JP6019643B2 - 車両用前照灯 - Google Patents

車両用前照灯 Download PDF

Info

Publication number
JP6019643B2
JP6019643B2 JP2012062665A JP2012062665A JP6019643B2 JP 6019643 B2 JP6019643 B2 JP 6019643B2 JP 2012062665 A JP2012062665 A JP 2012062665A JP 2012062665 A JP2012062665 A JP 2012062665A JP 6019643 B2 JP6019643 B2 JP 6019643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
light source
semiconductor
reflector
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012062665A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013196903A (ja
Inventor
安部 俊也
俊也 安部
寿佳 井上
寿佳 井上
大久保 泰宏
泰宏 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2012062665A priority Critical patent/JP6019643B2/ja
Priority to US13/838,854 priority patent/US9133999B2/en
Priority to KR1020130027906A priority patent/KR102000535B1/ko
Priority to EP13159927.6A priority patent/EP2642188B1/en
Priority to CN201310087034.4A priority patent/CN103322487B/zh
Publication of JP2013196903A publication Critical patent/JP2013196903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6019643B2 publication Critical patent/JP6019643B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、半導体型光源とリフレクタと複数の凸面を有するレンズとを備える車両用前照灯に関するものである。特に、この発明は、良好な(理想の)ロービーム用配光パターン(すれ違い用配光パターン)と、ハイビーム用配光パターン(走行用配光パターン)とを得ることができる車両用前照灯に関するものである。
この種の車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1)。以下、従来の車両用前照灯について説明する。従来の車両用前照灯は、半導体発光素子からなる光源と、リフレクタと、拡散プリズムレンズと、を備えるものである。光源を点灯発光させると、光源からの光がリフレクタで反射して、その反射光が拡散プリズムレンズを透過して、全体的に車幅方向に長くかつ中央部分に高輝度のホットスポットを有する配光パターンとして車両の前方に照射される。
特開2008−41558号公報
かかる車両用前照灯においては、良好なロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとが得られることが重要である。
この発明が解決しようとする課題は、良好なロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとが得られることが重要であるという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、第1半導体型光源および第2半導体型光源と、第1リフレクタおよび第2リフレクタと、レンズと、を備え、第1半導体型光源および第2半導体型光源が、下向きもしくは上向きの発光面を有し、第1リフレクタが、第1半導体型光源の発光面からの光をカットオフラインを有する第1基本配光パターンとして反射させる第1反射面を有し、第2リフレクタが、第2半導体型光源の発光面からの光を高光度帯を有する第2基本配光パターンとして反射させる第2反射面を有し、レンズが、複数の凸面を有し、第1反射面からの第1基本配光パターンをカットオフラインを有する第1配光パターンとして車両の前方に照射する第1レンズ部と、第2反射面からの第2基本配光パターンを高光度帯を有する第2配光パターンとして車両の前方に照射する第2レンズ部と、を有する、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、第1半導体型光源から第2レンズ部に入射する光を遮蔽する遮蔽部を備える、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、第2半導体型光源の発光光量が、第1半導体型光源の発光光量よりも少ない、ことを特徴とする。
