JP2016139380A - クラウドサーバ、プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】クラウドサーバによって提供されるサービスに不慣れなユーザが当該サービスを利用する場合であっても、情報漏洩の可能性が高まることを抑制することが可能な技術を提供する。【解決手段】クラウドサーバ90が提供するサービス(クラウドサービス)の利用に伴うユーザの操作内容に基づき、当該クラウドサービスに対するユーザの習熟度を示す指標値Vが算出される。当該習熟度が所定のレベルに達していないと当該指標値Vに基づき判定される場合には、当該ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、オンラインストレージ70の使用が許可されない(ローカルストレージ30の使用が許可される)。そして、習熟度が所定のレベルに達したと指標値Vに基づき判定されると、当該ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、オンラインストレージ70の使用が許可される。【選択図】図5

Description

本発明は、クラウドサーバおよびそれに関連する技術に関する。
近年、ネットワーク上に設けられるオンラインストレージなどを利用したクラウドサービスが普及しつつある。このようなクラウドサービスの中には、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))などの画像形成装置と連携したクラウドサービスも存在する。
たとえば、特許文献1には、MFPにてスキャンされたスキャンデータファイルがインターネット上のオンラインストレージにアップロードされる技術が記載されている。具体的には、ユーザは、オンラインストレージ内のフォルダの中からスキャンデータファイルの格納先のフォルダを選択する。そして、スキャン処理がMFPにて実行されると、選択された格納先フォルダ内にスキャンデータファイルがアップロード(格納)される。
また、クラウドサービスにおいては、オンラインストレージに格納したファイルを他人と共有することもでき、インターネットに接続可能な環境さえあれば、共有者は、外出先からでもオンラインストレージ内の共有ファイルを閲覧することなどが可能である。
特開2014−238786号公報
しかしながら、ユーザの中には、クラウドサーバによって提供されるクラウドサービスに不慣れなユーザも存在する。クラウドサービスに不慣れなユーザが当該クラウドサービスを利用する場合、オンラインストレージへのファイルの格納(アップロード)時における格納先の誤選択などに起因して、情報漏洩の可能性が高まる恐れがある。たとえば、当該クラウドサービスに不慣れなユーザは、秘密文書などのファイルを、本来格納すべきフォルダ(たとえば非共有の個人フォルダ)とは異なるフォルダ(たとえば共有フォルダ)に誤って格納してしまうことがある。これにより、当該秘密文書などのファイルを他人が閲覧可能な状態となり、情報漏洩の可能性が高まる恐れがある。
このように、クラウドサービスに不慣れなユーザが当該クラウドサービスを利用する場合、情報漏洩の可能性が高まる恐れがある。
そこで、本発明は、クラウドサーバによって提供されるサービスに不慣れなユーザが当該サービスを利用する場合であっても、情報漏洩の可能性が高まることを抑制することが可能な技術を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、情報処理装置に対して所定のサービスをネットワークを介して提供するクラウドサーバであって、前記所定のサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、前記所定のサービスに対する前記ユーザの習熟度を示す指標値を算出する算出手段と、前記情報処理装置が所属するローカルエリアネットワーク内に設けられるローカルストレージと前記ローカルエリアネットワーク外に設けられるオンラインストレージとに関するアクセスの許否であって、前記所定のサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージを前記ユーザが使用することの許否を、前記指標値に基づき決定する決定手段と、を備え、前記決定手段は、前記習熟度が所定のレベルに達していないと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記ローカルストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可するとともに、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可せず、前記習熟度が所定のレベルに達したと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記所定のサービスに不慣れな未習熟ユーザによる操作として予め定められた特定の操作が前記ユーザによって行われることなく前記所定のサービスの利用に伴う所定の一連の正規操作が行われると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記所定のサービスに不慣れな未習熟ユーザによる操作として予め定められた特定の操作が前記ユーザによって行われると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記所定のサービスに関するマニュアルを参照するためのマニュアル参照ボタンが前記所定のサービスの利用中に押下されると、前記特定の操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2または請求項3の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記所定のサービスの利用に伴う操作を取り消すための取消ボタンが前記所定のサービスの利用中に押下されると、前記特定の操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルの格納先フォルダとしてユーザ操作により選択された被選択フォルダに、前記書込対象ファイルを前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納先フォルダを誤って選択する格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われなかった旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルの格納先フォルダとしてユーザ操作により選択された被選択フォルダに、前記書込対象ファイルを前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納先フォルダを誤って選択する格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われた旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6または請求項7の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記被選択フォルダに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに前記被選択フォルダ内の前記書込対象ファイルが削除されると、前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項6または請求項7の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記被選択フォルダに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに、前記被選択フォルダ内の前記書込対象ファイルが、前記被選択フォルダとは異なるフォルダに移動されると、前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項6または請求項7の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記被選択フォルダに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに、前記被選択フォルダとは異なるフォルダを前記書込対象ファイルの新たな格納先フォルダとして選択して前記ファイル格納サービスが再び開始されると、前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項6または請求項7の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記ファイル格納サービスは、前記情報処理装置の操作画面を用いて前記格納先フォルダとして前記ユーザによって選択された前記被選択フォルダに、原稿の読取処理によって生成された画像データファイルを前記書込対象ファイルとして、前記クラウドサーバを介して格納するスキャンデータファイル格納サービスを含み、前記算出手段は、前記スキャンデータファイル格納サービスにおいて前記ユーザによる前記被選択フォルダの選択操作が一旦行われた後、当該選択操作に応じて前記読取処理の実行が開始されてから一定時間が経過するまでに、前記被選択フォルダとは異なるフォルダを前記格納先フォルダとして改めて選択しようとする操作が前記操作画面において再び行われると、前記スキャンデータファイル格納サービスにおいて前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われていたことを判定することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルを前記格納対象ストレージに前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納対象ストレージに格納すべきではないファイルを前記格納対象ストレージに誤って格納する誤格納操作が前記ユーザによって行われなかった旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルを前記格納対象ストレージに前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納対象ストレージに格納すべきではないファイルを誤って前記格納対象ストレージに格納する誤格納操作が前記ユーザによって行われた旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項12または請求項13の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記格納対象ストレージに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに前記格納対象ストレージ内の前記書込対象ファイルが削除されると、前記誤格納操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項12または請求項13の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記格納対象ストレージに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに、前記格納対象ストレージ内の前記書込対象ファイルが削除され、且つ前記書込対象ファイルとは異なるファイルを新たな書込対象ファイルとして前記ファイル格納サービスが再び開始されると、前記誤格納操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項1の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記所定のサービスの利用に伴う所定の一連の正規操作が前記ユーザによって開始されてから所定時間が経過するまでに前記所定の一連の正規操作が終了した旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項1の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記算出手段は、前記所定のサービスの利用に伴う所定の一連の正規操作が前記ユーザによって開始されてから所定時間が経過するまでに前記所定の一連の正規操作が終了しなかった旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項1ないし請求項17のