JP2018026749A - 光伝送システム、光ノード装置及び光伝送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ノードに関しても大容量化した伝送路が複数入力されるため、伝送路以上に大規模化が必要とされている。
図29は、従来の光伝送システムの構成図である。同図は、送信装置910と、光ノード920a、920bと、受信装置930と、シングルモードファイバを用いた光伝送路801〜807とから構成される光伝送システムの例を示している。送信装置910は光多重信号生成部911を有し、受信装置930は光多重信号受信部931を有する。各光ノード920a、920bはそれぞれ、光スイッチ群により構成される光クロスコネクト(OXC)921a、921bを有する。
図31は、光クロスコネクト921a、921bの概要を示す図である。光クロスコネクト921a、921bは、入力方路から入力した光信号を任意の出力方路に出力する。同図では、入力方路及び出力方路がそれぞれ2である場合を例に示している。光路に、光チャネルモニタ(パワーモニタ)を設けることにより、光信号の光強度を測定できる。
図29に示す従来の光伝送システムを大容量化したシステムとして、図32に示す空間多重伝送システムが考えられる。同図は、送信装置950と、空間多重ノード960a、960bと、受信装置970と、光伝送路211〜217とから構成される空間多重伝送システムの例を示している。光伝送路211〜217には、シングルモードファイバ(SMF:Single mode fiber)を複数束ねたバンドルファイバや、一つのファイバに複数のコアを有するマルチコアファイバ(MCF:Multi-core fiber)が用いられる。送信装置950は光多重信号生成部951を有し、受信装置970は光多重信号受信部971を有する。空間多重ノード960a、960bはそれぞれ、光スイッチ群により構成される光クロスコネクト961a、961bを有する。
上述の空間多重伝送システム内では、マルチコアファイバである光伝送路211〜217の伝送中、及び光クロスコネクト961a、961b内で、異なる空間チャネルからのクロストーク(TX)が発生し、光信号対雑音比(OSNR)が劣化する。
[全体構造説明]
図1は、本実施形態における大容量光伝送システム11の構成図である。大容量光伝送システム11は、送信装置100と、光ノード401aと、光ノード401bと、受信装置300と、光伝送路211〜217とを備える。送信装置100と光ノード401aとの間は光伝送路211により接続される。光ノード401aと光ノード401bとの間は光伝送路213により接続される。光ノード401bと受信装置300との間は光伝送路216により接続される。光ノード401a又は光ノード401bに接続される上述以外の光伝送路212、214、215、217は、他の光ノードに接続される。
受信装置300は、信号受信部310を内包している。信号受信部310は、光伝送路216を通して伝送された光多重信号を受信する。
図2は、バンドルファイバを示す図である。バンドルファイバは、シングルモードファイバを複数束ねた構成である。各シングルモードファイバは、コアを1つ有する。
図3は、マルチコアファイバを示す図である。マルチコアファイバは、複数のコアを有する。
図1に示す大容量光伝送システム11の構成における光ノード401の主要部分の構成要素について図4を用いて説明する。
本実施形態では、大容量光伝送システム11が、入力方路1光路1から入力され、出力方路2光路3へ出力される光多重信号S1123に対して、他方路・他光路からのクロストークをモニタする方式について述べる。なお、大容量光伝送システム11は、他の方路・他の光路から入力された光多重信号においても同様の方式でモニタする。本実施形態においては、モニタ光付与部430以降からモニタ光抽出部450までの光路において、モニタ光を全光路に入力することを特徴としている。
また、各モニタ光送信部420の各モニタ光源421はそれぞれ光周波数の異なるモニタ光M11〜M23を出力する。つまり、モニタ光源421−i−jは、モニタ光Mijを出力する。ここでモニタ光はCW(連続)光における光多重信号の波長帯域であるC帯以外のものを使用する。これにより、モニタ光が光多重信号光と重なることはない。
本実施例では、図4に示すように、光ノード401を、入力及び出力がそれぞれ2方路であり、1方路あたり1本の3コアのMCFを用いた構成とした。MCFが有する3本のコアをC1、C2、C3とし、コアC1が光路1、コアC2が光路2、コアC3が光路3に対応する構成とした。