この発明(請求項4にかかる発明)は、第2反射面の基準焦点距離が、第1反射面の基準焦点距離よりも短い、ことを特徴とする。
この発明の車両用前照灯は、良好なロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとを得ることができる。
図1は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態を示し、左右両側の車両用前照灯を搭載した車両の平面図である。 図2は、左側のランプユニットを示す分解斜視図である。 図3は、左側のランプユニットを示す斜視図である。 図4は、左側のランプユニットを示す正面図である。 図5は、図4におけるV−V線断面図である。 図6は、第1リフレクタ、第2リフレクタを示す正面図である。 図7は、レンズを示す正面図である。 図8は、第1リフレクタ、第2リフレクタを示す平面図である。 図9は、第1半導体型光源、第2半導体型光源の発光チップ(発光面)を示す説明図である。 図10は、ヒートシンク部材を示す正面図である。 図11は、図4におけるXI−XI線断面図である。 図12は、車両の前方に照射されるロービーム用配光パターン、ハイビーム用配光パターンを示す説明図である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態(実施例)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。この明細書および特許請求の範囲において、前、後、上、下、左、右は、この発明にかかる車両用前照灯を車両に搭載した際の前、後、上、下、左、右である。
図面において、符号「F」は、車両の前側(車両の前進方向側)を示す。符号「B」は、車両の後側を示す。符号「U」は、ドライバー側から前側を見た上側を示す。符号「D」は、ドライバー側から前側を見た下側を示す。符号「L」は、ドライバー側から前側を見た場合の左側を示す。符号「R」は、ドライバー側から前側を見た場合の右側を示す。また、符号「VU−VD」は、スクリーンの上下の垂直線を示す。スクリーンの左側とは、上下の垂直線VU−VDより左側を言う。スクリーンの右側とは、上下の垂直線VU−VDより右側を言う。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。スクリーンの上側とは、左右の水平線HL−HRより上側を言う。スクリーンの下側とは、左右の水平線HL−HRより下側を言う。
図12は、コンピュータシミュレーションにより作図されたスクリーン上の配光パターンを簡略化して示す等光度曲線の説明図であって、中央の等光度曲線は、高光度帯であって、その他の曲線は、外に行くにしたがって低くなる光度帯である。
(構成の説明)
以下、この実施形態における車両用前照灯の構成について説明する。図1中、符号1L、1Rは、この実施形態における車両用前照灯(たとえば、ヘッドランプなど)である。前記車両用前照灯1L、1Rは、左側通行用の車両Cの前部の左右両端部に搭載されている。以下、車両Cの左側Lに搭載される左側の車両用前照灯1Lについて説明する。なお、車両Cの右側Rに搭載される右側の車両用前照灯1Rは、左側の車両用前照灯1Lとほぼ同様の構成をなすので、説明を省略する。
(車両用前照灯1Lの説明)
前記車両用前照灯1Lは、図2〜図5に示すように、ランプハウジング(図示せず)と、ランプレンズ(図示せず)と、第1半導体型光源(ロービーム用半導体型光源)2L、第2半導体型光源(ハイビーム用半導体型光源)2Hと、第1リフレクタ(ロービーム用リフレクタ)3L、第2リフレクタ(ハイビーム用リフレクタ)3Hと、レンズ4と、ヒートシンク部材5と、カバー部材6と、を備えるものである。
前記第1半導体型光源2L、前記第2半導体型光源2Hおよび前記第1リフレクタ3L、前記第2リフレクタ3Hおよび前記レンズ4および前記ヒートシンク部材5および前記カバー部材6は、ランプユニットを構成する。前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズは、灯室(図示せず)を画成する。前記ランプユニット2L、2H、3L、3H、4、5、6は、前記灯室内に配置されていて、かつ、上下方向用光軸調整機構(図示せず)および左右方向用光軸調整機構(図示せず)を介して前記ランプハウジングに取り付けられている。
(第1半導体型光源2L、第2半導体型光源2Hの説明)
前記第1半導体型光源2L、前記第2半導体型光源2Hは、図2、図5に示すように、この例では、たとえば、LED、EL(有機EL)などの自発光半導体型光源である。前記第1半導体型光源2L、前記第2半導体型光源2Hは、発光チップ(LEDチップ)20L、20Hと、前記発光チップ20L、20Hを封止樹脂部材で封止したパッケージ(LEDパッケージ)と、前記パッケージを実装した基板21と、前記基板21に取り付けられていて前記発光チップ20L、20Hに電源(バッテリー)からの電流を供給するコネクタ22と、から構成されている。前記基板21は、スクリュー23により、前記ヒートシンク部材5に固定されている。この結果、前記第1半導体型光源2L、前記第2半導体型光源2Hは、前記ヒートシンク部材5に固定されている。
