JP6016116B2 - トイレ装置 - Google Patents
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また、制御部が加熱手段への通電を停止しても、あるいは制御部が加熱手段への投入電力を低下させても、便座の着座面は、光源装置から伝わる熱により暖められる。そのため、使用者にとって快適な便座の温度を維持することができる。
すなわち、例えば、夏場の気温は冬場の気温よりも高いため、菌が繁殖しやすい。そのため、制御部は、外気温検知センサが検知した外気温が所定温度よりも高い場合には、光源装置が紫外線を照射している際に加熱手段への投入電力を低下させるのではなく、加熱手段210への通電を停止する。これにより、外気温が高い時期でも菌の繁殖を抑えることができる。
一方で、制御部は、外気温検知センサが検知した外気温が所定温度よりも低い場合には、光源装置が紫外線を照射している際に加熱手段への通電を停止するのではなく、加熱手段への投入電力を低下させる。これにより、菌の繁殖を抑制しつつ、外気温が低い時期でも使用者にとって快適な便座の温度を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式的断面図である。
図2は、本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。
図3は、光触媒層の一例を例示する模式的断面図である。
本願明細書において、「光触媒」とは、光を照射すると、酸化作用および還元作用の少なくともいずれかが促進されるものをいう。その結果、雑菌や細菌や臭気物質などの有機物を分解する分解作用と、表面が水に濡れやすい親水作用と、菌の繁殖を抑制するあるいは菌の活動を停止させる抗菌作用と、を得ることができる。光触媒層803が形成されたボウル部801は、汚物の付着を抑制したり、汚物を分解したり、付着した水垢を容易に除去できるため、便器800の清掃負担を軽減し、きれいな便器800を維持することができる。
便蓋開閉駆動装置420は、制御部410から送信された信号に基づいて便蓋300を開いたり閉じたりすることができる。
外気温検知センサ406は、トイレ装置10が設置された場所(例えばトイレルームなど)の外気温を検知することができる。
図1および図2に関して前述したように、本実施形態にかかるトイレ装置10は、光源装置310と、加熱手段210と、を備える。光源装置310は、便器800のボウル部801に紫外線を照射する。加熱手段210は、便座200の着座面201を加熱し暖める。そのため、光源装置310が紫外線を照射している際には、光源装置310の熱および加熱手段210の熱により、便器800のボウル部801の温度が上昇する場合がある。
また、制御部410が加熱手段210への通電を停止しても、あるいは制御部410が加熱手段210への投入電力を低下させても、便座200の着座面201は、光源装置310から伝わる熱により暖められる。そのため、使用者にとって快適な便座200の温度を維持することができる。
すなわち、例えば、夏場の気温は冬場の気温よりも高いため、菌が繁殖しやすい。そのため、制御部410は、外気温検知センサ406が検知した外気温が所定温度よりも高い場合には、光源装置310が紫外線を照射している場合に加熱手段210への投入電力を、光源装置310が紫外線を照射していない場合または照射する前よりも低下させるのではなく、加熱手段210への通電を停止する。これにより、外気温が高い時期でも菌の繁殖を抑えることができる。
一方で、制御部410は、外気温検知センサ406が検知した外気温が所定温度よりも低い場合には、光源装置310が紫外線を照射している場合に加熱手段210への通電を停止するのではなく、加熱手段210への投入電力を、光源装置310が紫外線を照射していない場合または照射する前よりも低下させる。これにより、菌の繁殖を抑制しつつ、外気温が低い時期でも使用者にとって快適な便座200の温度を維持することができる。
図5は、本実施形態にかかるトイレ装置の動作の具体例を例示するタイミングチャート図である。
図6は、比較例にかかるトイレ装置の動作の具体例を例示するタイミングチャート図である。
図7は、比較例にかかるトイレ装置の動作の他の具体例を例示するタイミングチャート図である。
図6は、加熱手段210が設けられていないトイレ装置あるいは便座200の加熱を実行しないトイレ装置において、使用者が便座200に着座する場合の動作の一例を表している。
図7は、加熱手段210が設けられていないトイレ装置あるいは便座200の加熱を実行しないトイレ装置において、使用者が便座200に着座しない場合の動作の一例を表している。
本具体例のトイレ装置10では、光源装置310は、便蓋300が閉じた状態において、便蓋300の面であって便座200の着座面201に対向する面301に付設されている。
例えば便器800が使用されない時間が所定時間(例えば約8〜10時間程度)を経過すると、光源装置310は、制御部410から送信された信号に基づいて、紫外線をボウル部801に照射する(タイミングt1〜t2)。このとき、制御部410は、加熱手段210への通電を停止する(タイミングt1〜t2)。
図8は、本実施形態の光源装置の熱を便座に伝える構造の具体例を例示する模式図である。
図8(a)は、本具体例にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。図8(b)は、図8(a)に表した切断面A−Aにおける模式的断面図である。
これによれば、特別な部材を必要とすることはなく、簡略的な構造により光源装置310の熱を便座200に伝え、使用者にとって快適な便座200の温度を維持することができる。
図9(a)は、本具体例にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。図9(b)は、図9(a)に表した切断面B−Bにおける模式的断面図である。
下板323は、排出口324を有する。排出口324は、便蓋300bが閉じた状態において着座面201の上に設けられている。排出口324は、例えば図9に表したように丸穴として形成されている。図9に表した具体例では、複数の排出口324が設けられている。なお、排出口324は、1本あるいは複数本の細隙として形成されていてもよい。
図10(a)は、本具体例にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。図10(b)は、図10(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (6)
- 便器のボウル部であって光触媒層が形成されたボウル部に紫外線を照射する光源装置と
、
着座面を有する便座と、
前記便座の内部に設けられ前記着座面を加熱する加熱手段と、
前記光源装置と前記加熱手段を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記光源装置が前記紫外線を照射している場合には、前記加熱手段への通電を停止する制御または前記加熱手段への投入電力を低下させる制御を実行することを特徴とするトイレ装置。 - 開閉自在に設けられた便蓋をさらに備え、
前記光源装置は、前記便蓋が閉じた状態において前記着座面に対向する前記便蓋の面に設けられ、
前記制御部は、前記光源装置が前記紫外線を照射するときには、前記便蓋を閉じた状態とする制御を実行することを特徴する請求項1記載のトイレ装置。 - 前記制御部は、前記光源装置が前記紫外線の照射を停止してから所定時間が経過した後に前記加熱手段への通電を再開する制御または前記加熱手段への投入電力を上昇させる制御を実行することを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。
- 外気温を検知する外気温検知センサをさらに備え、
前記制御部は、前記外気温検知センサが検知した外気温に基づいて、前記光源装置が前記紫外線を照射しているときの前記加熱手段への投入電力を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトイレ装置。 - 前記便蓋は、
前記光源装置へ向かう空気を通す空気吸入口と、
前記便蓋が閉じた状態において前記着座面の上に設けられ、前記空気吸入口を通り前記光源装置の熱で暖められ前記着座面へ向かって排出される空気を通す排出口と、
を有することを特徴とする請求項2記載のトイレ装置。 - 前記便蓋は、前記便蓋が閉じた状態において前記着座面と当接し前記光源装置の熱を前記着座面へ伝える便座当接部を有することを特徴とする請求項2記載のトイレ装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2013015955A JP6016116B2 (ja) | 2013-01-30 | 2013-01-30 | トイレ装置 |
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JP2014144217A5 JP2014144217A5 (ja) | 2016-02-25 |
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Family Applications (1)
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