JP2008152363A - 画像処理装置、フォルダ管理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、フォルダ管理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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英之 松田
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Abstract

【課題】画像処理装置からアクセスできる、他の装置に設けられたフォルダのセキュリティを確保しつつ、そのフォルダの操作性を向上させる。
【解決手段】画像処理装置2に、画像関連処理を実行することによって取得されたデータの転送先とするフォルダである転送先フォルダに関して、どのユーザがどの処理を行う権限を有しまたは有しないかを示す、権限情報を取得する権限情報取得部205と、この画像処理装置2にログインしているユーザによる転送先フォルダに関する処理を制限するための制限処理を、権限情報取得部205によって取得されたフォルダの権限情報に基づいて実行する、フォルダ操作制御部207と、を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像に関連する処理である画像関連処理を実行する、MFPなどの画像処理装置に関する。
コピー、スキャナ、およびファックスなどの様々な機能が備わった、MFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる画像処理装置がオフィスなどに普及している。
近年、画像処理装置にネットワーク機能が設けられるようになった。それに伴い、画像処理装置は、同じネットワークの中に設けられているパーソナルコンピュータなどの他の装置とともに用いられるようになった。
例えば、画像処理装置に備えられたスキャン機能などによって生成された画像データを、パーソナルコンピュータに転送することができるようになった。
画像処理装置からパーソナルコンピュータに画像データなどを送信する装置または方法として、特許文献1〜3に記載されるような装置または方法が提案されている。
特許文献1に記載される方法によると、スキャナ等の画像入力装置によって読み取られディジタル化された文書画像データや一般のアプリケーションによって作成された文書画像データは、分類フォルダに入れるとID番号が付けられてファイルされ、別のフォルダに入れると、該フォルダに対応して記憶されている相手にファクシミリ送信され、さらに別のフォルダに入れるとユーザに対してメール送信される。
特許文献2に記載される装置は、短縮番号に送信先のFAX番号を登録する手段と、同じ短縮番号に送信先の電子メールアドレスを登録する手段と、前記短縮番号に相当するキーとFAX送信を示すキーと電子メール送信を示すキーと、前記短縮番号に続いてFAX送信を示すキーが押下された場合には読み取った画像を登録されたFAX番号宛てにFAX送信する手段と、前記短縮番号に続いて電子メール送信を示すキーが押下された場合には読み取った画像を登録された電子メールアドレス宛てに電子メール送信する手段を設けたものである。
特許文献3に記載される装置によると、LANを介して接続される複数のパーソナルコンピュータから、共有フォルダが設定されているパーソナルコンピュータを検索し、当該パーソナルコンピュータ及びパーソナルコンピュータに設定される共有フォルダ名をタッチパネル部に表示し、ユーザがタッチパネル部を用いて画像データの送信先のパーソナルコンピュータ及び共有フォルダを指定することにより、当該指定されたパーソナルコンピュータの共有フォルダに画像データを送信する。
特開平8−202607号公報 特開2002−125088号公報 特開2004−280607号公報
ユーザは、パーソナルコンピュータ上にフォルダを作成し、画像処理装置からその共有フォルダに画像データを転送することができる。そのようにするためには、フォルダをネットワーク上で公開しなければならない。よって、セキュリティ上の問題を生じる。
そこで、フォルダへのアクセスの制限を行うことが考えられる。しかし、そうするとユーザにとって不便を生じることがある。ところが、特許文献1〜3では、上述の問題点を解決することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑み、画像処理装置からアクセスできる、他の装置に設けられたフォルダのセキュリティを確保しつつ、そのフォルダの操作性を従来よりも向上させることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、画像に関連する処理である画像関連処理を実行する画像処理装置であって、前記画像関連処理を実行することによって取得されたデータの転送先とするフォルダである転送先フォルダに関して、どのユーザがどの処理を行う権限を有しまたは有しないかを示す、権限情報を取得する権限情報取得手段と、当該画像処理装置にログインしているユーザによる前記転送先フォルダに関する処理を制限するための制限処理を、前記権限取得手段によって取得された当該フォルダの前記権限情報に基づいて実行する、制限処理手段と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記権限情報は、前記転送先フォルダに新しい下位のフォルダを作成する処理を行う権限について示す。
