデータ生成サービス装置50に設定する。
ストレージアクセス部17は、図4のCPU301がプログラム305pを実行し通信I/F308を制御すること等により実現され、クラウドストレージ30にアクセスする。これにより、複合機10はクラウドストレージ30のフォルダや印刷対象のファイルを表示する。なお、クラウドストレージ30へのファイルの入出力は入出力サービス装置40を介して行われる。
設定反映部19は、図4のCPU301がプログラム305pを実行すること等により実現され、ユーザがアプリ5に設定した画像データの配信先のフォルダやスキャン条件を複合機10に設定し保持する。
リクエストデータ生成部18は、図4のCPU301がプログラム305pを実行すること等により実現され、メタデータを元に入出力サービス装置40へのリクエストデータを生成する。メタデータにはデフォルトの保存先(フォルダ)が設定されているのでユーザはデフォルトのフォルダを起点に保存先を選択したり作ったりする。リクエストデータ生成部18はメタデータに設定されている情報を用いて、どのフォルダに画像データを記憶させるか又はどのファイルを取得するかというリクエストデータを生成できる。
画面描画部12は、図4のCPU301がプログラム305pを実行すること等により実現され、コンテンツ提供サービス装置60から送信された画面情報を用いてユーザインタフェースを表示させる。画面描画部12は例えばブラウザソフトウェアの機能を有し、コンテンツ提供サービス装置60からHTML、CSS及びJavaScript(登録商標)で記述された画面情報を取得して操作パネル306にアプリ5の画面を表示する。
操作受付部11は、図4のCPU301がプログラム305pを実行し、操作パネル306(タッチパネル)やハードキーの操作を受け付ける。すなわち、ユーザは画像データの配信先フォルダの選択、スキャン条件の変更、印刷用ファイルの選択、印刷条件の変更、及びジョブの実行を開始する操作を行うが、操作受付部11はこれらの操作を受け付ける。
画像入出力実行部13は、図4のCPU301がプログラム305pを実行しスキャナを制御すること等により実現され、原稿をスキャンして画像データを生成する。
ファイル入出力実行部14は、図4のCPU301がプログラム305pを実行すること等により実現され、リクエストデータに基づいてスキャンにより生成された画像データのアップロードを行う。また、複合機10が印刷する場合、ユーザが選択したファイルと印刷条件を含むリクエストデータを入出力サービス装置40にリクエストし、入出力サービス装置40が作成した印刷用ファイルをダウンロードする。
<<認証サービス装置70>>
図6(a)は、認証サービス装置70の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。認証サービス装置70は、通信部71及び認証部72を有する。認証サービス装置70が有するこれらの機能は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、認証サービス装置70はHDD209又はメモリ202により実現される個人情報DB79を有する。
通信部71は、図3のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。認証部72は、図3のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、複合機10から送信されたログイン情報に基づいてユーザを認証する。
Figure 2018081453
表1は、個人情報DB79に記憶されている個人情報のうち本実施形態で使用する情報を示す。後述するように、ユーザが機器連携システム100にログインすると、複合機10は表1の個人情報を取得できる。個人情報にはユーザが使用するクラウドストレージ30とログインするための認証情報が設定されている。
・userIDはユーザを特定する識別情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。ユーザID以外のIDについても同様である。
・familyNameは例えばユーザが所属する部署などの名称である。
・givenNameはユーザが表示される際の名称である。
・mailAddressesはユーザのメールアドレスである。
・localeはユーザが存在する国又は地域である。
・timezoneはユーザが存在する国又は地域のタイムゾーンである。
