JP4189599B2 - デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム - Google Patents

デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4189599B2
JP4189599B2 JP2005008161A JP2005008161A JP4189599B2 JP 4189599 B2 JP4189599 B2 JP 4189599B2 JP 2005008161 A JP2005008161 A JP 2005008161A JP 2005008161 A JP2005008161 A JP 2005008161A JP 4189599 B2 JP4189599 B2 JP 4189599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
data
source address
operator
transmission source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005008161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006197386A (ja
Inventor
昌也 橋本
大雪 遠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2005008161A priority Critical patent/JP4189599B2/ja
Publication of JP2006197386A publication Critical patent/JP2006197386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4189599B2 publication Critical patent/JP4189599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、画像や文書等のデータを電子メール、ファクシミリ、インターネットファクシミリ等の送信手段により送信するとともに、送信に際して送信元アドレスを自動的に設定するデータ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラムに関する。
上記のようなデータ送信装置では、従来、送信に際して設定される送信元アドレスとして装置固有のアドレスが用いられ、管理者しかその送信元アドレスを変更できなかった。このため、使い勝手が良くなかった。
そこで、特許文献1には、送信元アドレスを、操作者の操作により本装置のアドレスとは別のアドレスを設定可能に構成したデータ送信装置が提案されている。
また、特許文献2には、操作者の識別情報を入力すると、それに応じたメールアドレスが送信元アドレスとして自動で設定されるファクシミリ装置が提案されている。
特開2003−233560号公報 特開2003−32426号公報
しかし、特許文献1に記載されたデータ送信装置では、操作者の手入力操作により送信元アドレスを設定するため、操作性が良くない。しかも、操作者が自由に送信元アドレスを設定できるため、他人のアドレスを用いることによりその他人になりすましての無用な送信がなされるおそれがある。
また、特許文献2に記載されたファクシミリ装置では、操作者に応じたアドレス設定が自動的に行われるが、設定された送信元アドレスを操作者が変更することができないという不便がある。
また、特許文献1、特許文献2の技術では、送信モードや送信データの取得先に応じた送信元アドレスの設定ができない。
この発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたものであって、操作者に応じたアドレスの自動設定が可能であるのはもとより、設定された送信元アドレスを操作者が変更することができるようにしながら、他人になりすましての送信のおそれを低減したデータ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラムの提供を課題とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)データを送信する送信手段と、前記送信手段によるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスを、送信操作を行う操作者に応じて設定するとともに、前記設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するアドレス設定手段と、を備えたことを特徴とするデータ送信装置。
(2)前記操作者は認証された操作者である前項1に記載のデータ送信装置。
(3)前記送信手段によるデータの送信に際し、前記アドレス設定手段により操作者に応じて設定された前記送信元アドレスを表示する表示手段をさらに備えている前項1または2に記載のデータ送信装置。
(4)原稿の画像を読み取る原稿読取手段をさらに備え、前記データは、前記原稿読取手段により読み取られた原稿の画像データである前項1ないし3のいずれかに記載のデータ送信装置。
(5)前記送信手段は、前記データを電子メールにより送信する電子メール送信手段を含む前項1ないし4のいずれかに記載のデータ送信装置。
(6)前記データ送信装置は、複数の機能を有する多機能画像形成装置である前項1ないし5のいずれかに記載のデータ送信装置。
(7)データを送信する送信ステップと、前記送信ステップにおけるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスを、送信操作を行う操作者に応じて設定するとともに、前記設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するステップと、を備えたことを特徴とするデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