前記第1半導体型光源2Lの前記発光チップ20Lは、図9(B)に示すように、平面矩形形状(平面長方形状)をなす。すなわち、複数個たとえば4個の正方形のチップをX1軸方向(図示せず、左右の水平方向)に配列してなるものである。なお、1個の長方形のチップ、あるいは、1個の正方形のチップ、を使用しても良い。前記発光チップ20Lの長方形の下側Dの面(下面)は、発光面24Lをなす。この結果、前記発光面24Lは、下側Dに向いている。前記発光チップ20Lの前記発光面24Lの中心O1は、前記第1リフレクタ3Lの基準焦点F1もしくはその近傍に位置し、かつ、前記第1リフレクタ3Lの基準光軸(基準軸)Z1上もしくはその近傍に位置する。
前記第2半導体型光源2Hの前記発光チップ20Hは、図9(A)に示すように、平面矩形形状(平面長方形状)をなす。すなわち、複数個たとえば2個の正方形のチップをX2軸方向(図示せず、左右の水平方向)に配列してなるものである。この結果、前記第2半導体型光源2Hの発光光量は、前記第1半導体型光源2Lの発光光量よりも少ない。なお、1個の長方形のチップ、あるいは、1個の正方形のチップ、を使用しても良い。前記発光チップ20Hの長方形の下側Dの面(下面)は、発光面24Hをなす。この結果、前記発光面24Hは、下側Dに向いている。前記発光チップ20Hの前記発光面24Hの中心O2は、前記第2リフレクタ3Hの基準焦点F2もしくはその近傍に位置し、かつ、前記第2リフレクタ3Hの基準光軸(基準軸)Z2上もしくはその近傍に位置する。
図9において、X1、Y1、Z1、X2、Y2、Z2は、直交座標(X−Y−Z直交座標系)を構成する。前記X軸(X1、X2)は、前記発光チップ20L、20Hの前記発光面24L、24Hの中心O1、O2を通る左右方向の水平軸である。前記X軸は、車両Cの内側、すなわち、この実施形態において、右側Rが+方向であり、車両Cの外側、すなわち、この実施形態において、左側Lが−方向である。また、前記Y軸(Y1、Y2)は、前記発光チップ20L、20Hの前記発光面24L、24Hの中心O1、O2を通る上下方向の鉛直軸(垂直軸、法線、垂線)である。前記Y軸は、この実施形態において、上側Uが+方向であり、下側Dが−方向である。さらに、前記Z軸(Z1、Z2)は、前記第1リフレクタ3L、前記第2リフレクタ3Hの基準光軸Z1、Z2であり、前記発光チップ20L、20Hの前記発光面24L、24Hの中心O1、O2を通り、かつ、前記X軸および前記Y軸と直交する前後方向の軸である。前記Z軸(Z1、Z2)は、この実施形態において、前側Fが+方向であり、後側Bが−方向である。
(第1リフレクタ3L、第2リフレクタ3Hの説明)
前記第1リフレクタ3Lと前記第2リフレクタ3Hとは、図2に示すように、第1反射部30と、第2反射部36と、取付部33と、から一体に構成されている。前記取付部33は、スクリュー34により、前記ヒートシンク部材5に固定されている。この結果、前記第1リフレクタ3L、前記第2リフレクタ3Hは、前記ヒートシンク部材5に固定されている。なお、前記第1リフレクタ3Lの前記第1反射部30と前記第2リフレクタ3Hの前記第2反射部36とを別体に構成して、それぞれ、取付部を介して前記ヒートシンク部材5に固定しても良い。
前記第1反射部30の前側Fの面(内面)には、ひとつの連続面で形成された第1反射面31が設けられている。前記第2反射部36の前側Fの面(内面)には、ひとつの連続面で形成された第2反射面32が設けられている。前記第1反射面31、前記第2反射面32は、それぞれパラボラ系の自由曲面からなる反射面である。この結果、前記反射面31、前記第2反射面32(前記第1リフレクタ3L、前記第2リフレクタ3H)は、それぞれ前記基準焦点F1、F2および前記基準光軸Z1、Z2を有する。
前記第1反射面31は、前記第1半導体型光源2Lの前記発光面24Lからの光を、斜めカットオフラインと水平カットオフラインとエルボー点(斜めカットオフラインと水平カットオフラインとの交点もしくはその近傍の点)とを有する第1基本配光パターン(ロービーム用基本配光パターン、図示せず)として反射させる自由曲面の反射面である。前記第2反射面32は、前記第2半導体型光源2Hの前記発光面24Hからの光を、図示しない高光度帯を有する第2基本配光パターン(ハイビーム用基本配光パターン、図示せず)として反射させる自由曲面の反射面である。
前記第2リフレクタ3H(前記第2反射部36)は、前記第1リフレクタ3L(前記第1反射部30)より車両Cの内側(右側R)に位置する(図6、図8、図11参照)。前記第2リフレクタ3Hは、前記第1リフレクタ3Lと比較して車両Cの下側Dに位置する(図6参照)。前記第2リフレクタ3Hは、前記第1リフレクタ3Lと比較して車両Cの前側Fに位置する(図8、図11参照)。前記第2反射面32の基準焦点距離F20は、前記第1反射面31の基準焦点距離F10よりも短い(図8参照)。
(補助反射面35の説明)