・authenticationはクラウドサービスのストレージ連携に関する設定である。また、authenticationはクラウドストレージ30にユーザがログインするために必要な認証情報である。個人情報では複数のストレージ連携に関する設定を持つことができる。spldはシステムIDと称しクラウドストレージ30を特定するための情報である。また、authIDはこのクラウドサービスにおいてユーザを特定する識別情報である。
ストレージ連携に関する設定は、情報処理装置6又は複合機10を、ユーザ又は管理者が操作して行うことができる。
<<メタデータ生成サービス装置50>>
図6(b)は、メタデータ生成サービス装置50の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。メタデータ生成サービス装置50は、通信部51及びメタデータ提供部52を有する。メタデータ生成サービス装置50が有するこれらの機能は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、メタデータ生成サービス装置50はHDD209又はメモリ202により実現されるメタデータDB59を有する。
通信部51は、図3のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。メタデータ提供部52は、図3のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、複合機10から送信されたユーザIDに対応付けられているメタデータをメタデータDB59から読み出して複合機10に提供する。
Figure 2018081453
表2は、メタデータ生成サービスから取得するアプリ5のメタデータの一例である。メタデータはユーザIDと対応付けられているがユーザIDは省略されている。
メタデータとはあるデータについてのデータ(あるデータに関連する情報)である。本実施形態ではアプリ5の動作に関する各ユーザの設定である。複合機10で動作するアプリ5の種類(スキャンアプリ、印刷アプリ等)に対応してメタデータが存在する。メタデータには、アプリ5に設定されるスキャンや印刷の初期値が設定されている。この初期値の1つとしてどのクラウドストレージ30を使用するか及びクラウドストレージ30のデフォルトのフォルダが設定されている。
上記のリクエストデータ生成部18はメタデータ(例えばクラウドストレージ30やフォルダ)を参照して、入出力サービス装置40へのリクエストを生成する。なお、メタデータには、アプリ5が入出力サービス装置40のどの処理フローを呼び出すか、という情報も定義されている。
・storageの項目内のserviceの項目はアプリ5が使用するクラウドストレージ30である。ユーザがクラウドストレージ30を設定していない場合、この項目が空である。
・Commonの項目のrootFolderIDは、クラウドストレージ30で最初に参照されるフォルダ(デフォルトのフォルダ)を示す。複合機10がスキャンした画像データを保存するフォルダの一覧、又は複合機10が印刷の対象とするファイルの一覧を表示するに参照される。
・uploadErrorMailAddressはエラー時に送信されるメールのアドレスである。
・scanColorは複合機10がスキャンする際のスキャン条件としてカラー又はモノクロが設定される。この設定はデフォルト値である。
・scanResolutionは同じくスキャン条件の解像である。
・fileFormatはファイルのフォーマットである。
・mailSubjectはメール送信時の題名である。
・mailbodyはメール本文に記述される文章である。
・documentFormatは画像データのフォーマットである。
このようにユーザが使用するクラウドストレージ30及びデフォルトのフォルダが設定されているため、ユーザは自分の好きなクラウドストレージ30のフォルダを利用できる。
また、ユーザは、情報処理装置6又は複合機10のブラウザを操作してメタデータ生成サービス装置50にアクセスし、これらのメタデータを設定することができる。アプリ5が印刷アプリの場合、Commonには印刷条件のデフォルト設定が保存される場合もある。
<<コンテンツ提供サービス装置60>>
図6(c)は、コンテンツ提供サービス装置60の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。コンテンツ提供サービス装置60は、通信部61及び画面情報作成部62を有する。コンテンツ提供サービス装置60が有するこれらの機能は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、コンテンツ提供サービス装置60はHDD209又はメモリ202により実現されるアプリ画面DB69を有する。