(8)前記操作者は認証された操作者である前項7に記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法
(9)前記データの送信に際し、前記操作者に応じて設定された前記送信元アドレスを表示手段に表示するステップをさらに備えている前項7または8に記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
(10)原稿の画像を読み取る読取ステップをさらに備え、前記データは、前記読取ステップにより読み取られた原稿の画像データである前項7ないし9のいずれかに記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
(11)前記送信ステップは、前記データを電子メールにより送信する電子メール送信ステップを含む前項7ないし10のいずれかに記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
(12)前記データ送信装置は、複数の機能を有する多機能画像形成装置である前項7ないし11のいずれかに記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
(13)データを送信する送信ステップと、前記送信ステップにおけるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスを、送信操作を行う操作者に応じて設定するとともに、前記設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するステップと、をデータ送信装置のコンピュータに実行させるための送信元アドレスの設定プログラム。
(14)前記操作者は認証された操作者である前項13に記載の送信元アドレスの設定プログラム。
(15)前記データの送信に際し、前記操作者に応じて設定された前記送信元アドレスを表示手段に表示するステップをさらにコンピュータに実行させる前項13または14に記載の送信元アドレスの設定プログラム。
(16)原稿の画像を読み取る読取ステップをさらにコンピュータに実行させ、前記データは、前記読取ステップにより読み取られた原稿の画像データである前項13ないし15のいずれかに記載の送信元アドレスの設定プログラム。
(17)前記送信ステップは、前記データを電子メールにより送信する電子メール送信ステップを含む前項13ないし16のいずれかに記載の送信元アドレスの設定プログラム。
(18)前記データ送信装置は、複数の機能を有する多機能画像形成装置である前項13ないし17のいずれかに記載の送信元アドレスの設定プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、送信手段によるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスが、送信操作を行う操作者に応じて自動的に設定されるから、操作性が良い。しかも、設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するから、信頼性の高い操作者に対しては送信元アドレスの変更を許可することにより、本人の望むアドレスに着信通知や返信を受けることができ、操作者の利便を図ることができる。一方、特定の操作者に対しては送信元アドレスの変更を禁止することにより、他人になりすましての不要な送信を抑制できる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るデータ送信装置を用いたネットワークシステムのブロック図である。
図1において、1はデータ送信装置、2は認証サーバであり、これらのデータ送信装置1と認証サーバ2とはネットワーク3を介して接続されている。なお、データ送信装置1は、例えばコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、画像データ等のデータ送信機能等の複数の機能を有する多機能画像形成装置であるMFP(Multi Function Peripherals)等によって構成されている。
図1に示すデータ送信装置1は、通信インターフェイス部(通信I/F)11、ハードディスク(HDD)12、ユーザインターフェイス部(ユーザI/F)13、スキャナ14、RAM15、CPU16を備えている。
前記通信インターフェイス部11は、データ送信装置1をネットワーク3や図示しない公衆回線網に接続するための通信手段として機能する。この実施形態では、通信インターフェイス部11を介して、電子メール、ファクシミリ、インターネットファクシミリ等の各送信モードにより、画像データや文書データ等の送信が可能となっている。
前記ハードディスク12は、CPU16が実行するプログラム、送信対象となるデータ、さらにはユーザ等についての情報を記憶する。このハードディスク12には、ユーザやグループが所有する1個または複数のデータ格納領域であるフォルダ(以下、ボックスという)121が設定されており、各ボックス121に、その所有者の画像データや文書データ等が格納されている。なお、ハードディスク12に代えて、不揮発性のRAMを用いても良い。
前記ユーザインターフェイス部13は、タッチパネルを有する表示装置やキーボードで構成されており、表示機能及びユーザが操作を行うための機能を備えている。
前記スキャナ14は原稿を読み取るものであり、読み取られた原稿の画像データはネットワーク(電話回線)を通じて外部装置に送信され、あるいは前記所定のボックス121に格納される。
前記RAM15は、CPU16の作業領域として機能する。
前記CPU16は、データ送信装置1の全体を統括的に制御する。例えば、ユーザがデータ送信装置1を使用するために装置にアクセスしたときには、認証サーバ2にそのユーザの認証を行わせ、認証が成功したユーザによって所定の画像データや文書データ等の送信が指示されると、指示された送信先へデータを送信する。