前記第1リフレクタ3Lの上縁の中央部すなわち前記ヒートシンク部材5のシェード部53に対応する部分には、補助反射面35が設けられている。前記補助反射面35は、前記半導体型光源2からの光の一部(図示せず)を前記ヒートシンク部材5のシェード部53を交わすように反射させるものである。前記ヒートシンク部材5のシェード部53を交わした反射光(図示せず)は、前記レンズ4を透過して車両Cの前方(前側F)に所定の配光パターン(図示せず)で照射され、もしくは、前記カバー部材6に設けた窓部(図示せず)を通過して車両Cの外側に所定の配光パターン(図示せず)で照射される。
(レンズ4の説明)
前記レンズ4は、図2〜図5に示すように、正面視長方形形状をなすレンズ部40と、取付部43と、から構成されている。前記取付部43は、スクリュー44により、前記ヒートシンク部材5に固定されている。この結果、前記レンズ4は、前記ヒートシンク部材5に固定されている。前記レンズ4と前記第1リフレクタ3L、前記第2リフレクタ3Hとの間の前後方向の距離は、小さい。
前記レンズ部40は、複数の凸面を有するレンズ(薄肉レンズ、プリズムレンズ)である。前記レンズ4の前記レンズ部40は、車両Cの平面視において、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの前側Fから後側Bに傾斜(スラント)していて、かつ、車両Cの正面視において、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの下側Dから上側Uに傾斜(スラント)している(つり上がっている)。なお、前記レンズ部40がスラントしていない場合において、前記第2リフレクタ3Hと前記第1リフレクタ3Lとは、並んで位置する。
前記レンズ部40の内面(後側Bの面)には、入射面45が設けられている。前記レンズ4の前記レンズ部40の外面(前側Fの面)には、出射面46が設けられている。前記入射面45は、平面もしくは複合2次曲面をなす。前記出射面46は、複数の前記凸面であって、凸状自由曲面をなす。この結果、前記レンズ4の前記レンズ部40は、軸が上下方向のシリンドリカル状のレンズ部(プリズムレンズ部)をなす。
前記レンズ4の前記レンズ部40は、第1レンズ部(ロービーム用レンズ部)41と、第2レンズ部(ハイビーム用レンズ部)42と、から一体に構成されている。前記第2レンズ部42は、前記第1レンズ部41よりも車両Cの内側(右側R)に位置する(図7参照)。前記第2レンズ部42は、前記第1レンズ部41と比較して車両Cの下側Dに位置する(図7参照)。前記第2レンズ部42は、前記第1レンズ部41と比較して車両Cの前側Fに位置する(図11参照)。
前記第1レンズ部41は、前記第1リフレクタ3Lの前記第1反射面31に対応して設けられている。前記第1レンズ部41は、前記第1リフレクタ3Lの前記第1反射面31からの前記第1基本配光パターンを、図12(A)に示す第1配光パターンすなわちロービーム用配光パターンLPとして配光制御して車両Cの前方に照射するレンズ部である。前記ロービーム用配光パターンLPは、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とエルボー点E(斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2との交点もしくはその近傍の点)とを有する。
前記第2レンズ部42は、前記第2リフレクタ3Hの前記第2反射面32に対応して設けられている。前記第2レンズ部42は、前記第2リフレクタ3Hの前記第2反射面32からの前記第2基本配光パターンを、図12(B)に示す第2配光パターンP2として配光制御して車両Cの前方に照射するレンズ部である。前記第2配光パターンP2は、高光度帯(ホットゾーン)HZを有する。前記ロービーム用配光パターンLPと前記第2配光パターンP2とを重畳(合成)することにより、図12(C)に示すハイビーム用配光パターンHPが得られる。
(ヒートシンク部材5の説明)
前記ヒートシンク部材5は、図2〜図5、図10に示すように、第1水平板部50と、第2水平板部54と、第1フィン部51と、第2フィン部55と、取付部52と、前記シェード部53と、から一体に構成されている。
前記第2水平板部54は、前記第1水平板部50のうち車両Cの内側(右側R)の部分に位置する(図2、図10参照)。前記第2水平板部54は、前記第1水平板部50と比較して車両Cの下側Dに位置する(図2、図10参照)。前記第2水平板部54は、前記第1水平板部50と比較して車両Cの前側Fに位置する(図2参照)。
前記第1水平板部50、前記第2水平板部54の一面(下側Dの面)には、前記第1半導体型光源2L、前記第2半導体型光源2Hが前記スクリュー23により取り付けられている。この結果、前記第2半導体型光源2Hは、前記第1半導体型光源2Lより車両Cの内側(右側R)の部分に位置する(図8参照)。前記第2半導体型光源2Hは、前記第1半導体型光源2Lと比較して車両Cの下側Dに位置する(図10の発光チップの中心O1、O2参照)。前記第2半導体型光源2Hは、前記第1半導体型光源2Lと比較して車両Cの前側Fに位置する(図8参照)。
前記第1水平板部50のうち車両Cの外側(左側L)の部分の一面(下側Dの面)には、前記第2リフレクタ3Hと一体構造の前記第1リフレクタ3Lが前記スクリュー34により取り付けられている。