上記実施例において、入出力に使用される光路の構成は、(1)シングルモードファイバ(SMF:Single mode fiber)が1本、(2)SMFが複数本、(3)マルチコアファイバ(MCF:Multi-core fiber)が1本、(4)MCF複数本、(5)SMFが複数本とMCFが1本のような、(1)〜(4)の上記構成の組合せ、のいずれでもよい。
また、MCFを使用した場合、光路に相当するものは1つのコアとする。
また、前述の実施例において、使用する波長帯域はC帯以外でも構わない。モニタ光帯域もL帯以外でも構わない。
また、全光路のクロストーク(XT)をモニタするには、光周波数が異なる全光路数分のモニタ光が必要である。
なお、モニタ光送信部420及びモニタ光付与部430と、モニタ光抽出部450及びモニタ光受信部460とについては、下記の構成としてもよい。
図5〜図11を用いて、本実施形態のモニタ光送信部420及びモニタ光付与部430の構成を説明する。図5〜図10では、全光路を監視する場合の構成を、図11は、一部光路を監視する場合の構成を示す。また、図5〜図11では、関係する機能部を抽出して示しており、OXC前後での光増幅器等は省略している。図5〜図10では、3つの光路を有する入力方路1に関する構成を抽出して示す。
なお、モニタ光送信部420及びモニタ光付与部430については、以下の構成としてもよい。
図12〜図15を用いて、本実施形態のモニタ光抽出部450及びモニタ光受信部460の構成を説明する。図12〜図15では、全光路を監視する場合の構成を示す。また、図12〜図15では、関係する機能部を抽出して示しており、OXC前後での光増幅器等は省略している。図12〜図15では、3つの光路を有する出力方路1に関する構成を抽出して示す。
なお、モニタ光抽出部450及びモニタ光受信部460については、以下の構成としてもよい。
[全体構造説明]
図18は、本実施形態における大容量光伝送システム12の構成図であり、本実施形態と関係する構成のみを抽出して示している。同図において、図1に示す第1の実施形態による大容量光伝送システム11と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。大容量光伝送システム12は、送信装置102と、光ノード402aと、光ノード402bと、受信装置300と、光伝送路211〜217とを備える。送信装置102と光ノード402aとの間は光伝送路211により接続される。光ノード402aと光ノード402bとの間は光伝送路213により接続される。光ノード402bと受信装置300との間は光伝送路216により接続される。光ノード402a、402bに接続されている上述以外の光伝送路212、214、215、217は、他の光ノードに接続される。
受信装置300は、信号受信部310を内包している。光伝送路216により伝送された光多重信号は信号受信部310で受信される。
図18に示す大容量光伝送システム12の構成における主要部分の構成要素について説明する。
本実施形態におけるモニタ方式では、モニタ光送信部120及びモニタ光付与部130が、光ノード402の内部ではなく送信装置102にあるため、送信装置102がモニタ光の付与を行う。
本実施例では、図19に示すように、光ノード402が2方路を有し、1方路あたり3本のSMFを用いた構成とした。3本のSMFそれぞれのコアをC1、C2、C3とし、コアC1が光路1、コアC2が光路2、コアC3が光路3に対応する構成とした。また、モニタ光送信部120、モニタ光付与部130、光スイッチ群440、モニタ光抽出部450、モニタ光受信部460に関しては、第1の実施形態の実施例1におけるモニタ光送信部420、モニタ光付与部430、光スイッチ群440、モニタ光抽出部450、モニタ光受信部460と同様の構成とした。さらに、使用する光多重信号・モニタ光の光周波数及び出力値、また、信号光路の切替を行うクロストークの閾値も、第1の実施形態の実施例1と同様とした。
上記の実施例2において、入出力に使用される光路の構成は、(1)SMFが1本、(2)SMFが複数本、(3)MCFが1本、(4)MCFが複数本、(5)SMFが複数本とMCFが1本のような、(1)〜(4)の構成の組合せ、のいずれでもよい。
また、入出力方路数と1方路あたりの光路数は、任意の数で構わない。
また、MCFを使用した場合、光路に相当するものは1つのコアとする。