または、前記権限情報は、前記転送先フォルダの構成の内容を表示する処理を行う権限について示す。
または、前記制限処理手段は、XMLで記述された前記権限情報を、前記転送先フォルダを管理するフォルダ管理装置から取得する。
または、フォルダ管理装置に設けられているフォルダの中から処理の対象とする前記転送先フォルダをユーザに選択させるための選択用画面として、当該各フォルダのフォルダ名を示しつつ当該フォルダ管理装置における当該各フォルダのフルパスを示さない画面を表示する、選択用画面表示手段、を有する。
本発明によると、画像処理装置からアクセスできる、他の装置に設けられたフォルダのセキュリティを確保しつつ、そのフォルダの操作性を従来よりも向上させることができる。
図1はネットワークシステム1の全体的な構成の例を示す図、図2は画像処理装置2のプラットフォームの例を示す図、図3は画像処理装置2の機能的構成の例を示す図である。
ネットワークシステム1は、図1に示すように、画像処理装置2、端末装置3、および通信回線4などによって構成される。このネットワークシステム1は、役所、会社、または学校などの組織に構築される。
画像処理装置2および端末装置3は、通信回線4を介して互いに接続することができる。通信回線4として、インターネット、LAN回線、公衆回線、または専用線などが用いられる。これらの装置は、FTP(File Transfer Protocol)またはSMB(Server message Block)などのプロトコルでデータのやり取りを行う。
画像処理装置2は、本発明に係る画像処理装置であって、コピー、スキャナ、FAX、ボックス、SCAN−TO−FTP、およびSCAN−TO−SMBなどの様々な機能を集約した処理装置である。一般に、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。
「ボックス機能」とは、パーソナルコンピュータにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域をユーザごとに与えておき、ユーザが自分の記憶領域に画像ファイルなどのドキュメントデータを保存しておくことができるようにする機能である。
「SCAN−TO−FTP機能」とは、用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化し、その画像データをユーザが指定する装置にFTPで転送する機能である。
「SCAN−TO−SMB機能」とは、用紙の印刷面を走査して読み取った画像を画像データ化し、その画像データをユーザが指定する装置にSMBで転送する機能である。
図2に示すように、画像処理装置2には、CPU20a、RAM20b、ROM20c、ハードディスク20d、制御用回路20e、操作パネル20f、I/Oポート20g、スキャナ20h、印刷装置20i、モデム20j、およびNIC(Network Interface Card)20kなどのハードウェアによって構成される。
I/Oポート20gは、MOドライブなどのオプション装置と接続するためのインターフェースである。例えば、USBまたはRS−232Cなどである。
スキャナ20hは、原稿の用紙に描かれている写真、文字、絵、または図表などの画像を光学的に読み取って画像データを生成する装置である。印刷装置20iは、スキャナ20hによって読み取られた画像または端末装置3などから送信されてきた画像データに基づいて再現される画像を用紙に印刷する装置である。
操作パネル20fは、タッチパネル方式のパネルであって、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU20aで実行された処理の結果を示す画面などを表示する。また、ユーザは、操作パネル20fの所定の位置に触れることによって画像処理装置2に対して指令を与えたり処理条件の指定を行ったりすることができる。このように、操作パネル20fは、画像処理装置2を操作するユーザのユーザインターフェースの役割を果たしている。
モデム20jは、公衆回線を介してFAX端末とFAXプロトコルで画像データの通信を行うためのインターフェースである。
NIC20kは、通信回線4を介して端末装置3と通信を行うためのインターフェースである。
制御用回路20eは、ハードディスク20d、操作パネル20f、I/Oポート20gスキャナ20h、印刷装置20i、モデム20j、およびNIC20kなどの装置を制御するための回路である。
ROM10cまたはハードディスク10dには、OS(Operating System)、I/O制御用ブロック、およびエンジン制御ブロックが記憶されている。I/O制御用ブロックは、オプション装置とデータのやり取りを行うためにI/Oポート20gを制御する。エンジン制御ブロックは、印刷装置20iを制御する。
さらに、ROM10cまたはハードディスク10dには、図3に示すようなユーザアカウントデータベース201、フォルダ情報取得部202、ユーザ認証部203、画面表示制御部204、権限情報取得部205、権限変更処理部206、フォルダ操作制御部207、およびジョブ実行制御部208などを実現するための保存先確認アプリケーションプログラム(保存先確認APP)が記憶されている。そのほか、操作パネル20f、スキャナ20h、および印刷装置20iなどを応用するためのアプリケーションプログラム、ボックス機能をユーザに提供するためのアプリケーションプログラム、管理情報を管理するためのアプリケーションプログラムなどがインストールされている。これらのプログラムは必要に応じてRAM20bに読み出される。そして、CPU20aによって、API(Application Programming interface)を介してOSの機能を適宜呼び出しながらプログラムが実行される。