前記第1水平板部50、前記第2水平板部54の他面(上側Uの面)には、複数枚の垂直板形状の前記第1フィン部51、前記第2フィン部55が一体に設けられている。前記第1フィン部51、前記第2フィン部55は、前記第1半導体型光源2Lの前記発光チップ20L、前記第2半導体型光源2Hの前記発光チップ20Hで発生する熱を外部に放出するものである。
前記第1水平板部50の一面の前側Fの縁の左右両端部には、湾曲腕形状の前記取付部52が一体に設けられている。前記取付部52には、前記レンズ4が前記スクリュー44により取り付けられている。
前記第1水平板部50の一面の前側Fの縁の中央部には、湾曲形状の前記シェード部53が一体に設けられている。前記シェード部53は、前記第1半導体型光源2Lの前記発光面24Lからの光が前記レンズ4の前記レンズ部40に直接入射するのを防ぐものである。前記シェード部53には、前記第1半導体型光源2Lから前記第2レンズ部42に入射する光L1を遮蔽する遮蔽部56が設けられている。
(カバー部材6の説明)
前記カバー部材6は、図2〜図5に示すように、前側Fの部分が閉塞し、かつ、後側Bの部分が開口した中空状のカバー形状をなす。前記カバー部材6は、光不透過性部材から構成されている。
前記カバー部材6の前側Fの部分には、長方形形状をなす挿入開口部60が設けられている。前記挿入開口部60には、前記レンズ4の前記レンズ部40が挿入されている。前記カバー部材6の前側Fの部分の前記挿入開口部60の内側の左右両側の縁には、取付部(図示せず)が一体に設けられている。前記取付部は、前記レンズ4の前記取付部43に取り付けられている。この結果、前記カバー部材6は、前記レンズ4を介して前記ヒートシンク部材5に固定されている。前記カバー部材6の後側Bの開口部の上下の縁の中央部には、通気開口部62が設けられている。
(作用の説明)
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
第1半導体型光源2Lの発光チップ20Lを点灯する。すると、発光チップ20Lの発光面24Lから放射される光の大部分は、第1リフレクタ3Lの第1反射面31でレンズ4側に反射される。
第1反射面31で反射された反射光は、斜めカットオフラインと水平カットオフラインとエルボー点とを有する第1基本配光パターン(図示せず)に配光制御されて、レンズ4の第1レンズ部41を、入射面45から出射面46へと、透過する。第1レンズ部41から出射する出射光は、図12(A)に示すように、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とエルボー点Eとを有するロービーム用配光パターンLPに配光制御されて車両Cの前方に照射される。
また、第2半導体型光源2Hの発光チップ20Hを点灯する。すると、発光チップ20Hの発光面24Hから放射される光の大部分は、第2リフレクタ3Hの第2反射面32でレンズ4側に反射される。
第2反射面32で反射された反射光は、高光度帯を有する第2基本配光パターン(図示せず)に配光制御されて、レンズ4の第2レンズ部42を、入射面45から出射面46へと、透過する。第2レンズ部42から出射する出射光は、図12(B)に示すように、高光度帯(ホットゾーン)HZを有する第2配光パターンP2に配光制御されて車両Cの前方に照射される。
図12(A)に示すロービーム用配光パターンLPと、図12(B)に示す第2配光パターンP2とを重畳(合成)することにより、図12(C)に示すハイビーム用配光パターンHPが得られる。
(効果の説明)
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、良好なロービーム用配光パターンLPとハイビーム用配光パターンHPを得ることができる。
すなわち、この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、第1半導体型光源2Lのみを点灯することにより、図12(A)に示すロービーム用配光パターンLPが得られ、また、第1半導体型光源2Lと第2半導体型光源2Hとを点灯することにより、図12(A)に示すロービーム用配光パターンLPと図12(B)に示す第2配光パターンP2とが重畳(合成)された図12(C)に示すハイビーム用配光パターンHPが得られる。この結果、良好なロービーム用配光パターンLPとハイビーム用配光パターンHPが得られる。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、第1半導体型光源2Lから第2レンズ部42に入射する光L1を遮蔽する遮蔽部56を備えるので、第1半導体型光源2Lのみを点灯しているときにおいて、第1半導体型光源2Lからの光L1が第2レンズ部42に入射して迷光として第2レンズ部42から外部に照射されるのを確実に防止することができる。これにより、良好なロービーム用配光パターンLPが得られる。また、第1半導体型光源2Lと第2半導体型光源2Hとが点灯していてハイビーム用配光パターンHPが車両Cの前方に照射されているときにおいて、第2半導体型光源2Hからの光(図示せず)が第1レンズ部41に入射して第1レンズ部41から外部に照射されても、ハイビーム用配光パターンHPに影響を与えるようなことはない。