JP6015365B2 - 伝送装置及び伝送方法 - Google Patents

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Description

本件は、伝送装置及び伝送方法に関する。
通信の需要が増加するに伴って、波長多重技術(WDM:Wavelength Division Multiplexing)を利用した光ネットワークが広く普及している。波長多重技術は、波長が異なる複数の光信号を多重して伝送する技術である。波長多重技術によると、例えば、伝送速度40(Gbps)×40波の光信号の多重化を行い、1.6(Tbps)の波長多重光信号(以下、多重光信号と表記する)として伝送することが可能である。
WDM技術を利用した伝送装置として、ROADM(Reconfigurable Optical Add−Drop Multiplexer)などと呼ばれる光分岐挿入装置が知られている。光分岐挿入装置は、トランスポンダなどと呼ばれる複数の光送受信器を有している。複数の光送受信器は、外部のネットワークとの間において、互いに異なる波長の光信号を送受信する。
光分岐挿入装置は、複数の光送受信器から入力された異なる波長の光信号を多重して、多重光信号として他のノードに伝送する。また、光分岐挿入装置は、他のノードから多重光信号を受信し、任意の波長の光信号を分離して複数の光送受信器に出力する。これにより、光分岐挿入装置は、任意の波長の光信号を挿入及び分岐する。
光分岐挿入装置は、複数の光信号を多重光信号に多重するため、または、多重光信号を波長ごとの光信号に分離するため、方路ごとに波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)が設けられている。ここで、方路とは、光分岐挿入装置及び接続対象の他ノードの間の伝送路である。
光分岐挿入装置に関し、例えば特許文献1には、伝送速度が互いに異なる複数の光信号を挿入及び分岐するため、波長選択の周波数間隔が互いに異なる複数の波長選択スイッチを設ける点が開示されている。また、特許文献2には、光信号の分岐及び挿入において、波長のチャネル番号が偶数である光信号と、奇数である光信号とを、異なる光合波器により合波し、また、異なる光分波器により分波する点が開示されている。
特開2012−23781号公報 特開2005−143036号公報
挿入する複数の光信号を合波する合波手段として、アレイ導波路格子(AWG:Arrayed Waveguide Grating)がある。このアレイ導波路格子は、通過可能な光の波長がポートごとに決まっているので、波長設定の利便性が低い。
このような波長の制約を排除するカラーレス(Colorless)機能を実現するため、上記の特許文献1のように、波長選択スイッチを合波手段として用いることも可能である。しかし、波長選択スイッチは高価であるため、装置コストが増加する。
そこで本件は上記の課題に鑑みてなされたものであり、効果的にコストを低減する伝送装置及び伝送方法を提供することを目的とする。
本明細書に記載の伝送装置は、波長が異なる複数の光信号をそれぞれ送信する複数の光送信器と、前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を合波する複数の光カプラと、前記複数のカプラの各々が合波して得た多重光信号を多重する波長選択スイッチと、前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の送信先を、前記複数の光カプラからそれぞれ選択する複数の選択部と、前記複数の光信号の各々の波長を取得し、前記波長に割り当てられたチャネル番号を判定し、前記チャネル番号に基づいて、前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が隣接する光信号同士が、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されるように前記複数の選択部をそれぞれ制御する制御部とを有する。
本明細書に記載の伝送方法は、複数の光送信器から波長が異なる複数の光信号をそれぞれ送信し、前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を複数の光カプラにより合波し、前記複数の光カプラにより合波して得た多重光信号を、波長選択スイッチにより多重して伝送する伝送方法において、前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の送信先を、複数の選択部により前記複数の光カプラからそれぞれ選択し、前記複数の光信号の各々の波長を取得し、前記波長に割り当てられたチャネル番号を判定し、前記チャネル番号に基づいて、前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が隣接する光信号同士が、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されるように前記複数の選択部をそれぞれ制御する方法である。
本明細書に記載の伝送装置及び伝送方法は、効果的にコストを低減するという効果を奏する。
伝送装置のネットワーク構成の一例を示す構成図である。 伝送装置の機能構成の一例を示す構成図である。 第1比較例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 第2比較例に係る伝送装置(40波のROADM装置)のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 第2比較例に係る伝送装置(80波のROADM装置)のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 波長選択スイッチを示す図である。 波長選択スイッチの構成を示す構成図である。 第3比較例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 100(Gbps)の光信号のスペクトル波形を示す波形図である。 隣接チャネルの光信号の合波時のスペクトル波形を示す波形図である。 クロストークの大きさに対するペナルティの関係を示すグラフである。 第1実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 第2実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 設定テーブルの一例を示す表である。 第3実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 第4実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 伝送方法を示すフローチャートである。 第5実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 チャネル番号が奇数である光信号の合波時のスペクトル波形を示す波形図である。 チャネル番号が偶数である光信号の合波時のスペクトル波形を示す波形図である。 第6実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 第7実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 第8実施例に係る伝送装置のMUX部及びDEMUX部の構成を示す構成図である。 他の伝送方法を示すフローチャートである。 図21に示された伝送装置の変形例の構成を示す構成図である。