図1に戻って、端末装置3には、画像処理装置2と連携して処理を行うためのアプリケーションプログラムおよびドライバがインストールされている。端末装置3として、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、またはPDA(Personal Digital Assistant)などが用いられる。
端末装置3には、ファイルを保存するためのフォルダを設けることができる。フォルダの中にフォルダを設けることもできる。以下、あるフォルダの中に(配下に)設けられたフォルダのことを「サブフォルダ」と記載する。
フォルダには、そのフォルダに関連する操作についてのアクセス権をユーザごとに設定することができる。これにより、ユーザごとに、そのフォルダについてどのような操作を行うことを許可しまたは禁止するのかを決めることができる。
図4はユーザ情報テーブルTB1の例を示す図、図5はジョブ選択画面HG1の例を示す図、図6はスキャンジョブ画面HG2の例を示す図、図7はフォルダ情報テーブルTB2の例を示す図、図8は保存先指定画面HG3の例を示す図、図9は操作権限情報DT3の例を示す図、図10は権限変更画面HG4の例を示す図である。以下、図3に示す画像処理装置2の各部の機能について詳細に説明する。
ユーザアカウントデータベース201は、ユーザ情報テーブルTB1を記憶し管理している。ユーザ情報テーブルTB1には、図4に示すように、その画像処理装置2を使用するユーザごとのユーザアカウント情報DT1が格納されている。ユーザアカウント情報DT1には、それが与えられたユーザのユーザIDおよびパスワードが示されている。
画面表示制御部204は、所定のタイミングで所定の画面を操作パネル20fに表示するための処理を行う。例えば、誰も画像処理装置2にログインしていないときは、ユーザIDおよびパスワードを入力するためのログイン用画面を表示する。
ユーザ認証部203は、これから画像処理装置2を使用しようとするユーザのログインを許可するか否かを決める処理つまりユーザ認証の処理を行う。係る処理は、次のような手順で行われる。
ログイン用画面が表示されているときにユーザがユーザIDおよびパスワードを入力すると、ユーザ認証部203は、そのユーザIDを示すユーザアカウント情報DT1をユーザアカウントデータベース201のユーザ情報テーブルTB1の中から検索する。そのユーザアカウント情報DT1が検索できた場合は、そのユーザが入力したパスワードとそのユーザアカウント情報DT1に示されるパスワードとを照合する。そして、両者が一致した場合は、そのユーザが正規のユーザであると判別し画像処理装置2へのログインを許可する。これにより、そのユーザは画像処理装置2にログインすることができる。そして、ログアウトするまでの間、画像処理装置2を使用することができる。以下、画像処理装置2にログインしているユーザを「ログインユーザ」と記載することがある。
ログインユーザは、画面表示制御部204は、図5に示すようなコピー、スキャン、ファックス送信、またはBOXデータ参照などのジョブを選択するためのジョブ選択画面HG1を表示する。ここで、ログインユーザは、自分の所望するジョブに対応するボタンを押すことによって、そのジョブの実行指令を与えるための画面を呼び出すことができる。
ログインユーザが「スキャン」ボタンを押すと、画面表示制御部204は、ジョブ選択画面HG1を閉じ、図6に示すようなスキャンジョブ画面HG2を操作パネル20fに表示する。このスキャンジョブ画面HG2は、スキャンによって得られる画像データ(以下、「スキャンデータ」と記載する。)の保存先および転送方法を指定しスキャンジョブの開始の指示を与えるための画面である。なお、この時点では、後に説明する保存先欄RN2およびフォルダ内容欄RN3は空欄である。
ここで、ログインユーザは、例えば次のような作業を行うことによって、スキャンジョブを実行させることができる。
ログインユーザは、スキャンデータをどのような方法で保存するのかを、作業を開始する前に予め決めておく。
スキャンデータを、端末装置3に設けられている特定のフォルダにSMBで転送することによって保存させたい場合は、保存方法種別欄RN1に配置されている「SMB」ボタンを押す。すると、画像処理装置2の各部は次のように動作する。
フォルダ情報取得部202は、端末装置3に対してフォルダ情報テーブルTB2を要求し取得する。フォルダ情報テーブルTB2には、端末装置3に設けられている各フォルダのフォルダ情報DT2が格納されている。フォルダ情報DT2には、図7に示すように、そのフォルダのフォルダ名と、ルートフォルダからそのフォルダの1つ上位のフォルダ(つまり、親フォルダ)までのパスが示されている。
ただし、端末装置3は、端末装置3自身に設けられているすべてのフォルダのフォルダ情報DT2を格納したフォルダ情報テーブルTB2を画像処理装置2に対して与える必要はない。通信回線4を介して他の装置からのアクセスを認めるフォルダ(いわゆる「共有フォルダ」)のフォルダ情報DT2のみを格納したフォルダ情報テーブルTB2を与えてればよい。
画面表示制御部204は、取得されたフォルダ情報テーブルTB2に基づいて、図8のような、端末装置3に設けられているフォルダの一覧を配置した保存先指定画面HG3を表示する。フォルダの一覧を階層構造(ツリー構造)で表わすようにしてもよい。