通信部61は、図3のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。
画面情報作成部62は、図3のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、複合機10が実行しているアプリ5の種類に応じてアプリ画面DB69からアプリ5に適したHTMLやCSS及びスクリプト言語のプログラムを読み出し、複合機10に提供する。
<<入出力サービス装置40>>
図6(d)は、入出力サービス装置40の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。入出力サービス装置40は、通信部41及びリクエスト処理部42を有する。入出力サービス装置40が有するこれらの機能は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
通信部41は、図3のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。リクエスト処理部42は、図3のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現され、複合機10から送信されたリクエストを解析してクラウドストレージ30を選択し、クラウドストレージ30にファイル(画像データ)を送信したり、クラウドストレージ30からファイルを読み出したりする。
<<クラウドストレージ30>>
図6(e)は、クラウドストレージ30の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。クラウドストレージ30は通信部31を有する。クラウドストレージ30が有するこの機能は、図3に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、クラウドストレージ30はHDD209又はメモリ202により実現されるファイルDB39を有する。
通信部31は、図3のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現され、ネットワークを介したデータの送受信を行う。
ファイルDB39は、ルートフォルダを起点にツリー構造の複数のフォルダを有しており、各フォルダにユーザのファイルを記憶している。なお、フォルダはディレクトリと呼ばれてもよい。
<全体的な動作>
図7は、ユーザが機器連携システム100を利用する際の機器連携システム100の動作を示すシーケンス図の一例である。個人情報やメタデータは既に設定されているものとする。
S1:ユーザは複合機10を操作してホーム画面を表示させる。ホーム画面とは複合機10で動作するアプリ5を含むいくつかのアプリをユーザが選択するための画面である。
S2:ユーザは複合機10をユーザ個人として利用するためのログイン操作を行う。操作受付部11はこの操作を受け付ける。
S3:認証設定部16はログイン情報(例えばユーザIDとパスワード)を認証サービス装置70に送信する。認証サービス装置70の認証部72はログイン情報に基づいてユーザを認証し、認証が成立した場合、個人情報DB79から読み出した個人情報を複合機10に送信する。認証サービス装置70のIPアドレスやポート番号は予め設定されている。ログインを行わずにアプリ5を選択した場合、画面描画部12はログイン画面に遷移させ、ユーザにログインを行わせる。
S4:認証が成立した場合、認証設定部16は個人情報を認証サービス装置70から取得する。
S5:ログインできたユーザはアプリ5のアイコンを選択し、アプリ5の利用を開始する。
S6:操作受付部11はアプリ5のアイコンの選択を受け付け、アプリ5を起動させる。
S7、S8:アプリ5を起動した際に、画面描画部12はコンテンツ提供サービス装置60から起動されたアプリ5のHTML、スクリプト言語及びCSS等を含む画面情報を取得する。コンテンツ提供サービス装置60の画面情報作成部62はアプリ5の種類に応じて画面情報をアプリ画面DB69から読み出して複合機10に提供する。
S9:次に、メタデータ取得・設定部15はメタデータ生成サービス装置50からアプリ5の動作に関する各ユーザの設定であるメタデータをユーザID等を指定して要求する。メタデータ生成サービス装置50のメタデータ提供部52はユーザIDに基づいてメタデータをメタデータDB59から読み出す。
S10:その後、アプリ5は後述する起動処理(図8,図9にて説明する)を行う。