上記の実施例2において、使用する波長帯域はC帯以外でも構わない。また、モニタ光帯域もL帯以外でも構わない。
つまり、モニタ光送信部120及びモニタ光付与部130を、第1の実施形態における以下の(1)〜(6)と同様の構成としてもよい。
(2)モニタ光源に多波長光源を使用して光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図7)、
(3)TDMスイッチを使用してTDM方式でモニタを行う構成(図8)、
(4)時間制御素子を用いてTDM方式でモニタを行う構成(図9)、
(5)トーンを重畳したモニタ光でモニタを行う構成(図10)、
(6)モニタ光を一部光路にのみ入力する構成(図11)。
(2)モニタ光を光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図13)、
(3)モニタ光を波長可変フィルタにより分波する構成(図14)。
[全体構造説明]
図20は、本実施形態における大容量光伝送システム13の構成図であり、本実施形態と関係する構成のみを抽出して示している。同図において、図1に示す第1の実施形態による大容量光伝送システム11と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。大容量光伝送システム13は、送信装置100と、光ノード403aと、光ノード403bと、受信装置303と、光伝送路211〜217とを備える。送信装置100と光ノード403aとの間は光伝送路211により接続される。光ノード403aと光ノード403bとの間は光伝送路213により接続される。光ノード403bと受信装置303との間は光伝送路216により接続される。光ノード403aと光ノード403bとは同一の構成であり、光ノード403aと光ノード403bを区別しない場合、光ノード403と記載する。大容量光伝送システム13は、第1の実施形態の光ノード401内部にあるモニタ光抽出部450をなくし、受信装置303にモニタ光抽出部320を追加した構成である。前述以外の各部構成は第1の実施形態と同様である。
図20に示す大容量光伝送システム13の構成における主要部分の構成要素について説明する。
本実施形態におけるモニタ方式では、モニタ光抽出部320及びモニタ光受信部330が、光ノード402の内部ではなく受信装置303にあるため、受信装置303がモニタ光の抽出及び受信を行う。
本実施例では、図21に示すように、光ノード403が2方路を有し、1方路あたり3本のSMFを用いた構成とした。3本のSMFそれぞれのコアをC1、C2、C3とし、コアC1が光路1、コアC2が光路2、コアC3が光路3に対応する構成とした。また、モニタ光送信部420、モニタ光付与部430、光スイッチ群440、モニタ光抽出部320、モニタ光受信部330、に関しては、第1の実施形態の実施例1におけるモニタ光送信部420、モニタ光付与部430、光スイッチ群440、モニタ光抽出部450、モニタ光受信部460と同様の構成とした。さらに、使用する光多重信号・モニタ光の光周波数及び出力値、また、信号光路の切替を行うクロストークの閾値も、第1の実施形態の実施例1と同様のものとした。
上記の実施例3において、入出力に使用される光路の構成は、(1)SMFが1本、(2)SMFが複数本、(3)MCFが1本、(4)MCFが複数本、(5)SMFが複数本とMCF1本のような、(1)〜(4)の構成の組合せ、のいずれでもよい。
また、入出力方路数と1方路あたりの光路数は、任意の数で構わない。
また、MCFを使用した場合、光路に相当するものは1つのコアとする。
上記の実施例3において、使用する波長帯域はC帯以外でも構わない。また、モニタ光帯域もL帯以外でも構わない。
つまり、モニタ光送信部420及びモニタ光付与部430を、第1の実施形態における以下の(1)〜(6)と同様の構成としてもよい。
(2)モニタ光源に多波長光源を使用して光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図7)、
(3)TDMスイッチを使用してTDM方式でモニタを行う構成(図8)、
(4)時間制御素子を用いてTDM方式でモニタを行う構成(図9)、
(5)トーンを重畳したモニタ光でモニタを行う構成(図10)、
(6)モニタ光を一部光路にのみ入力する構成(図11)。
(2)モニタ光を光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図13)、
(3)モニタ光を波長可変フィルタにより分波する構成(図14)。