ユーザは、スキャンデータをどのフォルダに保存するのかを、この一覧の中から指定する。以下、スキャンデータの保存場所のフォルダを「保存先フォルダ」と記載する。そして、ユーザは「OK」ボタンを押す。これにより、スキャンデータの保存場所とともに、スキャンデータを転送する際のプロトコル(つまり、SMB)が、画像処理装置2に対して指定されたことになる。
すると、画面表示制御部204は、スキャンジョブ画面HG2を閉じ、再びスキャンジョブ画面HG2を表示する。保存先欄RN2は、ユーザが指定した保存先フォルダを示さすための欄である。保存先指定画面HG3の「OK」ボタンが押された直後は、画面表示制御部204は、保存先欄RN2に、ログインユーザが保存先指定画面HG3で指定したフォルダが示されるようにする。保存先フォルダは、後に説明するように、適宜変更することができる。保存先欄RN2に示される保存先フォルダは、いわゆるカレントフォルダまたはカレントディレクトリであると、言える。
権限情報取得部205は、端末装置3に対して、指定された保存先フォルダの操作権限情報DT3を要求し取得する。操作権限情報DT3には、図9に示すように、全ユーザ共通権限情報SKAおよび所有者外権限情報SKBが含まれており、その保存先フォルダに関連する操作についての権限が示されている。ここで、操作権限情報DT3について説明する。
全ユーザ共通権限情報SKAは、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者であるか否かに関わらず適用される権限を示している。つまり、全ユーザに共通の権限を示している。
「閲覧」は、その保存先フォルダの配下にあるファイルおよびサブフォルダの一覧(つまり、その保存先フォルダの構成の内容)を閲覧する操作を意味する。「移動」は、その保存先フォルダから上位または下位のフォルダに移動(アクセス)する操作を意味する。「データ追加」は、その保存先フォルダにファイルなどのデータを新たに追加する操作を意味する。
これらの操作項目には、「設定内容」というフィールドが対応付けられている。そのフィールドの値が「許可」である場合は、対応する操作項目の操作をログインユーザが実行することを許可し、「禁止」である場合は、それを禁止する。
一方、所有者外権限情報SKBは、その保存先フォルダの所有者以外のユーザにのみ適用される権限を示している。所有者に対しては適用されない。
「新規フォルダ作成」は、その保存先フォルダに新たにサブフォルダを作成する操作を意味する。「ルートフォルダへの移動」は、その保存先フォルダのルートフォルダへ移動(アクセス)する操作を意味する。
これらの操作項目には、全ユーザ共通権限情報SKAの各操作項目と同様に、「許可」または「禁止」のどちらかを設定するための「設定内容」が対応付けられている。
「サブフォルダの閲覧」は、その保存先フォルダのサブフォルダの構成の内容を閲覧する操作を意味する。この操作項目には2つの設定内容が対応付けられている。
1つは「閲覧できる階層」という設定内容であり、その保存先フォルダから数えて何世代下までのサブフォルダの構成の内容を閲覧することを許可するのかを示している。例えば、「1」である場合は、その保存先フォルダの直下のサブフォルダの内容を閲覧することを許可するが2世代下以降のサブフォルダ(つまり、その保存先フォルダのサブフォルダのサブフォルダおよびそれ以降の世代)の内容を閲覧することを禁止する。
もう1つは「閲覧禁止」という設定内容であり、その保存先フォルダを基準とした、閲覧することを禁止するサブフォルダのパス(いわゆる、相対パス)が示される。
ところで、全ユーザ共通権限情報SKAおよび所有者外権限情報SKBそれぞれの操作項目の設定内容によっては、権限の内容に矛盾を生じることがある。例えば、全ユーザ共通権限情報SKAの「移動」は「許可」であるにも関わらず所有者外権限情報SKBの「ルートフォルダへの移動」が「禁止」である場合などである。このように矛盾を生じる場合は、制限が厳しいほうが優先的に適用される。
また、所有者であるか否かによって権限を区別する必要がない場合は、所有者外権限情報SKBの各操作項目の設定内容を無効にすることができる。その場合は、所有者外権限情報SKBの「所有ユーザ以外への制限」を「なし」に設定すればよい。なお、「あり」の場合は、所有者外権限情報SKBの設定内容は有効である。
再び表示されたスキャンジョブ画面HG2(図6参照)において、ログインユーザは、保存先フォルダに関連する様々な操作を試みることができる。このとき、図3のフォルダ操作制御部207は、その操作を制御する処理を、次のように行う。
フォルダ操作制御部207は、端末装置3に対して、ログインユーザが現在の保存先フォルダの所有者であるか否かを問い合わせる。ログインユーザが何らかの操作を試みた際に、問合せの結果および権限情報取得部205によって取得された操作権限情報DT3に基づいて、その操作を実行してもよいか否かを判別する。そして、実行してもよいと判別した場合は、その操作に係る処理が開始されるように各部を制御する。一方、実行してはいけないと判別した場合は、その操作を実行できない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させるとともに、その操作に係る処理を実行することなく中止する。
例えば、ログインユーザがスキャンジョブ画面HG2の「閲覧」ボタンを押すことによって保存先フォルダの閲覧の操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、操作権限情報DT3の全ユーザ共通権限情報SKAの「閲覧」の「設定内容」の値をチェックする。