S11:アプリ5が起動すると、ストレージアクセス部17はメタデータに設定されているクラウドストレージ30に個人情報のストレージ連携(認証情報)でログインし、メタデータに設定されているクラウドストレージ30の「rootFolderID」を指定して一覧を取得し操作パネル306に表示する。この一覧の内容はアプリ5によって異なる。例えばスキャンアプリではフォルダの一覧であり、印刷アプリであればファイルの一覧である。
S12:ユーザは、表示された一覧から目的に応じた対象を選択する。例えばスキャンアプリであればスキャン結果を保存するフォルダを選択し、印刷アプリであれば、印刷するファイルを選択する。操作受付部11は選択を受け付ける。
S13:対象を選択したら、ユーザは処理の実行を開始するための操作を行う。操作受付部11は処理実行開始の操作を受け付ける。
S14:まず、リクエストデータ生成部18は、入出力サービス装置40へ送信するリクエストデータを生成する。例えばスキャンする場合、画像データ、保存先(デフォルトのフォルダを元にユーザが選択)、保存後の処理(例えば、メール送信の有無などをユーザが選択している。メールアドレスはメタデータに含まれる。)などがリクエストデータである。印刷する場合、対象ファイル(ユーザが選択)、印刷条件(デフォルトの設定はメタデータに含まれており、ユーザが個別に変更できる)などがリクエストデータである。
S15:ファイル入出力実行部14はリクエストデータ生成部18からリクエストデータを取得して入出力サービス装置40に送信する。
S16:入出力サービス装置40のリクエスト処理部42は、リクエストを受信したらその内容に従ってクラウドストレージ30に対し入出力を行う。すなわち、スキャンアプリでは、クラウドストレージ30に画像データを格納し、印刷アプリでは対象ファイルを読み出す。
S17:入出力サービス装置40は、印刷アプリなら対象ファイルを印刷データ(PDL)に変換し、スキャンアプリなら後処理(結果を電子メールで送信)する。
<<アプリ起動時の動作>>
図8は、アプリ5が起動した際の複合機10の動作を示すフローチャート図の一例である。図8の処理は図7のステップS10で実行される。
複合機10の判断部20は、個人情報を参照しストレージ連携が設定されているか否かを判断する(S10)。すなわち、「authentication」に値が設定されているか否かを判断する。
ステップS10の判断がNoの場合、メタデータ取得・設定部15はストレージ連携処理を開始する(S20)。ストレージ連携処理は、個人情報の「authentication」にストレージ連携を設定させる処理である。これにより、個人情報に「authentication」の値が設定されていない場合、ユーザはストレージ連携を設定できる。詳細は図11を用いて説明する。
ステップS10の判断がYesの場合、判断部20はメタデータ生成サービス装置50から取得したメタデータを参照しクラウドストレージ30を1つに特定できるかを否かである(S30)。クラウドストレージ30の特定方法を図9に示す。
ステップS30の判断がYesの場合、メタデータの「storage」に値が設定されているクラウドストレージ30に対し図7のステップS11が行われる。
ステップS30の判断がNoの場合、メタデータの「storage」に値が設定されておらず、かつ、個人情報に複数のストレージ連携の設定があるので、画面描画部12は個人情報に設定された複数のクラウドストレージ30から1つを選択させる画面を表示する(S40)。ユーザは複合機10(のブラウザ)を操作して使用するクラウドストレージ30を設定する。
<<ストレージの特定時の動作手順>>
図9は、アプリ5がクラウドストレージ30を特定する際に行うチェックフローの一例の図である。図9の処理は、図8のステップS30の判断のより詳細な手順を示す。
まず、判断部20はメタデータ生成サービス装置50から取得したメタデータに使用するクラウドストレージ30が設定されているか否かを判断する(S10)。
メタデータにクラウドストレージ30が設定されている場合(S10のYes)、判断部20は設定されているクラウドストレージ30を通信先に決定する(S20)。従って、個人情報の1つ以上のストレージ連携のうちメタデータに設定されたクラウドストレージ30を使用できる。すなわち、ユーザが所望するクラウドストレージ30を使用できる。
メタデータにクラウドストレージ30が設定されていない場合(S10のNo)、判断部20は個人情報に複数のストレージ連携が設定されているか否かを判断する(S30)。
ストレージ連携の設定が1つの場合(S30のNo)、判断部20は個人情報に設定されているクラウドストレージ30を通信先に決定する(S20)。この場合、接続先のフォルダはルートフォルダになる。このようにメタデータにクラウドストレージ30が設定されていなくても、複合機10は個人情報に設定されたクラウドストレージ30を利用できる。