図1は、伝送装置のネットワーク構成の一例を示す構成図である。本明細書において、伝送装置として、ROADM装置を例示するが、これに限定されることはない。
各伝送装置1は、互いに光ファイバにより接続され、例えばリング型のネットワーク80を構成する。伝送装置1は、それぞれ、両隣のノードの伝送装置1との間を結ぶ2つの方路#1,#2を有している。
ネットワーク管理装置(NMS:Network Management System)8は、ネットワーク80内の各伝送装置1を管理する。ネットワーク管理装置8は、LAN(Local Area Network)などの監視制御用ネットワークNWを介して、各伝送装置1と接続されている。
各伝送装置1は、各波長λin1,λin2,λin3・・・の光信号が入力され、該光信号を波長多重して隣のノードに伝送する。また、各伝送装置1は、各波長λout1,λout2,λout3・・・の光信号を、隣のノードから伝送された多重光信号から分離して出力する。したがって、ネットワーク管理装置8を用いて、各伝送装置1に入出力される光信号の波長ごとにチャネルを割り当てることによって、任意のノードの伝送装置1の間において任意の波長の光信号が伝送される。なお、以降の説明において、外部から伝送装置1への光信号λin1,λin2,λin3・・・の入力を「挿入」と表記し、伝送装置1から外部への光信号λout1,λout2,λout3・・・の出力を「分岐」と表記する。
図2は、伝送装置1の機能構成の一例を示す構成図である。伝送装置1は、設定制御部10と、記憶部11と、複数のアンプユニット3と、複数のスイッチユニット2と、複数のDEMUX部13と、複数のMUX部14と、複数の光送受信器(TP:TransPonder)15とを有する。スイッチユニット2、アンプユニット3、DEMUX部13、及びMUX部14は、方路#1〜#Nごとに設けられている。なお、図2には、方路#1及び#2にそれぞれ対応する機能構成のみが示されているが、他方路に対応する機能構成も同様である。
複数のアンプユニット3は、それぞれ、方路#1〜#Nから入力された多重光信号を増幅する入力側増幅器(プリアンプ)32、及び、方路#1〜#Nに出力される多重光信号を増幅する出力側増幅器(ポストアンプ)31を有する。また、複数のスイッチユニット2は、それぞれ、入力側波長選択スイッチ(WSS)21及び出力側波長選択スイッチ(WSS)22を有する。
入力側波長選択スイッチ21は、入力ポートから入力された多重光に含まれる波長を選択し、選択した波長の光を多重化して複数の出力ポートの各々から出力する。入力側波長選択スイッチ21の入力ポートは、入力側増幅器32の出力ポートと接続され、一方、複数の出力ポートは、DEMUX部13及び他方路#1〜#Nの出力側波長選択スイッチ22の入力ポートと接続されている。
これにより、入力側波長選択スイッチ21は、入力側光増幅器32から入力された多重光信号から、波長ごとに選択した光信号を分離して、DEMUX部13、他方路#1〜#Nの波長選択スイッチ22にそれぞれ出力する。なお、入力側波長選択スイッチ21に代えて、光スプリッタが用いられてもよい。
出力側波長選択スイッチ22は、複数の入力ポートからそれぞれ入力された光の波長を選択し、選択した波長の光を多重化して出力ポートから出力する。出力側波長選択スイッチ22の複数の入力ポートは、MUX部14及び他方路#1〜#Nの入力側波長選択スイッチ21の出力ポートと接続され、一方、出力ポートは、出力側増幅器31の入力ポートと接続されている。これにより、出力側波長選択スイッチ22は、MUX部14から入力された多重光信号を、他方路#1〜#Nの入力側波長選択スイッチ21から入力された多重光信号に多重して出力する。
出力側波長選択スイッチ22から出力された多重光信号は、出力側増幅器31により増幅されて、該当する方路#1〜#Nに伝送される。なお、波長選択スイッチ21,22の波長の選択は、設定制御部10からの設定に従って行われる。
設定制御部(制御部)10は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算処理回路であり、所定のプログラムに基づいて伝送装置1を制御する。設定制御部10は、監視制御用ネットワークNWを介して、ネットワーク管理装置8と通信を行う。なお、設定制御部10は、ソフトウェアにより機能するものに限定されることはなく、特定用途向け集積回路などのハードウェアにより機能するものであってもよい。
記憶部11は、例えばメモリであり、光信号の波長に対するチャネル番号の割当設定が登録された設定テーブルを記憶する。設定制御部10は、設定テーブルを参照して、波長選択スイッチ21,22などに対して設定処理を行う。
DEMUX部13は、光信号の分岐のため、入力側波長選択スイッチ21から出力された多重信号から、各波長λout(i)の光信号を分離して、複数の光送受信器15の各々に出力する。MUX部14は、光信号の挿入のため、外部の装置から光送受信器15を介して入力された各波長λin(i)の光信号を多重して、出力側波長選択スイッチ22の入力ポートに出力する。
DEMUX部13及びMUX部14の構成としては、複数の形態がある。図3は、第1比較例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。図3には、80波の光信号の挿入及び分岐が可能なROADM装置が示されている。なお、図3において、図2と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。これは、以降も同様とする。
DEMUX部13及びMUX部14は、アレイ導波路格子(AWG)130,140をそれぞれを含む。アレイ導波路格子140は、複数の光送受信器15とそれぞれ接続された複数の入力ポート140aを有する。アレイ導波路格子130は、複数の光送受信器15とそれぞれ接続された複数の出力ポート130aを有する。
