JP6017894B2 - ネガ型平版印刷版原版用感光性組成物及びそれを用いたネガ型平版印刷用原版 - Google Patents
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Description
で表わされる単量体単位を有するアルカリ可溶性樹脂と、下記一般式(II−1)〜(II−5)
で表わされる群から選択される少なくとも1種以上のシランカップリング剤と、赤外線吸収剤と、ラジカル重合性開始剤と、エチレン性二重結合を有する重合性化合物とを少なくとも含有するネガ型平版印刷版原版用感光性組成物を提供する。
また、本発明は、支持体と、該支持体の上に当該感光性組成物を用いて形成された感光層とを備えるネガ型平版印刷版原版を提供する。
R1及びR2は、特に好ましくは水素原子又はメチル基である。L1及びL2は、特に好ましいアルキレン基としてエチレン、プロピレン、イソプロピレン、ブチレン及びイソブチレンが挙げられ、特に好ましいアリーレン基としてフェニレン及びナフチレンが挙げられ、アリーレン基が有しても良い特に好ましい置換基としてはメチル基、塩素、臭素が挙げられる。
(1)フェノール性水酸基を有するモノマー。例えば、N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、p−イソプロペニルフェノール、o−ヒドロキシフェニルアクリレート、m−ヒドロキシフェニルアクリレート、p−ヒドロキシフェニルアクリレート、o−ヒドロキシフェニルメタクリレート、m−ヒドロキシフェニルメタクリレート、p−ヒドロキシフェニルメタクリレートである。
(2)スルホンアミド基を有するモノマー。例えば、m−アミノスルホニルフェニルメタクリレート、N−(p−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミド、N−(p−アミノスルホニルフェニル)アクリルアミドである。
(3)活性イミド基を有するモノマー。例えばN−(p−トルエンスルホニル)メタクリルアミド、N−(p−トルエンスルホニル)アクリルアミドである。
(4)脂肪族水酸基を有するモノマー。例えば2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルメタクリレートである。
(5)α,β−不飽和カルボン酸。例えばアクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸である。
(6)アリル基を有するモノマー。例えば、アリルメタクリレート、N−アリルメタクリルアミドである。
(7)アルキルアクリレート類又はアルキルメタクリレート類。例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸へキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、グリシジルアクリレート、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸へキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、グリシジルメタクリレートである。
(8)アクリルアミド類又はメタクリルアミド類。例えば、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−へキシルアクリルアミド、N−シクロへキシルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N−へキシルメタクリルアミド、N−シクロへキシルメタクリルアミド、N−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、N−フェニルメタクリルアミドである。
(9)スチレン類。例えば、スチレン、α−メチルスチレン、クロロメチルスチレン等である。
(10)N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾ−ル、4−ビニルピリジン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等。
これらは、1種の化合物単独で用いてもよいし、(1)〜(10)の同じグループの化合物を2種類以上組み合わせて、又は異なるグループの化合物を2種類以上組み合わせて用いてもよい。
アルカリ可溶性樹脂を形成するために必要に応じて加えられる他のモノマーから生じる単量体単位の含有量は、アルカリ可溶性樹脂中、好ましくは1〜40モル%、より好ましくは5〜40モル%である。
一般式(I)で表される単量体単位を有するアルカリ可溶性樹脂の好ましい例として、以下の(I−1)〜(I−4)が挙げられる。括弧の横に書き添えられた数字はモル百分率の範囲を示す。
グリシジルメタクリレートの導入率としては、共重合体中のカルボキシル基に対して、好ましくは20〜70モル%、より好ましくは30〜60モル%である。20モル%未満の導入率では、感度が著しく低下する場合があり、70モル%を超える導入率では、現像性が悪くなる場合がある。
きる。使用するジイソシアネート化合物とジオール化合物のモル比は、好ましくは0.8:1〜1.2:1であり、ポリマー末端にイソシアネート基が残存した場合、アルコール類又は、アミン類などで処理することにより、最終的にイソシアネート基が残存しない形で合成される。
シランカップリング剤は、イソシアネート基を有するシランカップリング剤とヒドロキシル基を有するメタクリレート又はアクリレートとのウレタン結合反応により製造することができる。
日本化薬株式会社:IR750(アントラキノン系)、IR002,IR003(アルミニウム系)、IR820(ポリメチン系)、IRG022,IRG033(ジインモニウム系)、CY−2,CY−4,CY−9,CY−10,CY−20大日本インキ化学工業株式会社:Fastogen blue 8120みどり化学株式会社:MIR−101,1011,1021、その他、株式会社林原、三井化学株式会社、昭和電工株式会社、富士フィルム株式会社等の各社からも、上記色素は市販されている。
シポリエチレングリコールメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールヘキサアクリレートなどが挙げられる。
感脂性樹脂の含有量は、感光性組成物の固形分の総質量中、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.05〜10質量%である。
これらの化合物は、BASF社からTINUVIN 144、TINUVIN 292として市販されている。
ピペリジン誘導体の含有量は、感光性組成物の固形分の総質量中、好ましくは0.05〜6.0質量%、より好ましくは1.0〜5.0質量%である。
リシン塩酸塩、2−アルキル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインやN−テトラデシル−N,N−ベタイン型(例えば、第一工業株式会社製商品名「アモーゲンK」)等が挙げられる。非イオン界面活性剤及び両性界面活性剤の含有量は、感光性組成物の固形分中、好ましくは0.01〜15質量%、より好ましくは、0.01〜10質量%である。0.01質量%以上では、現像性が特に良好であり、また、15質量%を超えると、画像部の強度が弱くなる場合がある。
上記可塑剤の含有量は、感光性組成物の固形分中、好ましくは0.01〜10質量%、より好ましくは0.05〜10質量%である。
支持体としては、ポリエステルフィルム又はアルミニウム板が好ましく、その中でも寸法安定性がよく、比較的安価であるアルミニウム板は特に好ましい。好適なアルミニウム板は、純アルミニウム板及びアルミニウムを主成分とし、微量の異元素を含む合金板であり、更にアルミニウムがラミネートもしくは蒸着されたプラスチックフィルムでもよい。このように本発明に適用されるアルミニウム板は、その組成が特定されるものでなく、従来より公知公用の素材のアルミニウム板を適宜に利用することができる。本発明で用いられるアルミニウム板の厚みは、好ましくはおおよそ0.1〜0.5mm、より好ましくは0.12〜0.4mmである。
平版印刷版原版の感光層は、光重合又は熱重合性ネガ型感光層であり、通常、露光を大気中で行うために、画像記録層中で露光により生じる画像形成反応を阻害する大気中に存在する酸素や塩基性物質等の低分子化合物の画像記録層への混入を防止する目的で、画像記録層の上に、水溶性の保護層を設ける。本発明における水溶性保護層は、酸素等の低分子化合物の透過性が低いことを要し、さらに、露光に用いる光の透過は実質阻害せず、画像記録層との密着に優れ、かつ、露光後の現像工程で容易に除去できることが望ましい。このような、保護層に関する工夫が従来なされており、米国特許第3458311号明細書、特公昭55−49729号公報に詳しく記載されている。保護層に使用できる材料としては、例えば、比較的結晶性に優れた水溶性化合物を用いることがよく、具体的には、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、酸性セルロース類、ゼラチン、アラビアゴム、ポリアクリル酸などのような水溶性ポリマーが知られているが、これらの内、ポリビニルアルコールを主成分として用いることが、酸素遮断性、現像除去性といった基本特性的にもっとも良好な結果を与える。
C−500等が挙げられる。
の重合阻害により膜硬化不良などの欠陥を引き起こす。これに対し、これら2層間の接着性を改善すべく種々の提案がなされている。例えば、米国特許出願番号第292501号明細書、米国特許出願番号第44563号明細書には、主にポリビニルアルコールからなる親水性ポリマー中に、アクリル系エマルジョン又は水不溶性ビニルピロリドン−ビニルアセテート共重合体などを20〜60重量%混合し、感光層の上に積層することにより、十分な接着性が得られることが記載されている。本発明の感光層組成物に対しては、これら公知の技術をいずれも適用することができる。このような保護層の塗布方法については、例えば、米国特許第3458311号明細書、特公昭55−49729号公報に詳しく記載されている。本発明の感光性組成物には、接着力、感度、不要なカブリの観点から、ポリビニルアルコールとポリビニルピロリドンを併用することが好ましい。添加量比(質量比)は、ポリビニルアルコール:ポリビニルピロリドンの比率が3:1以下、即ち、PVAに対するPVPの混合比が1/3以下であることが好ましい。水溶性保護層の乾燥後の塗布重量としては、1.0〜3.0g/m2であることが好ましい。
これらのアルカリ剤は単独もしくは2種以上を組み合せて混合して用いてもよい。
陰イオン界面活性剤として、例えば炭素数が8〜22のアルコールの硫酸エステル類(例えばポリオキシエチレンアルキルサルフェートソーダ塩)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例えばドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ、ポリオキシエチレンドデシルフェニルサルフェートソーダ塩、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、ナフタレンスルホンソーダ、ナフタレンスルホンソーダのホルマリン縮合物)、ソジウムジアルキルスルホクシネート、アルキルエーテルリン酸エステル、アルキルリン酸エステルなどを用いることができる。また、両性界面活性剤として、例えばアルキルベタイン型、アルキルイミダ
ゾリン型活性剤が好ましい。さらに上記のアルカリ水溶液中には、例えば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸マグネシウム等の水溶性亜硫酸塩を添加することもできる。
<合成例1:一般式II−1に属するシランカップリング剤Aの製造>
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた1Lセパラブルフラスコに、ヒドロキシエチルアクリレートを116g仕込み、80℃に加熱した。その中に3−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン205gを滴下投入し、80℃にて4時間加熱撹拌した。その後、IR測定により原料のイソシアネート基由来の吸収ピークが完全に消失し、代わりにウレタン結合由来の吸収ピークが生成したことを確認し、反応終了とした。得られた反応生成物は無色液体であり、粘度33mm2/sであった。この化合物の1H−NMRスペクトルデータとIRスペクトルは以下の通りである。
1HNMR(300MHz,CDCl3,δ(ppm):0.52(t,2H)、1.49(m,2H)、3.01(m,2H)、3.43(s,9H)、4.09〜4.31(m,4H)、5.73(d,1H)、6.02(m,1H)、6.30(d,1H)。
IRスペクトル(cm−1):2945、1727、1532、1410、1246、1192、1084、810。
撹拌機、還流冷却器、滴下ロート及び温度計を備えた1Lセパラブルフラスコに、ジペンタエリスリトールペンタアクリレートを524g仕込み、80℃に加熱した。その中に3−イソシアネートプロピルトリメトキシシラン205gを滴下投入し、80℃にて4時間加熱撹拌した。その後、IR測定により原料のイソシアネート基由来の吸収ピークが完全に消失し、代わりにウレタン結合由来の吸収ピークが生成したことを確認し、反応終了とした。得られた反応生成物は淡黄色液体であり、粘度6270mm2/sであった。この化合物の1H−NMRスペクトルデータとIRスペクトルは以下の通りである。
1H NMR(300MHz,CDCl3,δ(ppm):0.57(t,2H)、1.56(m,2H)、3.08(m,2H)、3.28〜3.46(m,4H)、3.52(s,9H)、3.98〜4.26(m,12H)、5.80(m,5H)、6.05(m,5H)、6.34(m,5H)。
IRスペクトル(cm−1):2944、1728、1634、1408、1268、1188、1062、984、808。
厚さ0.24mmのアルミニウム(材質1050)をアルカリ脱脂した後、パーミストンの水懸濁液をかけながらナイロンブラシで表面を研磨し、よく水洗した。次いで、70℃、15重量%水酸化ナトリウム水溶液を5秒間かけ流し、表面を3g/m2エッチングした後、さらに水洗を行ない、次いで、1N塩酸浴中で200クーロン/dm2で電解粗面化処理を行った。引き続き水洗した後、15重量%水酸化ナトリウム水溶液で表面を再度エッチングし、水洗を行った後、20重量%の硝酸水溶液に浸漬して、デスマットした。次いで、15重量%硫酸水溶液中で陽極酸化処理を行って、2.0g/m2の酸化皮膜を形成し、水洗の後、50℃の1重量%のフッ化カリウムと10重量%のリン酸一ナトリ