[全体構造説明]
本実施形態では、1つの光路に2波長のモニタ光を使用する。
本実施形態の光クロスコネクトシステムのネットワーク構成は、第1の実施形態の大容量光伝送システム11と同様である。ただし、光ノード401a及び光ノード401bに代えて、図22及び図23に示す光ノード404を用いる。光ノード404は、光スイッチ群440の入出力端にそれぞれ第1の実施形態のモニタ光付与部430及びモニタ光抽出部450に代えて、モニタ光付与部435及びモニタ光抽出部455を配置した構成である。
本実施形態の光コネクトシステムにおける主要部分の構成要素について説明する。
図22及び図23は、光ノード404近傍の装置構成を示す図である。同図では、本実施形態と関係する構成のみを抽出して示しており、光クロスコネクト(OXC)スイッチ前後での増幅機能等は省略している。同図において、図4に示す第1の実施形態による光ノード401近傍と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。光ノード404は、モニタ光送信部425、モニタ光付与部435、光スイッチ群440、モニタ光抽出部455及びモニタ光受信部465を備える。図22では、光ノード404のモニタ光送信部425及びモニタ光付与部435の詳細な構成を示しており、図23では、光ノード404のモニタ光抽出部455及びモニタ光受信部465の詳細な構成を示している。
光ノード403のその他の箇所の構成は、第1の実施形態の光ノード401と同様である。
本実施形態におけるモニタ方式では、モニタ光送信部425において、波長帯域が短波長側と長波長側のモニタ光出力があるため、モニタ光付与部435において、短波長側モニタ光と長波長側モニタ光を、それぞれ別の波長合波器431によって各光路に付与する。同様に、モニタ光抽出部455に、短波長側のモニタ光と長波長側のモニタ光それぞれに対応した波長分波器451で分波を行う。
上記以外のモニタ方式に関しては、第1の実施形態と同様である。つまり、短波長側と長波長のそれぞれについて、第1の実施形態と同様の動作を行う。
本実施例では、第1の実施形態の実施例1と同様に、2方路で1方路あたり3SMFファイバを用いた光ノード構成とした。また、モニタ光の帯域はS帯(195.95GHz〜205.30GHz)及びL帯(184.50GHz〜191.55GHz)とし、モニタ光送信部425から出力されるモニタ光の光周波数は以下の表4の通りとする。
モニタ光付与部435及びモニタ光抽出部455においては、下記構成としてもよい。以下では、3つの光路を有する入力方路1に関する構成を抽出して示す。
図24は、本実施形態のモニタ光送信部425及びモニタ光付与部435の構成例を示す図である。同図では、モニタ光送信部425のモニタ光源426−1〜426−6としてそれぞれ異なる光周波数λ1、…、λ6の単波長光源を使用する。また、モニタ光付与部435の波長合波器431としてWDM(波長分割多重)カプラ436−1〜436−6を使用する。光路iには、WDMカプラ436−i及び436−(i+3)が設置される。モニタ光源426−1〜426−3は短波長のモニタ光を出力する長波長側光源群であり、モニタ光源426−4〜426−6は長波長のモニタ光を出力する短波長側光源群である。
また、図25のような構成としてもよい。
(2)モニタ光源に多波長光源を使用して光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図7)、
(3)TDMスイッチを使用してTDM方式でモニタを行う構成(図8)、
(4)時間制御素子を用いてTDM方式でモニタを行う構成(図9)、
(5)トーンを重畳したモニタ光でモニタを行う構成(図10)、
(6)モニタ光を一部光路にのみ入力する構成(図11)。
(2)モニタ光を光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図13)、
(3)モニタ光を波長可変フィルタにより分波する構成(図14)。
と同様の構成にする。
[全体構造説明]
本実施形態では、各光路の光多重信号の光強度に基づいて、モニタ光源から出力されるモニタ光の出力を調整する。