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記決定手段は、前記習熟度が前記所定のレベルに達する前においては、前記書込対象ファイルを前記ローカルストレージ内に格納し、前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ローカルストレージ内の前記書込対象ファイルを前記オンラインストレージに転送することを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項1ないし請求項18のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記決定手段は、前記習熟度が前記所定のレベルに達する前において、前記所定のサービスにおける新規フォルダの作成指示が前記クラウドサーバを介して前記ユーザから付与されると、前記新規フォルダを前記ローカルストレージ内に作成し、前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ローカルストレージ内の前記新規フォルダに関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダを前記オンラインストレージ内に作成することを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項1ないし請求項18のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記決定手段は、前記習熟度が前記所定のレベルに達する前において、前記ユーザのみならず当該ユーザ以外の他ユーザもが利用可能な共有フォルダを前記格納対象ストレージ内に作成すべき旨の共有フォルダ作成指示が前記ユーザから付与されると、前記共有フォルダを前記ローカルストレージ内に作成し、前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ローカルストレージ内における前記共有フォルダに関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダを前記オンラインストレージ内に作成することを特徴とする。
請求項21の発明は、請求項20の発明に係るクラウドサーバにおいて、前記決定手段は、非共有フォルダを前記格納対象ストレージ内に作成すべき旨の非共有フォルダ作成指示が前記ユーザから付与されると、前記習熟度が前記所定のレベルに達しているか否かにかかわらず、前記非共有フォルダ作成指示に応答して、前記非共有フォルダを前記ローカルストレージ内のみならず前記オンラインストレージ内にも作成することを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項1ないし請求項21のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記決定手段は、前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ユーザによって利用される前記情報処理装置の表示手段に、前記ローカルストレージに代えて前記オンラインストレージを使用するか否かを確認するための確認画面を表示させることを特徴とする。
請求項23の発明は、請求項1ないし請求項22のいずれかの発明に係るクラウドサーバにおいて、前記情報処理装置は、画像形成装置であることを特徴とする。
請求項24の発明は、情報処理装置に対して所定のサービスをネットワークを介して提供するクラウドサーバに内蔵されたコンピュータに、a)前記所定のサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、前記所定のサービスに対する前記ユーザの習熟度を示す指標値を算出するステップと、b)前記情報処理装置が所属するローカルエリアネットワーク内に設けられるローカルストレージと前記ローカルエリアネットワーク外に設けられるオンラインストレージとに関するアクセスの許否であって、前記所定のサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージを前記ユーザが使用することの許否を、前記指標値に基づき決定するステップと、を実行させるためのプログラムであって、前記ステップb)においては、前記習熟度が所定のレベルに達していないと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記ローカルストレージを前記格納対象ストレージとして使用することが許可されるとともに、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することは許可されず、前記習熟度が所定のレベルに達したと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することが許可されることを特徴とする。
請求項25の発明は、情報処理システムであって、情報処理装置と、前記情報処理装置に対して所定のサービスをネットワークを介して提供するクラウドサーバと、を備え、前記情報処理装置は、前記所定のサービスの利用に伴う操作をユーザから受け付ける操作入力手段と、前記操作の操作内容を前記クラウドサーバに送信する通信手段と、を有し、前記クラウドサーバは、前記操作内容を受信する受信手段と、前記操作内容に基づき、前記所定のサービスに対する前記ユーザの習熟度を示す指標値を算出する算出手段と、前記情報処理装置が所属するローカルエリアネットワーク内に設けられるローカルストレージと前記ローカルエリアネットワーク外に設けられるオンラインストレージとに関するアクセスの許否であって、前記所定のサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージを前記ユーザが使用することの許否を、前記指標値に基づき決定する決定手段と、を有し、前記クラウドサーバの前記決定手段は、前記習熟度が所定のレベルに達していないと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記ローカルストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可するとともに、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可せず、前記習熟度が所定のレベルに達したと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可することを特徴とする。
請求項1ないし請求項25に記載の発明によれば、クラウドサーバによって提供されるサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、当該サービスに対するユーザの習熟度を示す指標値が算出される。そして、当該習熟度が所定のレベルに達したと当該指標値に基づき判定されるまでは、当該ユーザによるサービスの利用に際して、当該ユーザに対してオンラインストレージの使用が許可されない。したがって、クラウドサーバによって提供されるサービスに不慣れなユーザが当該サービスを利用する場合であっても、情報漏洩の可能性が高まることを抑制することが可能である。
情報処理システムを示す図である。 画像形成装置(MFP)の機能ブロックを示す図である。 外部端末の概略構成を示す機能ブロック図である。 クラウドサーバの概略構成を示す機能ブロック図である。 情報処理システムの概略を示す図である。 格納先設定画面を示す図である。 格納先登録画面を示す図である。 フォルダ設定画面を示す図である。 格納先登録画面を示す図である。 格納先設定画面を示す図である。 ログイン画面を示す図である。 サービス選択画面を示す図である。 格納先選択画面を示す図である。 ファイル格納画面を示す図である。 確認画面を示す図である。 フォルダ設定画面を示す図である。 クラウドサーバにおける指標値の算出処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.構成概要>
図1は、本発明に係る情報処理システム1を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、画像形成装置10と外部端末50とクラウドサーバ90とオンラインストレージ70とローカルストレージ30とを備える。
本システム1において、画像形成装置10と外部端末50とクラウドサーバ90とオンラインストレージ70とローカルストレージ30とは、それぞれ、ネットワーク108に接続される。ネットワーク108は、LAN(Local Area Network)およびインターネットなどによって構成される。また、ネットワーク108に対する接続態様は、有線接続であってもよく、或いは無線接続であってもよい。
画像形成装置10と外部端末50とローカルストレージ30とは、同じローカルエリアネットワーク(LAN)内に存在する。ここでは、ローカルストレージ30として、社内サーバコンピュータ(単に社内サーバとも称する)が例示される。ただし、これに限定されず、たとえば、ローカルストレージ30は、MFP10に内蔵された記憶領域(格納部5)であってもよく、或いは外部端末50に内蔵された記憶領域(格納部55)であってもよい。
クラウドサーバ90とオンラインストレージ70とは、当該ローカルネットワークの外部に存在する。クラウドサーバ90は、クラウドコンピューティングを実現するための外部サーバコンピュータであり、アプリケーションソフトウエアをサービスの形でユーザに対して提供する。オンラインストレージ70は、ストレージの記憶領域を貸し出すサービス(オンラインストレージサービス)において提供される格納領域である。MFP10および外部端末50は、各種データの書込処理(アップロード処理)および読出(ダウンロード処理)等の各種指示をクラウドサーバ90に対して行い、当該クラウドサーバ90を介して、当該アップロードおよびダウンロード等が行われる。
オンラインストレージ70には、クラウドサービス用のフォルダ(たとえばフォルダ「Cloud Service」(図7等参照))がルートフォルダとして管理者等によって予め設けられている。
また、ローカルストレージ30にも、オンラインストレージ70と同様に、クラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)が管理者等によって予め設けられている。換言すれば、オンラインストレージ70とローカルストレージ30とは、所定の階層までは同じツリー構造を有している。
クラウドサーバ90は、ローカルストレージ30およびオンラインストレージ70を用いて、クラウドサービスに係るアプリケーションソフトウエアサービスをMFP10に対してネットワーク通信を介して提供する。クラウドサーバ90は、ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、ユーザによって使用されるストレージを切り替えることが可能である。情報処理システム1においては、MFP10とクラウドサーバ90との通信が行われ、MFP10のユーザに対して様々なサービスが提供される。
<2.画像形成装置の構成>
図2は、画像形成装置10の機能ブロックを示す図である。ここでは、画像形成装置10として、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi-Functional Peripheral))を例示する。図2においては、MFP10の機能ブロックが示されている。
MFP10は、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能およびボックス格納機能などを備える装置(複合機とも称する)である。具体的には、MFP10は、図2の機能ブロック図に示すように、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、操作部6、およびコントローラ(制御部)9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、MFP10の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って(すなわちスキャンして)、当該原稿の画像データファイル(スキャンデータファイルないしスキャン画像ファイルとも称する)を生成する処理部である。この画像読取部2は、スキャン部であるとも称される。