これにより、良好なハイビーム用配光パターンHPが得られる。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、第2半導体型光源2Hの発光光量が第1半導体型光源2Lの発光光量よりも少ないので、第2半導体型光源2Hからの熱を外部に放射するヒートシンク部材5の第2フィン部55を小型化することができ、その分、ヒートシンク部材5、ランプユニットを小型化することができ、かつ、放熱効果を向上させることができる。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、第2反射面32の基準焦点距離F20が第1反射面31の基準焦点距離F10よりも短いので、第2半導体型光源2Hからの光が第2反射面32に入射する立体角が大きくなる。この結果、第2反射面32の正面投影面積を第1反射面31の正面投影面積よりも小さくすることができる(図6参照)。これにより、第2リフレクタ3Hを小型化することができ、その分、ランプユニットを小型化することができ、かつ、第2半導体型光源2Hからの光を有効利用することができ、高効率のハイビーム用配光パターンHPが得られる。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、第2リフレクタ3Hが、第1リフレクタ3Lに対して、車両Cの内側(右側R)で、かつ、車両Cの下側Dで、かつ、車両Cの前側Fに位置する。この結果、車両Cの前部が内側(右側R)から外側(左側L)にかけて前側Fから後側Bに傾斜(スラント)している車種に適していて、かつ、車両Cの内側(右側R)から外側(左側L)にかけて車両Cの下側Dから上側Uに傾斜(スラント)している(つり上がっている)レンズ4に適している。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、レンズ4のレンズ部40が第1レンズ部41と第2レンズ部42とから一体に構成されているので、見栄えが向上される。
この実施形態における車両用前照灯1L、1Rは、レンズ4と第1リフレクタ3L、第2リフレクタ3Hとの間の前後方向の距離、すなわち、第1リフレクタ3Lの第1反射面31、第2リフレクタ3Hの第2反射面32からレンズ4の入射面45までの距離が小さい。このために、第1リフレクタ3Lの第1反射面31、第2リフレクタ3Hの第2反射面32とレンズ4の第1レンズ部41、第2レンズ部42との間の相対位置のずれが多少あっても、第1基本配光パターン、第2基本配光パターンからロービーム用配光パターンLP、第2配光パターンP2への配光制御への影響が小さい。すなわち、高精度の配光制御が可能である。
(実施形態以外の例の説明)
この実施形態においては、車両Cが左側通行の場合の車両用前照灯1L、1Rについて説明するものである。ところが、この発明においては、車両Cが右側通行の場合の車両用前照灯にも適用することができる。
また、この実施形態においては、第1半導体型光源2Lの発光チップ20Lの発光面24L、第2半導体型光源2Hの発光チップ20Hの発光面24Hが下側Dに向いているものである。ところが、この発明においては、第1半導体型光源2Lの発光チップ20Lの発光面24L、第2半導体型光源2Hの発光チップ20Hの発光面24Hが上側Uに向いているものであっても良い。
さらに、この実施形態においては、レンズ4の出射面46が複数の凸面をなすものである。ところが、この発明においては、レンズの入射面が複数の凸面をなすものであっても良いし、レンズの出射面および入射面が複数の凸面をなすものであっても良い。
さらにまた、この実施形態においては、第1配光パターンとして、斜めカットオフラインCL1と水平カットオフラインCL2とエルボー点Eとを有するロービーム用配光パターンLPについて説明するものである。ところが、この発明においては、第1配光パターンとして、斜めカットオフラインを有しない配光パターンであっても良い。
1L 左側の車両用前照灯
1R 右側の車両用前照灯
2L 第1半導体型光源
2H 第2半導体型光源
20L、20H 発光チップ
21 基板
22 コネクタ
23 スクリュー
24L、24H 発光面
3L 第1リフレクタ
3H 第2リフレクタ
30 第1反射部
31 第1反射面
32 第2反射面
33 取付部
34 スクリュー
35 補助反射面
36 第2反射部
4 レンズ
40 レンズ部
41 第1レンズ部
42 第2レンズ部
43 取付部
44 スクリュー
45 入射面
46 出射面
5 ヒートシンク部材
50 第1水平板部
51 第1フィン部
52 取付部
53 シェード部
54 第2水平板部
55 第2フィン部
56 遮蔽部
6 カバー部材
60 挿入開口部
62 通気開口部
F 前側
B 後側
U 上側
D 下側
L 左側(車両外側)
R 右側(車両内側)
C 車両
CL1 斜めカットオフライン
CL2 水平カットオフライン
E エルボー点
F1 第1リフレクタの基準焦点
F2 第2リフレクタの基準焦点
F10 第1反射面の基準焦点距離
F20 第2反射面の基準焦点距離
HL−HR スクリーンの左右の水平線
VU−VD スクリーンの上下の垂直線
LP ロービーム用配光パターン