本実施形態の光クロスコネクトシステムのネットワーク構成は、第1の実施形態の大容量光伝送システム11と同様である。ただし、光ノード401a及び光ノード401bに代えて、図26に示す光ノード405を用いる。光ノード405は、図22及び図23に示す光ノード404と同様に光スイッチ群440の入出力端にそれぞれモニタ光付与部435及びモニタ光抽出部455を配置し、さらに、各光路に光強度計測器を設置した構成である。なお、光ノード405のモニタ光抽出部455及びモニタ光受信部465の構成は、図23に示す光ノード404のモニタ光抽出部455及びモニタ光受信部465と同様であるため、図26においては詳細な構成の記載を省略している。
本実施形態の光コネクトシステムにおける主要部分の構成要素について説明する。
図26は、光ノード405近傍の装置構成を示す図である。同図では、本実施形態と関係する構成のみを抽出して示しており、光クロスコネクト(OXC)スイッチ前後での増幅機能等は省略している。同図において、図22に示す第4の実施形態による光ノード404と同一の部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。光ノード405は、モニタ光送信部425、モニタ光付与部435、光スイッチ群440、モニタ光抽出部455、モニタ光受信部465、光分岐部470及び光強度計測器480を備える。
光分岐部470は、各光路の光多重信号を分岐させる光分岐器471を有する。入力方路iの光路jの光多重信号を分岐させる光分岐器471を、光分岐器471−i−jと記載する。また、光強度計測器480は、光路毎に設置される。光分岐器471−i−jが光ノード入力端から分岐させた光多重信号の光強度を計測する光強度計測器480を、光強度計測器480−i−jとする。
本実施形態におけるモニタ方式では、第4の実施形態におけるモニタ方式に追加して、光強度計測器480による光強度の計測結果に基づいて、信号処理装置505が各光路別にモニタ光の出力を調整できる機能を有する。信号処理装置505が、光強度計測器480により計測された各光路の光多重信号の光強度の平均値に応じて、モニタ光源421から出力されるモニタ光の出力を調整することにより、光強度に差がある光多重信号間でも正確なクロストーク量の測定が可能となる。
本実施例では、図26に示す構成を用いた。
光ノード405の入力方路は2方路であり、1方路あたり1本の3コアのMCFを用いた構成とした。MCFの3本のコアをC1、C2、C3とし、コアC1が光路1、コアC2が光路2、コアC3が光路3に対応する構成とした。その他の構成については第4の実施形態における実施例4と同様とした。また、光ノード405の入力端で1光路毎に光強度計測器480を1台設置し、光多重信号の光強度に応じたモニタ光の出力調整を行った。ここで入力方路2光路1から入力した光多重信号の光強度を+0dBmとし、入力方路2光路2から入力した光多重信号の光強度を−5dBmとした。
その他の構成は第4の実施形態の別構成と同様の以下の機能を有する構成とする。
(2)モニタ光源に多波長光源を使用して光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図7)、
(3)TDMスイッチを使用してTDM方式でモニタを行う構成(図8)、
(4)時間制御素子を用いてTDM方式でモニタを行う構成(図9)、
(5)トーンを重畳したモニタ光でモニタを行う構成(図10)、
(6)モニタ光を一部光路にのみ入力する構成(図11)、
(7)1つの波長合波器で別帯域のモニタ光を入力する場合の構成(図25)。
(2)モニタ光を光カプラ及び波長フィルタにより分波する構成(図13)、
(3)モニタ光を波長可変フィルタにより分波する構成(図14)。
100、102、102−1、102−2…送信装置
110…信号生成部
111−1−1〜111−1−3、111−2−1〜111−2−3…送信器
120…モニタ光送信部
121−1−1〜121−1−3、121−2−1〜121−2−3…モニタ光源
130…モニタ光付与部
131−1−1〜131−1−3、131−2−1〜131−2−3…波長合波器
211、212、213、214、215、216、217…光伝送路
300、303、303−1、303−2…受信装置
310…信号受信部
311−1−1〜311−1−3、311−2−1〜311−2−3…受信器
320…モニタ光抽出部
321−1−1〜321−1−3、321−2−1〜321−2−3…波長分波器
330…モニタ光受信部
331−1−1〜331−1−3、331−2−1〜331−2−3…モニタ光受光ユニット
332−1−1、332−2−3…モニタ光分波器
333−1−1−1〜333−1−1−6、333−2−3−1〜333−2−3−6…受光器