印刷出力部3は、印刷対象に関するデータに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワーク108を介したネットワーク通信を行うことも可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、MFP10は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。通信部4は、各種データを送信する送信部4aと各種データを受信する受信部4bとを有する。たとえば、送信部4aは、クラウドサービスの利用に伴うユーザの操作内容をクラウドサーバ90に送信する。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装置で構成される。
操作部6は、MFP10に対する操作入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
このMFP10においては、略板状の操作パネル部6c(図1参照)が設けられている。また、操作パネル部6cは、その正面側にタッチパネル25(図1参照)を有している。タッチパネル25は、操作入力部6aの一部としても機能するとともに、表示部6bの一部としても機能する。タッチパネル25は、液晶表示パネルに各種センサ等が埋め込まれて構成され、各種情報を表示するとともに操作者からの各種の操作入力を受け付けることが可能である。
コントローラ(制御部)9は、MFP10に内蔵され、MFP10を統括的に制御する制御装置である。コントローラ9は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワーク108等を介してMFP10にインストールされてもよい。
MFP10には、クラウドサーバ90によって提供されるクラウドサービスのアプリケーションソフトウエアプログラム(クラウドサービスアプリケーションとも称される)がインストールされている。
コントローラ9は、各種プログラムの実行により、通信制御部11と入力制御部12と表示制御部13とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部11は、他の装置(クラウドサーバ90等)との間の通信動作を通信部4等と協働して制御する処理部である。
入力制御部12は、操作入力部6a(タッチパネル25等)に対するユーザからの操作入力の受付動作等を制御する制御部である。
表示制御部13は、表示部6b(タッチパネル25等)における表示動作を制御する処理部である。表示制御部13は、MFP10を操作するための操作画面等をタッチパネル25に表示させる。
<3.外部端末の構成>
次に外部端末50の構成について説明する。
外部端末50は、MFP10およびクラウドサーバ90との間でのネットワーク通信が可能な情報入出力端末装置(情報端末あるいは通信端末とも称される)である。ここでは、外部端末50として、パーソナルコンピュータを例示する。ただし、これに限定されず、外部端末50は、タブレット型端末であってもよく、あるいはスマートフォンなどであってもよい。また、外部端末50は、携帯式の装置(携帯情報端末等)(携帯端末)であってもよく、あるいは、据置型の装置であってもよい。
図3は外部端末50の概略構成を示す機能ブロック図である。
外部端末50は、図3の機能ブロック図に示すように、通信部54、格納部55、操作部56およびコントローラ(制御部)59等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部54は、ネットワーク108を介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、外部端末50は、所望の相手先と連携して各種のデータを授受することが可能である。通信部54は、各種データを送信する送信部54aと各種データを受信する受信部54bとを有する。
格納部55は、不揮発性の半導体メモリ等の記憶装置で構成され、各種の情報を格納する。
操作部(入出力部)56は、外部端末50に対する操作入力を受け付ける操作入力部56aと、各種情報の表示出力を行う表示部56bとを備えている。操作入力部56aとしてはキーボードおよびマウス等が設けられ、表示部56bとしては液晶表示装置等が設けられる。
コントローラ(制御部)59は、外部端末50に内蔵され、外部端末50を統括的に制御する制御装置である。コントローラ59は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ59は、CPUにおいて、記憶部(半導体メモリ等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラム(詳細にはプログラムモジュール群)は、USBメモリなどの可搬性の記録媒体、あるいはネットワーク108等を介して外部端末50にインストールされるようにしてもよい。
外部端末50には、クラウドサーバ90によって提供されるクラウドサービスのアプリケーションソフトウエアプログラム(クラウドサービスアプリケーション)がインストールされている。
コントローラ59は、各種プログラムの実行により、通信制御部61と入力制御部62と表示制御部63とを含む各種の処理部を実現する。
通信制御部61は、通信部54等と協働して、MFP10等との通信動作を制御する処理部である。
入力制御部62は、操作入力部56aに対するユーザからの操作入力の受付動作等を制御する制御部である。
表示制御部63は、表示部56bにおける表示動作を制御する処理部である。
<4.クラウドサーバの構成>
クラウドサーバ90は、アプリケーションをサービスの形で提供する外部サーバである。
図4はクラウドサーバ90の概略構成を示す機能ブロック図である。
クラウドサーバ90は、図4の機能ブロック図に示すように、通信部94およびコントローラ(制御部)99等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
通信部94は、ネットワーク108を介したネットワーク通信を行うことが可能である。このネットワーク通信では、たとえば、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の各種のプロトコルが利用される。当該ネットワーク通信を利用することによって、クラウドサーバ90は、所望の相手先(たとえばMFP10)と連携して各種のデータを授受することが可能である。通信部94は、各種データを送信する送信部94aと各種データを受信する受信部94bとを有する。
コントローラ(制御部)99は、CPUおよび各種の半導体メモリ(RAMおよびROM)等を備えるコンピュータシステムとして構成される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)を実行することによって、各種の処理部を実現する。
クラウドサーバ90は、当該プログラムの実行に伴って、算出部91と決定部92とを含む各種の処理部を実現する。
算出部91は、クラウドサーバ90が提供するサービス(クラウドサービス)の利用に伴うユーザの操作内容に基づき、当該クラウドサービスに対するユーザの習熟度を示す指標値V(後述)を算出する動作等を制御する処理部である。
決定部92は、ローカルストレージ30とオンラインストレージ70とに関するアクセスの許否であって、クラウドサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージをユーザが使用することの許否を、算出部91によって算出された指標値Vに基づき決定する動作等を制御する処理部である。
<5.動作>
図5は、情報処理システム1の概略を示す図である。
この情報処理システム1においては、クラウドサーバ90によって提供されるクラウドサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、当該クラウドサービスに対するユーザの習熟度を示す指標値V(後述)が算出される。そして、ローカルストレージ30とオンラインストレージ70とに関するアクセスの許否であって、格納対象ストレージとして各ストレージをユーザが使用することの許否が、当該指標値Vに基づき決定される。
具体的には、ユーザの習熟度が所定のレベルに達していない場合には、当該ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、オンラインストレージ70の使用は許可されない。そして、ユーザの習熟度が所定のレベルに達すると、当該ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、オンラインストレージ70の使用が許可される。
この実施形態では、クラウドサーバ90によって提供される複数のクラウドサービスのうち「スマートスキャンサービス」(次述)がユーザ(たとえばユーザU1)によって利用される態様を例示する。この「スマートスキャンサービス」は、書込対象ファイル(書込処理(格納処理)の対象ファイル)の格納先フォルダとしてユーザ操作によって選択されたフォルダ(被選択フォルダ)に当該書込対象ファイルをクラウドサーバ90を介して格納するサービス(「ファイル格納サービス」とも称される)である。具体的には、MFP10におけるスキャン処理(読取処理)によって生成されたスキャンデータファイルを、MFP10のタッチパネル25を用いてユーザによって選択された被選択フォルダに、クラウドサーバ90を介して格納する(書き込む)サービスである。より詳細には、MFP10において、格納対象ストレージ内の複数のフォルダの中から書込対象ファイル(ここではスキャンデータファイル)を格納する格納先フォルダがユーザによって選択(指定)され、スキャン処理が実行される。そして、スキャン処理によって生成されたスキャンデータファイル(書込対象ファイル)が、格納先フォルダとしてユーザによって選択された被選択フォルダ内に格納される(書込処理が行われる)。「スマートスキャンサービス」は、スキャン処理によって生成されたスキャンデータファイルを当該被選択フォルダにクラウドサーバ90を介して格納するサービスでもあるため、「スキャンデータファイル格納サービス」とも称される。
<スキャンデータファイルの格納先候補フォルダの事前設定>
MFP10におけるスマートスキャンサービスの利用に先立って、ユーザ(たとえばユーザU1)は、自身の外部端末50を用いて、書込対象ファイル(スキャンデータファイル)の格納先候補フォルダの設定を行う。なお、ここでは、クラウドサービスに対するユーザU1の習熟度は所定のレベルに未だ達しておらず、クラウドサーバ90は、当該ユーザU1に対して、オンラインストレージ70の使用を許可していない。
具体的には、外部端末50においてクラウドサービスアプリケーションの起動指令がユーザ(ユーザU1)によって付与されると、当該クラウドサービスアプリケーションのログイン画面(不図示)が外部端末50の表示部56bに表示される。ユーザは、当該クラウドサービスアプリケーションにログインし、クラウドサーバ90によって提供される複数のクラウドサービスの中からスマートスキャンサービスを選択する。
なお、ユーザ(ユーザU1)によるクラウドサービスへのログインに際して、クラウドサーバ90は、当該クラウドサービスに対する当該ユーザ(ユーザU1)の習熟度を確認する。そして、クラウドサーバ90は、オンラインストレージ70とローカルストレージ30とのそれぞれを格納対象ストレージとして当該ユーザ(ユーザU1)が使用することの許否を当該ユーザ(ユーザU1)の習熟度に基づき決定する。習熟度は、クラウドサービスに対するユーザの習熟度合であり、指標値Vによって示される。指標値Vの算出処理については後述する。
スマートスキャンサービスが選択されると、書込対象ファイル(ここではスキャンデータファイル)の格納先フォルダを設定するための格納先設定画面400(401)(図6参照)が、外部端末50の表示部56bに表示される。この格納先設定画面400(401)において、ユーザ(ユーザU1)は、MFP10におけるスキャン処理によって生成されるスキャンデータファイルの格納先の設定を行う。なお、この格納先設定画面400において設定された格納先候補フォルダは、後述の格納先選択画面203(図13参照)においてスキャンデータファイルの格納先候補フォルダとして表示される。図6では、1つの格納先候補フォルダ(フォルダF1)がユーザ(ユーザU1)によって予め設定(登録)されている様子が示されている。
なお、新たな格納先候補フォルダ(新規フォルダ)は、次のような作成手順で登録される。
具体的には、ユーザは、格納先設定画面400(401)において、格納先新規登録ボタン451(図6参照)を押下(クリックなど)する。格納先新規登録ボタン451が押下されると、格納先登録画面410(411)(図7参照)が外部端末50の表示部56bに表示される。この格納先登録画面410(411)には、格納対象ストレージ内のクラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)が表示される。