その値が「許可」である場合は、保存先フォルダ(つまり、保存先欄RN2に現在示されるフォルダ)の内容を、フォルダ内容欄RN3に表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
これにより、保存先フォルダの構成の内容がフォルダ内容欄RN3に配置される。なお、必要に応じて、その保存先フォルダの構成の内容を示すデータが端末装置3から取得される。
一方、「閲覧」の「設定内容」が「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、保存先フォルダの閲覧ができない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
なお、保存先フォルダをログインユーザが指定した後、まず、その保存先フォルダの閲覧の操作をログインユーザに対して許可するか禁止するかを判別し、許可すると判別した場合は「閲覧」ボタンを配置したスキャンジョブ画面HG2を表示し、禁止すると判別した場合は「閲覧」ボタンを除去した(非表示にした)スキャンジョブ画面HG2を表示するようにしてもよい。以下に順次例示する「開始」ボタン、「ルート」ボタン、「上移動」ボタン、「下移動」ボタン、「サブ閲覧」ボタン、および「新規フォルダ」ボタンについても同様に、ログインユーザに操作を許可する場合にのみスキャンジョブ画面HG2に配置するようにしてもよい。
または、ログインユーザがスキャンジョブ画面HG2の「開始」ボタンを押すことによってスキャンジョブを開始させスキャンデータをその保存先フォルダに追加する操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、操作権限情報DT3の全ユーザ共通権限情報SKAの「データ追加」の「設定内容」の値をチェックする。
その値が「許可」である場合は、原稿台にセットされている原稿の用紙をスキャンする処理およびスキャンデータを保存先フォルダにSMBで転送し保存するための処理が実行されるように、スキャナ20hおよびNIC20kなどの各部を制御する。
一方、「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、その保存先フォルダにスキャンデータを保存できない旨および保存先フォルダを指定し直すべき旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。スキャンジョブは保留されまたは中止される。
または、ログインユーザがスキャンジョブ画面HG2の「新規フォルダ」ボタンを押すことによって保存先フォルダに新たにサブフォルダを作成する操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者であるか否かをチェックし、さらに必要に応じて操作権限情報DT3の所有者外権限情報SKBの「新規フォルダ作成」の「設定内容」の値をチェックする。
ログインユーザがその保存先フォルダの所有者である場合は、「新規フォルダ作成」の「設定内容」の値に関わらず、その保存先フォルダに新たなサブフォルダを作成すべき旨の指令を端末装置3に送信するように、NIC20kなどを制御する。ログインユーザが現在の保存先フォルダの所有者ではないが、「設定内容」の値が「許可」である場合も、同様の制御を行う。
一方、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者ではなく、かつ、「設定内容」の値が「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、サブフォルダの作成ができない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
なお、前に説明した通り、所有者外権限情報SKBに示される各設定内容が無効である場合がある。この場合は、ログインユーザが保存先フォルダの所有者でなくても。ログインユーザを所有者とみなして操作の許否を判別する。以下、同様である。
または、ログインユーザが「上移動」ボタンを押すことによって保存先フォルダの1つ上のフォルダ(いわゆる、親フォルダ)に移動する操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、操作権限情報DT3の全ユーザ共通権限情報SKAの「移動」の「設定内容」の値をチェックする。
その値が「許可」である場合は、保存先欄RN2の表示内容をその親フォルダのパスに置き換えて、スキャンジョブ画面HG2を表示し直す処理を画面表示制御部204に実行させる。これにより、その親フォルダが新たな保存先フォルダとなる。つまり、保存先フォルダが変更される。
一方、「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、親フォルダへ移動することつまり保存先フォルダを親フォルダに変更することはできない旨を表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
ただし、親フォルダがルートフォルダである場合は、フォルダ操作制御部207は、後に説明する「ルート」ボタンが押された場合の制御を行う。
または、ログインユーザがフォルダ内容欄RN3の中からいずれかのサブフォルダを選択し「下移動」ボタンを押すことによってそのサブフォルダに移動する操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、全ユーザ共通権限情報SKAの「移動」の「設定内容」の値をチェックする。