ウムの混合溶液で後処理し、水洗・乾燥した。
下記シランカップリング剤Aを用いて、下記組成の感光液を調製した。この感光液を上記支持体であるアルミニウム板上に乾燥後の膜厚が1.5g/m2になるように塗布し、90℃で3分間乾燥して感光層を形成した。得られた感光層の表面に、下記組成の水溶性保護層塗布液をワイヤーバーで塗布し、乾燥装置にて90℃で3分間乾燥させて保護膜層を形成し(塗布量は、2.0g/m2)、平版印刷版原版を得た。
(感光液の組成)
シランカップリング剤A(0.1g)
重合性化合物(E−1)(0.6g)
特定アルカリ可溶性樹脂(A−1)(2.0g)
赤外線吸収剤:赤外線吸収剤(1)(0.05g)
ラジカル重合性開始剤1:有機ホウ素塩(B−6)(0.1g)
ラジカル重合性開始剤2:トリアジン化合物(T−7)(0.1g)
染料:オイルブルー613(オリエント化学工業株式会社製)(0.05g)
溶媒:プロピレングリコールモノメチルエーテル20mlとテトラヒドロフラン20mlの混合液
(水溶性保護層塗布液の組成)
ポリビニルアルコール(日本合成化学工業株式会社製、ケン化度89モル%、重合度500) 100g
界面活性剤(日本乳化剤、エマレックス710) 0.03g
蒸留水 50g
シランカップリグ剤A(0.1g)に換えて上記シランカップリング剤B(0.1g)を用いた以外は、実施例1と同様にして平版印刷版原版を得た。
シランカップリグ剤A(0.1g)に換えてシランカップリグ剤A(0.05g)とシランカップリング剤B(0.05g)を用いた以外は、実施例1と同様にして平版印刷版原版を得た。
(感光液ハ)
シランカップリグ剤A(0.1g)に換えてシランカップリグ剤A( 0.01 g)とシランカップリング剤B(0.05g)を用いた以外は、実施例1と同様にして平版印刷版原版を得た。
得られた平版印刷版原版を以下のように評価した。
(1.感度評価)
得られた平版印刷版原版を、Creo社製Trendsetter 800QTMにて、解像度2400dpi、外面ドラム回転数360rpmで照射エネルギーを変化させて露光した。露光後、富士フィルム社製現像液(HN−D)を4倍希釈し、PK−910II自動現像機を用いて30℃ 12秒で現像処理した。この際、網点濃度計iCplateII(グレタグマクベス社製)を用いてFMモードで設定値50%平網が50.5(±0.5)%を再現しているところを露光感度とした。
また、上記同様にCreo社製Trendsetter 800QTMにて、露光エネルギー50mj/cm2でFM Staccato36で露光した。露光後、富士フィルム社製現像液(HN−D)を4希釈し、PK−910II自動現像機を用いて30℃ 12秒で現像処理した。この際、網点濃度計 iCplateII(グレタグマクベス社製)を用いてFMモードで設定値50%平網が50.5(±0.5)%を再現していることを確認した。
上記同様にして露光エネルギー50mj/cm2で得られた1%〜100%まで1%刻みの網点画像を、リョービ製印刷機で市販オフセット用インキにて、上質紙に印刷した。10000枚印刷するごとに止めて、電子顕微鏡写真にて画像部を拡大し、20μm四方角の1ドットの網点画像が欠落するまでの枚数を数えて判断した。
上記同様にして露光エネルギー50mj/cm2で得られた50%網点画像を、サイバー10(日研化学研究所)を30分間滴下し、脱脂綿で拭取った後、滴下部位をセロテープ(登録商標)(ニチバン社製)で完全に固定する。その後勢いよくはがす。画像部位の侵されかたで評価した。全く侵されないものを「◎」、光沢が減少するものを「○」、画像部が欠落するものを「×」とした。
Claims (5)
- 下記式(I)
で表わされる単量体単位を有するアルカリ可溶性樹脂と、下記一般式(II−1)〜(II−5)
で表わされる群から選択される少なくとも1種以上のシランカップリング剤と、赤外線吸収剤と、ラジカル重合性開始剤と、エチレン性二重結合を有する重合性化合物とを少なくとも含有するネガ型平版印刷版原版用感光性組成物。 - 前記シランカップリング剤が、感光層を形成することとなる前記感光性組成物の固形分中に0.5〜8.0質量%の範囲で含まれる請求項1に記載のネガ型平版印刷版原版用感光性組成物。
- 支持体と、該支持体の上に請求項1〜3のいずれかに記載の感光性組成物を用いて形成された感光層とを備えるネガ型平版印刷版原版。
- 前記感光層の上に形成された保護層をさらに備える請求項4に記載のネガ型平版印刷版原版。
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