なお、習熟度が所定のレベルに達したユーザによって利用される情報処理装置(ここでは外部端末50)の表示部には、オンラインストレージ70内のツリー構造が表示される。具体的には、オンラインストレージ70のクラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)が当該格納先登録画面410(411)に表示される。一方、習熟度が所定のレベルに達していないユーザ(たとえばユーザU1)によって利用される情報処理装置の表示部には、ローカルストレージ30内のツリー構造が表示される。具体的には、ローカルストレージ30のクラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)が当該格納先登録画面410(411)に表示される。換言すれば、オンラインストレージ70を使用する際の画面と共通の画面がローカルストレージを使用する際にも当該情報処理装置の表示部に表示される。
そして、この格納先登録画面410(411)において、ユーザ(ユーザU1)は、スキャンデータファイルの格納先候補フォルダを新たに登録する。
具体的には、ユーザU1は、格納先登録画面410(411)(図7参照)において、クラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)を選択した状態でフォルダ作成ボタン461を押下(クリック)する。フォルダ作成ボタン461が押下されると、フォルダ設定画面421が格納先登録画面411に重畳して表示される(図8参照)。そして、当該フォルダ設定画面421にて新規フォルダの名称(たとえば「フォルダF2」)が入力され、OKボタン471が押下されると、クラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)の下位階層に新規フォルダ(フォルダF2)が作成される(図9参照)。
なお、オンラインストレージ70の使用が許可される前においては、この新規フォルダ(フォルダF2)はローカルストレージ30内にのみ作成される。換言すれば、当該新規フォルダ(フォルダF2)はオンラインストレージ70内には作成されない。具体的には、フォルダ作成ボタン461が押下されると、格納対象ストレージ内への新規フォルダ(フォルダF2)の作成指示が外部端末50からクラウドサーバ90に送信される。習熟度が所定のレベルに達していないユーザ(ユーザU1)からのフォルダ作成指示が付与された旨をクラウドサーバ90は判定し、クラウドサーバ90は、ローカルストレージ30内に当該新規フォルダを作成する。
このような作成手順に従って、格納対象ストレージ内に新規フォルダが作成される。なお、ローカルストレージ30内に新規フォルダを作成する作成手順とオンラインストレージ70内に新規フォルダを作成する作成手順とは同じである。換言すれば、ローカルストレージ30を使用する際の操作性と、オンラインストレージ70を使用する際の操作性とは同じである。
新規フォルダ(フォルダF2)がクラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)内に作成されると、ユーザは、格納先候補フォルダの設定名称(たとえば「フォルダF2」)を入力する。そして、登録ボタン462が押下されると、新たに設定された格納先(フォルダF2)が追加登録され、格納先設定画面400(402)が外部端末50の表示部56bに表示される(図10参照)。
このようにして、スマートスキャンサービスの利用に先立って、ユーザ(ユーザU1)は、スキャンデータファイルの格納先候補フォルダの設定を行う。
<スマートスキャンサービスの利用>
つぎに、MFP10におけるスマートスキャンサービスの利用に伴う一連の正規操作等について説明する。このスマートスキャンサービスの利用に際して当該一連の正規操作以外の操作がユーザ(ユーザU1)によって行われたか否かに基づき、クラウドサービスに対するユーザ(ユーザU1)の習熟度を示す指標値Vが算出される。なお、当該指標値Vの算出処理については後述する。
図11は、MFP10のログイン画面201を示す図である。ユーザ(ユーザU1)は、当該ログイン画面201においてユーザIDおよびパスワードを入力し、MFP10にログインする。その後、クラウドサービスのログイン画面(不図示)がMFP10のタッチパネル25に表示され、ユーザは、当該クラウドサービスのログイン画面に対する操作入力によってユーザIDおよびパスワードを入力し、クラウドサービスにログインする。
MFP10およびクラウドサービスにログインすると、ユーザ(ユーザU1)は、スキャン対象の原稿をMFP10の原稿台(たとえば、自動給紙装置(ADF:Auto Document Feeder )あるいは原稿載置用ガラス面等)に載置する。
その後、MFP10のタッチパネル25においては、いくつかの画面遷移を経て、クラウドサービス(アプリケーション)の選択画面202(図12参照)が表示される。このサービス選択画面202において、ユーザは、クラウドサーバ90によって提供される複数のサービスの中から所望のサービス(アプリケーション)を選択する。ここでは、スマートスキャンサービスの利用開始ボタン252が押下され、複数のクラウドサービスの中からスマートスキャンサービスが選択される。スマートスキャンサービスの選択操作が受け付けられると、スマートスキャンサービスの利用開始指示がMFP10からクラウドサーバ90に送信される。なお、スマートスキャンサービスの利用開始指示がユーザ(ユーザU1)によって付与されると、当該利用開始指示に応答して、タイマー97による計時動作が開始される。当該タイマー97によってスマートスキャンサービスの利用時間T11が計測される。この利用時間T11は、後述の指標値Vの算出処理に際して利用される。
スマートスキャンサービスが選択されると、格納先選択画面203(図13参照)がMFP10のタッチパネル25に表示される。この格納先選択画面203には、外部端末50においてユーザ(ユーザU1)によって事前に設定(登録)された格納先候補フォルダ(図10参照)が表示される。ここでは、当該格納先選択画面203には、書込対象ファイル(格納対象ファイル)(ここではスキャンデータファイル)の格納先フォルダを選択するための格納先選択ボタン261,262が表示されている。格納先選択ボタン261は、フォルダF1をスキャンデータファイルの格納先フォルダとして選択するためのボタンである。格納先選択ボタン262は、フォルダF2をスキャンデータファイルの格納先フォルダとして選択するためのボタンである。
そして、この格納先選択画面203において、MFP10は、スキャン処理によって生成されるスキャンデータファイルの格納先フォルダを選択する選択操作をユーザ(ユーザU1)から受け付ける。ここでは、格納先選択ボタン262が押下され、2つの格納先候補フォルダ(フォルダF1,F2)のうちフォルダF2がスキャンデータファイルの格納先フォルダとして選択(指定)される。そして、スキャンデータファイルの格納先フォルダとしてフォルダF2が選択された旨の情報がMFP10からクラウドサーバ90に送信される。
スキャンデータファイルの格納先フォルダとしてフォルダF2がユーザ(ユーザU1)によって選択され、スキャン処理の実行開始ボタン(スタートボタン22)(図13参照)が押下されると、スキャン処理の実行を開始すべき旨の指示操作が受け付けられる。そして、スキャン処理が開始される。なお、スキャン処理の実行開始指示が付与されると、その旨(実行開始指示が付与された旨)がMFP10からクラウドサーバ90に送信され、クラウドサーバ90は、タイマー97の計時動作を停止する。
そして、当該スキャン処理が完了すると、当該スキャン処理によって生成されたスキャンデータファイルの書込処理(格納処理)が行われる。当該書込処理においては、ユーザ(ユーザU1)によって選択されたフォルダ(被選択フォルダF2)に、書込対象ファイル(ここではスキャンデータファイル)がクラウドサーバ90を介して格納される。なお、当該フォルダF2はローカルストレージ30内に作成された新規フォルダであり、当該新規フォルダF2内にスキャンデータファイルは格納される。換言すれば、ユーザ(ユーザU1)の習熟度が所定のレベルに達する前においては、書込対象ファイル(スキャンデータファイル)は、ローカルストレージ30内に(自動的に)格納される。
被選択フォルダF2にスキャンデータファイルが格納されると、スマートスキャンサービスにおける書込処理は完了する。MFP10のタッチパネル25においては、スキャン処理の実行が開始されてから一定時間T60(たとえば5秒)が経過するまでは格納先選択画面203(図13参照)が引き続き表示される。そして、スキャン処理の実行が開始されてから一定時間T60(たとえば5秒)が経過すると、スキャン処理完了画面(不図示)がタッチパネル25に表示される。当該スキャン処理完了画面が表示されると、ユーザ(ユーザU1)のログアウト処理が行われる。
スマートスキャンサービスにおいては、スマートスキャンサービスの選択操作、格納先フォルダの選択操作およびスキャン処理の実行を開始すべき旨の指示操作が、当該スマートスキャンサービスの利用に伴う一連の正規操作として受け付けられる。
<指標値Vの算出>
クラウドサービスに対するユーザの習熟度を示す指標値Vの算出処理について説明する。
習熟度は、指標値Vによって示され(数値化され)、当該指標値Vは、クラウドサービスを利用し得る各ユーザに対してそれぞれ算出される。当該指標値Vの値が大きいほど、クラウドサービスに対するユーザの習熟度(習熟度のレベル)は高く、当該指標値Vの値が小さいほど、クラウドサービスに対するユーザの習熟度(習熟度のレベル)は低い。そして、各ユーザの指標値Vに基づき、当該各ユーザに対してオンラインストレージ70の使用を許可するか否かがクラウドサーバ90(決定部92)によって決定される。具体的には、ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、指標値Vが所定の閾値TH(たとえば値「30」)に達するまでは、オンラインストレージ70の使用は許可されず、当該指標値Vが当該閾値THに達すると、オンラインストレージ70の使用が許可される。
クラウドサービスに対するユーザ(ユーザU1)の習熟度を示す指標値Vは、以下のようにして算出される。具体的には、クラウドサービスの利用に際して、ユーザ(ユーザU1)の習熟度を示す指標値Vを低減すべき低減対象(減点対象)操作がユーザによって行われたか否かによって、当該指標値Vについて増大処理あるいは低減処理が実行される。
増大処理では、クラウドサーバ90(算出部91)は、指標値Vを、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更する。換言すれば、当該ユーザの習熟度が(現在の習熟度よりも)比較的高い習熟度に変更される。ここでは、増大処理として、当該指標値Vについて加点処理が実行される。
また、低減処理では、クラウドサーバ90(算出部91)は、指標値Vを、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更する。換言すれば、当該ユーザの習熟度が(現在の習熟度よりも)比較的低い習熟度に変更される。ここでは、低減処理として、当該指標値Vについて減点処理が実行される。なお、ここでは、スマートスキャンサービスの利用前におけるユーザU1の習熟度を示す指標値Vは、所定の閾値TH(値「30」)よりも小さい値(たとえば値「10」)である。換言すれば、スマートスキャンサービスの利用前におけるユーザU1の習熟度は、所定のレベルに達していない。
図17は、クラウドサーバ90における指標値Vの算出処理を示すフローチャートである。ここでは、クラウドサーバ90によって提供される複数のクラウドサービスのうちスマートスキャンサービスの利用時における当該指標値Vの算出処理について説明する。クラウドサーバ90においては、スマートスキャンサービスにおける一連の正規操作が開始されてから当該一連の正規操作が終了するまでと、当該一連の正規操作が終了した後との2段階に分けて当該指標値Vが算出される。具体的には、ステップS11〜S14の処理は、第1の指標値算出処理であり、スマートスキャンサービスにおける一連の正規操作が開始されてから当該一連の正規操作が終了するまでのユーザ操作が判定対象である。また、ステップS15〜S18の処理は、第2の指標値算出処理であり、当該一連の正規操作が終了した後のユーザ操作が判定対象である。
まず、第1の指標値算出処理(ステップS11〜S14)について説明する。