アレイ導波路格子140,130は、ポート140a,130aごとに入出力される光の波長λ1〜λ80が予め決まっている。このため、設定制御部10は、アレイ導波路格子140,130に波長の設定を行うことができない。したがって、第1比較例に係る伝送装置1は、波長設定の利便性が低い。
このような波長の制約を排除するカラーレス機能を実現するため、アレイ導波路格子140,130に代えて、波長選択スイッチを合波手段として用いてもよい。図4は、第2比較例に係る伝送装置(40波のROADM装置)1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。
MUX部14は、光カプラ141と、複数の波長選択スイッチ(1)〜(5)142とを含み、DEMUX部13は、波長選択スイッチ131を含む。波長選択スイッチ(1)〜(5)142は、それぞれ、複数の光送受信器15と接続され、光信号が入力される。例えば、波長選択スイッチ(1)142は、波長λ1〜λ8の光信号が入力され、波長選択スイッチ(5)142は、波長λ33〜λ40の光信号が入力される。各波長選択スイッチ(1)〜(5)142において選択される波長の設定は、設定制御部10により行われる。
波長選択スイッチ(1)〜(5)142は、それぞれ、入力された8つの光信号を合波して光カプラ141に出力する。光カプラ141は、1つの入力ポートと、5つの出力ポートとを有し(「1×5」と表記。以下、同様の表記とする。)、波長選択スイッチ(1)〜(5)142が合波して得た各光多重信号を合波して、出力側波長選択スイッチ22に出力する。
また、入力側波長選択スイッチ21から出力された光多重信号は、波長選択スイッチ131に入力される。波長選択スイッチ131は、複数の光送受信器15と接続され、設定制御部10の設定に従って、光多重信号を波長ごとに分離して、各光送受信器15に出力する。
第2比較例に係る伝送装置1は、設定制御部10によりMUX部14及びDEMUX部13に入出力される波長を選択できるので、波長設定の利便性が高い。一方、第2比較例に係る伝送装置1は、複数の波長選択スイッチ142を用いるので、第1比較例と比べると、装置コストが高い。装置コストは、挿入する光信号の波長数が多いほど、波長選択スイッチの数またはポート数が増えるため、増加する。
図5は、第2比較例に係る伝送装置(80波のROADM装置)1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。MUX部14は、80波(波長λ1〜λ80)の光信号を挿入するため、1×10ポートの光カプラ141と、図4の伝送装置の2倍である10個の波長選択スイッチ(1)〜(10)142とを備える。したがって、この伝送装置1のコストは、図4の場合と比べると、MUX部14だけで約2倍となる。
ここで、図6及び図7を参照して、波長選択スイッチについて説明する。図6に示されるように、波長選択スイッチは、多重光信号から任意の波長λ1〜λmの光信号を挿入及び分岐し、任意の光信号を選択して、任意の出力ポートに出力することによって、光による1対多数の接続機能を実現する。より具体的には、波長選択スイッチは、各波長の光信号への分波機能、各波長の光信号の経路の切り替え機能、及び、各波長の光信号の合波機能を具備する。さらに、波長選択スイッチは、光の干渉性を利用して、光のパワー制御も可能である。
図7に示されるように、波長選択スイッチは、コリメータ40、回折格子41、レンズ42、及びMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)43を備える。波長λ1〜λmの光信号を含む多重光信号は、入力ポートから入力され、コリメータ40及びレンズ42を経て平行線ビームとなり、回折格子41によって各波長λ1〜λmの光信号に分離される。
分離された各波長λ1〜λmの光信号は、レンズ42を経て、波長ごとに設けられたMEMS43に到達する。MEMS43は、例えばマイクロミラーであり、マイクロミラーの角度αを調整することによって、波長ごとに各光信号を出力する出力ポートを決定できる。そして、各波長の光信号は、レンズ42を経て、回折格子41によって出力ポートごとに光信号が合波され、所望の出力ポートから出力される。なお、出力ポートは、波長数の制限がないため、波長選択スイッチは、ミリ秒オーダーでトラヒックを柔軟に振り分けることができる。
図8は、第3比較例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。この伝送装置1は、高価な波長選択スイッチに代わる合波手段として、安価な光カプラが設けられている。MUX部14及びDEMUX部13は、それぞれ、1×Nポートの光カプラ143,132を含む。
DEMUX部13の光カプラ132は、入力側波長選択スイッチ21から入力された多重光信号を分波して、分波して得た各多重光信号を複数の光送受信器15と出力する。複数の光送受信器15は、それぞれ、光カプラ132から入力された多重光信号から、各々に該当する波長の光信号を分離して受信する。なお、複数の光送受信器15は、それぞれ、所望の波長光を抽出するためのフィルタを備えている。
MUX部14の光カプラ143は、複数の光送受信器15から、波長が異なる複数の光信号が入力される。光カプラ143は、複数の光信号を合波して、出力側波長選択スイッチ22に出力する。このとき、以下に述べるように、光カプラ143に入力された光信号の間においてクロストークが生ずる。
図9は、100(Gbps)の光信号のスペクトル波形を示す波形図である。図9に示されるように、100(Gbps)の光信号は、100(GHz)のスペクトル幅を有する。
図10は、隣接チャネルの光信号の合波時のスペクトル波形を示す波形図である。隣接チャネルとは、波長に割り当てられたチャネル番号(ch1,ch2参照)が連続する2つのチャネルを指す。
隣接チャネル間の波長間隔Δλ(ピーク間の差)は、例えば、いわゆるITU−Tグリッドを採用した場合、50(GHz)である。なお、ITU−Tとは、International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector(国際電気通信連合)を指す。この場合、チャネル番号ch1及びch2の各光信号は、各々のスペクトルのサイドモード(つまり、大きさが2番目のピーク)によって互いに干渉し、約20(dB)のクロストークを生ずる。
クロストークは、光信号の質を低下させる要因となる。図11は、クロストークの大きさに対するペナルティの関係を示すグラフである。図11から理解されるように、上記の場合のように約20(dB)のクロストークが生じた場合、約1(dB)のペナルティが発生する。