個人情報にストレージ連携が複数ある場合(S30のYes)、画面描画部12はストレージを選択する画面を操作パネル306に表示する(S40)。すなわち、図8のステップS40で説明したように、画面描画部12は個人情報の複数のストレージ連携を操作パネル306に表示する。ユーザは複合機10(のブラウザ)でクラウドストレージ30を選択するので、操作受付部11はユーザの操作を受け付ける。このように、個人情報に複数のストレージ連携が設定されておりメタデータには設定されていない場合、ユーザは複合機の使用時にクラウドストレージ30を選択できる。
<ストレージ連携設定>
図10,11を用いて図8のステップS20のストレージ連携の設定について説明する。図10はストレージ連携設定画面501の一例であり、図11はストレージ連携の設定手順を示すシーケンス図の一例である。ストレージ連携の設定は、図8のステップS20で行われる(つまり、図7のステップS10)。また、ユーザがストレージ連携の設定の操作を行うと開始される。
ストレージ連携設定画面501は、ストレージ選択欄502と「連携する」ボタン503を有する。ストレージ選択欄502には、ユーザが設定可能なクラウドストレージ30の名称とラジオボタン504が表示されている。ユーザは使用したいクラウドストレージ30のラジオボタン504を押下して、クラウドストレージ30を選択する。操作受付部11はユーザの操作を受け付け、選択されたクラウドストレージ30を取得する。
ユーザが「連携する」ボタン503を押下すると、操作受付部11はユーザの操作を受け付け、認証設定部16が認証サービス装置70に選択されたクラウドストレージ30の識別情報と共に認証開始要求を認証サービス装置70に送信する。
<<ストレージ連携の設定手順>>
図11について説明する。例えば、図8のステップS20でストレージ連携の設定が行われるとスタートする。
S1:アプリ5のメタデータ取得・設定部15は、ストレージ連携を開始する際にメタデータ生成サービス装置50から連携可能なクラウドストレージ30の一覧を取得する。
S2:画面描画部12はクラウドストレージ30の一覧を操作パネル306に表示する。これにより図10のストレージ連携設定画面501が表示される。
S3:図10にて説明したようにユーザは、表示されたクラウドストレージ30の一覧から使用したいサービスを選択し「連携する」ボタン503を押下する。
S4:操作受付部11はユーザの操作を受け付け、認証設定部16が認証サービス装置70にクラウドストレージ30の識別情報と共に連携開始要求を送信する。
S5:認証サービス装置70は連携開始要求で指定されたクラウドストレージ30の認証用URLを複合機10に送信する。認証用URLはクラウドストレージ30と通信するためのアドレスを含む。認証用URLはクラウドストレージ30ごとに予め決まっている。
S6:複合機10の認証設定部16は取得した認証用URLに接続することでクラウドストレージ30に連携要求を送信する。
S7:クラウドストレージ30から取得した画面情報を認証設定部16が画面描画部12に渡すので、画面描画部12はクラウドストレージ30が提供する認証画面を操作パネル306に表示する。
S8:ユーザは表示された認証画面に従い必要な項目を入力する。必要な項目は、クラウドストレージ30にログインするための認証情報や、クラウドストレージ30が認証サービス装置70にログインするためのログイン情報である。ユーザにとってクラウドストレージ30を利用するための認証情報は既知である。認証情報を保持していない場合は作成する。また、ログイン情報はクラウドストレージ30が認証サービス装置70にこのユーザの個人情報にストレージ連携を設定するために使用される。操作受付部11は入力を受け付けて、認証設定部16が認証情報とログイン情報をクラウドストレージ30に送信する。
S9:クラウドストレージ30は認証サービス装置70にログイン情報でログインし、認証情報を通知する。
S10:認証サービス装置70は、クラウドストレージ30における認証に成功していた場合、認証情報を保存する。これにより、個人情報のauthenticationにストレージ連携が設定される。認証に失敗していた場合は、認証情報を保存しない。
S11:認証サービス装置70は認証結果を複合機10のアプリ5に送信する。
以上のようにして個人情報にストレージ連携が設定される。この後、例えば図7のステップS10でアプリ5が起動する。
この後、ユーザは個人情報のストレージ設定からメタデータに設定するクラウドストレージ30を選択する。複合機10は選択されたクラウドストレージ30の名称(識別情報)をメタデータ生成サービス装置50に送信するので、メタデータにユーザ使用するクラウドストレージ30が設定される。