ステップS11においては、「未習熟操作」がユーザ(ユーザU1)によって行われたか否かが判定される。この「未習熟操作」は、クラウドサービスに不慣れな未習熟ユーザによる操作として管理者等によって予め定められた操作である。当該「未習熟操作」に該当する操作が行われると、クラウドサービスに不慣れな未習熟ユーザによって当該クラウドサービスが利用されていると判定される。
たとえば、スマートスキャンサービスに関するマニュアルを参照するためのマニュアル参照ボタンが当該スマートスキャンサービスの利用中(クラウドサービスへのログイン中)に押下されると、クラウドサーバ90は、「未習熟操作」がユーザによって行われたと判定する。
具体的には、図13に示すように、MFP10の操作パネル部6cには、操作方法等のマニュアルをタッチパネル25に表示するためのマニュアル参照ボタン21が設けられている。スマートスキャンサービスの利用中に当該マニュアル参照ボタン21がユーザ(ユーザU1)によって押下されると、スマートスキャンサービスに関するマニュアルがMFP10のタッチパネル25に表示される。マニュアル参照ボタン21が押下された旨の操作内容は、MFP10からクラウドサーバ90に送信される。そして、当該操作内容を受信したクラウドサーバ90(算出部91)は、「クラウドサービスに不慣れな未習熟ユーザによって当該クラウドサービスが利用されている」とみなし、「未習熟操作」が行われた旨を判定する。
また、スマートスキャンサービスに伴う操作を取り消すための取消ボタンが当該スマートスキャンサービスの利用中に押下されると、クラウドサーバ90は、「未習熟操作」がユーザによって行われたと判定する。
具体的には、図13に示すように、格納先選択画面203には、現在の操作画面(格納先選択画面203)における操作を取り消して前の操作画面(ここでは図12のサービス選択画面202)に戻るための「戻る」ボタン263が表示されている。スマートスキャンサービスの利用中に格納先選択画面203内の当該「戻る」ボタン263がユーザ(ユーザU1)によって押下されると、クラウドサーバ90は、現在の操作画面(格納先選択画面203)における操作をユーザが取り消したと判定する。そして、クラウドサーバ90(算出部91)は、「クラウドサービスに不慣れな未習熟ユーザによって当該クラウドサービスが利用されている」とみなし、「未習熟操作」が行われた旨を判定する。
このような「未習熟操作」がスマートスキャンサービスの利用中にユーザ(ユーザU1)によって行われると、クラウドサーバ90(算出部91)は、クラウドサービスに対するユーザU1の習熟度を示す指標値Vを、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更する(ステップS14)。具体的には、クラウドサーバ90(算出部91)は、当該指標値Vについて減点処理(たとえば3点の減点処理)を実行する。たとえば、今回のスマートスキャンサービスの利用前(ログイン前)におけるユーザU1の指標値Vが値「10」であった場合、3点の減点処理が実行されたことによって、当該指標値Vは、値「10」から値「7」に変更される。
一方、スマートスキャンサービスの利用中(クラウドサービスへのログイン中)に当該「未習熟操作」がユーザ(ユーザU1)によって行われることなく当該スマートスキャンサービスの利用に伴う一連の正規操作が行われると、処理はステップS12へと進む。
ステップS12においては、スマートスキャンサービスの利用時間T11が所定時間T10よりも長いか否かが判定される。
具体的には、スマートスキャンサービスの利用に伴う一連の正規操作が開始されてから所定時間T10(たとえば1分)が経過するまで(当該一連の正規操作の開始時点T1と当該開始時点T1から所定時間T10が経過した時点T2(=T1+T10)との期間)に、当該一連の正規操作が終了しなかった旨が判定されると、処理はステップS14へと進む。詳細には、サービス選択画面202(図12参照)においてスマートスキャンサービスの選択操作が受け付けられてから、スキャン処理の実行を開始すべき旨の指示操作が受け付けられるまでの時間がスマートスキャンサービスの利用時間T11としてタイマー97により計時される。そして、当該スマートスキャンサービスの利用時間T11が、所定時間T10(1分)よりも長い場合、処理はステップS14へと進み、ユーザ(ユーザU1)の習熟度を示す指標値Vについて減点処理(たとえば3点の減点処理)が行われる。
一方、スマートスキャンサービスの利用に伴う一連の正規操作が開始されてから所定時間T10(1分)が経過するまでに、当該一連の正規操作が終了した旨が判定されると、処理はステップS13へと進む。具体的には、スマートスキャンサービスの利用時間T11が、所定時間T10(1分)よりも短い場合、処理はステップS13へと進む。
ステップS13では、クラウドサーバ90(算出部91)は、クラウドサービスに対するユーザU1の習熟度を示す指標値Vを、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更する。具体的には、クラウドサーバ90(算出部91)は、当該指標値Vについて加点処理(たとえば3点の加点処理)を実行する。たとえば、今回のスマートスキャンサービスの利用前(ログイン前)におけるユーザU1の指標値Vが値「10」であった場合、3点の加点処理が実行されたことによって、当該指標値Vは、値「10」から値「13」に変更される。
つぎに、第2の指標値算出処理(ステップS15〜S18)について説明する。
ステップS15においては、スマートスキャンサービス(クラウドサービスへのログイン中)において、格納先フォルダをユーザが誤って選択する「格納先誤選択操作」(「誤格納操作」とも称される)が当該ユーザによって行われたか否か、が判定される。当該「格納先誤選択操作」に該当する操作がユーザ(ユーザU1)によって行われた旨が判定されると、処理はステップS18へと進む。一方、当該「格納先誤選択操作」に該当する操作がユーザ(ユーザU1)によって行われなかった旨が判定されると、処理はステップS16へと進む。ここでは、「格納先誤選択操作」に該当する操作として、以下の4つの操作を例示する。
(1)スマートスキャンサービスにおいてユーザによる被選択フォルダの選択操作が一旦行われた後、当該選択操作に応じてスキャン処理の実行が開始されてから一定時間T60が経過するまでに、当該被選択フォルダとは異なるフォルダを格納先フォルダとして改めて選択しようとする操作がタッチパネル25において再び行われると、「格納先誤選択操作」がユーザによって行われていた旨が判定される。
具体的には、スマートスキャンサービスにおいて、格納先選択画面203(図13参照)にてスキャンデータファイルの格納先フォルダとしてフォルダF2がユーザ(ユーザU1)によって(一旦)選択され、スタートボタン22が押下されると、スキャン処理の実行が開始される。MFP10のタッチパネル25には、当該スキャン処理の実行が開始されてから一定時間T60(たとえば5秒)が経過するまでは、当該格納先選択画面203が引き続き表示される。ただし、当該引き続き表示されている格納先選択画面203において、ユーザ(ユーザU1)が当該格納先選択画面203内のボタン等を押下(選択)した場合、当該ユーザの手指(押下操作の位置)自体は、(検知されるものの、)有効な操作としては受け付けられない。たとえば、ユーザU1が、スキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していたことをスキャン処理の実行開始直後に気付き、当該引き続き表示されている格納先選択画面203において、被選択フォルダ(フォルダF2)とは異なるフォルダ(たとえばフォルダF1)を選択しようと格納先選択ボタン261を押下する。格納先選択ボタン261(フォルダF1)が押下された場合であっても、当該引き続き表示されている格納先選択画面203においては、フォルダF1の選択操作は有効な操作として受け付けられない。当該選択操作は有効な操作として受け付けられないもののフォルダF1が押下されたことは検知され、当該フォルダF1を選択しようとしている旨の操作内容がMFP10からクラウドサーバ90に送信される。当該操作内容を受信したクラウドサーバ90(算出部91)は、「スキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していた」とみなし、「格納先誤選択操作」が行われていた旨を判定する。そして、処理はステップS18へと進む。
(2)被選択フォルダに書込対象ファイルが格納されてから所定時間T20が経過するまでに、当該被選択フォルダとは異なるフォルダを書込対象ファイルの新たな格納先フォルダとして選択して当該スマートスキャンサービスが再び開始されると、「格納先誤選択操作」がユーザによって行われたと判定される。
具体的には、格納先選択画面203(図13参照)において、書込対象ファイル(スキャンデータファイル)の格納先フォルダとしてフォルダF2が選択され、スタートボタン22が押下されると、スキャン処理の実行が開始される。そして、スキャン処理によって生成されたスキャンデータファイルが書込処理によって被選択フォルダ(フォルダF2)に格納される。たとえば、フォルダF2へのスキャンデータファイルの格納後に、当該スキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していたことにユーザ(ユーザU1)が気付いた場合、フォルダF2とは異なるフォルダを選択してスマートスキャンサービスが再び開始されることが考えられる。当該スキャンデータファイルが被選択フォルダF2に格納されてから所定時間T20(たとえば10秒)が経過するまでに、当該フォルダF2とは異なるフォルダ(たとえばフォルダF1)を新たな格納先フォルダとして選択して当該スマートスキャンサービスが再び開始されると、「格納先誤選択操作」が行われたと判定される。詳細には、クラウドサーバ90は、「前回のスマートスキャンサービス利用時においてユーザU1がスキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していた」とみなし、「格納先誤選択操作」がユーザU1によって行われたと判定する。そして、処理はステップS18へと進む。
(3)被選択フォルダに書込対象ファイルが格納されてから所定時間T30が経過するまでに当該被選択フォルダ内の当該書込対象ファイルが削除されると、「格納先誤選択操作」がユーザによって行われたと判定される。
具体的には、スキャン処理の実行が完了すると、ユーザ(ユーザU1)によって選択されたフォルダ(被選択フォルダF2)内に書込対象ファイル(スキャンデータファイル)が格納される。たとえば、ユーザ(ユーザU1)が、被選択フォルダF2内のスキャンデータファイルを確認した結果、当該スキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していたことに気付いた場合、当該フォルダF2内の当該スキャンデータファイルが直ちに削除されることが考えられる。当該フォルダF2内にスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T30(たとえば30秒)が経過するまでに、当該フォルダF2内のスキャンデータファイルが削除されると、「格納先誤選択操作」がユーザU1によって行われたと判定される。詳細には、「スマートスキャンサービスにおいてユーザU1がスキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していた」とみなされ、「格納先の誤選択操作」がユーザU1によって行われた旨が判定される。そして、処理はステップS18へと進む。
(4)被選択フォルダに書込対象ファイルが格納されてから所定時間T40が経過するまでに、被選択フォルダ内の書込対象ファイルが、当該被選択フォルダとは異なるフォルダに移動されると、「格納先誤選択操作」がユーザによって行われたと判定される。
具体的には、書込対象ファイル(スキャンデータファイル)の格納先フォルダとしてフォルダF2が選択され、スキャン処理の実行が完了すると、被選択フォルダF2内にスキャンデータファイルが格納される。たとえば、ユーザ(ユーザU1)が、スキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していたことに気付いた場合、被選択フォルダF2内の当該スキャンデータファイルが別のフォルダに直ちに移動されることが考えられる。被選択フォルダF2内にスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T40(たとえば30秒)が経過するまでに、当該フォルダF2内のスキャンデータファイルが、当該フォルダF2とは異なるフォルダ(たとえばフォルダF1)に移動されると、「格納先の誤選択操作」がユーザU1によって行われたと判定される。詳細には、「スマートスキャンサービスにおいてユーザU1がスキャンデータファイルの格納先フォルダを誤って選択していた」とみなされ、「格納先の誤選択操作」がユーザU1によって行われた旨が判定される。そして、処理はステップS18へと進む。