HP ハイビーム用配光パターン
HZ 高光度帯
P2 第2配光パターン
L1 第1半導体型光源から第2レンズ部に入射する光
O1、O2 発光面の中心
X1、X2 X軸
Y1、Y2 Y軸
Z1、Z2 リフレクタの基準光軸(Z軸)

Claims (4)

  1. 第1半導体型光源および第2半導体型光源と、第1リフレクタおよび第2リフレクタと、レンズと、を備え、
    前記第1半導体型光源および前記第2半導体型光源は、下向きもしくは上向きの発光面を有し、
    前記第1リフレクタは、前記第1半導体型光源の前記発光面からの光をカットオフラインを有する第1基本配光パターンとして反射させる第1反射面を有し、
    前記第2リフレクタは、前記第2半導体型光源の前記発光面からの光を高光度帯を有する第2基本配光パターンとして反射させる第2反射面を有し、
    前記レンズは、複数の凸面を有し、前記第1反射面からの前記第1基本配光パターンをカットオフラインを有する第1配光パターンとして車両の前方に照射する第1レンズ部と、前記第2反射面からの前記第2基本配光パターンを高光度帯を有する第2配光パターンとして車両の前方に照射する第2レンズ部と、を有
    前記レンズは、鉛直方向の上方から見て、車両の内側から外側にかけて車両の前側から後側に傾斜し、車両の前側から見て、車両の内側から外側にかけて鉛直方向の下側から上側に傾斜しており、
    前記第2半導体型光源は、前記第1半導体型光源よりも車両の内側、前側、かつ鉛直方向の下側に配置され、
    前記第2リフレクタは、前記第1リフレクタよりも車両の内側、前側、かつ鉛直方向の下側に配置され、
    前記第2レンズ部は、前記第1レンズ部よりも車両の内側、前側、かつ鉛直方向の下側に配置される、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記第1半導体型光源から前記第2レンズ部に入射する光を遮蔽する遮蔽部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記第2半導体型光源の発光光量は、前記第1半導体型光源の発光光量よりも少ない、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記第2反射面の基準焦点距離は、前記第1反射面の基準焦点距離よりも短い、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
JP2012062665A 2012-03-19 2012-03-19 車両用前照灯 Expired - Fee Related JP6019643B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012062665A JP6019643B2 (ja) 2012-03-19 2012-03-19 車両用前照灯
US13/838,854 US9133999B2 (en) 2012-03-19 2013-03-15 Vehicle headlamp
KR1020130027906A KR102000535B1 (ko) 2012-03-19 2013-03-15 차량용 전조등
EP13159927.6A EP2642188B1 (en) 2012-03-19 2013-03-19 Vehicle headlamp
CN201310087034.4A CN103322487B (zh) 2012-03-19 2013-03-19 车辆用前照灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012062665A JP6019643B2 (ja) 2012-03-19 2012-03-19 車両用前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013196903A JP2013196903A (ja) 2013-09-30
JP6019643B2 true JP6019643B2 (ja) 2016-11-02

Family

ID=49395609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012062665A Expired - Fee Related JP6019643B2 (ja) 2012-03-19 2012-03-19 車両用前照灯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6019643B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11698178B1 (en) * 2022-10-07 2023-07-11 Wen-Sung Lee Illuminating device and a method for optimizing the light pattern

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6161504B2 (ja) * 2013-10-16 2017-07-12 三菱電機株式会社 車載用前照灯