<スキャンアプリの画面例>
以下ではアプリ5としてスキャンアプリを例にして説明する。
図12は、スキャンアプリが表示するスキャン画面511の一例を示す図である。スキャン画面511は図7のS12で表示される。スキャン画面511は、フォルダ選択部512、配信先決定ボタン513、ファイル名設定ボタン514、及び、フォルダ設定ボタン515を有する。
図7のステップS11の一覧取得により、スキャンアプリは、個人情報又はメタデータで設定されているクラウドストレージ30の一覧を表示する。
フォルダ選択部512に表示されるフォルダは、メタデータ生成サービス装置50から取得したメタデータで指定されているデフォルトのフォルダ(rootFolderID)、又は、指定されていない場合はルートフォルダである。ユーザがフォルダを選択すると操作受付部11がこれを受け付けて、画面描画部12は選択されたフォルダを表示する。
配信先決定ボタン513は、現在、操作パネル306が表示しているフォルダを配信先に決定するためのボタンである。配信先決定ボタン513が押下されると、画面描画部12はスキャン条件の設定画面を表示させる。ユーザはデフォルトのスキャン条件を確認し、必要であれば変更してスキャン処理を開始する。
ファイル名設定ボタン514は、スキャンして得られたファイルの名前を設定する画面に遷移するためのボタンである。フォルダ設定ボタン515は、図13のフォルダ設定画面に遷移するボタンである。
図13は、フォルダ設定画面521の一例を示す図である。フォルダ設定画面521はフォルダ設定ボタン515が押下されると表示される。操作受付部11がフォルダ設定ボタン515の押下を受け付けると、画面描画部12がフォルダ設定画面521を表示する。
フォルダ設定画面521は、フォルダ選択部522、フォルダ作成ボタン523、及びデフォルト設定ボタン524を有する。フォルダ選択部522は、ユーザがフォルダを選択するためのボタンである。フォルダ作成ボタン523はユーザが新たにフォルダを作成するためのボタンである。
スキャンアプリの場合、スキャンして得られた画像データの送信先としてユーザが新規フォルダを作成したい場合がある。フォルダ作成ボタン523により、ユーザは新規にフォルダを作ることができる。なお、プリントアプリの場合、フォルダ作成ボタン523は表示されなくてよい。ユーザがフォルダ作成ボタン523を押下すると操作受付部11がこの操作を受け付け、ストレージアクセス部17が現在のフォルダ(フォルダとルートからのパス)と新しいフォルダ(名称とパス)をクラウドストレージ30に送信する。クラウドストレージ30は通知されたフォルダを作成する。
デフォルト設定ボタン524は、アプリ5を起動した際に最初に表示するフォルダを現在表示しているフォルダに設定するボタンである。ユーザがデフォルト設定ボタン524を押下すると操作受付部11がこの操作を受け付け、メタデータ取得・設定部15が現在のフォルダ(フォルダとルートからのパス)をメタデータ生成サービス装置50に送信する。この時、ユーザを特定するためユーザID等も送信される。メタデータ生成サービス装置50はこのユーザのメタデータの「rootFolderID」に現在のフォルダを設定する。このようにユーザはアプリ5からがデフォルトのフォルダを設定することができる。
図14は、スキャンアプリが表示するスキャン画面511の一例を示す図である。図14の説明では主に図12との相違を説明する。クラウドストレージ30にはアプリ5だけではなく汎用的な情報処理装置のブラウザなどからアクセスできるため、フォルダの削除等も可能である。図13にて説明したように、ユーザは任意のフォルダを起動時のデフォルトのフォルダに設定できるが、このフォルダがデフォルトに設定された後に削除される場合がある。
図14はデフォルトのフォルダが削除された場合に表示されるスキャン画面511である。図14のスキャン画面には「デフォルトフォルダが見つからないため、ルートフォルダを読み込みました。」というメッセージ516が表示されている。図14の例ではフォルダ1がデフォルトフォルダであったが、フォルダ1が削除されているため、ルートフォルダが表示されている。
アプリ起動後、ストレージアクセス部17はメタデータによりデフォルトに設定してあるフォルダを取得しにいくが、クラウドストレージ30から見つからない旨が通知される。画面描画部12は、見つからない旨のメッセージ516を表示する。また、デフォルトのフォルダが見つからない場合、ストレージアクセス部17はルートフォルダのフォルダ一覧を取得することが好ましい。図14ではフォルダ1がないのでルートフォルダ内のフォルダ2〜4が表示されている。