さらにCPU16は、データの送信に際して、送信元のアドレスを設定する送信元アドレス設定手段としての機能も有する。この点については後述する。
前記認証サーバ2は、データ送信装置1からの指示に基づいて、ユーザ認証を行うものである。なお、データ送信装置1の内部に認証部を設けて、この認証部によってユーザ認証を行うものとしても良い。
次に、図1に示したデータ送信装置1により外部装置にデータを送信する場合に、データ送信装置1のCPU16が行う送信元アドレス設定処理の例を、図2を参照して説明する。この実施形態は、操作者であるユーザに応じて送信元アドレスを自動設定するものである。なお、以下の説明ならびに図面では、ステップをSと略記する。
前記ハードディスク12には、ユーザ情報がユーザ毎に予め記憶されている。ユーザ情報には、図3に示すように、ユーザIDで示される各ユーザがデータを送信するときにデフォルトで設定されるアドレス、及び該アドレスについての変更権限の有無が含まれている。
図2のS1において、操作者であるユーザがユーザインターフェイス部13を操作してユーザ認証のための識別情報等を入力すると、CPU16は認証サーバ2に認証を行わせる。
認証が完了して使用可能になると、CPU16はS2で、認証を受けたユーザについて、ハードディスク12から図3に示すユーザ情報を取得し、それに示されている送信元アドレス及び該送信元アドレスの変更権限の有無を取得する。
ユーザが送信モードや送信先を指定すると、S3でCPU16は、取得したアドレスを送信元アドレスとして設定した後、S4でユーザインターフェイス部13の表示装置に設定した送信元アドレスを表示し、次いで、S5で、前記ユーザ情報における送信元アドレスの変更権限の有無に基づいて、送信元アドレスの変更の許可または禁止を設定する。
例えば、操作者がユーザAまたはユーザCである場合には、アドレスAまたはアドレスCがデフォルトの送信元アドレスとして設定されかつ表示され、アドレスの変更許可が設定される。従って、ユーザAまたはユーザCは、ユーザインターフェイス部13を用いて送信元アドレスを変更することができる。
一方、操作者がユーザBである場合には、アドレスBがデフォルトの送信元アドレスとして設定されかつ表示され、アドレスの変更禁止が設定される。従って、ユーザBは、送信元アドレスの変更が禁止され、変更操作を行おうとしても変更処理は受け付けられない。
その後、ユーザの指示操作により、例えばスキャナ14で読み取られた原稿の画像データが、指定された送信先に送信元アドレスと共に送信される。
このように、操作者であるユーザに応じて送信元アドレスが自動的に設定されるから、操作性が良いのはもとより、ユーザに応じて、設定された送信元アドレスの変更許可又は禁止が設定される。このため、信頼性の高いユーザ(この例ではユーザA及びC)に対しては送信元アドレスの変更を許可することにより、本人の望むアドレスに着信通知や返信を受けることができ、便利である。一方、それ以外のユーザ(この例ではユーザB)に対しては、送信元アドレスの変更を禁止することにより、他人になりすましての不要な送信を抑制できる。
次に、図1に示したデータ送信装置1により外部装置にデータを送信する場合に、データ送信装置のCPUが行う送信元アドレス設定処理の他の例を、図4を参照して説明する。
この実施形態は、送信モードに応じて送信元アドレスを自動設定するものである。送信モードとしてはネットワークを利用した電子メール送信、ファクシミリ送信(インターネットファクシミリ送信を含む)、スキャナ14から読み込んだ画像データ等を送信するモード、ハードディスク12のボックス121に記憶されている画像データ等を送信するモード等があるが、ここでは、電子メール送信とファクシミリ送信の場合を例示する。
前記ハードディスク12には、ユーザ情報及び送信モード別アドレス情報が予め記憶されている。ユーザ情報には、図5に示すように各ユーザがデータを送信するときにデフォルトで設定されるアドレスが含まれている。また、送信モード別アドレス情報には、図6に示すように送信モード毎に設定される送信元アドレス、及び該アドレスについての変更権限の有無が含まれている。この例では、送信モードがメール送信の場合には、送信元アドレスとしてユーザアドレスが設定され、かつ変更権限有りが設定され、ファクシミリ送信の場合にはデータ送信装置本体の固有のアドレスが設定され、かつ変更権限無しが設定されるものとなされている。
図4のS11において、操作者であるユーザがユーザインターフェイス部13を操作してユーザ認証のための識別情報等を入力すると、CPU16は認証サーバ2に認証を行わせる。
認証が完了して使用可能になると、CPU16はS12で、認証を受けたユーザについてハードディスク12から図5に示すユーザ情報を取得し、さらに図6に示す送信モード別アドレス情報を取得し、それらに示されている送信元アドレス及び該送信元アドレスの変更権限の有無を取得する。
次に、S13で、ユーザの入力に基づき送信モードを決定する。
次いで、S14で、決定した送信モードがメール送信であるかファクシミリ送信であるかを判断し、メール送信であれば(S14の判断がYES)、S15に進み、メール送信でなければ(S14の判断がNO)、S17に進む。
S15では、図6に示す送信モード別アドレス情報に基づき、送信元アドレスとしてユーザのアドレスを設定する。ユーザがユーザAであればアドレスAを、ユーザBであればアドレスBを、ユーザCであればアドレスCをそれぞれ設定したのち、さらにS16で、送信元アドレスの変更許可を設定し、S19に進む。
一方、S17では、送信元アドレスとしてデータ送信装置の固有のアドレス(電話番号)を設定したのち、S18で送信元アドレスの変更禁止を設定し、S19に進む。
S19では、ユーザインターフェイス部13の表示装置に、設定した送信元アドレスを表示する。メール送信モードの場合にはアドレスの変更許可が設定されているから、操作者であるユーザはユーザインターフェイス部13を用いて送信元アドレスを変更することができる。