401、401a、401b、402、402a、402b、403、403a、403b、404、405…光ノード
410…光クロスコネクトスイッチ部
420、425…モニタ光送信部
421−1−1〜421−1−6、421−2−1〜421−2−6…モニタ光源
426−1〜426−6…モニタ光源
430、435…モニタ光付与部
431−1−1〜431−1−6、431−2−1〜431−2−6…波長合波器
436−1〜436−6、437−1〜437−3…WDMカプラ
440…光スイッチ群
443−1−1〜443−1−3、443−2−1〜443−2−3…光スイッチ
445−1−1〜445−1−3、445−2−1〜445−2−3…光スイッチ
450、455…モニタ光抽出部
451−1−1〜451−1−6、451−2−1〜451−2−6…波長分波器
460、465…モニタ光受信部
461−1−1〜461−1−6、461−2−1〜461−2−6…モニタ光受光ユニット
462−1−1、462−2−3…モニタ光分波器
463−1−1−1〜463−1−1−6、463−2−3−1〜463−2−3−6、463−1−4−1〜463−1−4−6、463−2−6−1〜463−2−6−6…受光器
470…光分岐部
471−1−1〜471−1−3、471−2−1〜471−2−3…光分岐器
480−1−1〜480−1−3、480−2−1〜480−2−3…光強度計測器
501、505…信号処理装置
801、802、803、804、805、806、807…光伝送路
910、950…送信装置
911、951…光多重信号生成部
920a、920b…光ノード
921a、921b、961a、961b…光クロスコネクト
930、970…受信装置
931…光多重信号受信部
960a、960b…空間多重ノード
971…光多重信号受信部
4211−1〜4211−3…モニタ光源
4221…モニタ光源
4222…アレイ導波路回折格子(AWG)型波長合分波器
4231…モニタ光源
4232…光カプラ
4233−1〜4233−3…波長フィルタ
4241…モニタ光源
4242…TDMスイッチ
4251…モニタ光源
4252…光カプラ
4253−1〜4253−3…シャッター
4254…時間制御素子
4261…モニタ光源
4262…光カプラ
4263−1〜4263−3…変調器
4264…信号生成器
4271…モニタ光源
4311、4311−1〜4311−3…WDMカプラ
4511−1〜4511−3…WDMカプラ
4611−1〜4611−3…モニタ光受光ユニット
4612…モニタ光分波器
4613−1〜4613−3…受光部
4621−1〜4621−3…モニタ光受光ユニット
4622…光カプラ
4623−1〜4623−3…波長フィルタ
4624−1〜4624−3…受光部
4631−1〜4631−3…波長可変フィルタ
4632…時間制御素子
4633−1〜4633−3…受光部
4641…TDMスイッチ
4642…受光部
4653−1〜4653−3…光スペクトラムアナライザ
Claims (8)
- 2つ以上の入力方路と2つ以上の出力方路とに接続される光ノード装置を有する光伝送システムであって、
前記入力方路は、それぞれ光多重信号が入力される入力光路を1つ以上有し、かつ1つ以上の前記入力方路は、前記入力光路を2つ以上有し、
前記出力方路は、それぞれ光多重信号が出力される出力光路を1つ以上有し、かつ1つ以上の前記出力方路は、前記出力光路を2つ以上有し、
前記光ノード装置は、
前記入力光路により入力された光多重信号に多重される光信号それぞれを、任意に選択される前記出力光路から出力させる光クロスコネクトスイッチ部を備え、
前記光クロスコネクトスイッチ部は、
前記入力光路から入力された光多重信号に、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を付与するモニタ光付与部と、前記出力光路より出力させる前記光信号が多重された光多重信号から、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を抽出するモニタ光抽出部とのうち少なくとも一方を備える、
ことを特徴とする光伝送システム。 - 前記光クロスコネクトスイッチ部は、少なくとも前記モニタ光抽出部を備え、
前記光ノード装置は、
前記モニタ光抽出部において抽出された前記モニタ光を受信するモニタ光受信部と、