<ストレージ連携時のエラー処理>
ストレージ連携設定が無効になることがある。例えば、複合機10がメタデータを取得した後にクラウドストレージ30が連携を解除した場合や、外部サービスがユーザのアカウントを削除した場合などである。この場合、ストレージアクセス部17がクラウドストレージ30にアクセスする際にエラーを通知されるため、画面描画部12はエラーの内容を操作パネル306に表示する。
図15は、複合機10がストレージ連携する際にエラーが生じた場合のシーケンス図の一例である。
S1〜S4:この処理は図7のS13〜S16と同じである。
S5:クラウドストレージ30はエラーを入出力サービス装置40に送信する。
S6:入出力サービス装置40はエラーを複合機10に送信する。
S7:画面描画部12は操作パネル306にエラー画面を表示する。
図16は、エラー画面531の一例を示す図である。エラー画面531は「連携エラー 再連携しますか?」というメッセージ532、「ホームに戻る」ボタン533及び「連携設定する」ボタン534を有する。「ホームに戻る」ボタン533はエラー画面531がホーム画面に遷移するためのボタンである。操作受付部11が「ホームに戻る」ボタン533の押下を受け付けると、画面描画部12はホーム画面を表示させる。
「連携設定する」ボタン534は、ユーザがストレージ連携を設定するための図10のストレージ連携設定画面501を表示するためのボタンである。従って、エラーが発生するとユーザはストレージ連携に関する設定を行うことができる。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態の機器連携システム100は、メタデータで指定されているクラウドストレージ30に個人情報の認証情報を使ってアクセスし、ファイルを格納したり、ファイルを読み出したりすることができる。個人情報のストレージ設定やメタデータのデフォルトのフォルダをユーザが設定できるので、ユーザは所望のクラウドストレージ30を利用できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、機器連携システムがワークフローシステムと呼ばれる場合もある。日常的な業務や手続などの流れをワークフローといい、ワークフローを情報処理装置で自動化したシステムをワークフローシステムという。
また、図5,6の構成例は、複合機10、及びサービス提供環境9にある装置の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。また、複合機10、及びサービス提供環境9にある装置の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
また、サービス提供環境9にある装置が物理的に何台の情報処理装置により実現されるかは適宜、設計される。
なお、認証設定部16は認証手段の一例であり、メタデータ取得・設定部15は動作情報取得手段の一例であり、ストレージアクセス部17は通信手段の一例であり、画面描画部12はフォルダ情報表示手段の一例であり、判断部20は判断手段の一例であり、操作受付部11は操作受付手段の一例である。メタデータ生成サービス装置50は動作情報保持装置の一例である。
5 アプリケーション
10 複合機
11 操作受付部
12 画面描画部
13 画像入出力実行部
14 ファイル入出力実行部
15 メタデータ取得・設定部
16 認証設定部
17 ストレージアクセス部
20 判断部
30 クラウドストレージ
50 メタデータ生成サービス装置
60 コンテンツ提供サービス装置
70 認証サービス装置
100 機器連携システム
特開2014-130570号公報

Claims (10)

  1. ネットワークを介して情報記憶システムとアプリケーションが動作する機器とが通信する機器連携システムであって、
    ユーザの認証処理により特定されたユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定された記憶設定情報を取得する認証手段と、
    ユーザの識別情報に対応付けられた前記アプリケーションの動作に関する情報が設定されたアプリ動作情報を取得する動作情報取得手段と、
    前記アプリ動作情報で設定されている前記情報記憶システムと、前記記憶設定情報に設定された前記情報記憶システムに関する情報に基づいて通信する通信手段と、
    を有する機器連携システム。
  2. 前記記憶設定情報にユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定されているか否かを判断する判断手段を有し、