これらの「格納先誤選択操作」がユーザ(ユーザU1)によって行われた旨が判定されると、処理はステップS18へと進む。
ステップS18においては、クラウドサーバ90(算出部91)は、クラウドサービスに対するユーザU1の習熟度を示す指標値Vについて減点処理(たとえば5点の減点処理)を実行する。
一方、クラウドサービスにおいて(クラウドサービスへのログイン中に)当該「格納先誤選択操作」がユーザ(ユーザU1)によって行われなかった旨が判定されると、処理はステップS16へと進む。
ステップS16においては、スマートスキャンサービスにおいて、格納対象ストレージに格納すべきではないファイルをユーザが当該格納対象ストレージに誤って格納する「不適切ファイル格納操作」(「誤格納操作」とも称される)が当該ユーザによって行われたか否か、が判定される。当該「不適切ファイル格納操作」に該当する操作がユーザ(ユーザU1)によって行われた旨が判定されると、クラウドサーバ90(決定部92)は、格納対象ストレージに格納すべきではないファイルを格納対象ストレージに誤って格納してしまうユーザに対してオンラインストレージ70の使用を許可すべきではないと判定する。そして、処理はステップS18へと進む。一方、スマートスキャンサービスにおいて、当該「不適切ファイル格納操作」に該当する操作がユーザ(ユーザU1)によって行われなかった旨が判定されると、処理はステップS17へと進む。
具体的には、スキャン処理の実行が完了すると、ユーザ(ユーザU1)によって選択されたフォルダ(被選択フォルダF2)内に書込対象ファイル(スキャンデータファイル)が格納される。たとえば、格納対象ストレージに格納すべきではないファイルを誤って格納対象ストレージに格納していたことに気付いたユーザによって、スキャンデータファイルが削除され、当該スキャンデータファイルとは異なるファイルを新たな書込対象ファイルとしてスマートスキャンサービスが再び開始されることが考えられる。フォルダF2にスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T50(たとえば1分)が経過するまでに、フォルダF2内のスキャンデータファイルが削除され、且つスマートスキャンサービスの利用を開始するための操作が再び行われると、「不適切ファイル格納操作」が行われたと判定される。詳細には、「前回のスマートスキャンサービス利用時に被選択フォルダに格納されたスキャンデータファイルは、当該被選択フォルダに格納すべきファイルではなかった」とみなされ、「不適切ファイル格納操作」が行われた旨が判定される。そして、処理はステップS18へと進む。
なお、ここでは、格納対象ストレージにスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T50が経過するまでに、フォルダF2内のスキャンデータファイルが削除され、且つスマートスキャンサービスの利用を開始するための操作が再び行われると、「不適切ファイル格納操作」が行われたと判定される態様を例示した。しかしながら、これに限定されず、格納対象ストレージにスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T50が経過するまでにフォルダF2内のスキャンデータファイルが削除されると、「不適切ファイル格納操作」が行われたと判定されるようにしてもよい。
被選択フォルダ(フォルダF2)内にスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T50(1分)が経過するまでに当該「不適切ファイル格納操作」が行われた旨が判定されると、処理はステップS18へと進む。そして、ステップS18において、ユーザ(ユーザU1)の習熟度を示す指標値Vについて減点処理(たとえば5点の減点処理)が実行される。
一方、被選択フォルダF2内にスキャンデータファイルが格納されてから所定時間T50(1分)が経過するまでに当該「不適切ファイル格納操作」が行われなかった旨が判定されると、処理はステップS17へと進む。
ステップS17においては、クラウドサーバ90(算出部91)は、クラウドサービスに対するユーザU1の習熟度を示す指標値Vについて加点処理(たとえば5点の加点処理)を実行する。
このようにして、クラウドサービスの利用に伴うユーザ(ユーザU1)の操作内容に基づき、クラウドサービスに対するユーザ(ユーザU1)の習熟度を示す指標値Vが算出される。
その後、ステップS13,S17の加点処理を経て、ユーザ(ユーザU1)の指標値Vが閾値TH(たとえば値「30」)に達すると、クラウドサーバ90(算出部91)は、クラウドサーバ90に対するユーザ(ユーザU1)の習熟度が所定のレベルに達した旨を判定する。換言すれば、指標値Vが閾値THよりも大きな値にまで増大すると、ユーザの習熟度が所定のレベルに達したと判定される。そして、クラウドサーバ90(決定部92)は、当該ユーザ(ユーザU1)に対して、オンラインストレージ70の使用を許可する。
また、クラウドサーバ90(決定部92)は、ローカルストレージ30内の新規フォルダに関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダをオンラインストレージ70内に作成する。具体的には、ローカルストレージ30のクラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)には、2つの新規フォルダ(フォルダF1,F2)がユーザU1によって作成されている(図9参照)。換言すれば、ローカルストレージ30には、クラウドサービス用フォルダの下位階層フォルダ(子フォルダ)として2つの新規フォルダ(フォルダF1,F2)が作成されている。ユーザU1によるオンラインストレージ70の使用が許可されると、クラウドサーバ90は、オンラインストレージ70のクラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)の下位階層に、当該2つの新規フォルダ(フォルダF1,F2)を作成する。
なお、当該2つの新規フォルダ(フォルダF1,F2)内に格納されているファイル(たとえばスキャンデータファイル)も、ローカルストレージ30からオンラインストレージ70に転送され、オンラインストレージ70内に新たに作成された2つの新規フォルダ(フォルダF1,F2)内に格納される。
また、クラウドサーバ90は、習熟度が所定のレベルに達したユーザU1によって使用されるストレージを、ローカルストレージ30からオンラインストレージ70に切り替える。たとえば、オンラインストレージ70の使用が許可されたユーザU1によってスマートスキャンサービスが利用される場合、スキャン処理によって生成されるスキャンデータファイルは、クラウドサーバ90を介して、オンラインストレージ70内に(自動的に)格納される。
以上のような動作によれば、クラウドサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、当該クラウドサービスに対するユーザの習熟度を示す指標値Vが算出される。そして、当該習熟度が所定のレベルに達したと当該指標値に基づき判定されるまでは、当該ユーザによるクラウドサービスの利用に際して、当該ユーザに対してオンラインストレージ70の使用が許可されない。したがって、クラウドサービスに不慣れなユーザが当該クラウドサービスを利用する場合であっても、情報漏洩の可能性が高まることを抑制することが可能である。
また、ユーザの習熟度が所定のレベルに達する(オンラインストレージ70の使用が許可される)と、ローカルストレージ30内の書込対象ファイルがオンラインストレージ70に自動的に転送される。そのため、ユーザは、オンラインストレージ70の使用許可後に新たに書込対象ファイルをオンラインストレージ70に格納することを要しない。したがって、ローカルストレージ30の使用からオンラインストレージ70の使用への移行を円滑に(スムーズに)行うことが可能である。
また、ユーザの習熟度が所定のレベルに達すると、ローカルストレージ30内の新規フォルダに関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダがオンラインストレージ70内に自動的に作成される。そのため、ユーザは、オンラインストレージ70の使用許可後に、ローカルストレージ30内に作成した新規フォルダと同じフォルダをオンラインストレージ70内に改めて作成することを要しない。したがって、ローカルストレージ30の使用からオンラインストレージ70の使用への移行を円滑に(スムーズに)行うことが可能である。
また、オンラインストレージ70の使用が許可されていないユーザ(ローカルストレージ30のみの使用が許可されているユーザ)によってクラウドサービスが利用される際、当該ユーザによって使用される情報処理装置の表示部(たとえばMFP10のタッチパネル25)には、オンラインストレージ70を使用する際の画面と共通の画面が表示される。更に、ローカルストレージ30を使用する際の操作性と、オンラインストレージ70を使用する際の操作性とは同じである。そのため、当該ユーザは、オンラインストレージ70の使用時の画面と共通の画面を参照し且つオンラインストレージ70の使用時の操作性と同じ操作性によってローカルストレージ30を使用することが可能である。換言すれば、ユーザ自身は、ローカルストレージ30を使用しているかオンラインストレージ70を使用しているかを意識することなく、クラウドサービスを利用することが可能である。そのため、オンラインストレージ70の使用が許可されるまで、ユーザは、ローカルストレージ30を(試行的に)用いてクラウドサービスの利用に習熟することが可能である。
<6.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記内容のものに限定されるものではない。
たとえば、上記実施形態においては、「MFP10」から格納対象ストレージに書込対象ファイル(たとえばスキャンデータファイル)がクラウドサーバ90を介して格納される際のユーザの操作内容に基づき、指標値Vが算出される態様を例示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、「外部端末50」から格納対象ストレージに書込対象ファイルがクラウドサーバ90を介して格納される際のユーザの操作内容に基づき、当該指標値Vが算出されるようにしてもよい。
図14は、外部端末50を用いて書込対象ファイルを格納対象ストレージにクラウドサーバ90を介して格納するためのファイル格納画面420を示す図である。ファイル格納画面420には、マニュアル参照ボタン472および「戻る」ボタン473等が表示されている。
このファイル格納画面420を用いて、ユーザは、外部端末50内のファイル(たとえば「見積書.pdf」)を書込対象ファイルとして指定する。そして、登録ボタン471が押下されると、当該書込対象ファイル(「見積書.pdf」)が格納対象ストレージに格納される。外部端末50を用いて書込対象ファイルが格納対象ストレージに格納される際に、指標値Vの算出処理(図17参照)が実行される。
たとえば、ファイル格納画面420内のマニュアル参照ボタン472の押下(クリック)操作が受け付けられると、上記実施形態と同様に、「未習熟操作」がユーザによって行われたと判定される(ステップS11)。ステップS12〜S18の処理についても、上記実施形態と同様にして行われる。