これに対し、隣接チャネル間の波長間隔を、例えば100〜200(GHz)程度にまで広げることにより、クロストークを防止することは可能である。しかしながら、波長間隔を広げると、多重可能な波長数、つまり光信号の数が減少するので、伝送効率が低下するという問題を生ずる。そこで、以下に述べる実施例では、波長が異なる複数の光信号のうち、波長間隔Δλが所定値より小さい光信号同士を別々の光カプラに送信することによって、各光カプラにより合波される光信号間の波長間隔を広げる。
(第1実施例)
図12は、第1実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図12において、図8と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
MUX部14は、波長選択スイッチ144と、複数の光カプラ(1)〜(4)145と、複数の光スイッチ(選択部)146とを含む。本実施例では、40波の光信号を挿入するため、光カプラ(1)〜(4)145の個数を4個とし、光スイッチ146の個数を40個としているが、これに限定されることはなく、挿入する光信号の数に応じて決定するとよい。例えば80波の場合、光カプラ145の個数を8個とし、光スイッチ146の個数を80個とすればよい。
複数の光スイッチ146は、複数の光送受信器(光送信器)15とそれぞれ接続され、波長λ1〜λ40の光信号がそれぞれ入力される。また、複数の光スイッチ146は、光カプラ(1)〜(4)145にそれぞれ接続された4つの出力ポート146a〜146dを有する。
複数の光スイッチ146は、それぞれ、複数の光送受信器15からそれぞれ送信された複数の光信号の送信先を、複数の光カプラ(1)〜(4)145から選択する。複数の光スイッチ146は、例えば光スイッチ素子であり、それぞれ、設定制御部10からの制御信号に従って、光信号を出力する出力ポート146a〜146dの選択を切り替える。
複数の光カプラ(1)〜(4)145は、それぞれ、複数の光スイッチ146を介して、複数の光送信器15から送信された複数の光信号を合波する。本実施例では、複数の光カプラ(1)〜(4)145は、それぞれ、1×40ポートを有し、波長選択スイッチ144及び複数の光スイッチ146の各々と接続されている。複数の光カプラ(1)〜(4)145の各々における合波により得られた各多重光信号は、波長選択スイッチ144に入力される。
波長選択スイッチ144は、1×4ポートを有し、入力側波長選択スイッチ22及び複数の光カプラ(1)〜(4)145と接続されている。波長選択スイッチ144は、複数のカプラ(1)〜(4)145の各々が合波して得た多重光信号を多重して、入力側波長選択スイッチ22に出力する。
設定制御部10は、操作者によるネットワーク管理装置8の操作に従って、複数の光スイッチ146を制御する。これにより、波長λ1〜λ40の光信号の送信先が、それぞれ、複数の光カプラ(1)〜(4)145から選択される。この選択は、波長間隔が200(GHz)より小さい光信号同士が、別々の光カプラ(1)〜(4)145に送信されるように行われる。言い換えれば、複数の光スイッチ146は、波長間隔が200(GHz)より小さい光信号同士が、同一の光カプラ(1)〜(4)145に送信されないように、制御される。
本実施例において、波長λ1〜λ40にチャネル番号ch1〜ch40がそれぞれ割り当てられており、各光カプラ(1)〜(4)145は、チャネル番号が3つおきとなるように、10波の光信号が入力される。つまり、光カプラ(1)145には、波長λ1,λ5,λ9,・・・,λ37の光信号が送信され、光カプラ(2)145には、波長λ2,λ6,λ10,・・・,λ38の光信号が送信される。また、光カプラ(3)145には、波長λ3,λ7,λ11,・・・,λ39の光信号が送信され、光カプラ(4)145には、波長λ4,λ8,λ12,・・・,λ40の光信号が送信される。
このように、波長に割り当てられたチャネル番号が連続する光信号同士を、別々の光カプラ(1)〜(4)145に送信することにより、各光カプラ(1)〜(4)145で合波される光信号間に、十分な波長間隔が確保される。本実施例では、各光カプラ(1)〜(4)145に入力される光信号のチャネル番号は、3つおきであるため、波長間隔Δλは、200(GHz)となる。したがって、図10に示されるようなクロストークが生ずることはない。
また、波長選択スイッチ144は、波長単位のフィルタを有しているため、各光信号は、他波長の光信号のサイドモードにより干渉されることはなく、やはり、クロストークが生ずることはない。なお、波長選択スイッチ144の波長選択の設定は、設定制御部10により行われる。
このように、本実施例に係る伝送装置1は、複数の光信号を挿入するために、まず、複数の光カプラ145により合波し、該合波により得た複数の多重光信号を波長選択スイッチ144により、さらに多重して伝送する。したがって、高価な波長選択スイッチの個数を、安価な光カプラより少なくすることができるので、装置コストが低減される。なお、本実施例においては、一例として40波の光信号を挿入する場合を挙げたが、80波などの他の波数においても同様である。
(第2実施例)
第1実施例では、操作者によるネットワーク管理装置8の操作によって、複数の光スイッチ146の出力ポート146a〜146dの選択が切り替えられるが、これに限定されない。設定制御部10は、複数の光信号の各々の波長λ1〜λ40に基づいて、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御してもよい。
図13は、第2実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図13において、図12と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
設定制御部10は、複数の光送受信器15の各々から光信号の波長情報を取得する。この波長情報は、例えば、各光送受信器15内のメモリなどに記憶されている。そして、設定制御部10は、波長情報が示す波長に割り当てられたチャネル番号を、記憶部11に記憶された設定テーブルを参照して判断する。この設定テーブルは、図14に示されるように、チャネル番号ch1〜ch40及び波長λ1〜λ40の対応関係を示す情報である。
設定制御部10は、波長に該当するチャネル番号ch1〜ch40に従って、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御する。設定制御部10は、各光カプラ(1)〜(4)145に入力される光信号のチャネル番号が3つおきとなるように、各光スイッチ146の出力ポート146a〜146dの切り替えを制御する。これにより、各光カプラ(1)〜(4)145により合波される光信号の波長間隔Δλは、200(GHz)となる。
このように、設定制御部10は、複数の光信号の各々の波長λ1〜λ40に基づいて、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御するため、各光信号の送信先の設定の利便性が向上する。