前記モニタ光受信部が受信した前記モニタ光を計測した光学特性を取得する信号処理部とをさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。 - 前記信号処理部は、前記光学特性に基づいて前記光多重信号の光学特性を推定し、推定結果に基づいて前記光クロスコネクトスイッチ部における前記入力方路から前記出力方路への光路を再設定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム。 - 前記光クロスコネクトスイッチ部は、少なくとも前記モニタ光付与部を備え、
前記光ノード装置は、
前記入力光路により伝送される光多重信号を分岐する光分岐部と、
前記光分岐部により分岐された前記光多重信号に含まれる各光信号の光強度を計測する光強度計測部とを備え、
前記信号処理部は、光強度計測部により計測された前記光強度に基づいて前記光学特性を補正処理する、
ことを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム。 - 前記光クロスコネクトスイッチ部は、少なくとも前記モニタ光付与部を備え、
前記光ノード装置は、
前記入力光路により伝送される光多重信号を分岐する光分岐部と、
前記光分岐部により分岐された前記光多重信号に含まれる各光信号の光強度を計測する光強度計測部とを備え、
前記モニタ光付与部は、前記光強度計測部により計測された前記光強度の平均値に応じて光強度が設定されたモニタ光を付与する、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。 - 前記入力光路に入力する光多重信号を生成し、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を付与して送信する送信装置と、
モニタ光が付与され、前記出力光路から出力された前記光多重信号を受信し、該光多重信号から該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を分岐する受信装置とのうち少なくとも一方を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。 - 2つ以上の入力方路と2つ以上の出力方路とに接続される光ノード装置であって、
前記入力方路は、それぞれ光多重信号が入力される入力光路を1つ以上有し、かつ1つ以上の前記入力方路は、前記入力光路を2つ以上有し、
前記出力方路は、それぞれ光多重信号が出力される出力光路を1つ以上有し、かつ1つ以上の前記出力方路は、前記出力光路を2つ以上有し、
前記入力光路により入力された光多重信号に多重される光信号それぞれを、任意に選択される前記出力光路から出力させる光クロスコネクトスイッチ部を備え、
前記光クロスコネクトスイッチ部は、
前記入力光路から入力された光多重信号に、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を付与するモニタ光付与部と、前記出力光路より出力させる前記光信号が多重された光多重信号から、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を抽出するモニタ光抽出部とのうち少なくとも一方を備える、
ことを特徴とする光ノード装置。 - 2つ以上の入力方路と2つ以上の出力方路とに接続される光ノード装置を有する光伝送システムが実行する光伝送方法であって、
前記入力方路は、それぞれ光多重信号が入力される入力光路を1つ以上有し、かつ1つ以上の前記入力方路は、前記入力光路を2つ以上有し、
前記出力方路は、それぞれ光多重信号が出力される出力光路を1つ以上有し、かつ1つ以上の前記出力方路は、前記出力光路を2つ以上有し、
前記光ノード装置は、
前記入力光路により入力された光多重信号に多重される光信号それぞれを、任意に選択される前記出力光路から出力させる光クロスコネクトスイッチ部を有し、
前記光クロスコネクトスイッチ部もしくは送信装置が備えるモニタ光付与部が、前記入力光路から入力される光多重信号に、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を付与するモニタ光付与過程と、
前記光クロスコネクトスイッチ部もしくは受信装置が備えるモニタ光抽出部が、前記出力光路から出力された前記光信号が多重された光多重信号から、該光多重信号の波長帯域とは異なる帯域のモニタ光を抽出するモニタ光抽出過程と、
を有することを特徴とする光伝送方法。
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