このように、外部端末50から格納対象ストレージに書込対象ファイルがクラウドサーバ90を介して格納される際のユーザの操作内容に基づき、指標値Vが算出されるようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、書込対象ファイルがクラウドサーバ90を介して格納対象ストレージに「格納される(書き込まれる)」際のユーザの操作内容に基づき、指標値Vが算出される態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、書込対象ファイルがクラウドサーバ90を介して格納対象ストレージから「読み出される」際のユーザの操作内容に基づき、当該指標値Vが算出されるようにしてもよい。そして、書込対象ファイルの読出処理(ダウンロード処理)に際して算出された指標値Vが、ローカルストレージ30およびオンラインストレージ70に関する(ユーザ)の使用許否を判定する際に利用されるようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、ローカルストレージ30およびオンラインストレージ70のいずれか一方のストレージの使用がユーザに対して許可される態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、ユーザの習熟度が所定のレベルに達した後においては、ローカルストレージ30およびオンラインストレージ70の双方のストレージの使用が許可されるようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、ユーザの習熟度が所定のレベルに達したと判定されると、ユーザにより使用されるストレージが、ローカルストレージ30からオンラインストレージ70へと自動的に(ユーザに通知されることなく)切り替えられる態様を例示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、たとえば、ユーザの習熟度が所定のレベルに達したと判定されると、当該ユーザに対して、オンラインストレージ70を使用するか否かを確認するようにしてもよい。
具体的には、ユーザの習熟度が所定のレベルに達したと判定されると、ユーザによって利用される情報処理装置の表示部(たとえばMFP10のタッチパネル25)に、確認画面204(図15参照)が表示される。図15に示すように、確認画面204においては、オンラインストレージ70の使用が許可された旨と、ローカルストレージ30に代えてオンラインストレージ70を使用するか否かを確認する旨とが表示される。たとえば、「はい」ボタン271がユーザによって押下されると、ローカルストレージ30に代えてオンラインストレージ70を使用する旨が決定される。そして、当該ユーザによってクラウドサービスが利用される際には、オンラインストレージ70が使用される。また、ユーザが引き続きローカルストレージ30の使用を希望する(オンラインストレージ70の使用を希望しない)場合、ユーザは、「いいえ」ボタン272を押下する。「いいえ」ボタン272がユーザによって押下されると、ローカルストレージ30を引き続き使用する旨が決定される。そして、当該ユーザによってクラウドサービスが利用される際には、ローカルストレージ30が使用される。
このように、ユーザの習熟度が所定のレベルに達したと判定されると、当該ユーザに対して、オンラインストレージ70を使用するか否かを確認するようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、格納対象ストレージ内のフォルダの属性にかかわらず、ユーザの習熟度が所定のレベルに達すると、ローカルストレージ30内のフォルダに関するツリー構造と同じツリー構造を有するフォルダが、オンラインストレージ70内に作成される態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、格納対象ストレージ内のフォルダの属性によって、ローカルストレージ30内のフォルダに関するツリー構造と同じツリー構造を有するフォルダをオンラインストレージ70内に作成するタイミングが異なるようにしてもよい。
具体的には、ローカルストレージ30内のフォルダが共有フォルダであるか非共有フォルダであるかによって、当該フォルダをオンラインストレージ70内に作成するタイミングが異なるようにしてもよい。共有フォルダは、ユーザU1のみならずユーザU1以外の他ユーザもが利用可能なフォルダである。非共有フォルダは、複数のユーザのうちユーザU1のみ利用可能なフォルダ(ユーザU1の専用フォルダ)である。
たとえば、図16に示すように、格納対象ストレージへの新規フォルダの作成に際して、フォルダ設定画面420(422)への操作入力によって、当該新規フォルダのフォルダ名のみならず、当該新規フォルダの属性もが設定される。具体的には、フォルダ設定画面420(422)には、新規フォルダを共有フォルダとして作成する旨のラジオボタンと、新規フォルダを非共有フォルダとして作成する旨のラジオボタンとが設けられている。
当該フォルダ設定画面420(422)において、新規フォルダを共有フォルダとして作成する旨のラジオボタンが押下(クリック)され、OKボタン471が押下されると、当該新規フォルダが共有フォルダとして作成される。そして、クラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)の直下の階層に共有フォルダF2が作成される(図9参照)。
格納対象ストレージ内への当該共有フォルダF2の作成指示が、ユーザ(ユーザU1)の習熟度が所定のレベルに達する前に当該ユーザによって付与されると、当該共有フォルダF2は、ローカルストレージ30内にのみ作成される。より詳細には、オンラインストレージ70の使用が許可されていないユーザ(ユーザU1)から共有フォルダF2の作成指示がクラウドサーバ90を介して付与されると、当該共有フォルダ作成指示に応答して、クラウドサーバ90は、当該共有フォルダF2をローカルストレージ30内にのみ作成する。そして、当該ユーザの習熟度が所定のレベルに達すると、クラウドサーバ90は、ローカルストレージ30内における当該共有フォルダF2に関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダをオンラインストレージ70内に作成する。
一方、当該フォルダ設定画面420(422)において、新規フォルダを非共有フォルダとして作成する旨のラジオボタンが押下(クリック)され、OKボタン471が押下されると、当該新規フォルダが非共有フォルダとして作成される。そして、クラウドサービス用フォルダ(「Cloud Service」)の直下の階層に非共有フォルダF2が作成される(図9参照)。
格納対象ストレージ内への非共有フォルダF2の作成指示がユーザ(ユーザU1)によって付与されると、当該非共有フォルダ作成指示に応答して、クラウドサーバ90は、当該非共有フォルダを、ローカルストレージ30内およびオンラインストレージ70内にそれぞれ作成する。このように、ユーザ(ユーザU1)の習熟度が所定のレベルに達しているか否かにかかわらず、当該非共有フォルダF2が、ローカルストレージ30内のみならずオンラインストレージ70内にも(例外的に)作成される。ただし、当該非共有フォルダF2内の書込対象ファイルは、当該ユーザの習熟度が所定のレベルに達する前には、オンラインストレージ70内に格納されない。ローカルストレージ30における当該非共有フォルダF2内の書込対象ファイルは、当該ユーザの習熟度が所定のレベルに達した後に、ローカルストレージ30からオンラインストレージ70へと自動的に転送される。
このように、格納対象ストレージ内の新規作成対象のフォルダの属性(共有/非共有)によって、当該フォルダをオンラインストレージ70内に作成するタイミングが異なるようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、指標値Vは、習熟度の増大に応じて増大するものであり、指標値Vが所定の閾値THよりも大きな値にまで増大すると、習熟度が所定のレベルに到達したと判定される態様を例示したが、これに限定されない。たとえば、逆に、指標値Vは、習熟度の増大に応じて低減するものであってもよい。そして、所定の閾値THよりも小さい値にまで指標値Vが低下すると、習熟度が所定のレベルに到達したと判定されるようにしてもよい。
また、上記実施形態等においては、クラウドサービスに対するユーザの習熟度を示す指標値Vの算出処理において、当該指標値Vについて増大処理(加点処理)と低減処理(減点処理)との双方が行われる態様を例示した(図17参照)。しかしながら、これに限定されず、たとえば、指標値Vの算出処理において、低減処理(減点処理)は行われず、増大処理(加点処理)のみが行われるようにしてもよい。
1 情報処理システム
10 MFP(画像形成装置)
30 ローカルストレージ
50 外部端末
70 オンラインストレージ

Claims (25)

  1. 情報処理装置に対して所定のサービスをネットワークを介して提供するクラウドサーバであって、
    前記所定のサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、前記所定のサービスに対する前記ユーザの習熟度を示す指標値を算出する算出手段と、
    前記情報処理装置が所属するローカルエリアネットワーク内に設けられるローカルストレージと前記ローカルエリアネットワーク外に設けられるオンラインストレージとに関するアクセスの許否であって、前記所定のサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージを前記ユーザが使用することの許否を、前記指標値に基づき決定する決定手段と、
    を備え、
    前記決定手段は、
    前記習熟度が所定のレベルに達していないと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記ローカルストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可するとともに、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可せず、
    前記習熟度が所定のレベルに達したと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可することを特徴とするクラウドサーバ。
  2. 請求項1に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記所定のサービスに不慣れな未習熟ユーザによる操作として予め定められた特定の操作が前記ユーザによって行われることなく前記所定のサービスの利用に伴う所定の一連の正規操作が行われると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  3. 請求項1に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記所定のサービスに不慣れな未習熟ユーザによる操作として予め定められた特定の操作が前記ユーザによって行われると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記所定のサービスに関するマニュアルを参照するためのマニュアル参照ボタンが前記所定のサービスの利用中に押下されると、前記特定の操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  5. 請求項2または請求項3に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記所定のサービスの利用に伴う操作を取り消すための取消ボタンが前記所定のサービスの利用中に押下されると、前記特定の操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルの格納先フォルダとしてユーザ操作により選択された被選択フォルダに、前記書込対象ファイルを前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、
    前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納先フォルダを誤って選択する格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われなかった旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルの格納先フォルダとしてユーザ操作により選択された被選択フォルダに、前記書込対象ファイルを前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、