(第3実施例)
第2実施例において、設定制御部10は、複数の光送受信器15の各々から光信号の波長情報を取得したが、これに限定されない。設定制御部10は、複数の光送受信器15から送信された複数の光信号の波長λ1〜λ40をそれぞれ検出する検出手段により波長情報を取得してもよい。
図15は、第3実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図15において、図12と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
MUX部14は、複数の信号光監視部(OCM:Optical Channel Monitor)147を、さらに含む。信号光監視部(第1検出部)147は、光スイッチ146と複数の光送受信器15の間の導波路上にそれぞれ設けられ、多波長検出器を備える。信号光監視部147は、複数の光送受信器15から送信された複数の光信号の波長λ1〜λ40をそれぞれ検出して、検出した波長λ1〜λ40を設定制御部10に通知する。
設定制御部10は、第2実施例と同様に、設定テーブルを参照して、検出された波長λ1〜λ40に割り当てられたチャネル番号ch1〜ch40を判断し、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御する。このように、設定制御部10は、信号光監視部147により検出された波長λ1〜λ40に基づいて、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御するため、各光信号の送信先の設定の利便性が向上する。
(第4実施例)
第3実施例に係る伝送装置1は、波長数、つまりチャネル番号ch1〜ch40の数と同数の信号光監視部147を有するが、これに限定されない。図16は、第4実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図16において、図12と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
MUX部14は、波長検出部(第2検出部)12と、複数の分波部148とを、さらに含む。複数の分波部148は、例えば光スプリッタであり、光スイッチ146と光送受信器15の間の導波路にそれぞれ設けられている。
また、波長検出部12は、信号光監視部(OCM)120及び監視用光スイッチ121を含む。複数の分波部148は、複数の光送受信器15から送信された複数の光信号をそれぞれ分波する。分波された光信号は、光カプラ145と監視用光スイッチ121とに入力される。
監視用光スイッチ121は、1×40ポートの光スイッチ素子であり、設定制御部10の制御に従って出力ポートを切り替えることにより、複数の光信号を順次に選択して信号光監視部120に出力する。設定制御部10は、例えば、チャネル番号ch1〜ch40の昇順または降順に光信号を選択するように制御する。信号光監視部120は、選択した光信号の波長を検出して、波長情報として設定制御部10に通知する。設定制御部10は、上述したように、波長情報に基づいて複数の光スイッチ146を制御する。
このように、設定制御部10は、1つの信号光監視部120から複数の光信号の波長情報を順次に取得するので、第3実施例と比較すると、信号光監視部120の数が少なく、装置コストが低減される。
図17は、上述した伝送装置1を用いて実行される伝送方法を示すフローチャートである。まず、設定制御部10は、各光信号の波長λ1〜λ40を示す波長情報を取得する(ステップSt1)。波長情報は、複数の光送受信器15の各々から取得してもよいし、信号光監視部120,147により取得してもよい。
次に、設定制御部10は、波長情報からチャネル番号ch1〜ch40を判断する(ステップSt2)。このとき、設定制御部10は、図14に示された設定テーブルを参照し、波長情報が示す波長λ1〜λ40に対応するチャネル番号ch1〜ch40を判断する。
次に、設定制御部10は、チャネル番号ch1〜ch40に従って光スイッチ146の出力ポート146a〜146dを切り替える(ステップSt3)。つまり、ステップSt1〜St3の処理によって、設定制御部10は、複数の光信号の各々の波長λ1〜λ40を検出して、検出した波長に基づいて、複数の光信号の各送信先を、複数の光カプラ(1)〜(4)145からそれぞれ選択する。これにより、各光信号の送信先の設定の利便性が向上する。
次に、複数の光カプラ(1)〜(4)145により、複数の光信号を合波する(ステップSt4)。このとき、波長間隔が200(GHz)より小さい光信号同士は、別々の光カプラ(1)〜(4)145に送信される。
より具体的には、波長に割り当てられたチャネル番号ch1〜ch40が連続する光信号同士は、別々の光カプラ(1)〜(4)145に送信される。このため、各光カプラ(1)〜(4)145で合波される光信号間に、十分な波長間隔が確保され、図10に示されるようなクロストークが生ずることはない。
次に、光カプラ(1)〜(4)145により合波して得た多重光信号を、波長選択スイッチ144により多重する(ステップSt5)。上述したように、波長選択スイッチ144は、波長単位のフィルタを有しているため、各光信号は、他波長の光信号のサイドモードにより干渉されることはなく、やはり、クロストークを生ずることはない。
波長選択スイッチ144から出力された多重光信号は、出力側多重光信号22により他の光信号とも多重され、出力側増幅器31を介して伝送される。このようにして、光信号は伝送される。
(第5実施例)
上述した各実施例において、各光カプラ(1)〜(4)145には、波長間隔が200(GHz)である10波の光信号が送信されるが、これに限定されることはない。波長間隔Δλが100(GHz)でも十分である場合、波長間隔Δλが100(GHz)より小さい光信号同士を別々の光カプラに送信してもよい。以下に述べる実施例では、波長間隔Δλを100(GHz)とするため、チャネル番号が奇数(ch1,ch3,・・・,ch39)である光信号と、チャネル番号が偶数(ch2,ch4,・・・,ch40)である光信号とが、別々の光カプラに送信される。
図18は、第5実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。図18において、図12と共通する構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
MUX部14は、波長選択スイッチ144と、複数の合波部(1)〜(4)149と、複数の光スイッチ(選択部)146とを含む。複数の合波部(1)〜(4)149は、第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491を含む。第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491は、それぞれ、1×10ポートを有し、波長選択スイッチ144及び10個の光スイッチ146と接続されている。