一方、ファクシミリ送信モードの場合には、アドレスの変更禁止が設定されているから、ユーザが変更操作を行おうとしても変更処理は受け付けられない。
その後、ユーザの指示操作により、例えばスキャナ14で読み取られた原稿の画像データが、指定された送信モードで指定された送信先に送信元アドレスと共に送信される。
このように、送信モードに応じて異なる送信元アドレスを自動的に設定することができるから、装置の利便性を向上できるのに加えて、メール送信の場合には送信元アドレスの変更許可が設定されるから、送信に対するリターンを任意の宛先で受けることができる。また、ファクシミリの場合には、送信元アドレスの変更禁止が設定されるから、確実に本体で送達確認ができる。
次に、図1に示したデータ送信装置1により外部装置にデータを送信する場合に、データ送信装置のCPUが行う送信元アドレス設定処理のさらに他の例を、図7を参照して説明する。
この実施形態は、送信データの取得先に応じて送信元アドレスを自動設定するものであり、送信データの取得先としては前記ボックス121から取得する場合とスキャナ14から読み込んで取得する場合等がある。
前記ハードディスク12には、ユーザ情報及びボックス情報が予め記憶されている。ユーザ情報には、図5に示したような各ユーザのアドレスが含まれている。また、ボックス情報は図8に示すように、ボックスIDで特定される各ボックス毎に、そのボックスの所有者とそのボックスにアクセス可能な他のユーザの情報が含まれている。
図7のS21において、操作者であるユーザがユーザインターフェイス部13を操作してユーザ認証のための識別情報等を入力すると、CPU16は認証サーバ2に認証を行わせる。
認証が完了して使用可能になると、CPU16はS22で、送信データをボックス121から取得するか、ボックス以外のスキャナ14等から取得するかを、ユーザに選択させる。次いで、S23で、送信データの取得先がボックス121であるかスキャナ14等であるかを、ユーザの入力指示に基づいて判断する。
送信データの取得先がスキャナ14等であれば(S23の判断がNO)、S24に進み、送信元アドレスとしてそのユーザのアドレスを設定したのち、S25で、送信元アドレスの変更許可を設定し、S26でユーザインターフェイス部13の表示装置に送信元アドレスを表示させる。なお、ユーザに応じて、送信元アドレスの変更許可を設定しても良い。
一方、S23で、送信データの取得先がボックス121であれば(S23の判断がYES)、S27に進み、ユーザに送信データの格納先ボックス121を選択させたのち、S28で、操作に係るユーザは指定したボックス121にアクセス可能か否かをボックス情報に基づいて判断する。
もしユーザが指定したボックス121にアクセス可能でなければ(S28の判断がNO)、その旨をユーザインターフェイス部13の表示装置に表示させ、S22に戻って送信データの取得先の選択を再度促す。アクセス可能な場合には(S28の判断がYES)、ボックス121に格納されているデータの一覧をユーザインターフェイス部13の表示装置に表示させ、ユーザに選択させる。S29で、ユーザの入力指示に基づいて送信データを決定したのち、S30で、ユーザのアドレスとボックス所有者のアドレスを、表示装置に表示させ、ユーザに選択させる。この場合、アドレスの変更を許可することも可能である。
次いで、S31で、何れのアドレスが選択されたかを判断し、ユーザアドレスが選択された場合には(S31の判断がYES)、S32で、送信元アドレスとしてユーザのアドレスを設定したのち、S33に進む。一方、ボックス所有者のアドレスが選択された場合には(S31の判断がNO)、S35で、ボックス所有者のアドレスをユーザ情報から検索し、検索したアドレスを送信元アドレスとして設定する。
S33では、ユーザとボックス所有者が同一であるか否かを、ボックス情報及びユーザ情報から判断する。ユーザとボックス所有者が同じ場合には(S33の判断がYES)、何もしない。ユーザとボックス所有者が異なる場合には(S33の判断がNO)、S34で、送信宛先「CC」にボックス所有者のアドレスを設定する。
その後、ユーザの指示操作により、スキャナ14で読み取られた原稿の画像データや、指定されたボックス121内の文書データ等が、指定された送信先に送信元アドレスと共に送信される。
なお、S30において、ユーザのアドレスとボックス所有者のアドレスを選択させることなく、ユーザのアドレスを送信元アドレスとして自動的に設定したのち、ユーザとボックス所有者が同一でない場合に送信宛先「CC」にボックス所有者のアドレスを設定する構成としても良い。
このように、この実施形態では、送信されるデータの取得先に応じて異なる送信元アドレスを自動で設定することができ、便利である。加えて、ユーザのアドレスとボックス所有者のアドレスのいずれかを選択できるので、ボックス所有者以外のボックスへのアクセス可能なユーザが、ボックス所有者の代行者としてボックス121内のデータを送信した場合に、ボックス所有者のアドレスを選択することにより、送信元アドレスとしてボックス所有者のアドレスを設定することができる。また、代行者であるユーザが自己のアドレスを送信元アドレスに設定して送信した場合には、送信宛先「CC」にボックス所有者のアドレスが自動設定されるので、ボックス所有者は送信されたデータの内容を確認することができる。
以上、この発明の一実施形態を説明したが、この発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。例えば、ユーザがユーザインターフェイス部13を用いて送信指示、送信モードの選択、送信データの選択等の操作を行うものとしたが、ユーザ端末からネットワークを介して操作する形式であっても良い。
この発明の一実施形態に係るデータ送信装置を用いたシステムのブロック図である。 データの送信に際してデータ送信装置のCPUが行う送信元アドレス設定処理を示すフローチャートである。 ユーザ情報の一例を示す図である。 データの送信に際してデータ送信装置のCPUが行う送信元アドレス設定処理の他の例を示すフローチャートである。 ユーザ情報の他の例を示す図である。 送信モード別アドレス情報を示す図である。 データの送信に際してデータ送信装置のCPUが行う送信元アドレス設定処理のさらに他の例を示すフローチャートである。 ボックス情報を示す図である。