    前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納先フォルダを誤って選択する格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われた旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  8. 請求項6または請求項7に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記被選択フォルダに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに前記被選択フォルダ内の前記書込対象ファイルが削除されると、前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  9. 請求項6または請求項7に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記被選択フォルダに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに、前記被選択フォルダ内の前記書込対象ファイルが、前記被選択フォルダとは異なるフォルダに移動されると、前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  10. 請求項6または請求項7に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記被選択フォルダに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに、前記被選択フォルダとは異なるフォルダを前記書込対象ファイルの新たな格納先フォルダとして選択して前記ファイル格納サービスが再び開始されると、前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  11. 請求項6または請求項7に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記ファイル格納サービスは、前記情報処理装置の操作画面を用いて前記格納先フォルダとして前記ユーザによって選択された前記被選択フォルダに、原稿の読取処理によって生成された画像データファイルを前記書込対象ファイルとして、前記クラウドサーバを介して格納するスキャンデータファイル格納サービスを含み、
    前記算出手段は、前記スキャンデータファイル格納サービスにおいて前記ユーザによる前記被選択フォルダの選択操作が一旦行われた後、当該選択操作に応じて前記読取処理の実行が開始されてから一定時間が経過するまでに、前記被選択フォルダとは異なるフォルダを前記格納先フォルダとして改めて選択しようとする操作が前記操作画面において再び行われると、前記スキャンデータファイル格納サービスにおいて前記格納先誤選択操作が前記ユーザによって行われていたことを判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  12. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルを前記格納対象ストレージに前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、
    前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納対象ストレージに格納すべきではないファイルを前記格納対象ストレージに誤って格納する誤格納操作が前記ユーザによって行われなかった旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  13. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記所定のサービスは、前記書込対象ファイルを前記格納対象ストレージに前記クラウドサーバを介して格納するファイル格納サービスを含み、
    前記算出手段は、前記ファイル格納サービスにおいて、前記格納対象ストレージに格納すべきではないファイルを誤って前記格納対象ストレージに格納する誤格納操作が前記ユーザによって行われた旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  14. 請求項12または請求項13に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記格納対象ストレージに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに前記格納対象ストレージ内の前記書込対象ファイルが削除されると、前記誤格納操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  15. 請求項12または請求項13に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記格納対象ストレージに前記書込対象ファイルが格納されてから所定時間が経過するまでに、前記格納対象ストレージ内の前記書込対象ファイルが削除され、且つ前記書込対象ファイルとは異なるファイルを新たな書込対象ファイルとして前記ファイル格納サービスが再び開始されると、前記誤格納操作が前記ユーザによって行われたと判定することを特徴とするクラウドサーバ。
  16. 請求項1に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記所定のサービスの利用に伴う所定の一連の正規操作が前記ユーザによって開始されてから所定時間が経過するまでに前記所定の一連の正規操作が終了した旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも高い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  17. 請求項1に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記算出手段は、前記所定のサービスの利用に伴う所定の一連の正規操作が前記ユーザによって開始されてから所定時間が経過するまでに前記所定の一連の正規操作が終了しなかった旨を判定すると、前記指標値を、現在の値に対応する習熟度よりも低い習熟度を表す値に変更することを特徴とするクラウドサーバ。
  18. 請求項1ないし請求項17のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記決定手段は、
    前記習熟度が前記所定のレベルに達する前においては、前記書込対象ファイルを前記ローカルストレージ内に格納し、
    前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ローカルストレージ内の前記書込対象ファイルを前記オンラインストレージに転送することを特徴とするクラウドサーバ。
  19. 請求項1ないし請求項18のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記決定手段は、
    前記習熟度が前記所定のレベルに達する前において、前記所定のサービスにおける新規フォルダの作成指示が前記クラウドサーバを介して前記ユーザから付与されると、前記新規フォルダを前記ローカルストレージ内に作成し、
    前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ローカルストレージ内の前記新規フォルダに関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダを前記オンラインストレージ内に作成することを特徴とするクラウドサーバ。
  20. 請求項1ないし請求項18のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記決定手段は、
    前記習熟度が前記所定のレベルに達する前において、前記ユーザのみならず当該ユーザ以外の他ユーザもが利用可能な共有フォルダを前記格納対象ストレージ内に作成すべき旨の共有フォルダ作成指示が前記ユーザから付与されると、前記共有フォルダを前記ローカルストレージ内に作成し、
    前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ローカルストレージ内における前記共有フォルダに関するツリー構造と同一のツリー構造を有するフォルダを前記オンラインストレージ内に作成することを特徴とするクラウドサーバ。
  21. 請求項20に記載のクラウドサーバにおいて、
    前記決定手段は、非共有フォルダを前記格納対象ストレージ内に作成すべき旨の非共有フォルダ作成指示が前記ユーザから付与されると、前記習熟度が前記所定のレベルに達しているか否かにかかわらず、前記非共有フォルダ作成指示に応答して、前記非共有フォルダを前記ローカルストレージ内のみならず前記オンラインストレージ内にも作成することを特徴とするクラウドサーバ。
  22. 請求項1ないし請求項21のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記決定手段は、前記習熟度が前記所定のレベルに達すると、前記ユーザによって利用される前記情報処理装置の表示手段に、前記ローカルストレージに代えて前記オンラインストレージを使用するか否かを確認するための確認画面を表示させることを特徴とするクラウドサーバ。
  23. 請求項1ないし請求項22のいずれかに記載のクラウドサーバにおいて、
    前記情報処理装置は、画像形成装置であることを特徴とするクラウドサーバ。
  24. 情報処理装置に対して所定のサービスをネットワークを介して提供するクラウドサーバに内蔵されたコンピュータに、
    a)前記所定のサービスの利用に伴うユーザの操作内容に基づき、前記所定のサービスに対する前記ユーザの習熟度を示す指標値を算出するステップと、
    b)前記情報処理装置が所属するローカルエリアネットワーク内に設けられるローカルストレージと前記ローカルエリアネットワーク外に設けられるオンラインストレージとに関するアクセスの許否であって、前記所定のサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージを前記ユーザが使用することの許否を、前記指標値に基づき決定するステップと、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記ステップb)においては、
    前記習熟度が所定のレベルに達していないと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記ローカルストレージを前記格納対象ストレージとして使用することが許可されるとともに、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することは許可されず、
    前記習熟度が所定のレベルに達したと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することが許可されることを特徴とするプログラム。
  25. 情報処理システムであって、
    情報処理装置と、
    前記情報処理装置に対して所定のサービスをネットワークを介して提供するクラウドサーバと、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記所定のサービスの利用に伴う操作をユーザから受け付ける操作入力手段と、
    前記操作の操作内容を前記クラウドサーバに送信する通信手段と、
    を有し、
    前記クラウドサーバは、
    前記操作内容を受信する受信手段と、
    前記操作内容に基づき、前記所定のサービスに対する前記ユーザの習熟度を示す指標値を算出する算出手段と、
    前記情報処理装置が所属するローカルエリアネットワーク内に設けられるローカルストレージと前記ローカルエリアネットワーク外に設けられるオンラインストレージとに関するアクセスの許否であって、前記所定のサービスにおける書込処理の書込対象ファイルを格納する格納対象ストレージとして各ストレージを前記ユーザが使用することの許否を、前記指標値に基づき決定する決定手段と、
    を有し、
    前記クラウドサーバの前記決定手段は、
    前記習熟度が所定のレベルに達していないと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記ローカルストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可するとともに、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可せず、
    前記習熟度が所定のレベルに達したと前記指標値に基づき判定される場合には、前記ユーザによる前記所定のサービスの利用に際して、前記オンラインストレージを前記格納対象ストレージとして使用することを許可することを特徴とする情報処理システム。
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