第1光カプラ1490は、チャネル番号が奇数(ch1,ch3,・・・,ch39)である光信号が入力され、第2光カプラ1491は、チャネル番号が偶数(ch2,ch4,・・・,ch40)である光信号が入力される。このため、第1光カプラ1490は、チャネル番号が奇数である光信号のみを合波し、第2光カプラ1491は、チャネル番号が偶数である光信号のみを合波する。
第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491は、それぞれ、5つの光信号を合波する。より具体的には、合波部(1)において、第1光カプラ1490は、チャネル番号ch1,ch3,ch5,ch7,ch9、つまり波長λ1、λ3,λ5,λ7,λ9の光信号を合波する。また、第2光カプラ1491は、チャネル番号ch2,ch4,ch6,ch8,ch10、つまり波長λ2、λ4,λ6,λ8,λ10の光信号を合波する。
第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491による合波により得られた各多重光信号は、それぞれ、波長選択スイッチ144に入力される。波長選択スイッチ144は、1×8ポートを有し、複数の合波部(1)〜(4)149からそれぞれ入力された複数の多重光信号を多重して、出力側波長選択スイッチ22に出力する。
複数の光スイッチ146は、それぞれ、1×2ポートの光スイッチ素子であり、第1出力ポート146k及び第2出力ポート146gを有する。第1出力ポート146k及び第2出力ポート146gは、チャネル番号が奇数及び偶数の光信号をそれぞれ出力するためのポートであり、第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491にそれぞれ接続されている。複数の光スイッチ146は、それぞれ、設定制御部10からの制御信号に従って、光信号を出力する第1出力ポート146k及び第2出力ポート146gの選択を切り替える。
設定制御部10は、操作者によるネットワーク管理装置8の操作に従って、複数の光スイッチ146を制御する。これにより、波長λ1〜λ40の光信号の送信先が、それぞれ、第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491から選択される。この選択は、上述したように、チャネル番号が奇数(ch1,ch3,・・・,ch39)である光信号と、前記チャネル番号が偶数(ch2,ch4,・・・,ch40)である光信号とが、別々の光カプラ1490,1491に送信されるように行われる。
したがって、第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491で合波される光信号間に、十分な波長間隔が確保される。本実施例では、第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491の各々に入力される光信号のチャネル番号は、1つおきであるため、波長間隔は、100(GHz)となる。
図19は、チャネル番号が奇数である光信号の合波時のスペクトル波形を示す波形図であり、図20は、チャネル番号が偶数である光信号の合波時のスペクトル波形を示す波形図である。つまり、図19及び図20は、第1光カプラ1490及び第2光カプラ1491にそれぞれ入力された光信号のスペクトル波形を示す。図19及び図20から理解されるように、波長間隔Δλを100(GHz)としたことにより、各光信号のサイドローブは、他波長の光信号に干渉することがない。これにより、クロストークの大きさが低減される(約−40(dB))。そして、このときのペナルティは、図11から理解されるように、約0(dB)であるため、光信号の質が向上する。
(第6実施例)
第5実施例では、操作者によるネットワーク管理装置8の操作によって、複数の光スイッチ146の第1出力ポート146k及び第2出力ポート146gの選択が切り替えられるが、これに限定されない。上述した第2実施例のように、設定制御部10は、複数の光信号の各々の波長λ1〜λ40に基づいて、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御してもよい。
図21は、第5実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図21において、図13及び図18と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
設定制御部10は、複数の光送受信器15の各々から光信号の波長情報を取得する。そして、設定制御部10は、波長情報が示す波長に割り当てられたチャネル番号を、記憶部11に記憶された設定テーブル(図14参照)を参照して判断する。
設定制御部10は、波長に該当するチャネル番号ch1〜ch40が、奇数及び偶数の何れであるかを判定し、該判定結果に従って、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御する。設定制御部10は、第1光カプラ1490には、チャネル番号が奇数の光信号が入力され、第2光カプラ1491には、チャネル番号が偶数の光信号が入力されるように、各光スイッチ146の第1及び第2出力ポート146k,146の切り替えを制御する。
このように、設定制御部10は、複数の光信号の各々の波長λ1〜λ40に基づいて、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御するため、各光信号の送信先の設定の利便性が向上する。
(第7実施例)
第6実施例において、設定制御部10は、複数の光送受信器15の各々から光信号の波長情報を取得したが、これに限定されない。上述した第3実施例のように、設定制御部10は、複数の光送受信器15から送信された複数の光信号の波長λ1〜λ40をそれぞれ検出する検出手段により波長情報を取得してもよい。
図22は、第7実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図22において、図15及び図18と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
MUX部14は、複数の信号光監視部147を、さらに含む。信号光監視部147は、複数の光送受信器15から送信された複数の光信号の波長λ1〜λ40をそれぞれ検出して、検出した波長λ1〜λ40を設定制御部10に通知する。設定制御部10は、設定情報を参照して、検出された波長λ1〜λ40に割り当てられたチャネル番号ch1〜ch40を判断し、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御する。