符号の説明
1 データ送信装置
2 認証サーバ
3 ネットワーク
11 通信インターフェイス部(データ送信手段)
16 CPU(アドレス設定手段)
12 ハードディスク
121 ボックス(データ格納手段)

Claims (18)

  1. データを送信する送信手段と、
    前記送信手段によるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスを、送信操作を行う操作者に応じて設定するとともに、前記設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するアドレス設定手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ送信装置。
  2. 前記操作者は認証された操作者である請求項1に記載のデータ送信装置。
  3. 前記送信手段によるデータの送信に際し、前記アドレス設定手段により操作者に応じて設定された前記送信元アドレスを表示する表示手段をさらに備えている請求項1または2に記載のデータ送信装置。
  4. 原稿の画像を読み取る原稿読取手段をさらに備え、
    前記データは、前記原稿読取手段により読み取られた原稿の画像データである請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ送信装置。
  5. 前記送信手段は、前記データを電子メールにより送信する電子メール送信手段を含む請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ送信装置。
  6. 前記データ送信装置は、複数の機能を有する多機能画像形成装置である請求項1ないし5のいずれかに記載のデータ送信装置。
  7. データを送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにおけるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスを、送信操作を行う操作者に応じて設定するとともに、前記設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するステップと、
    を備えたことを特徴とするデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
  8. 前記操作者は認証された操作者である請求項7に記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法
  9. 前記データの送信に際し、前記操作者に応じて設定された前記送信元アドレスを表示手段に表示するステップをさらに備えている請求項7または8に記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
  10. 原稿の画像を読み取る読取ステップをさらに備え、
    前記データは、前記読取ステップにより読み取られた原稿の画像データである請求項7ないし9のいずれかに記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
  11. 前記送信ステップは、前記データを電子メールにより送信する電子メール送信ステップを含む請求項7ないし10のいずれかに記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
  12. 前記データ送信装置は、複数の機能を有する多機能画像形成装置である請求項7ないし11のいずれかに記載のデータ送信装置における送信元アドレスの設定方法。
  13. データを送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにおけるデータの送信に際し、データと共に送信される送信元アドレスを、送信操作を行う操作者に応じて設定するとともに、前記設定された送信元アドレスの前記操作者による変更を、操作者に応じて許可し又は禁止するステップと、
    をデータ送信装置のコンピュータに実行させるための送信元アドレスの設定プログラム。
  14. 前記操作者は認証された操作者である請求項13に記載の送信元アドレスの設定プログラム。
  15. 前記データの送信に際し、前記操作者に応じて設定された前記送信元アドレスを表示手段に表示するステップをさらにコンピュータに実行させる請求項13または14に記載の送信元アドレスの設定プログラム。
  16. 原稿の画像を読み取る読取ステップをさらにコンピュータに実行させ、
    前記データは、前記読取ステップにより読み取られた原稿の画像データである請求項13ないし15のいずれかに記載の送信元アドレスの設定プログラム。
  17. 前記送信ステップは、前記データを電子メールにより送信する電子メール送信ステップを含む請求項13ないし16のいずれかに記載の送信元アドレスの設定プログラム。
  18. 前記データ送信装置は、複数の機能を有する多機能画像形成装置である請求項13ないし17のいずれかに記載の送信元アドレスの設定プログラム。
JP2005008161A 2005-01-14 2005-01-14 デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム Active JP4189599B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008161A JP4189599B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005008161A JP4189599B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008187711A Division JP4356794B2 (ja) 2008-07-18 2008-07-18 データ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP2008187710A Division JP4416137B2 (ja) 2008-07-18 2008-07-18 データ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP2008187712A Division JP4311499B2 (ja) 2008-07-18 2008-07-18 データ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006197386A JP2006197386A (ja) 2006-07-27
JP4189599B2 true JP4189599B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=36803080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005008161A Active JP4189599B2 (ja) 2005-01-14 2005-01-14 デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4189599B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151022A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Oki Data Corp 画像読取装置、画像転送装置、及び画像処理システム
JP5062011B2 (ja) * 2008-04-11 2012-10-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像送信システム、画像送信装置、およびプログラム
JP5598647B2 (ja) * 2009-07-28 2014-10-01 富士ゼロックス株式会社 画像通信装置
JP5088351B2 (ja) 2009-08-05 2012-12-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 電子メール送信装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006197386A (ja) 2006-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8949973B2 (en) Image processing apparatus
JP4325680B2 (ja) 画像処理装置および画像処理システム
JP5377116B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法並びにプログラム
JP6184060B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2006325028A (ja) ファクシミリ装置、ファクシミリ送信処理方法及び同受信処理方法
JP2006011985A (ja) データ送信装置、データ送信方法、およびデータ送信プログラム
US8438232B2 (en) E-mail transmission device, e-mail transmission method, and computer readable medium
JP2009273028A (ja) データ送信装置、データ送信方法およびデータ送信プログラム
JP4189599B2 (ja) デー送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP2008258892A (ja) 画像データ送信装置、サーバ装置、画像データ送信システム、及びプログラム
US7656550B2 (en) Data transmission apparatus and transmission control program
US20100134816A1 (en) Systems and methods for control of multifunction peripherals
JP6686783B2 (ja) 画像形成システム、印刷方法
JP6686337B2 (ja) 画像形成装置、方法およびプログラム
JP2008152363A (ja) 画像処理装置、フォルダ管理方法、およびコンピュータプログラム
JP2006229451A (ja) ファクシミリ装置及び該ファクシミリ装置における受信データ処理方法
JP4311499B2 (ja) データ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP4356794B2 (ja) データ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP4416137B2 (ja) データ送信装置、同装置における送信元アドレスの設定方法及び送信元アドレスの設定プログラム
JP2005064817A (ja) 通信装置
JP6809573B2 (ja) 携帯端末及びプログラム
JP4421565B2 (ja) ネットワークスキャナ装置
JP2007243548A (ja) 画像送信装置、方法、及びプログラム
JP2020120192A (ja) 画像処理装置及び方法
JP6433551B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4189599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350