JP6471457B2 (ja) * 2014-10-23 2019-02-20 市光工業株式会社 車両用灯具
JP6517556B2 (ja) * 2015-03-24 2019-05-22 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
WO2017122629A1 (ja) 2016-01-13 2017-07-20 三菱電機株式会社 前照灯モジュール及び前照灯装置
JP6910138B2 (ja) * 2016-12-14 2021-07-28 株式会社小糸製作所 車両用前照灯

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62108401A (ja) * 1985-11-05 1987-05-19 株式会社小糸製作所 車輌用灯具のレンズ
JP2515123B2 (ja) * 1987-07-28 1996-07-10 スタンレー電気株式会社 薄形化前照灯
JP2001351410A (ja) * 2000-06-06 2001-12-21 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯
JP4615417B2 (ja) * 2005-10-13 2011-01-19 株式会社小糸製作所 車両用前照灯の灯具ユニット
JP4624257B2 (ja) * 2005-12-28 2011-02-02 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP5141580B2 (ja) * 2009-01-30 2013-02-13 市光工業株式会社 車両用前照灯
JP5352263B2 (ja) * 2009-02-06 2013-11-27 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP5486894B2 (ja) * 2009-10-19 2014-05-07 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯
JP2011100561A (ja) * 2009-11-04 2011-05-19 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯
JP5537989B2 (ja) * 2010-02-24 2014-07-02 スタンレー電気株式会社 前照灯及び複焦点レンズ
JP2011222232A (ja) * 2010-04-07 2011-11-04 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP4865060B2 (ja) * 2010-06-14 2012-02-01 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11698178B1 (en) * 2022-10-07 2023-07-11 Wen-Sung Lee Illuminating device and a method for optimizing the light pattern

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013196903A (ja) 2013-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2487407B1 (en) Vehicle lighting device
JP5919685B2 (ja) 車両用前照灯
JP6179070B2 (ja) 車両用灯具
JP5935507B2 (ja) 車両用前照灯
JP6019643B2 (ja) 車両用前照灯
JP2012156051A (ja) 車両用前照灯
JP6171163B2 (ja) 車両用前照灯
WO2017082322A1 (ja) 車両用前照灯
JP2018098011A (ja) 車両用前照灯
JP5202940B2 (ja) 車両用前照灯
JP6064439B2 (ja) 車両用前照灯
JP5942424B2 (ja) 車両用前照灯
JP5982986B2 (ja) 車両用前照灯
WO2014207817A1 (ja) 車両用前照灯
JP2013246944A (ja) 車両用前照灯
JP6019993B2 (ja) 車両用前照灯
JP6056615B2 (ja) 車両用灯具
JP6019644B2 (ja) 車両用前照灯
JP5513975B2 (ja) 車両用前照灯
JP2013196902A (ja) 車両用前照灯
JP6171212B2 (ja) 車両用前照灯
JP6471457B2 (ja) 車両用灯具
JP6277612B2 (ja) 車両用灯具
JP6111596B2 (ja) 車両用前照灯
JP5949086B2 (ja) 車両用前照灯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6019643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees