JP5274982B2 - ネガ型感光性平板印刷版用現像液 - Google Patents
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Description
また、光重合性組成物の支持体との接着性を改良して、十分な画像強度と耐刷力を有する平板印刷版を提供することを目的として、光重合性組成物の酸価を調整することを特徴とした発明が報告されている(特許文献5参照)。
以下に、本発明の現像液について説明する。本発明の現像液は後述する特定のアニオン界面活性剤を1.0質量%〜10質量%の範囲で含有し、かつキレート剤を0.05質量%〜1.0質量%の範囲で含有したpH11〜12.5であるネガ型感光性平板印刷用の現像液である。
(1.アニオン界面活性剤)
本発明の現像液において用いられるアニオン界面活性剤は、下記式(I)で表される化合物である。
ここで添加量が1.0質量%未満では、現像性低下および感光層成分の溶解性低下を招き、10質量%を超えると、現像性過多になり印刷版の耐刷性を低下させる。
一般式(II)で表される具体的な化合物の例としては以下のものを挙げることができるが、これに限定されるのもではない。
これらの界面活性剤は単独、もしくは組み合わせて使用することができる。また、これら界面活性剤の現像液中における含有量は、0.1質量%〜10質量%が好ましい。
本発明の現像液には、キレート剤を含有させることができる。本発明の現像液に含有されるキレート剤として、特に好ましいものは2価金属に対するキレート剤である。
2価金属の例としては例えば、マグネシウム、カルシウム等が挙げられる。このような2価金属に対するキレート剤としては、例えば、Na2P2O7、Na5P3O3、Na3P3O9、Na2O4P(NaO3P)PO3Na2、カルゴン(ポリメタリン酸ナトリウム)などのポリリン酸塩、例えばエチレンジアミンテトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、ジエチレントリアミンペンタ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、ヒドロキシエチルエチレンジアミントリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリム塩、ニトリロトリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、1,2−ジアミノシクロヘキサンテトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、1,3−ジアミノ-2-プロパノールテトラ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩などのようなアミノポリカルボン酸類の他、2−ホスホノブタントリカルボン酸-1,2,4、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、2−ホスホノブタノントリカルボン酸―2,3,4、そのカリウム塩、そのナトリム塩、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩、アミノトリ(メチレンホスホン酸)、そのカリウム塩、そのナトリウム塩などのような有機ホスホン酸類を挙げることができる。このようなキレート剤の最適量は使用される硬水の硬度およびその使用量に応じて変化するが、使用時の現像液中に0.05質量%〜1.0質量%、より好ましくは0.05質量%〜0.5質量%の範囲で含有させる。
ここで添加量が0.05質量%未満だと印刷版の汚れを招き、逆に1.0質量%を超えると現像性低下および感光層成分の溶解性低下させる。
アルコール系消泡剤の具体例としては、メタノール、エタノール、ブタノール等が挙げられる。
非イオン界面活性剤系の具体例としては、ソルビタン酸脂肪酸エステル、アセチレングリコール等が挙げられる。例えば、プロナール C-448(東邦化学工業株式会社製)、プロナール EX-300(東邦化学工業株式会社製)、ネオクレールTO-1(竹本油脂株式会社製)、ネオクレノールTO-2(竹本油脂株式会社製)、アセチレノールEL(川研ファインケミカル株式会社製)、アセチレノールEH(川研ファインケミカル株式会社製)、アセチレノールE40(川研ファインケミカル株式会社製)、アセチレノールE100(川研ファインケミカル株式会社製)、サーフィノール61(エアープロダクツジャパン株式会社製)、サーフィノール82(エアープロダクツジャパン株式会社製)、サーフィノール104(エアープロダクツジャパン株式会社製)、サーフィノールDF-110(エアープロダクツジャパン株式会社製)等が挙げられる。
消泡剤の添加量は、現像液質量に対して0.00001質量%以上添加することが好ましく、0.0001質量%〜0.5質量%程度添加することがより好ましい。
前記SiO2/M2Oが0.75未満であると、アルカリ性が強くなり、感光性平板印刷版の支持体としてのアルミ基板の陽極酸化皮膜が過度に溶解(エッチング)され、前記放置汚れが発生したり、溶解アルミと珪酸との錯体形成による不溶性のカスが生じるという弊害が起こり、SiO2/M2Oが4.0更に3.5を超えると、現像性が低下したり珪酸塩の縮合した不溶性のカスが発生するという問題が生じることがある。
以下に、本発明の現像液が好適に用いられるネガ型感光性組成物について詳細に説明する。
赤外吸収剤は、吸収した赤外線を熱に変換する機能を有している。この変換により発生した熱により、後述する重合開始剤(ラジカル発生剤)が熱分解し、ラジカルを発生する。上記ネガ型感光性組成物に使用される赤外線吸収剤に含まれる赤外吸収色素としては、波長650nm〜1300nmに吸収極大を有し、好ましくは吸収極大でモル吸光係数εが105以上である赤外吸収色素が特に有効である。
日本化薬株式会社:IR750(アントラキノン系)、IR002,IR003(アルミニウム系)、IR820(ポリメチン系)、IRG022,IRG033(ジインモニウム系)、CY-2,CY-4,CY-9,CY-10,CY-20
大日本インキ化学工業株式会社:Fastogen blue 8120
みどり化学株式会社:MIR-101,MIR-1011,MIR-1021
その他、株式会社日本感光色素、三井化学株式会社、昭和電工株式会社、富士フィルム株式会社の各社からも、上記色素は市販されている。
ネガ型感光性組成物は、後述する重合性化合物の硬化反応を開始、進行させるために、光または熱によりラジカルを発生する重合開始剤を含有させることができる。重合開始剤としては、特に熱により分解してラジカルを発生する熱分解型のラジカル発生剤である有機ホウ素塩重合開始剤を含有することが好ましい。
また、有機ホウ素塩重合開始剤を前述した赤外吸収剤と併用することで、赤外線レーザーを照射した際に赤外吸収剤が発熱し、その熱によりラジカルを発生することができる。これらの組み合わせにより、高感度なヒートモード記録が可能となるため、このような組み合わせが好ましい。
他のラジカル発生剤としては、有機ホウ素塩以外の他のオニウム塩、トリハロアルキル置換化合物、スルホニウム塩が挙げられる。
ネガ型感光性組成物に用いられる重合性化合物は、少なくとも1個のエチレン性不飽和結合を有する付加重合性化合物であり、エチレン性不飽和結合を少なくとも1個、好ましくは2個以上有する化合物から選ばれる。このような化合物群は当該産業分野において広く知られるものであり、本発明においてはこれらを特に限定無く用いることができる。これらは、例えば、モノマー、プレポリマー、すなわち2量体、3量体及びオリゴマー、又はそれらの混合物ならびにそれらの共重合体などの化学的形態をもつ。モノマー及びその共重合体の例としては、不飽和カルボン酸(例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、マレイン酸など)や、そのエステル類、アミド類が挙げられ、好ましくは、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アルコール化合物とのエステル、不飽和カルボン酸と脂肪族多価アミン化合物とのアミド類が用いられる。また、ヒドロキシル基やアミノ基、メルカプト基等の求核性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル或いはアミド類と単官能若しくは多官能イソシアネート類或いはエポキシ類との付加反応物、及び単官能若しくは、多官能のカルボン酸との脱水縮合反応物等も好適に使用される。また、イソシアネート基や、エポキシ基等の親電子性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル或いはアミド類と単官能若しくは多官能のアルコール類、アミン類、チオール類との付加反応物、更にハロゲン基や、トシルオキシ基等の脱離性置換基を有する不飽和カルボン酸エステル或いはアミド類と単官能若しくは多官能のアルコール類、アミン類、チオール類との置換反応物も好適である。また、別の例として、上記の不飽和カルボン酸の代わりに、不飽和ホスホン酸、スチレン、ビニルエーテル等に置き換えた化合物群を使用することも可能である。
また、感光性組成物には、下記式(III)で表される単量体単位を有するアルカリ可溶性樹脂を含有することが好ましい。