    前記記憶設定情報にユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定されていない場合、前記動作情報取得手段は前記情報記憶システムに関する情報を前記記憶設定情報に設定する処理を開始する請求項1に記載の機器連携システム。
  3. 前記記憶設定情報にユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定されていない場合、前記動作情報取得手段は前記情報記憶システムのリストを取得して表示装置に前記リストを表示させ、
    前記情報記憶システムの選択を受け付ける操作受付手段を有し、
    前記認証手段は、選択された前記情報記憶システムのアドレスを認証装置から取得し、
    前記通信手段は前記アドレスの前記情報記憶システムと通信して前記情報記憶システムの認証情報を前記情報記憶システムに送信し、
    前記認証装置は前記情報記憶システムから取得した前記認証情報を前記情報記憶システムに関する情報として前記記憶設定情報に設定する請求項2に記載の機器連携システム。
  4. 前記判断手段は、前記記憶設定情報にユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定されている場合、前記アプリ動作情報にユーザが使用する前記情報記憶システムが設定されているか否かを判断し、
    設定されている場合、前記アプリ動作情報に設定されているユーザが使用する前記情報記憶システムを通信先に決定し、
    設定されていない場合、前記記憶設定情報にユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が1つだけ設定されている場合には該情報記憶システムを通信先に決定する請求項2又は3に記載の機器連携システム。
  5. 前記アプリ動作情報には前記情報記憶システムのフォルダを指定するフォルダ情報が設定されており、
    前記通信手段は前記アプリ動作情報に設定された前記フォルダ情報が指定するフォルダに関する情報を取得し、
    前記フォルダに関する情報を表示装置に表示するフォルダ情報表示手段、
    を有する請求項2〜4のいずれか1項に記載の機器連携システム。
  6. 前記判断手段が決定した前記情報記憶システムが、前記アプリ動作情報に設定された前記フォルダ情報のフォルダを有さない場合、前記通信手段は、前記情報記憶システムのルートフォルダからフォルダに関する情報を取得する請求項5に記載の機器連携システム。
  7. 操作受付手段が前記フォルダ情報の設定を受け付けた場合、
    前記動作情報取得手段は、前記アプリ動作情報を保持する動作情報保持装置にユーザの識別情報と前記フォルダ情報を送信し、
    前記動作情報保持装置は、前記アプリ動作情報に前記フォルダ情報を設定する請求項6に記載の機器連携システム。
  8. 前記操作受付手段が前記情報記憶システムにフォルダを作成する操作を受け付けた場合、
    前記通信手段は前記情報記憶システムにフォルダを作成する請求項7に記載の機器連携システム。
  9. ネットワークを介して情報記憶システムとアプリケーションが動作する機器とが通信する機器連携システムが行う機器連携方法であって、
    認証手段が、ユーザの認証処理により特定されたユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定された記憶設定情報を取得するステップと、
    動作情報取得手段が、ユーザの識別情報に対応付けられた前記アプリケーションの動作に関する情報が設定されたアプリ動作情報を取得するステップと、
    通信手段が、前記アプリ動作情報で設定されている前記情報記憶システムと、前記記憶設定情報に設定された前記情報記憶システムに関する情報に基づいて通信するステップと、を有する機器連携方法。
  10. ネットワークを介して情報記憶システムと通信する機器であって、
    ユーザの認証処理により特定されたユーザが使用する前記情報記憶システムに関する情報が設定された記憶設定情報を取得する認証手段と、
    ユーザの識別情報に対応付けられた前記機器で動作するアプリケーションの動作に関する情報が設定されたアプリ動作情報を取得する動作情報取得手段と、
    前記アプリ動作情報で設定されている前記情報記憶システムと、前記記憶設定情報に設定された前記情報記憶システムに関する情報に基づいて通信する通信手段と、
    を有する機器。
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