その値が「許可」である場合は、保存先欄RN2の表示内容をそのサブフォルダのパスに置き換えたスキャンジョブ画面HG2を表示し直す処理を画面表示制御部204に実行させる。これにより、そのサブフォルダが新たな保存先フォルダとなる。つまり、保存先フォルダが変更される。
一方、「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、そのサブフォルダへ移動することはできない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
または、ログインユーザが「ルート」ボタンを押すことによって保存先フォルダのルートフォルダに移動する操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、まず、全ユーザ共通権限情報SKAの「移動」の「設定内容」の値をチェックする。
その値が「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、親フォルダへの移動を拒否する場合と同様に、ルートフォルダに移動することはできない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
「許可」である場合は、フォルダ操作制御部207は、さらに、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者であるか否かをチェックし、必要に応じて操作権限情報DT3の所有者外権限情報SKBの「ルートフォルダへの移動」の「設定内容」の値をチェックする。
ログインユーザがその保存先フォルダの所有者である場合は、「ルートフォルダへの移動」の「設定内容」の値に関わらず、保存先欄RN2の表示内容をそのルートフォルダのパスに置き換えて画面表示制御部204を表示し直すように画面表示制御部204に指令を与える。これにより、そのルートフォルダが新たな保存先フォルダとなる。ログインユーザが現在の保存先フォルダの所有者ではないが、「設定内容」の値が「許可」である場合も、同様の制御を行う。
一方、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者ではなく、かつ、「設定内容」の値が「禁止」である場合は、フォルダ操作制御部207は、ルートフォルダへ移動することはできない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
または、ログインユーザがフォルダ内容欄RN3の中からいずれかのサブフォルダを選択し「サブ閲覧」ボタンを押すことによってそのサブフォルダの構成の内容を閲覧する操作を試みると、フォルダ操作制御部207は、まず、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者であるか否かをチェックする。
所有者である場合は、フォルダ操作制御部207は、そのサブフォルダの内容をフォルダ内容欄RN3に表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。この際に、必要に応じて、そのサブフォルダの構成の内容を示すデータを端末装置3から取得する処理をNIC20kに実行させる。
一方、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者でない場合は、フォルダ操作制御部207は、操作権限情報DT3の所有者外権限情報SKBの「サブフォルダの閲覧」の「閲覧できる階層」および「閲覧禁止」それぞれの「設定内容」の値をチェックする。
そして、そのサブフォルダと現在の保存先フォルダとの世代差が「閲覧できる階層」に示される数値以内であり、かつ、そのサブフォルダが「閲覧禁止」に示されていない場合は、そのサブフォルダの構成の内容を示す画面を表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
そうでない場合は、閲覧できない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
ところで、ルートフォルダ、親フォルダ、またはサブフォルダに移動した場合つまり保存先フォルダが変更された場合は、フォルダ操作制御部207は、新たな保存先フォルダの操作権限情報DT3を端末装置3から取得する処理を権限情報取得部205に実行させる。そして、その操作権限情報DT3に基づいて、上に述べたような、ログインユーザによる操作の制限の処理を行う。そのほか、フォルダ操作制御部207は、フォルダ内容欄RN3に表示するのに必要なデータを取得する処理などを、適宜、各部に実行させる。
スキャンジョブ画面HG2において、ログインユーザは、端末装置3に設けられているフォルダにスキャンデータをFTPによって転送し保存させたい場合は、「FTP」ボタンを押す。すると、画面表示制御部204は、「SMB」ボタンを押した場合と同様に、保存先フォルダを選択するための画面(図8の保存先指定画面HG3のような画面)を表示する。以下、ログインユーザはSMBを使用する場合と同様にフォルダに関する操作を試み、画像処理装置2の各部はログインユーザの権限をチェックしながらその操作に係る処理を実行する。
ログインユーザが「EMAIL」または「BOX」を押した場合の処理は、従来と同様である。つまり、「EMAIL」が押された場合は、スキャン後、ユーザが指定した電子メールアドレスに宛ててスキャンデータを送信する。「BOX」が押された場合は、画像処理装置2の中の(つまり、ローカルの)、ユーザが指定したボックスにスキャンデータを保存する。