アルカリ可溶性樹脂は、上記式(III)の構造式を有する重合性化合物の重合により得られる共重合体である。上記式(III)の単量単位を有する重合性化合物は、例えば、アルコール性水酸基を有する重合性化合物と不飽和二重結合を有するイソシアネート化合物との付加反応から得ることができる。
(1)フェノール性水酸基を有するモノマー
例えば、N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド、p−イソプロペニルフェノール、o−ヒドロキシフェニルアクリレート、m−ヒドロキシフェニルアクリレート、p−ヒドロキシフェニルアクリレート、o−ヒドロキシフェニルメタアクリレート、m−ヒドロキシフェニルメタアクリレート、p−ヒドロキシフェニルメタアクリレートである。
(2)スルホンアミド基を有するモノマー
例えば、m−アミノスルホニルメタアクリレート、N−(p−アミノスルホニルフェニル)メタクリルアミド、N−(p−アミノスルホニルフェニル)アクリルアミドである。
(3)活性イミド基を有するモノマー
例えば、N−(p−トルエンスルホニル)メタクリルアミド、N−(p−トルエンスルホニル)アクリルアミドである。
(4)脂肪族水酸基を有するモノマー
例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルメタアクリレートである。
(5)α,β-不飽和カルボン酸
例えば、アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸である。
(6)アリル基を有するモノマー
例えば、アクリルメタアクリレート、N−アクリルメタクリルアミドである。
(7)アルキルアクリレート類またはアルキルメタクリレート類
例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸アミル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、グリシジルアクリレート、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸アミル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、グリシジルメタクリレートである。
(8)アクリルアミド類またはメタクリルアミド類
例えば、アクリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−ヘキシルアクリルアミド、N−エチルアクリルアミド、N−ヘキシルアクリルアミド、N−シクロヘキシルアクリルアミド、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−フェニルアクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルールメタクリルアミド、N−エチルメタクリルアミド、N−ヘキシルメタクリルアミド、N−シクロヒキシルメタクリルアミド、N−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、N−フェニルメタクリルアミドである。
(9)スチレン類
例えば、スチレン、α-メチルスチレン、クロロメチルスチレン等である。
(10)N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾール、4−ビニルピリジン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等。
これらのモノマーは、1種の化合物単独で用いてもよいし、(1)〜(10)の同じグループの化合物を2種類以上組み合わせて、又は異なるグループの化合物を2種類以上組み合わせて用いてもよい。
上記の必要に応じて加えられる他のモノマー含有量は、アルカリ可溶性樹脂中に対して好ましくは1質量%〜40質量%、更に好ましくは5質量%〜40質量%である。
上記アルカリ可溶性樹脂および上記シランカップリング剤を含有する感光層は、レーザー等によって照射されると、上記アルカリ可溶性樹脂中の特定不飽和二重結合部位と上記シランカップリング剤中の不飽和二重結合部位との高速重合によって、非常に高密度な架橋構造と有することができる。
感光性組成物において、重合可能なエチレン性不飽和結合を有する化合物、即ち、重合性化合物の不要な熱重合を阻害するために少量の熱重合禁止剤を添加することが好ましい。適当な熱重合禁止剤としてはハイドロキノン、p−メトキシフェノール、ジーt−ブチルーp−クレゾール、ピンガロール、t−ブチルカテコール、ベンゾキノン、4,4‘−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、N−ニトロソフェニルヒドロキシアミン第一セリウム塩等が挙げられる。熱重合禁止剤の添加量は、全組成物中の不揮発性成分の質量に対して約0.01質量%〜約5質量%が好ましい。また必要に応じて、酸素による重合阻害を防止するためにベヘン酸やベヘン酸アミドのような高級脂肪酸誘導体等を添加して、塗布後の乾燥の過程で感光層の表面に偏在させてもよい。高級脂肪酸誘導体の添加量は、全組成物中の不揮発成分中に対して約0.5質量%〜約10質量%が好ましい。
更に、感光性組成物には、その着色を目的として染料を添加してもよい。これにより、印刷版としての、製版後の視認性や、画像濃度測定機適性といったいわゆる検版性を向上させることができる。着色剤としては、油溶性染料及び塩基性染料が好ましい。具体例としては、クリスタルバイオレット、マラカイトグリーン、ビクトリアブルー、メチレンブルー、エチルバイオレット、ローダミンB、ビクトリアピュアブルーBOH(保土谷化学工業株式会社製)、オイルブルー613(オリエント化学工業株式会社製)、オイルグリーン等を挙げることができる。これらの染料の添加量は、好ましくは感光性組成分の0.05質量%〜5.0質量%であり、さらに好ましくは0.1質量%〜4.0質量%である。0.05質量%以上、特に0.1質量%以上では、感光層の着色が十分で画像が特に見えやすくなり、5.0質量%以下、特に4.0質量%以下では、現像後の非画像部に染料の残りが残り難くなり好ましい。
更に、硬化皮膜の物性を改良するための無機充填剤や、その他可塑剤、感光層表面のインク着肉性を向上させ得る感脂剤等の公知の添加剤を加えてもよい。可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレングリコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレート、トリクレジルホスフェード、ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等があり、バインダーポリマーと付加重合性化合物との合計質量に対し一般的に10質量%以下の範囲で添加することができる。また、後述する感光性平板印刷版において、膜強度(耐刷性)向上を目的とした現像後の加熱・露光の効果を強化するためのUV開始剤や、熱架橋剤等の添加もできる。
感光性平板印刷版は、支持体上に、感光層と、任意に保護層を順次積層してなるものであって、感光層が上述した感光性組成物を含むことを特徴とする。かかる感光性平板印刷版は、上述した感光性組成物を含む感光層塗布液や、保護層等所望の層の塗布液用成分を溶媒に溶かして、適当な支持体又は中間層上に塗布することによって製造することができる。
感光層は、上述した感光性組成物に相当するネガ型感光層であり、光または熱により重合開始剤が分解し、ラジカルを発生させ、この発生したラジカルにより重合性化合物が重合反応を起こすという機構を有する。これらの感光層を有する感光性平板印刷版は、300nm〜1200nmの波長を有するレーザー光での直接描画での製版に特に好適であり、従来の感光性平板印刷版に比べ、高い耐刷性及び画像形成性を発現するという特徴を有する。
上述した感光性平板印刷版の支持体としては、従来公知の、感光性平板印刷版に使用される親水性支持体を限定無く使用することができる。
使用される支持体は寸度的に安定な板状物であることが好ましく、例えば、紙、プラスチック(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン等)がラミネートされた紙、金属板(例えば、アルミニウム、亜鉛、銅等)、プラスチックフィルム(例えば、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セルロース、酢酸酪酸セルロース、硝酸セルロース、ポロエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタール等)、上記を如き金属がラミネート若しくは蒸着された紙若しくはプラスチックフィルム等が含まれ、これらの表面に対し、必要に応じ親水性の付与や、強度向上等の目的で、適切な公知の物理的、化学的処理を施してもよい。
粗面化処理方法は、特開昭56−28893号公報に開示されているような機械的粗面化、化学的エッチング、電解グレインなどがある。更に塩酸又は硝酸電解液中で電気化学的に粗面化する電気化学的粗面化方法、及びアルミニウム表面を金属ワイヤーでひっかくワイヤーブラシグレイン法、研磨球と研磨剤でアルミニウム表面を砂目立てするポールグレイン法、ナイロンブラシと研磨剤で表面を粗面化するブラシグレイン法のような機械的粗面化法を用いることができ、上記粗面化方法を単独或いは組み合わせて用いることもできる。その中でも粗面化に有用に使用される方法は塩酸又は硝酸電解液中で化学的に粗面化する電気化学的方法であり、適する陽極時電気量は50C/dm2〜400C/dm2の範囲である。更に、具体的には、0.1〜50%の塩酸又は硝酸を含む電解液中、温度20〜80℃、時間1秒〜30分、電流密度100C/dm2〜400C/dm2の条件で交流及び/又は直流電解を行うことが好ましい。
以上のようにして処理された酸化物層を形成したアルミニウム基板には、その後に陽極酸化処理がなされる。
陽極酸化処理は硫酸、燐酸、シュウ酸若しくは硼酸/硼酸ナトリウムの水溶液が単独若しくは複数種類組み合わせて電解浴の主成分として用いられる。この際、電解液中に少なくともAl合金板、電極、水道水、地下水等に通常含まれる成分はもちろん含まれても構わない。更には第2、第3成分が添加されていても構わない。ここでいう第2、第3成分とは、例えば、Na、K、Mg、Li、Ca、Ti、Al、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn等の金属のイオンやアンモニウムイオン等に陽イオンや、硝酸イオン、炭酸イオン、塩素イオン、リン酸イオン、フッ素イオン、亜硫酸イオン、チタン酸イオン、ケイ酸イオン、硼酸イオン等の陰イオンが挙げられ、その濃度としては0〜10000ppm程度含まれてもよい。陽極酸化処理の条件に特に限定はないが、好ましくは30〜500g/リットル、処理液温10〜70℃で、電流密度0.1A/m2〜40A/m2の範囲で直流又は交流電解によって処理される。形成される陽極酸化皮膜の厚さは0.5〜1.5μmの範囲である。以上の処理によって作成された支持体が、陽極酸化皮膜に存在するマイクロポアのポア径が5nm〜10nm、ポア密度が8×1015〜2×1016個/m2の範囲に入るように処理条件を選択することができる。
上述した感光層の上に保護層を設けることが好ましい。保護層は、感光層中で露光により生じる画像形成反応を阻害する大気中に存在する酸素や塩基性物質等の低分子化合物の感光層への混入を防止し、大気中での露光を可能とする。基本的には感光層を保護するために設けているが、感光層がラジカル重合性の画像形成機構を有する場合には酸素遮断層としての役割を持ち、高照度の赤外レーザーで露光する場合はアブレーション防止層としての機能を果たす。
また、保護層に望まれる特性としては、上記以外に、さらに、露光に用いる光の透過は実質阻害せず、感光層との密着性に優れ、かつ、露光後の現像工程で容易に除去できることが望ましい。この様な保護層に関する工夫が従来よりなされており、米国特許第3,458,311号明細書、特公昭55−49729号公報に詳しく記載されている。
ポリビニルアルコールの具体例としては71〜100%加水分解され、重合繰り返し単位が300から2400の範囲のものをあげる事ができる。具体的には、株式会社クラレ製のPVA-105、PVA-110、PVA-117、PVA-117H、PVA-120、PVA-124、PVA-124H、PVA-CS、PVA-CST、PVA-HC、PVA-203、PVA-204、PVA-205、PVA-210、PVA-217、PVA-220、PVA-224、PVA-217EE、PVA-217E、PVA-220E、PVA-224E、PVA-405、PVA-420、PVA-613、L-8等が挙げられる。
保護層の膜厚は0.5〜5μmが適当であり、特に0.5〜2μmが好適である。
[感光性平板印刷版1]
厚さ0.24mmのアルミニウム(材質1050)をアルカリ脱脂した後、パーミストンの水懸濁液をかけながらナイロンブラシで表面を研磨し、よく水洗いした。次いで、70℃、15重量%水酸化ナトリウム水溶液を5秒間かけ流し、表面を3g/m2エッチングした後、さらに水洗いした。次いで、1N塩酸浴中で200C/dm2で電解粗面化処理を行った。引き続き水洗した後、15重量%水酸化ナトリウム水溶液で表面を再度エッチングし、水洗を行った後、20重量%硝酸水溶液に浸漬して、デスマットした。次いで、15重量%硫酸水溶液中で陽極酸化処理を行って、2.0g/m2の酸化皮膜を形成し、水洗の後、50℃の1重量%のフッ化カリウムと10質量%のリン酸一ナトリウムの混合液で後処理し、水洗・乾燥した。
次に、下記感光層塗布液[P−1]を調整し、上記処理アルミニウム版上にワイヤーバーを用いて塗布した。乾燥は温風式乾燥装置にて90℃で3分間行って感光層を形成した。乾燥後の被覆量は1.5g/m2であった。
・重合性化合物(E−1) 0.6g
・アルカリ可溶性樹脂(A−1) 2.0g
・赤外線吸収剤(IR−1) 0.05g
・重合開始剤1(BO−1) 0.1g
・重合開始剤2(T−1) 0.1g
・染料:オイルブルー613(オリエント化学工業株式会社製) 0.05g
・溶媒:プロピレングルコールモノメチルエーテル 20ml
・溶媒:テトラヒドロフラン 20ml
上記の感光層表面に、ポリビニルアルコール(ケン化度98mol%、重合度500)とポリビニルピロリドン(BASF社製、ルビスコールK-30)の混合水溶液をワイヤーバーを用いて塗布し、温風式乾燥装置にて90℃5分間乾燥させた。PVAの含有量は85質量%であり、塗布量(乾燥後の被覆量)は2.45g/m2であった。
以上のようにして、感光性平板印刷版1を得た。
[感光層]
下記感光層塗布液[P−2]を調整し、感光層塗布液[P−2]を用いた以外は感光性平板印刷版1と同様にして感光性平板印刷版2を得た。
・重合性化合物(E−1) 0.6g
・アルカリ可溶性樹脂(A−2) 2.0g
・赤外線吸収剤(IR−1) 0.05g
・重合開始剤1(BO−1) 0.1g
・重合開始剤2(T−1) 0.1g
・染料:オイルブルー613(オリエント化学工業株式会社製) 0.05g
・溶媒:プロピレングルコールモノメチルエーテル 20ml
・溶媒:テトラヒドロフラン 20ml
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.0になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 1.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=12.0になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−2) 1.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−3) 1.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 2.5質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=12.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 9.5質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.0になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 2.5質量%
・本発明に係わるアニオン界面活性剤:(II−1) 1.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 2.5質量%
・本発明に係わるアニオン界面活性剤:(II−1) 5.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.0になるように現像液を調整した。
・アニオン界面活性剤:ペレックスNB-L(花王株式会社製) 1.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 0.5質量%
・アニオン界面活性剤:ペレックスNB-L(花王株式会社製) 1.5質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 0.6質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=11.0になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 1.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 2.5質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
下記成分を水に溶解し、KOHでpH=12.5になるように現像液を調整した。
・本発明に係わる特定アニオン界面活性剤:(I−1) 1 5.0質量%
・キレート剤:キレスト4K-50(キレスト株式会社製) 0.25質量%
・消泡剤:サーフィノール104E(エアープロダクツジャパン株式会社製) 0.08質量%
・炭酸カリウム 0.2質量%
得られた感光性平板印刷版1を、水冷式20W赤外線半導体レーザーを搭載したKodak Polychrome Graphics社製Trendsetter800IIQuantumにて、解像度2400dpi、外面ドラム回転数360rpm、出力4〜11Wの範囲で1.5Wずつ変化させて露光した。露光後、水道水による水洗により保護層を除去した後、Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い、30℃15秒で実施例、比較例の現像液で現像処理した。フィニッシャーは、富士フィルム(株)社製GN-2Kの1:3水希釈液を用いた。
Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い、30℃15秒で現像し、実際の非画像部の現像性を観察した。現像性評価において、○は残膜なしを表す。
得られた感光性平板印刷版1を、水冷式20W赤外線半導体レーザーを搭載したKodak Polychrome Graphics社製Trendsetter800IIQuantumにて、解像度2,400dpi、外面ドラム回転数360rpm、出力7WでFM Staccato36で露光した。露光後、水道水による水洗により保護層を除去した後、Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い、30℃15秒で実施例、比較例の現像液で現像処理した。フィニッシャーは、富士フィルム(株)社製GN-2Kの1:3水希釈液を用いた。
この際、網点濃度計IC plateII(グレイタグマクベス社製)を用いてFMモードで設定値50.5(±0.5)%を再現していることを確認した。
得られた平板印刷版1を、水冷式20W赤外線半導体レーザーを搭載したKodak Polychrome Graphics社製Trendsetter800IIQuantumにて、解像度2,400dpi、外面ドラム回転数360rpm、出力7Wで得られた1〜100%まで1%刻みの網点画像を、リョービ製印刷機にて、市販オフセット用インキを用いて上質紙に印刷した。1,000枚印刷するごとに止めて、電子顕微鏡写真にて画像部を拡大し、20μm四方角の1ドットの網点画像が欠落するまで枚数を数えて判断した。
上述した塗布感材3,000m2を上述の現像液にて、Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い現像し、1週間放置し沈降した現像カスの有無を調査した。この結果も示す。
現像カス評価において、○は沈殿なしを表す。△は微量沈殿あり、×は沈殿多量を表し、△×は両者の中間の沈殿量を表す。
得られた感光性平板印刷版2を、水冷式20W赤外線半導体レーザーを搭載したKodak Polychrome Graphics社製Trendsetter800IIQuantumにて、解像度2400dpi、外面ドラム回転数360rpm、出力4〜16.5Wの範囲で1.5Wずつ変化させて露光した。露光後、水道水による水洗により保護層を除去した後、Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い、30℃15秒で現像液6、7および比較例6の現像液で現像処理した。フィニッシャーは、富士フィルム(株)社製GN-2Kの1:3水希釈液を用いた。
Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い、30℃15秒で現像し、実際の非画像部の現像性を観察した。現像性評価において、○は残膜なしを表す。
得られた感光性平板印刷版2を、水冷式20W赤外線半導体レーザーを搭載したKodak Polychrome Graphics社製Trendsetter800IIQuantumにて、解像度2,400dpi、外面ドラム回転数360rpm、出力16WでFM Staccato36で露光した。露光後、水道水による水洗により保護層を除去した後、Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い、30℃15秒で実施例、比較例の現像液で現像処理した。フィニッシャーは、富士フィルム(株)社製GN-2Kの1:3水希釈液を用いた。
この際、網点濃度計IC plateII(グレイタグマクベス社製)を用いてFMモードを測定した。
得られた平板印刷版2を、水冷式20W赤外線半導体レーザーを搭載したKodak Polychrome Graphics社製Trendsetter800IIQuantumにて、解像度2,400dpi、外面ドラム回転数360rpm、出力16Wで得られた1〜100%まで1%刻みの網点画像を、リョービ製印刷機にて、市販オフセット用インキを用いて上質紙に印刷した。1,000枚印刷するごとに止めて、電子顕微鏡写真にて画像部を拡大し、20μm四方角の1ドットの網点画像が欠落するまで枚数を数えて判断した。
上述した塗布感材3,000m2を上述の現像液にて、Kodak Polychrome Graphics社製PK-1310IIを用い現像し、1週間放置し沈降した現像カスの有無を調査した。この結果も示す。
現像カス評価において、○は沈殿なしを表す。△は微量沈殿あり、×は沈殿多量を表し、△×は両者の中間の沈殿量を表す。
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