このように、設定制御部10は、信号光監視部147により検出された波長λ1〜λ40に基づいて、複数の光スイッチ146をそれぞれ制御するため、各光信号の送信先の設定の利便性が向上する。
(第8実施例)
第7実施例に係る伝送装置1は、波長数、つまりチャネル番号の数と同数の信号光監視部147を有するが、これに限定されない。図23は、第8実施例に係る伝送装置1のMUX部14及びDEMUX部13の構成を示す構成図である。なお、図23において、図16及び図18と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
MUX部14は、波長検出部(第2検出部)12と、複数の分波部148とを、さらに含む。また、波長検出部12は、信号光監視部(OCM)120及び監視用光スイッチ121を含む。
分波部148により分波された光信号は、光カプラ1490,1491と監視用光スイッチ121とに入力される。監視用光スイッチ121は、設定制御部10の制御に従い、複数の光信号を順次に選択して信号光監視部120に出力する。信号光監視部120は、選択した光信号の波長を検出して、波長情報として設定制御部10に通知する。設定制御部10は、上述したように、波長情報に基づいて、複数の光スイッチ146を制御する。
このように、設定制御部10は、1つの信号光監視部120から複数の光信号の波長情報を順次に取得するので、第7実施例と比較すると、信号光監視部120の数が少なく、装置コストが低減される。
図24は、上述した伝送装置1を用いた伝送方法を示すフローチャートである。まず、設定制御部10は、各光信号の波長λ1〜λ40を示す波長情報を取得する(ステップSt11)。次に、設定制御部10は、波長情報からチャネル番号ch1〜ch40を判断する(ステップSt12)。
次に、設定制御部10は、チャネル番号が奇数であるか否かを判定する(ステップst13)。チャネル番号が奇数である場合(ステップSt13のYES)、設定制御部10は、光スイッチ146の出力ポートを、第1出力ポート146kに切り替える(ステップSt14)。一方、チャネル番号が奇数でない場合、つまりチャネル番号が偶数である場合(ステップSt13のNO)、設定制御部10は、光スイッチ146の出力ポートを、第2出力ポート146gに切り替える(ステップSt15)。これにより、チャネル番号が奇数(ch1,ch3,・・・,ch39)である光信号と、チャネル番号が偶数(ch2,ch4,・・・,ch40)である光信号とが、別々の光カプラ1490,1491に送信される。これにより、各光カプラ1490,1491に入力される光信号の波長間隔は、100(GHz)となる。
全ての光スイッチ146について切り替えが完了していない場合(ステップSt16のNO)、設定制御部10は、再びステップSt13の処理を行う。一方、全ての光スイッチ146について切り替えが完了した場合(ステップSt16のYES)、各合波部(1)〜(4)149の第1及び第2光カプラ1490,1491により光信号を合波する(ステップSt17)。
次に、各合波部(1)〜(4)149により合波して得た多重光信号を、波長選択スイッチ144により多重する(ステップSt18)。このようにして、光信号は伝送される。
(変形例)
また、図25は、図21に示された伝送装置1(第6実施例)の変形例の構成を示す構成図である。なお、図25において、図21と共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本例において、光スイッチ146は、第1及び第2出力ポート146k,146に加えて、第3出力ポート(シャッターポート)146sを有する。第3出力ポート(シャッターポート)146sは、光終端器Tと接続されている。
設定制御部10は、取得した波長情報が示す波長が、設定テーブル(図14参照)に登録されていない場合、光スイッチ146の出力ポートを、第3出力ポート146sに切り替える。これにより、設定テーブルに登録されていない波長の光信号は、第3出力ポート146sから出力されて、光終端器Tにより終端される。したがって、該光信号が、ネットワーク80に送信されることはない。なお、本例の形態は、第6実施例に限定されず、他の実施例に適用してもよい。
これまで述べたように、複数の光送受信器15は、波長λ1〜λ40が異なる複数の光信号をそれぞれ送信し、複数の光カプラ145,1490,1491は、複数の光送受信器15から送信された複数の光信号を合波する。また、波長選択スイッチ144は、複数のカプラ145の各々が合波して得た多重光信号を多重する。そして、複数の光信号のうち、波長間隔が所定値より小さい光信号同士は、別々の光カプラ145,1490,1491に送信される。
本実施例に係る伝送装置1は、まず、複数の光信号を複数の光カプラ145,1490,1491により合波し、該合波により得た複数の多重光信号を波長選択スイッチ144により、さらに合波する。したがって、高価な波長選択スイッチの個数を、安価な光カプラより少なくすることができるので、装置コストが低減される。
また、波長間隔Δλが所定値より小さい光信号同士は、別々の光カプラ145,1490,1491に送信されるので、各光カプラ145,1490,1491は、光信号の質を低下させるクロストークを生ずることなく、複数の光信号を合波する。波長選択スイッチ144は、波長単位のフィルタを有しているため、複数のカプラ145の各々が合波して得た多重光信号を多重するときに、クロストークを生ずることがない。したがって、本実施例に係る伝送装置1は、光信号の質を低下させることなく、光信号を伝送することができる。なお、上述した実施例では、波長間隔Δλの所定値として、200(GHz)及100(GHz)を挙げたが、これに限定されることはなく、設計に応じて他の数値を採用してもよい。
また、実施例に係る伝送方法では、波長が異なる複数の光信号のうち、波長間隔が所定値より小さい光信号同士を別々の光カプラ145,1490,1491に送信し、各光カプラにより合波して得た多重光信号を、波長選択スイッチ144により多重して伝送する。したがって、実施例に係る伝送方法によれば、実施例に係る伝送装置1と同様の作用効果が得られる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の変形態様を採り得ることは自明である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1) 波長が異なる複数の光信号をそれぞれ送信する複数の光送信器と、
前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を合波する複数の光カプラと、