図3の権限変更処理部206は、現在の保存先フォルダ(スキャンジョブ画面HG2の保存先欄RN2に現在示されるフォルダ)の操作権限情報DT3の変更に関する処理を、例えば次のような手順で行う。
ログインユーザが「権限変更」ボタンを押すと、権限変更処理部206は、ログインユーザがその保存先フォルダの所有者であるか否かをチェックする。所有者である場合は、その保存先フォルダの操作権限情報DT3の内容を示す権限変更画面HG4を表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。
ここで、ログインユーザは、保存先フォルダに関連する各操作の設定内容を変更することができる。そして、所望の通りに変更したら、「OK」ボタンを押す。
すると、権限変更処理部206は、その保存先フォルダの識別情報およびログインユーザが行った変更の内容を示すデータを送信する処理を、NIC20kに実行させる。端末装置3では、そのデータに基づいてその保存先フォルダの操作権限情報DT3が更新される。また、権限変更処理部206は、既に端末装置3から取得したその操作権限情報DT3も、その変更の内容に合わせて更新する。
一方、ログインユーザが所有者でない場合は、権限変更処理部206は、権限の変更はできない旨のメッセージを表示する処理を画面表示制御部204に実行させる。権限変更画面HG4は表示させない。よって、ログインユーザは、操作権限情報DT3を変更することはできない。
または、ログインユーザが所有者でない場合は、「権限変更」ボタンをスキャンジョブ画面HG2に配置しないようにしてもよい。
図11および図12は端末装置3に設けられたフォルダに関する処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、ユーザがスキャンジョブを画像処理装置2に実行させようとする場合を例に、端末装置3に設けられたフォルダに関する処理の手順を、フローチャートを参照して説明する。
図11において、画像処理装置2は、ユーザ認証の処理に成功した後、ジョブ選択画面HG1(図5参照)の「スキャン」ボタンが押されたことを検知すると(#1)、スキャンジョブ画面HG2(図6参照)を表示する(#2)。
ログインユーザがスキャンに関する操作が終了するまで、画像処理装置2は、次のような処理を行う。
ログインユーザが「SMB」ボタンまたは「FTP」ボタンを押すと(#4でYes)、フォルダ情報テーブルTB2を端末装置3から取得し(#5)、保存先指定画面HG3(図8参照)を表示する(#6)。ここで、ログインユーザは、スキャンデータの保存先(送信先)とする保存先フォルダを指定する。
すると、画像処理装置2は、その保存先フォルダの操作権限情報DT3を端末装置3から取得するとともに(#7)、保存先欄RN2にその保存先フォルダを新たに示した状態でスキャンジョブ画面HG2を再表示する(#2)。
なお、このとき、取得した操作権限情報DT3に基づいて、その保存先フォルダに関する種々の操作のうち、そのログインユーザに許可されるものと禁止されるものとを判別し、それに応じてスキャンジョブ画面HG2の中のボタンを配置してもよい。つまり、ログインユーザに許可される操作に係るボタンは配置し、禁止される操作に係るボタンは配置しないようにしてもよい。
ログインユーザがスキャンジョブ画面HG2の中から保存先フォルダに関する操作のためのボタンを押すと(#8でYes)、画像処理装置2は、その操作の許否を判別し(#9)、許可する場合は(図12の#10でYes)、その操作に係る処理を実行する(#11)。これにより、スキャンジョブが実行されてスキャンデータが保存先フォルダに送信され保存され、新しいサブフォルダが保存先フォルダに作成され、保存先フォルダまたはサブフォルダの構成の内容が閲覧され、または保存先フォルダが上位または下位のフォルダに変更される。
一方、許可しない場合は(#10でNo)、その旨のメッセージを表示する(#12)。
ログインユーザが「権限変更」のボタンを押すと(#13でYes)、ログインユーザが現在の保存先フォルダの所有者である場合は(#14でYes)、画像処理装置2は、権限変更画面HG4(図10参照)を表示する(#15)。
ここで、ログインユーザは、その保存先フォルダの操作権限の変更を行うことができる。画像処理装置2は、ログインユーザが行った変更の内容を端末装置3に送信することによって、その保存先フォルダの操作権限情報DT3を更新させる(#16)。
一方、ログインユーザが現在の保存先フォルダの所有者でない場合は(#13でNo)、操作権限の変更はできない旨のメッセージを表示する(#17)。
本実施形態によると、端末装置3に設けられているフォルダのセキュリティを確保しつつ、それらのフォルダに関する操作をユーザが画像処理装置2から容易に行うことができる。
図13はXMLで記述されたフォルダ構成情報DT4の例を示す図、図14は保存先指定画面HG3’の例を示す図である。
本実施形態では、画像処理装置2は、図8の保存先指定画面HG3で提示する情報すなわち保存先フォルダとなり得るフォルダの情報として、図6のようなフォルダ情報テーブルTB2を取得した。そして、ルートから見たパス(いわゆるフルパス)で各フォルダを提示した。しかし、そうすると、セキュリティ上、問題が生じ得る。
そこで、画像処理装置2は、フォルダ情報テーブルTB2の代わりに、図13のようなXMLで記述されたフォルダ構成情報DT4(コントロールファイル)を取得してもよい。そして、図14の保存先指定画面HG3’のように、フォルダ構成情報DT4の<表示>タグに記述されているフォルダ名だけを提示するようにしてもよい。そうすれば、端末装置3のフォルダ構成(ディレクトリ構成)の情報がユーザに知られないので、端末装置3のセキュリティを高めることができる。
本実施形態では、ネットワークシステム1に画像処理装置2および端末装置3が1台ずつ設けられている場合を例に説明したが、複数台設けられている場合においても、本発明を適用することができる。
本実施形態では、画像関連処理としてSCAN−TO−SMB機能またはSCAN−TO−FTP機能によるスキャンジョブを実行する場合を例に説明したが、それ以外の画像関連処理を行う場合にも、本発明を適用することができる。例えば、サーバに設けられているフォルダから画像データをダウンロードして印刷する処理またはFAX端末から送信されてきたFAXデータを端末装置3のフォルダに転送し保存する処理などを行う場合にも、適用可能である。
その他、ネットワークシステム1、画像処理装置2の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
ネットワークシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像処理装置のプラットフォームの例を示す図である。 画像処理装置の機能的構成の例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの例を示す図である。 ジョブ選択画面の例を示す図である。 スキャンジョブ画面の例を示す図である。 フォルダ情報テーブルの例を示す図である。 保存先指定画面の例を示す図である。 操作権限情報の例を示す図である。 権限変更画面の例を示す図である。 端末装置に設けられたフォルダに関する処理の流れの例を説明するフローチャートである。 端末装置に設けられたフォルダに関する処理の流れの例を説明するフローチャートである。 XMLで記述されたフォルダ構成情報の例を示す図である。 保存先指定画面の例を示す図である。
符号の説明
2 画像処理装置
204 画面表示制御部(選択用画面表示手段)
205 権限情報取得部(権限情報取得手段)
206 権限変更処理部(権限情報変更手段)
207 フォルダ操作制御部(制限処理手段)

Claims (7)

  1. 画像に関連する処理である画像関連処理を実行する画像処理装置であって、
    前記画像関連処理を実行することによって取得されたデータの転送先とするフォルダである転送先フォルダに関して、どのユーザがどの処理を行う権限を有しまたは有しないかを示す、権限情報を取得する権限情報取得手段と、
    当該画像処理装置にログインしているユーザによる前記転送先フォルダに関する処理を制限するための制限処理を、前記権限取得手段によって取得された当該フォルダの前記権限情報に基づいて実行する、制限処理手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記権限情報は、前記転送先フォルダに新しい下位のフォルダを作成する処理を行う権限について示す、
    請求項1の画像処理装置。
  3. 前記権限情報は、前記転送先フォルダの構成の内容を表示する処理を行う権限について示す、
    請求項1の画像処理装置。
  4. フォルダ管理装置に設けられているフォルダの中から処理の対象とする前記転送先フォルダをユーザに選択させるための選択用画面として、当該各フォルダのフォルダ名を示しつつ当該フォルダ管理装置における当該各フォルダのフルパスを示さない画面を表示する、選択用画面表示手段、を有する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. ユーザが指定した内容に従って前記権限情報を更新する権限情報更新手段、を有する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 画像に関連する処理である画像関連処理を実行する画像処理装置と通信回線を介して接続されている、データを保存するデータ保存装置に設けられているフォルダを管理する、フォルダ管理方法であって、
    前記画像処理装置に、
    前記フォルダに関して、どのユーザがどの処理を行う権限を有しまたは有しないかを示す、権限情報を、前記データ保存装置から取得させ、
    前記画像処理装置にログインしているユーザによる前記フォルダに関する処理を制限するための制限処理を、取得した当該フォルダの前記権限情報に基づいて実行させる、
    ことを特徴とするフォルダ管理方法。
  7. データを保存するデータ保存装置と通信回線を介して連携して画像に関連する処理である画像関連処理を実行する画像処理装置のために用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記画像処理装置に、
    前記データ保存装置に設けられているフォルダに関して、どのユーザがどの処理を行う権限を有しまたは有しないかを示す、権限情報を、当該データ保存装置から取得する処理と、
    取得した当該フォルダの前記権限情報に基づいて、前記画像処理装置にログインしているユーザによる前記フォルダに関する処理を制限するための制限処理と、を実行させる、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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