前記複数のカプラの各々が合波して得た多重光信号を多重する波長選択スイッチとを有し、
前記複数の光信号のうち、波長間隔が所定値より小さい光信号同士が、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されることを特徴とする伝送装置。
(付記2) 前記複数の光信号のうち、波長に割り当てられたチャネル番号が連続する光信号同士が、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されることを特徴とする付記1に記載の伝送装置。
(付記3) 前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が奇数である光信号と、前記チャネル番号が偶数である光信号とが、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されることを特徴とする付記2に記載の伝送装置。
(付記4) 前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の送信先を、前記複数の光カプラからそれぞれ選択する複数の選択部を、さらに有することを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の伝送装置。
(付記5) 前記複数の光信号の各々の波長に基づいて、前記複数の選択部をそれぞれ制御する制御部を、さらに有することを特徴とする付記4に記載の伝送装置。
(付記6) 前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の波長をそれぞれ検出し、検出した波長を前記制御部に通知する複数の第1検出部を、さらに有することを特徴とする付記5に記載の伝送装置。
(付記7) 前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を順次に選択し、選択した光信号の波長を検出して、前記制御部に通知する第2検出部を、さらに有することを特徴とする付記5に記載の伝送装置。
(付記8) 波長が異なる複数の光信号のうち、波長間隔が所定値より小さい光信号同士を別々の光カプラに送信し、各光カプラにより合波して得た多重光信号を、波長選択スイッチにより多重して伝送することを特徴とする伝送方法。
(付記9) 前記複数の光信号のうち、波長に割り当てられたチャネル番号が連続する光信号同士を、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信することを特徴とする付記8に記載の伝送方法。
(付記10) 前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が奇数である光信号と、前記チャネル番号が偶数である光信号とを、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信することを特徴とする付記9に記載の伝送方法。
(付記11) 前記複数の光信号の各々の波長を検出して、検出した波長に基づいて、前記複数の光信号の送信先を、前記複数の光カプラからそれぞれ選択することを特徴とする付記8乃至10の何れかに記載の伝送方法。
1 伝送装置
10 設定制御部(制御部)
15 光送受信器(光送信器)
14 MUX部
144 波長選択スイッチ(選択部)
145,1490,1491 光カプラ
146 光スイッチ
147 信号光監視部(第1検出部)
12 波長検出部(第2検出部)

Claims (5)

  1. 波長が異なる複数の光信号をそれぞれ送信する複数の光送信器と、
    前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を合波する複数の光カプラと、
    前記複数のカプラの各々が合波して得た多重光信号を多重する波長選択スイッチと
    前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の送信先を、前記複数の光カプラからそれぞれ選択する複数の選択部と、
    前記複数の光信号の各々の波長を取得し、前記波長に割り当てられたチャネル番号を判定し、前記チャネル番号に基づいて、前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が隣接する光信号同士が、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されるように前記複数の選択部をそれぞれ制御する制御部とを有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記制御部は、前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が奇数である光信号と、前記チャネル番号が偶数である光信号とが、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されるように前記複数の選択部をそれぞれ制御することを特徴とする請求項に記載の伝送装置。
  3. 前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の波長をそれぞれ検出し、検出した波長を前記制御部に通知する複数の第1検出部を、さらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  4. 前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を順次に選択し、選択した光信号の波長を検出して、前記制御部に通知する第2検出部を、さらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の伝送装置。
  5. 複数の光送信器から波長が異なる複数の光信号をそれぞれ送信し、前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号を複数の光カプラにより合波し、前記複数の光カプラにより合波して得た多重光信号を、波長選択スイッチにより多重して伝送する伝送方法において、
    前記複数の光送信器から送信された前記複数の光信号の送信先を、複数の選択部により前記複数の光カプラからそれぞれ選択し、
    前記複数の光信号の各々の波長を取得し、
    前記波長に割り当てられたチャネル番号を判定し、
    前記チャネル番号に基づいて、前記複数の光信号のうち、前記チャネル番号が隣接する光信号同士が、前記複数の光カプラのうち、別々の光カプラに送信されるように前記複数の選択部をそれぞれ制御することを特徴とする伝送方法。
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